JP2678018B2 - カップ式飲料自動販売機 - Google Patents

カップ式飲料自動販売機

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JP2678018B2
JP2678018B2 JP63160124A JP16012488A JP2678018B2 JP 2678018 B2 JP2678018 B2 JP 2678018B2 JP 63160124 A JP63160124 A JP 63160124A JP 16012488 A JP16012488 A JP 16012488A JP 2678018 B2 JP2678018 B2 JP 2678018B2
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JP
Japan
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cup
pipe
vending machine
beverage
beverage vending
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JP63160124A
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Inventor
進 波多野
Original Assignee
松下冷機株式会社
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  • Beverage Vending Machines With Cups, And Gas Or Electricity Vending Machines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、粉末原料と湯水とを撹拌し、飲料をカップ
に注入するパイプ、特に残留飲料による雑菌類の増殖を
抑制し、滅菌又は滅菌できるパイプを有するカップ式飲
料自動販売機に関する。
従来の技術 このような飲料自動販売機は、撹拌により調合した飲
料を、パイプを通過してノズルにて商品販売口に送出し
てあるカップに注入するのが一般的である。ところがカ
ップ内に飲料が注入された後にでも、パイプの内面には
飲料が付着していて完全には無くならず、甚だ不衛生で
ある。そのため実開昭62−109289号公報には、販売ノズ
ルの内面に付着している飲料を乾燥させる加熱ヒータを
ノズル近傍に設けた構成が示されている。
以下図面を参照しながら、従来のカップ式飲料自動販
売機の一例について説明する。
第3図は、従来のカップ式飲料自動販売機の系統図を
示すものである。
図において、1はミキシングボールで上部には飲料の
粉末原料を受入れる原料投入口7を開口しており、底部
には飲料流出口8を開口し、更に速ぶには湯水の注入口
9を開口している2は撹拌装置で、上蓋10に支承される
回動軸2Aに撹拌羽根車2Bを固着して構成している。撹拌
羽根車2Bは飲料流出口8を覆うようその上方に配置して
いるが、飲料流出口8の開口周縁部11とは僅かな間隙を
有している。ミキシングボール1内に、シュート12を通
して原料投入口7より粉末原料そして注入口9から湯水
を導入し、撹拌羽根車2Bを回動することで撹拌が行われ
る。また撹拌羽根車2Bの回動にて飲料の飲料流出口8か
らの流出が阻止されるために、充分に撹拌を行うことが
できる。そしてミキシングボール1には排気口13を開口
し、排気口13に連通する排気管14にはファン15には配設
している。飲料流出口8にはパイプ4を取り付けてお
り、パイプ4の先端は販売用のカップ3が載置される商
品販売口に臨ませている。そしてパイプ4の先端部に
は、飲料をカップ3へ注入するためのステンレス等によ
る金属性のノズル5を取り付けている。またノズル5は
ノズル装着致15に指示されており、ノズル装着板15はそ
の裏面にヒータ6が配置されてヒータ押え板16を挟持し
ている。そしてノズル5への熱伝導率を良好にするため
に、ノズル5とノズル装着板15とは半田付けにて結合し
ている。ヒータ6は温度コントロールを必要としないサ
ーミスタヒータである。
以上のように構成されたカップ式飲料自動販売機につ
いて、以下その動作について説明する。
まずノズル5はヒータ6の熱でノズル5の内面の残液
の水分を乾燥する温度に保たれている。
次にパイプ4もヒータ6の熱の伝熱で乾燥するように
なっていた。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記従来技術によると、加熱ヒータによ
る電気代がかかる。また加熱ヒータを取付けるためスペ
ースを要する。またヒータで加熱しても水分を完全に除
去できず、仮に水分を除去したとしても飲料残液の養分
を除去できないため、雑菌の増殖の速度を遅延させるに
とどまっていた。また停電時等、自動販売機に通電され
ない場合は、大気中の水分を吸収するためその効果は望
めなかった。
上記課題より本発明は、販売ノズル内の飲料残液が養
分となっても雑菌の増殖をノズルによって半永久的に滅
菌又は滅菌し、販売ノズルを常に衛生に保つとともに電
気代を要せず、スペースも要しない販売パイプを有する
カップ式飲料自動販売機を提供するものである。
課題を解決するための手段 本発明は、ミキシングボールからの飲料を販売用のカ
ップが載置される商品販売口へ導くためのパイプ内の接
液部に銀イオンを合成ゼオライトに結合させた無機系抗
菌剤を混入した樹脂を用いたことを特徴とするカップ式
飲料自動販売機によるものである。
作用 本発明は上記した構成によって、合成ゼオライトのも
つイオン交換機能を利用して銀イオンを結合させ、その
銀イオンのもつ殺菌性によってパイプに残留する飲料の
雑菌の増殖を抑制し、減菌又は滅菌しようとするもので
ある。
実 施 例 以下に本発明の一実施例のカップ式飲料自動販売機に
ついて、図面を参照しながら説明するが、従来と同一構
成のものについては、同一番号を付してその詳細な説明
を省略する。
第1図は本発明の第1の実施例におけるカップ式飲料
自動販売機のパイプ4を示すものである。第1図におい
て、17はフィルムで銀イオンを合成ゼオライトに結合さ
せた無機系抗菌剤を混入した樹脂を用いており、パイプ
4の内面の接液部に装着されている。
以上のように構成されたカップ式飲料自動販売機につ
いて、以下にその動作を説明する。
販売パイプ4の内面の接液部に、銀イオンを合成ゼオ
ライトに結合させた無機系抗菌剤を混入した樹脂を用い
たフィルム17を販売パイプ4の内面の接液部に装着し、
さらに接着剤(図示しない)で販売パイプ4と接着する
ことによって合成ゼオライトに結合された銀イオンの殺
菌性によって半永久的にパイプ4内での雑菌の増殖を抑
制し、減菌又は滅菌することができる。
第3図は他の実施例を示すカップ式飲料自動販売機の
パイプ4を示すものである。第3図において18は外殻
で、銀イオンを合成ゼオライトに結合させた無機系抗菌
剤を混入した樹脂を用いている。
以上のように構成されたカップ式飲料自動販売機につ
いて以下にその動作を説明する。
パイプ4の接液部である外殻10を銀イオンを合成ゼオ
ライトに結合させた無機系抗菌剤を混入した樹脂で成型
することによって、接着剤等を用いることなしに合成ゼ
オライトに結合された銀イオンの殺菌性によって半永久
的にパイプ4内での雑菌の増殖を抑制し、減菌又は滅菌
することができる。
発明の効果 本発明によれば、カップ式飲料自動販売機において、
パイプをヒータで加熱乾燥しないため、電気代がかから
ず、ヒータの取付けスペースが不要となり、停電時等の
ヒータが通電されない場合でも雑菌の繁殖の速度を遅延
させるのではなく、雑菌が増殖しやすいパイプ内での雑
菌の増殖を半永久的に抑制し、減菌又は滅菌することが
できる。更に、銀イオンが合成ゼオライトに結合されて
いるため、銀イオンが流出することがなく、又単位面積
当りの銀イオンの数が多いため殺菌効果も大きい、よっ
てカップ式飲料自動販売機の衛生性が大きく向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例におけるカップ式飲料自動販
売機のパイプの断面図、第2図は同第1図のカップ式飲
料自動販売機のパイプの断面図、第3図は本発明の他の
実施例を示す断面図、第4図は従来のカップ式飲料自動
販売機の系統図である。 3……カップ、4……パイプ、5……ノズル、17……フ
ィルム、18……外殻。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】飲料を製造するミキシングボールと、該ミ
    キシングボールに粉末原料と湯水を導入し撹拌する撹拌
    装置と、撹拌液を注入するカップと、前記ミキシングボ
    ールからの撹拌液を前記カップが載置される商品販売口
    へ導くためのパイプと、該パイプの先端に取付られるノ
    ズルとよりなり、前記パイプ内の接液部に銀イオンを合
    成ゼオライトに結合させた無機系抗菌剤を混入した樹脂
    を用いたフィルムを接着したことを特徴とするカップ式
    飲料自動販売機。
JP63160124A 1988-06-28 1988-06-28 カップ式飲料自動販売機 Expired - Lifetime JP2678018B2 (ja)

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JPH028992A JPH028992A (ja) 1990-01-12
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5843777B2 (ja) * 1974-09-17 1983-09-29 株式会社日立製作所 回転形磁気記憶装置
JPS62151679U (ja) * 1986-03-12 1987-09-25

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