JP2663926B2 - Icソケット - Google Patents

Icソケット

Info

Publication number
JP2663926B2
JP2663926B2 JP7211707A JP21170795A JP2663926B2 JP 2663926 B2 JP2663926 B2 JP 2663926B2 JP 7211707 A JP7211707 A JP 7211707A JP 21170795 A JP21170795 A JP 21170795A JP 2663926 B2 JP2663926 B2 JP 2663926B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
contact
socket
contact pin
arm
socket body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP7211707A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0883659A (ja
Inventor
博明 原田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ENPURASU KK
Original Assignee
ENPURASU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ENPURASU KK filed Critical ENPURASU KK
Priority to JP7211707A priority Critical patent/JP2663926B2/ja
Publication of JPH0883659A publication Critical patent/JPH0883659A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2663926B2 publication Critical patent/JP2663926B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Connecting Device With Holders (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、IC素子のリード端子
と外部回路との電気的接続を図るためのICソケットに
おいて特にリード端子と接触すべきコンタクトピンがソ
ケット本体に極めて微細ピッチで列設されているICソ
ケットに関する。
【0002】
【従来の技術】ソケット本体に多数列設したコンタクト
ピンにIC素子のリード端子を載接し、ソケット本体に
枢支された蓋体を閉蓋することによりIC素子を押圧し
てリード端子とコンタクトピンとを圧接させるようにし
たICソケットにおいて、IC素子の高密度化等に対応
すべくコンタクトピンの微細ピッチ化が進んでいる。そ
してかかる微細化が進む程、コンタクトピン自体ばかり
でなく、コンタクトピンをソケット本体に植設せしめリ
ード端子との接触作動を案内・規制するためのガイド壁
の成形加工は難しくなっている。
【0003】従来、例えば実開昭58−70687号公
報により開示された集積回路実装板用コネクタでは、弾
性接触アームの自由端に集積回路板の端子を載接する接
触部を突出形成すると共に該接触部の近傍にガイド部片
を突出形成して、かかるガイド部片をソケット本体に形
成したガイド溝(ガイド壁)に介入させることにより弾
性接触アームの弾性変位を案内するようになっている。
即ちこのコネクタによれば、この種ICソケットのコン
タクトピンに相当する上記弾性接触アームはその前部自
由端側及び後部固定端側が部分的にガイドされるように
なっているため、特にソケット本体の成形加工を容易に
することができる。
【0004】一方また、前述したコンタクトピンの微細
ピッチ化を実現すべく本出願人は既に実願平3−414
76号により、その厚さを極めて薄くし且つその強度等
を保証するようにしたICソケット用コンタクトピンを
提案している。そしてこのコンタクトピンは図3に示し
たように、相対向する一対のアーム部2a,2bから成
る環状の接触アーム2を備えている。又、図において、
かかる接触アーム2の前部自由端には図示しないIC素
子のリード端子と接触する接触部3が形成されていると
共に、接触アーム2は後部固定端の首部4を介してコン
タクトピン1基部に接続されている。かかるコンタクト
ピン1によれば、例えば図4に示したように、コンタク
トピン1上方から力Fを加えられても一対のアーム部2
a,2bが上方及び下方へ該力Fを分散し合うので、該
アーム部2a,2bで捩じれることなく極めて薄く形成
されているコンタクトピン1でもIC素子のリード端子
との適正な接触作動が保証される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
この種ICソケットでは、例えばコンタクトピン1は上
述したように力Fに対して上下方向には十分な強度を備
えているものの、ソケット本体におけるその列設方向に
撓み易く、このため隣り同士で接触事故を起こす等の問
題があった。そしてソケット本体に植設される場合、前
述した実開昭58−70687号公報に記載のコネクタ
のように弾性接触アーム(接触アーム2)がその前部自
由端側及び後部固定端側で部分的にガイドされる構成に
すると、その中間部分でかかるコンタクトピン1同士の
接触事故を防止することは困難となる。
【0006】本発明はかかる実情に鑑み、コンタクトピ
ンの適正作動を保証することができる上に、コンタクト
ピンの微細ピッチ化を有効に実現することができるこの
種ICソケットを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によるICソケッ
トは、ソケット本体に多数列設したコンタクトピンにI
C素子のリード端子を載接し、上記ソケット本体に枢支
された蓋体を閉蓋することにより上記IC素子を押圧し
て上記リード端子と上記コンタクトピンとを圧接させる
ようになっているが、上記コンタクトピンは相対向する
一対のアーム部から成る環状の接触アームを備えている
と共に、上記コンタクトピンを上記ソケット本体に配設
するためのガイド壁として、上記コンタクトピンの上記
接触アームの前部自由端側及び後部固定端側に案内・規
制部が形成されていて、更に上記接触アームは少なくと
もその前部自由端及び後部固定端間の領域が絶縁成形さ
れている。
【0008】
【作用】本発明のICソケットによれば、コンタクトピ
ンは、接触アームの前部自由端側及び後部固定端側が案
内・規制されることにより、ICソケットのリード端子
と適正な接触作動を行い得ると共に、接触アームは少な
くともその前部自由端及び後部固定端間の領域が絶縁成
形されていることにより、コンタクトピン相互間を完全
に絶縁することができる。
【0009】
【実施例】以下、図1及び図2に基づき、従来例と同一
の部材には同一の符号を用いて本発明によるICソケッ
トの一実施例を説明する。コンタクトピン1の形状等の
基本的構成は従来例の場合と同様であるが、図1に示し
たように接触アーム2の前部自由端側はガイド壁5の一
方のスリット5aにより又、後部固定端側は該ガイド壁
5の他方のスリット5bによりそれぞれ案内・規制され
るようにソケット本体6に植設される。そして図2はか
かるコンタクトピン1がソケット本体6に多数列設され
ている状態を示しているが、更に図中、7はソケット本
体6に軸8を介して枢支された蓋体、9は該蓋体7を閉
蓋することによりIC素子を押圧してリード端子と上記
コンタクトピン1の接触部3とを圧接させるように、蓋
体7の内側面に設けられたパッドである。又、上記コン
タクトピン1は、図1に示したように接触アーム2の少
なくともその前部自由端及び後部固定端間の領域に例え
ば絶縁材料をコーティングして成る絶縁手段2cが形成
されている。
【0010】本発明によるICソケットは上記のように
構成されているから、コンタクトピン1の接触アーム2
の接触部3に対応するIC素子のリード端子が載接され
た状態で、蓋体7を閉蓋することによりリード端子と接
触部3は圧接せしめられ、IC素子とコンタクトピン1
が電気的に接続する。この場合、前述したように、コン
タクトピン1の接触アーム2は一対のアーム部2a,2
bによって構成されているので、特にリード端子の圧接
方向の力F(図4参照)に対して捩じれることなくIC
素子のリード端子との適正な接触作動が保証される。
【0011】また、かかるコンタクトピン1の接触作動
において、極めて微細ピッチで配列されているコンタク
トピン1にその列設方向の撓みが生じた場合、隣接する
コンタクトピン1の接触アーム2同士が相互接触するこ
とがある。これに対して該接触アーム2には絶縁手段2
cが形成されているため、コンタクトピン1相互間の絶
縁が保証されていることにより、コンタクトピン1同士
の短絡事故を防止することができ、従って、IC素子と
コンタクトピン1の安全且つ確実な電気的接続が行われ
る。そして、コンタクトピン1の適正作動を保証すると
共にコンタクトピン1相互の電気的接触事故をなくする
ことにより、コンタクトピン1の薄肉化並びにその配列
の微細ピッチ化に有効に対応することができる。
【0012】
【発明の効果】上述したように本発明によれば、特に薄
肉化及び微細ピッチ化したコンタクトピンを備えたこの
種のICソケットにおいてその適正作動を保証すると共
に、成形加工を容易にすることができる等の利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のICソケットの一実施例による要部縦
断面図である。
【図2】本発明のICソケットの一実施例による平面図
である。
【図3】従来のICソケットに用いられるコンタクトピ
ンの正面図である。
【図4】従来のICソケットに係るコンタクトピンの作
動を説明する正面図である。
【符号の説明】
1 コンタクトピン 2 接触アーム 3 接触部 4 首部 5 ガイド壁 6 ソケット本体 7 蓋体 8 軸 9 パッド

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ソケット本体に多数列設したコンタクト
    ピンにIC素子のリード端子を載接し、上記ソケット本
    体に枢支された蓋体を閉蓋することにより上記IC素子
    を押圧して上記リード端子と上記コンタクトピンとを圧
    接させるようにしたICソケットにおいて、上記コンタ
    クトピンは相対向する一対のアーム部から成る環状の接
    触アームを備えていると共に、上記コンタクトピンを上
    記ソケット本体に配設するためのガイド壁として、上記
    コンタクトピンの上記接触アームの前部自由端側及び後
    部固定端側に案内・規制部が形成されていて、更に上記
    接触アームは少なくともその前部自由端及び後部固定端
    間の領域が絶縁成形されていることを特徴とするICソ
    ケット。
JP7211707A 1995-08-21 1995-08-21 Icソケット Expired - Fee Related JP2663926B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7211707A JP2663926B2 (ja) 1995-08-21 1995-08-21 Icソケット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7211707A JP2663926B2 (ja) 1995-08-21 1995-08-21 Icソケット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0883659A JPH0883659A (ja) 1996-03-26
JP2663926B2 true JP2663926B2 (ja) 1997-10-15

Family

ID=16610267

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7211707A Expired - Fee Related JP2663926B2 (ja) 1995-08-21 1995-08-21 Icソケット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2663926B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0883659A (ja) 1996-03-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3302720B2 (ja) Icソケット
EP0703117B1 (en) Electric connection casing
US5779494A (en) Connector with reinforced latch
JPH0982427A (ja) フラットケーブル用コネクタ
EP0413144A2 (en) Connecting electrode
JP2663926B2 (ja) Icソケット
JPH0517973U (ja) Icソケツト
US6350137B1 (en) IC socket and contact pins for IC socket
JPH0755822Y2 (ja) 電線接続用端子器具
CN220753768U (zh) 一种端子台
JP2545016Y2 (ja) Icソケット
JP2530126Y2 (ja) Icソケット用コンタクトピン
JP3725456B2 (ja) コンタクトピン及びicソケット
JP4169841B2 (ja) 電気部品用ソケット
JP2696203B2 (ja) Icソケット
JPH073583Y2 (ja) エッジコネクタ用コンタクト
JP2572191Y2 (ja) Icソケット
JPH10189085A (ja) プリント基板用雌端子の構造
JP2571921Y2 (ja) コネクタ
JPH0350633Y2 (ja)
JP3078590U (ja) リード線接続端子装置
JPH0120778Y2 (ja)
JPH0716318Y2 (ja) Lsiソケット
JP4062642B2 (ja) 電気部品用ソケット
JPS6023906Y2 (ja) コネクタ装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees