JP2677261B2 - Icソケット - Google Patents
IcソケットInfo
- Publication number
- JP2677261B2 JP2677261B2 JP7214763A JP21476395A JP2677261B2 JP 2677261 B2 JP2677261 B2 JP 2677261B2 JP 7214763 A JP7214763 A JP 7214763A JP 21476395 A JP21476395 A JP 21476395A JP 2677261 B2 JP2677261 B2 JP 2677261B2
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- Japan
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- lead terminal
- socket
- lead
- package
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種ICパッケージ等
のICデバイスを搭載して該デバイスと外部回路との接
続を図るためのICソケットに関する。
のICデバイスを搭載して該デバイスと外部回路との接
続を図るためのICソケットに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ICパッケージの小型化・高集積
化に伴い、ICリード端子は極めて薄い部材が使用され
てきており、取扱時におけるリード端子の変形や折損が
発生し易くなっている。このためICソケットにおいて
も、図5に例示した、ソケット本体1上に配置される中
間部材(フローティングプレート)2を用い、ICパッ
ケージPの実装を簡便化すると共に蓋体3の閉合時にリ
ード端子押さえパッド4よりかかる押圧力を軽減し、リ
ード端子Rの変形や折損を防止する等の方策が採られて
いた。
化に伴い、ICリード端子は極めて薄い部材が使用され
てきており、取扱時におけるリード端子の変形や折損が
発生し易くなっている。このためICソケットにおいて
も、図5に例示した、ソケット本体1上に配置される中
間部材(フローティングプレート)2を用い、ICパッ
ケージPの実装を簡便化すると共に蓋体3の閉合時にリ
ード端子押さえパッド4よりかかる押圧力を軽減し、リ
ード端子Rの変形や折損を防止する等の方策が採られて
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然し乍ら、製造工程に
おいてリード端子の曲がり高さ位置にバラツキが生じて
いたり、取扱時にリード端子が変形してしまったICパ
ッケージは、上述した所謂フローティング方式のICソ
ケットを使用しても正常な電気的接続を得ることはでき
ず、又、歩留りも悪くなるといった問題があった。
おいてリード端子の曲がり高さ位置にバラツキが生じて
いたり、取扱時にリード端子が変形してしまったICパ
ッケージは、上述した所謂フローティング方式のICソ
ケットを使用しても正常な電気的接続を得ることはでき
ず、又、歩留りも悪くなるといった問題があった。
【0004】本発明は、従来の技術の有するこのような
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、リード端子の薄狭化に有効に対応し、リード端
子の変形を効果的に防止・矯正すると共に適正な電気的
接続を保証するこの種ICソケットを提供しようとする
ものである。
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、リード端子の薄狭化に有効に対応し、リード端
子の変形を効果的に防止・矯正すると共に適正な電気的
接続を保証するこの種ICソケットを提供しようとする
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明によるICソケットは、蓋体に付設した押さ
えパッドのリード端子圧接面を、載置するICパッケー
ジのリード端子の屈曲形状に形成してなるものである。
に、本発明によるICソケットは、蓋体に付設した押さ
えパッドのリード端子圧接面を、載置するICパッケー
ジのリード端子の屈曲形状に形成してなるものである。
【0006】
【作用】本発明によれば、押さえパッドの圧接面は、蓋
体閉合時、全リード端子の屈曲形状部全体に圧着するよ
うに形成されているので、位置決め作用が働きリード端
子の変形や横ずれは防止される。同時に、既に変形して
いたり形状にバラツキがあるリード端子は圧接面の屈曲
形状に矯正され、常に適正な端子形状でリード押圧を得
ることができる。
体閉合時、全リード端子の屈曲形状部全体に圧着するよ
うに形成されているので、位置決め作用が働きリード端
子の変形や横ずれは防止される。同時に、既に変形して
いたり形状にバラツキがあるリード端子は圧接面の屈曲
形状に矯正され、常に適正な端子形状でリード押圧を得
ることができる。
【0007】
【実施例】以下、実施例を図面に基づいて説明する。図
1及び図2は本発明の第一実施例を示しており、図中、
11はソケット本体、12はコイルバネ15により上方
へ弾圧付勢されていてICパッケージPが載置されるフ
ローティングプレート、13はヒンジ16によってソケ
ット本体11に開閉可能に枢支されている蓋体で、ばね
17によって開放方向に弾圧付勢されている。14は蓋
体13の内面に付設されていて蓋体13の閉合時ICパ
ッケージPのリード端子Rを押圧するためのリード端子
押さえパッド、18は載置されるICパッケージPのリ
ード端子Rに対応してソケット本体11に列設されるコ
ンタクトピン、19は蓋体13の自由端に取り付けられ
ていて蓋体13を閉合するためのストッパーで、ばね2
0によりソケット本体11との係合状態を保持せしめる
方向に弾圧付勢されている。
1及び図2は本発明の第一実施例を示しており、図中、
11はソケット本体、12はコイルバネ15により上方
へ弾圧付勢されていてICパッケージPが載置されるフ
ローティングプレート、13はヒンジ16によってソケ
ット本体11に開閉可能に枢支されている蓋体で、ばね
17によって開放方向に弾圧付勢されている。14は蓋
体13の内面に付設されていて蓋体13の閉合時ICパ
ッケージPのリード端子Rを押圧するためのリード端子
押さえパッド、18は載置されるICパッケージPのリ
ード端子Rに対応してソケット本体11に列設されるコ
ンタクトピン、19は蓋体13の自由端に取り付けられ
ていて蓋体13を閉合するためのストッパーで、ばね2
0によりソケット本体11との係合状態を保持せしめる
方向に弾圧付勢されている。
【0008】そして、蓋体13閉合時、リード端子Rを
押圧するリード端子押さえパッド14の圧接面14a
は、載置されるICパッケージPのリード端子Rの屈曲
形状に形成され又、フローティングプレート12の周縁
部にはリード端子Rを支持するための側壁部12aを設
け、該側壁部で支持するリード端子Rが押さえパッド1
4の圧接面14aと接触した時にリード端子Rがコンタ
クトピン18と当接するようになっている。
押圧するリード端子押さえパッド14の圧接面14a
は、載置されるICパッケージPのリード端子Rの屈曲
形状に形成され又、フローティングプレート12の周縁
部にはリード端子Rを支持するための側壁部12aを設
け、該側壁部で支持するリード端子Rが押さえパッド1
4の圧接面14aと接触した時にリード端子Rがコンタ
クトピン18と当接するようになっている。
【0009】本実施例は以上のように構成されているか
ら、蓋体13閉合時、リード端子Rは押さえパッド14
の圧接面14aに接触し、該圧接面より下方向の押圧力
を又、フローティングプレート12の側壁部12aより
上方向の押圧力を受けて、ICパッケージPはフローテ
ィングプレート12上に載置される。従って、リード端
子Rの変形や横ずれが招来することはない。又、リード
端子Rは圧接面14aで押圧されるので、リード端子R
の変形や形状のバラツキは圧接面14aの屈曲形状に矯
正され、常に適正な端子形状を維持しつつ適正なリード
押圧を得ることができる。
ら、蓋体13閉合時、リード端子Rは押さえパッド14
の圧接面14aに接触し、該圧接面より下方向の押圧力
を又、フローティングプレート12の側壁部12aより
上方向の押圧力を受けて、ICパッケージPはフローテ
ィングプレート12上に載置される。従って、リード端
子Rの変形や横ずれが招来することはない。又、リード
端子Rは圧接面14aで押圧されるので、リード端子R
の変形や形状のバラツキは圧接面14aの屈曲形状に矯
正され、常に適正な端子形状を維持しつつ適正なリード
押圧を得ることができる。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に係るICソケットは、ソケット本体に列
設してコンタクトピンにICパッケージのリード端子を
載接しソケット本体に枢支されたパッド付蓋体を閉合す
ることにより上記リード端子を押圧して該リード端子と
上記コンタクトピンとの接圧を得るようにしたICソケ
ットにおいて、上記蓋体に付設したパッドのリード端子
圧接面を、蓋体閉合時に全リード端子の屈曲形状部全体
に圧着するように形成したことを特徴としている。
に、請求項1に係るICソケットは、ソケット本体に列
設してコンタクトピンにICパッケージのリード端子を
載接しソケット本体に枢支されたパッド付蓋体を閉合す
ることにより上記リード端子を押圧して該リード端子と
上記コンタクトピンとの接圧を得るようにしたICソケ
ットにおいて、上記蓋体に付設したパッドのリード端子
圧接面を、蓋体閉合時に全リード端子の屈曲形状部全体
に圧着するように形成したことを特徴としている。
【0011】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、押さえパ
ッドの圧接面は、蓋体閉合時、全リード端子の屈曲形状
部全体に圧着するように形成されているので、位置決め
作用が働きリード端子の変形や横ずれが防止されると共
にリード端子の変形や形状のバラツキは該圧接面の屈曲
形状に矯正され、常に適正な端子形状を維持しつつ適正
なリード押圧を得ることができる。従って、リード端子
薄狭化に伴って生じる、製造工程や取扱時におけるリー
ド端子の変形や形状のバラツキは効果的に防止・矯正さ
れて歩留りが向上すると共に、常に適正な電気的接続が
保証され得、信頼性の高い載接を確保できる。
ッドの圧接面は、蓋体閉合時、全リード端子の屈曲形状
部全体に圧着するように形成されているので、位置決め
作用が働きリード端子の変形や横ずれが防止されると共
にリード端子の変形や形状のバラツキは該圧接面の屈曲
形状に矯正され、常に適正な端子形状を維持しつつ適正
なリード押圧を得ることができる。従って、リード端子
薄狭化に伴って生じる、製造工程や取扱時におけるリー
ド端子の変形や形状のバラツキは効果的に防止・矯正さ
れて歩留りが向上すると共に、常に適正な電気的接続が
保証され得、信頼性の高い載接を確保できる。
【図1】本発明のICソケットの一実施例でICパッケ
ージが装填された状態の縦断面図である。
ージが装填された状態の縦断面図である。
【図2】本発明のICソケットの一実施例でリード端子
とコンタクトピンとの接触状態を示す部分拡大図であ
る。
とコンタクトピンとの接触状態を示す部分拡大図であ
る。
【図3】本発明のICソケットの他の実施例でICパッ
ケージが装填された状態の縦断面図である。
ケージが装填された状態の縦断面図である。
【図4】本発明のICソケットの他の実施例でリード端
子とコンタクトピンとの接触状態を示す部分拡大図であ
る。
子とコンタクトピンとの接触状態を示す部分拡大図であ
る。
【図5】従来のICソケットのICパッケージが装填さ
れた状態の縦断面図である。
れた状態の縦断面図である。
11 ソケット本体 12 フローティングプレート 13 蓋体 14 押さえパッド 15 コイルバネ 16 ヒンジ 17,20 バネ 18 コンタクトピン 19 ストッパー P ICパッケージ R リード端子
Claims (1)
- 【請求項1】 ソケット本体に列設してコンタクトピン
にICパッケージのリード端子を載接しソケット本体に
枢支されたパッド付蓋体を閉合することにより上記リー
ド端子を押圧して該リード端子と上記コンタクトピンと
の接圧を得るようにしたICソケットにおいて、上記蓋
体に付設したパッドのリード端子圧接面を、蓋体閉合時
に全リード端子の屈曲形状部全体に圧着するように形成
したことを特徴とするICソケット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7214763A JP2677261B2 (ja) | 1995-08-23 | 1995-08-23 | Icソケット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7214763A JP2677261B2 (ja) | 1995-08-23 | 1995-08-23 | Icソケット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0855665A JPH0855665A (ja) | 1996-02-27 |
| JP2677261B2 true JP2677261B2 (ja) | 1997-11-17 |
Family
ID=16661141
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7214763A Expired - Fee Related JP2677261B2 (ja) | 1995-08-23 | 1995-08-23 | Icソケット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2677261B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0329901Y2 (ja) * | 1986-08-28 | 1991-06-25 | ||
| JPH03119673A (ja) * | 1989-10-03 | 1991-05-22 | Fujitsu Ltd | Ic用接続装置 |
| JP3044476B2 (ja) * | 1990-10-19 | 2000-05-22 | 日本テキサス・インスツルメンツ株式会社 | ソケット |
-
1995
- 1995-08-23 JP JP7214763A patent/JP2677261B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0855665A (ja) | 1996-02-27 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |