JP2678519B2 - 洗濯機 - Google Patents

洗濯機

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JP2678519B2
JP2678519B2 JP2233490A JP23349090A JP2678519B2 JP 2678519 B2 JP2678519 B2 JP 2678519B2 JP 2233490 A JP2233490 A JP 2233490A JP 23349090 A JP23349090 A JP 23349090A JP 2678519 B2 JP2678519 B2 JP 2678519B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、給水および給湯機能を備えた洗濯機に関す
る。
〈従来技術〉 最近の洗濯機に対する市場のニーズとして、運転音が
静かであること、あるいは洗浄率が高くかつ布傷みが少
ないこと等が挙げられる。
運転時の音を静かにするためには、パルセータにより
布に与える機械力を低下させることが必要となつてく
る。
しかし、この場合機械力を低下させることにより洗浄
率も低下することになり、それを補うため、洗剤の能力
をより多く発揮させる方法を考えなければならない。
今日の洗剤の多くは、汚れ落ちを良くする目的で、脂
肪分やタンパク質を分解する酵素を含んでいる。この酵
素の働きを活性化するための要因として、温度と時間を
コントロールすることが挙げられる。
現在、第7図に示すように、洗濯機本体1に水槽2が
支持杆3により弾性的に支持され、水槽2に脱水槽4が
回転自在に内装され、脱水槽4の底部にパルセータ5が
回転自在に支持された全自動洗濯機において、脱水槽4
と水槽2の間にヒーター6を内蔵することにより、水槽
2に貯められた洗濯水を加熱し、最適な水温とする構造
のものがある。
なお、図中、7はモータ、8はモータ7の駆動力を脱
水槽4あるいはパルセータ5に伝達するクラツチ切換機
構である。
〈発明が解決しようとする課題〉 上記のヒーター内蔵タイプの全自動洗濯機の欠点とし
て、以下のことが挙げられる。
(1)ヒーター6を内蔵するには、水槽内にその設置の
ためのスペースが必要となり、洗濯機本体1が大きくな
らざるを得ない。また、安全装置も必要となり、配線等
も複雑となる。
(2)家庭用とした場合、ヒーター容量が限られてしま
うため、水の量が増えたとき適温に達するまでの加熱時
間が非常に長くなつてしまう。
本発明は、上記に鑑み、洗濯水を設定された水温に短
時間ででき、洗剤を活性化させて洗濯できる洗濯機の提
供を目的とする。
〈課題を解決するための手段〉 本発明請求項1による課題解決手段は、第1図〜第4
図の如く、洗濯機本体10に内装された水槽11と、該水槽
11に水を給水する給水弁12付給水口13と、湯を給湯する
給湯弁14付給湯口15と、前記給水口13からの水と前記給
湯口15からの湯を混合し供給水として前記水槽11に導く
混合路16とを備え、前記給水口13からの水と前記給湯口
15からの湯とが前記混合路16にて衝突し合う位置に前記
給水口13と給湯口15とを設けたものである。
請求項2では、洗濯機本体10に内装された水槽11と、
該水槽11に水を給水する給水弁12付給水口13と、湯を給
湯する給湯弁14付給湯口15と、前記給水口13からの水と
前記給湯口15からの湯を混合し供給水として前記水槽11
に導く混合路16とを備え、該混合路16に、前記給水口13
からの水と前記給湯口15からの湯とを撹拌する仕切壁36
を設けたものである。
請求項3では、洗濯機本体10に内装された水槽11と、
該水槽11に水を給水する給水弁12付給水口13と、湯を給
湯する給湯弁14付給湯口15と、前記給水口13からの水と
前記給湯口15からの湯を混合し供給水として前記水槽11
に導く混合路16とを備え、前記水槽11に、洗濯水の水温
を検出する水温検出器18が設けられ、該水温検出器18の
出力信号に基づき水槽11の水温が設定温度になるよう給
水弁12および給湯弁14の開閉を制御する水温制御装置19
が設けられたものである。
請求項4では、請求項3において、前記混合路16に、
混合された供給水の水温を検出する給水温検出器17が設
けられ、水槽11に、洗濯水の水温を検出する水温検出器
18が設けられ、該給水温検出器17および水温検出器18の
出力信号に基づき水槽11の水温が設定温度になるよう給
水弁12および給湯弁14の開閉を制御する水温制御装置19
が設けられたものである。
請求項5では、洗濯機本体10に内装された水槽11と、
該水槽11に水を給水する給水弁12付給水口13と、湯を給
湯する給湯弁14付給湯口15と、給水口13からの水と給湯
口15からの湯を混合撹拌し供給水として前記水槽11に導
く混合路16と、水槽11に回転自在に設けられたパルセー
タ24と、該パルセータ24を回転駆動する駆動装置25とを
備え、前記混合路16に、混合された供給水の水温を検出
する給水温検出器17が設けられ、水槽11に、洗濯水の水
温を検出する水温検出器18が設けられ、該給水温検出器
17および水温検出器18の出力信号に基づき水槽11の水温
が設定温度になるよう給水弁12および給湯弁14の開閉を
制御する水温制御装置19が設けられ、該水温制御装置19
は、前記水槽11に給水中に洗濯水を撹拌させるよう前記
駆動装置25を作動させる撹拌手段51と、洗濯水が撹拌さ
れた後水温検出器18により水温を検出して水槽11の水温
が設定温度になるよう給水弁12および給湯弁14の開閉を
制御する水温調整手段52とを有せしめられたものであ
る。
上記請求項1〜4による課題解決手段において、洗濯
水の温度を設定し、運転を開始すると、水道に接続され
ている給水弁12が開となり、給水を開始する。
この時の給水温度を混合路16に設けられた給水温検出
器17により検出し、水温制御装置19により設定温度と比
較する。給水温が設定温度以上の場合は、そのまま給水
弁12のみで給水を続け、規定の水位に達するまで給水を
行なう。
また、給水温が設定温度より低い場合は、給湯弁14が
開となり、再度給水温検出器17により給水温を検出す
る。ここで、給水温がまだ設定温度よりも低い場合は、
給水弁12を閉にして給湯弁14から給湯して給水温を上げ
る。そして、給水温が設定温度以上になると、水槽11内
部に設けられた水温検出部18により洗濯水の温度を検出
し、水温制御装置19により設定温度と比較する。
水槽11内の水温が設定温度より低いときは、給水弁12
が閉のまま給湯弁14から供給され、水温が設定温度以上
になると、給水弁12が開とされ、再度混合路16の給水温
検出器17で給水温を検出し、給水温が設定温度以上であ
ることを確認する。
そして、給水温が設定温度より低くなると、上記の動
作を行ない、給水温が設定温度より低くならないよう給
水弁12および給湯弁14を開閉させながら、規定水位に達
するまで給水される。
したがつて、温水による洗浄を行なう場合、従来のヒ
ーター内蔵タイプに比べ洗濯機本体の構造が簡単とな
り、かつ給水しながら水温を調整できるので、短時間で
設定温度にすることができる。加えて、給水温検出器17
と水温検出器18とにより、きめ細かい水温制御を行なう
ことができる。
また、給水口13からの水と給湯口15からの湯とが混合
路16にて衝突し合う構成、および給水口13からの水と給
湯口15からの湯とを撹拌する仕切壁36を設けた構成とし
たので、混合路16にて水と湯とが十分混合撹拌されて熱
交換を行うことができ、供給水の温度むらがなくなる。
そのため、正確な水温を検出することが可能となる。
このように、短時間で洗濯水を洗剤が活発に働く温度
にすることができるので、洗濯時間を短くでき、洗濯の
効率を高めることができる。
請求項5によると、撹拌手段51により給水中に水槽11
内の洗濯水がパルセータ24により撹拌されると、水温検
出器18により水温が検出される。そして、水温調整手段
52により水槽11の水温が設定温度になるよう給水弁12お
よび給湯弁14の開閉を制御しながら、規定水位に達する
まで給水される。
したがつて、パルセータ24により給水された洗濯水が
撹拌されるので、水槽内での洗濯水の温度むらを解消で
きる。そのため、水温検出器18は、撹拌された水温を検
出しているので、水温は精度良く検出され、正確に設定
温度にすることができ、洗剤の効果をより一層発揮させ
ることができる。
〈実施例〉 以下、本発明を全自動洗濯機に適用した実施例を図面
に基づいて説明する。
〔第一実施例〕
第1図は本発明の第一実施例を示す洗濯機の構成図、
第2図は同じく給水部の断面図、第3図は同じくその平
面図、第4図は同じく制御ブロツク図、第5図は給水動
作を示すフローチヤートである。
本実施例の洗濯機は、図示の如く、洗濯機本体10に内
装された水槽11と、該水槽11に水を給水する給水弁12付
給水口13と、湯を給湯する給湯弁14付給湯口15と、供給
された水と湯を混合撹拌して前記水槽11に導く混合路16
とを備えている。
そして、前記混合路16に、供給水の水温を検出する給
水温検出器17が設けられ、水槽11に、洗濯水の水温を検
出する水温検出器18が設けられ、該給水温検出器17およ
び水温検出器18の出力信号に基づき水槽11の水温が設定
温度になるよう給水弁12および給湯弁14の開閉を制御す
る水温制御装置19が設けられている。
前記洗濯機本体10は、上面開放の箱形に形成され、内
部に前記水槽11が支持杆21、コイルばね22等により弾性
的に吊支されている。
該水槽11に脱水槽23が回転自在に内装され、該脱水槽
23の底面にパルセータ24が回転自在に支持されている。
そして、前記脱水槽23およびパルセータ24を回転駆動
させる駆動装置25は、パルセータ24に固定され減速装置
を介在したパルセータ軸26と、脱水槽23に取付けられ前
記パルセータ軸26を回転自在に内嵌した脱水軸27と、前
記パルセータ軸26の下端に固定されたセンタープーリー
28と、パルセータ軸26に脱水軸27を断続させるクラツチ
29と、水槽11の下部に取付けられたモータ30とからな
り、モータ30の回転トルクがVベルト31を介してセンタ
ープーリー28に伝達される。
また、洗濯機本体10の水槽11の上方に、衣類投入口を
有する上面板32が設置され、その後部には、水槽11に洗
濯水を供給する給水部33が設けられている。
該給水部33は、水道の蛇口に耐圧ホースを介して接続
される給水口13と、給湯器に耐圧ホースを介して接続さ
れる給湯口15と、前記混合路16とから構成される。
そして、給水口13および給湯口15は、ソレノイドの駆
動により開閉する電磁弁からなる給水弁12および給湯弁
14を内蔵しており、給水口13と給湯口15は、該給水口13
からの水と該給湯口15からの湯とが前記混合路16にて衝
突し合う前記混合路16の位置に互いに対向して配設され
ている。
該混合路16は、第2,3図の如く、水と湯を混合して熱
交換を行なう熱交換室34と、熱交換室34で混合された供
給水を温度むらをなくすよう撹拌する撹拌室35とからな
る。
該撹拌室35は、水槽11に向かって傾斜して形成され、
両内側面から前記給水口13からの水と前記給湯口15から
の湯とを撹拌する仕切壁36が途中まで突設され、内部は
ジグザグ状に仕切られている。そして、前記撹拌室35の
出口に、サーミスタからなる前記給水温検出器17が配設
されている。また、前記水温検出器18は、水槽11の底面
に配設されている。
なお、第1図中、37は排水路、38は排水弁である。
前記水温制御装置19は、ワンチツプマイクロコンピユ
ータからなり、第4図の如く、給水温検出器17により検
出された給水温を洗濯機の操作部40により設定された設
定温度と比較する第一給水温判定手段41と、供給水が設
定温度以上でも水槽11に供給されたとき水温が低下する
ので、水温が設定温度以上を維持するために給水温が設
定温度+5℃以上かどうかを比較する第二給水温判定手
段42と、水温検出器18により検出された水槽11内の洗濯
水の水温を設定温度と比較する水温判定手段43と、水槽
11内の洗濯水が規定された水位かどうかを検出する水位
検知手段44と、前記第一給水温判定手段41,第二給水温
判定手段42,水温判定手段43および水位検知手段44から
の出力信号により給水弁12および給湯弁14をオンオフし
て開閉するようソレノイドを駆動する弁駆動手段45とを
備えている。
該弁駆動手段45は、スタートスイツチ46のオンによ
り、まず給水弁12をオンして開放させる機能を有してい
る。
前記第一給水温判定手段41は、給水温が設定温度以上
のとき、給水弁12をオンのままで、しかも給湯弁14はそ
のときの状態に保持しておく機能と、給水温が設定温度
より低いとき、給水弁12をオンにしたまま給湯弁14をオ
ンさせる機能とを有している。
前記第二給水温判定手段42は、給水温が設定温度+5
℃以上のとき、水温が上がりすぎるので給水弁12をオン
にしたまま給湯弁14をオフして遮閉させる機能と、給水
温が設定温度+5℃より低いとき、給水弁12および給湯
弁14をオンにしたままの状態を保持させる機能とを有し
ている。
前記水温判定手段43は、給水温が設定温度以上の場合
に作動して、水槽11内の洗濯水が設定温度以上のとき、
再度給水温が設定温度以上であるかどうかを確認させる
機能と、洗濯水が設定温度よりも低いとき、給湯弁14を
オンさせて給水温を上昇させる機能とを有している。
水位検知手段44は、エアトラツプの圧力から水槽11の
水位を検出する水位センサからの出力により規定された
水位になるまで、給水弁12だけ、あるいは給水弁12およ
び給湯弁14をオンさせて、規定された水位になると給水
弁12および給湯弁14をオフさせる機能を有している。
上記構成において、水温のコントロールを行なうため
の手順を第5図に示すフローチャートに基づいて説明す
る。
まず、全自動洗濯機の操作部40にて洗濯水の温度を設
定し、運転を開始させるスタートスイツチ46を押す。す
ると、弁駆動手段45により最初に水道に接続されている
給水弁12がオンとなり、給水を開始する。
この時の給水温度を混合路16の出口付近に設けられた
給水温検出器17により検出し、第一給水温判定手段41に
より設定温度と比較する。給水温が設定温度以上の場合
は、そのまま給水弁12のみで給水を続け、規定の水位に
達するまで給水を行なう。
また、給水温が設定温度より低い場合は、給湯弁14が
オンとなり、再度給水温検出器17により給水温を検出す
る。ここで、給水温がまだ設定温度よりも低い場合は、
給水弁12をオフにして給湯弁14から給湯して給水温を上
げる。そして、給水温が設定温度以上になると、水槽11
内部に設けられた水温検出器18により洗濯水の温度を検
出し、水温判定手段43により設定温度と比較する。
水槽11内の水温が設定温度より低いときは、給水弁12
がオフのまま給湯弁14から供給され、水温が設定温度以
上になると、給水弁12がオンされ、再度混合路16の給水
温検出器17で給水温を検出し、第一給水温判定手段41に
より給水温が設定温度以上であることを確認する。
そして、給水温が設定温度より低い場合は、上記の動
作を行ない、設定温度以上になると、第二給水温判定手
段42により給水温が設定温度+5℃より低いかどうか比
較する。
給水温が設定温度+5℃より低ければ、給水温が設定
温度以上かつ設定温度+5℃より低くなつていることを
確認しながら、規定の水位に達するまで両方の弁12,14
から供給し、規定水位に達すると、水位検知手段44によ
り給水弁12および給湯弁14がオフされ、給水が終了す
る。
給水温が設定温度+5℃以上であれば、給湯弁14がオ
フとなり、給水弁12のみで給水され続け、給水温が設定
温度以上かつ設定温度+5℃より低くなつていることを
確認しながら、規定水位に達するまで給水される。
したがつて、温水による洗浄を行なう場合、従来のヒ
ーター内蔵タイプに比べ洗濯機本体の構造が簡単とな
り、かつ給水しながら水温を調整できるので、短時間で
設定温度にすることができる。加えて、給水温検出器17
と水温検出器18とにより、きめ細かい水温制御を行なう
ことができる。
また、混合路16は水と湯が十分混合撹拌されて熱交換
を行なえる構造とされているので、供給水の温度むらが
なくなる。そのため、正確な水温を検出することが可能
となる。
このように、短時間で洗濯水を洗剤が活発に働く温度
にすることができるので、洗濯時間を短くでき、洗濯の
効率を高めることができる。
〔第二実施例〕
第6図は本発明の第二実施例を示す洗濯機の制御ブロ
ツク図である。
本実施例では、第一実施例で示した洗濯機において、
給水温検出器17および水温検出器18の出力信号に基づき
水槽11の水温が設定温度になるよう給水弁12および給湯
弁14の開閉を制御する水温制御装置19が設けられ、該水
温制御装置19は、前記水槽11に給水中に洗濯水を撹拌さ
せるよう前記駆動装置25を周期的に作動させる撹拌手段
51と、洗濯水が撹拌された後水温検出器18により水温を
検出して水槽11の水温が設定温度になるよう給水弁12お
よび給湯弁14の開閉を制御する水温調整手段52とを有せ
しめられたものである。
前記撹拌手段51は、スタートスイツチ46のオンにより
給水弁12がオンとなり水槽11に給水されると、水槽11内
の水温むらをなくすためにパルセータ24を周期的に回転
させる機能を有している。
前記水温調整手段52は、前記撹拌手段51が作動された
時、水温検出器18から撹拌後の水温を読み込む機能と、
上記第一実施例で述べた水温制御装置19の機能を有して
いる。なお、他の構成は上記第一実施例と同じである。
したがつて、水槽11内の洗濯水はパルセータ24により
撹拌されているので、洗濯水の温度むらを解消できる。
そのため、水温検出器18は、撹拌された水温を検出して
いるので、水温は精度良く検出され、正確に設定温度に
することができ、洗剤の効果をより一層発揮させること
ができる。
なお、本発明は、上記実施例に限定されるものではな
く、本発明の範囲内で上記実施例に多くの修正および変
更を加え得ることは勿論である。
本実施例では、給水温を検出する給水温検出器17と、
水槽11内の水温を検出する水温検出器18の両方が設けら
れていたが、どちらか一方だけを設けることによつて、
より簡単な回路構成にすることができ、複数な制御を行
なう必要もなくなる。しかも、水槽11内の水温を検出す
るほうが、給水温よりも正確な温度検出ができるので、
設定温度に対する誤差が少なくなる。
また、混合路16に水車を入れて、水流によつて回転さ
せて、水と湯を混合撹拌させてもよい。
さらに、給水弁12および給湯弁14として、電磁弁の代
わりに流量調整弁を用いてもよい。
本実施例は、全自動洗濯機に適用した場合を示した
が、二槽式の洗濯機に適用することも可能である。
〈発明の効果〉 以上の説明から明らかな通り、本発明請求項1による
と、洗濯機本体に内装された水槽と、該水槽に水を給水
する給水弁付給水口と、湯を給湯する給湯弁付給湯口
と、前記給水口からの水と前記給湯口からの湯を混合し
供給水として前記水槽に導く混合路とを備え、前記給水
口からの水と前記給湯口からの湯とが前記混合路にて衝
突し合う位置に前記給水口と給湯口とを設けたので、温
水による洗浄を行なう場合、従来のヒーター内蔵タイプ
に比べ洗濯機本体の構造が簡単となる。また、前記給水
口からの水と前記給湯口からの湯とが前記混合路にて衝
突し合う位置に前記給水口と給湯口とを設けたので、水
と湯とが前記混合路にて十分混合撹拌されて熱交換を行
うことができ、供給水の温度むらがなくなり、短時間で
洗濯水を洗剤が活発に働く温度にすることができるの
で、洗濯の効率を高めることができる。
請求項2によると、洗濯機本体に内装された水槽と、
該水槽に水を給水する給水弁付給水口と、湯を給湯する
給湯弁付給湯口と、前記給水口からの水と前記給湯口か
らの湯を混合し供給水として前記水槽に導く混合路とを
備え、該混合路に、前記給水口からの水と前記給湯口か
らの湯とを撹拌する仕切壁を設けたので、温水による洗
浄を行なう場合、従来のヒーター内蔵タイプに比べ洗濯
機本体の構造が簡単となる。また、混合路に、給水口か
らの水と給湯口からの湯とを撹拌する仕切壁を設けたの
で、水と湯とが前記混合路にて十分混合撹拌されて熱交
換を行うことができ、供給水の温度むらがなくなり、短
時間で洗濯水を洗剤が活発に働く温度にすることができ
るので、洗濯の効率を高めることができる。
請求項3によると、洗濯機本体に内装された水槽と、
該水槽に水を給水する給水弁付給水口と、湯を給湯する
給湯弁付給湯口と、前記給水口からの水と前記給湯口か
らの湯を混合し供給水として前記水槽に導く混合路とを
備え、前記水槽に、洗濯水の水温を検出する水温検出器
が設けられ、該水温検出器の出力信号に基づき水槽の水
温が設定温度になるよう給水弁および給湯弁の開閉を制
御する水温制御装置が設けられているので、給水しなが
ら水温を調整でき、短時間で設定温度にすることができ
る。しかも、より正確な水温を検出できるので、設定温
度に対する水温の誤差を少なくすることができる。
請求項4によると、請求項3において、前記混合路
に、混合された供給水の水温を検出する給水温検出器が
設けられ、該給水温検出器および前記水温検出器の出力
信号に基づき水槽の水温が設定温度になるよう給水弁お
よび給湯弁の開閉を制御する水温制御装置が設けられて
いるので、給水しながら水温を調整でき、短時間で設定
温度にすることができる。加えて、給水温検出器と水温
検出器とにより、きめ細かい水温制御を行なうことがで
きる。
請求項5によると、洗濯機本体に内装された水槽と、
該水槽に水を給水する給水弁付給水口と、湯を給湯する
給湯弁付給湯口と、前記給水口からの水と前記給湯口か
らの湯を混合撹拌し供給水として前記水槽に導く混合路
と、水槽に回転自在に設けられたパルセータと、該パル
セータを回転駆動する駆動装置とを備え、前記混合路
に、混合された供給水の水温を検出する給水温検出器が
設けられ、水槽に、洗濯水の水温を検出する水温検出器
が設けられ、該給水温検出器および水温検出器の出力信
号に基づき水槽の水温が設定温度になるよう給水弁およ
び給湯弁の開閉を制御する水温制御装置が設けられ、該
水温制御装置は、前記水槽に給水中に洗濯水を撹拌させ
るよう駆動装置を作動させる撹拌手段と、洗濯水が撹拌
された後水温検出器により水温を検出して水槽の水温が
設定温度になるよう給水弁および給湯弁の開閉を制御す
る水温調整手段とが設けられているので、常にパルセー
タにより撹拌された水温を検出して、水槽内での洗濯水
の温度むらを解消できる。そのため、水温は精度良く検
出され、正確に設定温度にすることができ、洗剤の効果
をより一層発揮させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第一実施例を示す洗濯機の構成図、第
2図は同じく給水部の断面図、第3図は同じくその平面
図、第4図は同じく制御ブロツク図、第5図は給水動作
を示すフローチヤート、第6図は本発明の第二実施例を
示す洗濯機の制御ブロツク図、第7図は従来の洗濯機の
構成図である。 10:洗濯機本体、11:水槽、12:給水弁、13:給水口、14:
給湯弁、15:給湯口、16:混合路、17:給水温検出器、18:
水温検出器、19:水温制御装置、24:パルセータ、25:駆
動装置、51:撹拌手段、52:水温調整手段。

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】洗濯機本体に内装された水槽と、該水槽に
    水を給水する給水弁付給水口と、湯を給湯する給湯弁付
    給湯口と、前記給水口からの水と前記給湯口からの湯を
    混合し供給水として前記水槽に導く混合路とを備え、前
    記給水口からの水と前記給湯口からの湯とが前記混合路
    にて衝突し合う位置に前記給水口と給湯口とを設けたこ
    とを特徴とする洗濯機。
  2. 【請求項2】洗濯機本体に内装された水槽と、該水槽に
    水を給水する給水弁付給水口と、湯を給湯する給湯弁付
    給湯口と、前記給水口からの水と前記給湯口からの湯を
    混合し供給水として前記水槽に導く混合路とを備え、該
    混合路に、前記給水口からの水と前記給湯口からの湯と
    を撹拌する仕切壁を設けたことを特徴とする洗濯機。
  3. 【請求項3】洗濯機本体に内装された水槽と、該水槽に
    水を給水する給水弁付給水口と、湯を給湯する給湯弁付
    給湯口と、前記給水口からの水と前記給湯口からの湯を
    混合し供給水として前記水槽に導く混合路とを備え、前
    記水槽に、洗濯水の水温を検出する水温検出器が設けら
    れ、該水温検出器の出力信号に基づき水槽の水温が設定
    温度になるよう給水弁および給湯弁の開閉を制御する水
    温制御装置が設けられたことを特徴とする洗濯機。
  4. 【請求項4】前記混合路に、混合された供給水の水温を
    検出する給水温検出器が設けられ、該給水温検出器およ
    び前記水温検出器の出力信号に基づき水槽の水温が設定
    温度になるよう給水弁および給湯弁の開閉を制御する水
    温制御装置が設けられたことを特徴とする請求項3記載
    の洗濯機。
  5. 【請求項5】洗濯機本体に内装された水槽と、該水槽に
    水を給水する給水弁付給水口と、湯を給湯する給湯弁付
    給湯口と、前記給水口からの水と前記給湯口からの湯を
    混合撹拌し供給水として前記水槽に導く混合路と、水槽
    に回転自在に設けられたパルセータと、該パルセータを
    回転駆動する駆動装置とを備え、前記混合路に、混合さ
    れた供給水の水温を検出する給水温検出器が設けられ、
    水槽に、洗濯水の水温を検出する水温検出器が設けら
    れ、該給水温検出器および水温検出器の出力信号に基づ
    き水槽の水温が設定温度になるよう給水弁および給湯弁
    の開閉を制御する水温制御装置が設けられ、該水温制御
    装置は、前記水槽に給水中に洗濯水を撹拌させるよう前
    記駆動装置を作動させる撹拌手段と、洗濯水が撹拌され
    た後水温検出器により水温を検出して水槽の水温が設定
    温度になるよう給水弁および給湯弁の開閉を制御する水
    温調整手段とを有せしめられたことを特徴とする洗濯
    機。
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