JP2677977B2 - 交換可能なかかとを備えた靴及びその交換方法 - Google Patents

交換可能なかかとを備えた靴及びその交換方法

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JP2677977B2
JP2677977B2 JP7146393A JP14639395A JP2677977B2 JP 2677977 B2 JP2677977 B2 JP 2677977B2 JP 7146393 A JP7146393 A JP 7146393A JP 14639395 A JP14639395 A JP 14639395A JP 2677977 B2 JP2677977 B2 JP 2677977B2
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、靴の設計、構造の分野
に関する。特に、本発明は靴の交換可能なかかとの設
計、構造の分野に関する。
【0002】
【従来の技術】靴のかかと、特に、婦人靴の高いかかと
は、極端にこわれ易く簡単に損傷し易い。かかとが損傷
したときに、その修理はしばしば高価なものとなる。加
えて、高いかかとで長い距離を歩くのはつらい。多くの
仕事をしている婦人は歩くためには低いかかとの靴を好
み、仕事中は高いかかとの靴を好む。現在、このことは
婦人に2セットの靴を持つことを要求する。すなわち、
一対の歩行用の低いかかと靴と仕事用の一対の高いかか
と靴である。かかとを交換可能にするのは、この問題を
解決するための1つの手段である。
【0003】従来の交換可能なかかとの問題の1つは、
それらが非常に複雑な構造を持っているということであ
る。これは、しばしば構造コストを増大し、それ故に靴
の価格を上昇せしめる。従来の交換かかとのもう1つの
問題は、それらがしばしば操作が難しく、それらのいく
つかはかかとを外す工具を要求する。従来の交換可能な
かかとの更なる問題は、それらが耐久性がないというこ
とである。従来の殆どの設計、構造においては、外側靴
底とかかとの間の結合部材がかかとの構造又は靴の外側
靴底の部分であるということである。それ故に、結合部
材の強さと耐久性はかかとあるいは靴の外側靴底の構造
の為に用いられる材料の性質によって限定される。
【0004】操作が簡単で、耐久性があり、構造が安価
な交換可能なかかとを備えた靴を設計して作ることが望
まれている。
【0005】
【本発明の概要】靴のかかと、特に婦人靴の高いかかと
は最も損傷し易い部分であり、損傷したかかとを修理す
ることはしばしば非常に高くつく。それ故に、交換可能
な高いかかとを備えた靴が開発されてきた。交換可能か
かとにおいて、かかとが損傷したならば、かかとは簡単
に新しいものに取り換えでき、靴は再び履くことができ
る。
【0006】更に、婦人が高いかかとよりも低いかかと
の靴で歩くことがより快適であることが知られている。
ビジネススーツあるいは仕事中のドレスとともに高かか
と靴を履く必要があり、仕事場に彼女たちの車あるいは
公的交通機関から長い距離を歩かなければならない働く
婦人達のために彼女達はしばしば2足の靴を持ち歩く必
要がある。すなわち、歩くための低かかと靴と働くため
に履く高かかと靴である。かかとを交換可能にするため
に、低かかと靴が長い歩行間に履かれ、それから交換可
能な高いかかと靴が仕事中に履かれ得る。このように、
同じ靴が用いられ、余分な靴を持ち歩く必要がなくな
る。
【0007】本発明によれば、靴の外側靴底と靴のかか
との付着が靴の内側底面上の開口を通して伸び、かかと
の頂部に形成されたねじ開口に係合する大ねじボルトを
介して形成されるならば、外側靴底とかかとは従来の靴
に用いられた材料で作られ得るし、一方、ボルトは外側
靴底とかかとの係合部における応力と衝撃に耐えること
ができる金属で作れることが見出された。
【0008】本発明によれば、靴の外側靴底と靴のかか
と間の付着が更に靴の内側底面のもう1つの開口を通し
て伸びる小ねじによって形成されるならば、また、中空
ねじスリーブが靴の外側底面を通して小ねじに係合する
ならば、中空スリーブがかかとの上のもう1つの開口内
に挿入されることができ、交換可能かかとのための方向
決めピンを提供し、かかとが使用中において回転しない
ように回転停止手段を提供することも見出された。
【0009】本発明によれば、更に、大ねじボルトが大
ディスク状頂部とこれに枢着された半円形状リングハン
ドルを有するならば、ディスクとリングハンドルが靴の
内側から接近可能であり、使用者がリングハンドルを持
ち上げ大ねじボルトを回転させてねじを緩め、かかとを
除去できるようにできることが見出された。
【0010】本発明によれば、大ねじボルトが靴を通し
て伸びる靴の後部に類似している形状を備えた剛性ワッ
シャを利用することによって、大ねじボルトが靴内に堅
く固定されることができることが更に見出された。
【0011】本発明によれば、靴の後部に類似して形作
られ、大ねじボルトの大ディスク状頂部と面一に設計さ
れた可撓クッションを利用することによって、使用者は
靴を履いたときに枢着リングハンドルを感じないことも
見出された。
【0012】それ故に、本発明の1つの局面は、交換可
能かかとを備えた靴を提供し、靴の外側靴底と靴のかか
と間の付着が靴の内側底面上の開口を通して伸び、かか
との頂部のねじ開口と係合する大ねじボルトを介して行
なわれ、外側靴底とかかとが従来の靴に用いられている
通常の材料で行われ、一方、大ねじボルトが外側靴底と
かかとの結合部における応力と衝撃に耐えることができ
る金属材料で作られている靴を提供することにある。
【0013】本発明の1つの局面は、交換可能なかかと
を備え、靴の外側靴底と靴のかかとが更に靴の内側底面
のもう1つの開口を通して伸びる小ねじを含み、中空ね
じスリーブが靴の外側底面を介して小ねじにねじ係合
し、中空スリーブがかかとの頂部のもう1つの開口内に
挿入され、中空スリーブが交換可能かかとのためのアン
カーピンあるいは方向決めピンを提供し、靴の使用中、
かかとが回転しないようにかかとを安定させる靴を提供
することにある。
【0014】本発明の更なる局面は、交換可能なかかと
を備え、大ねじボルトが大ディスク状頂部とこれに枢着
された半円形状リングハンドルを有し、ディスクとリン
グへは、靴の内側から接近可能であり、使用者がリング
ハンドルを持ち上げてそれを保持しボルトを回転させて
それを外し靴からかかとを除去することにある。
【0015】本発明によれば、靴の後部に類似した形状
を備え剛性ワッシャを利用することにより、大ねじボル
トを靴を通して伸ばし、大ねじボルトが靴内に堅く固定
されることができることも見出された。
【0016】本発明によれば、靴の後部形状に類似した
形状を備え、大ねじボルトの大ディスク状頂部と面一に
設計された可撓クッションを利用することにより、使用
者が靴を履いているときに枢着リングハンドルを感じな
いようになることも見出された。
【0017】全般に述べれば、本発明は交換可能なかか
とを備えた靴に関する。この靴は好ましくは、外側靴底
を備え、この外側靴底は外側底面を有するかかと部分を
備えている。靴のかかと部分は、大開口と小開口を有し
てもよく、かかとは頂面と、前面とを有し、頂面は大開
口と小開口を有している。かかとは、大ねじボルトと方
向決めピンによって外側靴底に交換可能に付着される。
【0018】かかとは、大ねじボルトを靴の内側底面の
大開口と通して伸ばし、かかとの頂面の大ねじ開口とね
じ係合されることにより外側靴底のかかと部分に交換可
能に付着される。小ねじが中空ねじスリーブが靴の外側
底面から小ねじ上へねじ係合されるように、靴の内側底
面上のもう1つの開口を通して伸びてもよく、この結果
中空スリーブがかかとの第2開口内に挿入されて、中空
スリーブを、かかとが使用中に回転しないようにかかと
のためのアンカーピン若しくは方向決めピンのように動
作させる。
【0019】大ねじボルトは大ディスク状頂部と、これ
に枢着されて靴の内部から接近可能となる半円形リング
ハンドルとを有してもよく、これにより使用者はリング
ハンドルを持ち上げてそれを保持し、大ねじボルトを回
転させて緩め、かかとを靴の内部から取り外すことがで
きるようになる。
【0020】鋼製ワッシャが好ましくは設けられ、靴の
後部に類似した形状に形成され、大ねじボルトが靴を通
して伸びて靴内に堅く固定されることができる。可撓ク
ッションが本発明において設けられ、可撓クションは靴
の後部に類似した形状をなして大ねじボルトのディスク
状頂部と面一に置かれ使用者が靴を履いたときに枢着リ
ングハンドルを感じない。
【0021】本発明の他の実施例においては、大ねじボ
ルトが大ディスク状頂部を有し、この頂部は狭いみぞと
2つの対向穴を備えている。水平な狭いみぞが各穴が水
平な狭いみぞの両側に位置するように、2つの穴間に位
置決めされている。大ねじボルトは靴の内部から接近で
き、大ディスク状頂部の2つの小さな対向穴に対応する
2つの突起を備えたキーを用いることができる。キーは
大ねじボルトをねじ込んだり緩めたりするために、それ
を回転させることにより従来のスクリュードライバーの
ように利用され、その結果かかとが靴に装着されたりそ
こから除去されたりする。大ねじボルトは、コイン、た
とえば1ペニーコインを大ディスク状頂部に水平な狭い
みぞへ挿入することによりねじ込まれたり、緩められた
りする。
【0022】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照して説明
する。かかる実施例は、単に例示であり、本発明の原理
の適用を表わすことができる多くの可能な特定の実施例
のうちの僅かな部分である。本発明に関する当業者にと
って種々の変形と自明な変更は、添付された特許請求の
範囲に記載されるように本発明の精神、範囲、意図内に
含まれる。
【0023】本発明は、交換可能なかかとを備えた靴に
関する。本発明の主要部は大ねじボルト、小ねじボル
ト、中空スリーブ、剛性ワッシャ、および可撓クッショ
ンからなる。
【0024】図1は交換可能なかかと6を備えた本発明
の靴4の分解斜視図を示す。図1、2、3に関して、本
発明は靴4、交換可能なかかと6、小ねじ8、中空ねじ
スリーブ10、大ねじボルト12、剛性ワッシャ14、
および弾性クッション(パッド)16からなる。靴4は
外側靴底18を有し、この外側靴底18は内側底面28
(図2、3)と外側底面22を備えたかかと部分20を
有している。前記かかと部分20は更に一対の開口2
4、26を有し、この開口24、26は同一線上に隣接
して配置されている。
【0025】図1および3において、交換可能なかかと
6は頂面30、底チップ44、前部56および曲った後
面54を有している。前面頂面30は大ねじ開口32と
小開口34からなる。これらの開口32、34は前記外
側靴底18のかかと部分20上の2つの開口24、26
に対応して位置決めされている。前記交換可能なかかと
6は、図2に示すように、前記外側底面22が交換可能
かかと6の頂面30に当接するように靴4の外側靴面1
8のかかと部20に付着されている。
【0026】図1、2において、大ボルト12はねじシ
ャフト35、拡大ディスク状頂部36および半円形リン
グハンドル38を有し、このリングハンドル38は拡大
ディスク状頂部36に枢着されており、使用者はリング
ハンドル38を持ち上げてそれを保持してボルト12を
回転することができ、かかと6からボルト12を外して
かかと6を靴4から除去することができる。
【0027】小ねじ8は靴4上に形成された開口26内
に内側から挿入され、靴4の外側から中空ねじスリーブ
10とねじ係合される。前記中空ねじスリーブ10はか
かと6の頂面の小開口34内に挿入され、そのため中空
スリーブ1はアンカー部材、すなわち、かかと6の方向
決めピンをなす。これにより、かかと部分20がかかと
6と整列配置され、かかと6がかかと部分20に装着さ
れて使用中にかかと6が回転しないようになっている。
【0028】剛性ワッシャ14は中心開口40と、曲っ
た端部46および真直端部48を備えている。前記ワッ
シャ14は外側靴底18のかかと部分20の後側中心に
おける靴内部を覆う形状を有し、靴2の後側でぴったり
と合わさっている。ワッシャ14は好ましくはプラスチ
ックで作られている。それは金属材料で作られてもよい
し、他の適当な材料で作られてもよい。ワッシャ14は
外側靴底18のかかと部分20の後側に隣接して靴4内
に配置されている。ワッシャ14の開口40はかかと部
分20上の大開口24と同一線上に位置している。ワッ
シャ14は大ボルト12の大ディスクイ形状頂部36
と、靴4の内底面28との間に挟まれてボルト12と内
側底面28間で硬い支持体を形成している。大ボルトに
はワッシャ14を利用し靴4内で硬く固定されているこ
とができる。
【0029】可撓クッション16は中心大円形開口4
2、曲端部50および真直部52を有している。クッシ
ョン16はワッシャ14と類似して形成され、かかと部
分20の後側のパッドとして使用される。クッション1
6は好ましくはフエルト材で形成されるか、又は適切な
フォームタイプ(foam-type )材で形成されてもよい。
クッション16は靴4内に置かれ、図2に示すように大
円形開口42が大ボトル12の拡大ディスク状頂部36
を面一に囲み、使用者が靴を履く時に枢着リングハンド
ル38を感じないようにする。
【0030】かかと6は交換可能に脱着され、内側靴底
58およびリングハンドル材を持ち上げて取り外され、
リングハンドル38を反時計方向に回動させてかかと6
を靴4から分離する。
【0031】図2において、靴4と交換可能かかと6を
組立てるために、パッド60はそれがカットされてワッ
シャ14とクッション16が靴の後側に取り付けられる
ことができるような大きさに設定される。第1に、小ね
じ8は内側底面28上で靴の内側に置かれ、開口26を
貫通して伸びており、その後、中空ねじスルーブ10内
でねじ係合する。かかと6は外側靴底18の底部に対し
て設置され、スリーブ10がかかと6の開口34内に挿
入される。ワッシャ14は、それから内部底面28の頂
部で靴内に置かれワッシャ14の開口40は靴4の開口
24と同一線上に配置されている。ねじボルトは、それ
からワッシャ14上に置かれ、ねじシャフト35がワッ
シャ14の開口40および靴の開口24を通してかかと
6のねじ開口32内に挿入される。半円形リング形状ハ
ンドル38は、それから大ディスク形状頂部36から持
ち上げられ、かかと6が靴4に硬く固定されるようにね
じシャフト35がかかと6のねじ開口32内に完全に挿
入されるまでリングハンドル38が時計方向に回転され
得る。大ディスク状頂部36はそれからワッシャ14の
頂面に対して面一にぴったりと係合する。リングハンド
ル38は押し倒されて大ディスク状頂部36に対して平
らに、しかもワッシャ14と隣接して横臥する。クッシ
ョン16は靴内でワッシャ14上において、大ディスク
状頂部36とリングハンドル38を取り囲むように設置
され、前記頂部36とリングハンドル38は開口42を
通してぴったりと嵌り、ディスク状頂部36とリングハ
ンドル38がクッション16上に突き抜けないように平
らな面を提供する。最後に、内側靴底58がパッド60
を覆い、クッション16が、ディスク状頂部36および
リングハンドル38を除去可能に覆って靴4内で下方に
向って伸びている。
【0032】図3に示されるように、使用者がかかとを
除去して交換用のかかとに置き換えることを望むときに
は、内側靴底58は靴の内部後側部分から持ち上げられ
て大ディスク状頂部36と半円形状リングハンドル38
を露出せしめる。それから、リングハンドル38は、持
ち上げられ、ねじシャフト35がかかと内のねじ開口3
2から外されるまで反時計方向に回転される。このと
き、同一開口32、34を含む交換用かかとが靴の外側
靴底22の下面に対して置かれ、スリーブ19が開口3
4内にぴったりと嵌り込み、その後リングハンドル38
が時計方向に再び回転してねじシャフト35が交換かか
とのねじ開口32内にねじ込まれる。ねじ操作が終了し
た後に、リングハンドル38を再び大ディスク状頂部3
6に隣接してワッシャ14に対して平らに横臥させ、そ
の後内側靴底58が組立靴内に押し突けられて靴底を覆
う。婦人が靴を履いたときに、クッション16によって
ディスク状頂部36および半円形状リングハンドル38
を感じることなく履くことができ、前記クッション16
はこの組立部分の全てが平らになって内側靴底58の下
面に対して当接する突出面を形成しない。このように、
婦人がかかとを取り換えることを望むときには、かかと
は異なる色、サイズのどちらかの交換用かかとに換える
ことができる。
【0033】図4には、表面30を有するかかと6と同
じ上面30Aを有するより小さい異なるサイズのかかと
が図示されている。交換かかと6Aに関しては、全ての
部品が歩く目的のためにより短く形成されているかかと
を図示していることを除いてはかかと6に対応してい
る。より小さいかかと6Aは頂面30A、底部チップ4
4A、前面56Aおよび曲った後面54Aを備えてい
る。頂面30Aは大ねじ開口32Aおよびねじなし小開
口34Aを有している。開口32A、34Aは、図1に
示すように外側靴底18のかかと部分上の2つの開口2
4、26に対応して位置決めされる。使用者が高いかか
と6を除去して低い歩行用かかと6Aと交換したいとき
には、図3に示すように、内側靴底58の後部が本発明
組立靴が持ち上げ除去されて大ディスク状頂部36と半
円形状リングハンドル38を露出せしめる。リングハン
ドル38は、それから持ち上げられ、ねじシャフト35
がねじ開口32から除去されるまで反時計方向に回転さ
れ、その後、かかと6Aが靴から除去されて交換かかと
6Aが外側靴底18に対して置かれて中空スリーブ10
が開口34A内にぴったりと嵌め込まれ、それからリン
グハンドル38Aが時計方向に回転されてねじシャフト
35が交換かかと6Aがしっかりと靴に固定されるまで
ねじ込まれる。その後、リングハンドル38の頂部36
に面一にワッシャ14に対して横臥し、更に、内側靴底
58はそれを覆うように組立靴上に置かれ、靴が履かれ
るようになる。
【0034】靴4は従来の製造形に適応し、使うのが容
易である。靴4は従来の靴に使用されていたような通常
の材料で作られることができ、一方、大ボルト12は外
側靴底18とかかと6との接合部における応力と衝撃に
耐えることができる金属で作られている。
【0035】図は高かかとと低かかとを示している。靴
には種々の異なるかかとが付着され、中間かかと、高か
かとあるいは低走行用かかとのように同じ靴に対して種
々取り付けられる。それ故、交換可能という特徴により
同じ靴に異なる使用のために数多くの異なるタイプのか
かとが取り付けられることができ、しかも壊れたかかと
も交換できる。
【0036】図5は交換可能なかかと6を備えた本発明
の靴4の他の実施例の分解斜視図を示す。いくつかの要
素は前に述べたのと同じであるので、それらの符号は引
き続いて用いられ、変更要素のみが詳しく述べられ、新
しい番号が変更要素のために使用されている。この実施
例は、もう1つの大ねじボルト70が図1、2、3に示
された大ねじボルト12と交換されていることを除いて
は、前述した実施例と類似している。
【0037】図5には、靴4、交換可能かかと6、中空
スリーブ10とねじ係合した小ねじ8、かかと6の穴3
3に完全に固定された補形中空スリーブ81とねじ係合
する大ボルト70からなる本発明の他の実施例が示され
ている。靴4は外側靴底18を有し、この外側靴底18
は内部底壁と外部底壁20は、更に一対の開口24、2
6を有し、この開口24、26は互いに隣接して一直線
に並んでいる。
【0038】交換かかと6は頂面30と、底部チップ4
4と、前面56と、曲った後面54を備えている。頂面
30は大開口33と小開口34を備え、これら開口3
3、34は互いに同一線上で隣接している。これらの開
口33、34はそれぞれ外側靴底18のかかと部分20
上で2つの開口24、26に対応して位置決めされてい
る。交換可能かかと6は、外側底壁22が交換かかと6
の頂面30に当接するように靴4の外側靴底18のかか
と部分20に付着されている。
【0039】小ねじ8は、内側から靴4上の開口26に
挿入され、靴4の外側から中空スリーブ10にねじ係合
している。中空スリーブ10は、かかと6の頂部で小開
口34内に挿入され、これにより中空スリーブ10がか
かと6のためのアンカー部材あるいは方向決め部材をな
している。これは、かかと部分20がかかと6と一直線
をなし、かかと6がかかと部分20に装着されて使用中
にかかと6が回転しないように保持されている。
【0040】図5、6に関して、大ボルト70がねじシ
ャフト75と大ディスク状頂部76を有している。大デ
ィスク状頂部76は下面80と、上面82と2つの対向
穴77、78を備えている。上面82は水平な狭いくぼ
み84を有し、このくぼみ84は2つの小さな穴77、
78の間に位置決めされ、ここにおいて、各孔77、7
8が水平な狭いくぼみ84に反対側に位置決めされてい
る。大ボルト70が内側から靴4上の開口24内に挿入
され補形中空スリーブ81とねじ係合し、中空スリーブ
81はかかと6の頂部の大開口33内に押圧して嵌め込
まれ、かかと6の一部としてそこへ永久に付着される。
【0041】図5に関して本実施例では伸延シャフト8
6が用いられ、この平シャフト86は大ボルト70を回
転するためのキーあるいはスクリュードライバーとして
利用される。この伸延平シャフト86は従来のキーリン
グ94に関連して利用されるべきであり、キーリング9
4に連結されることができる。キーリング94は2つの
潰されたコイルからなり、このコイルには伸延平シャフ
ト86とキーが挿入されるように引っ張って離接でき
る。伸延平シャフト86はキーリング94に挿入されて
そこから吊り下げられている。伸延平シャフト86は大
ボルト70を回転するためのスクリュードライバーのよ
うに動作し、サイズも小さく、占有スペースも小さく通
常のキーリング94の操作と搬送を邪魔しない。
【0042】かかと6は交換可能に脱着でき、伸延平シ
ャフト86が大ディスク状頂部76の2つの小さな孔7
7、78内に挿入されることによって置き換えられ、こ
れによって大ボルト70を反時計方向に回転し、靴4か
らかかと6を分離するか、時計方向に回転してかかと6
を靴4に連結する。
【0043】かかと6も交換可能に脱着でき、コイン、
例えば1ペニー硬貨を大ボルト70の大ディスク状頂部
76の水平小くぼみ84内に挿入することによって置き
換えられ、コインを反時計方向に回転させて靴4からか
かと6を分離できるか、時計方向に回転させてかかと6
を靴4に連結せしめる。
【0044】靴4と交換かかと6を組立てるために、開
口24、26がパッドを通して靴4と外側靴底18内に
ドリル穿孔されている。補形中空スリーブ81は、それ
をかかと6の大開口33内に押圧嵌め込みすることによ
り永久に装着される。小ねじ8は内側底面上で靴内に置
かれ、開口26を貫通し、その後中空スリーブ10内に
ねじ係合されている。かかと6は、スリーブ10がかか
と6の開口34内に挿入されるように外側靴底18の底
に置かれている。大ボルト70は内部底面上において靴
4内に置かれ、開口24内で伸び、その後かかと6の大
開口33内の補形中空スリーブ81内にねじ係合されて
いる。大ディスク状頂部76の下面80は靴4の内側底
面に対して横臥している。大ディスク状頂部76は靴4
を履いている人が不快にならないように薄い。更に内側
靴底は付随的な裏張り、又はパッドを有し、内側靴底が
パッドと大ボルト70のディスク状頂部76とを被うよ
うに靴の内側で下方に向けて位置決めされて、履く人が
大ボルト70の大ディスク状頂部76を感じなくする。
人がかかとを除去して交換かかとと置き換えることを望
む時、内側靴底が靴の内側後部から持ち上げられて除去
されて、大ディスク状頂部76が露出される。伸延平シ
ャフト86の2つの突起96、97はそれぞれ大ディス
ク状頂部76の2つの小さな穴77、78内に挿入さ
れ、ねじシャフト75が中空スリーブ81から外れるま
で反時計方向に回転される。この時、同じ開口33、3
4を含む交換かかとが靴の外側靴底18の下部に対して
置かれて、スリーブ10が開口34内に嵌め込まれる。
また、もう1つの中空スリーブ81は、かかと6の開口
33内にスリーブ81を押し込むことにより永久にねじ
込まれる。大ディスク状頂部76は時計方向に再び回転
されてねじシャフト75が交換かかとの中空スリーブ8
1内にねじ込まれる。ねじ操作が完了した後に、内側靴
底は組立靴上で押し戻されて靴底に付着され、婦人が靴
を履いたときに大ボルト70のディスク状頂部76を感
じることなく履くことができる。靴4は従来作られてい
る形に適応し簡単に使用できる。靴4は従来の靴で使用
された材料のような通常の材料で作られることができ、
一方、大ボルト70は外側靴底18とかかと6の接合部
における応力が衝撃に耐えることができるような金属で
作られる。伸延平シャフト86は金属あるいは他のいず
れかの適当な材料で作られる。
【0045】図7乃至9には、本発明の交換可能靴の他
の実施例およびその靴を用いる方法について示されてい
る。この実施例において、靴4の基本構造は内側靴底5
8、パッド60および外側靴底18を備えて、同じよう
に維持されている。しかし、この実施例では次の点が異
なる。
【0046】第1に、かかと6は、鋳造プラスチック材
料で作られている。保護ピース44は、1又はそれ以上
の小さな釘102によって1片のプラスチックかかとに
釘止めされてもよい。
【0047】第2に、(図1、2、5に示されるよう
に)かかとのアンカー材及び方向決め材としての、外側
靴底18から突出する小スリーブ10を用いる代りに、
鋳造かかとが外側靴底18上の小さな穴106内に伸び
ている1つあるいはそれ以上の突起104を有してい
る。突起104の高さは外側靴底18の全般的厚さに類
似している。この代りに、アンカーピンが外側靴底から
突出してかかと内の対応係合穴内に伸びている。それ故
に、本発明においては、かかとを据え付けたり方向決め
する手段は、外側靴底の穴内に挿入されるかかとのピン
であるか、かかとの穴内に挿入される外側靴底上のピン
である。
【0048】第3に、VELCRO(登録商標)ピース
112、116のような2つの補形をなすフックとルー
プファスナーが靴4のかかと部分におけるパット層とし
て用いられる。1つのフック又はループ片112が外側
靴底の内面に、にかわ付けされて大開口113を有して
おり、大ボルト70を収容する。大ボルトが一旦所定位
置に配置されると、その頂部ディスク部がフック又はル
ープ片112と面一とされる。フック又はループ片11
2は上方に向いた固定面114を有している。他の対応
する係合フック又はループ片114は内側靴底58の下
面に縫い付けられて下方に向いた補形固定面116を有
している。対応フックおよびループ片の固定面は内側靴
底58が靴4内に移動するのを防止する。2つのフック
とループ片の全体的厚さはパッド層60の厚さに類似し
ており、パッド層60は両靴底58と18間に挟持され
ている。
【0049】第4に、かかとを除去するために、内側靴
底58の持ち上げを容易にするためリフトタブ120が
内側靴底58の後側端に設けられている。これは、使用
者が事故で怪我をするのを防止する。これは最も使用者
が指の爪を使って内側靴底58を引き上げる必要がない
からである。
【0050】本発明の実施例はある利点を有している。
第1に、1片のかかとの鋳造プラスチック構造はかかと
の強度と耐久性を増大する。加えて鋳造プラスチックか
かとからの突出部はかかとが鋳造されるとき同時に形成
され、これはアンカー手段および方向決め手段を組立て
る別の工程を省く。更にフックとループ片は両方で靴の
かかと部分でパッド、および靴内において内側靴底を靴
内に移動することを防止する固定手段として寄与する。
加えてリフトタブは内側靴底を持ち上げてかかとを交換
するフックとループ片を緩める簡単な方法を提供する。
【0051】人が1つの交換可能かかと6を靴4上で他
の交換可能かかとと置き換える方法は以下の通りであ
る。第1に、人はタブ120を引くことにより内側靴底
58の後部を持ち上げてフック又はループパッド層11
6の表面118を外側靴底18の後部に固定された対応
フック又はループパッドレイヤー112の補形固定面1
14から離し、これにより大ボルト70が露出する。そ
れから、人はキー86(又はコイン)を用いて大ボルト
70を緩め靴4から交換かかと6を外す。更に、人は突
出部104を外側靴底18上に小開口106内に挿入す
ることによって他の交換かかとを靴4に取り付け、靴4
に対して他の交換かかとの適切な方向付けを行なう。最
後に、人は内側靴底58を押し戻して、フック又はルー
プパッド層116の固定面118に固定し、このフック
又はループパッド層116は、内側靴底58で、外側靴
底18上に固定されたVELCRO(登録商標)の補形
裏114に固定される。これは、大ボルト70を被い、
内側靴底58と外側靴底18の後部間のパッドを提供
し、内側靴底58の後部が靴4内で移動しないように防
止している。
【0052】本発明方法の主に利点は、人が特別な工具
又は、靴屋へ行くことなしに彼女自身で靴のかかとを交
換できることである。これ故、人が擦り減った、あるい
は破れたかかとを取り換えるか、あるいは単に異なる高
さ、色又は、ファッションのかかとと交換したい時に、
彼女は特に労力又は、時間をかけることなく彼女自身で
かかとを交換することができる。
【0053】詳細に述べると、本発明は人が1つの交換
かかとを他の交換かかとに換える方法である。この方法
は次の工程からなる。第1に靴の内側靴底の後部を、そ
こに設けられたタブを引くことにより持ち上げ、靴の外
側靴底の後部に固定されたパット層の補形固定面から内
側靴底に固定されたパッド層の固定面を取り外し、外側
靴底上の大開口を通して伸び、1つの交換かかとに固定
された大ボルトの頭部を露出させせる。第2に、大ボル
トを、その頭部にキーを係合させることにより緩めて1
つの交換かかとを靴から外す。第3に、他の交換かかと
を、そのかかとの少なくとも1つの突部を外側靴底の少
なくとも1つの小開口に挿入させることにより、靴に対
して据え付け、靴に対して他のかかとの適切な方向決め
を行なう。第4に、大ボルトの頭部にキーを係合させて
それを回転させ他の交換かかとを靴に固定する。最後
に、内側靴底を押し戻してそれに固定されたパッド層の
固定面を外側靴底に固定されたパッド層の補形面に固定
し、これにより大ボルトの頭部を被い、両靴底のそれぞ
れの後部間にパッドを提供し、内側靴底の後部の靴内で
の移動を防止する。
【0054】広く述べると、本発明は人が1つのかかと
を他のかかとに交換する方法である。この方法は以下の
一般的工程からなる。第1に、靴の内側靴底の後部を持
ち上げて内側靴底上に固定されたパッド層の固定面を靴
の外側靴底の後部に固定されたパッド層の補形固定面か
ら外し、外側靴底を通して伸び1つの交換かかとに固定
された大ボルトを露出させる。第2に、大ボルトを緩め
て1つの交換かかとを靴から取り外す。第3に、他の交
換かかとを靴に、他の交換かかと上の据え付け方向決め
部材を外側靴底の補形据え付け方向決め部材係合させる
ことにより靴に対して他の交換かかとの適切な方向決め
を行なう。第4に大ボルトを回転させて靴に対して他の
交換かかとを固定する。最後に内側靴底を元に戻して内
側靴底に固定されたパッド層の固定面を外側靴底に固定
されてパッド層の補形固定面に固定し、これにより大ボ
ルトを覆い、両靴底のそれぞれの後部間にパッドヲ提供
し、内側くつ底の後部が靴内で移動するのを防止する。
もっと広く述べれば、本発明は、人が1つの交換かかと
を他の交換かかとに換える方法である。この方法は、以
下の主要工程からなる。第1に、靴の内側靴底の後部を
持ち上げて、靴の外側靴底の後部を通して伸び1つの交
換かかとに固定されたボルトを露出せしめる。それか
ら、そのボルトを緩めて1つの交換かかとを靴から取り
外す。更に、他の交換かかとを靴に備え付けて靴に対し
て他の交換かかとを適切な方向に据え付ける。その後、
ボルトを回転し、他の交換かかとを靴に固定する。最後
に、内側靴底を元に戻してボルトを被う。
【0055】詳細に言い換えると、本発明は、人によっ
て交換される交換かかとを備えた靴に関する。靴は以下
の構成要素からなっている。第1に、靴はソフトタブが
付着された後部を有する内側靴底を有している。第2
に、靴は内側靴底に固定され下方に向いた固定面を備え
たパッド層を有している。第3に、大開口と少なくとも
1つの小開口を備えた後部を有する外側靴底を有してい
る。第4に靴1は外側靴底の後部に固定され上方に向い
た補形固定面を備えたパッド層を有し、このパッド層は
外側靴底上の大開口に対応する開口を有している。第5
に、靴は外側靴底を通して伸び交換かかとに固定された
大ボルトを有している。交換可能かかとは鋳造プラスチ
ックで作られた1片の構造を備え、頂部くぼみと少なく
とも1つの頂部突起を有している。少なくとも1つの頂
部突起は、靴に対して交換可能かかとを据え付け方向決
めするために、外側靴底の少なくとも1つの小開口内に
挿入される。最後に、靴は内部ねじを有し、交換可能か
かとの頂部くぼみ内に挿入されるスリーブを有し、大ボ
ルトが靴に交換かかとを固定するためにスリーブにねじ
係合される。
【0056】広く言い換えると、本発明は、人によって
交換されるかかとを備えた靴に関する。靴は以下のよう
な主要構成要素からなる。第1に、靴は固定部材を備え
た後部を有する。第2に、靴は内側靴底の固定部材に固
定された補形固定部材を備えた後部を有する内側靴底を
持っており、内側靴底の固定部材と外側靴底の固定部材
は、内側靴底の後部を除去して外側靴底を通して伸び交
換かかとに固定されるボルトを露出するために取り外す
ことが可能である。第3に靴はねじと据え付け方向決め
部材を受けるための手段を備えた交換かかとを有してい
る。最後に外側靴底は、更に補形据え付け方向決め部材
を備え、かかとの据え付け方向決め部材と外側靴底の補
形据え付け方向決め部材とは、靴に対して交換かかとを
据え付け方向決めするために係合される。
【0057】本発明は、ここに開示されたどのような特
別形、配列あるいは特定の実施例、特定の使用に限定さ
れることなく、本発明の範囲内で種々の変形例が考えら
れる。
【0058】本発明は、特許法に適応させるために、考
慮可能に詳細に説明したが、本発明の広い概念の特徴、
原理を限定するものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】交換可能なかかとを備えた靴の分解斜視図であ
る。
【図2】組立てられた交換可能かかとを備えた靴の部分
縦断面図である。
【図3】靴の後部へねじ込まれた大ねじボルトを備えた
靴の部分頂面図である。
【図4】第2交換可能かかとの斜視図である。
【図5】交換可能かかとのを備えた靴のもう1つの実施
例の分解斜視図である。
【図6】もう1つの大ねじボルトの斜視図である。
【図7】交換可能かかとのを備えた靴のもう1つの実施
例の分解斜視図である。
【図8】組立てられた交換可能かかとを備えた靴の部分
縦断面図である。
【図9】靴の後部にねじ込まれた大ねじボルトを備えた
靴の部分頂面図である。
【符号の説明】
4…靴 6…かかと 8…小ねじ 10…中空ねじスリーブ 12…大ねじボルト 14…剛性ワッシャ 16…クッション 18…外側靴底 20…かかと部分 38…リングハンドル 60…パッド

Claims (15)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人が1つの交換可能なかかとをもう1つ
    の交換可能なかかとに靴上で取り換える方法において、
    この方法は、 a. 内側靴底上に設けられたタブを引き出して、前記
    靴の外側靴底の後部に固定されたパッド層の補形固定面
    から内側靴底に固定されたパット層の固定表面を取り外
    し、外側靴底上の大開口を通して伸び、前記1つの交換
    可能なかかとに締め付けられる大ボルトの頭部を露出さ
    せる工程と、 b. 前記1つの交換可能なかかとを靴から取り外すた
    めに、キーを大ボルトの頭部に係合させることによって
    前記大ボルトを緩める工程と、 c. 少なくとも、前記他の交換可能なかかと上に設け
    られた少くとも1つの突起を前記外側靴底上の少なくと
    も1つの小開口に挿入させ、靴に対して前記他の交換可
    能なかかとの適切な方向決めを行なうことにより、前記
    他の交換可能なかかとを靴に対して据え付ける工程と、 d. 前記キーを前記大ボルトの頭部に係合させること
    により、前記大ボルトを回転させて前記他の交換可能な
    かかとを前記靴に固定せしめる工程と、 e. 前記内側靴底に固定されたパッド層が、前記大ボ
    ルトの頭部を被い、前記内側、外側靴底のそれぞれの後
    部間にパッドをもたらし、前記内側靴底の後部が靴内で
    移動しないように、前記内側靴底に固定されたパッド層
    の固定表面を、前記外側靴底に固定されたパッ層の補
    形固定表面に固定するために、前記内側靴底を押し付け
    る行程と、 f. これにより、人が付加的な工具、又は靴屋へ行く
    ことなしに前記1つの交換可能なかかとを前記他の交換
    可能なかかとに置き換えることができるようにした工程
    とからなることを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 人が1つの交換可能なかかとを、もう1
    つの交換可能なかかとに靴上で取り換える方法におい
    て、この方法は、 a. 前記靴の外側靴底の後部に固定されたパッド層の
    補形固定面から内側靴底に固定されたパット層の固定表
    面を取り外し、外側靴底上の大開口を通して伸び、前記
    1つの交換可能なかかとに締め付けられる大ボルトの頭
    部を露出させる工程と、 b. 前記1つの交換可能なかかとを靴から取り外すた
    めに前記大ボルトを緩める工程と、 c. 前記他の交換可能なかかと上の据え付け方向決め
    部材を前記外側靴底上の据え付け方向決め部材に係合せ
    しめることによって前記他の交換可能なかかとを靴上に
    据え付けて前記靴に対して前記他の交換可能なかかとの
    適切な方向決めを行なう工程と、 d. 前記大ボルトを回転させて前記他の交換可能なか
    かとを靴に対して固定する工程と、 e. 前記内側靴底に固定されたパッド層が、前記大ボ
    ルトの頭部を被い、前記内側、外側靴底のそれぞれの後
    部間にパッドをもたらし、前記内側靴底の後部が靴内で
    移動しないように、前記内側靴底に固定されたパッド層
    の固定表面を、前記外側靴底に固定されたパッ層の補
    形固定表面に固定するために、前記内側靴底を置き戻し
    する工程と、 f. これにより、人が付加的な工具、又は靴屋へ行く
    ことなしに前記1つの交換可能なかかとを前記他の交換
    可能なかかとに置き換えることができるようにした工程
    とからなることを特徴とする方法。
  3. 【請求項3】 靴から1つの交換可能なかかとを外すた
    めに、前記大ボルトを緩める工程は、平らなキーを利用
    することによってなされることを特徴とする請求項2記
    載の方法。
  4. 【請求項4】 靴から1つの交換可能なかかとを外すた
    めに、前記大ボルトを緩める工程は、小さなコインを利
    用することによってなされることを特徴とする請求項2
    記載の方法。
  5. 【請求項5】 人が靴上で1つの交換可能なかかとを、
    もう1つの交換可能なかかとと交換する方法は、 a. 内側靴底の後部を持ち上げて靴の外側靴底の後部
    を通して伸び前記1つの交換可能なかかとに固定される
    ボルトを露出する工程と、 b. 靴から前記1つの交換可能なかかとを外すために
    前記ボルトを緩める工程と、 c. 前記他の交換可能なかかとを靴に対して据え付け
    て靴に対して前記他の交換可能なかかとの適切な方向決
    めを行なう工程と、 d. 前記ボルトを回転させて前記他の交換可能なかか
    とを靴に固定する工程と、 e. 前記内側靴底を戻して前記ボルトを被う工程とか
    らなり、 f. これにより前記人が1つの交換可能なかかとを他
    の交換可能なかかとに靴屋に行くことなしに取り換える
    ことができる工程からなることを特徴とする方法。
  6. 【請求項6】 靴から1つの交換可能なかかとを外すた
    めに、前記大ボルトを緩める工程は、平らなキーを利用
    することによってなされることを特徴とする請求項5記
    載の方法。
  7. 【請求項7】 靴から1つの交換可能なかかとを外すた
    めに、前記大ボルトを緩める工程は、小さなコインを利
    用することによってなされることを特徴とする請求項5
    記載の方法。
  8. 【請求項8】 人によってもう1つの交換可能なかかと
    に交換される交換可能なかかとを備えた靴であって、こ
    の靴は、 a. 後部を備え、そこに持ち上げタブを有する内側靴
    底と、 b. 前記内側靴底の後部に固定され、下方に向いてい
    る固定面を備えたパッド層と、 c. 1つの大きな開口と少なくとも1つの小さな開口
    を備えた後部を有する外側靴底と、 d. 前記外側靴底の後部に固定され、上方に向いてい
    る補形固定面を有し、前記外側靴底上の大開口に対応す
    る開口を備えたパッド層と、 e. 前記外側靴底を通して伸び、前記交換可能なかか
    とに固定された大ボルトと、 f. 鋳造プラスチックから作られて1片構造を備え、
    頂部くぼみと少なくとも1つの頂部突起を有する前記交
    換かかとと、 g. 靴に対して前記交換かかとを据え付け方向決めす
    るために前記外側靴底の少なくとも1つの小開口に挿入
    される少なくとも1つの頂部突起と、 h. 内部ねじを備え、前記交換可能なかかとの頂部く
    ぼみ内に設置され、前記大ボルトが靴に交換かかとを固
    定するためにねじ係合するスリーブとを有し、 i. これにより前記人が1つの交換可能なかかとを他
    の交換可能なかかとに靴屋に行くことなしに取り換える
    ことができることを特徴とする靴。
  9. 【請求項9】 前記大ボルトを締め付けたり緩めたりす
    るためのキーを更に有することを特徴とする請求項8記
    載の靴。
  10. 【請求項10】 人によってもう1つの交換可能なかか
    とに交換される交換可能なかかとを備えた靴であってこ
    の靴は、 a. 固定部材を備えた後部を有する内側靴底と、 b. 前記内側靴底の固定部材に固定された補形固定部
    材を備えた後部を有し、前記内側靴底の固定部材と外側
    靴底の固定部材が、内側靴底の後部を除去して、外側靴
    底を通して伸び交換可能なかかとに固定されるボルトを
    露出するために緩められ得る外側靴底とを有し、 c. 前記交換可能なかかとは、前記ボルトを据え付け
    方向決め部材とを受けるための手段を備え、 d. 前記外側靴底は更に補形据え付け方向決め部材を
    備え、前記かかとの据え付け方向決め部材と外側靴底の
    補形据え付け方向決め部材が、前記靴に対して交換可能
    なかかとを据え付け方向決めするために係合され、 e. これにより前記人が1つの交換可能なかかとを他
    の交換可能なかかとに靴屋に行くことなしに取り換える
    ことができることを特徴とする靴。
  11. 【請求項11】 前記ねじを締め付けたり、緩めたりす
    るためのキーを更に有することを特徴とする請求項10
    記載の靴。
  12. 【請求項12】 前記ボルトを受けるための手段は、内
    部ねじを備え、交換可能なかかと上の頂部くぼみ内に設
    置されるスリーブからなり、前記大ボルトを交換可能な
    かかとを靴に固定させるために前記スリーブにねじ係合
    させることを特徴とする請求項10記載の靴。
  13. 【請求項13】 前記内側靴底の固定部材は下方に向い
    ている固定面を備えたパッド層からなり、前記外側靴底
    の補形固定部材は上方に向いている補形固定面を備えた
    パッド層からなることを特徴とする請求項10記載の
    靴。
  14. 【請求項14】 前記かかとの据え付け方向決め部材
    は、前記かかとの頂部突起からなり、前記外側靴底の補
    形据え付け方向決め部材は、かかとの頂部突起を受ける
    ための開口からなることを特徴とする請求項10記載の
    靴。
  15. 【請求項15】 前記かかとは鋳造プラスチック材料か
    らなる1片構造を有することを特徴とする請求項10記
    載の靴。
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