JP2676416B2 - 粉体の造粒用流動床装置 - Google Patents

粉体の造粒用流動床装置

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JP2676416B2
JP2676416B2 JP1502566A JP50256689A JP2676416B2 JP 2676416 B2 JP2676416 B2 JP 2676416B2 JP 1502566 A JP1502566 A JP 1502566A JP 50256689 A JP50256689 A JP 50256689A JP 2676416 B2 JP2676416 B2 JP 2676416B2
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S118/00Coating apparatus
    • Y10S118/05Fluidized bed

Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] この発明は、被処理体用処理室を設けた容器およびそ
の容器の下方に設けた風室と、頂部において上記風室を
形成し、直立中心軸線の周りに回転自在に駆動され、か
つほぼ半径方向に伸長すると共に、風室からの気体流を
処理室へ流入させる、少くとも1つ開口を備えた円形の
ロータディスクを備えたロータとからなる、被処理体と
くに粉体の造粒用流動床装置に関する。
[背景技術] 上記の型に属し、米国特許第3,849,900号明細書によ
り公知で、粒子の乾燥用に提供された流動床装置におい
て、ロータは平らな円形ディスクを備えた垂直軸を有す
る。この円形ディスクは、その直径がふるい底部材の直
径よりも若干大きく、かつ2つ以上の円い扇形状の開口
を備えている。ふるい底部材は、容器から引き出すこと
ができると共に操作位置において膨らまされるホースシ
ールにより容器に付して密封されている引出し状ボック
スである。ホースシールの1つは、ふるい底部材または
トレイを取囲むボックスの下方フレーム部と、その下方
において容器内に形成された段部との間にある。この段
部の下方にロータディスクが設られている。上記公知の
流動床装置の操作においては、加熱乾燥空気が、回転し
ているロータおよびふるい底部材を通って処理室内に吹
込まれるので、処理室内の被処理体は、この処理室の連
続循環区域内で流動化されると共に乾燥される。この公
知の装置は、被処理体が充填された引出し状ボックスを
この装置内に挿入して、風室と処理室との間の処理に必
要な圧力勾配が発生する以前に、被処理体の細粒がふる
い底部材を通って下方へ風室内まで落下できるので、大
変汚れ易い。このように、この公知装置は、全体として
洗浄が困難で、しかも製薬業で要求されているきびしい
衛生上の条件を必ずしも満足するものではない。
西独特許第DE2932803A1号により公知の上記と別な流
動床装置は、軸線方向横断面がU字形のロータを有し、
このロータは空気出口を設けたダイアフラムにより上方
が部分的にカバーされている。ロータは、中空軸に装着
されると共に中空軸を介しファンの圧力側に回転自在に
結合されている。中空軸内で上方に伸長した液体導管
は、ふるい底部材の直上中央に配設した固定霧吹きノズ
ルに終っている。ふるい底部材の下方のロータの周りの
区域は、吸込室として構成され、ファンの吸込み側に結
合されている。この装置においては、中空軸からの乾燥
空気がU字形ロータ輪郭部内に半径方向外向きに曲げら
れて、そこからふるい底部材を上方に通って処理室内に
流れ、この内の被処理体を流動させる。液体を中央ノズ
ルを通って流動化した被処理体に吹き付けると、この液
体と流動体との状態によって、例えば凝集粒体が形成さ
れ、またはすでに粒状に近い状態になった粒子は被覆が
施される。この装置は、被処理体を空気で特に容易に充
填できるので、この点で汚損を防止することができる
が、衛生上の要件がきびしいときには、洗浄がやはり困
難となる。
衛生上の見地から一層好ましい流動床装置が、西独特
許第DE2551578A1号に開示されている。この装置におい
ては、処理室がシール底部材により下方、またはフィル
タ構造により上方の境界が定められている。底部材の直
上に、2または多数羽根のロータが設けられ、このロー
タは中空軸によって駆動され、またファンの圧力側に結
合されている。ロータの個々の羽根には、回転方向に対
して後向きの空気出口が設けられている。この公知の装
置の1つの実施例では、処理室内において、液体ノズル
がロータの上方中央に配設されている。他の実施例で
は、ロータから出てくる空気により被処理体が流動化さ
れる処理室の区域内に液体を吹き付けるように、液体ノ
ズルをロータの羽根内に設けられている。
西独国特許第DE2932803A1号および西独国特許第DE255
1578A1号から公知の両装置に共通なことは、処理室内で
被処理体を流動化させるのに使用される空気は、これが
処理室に到達する以前に、ロータ内で少くとも2回、各
回にほぼ90゜だけ向きを変えることである。その結果、
被処理体を1つまたはそれ以上の気体流が形成されるよ
うにすることによって、処理が効果的に行なわれるよう
にする速度および分布をもって、空気またはその他の気
体をロータから流出させるには、多くのエネルギーを消
費しなければならない。
最後に、西独特許第DE3107959号の開示している流動
床装置において、処理室は平らなロータディスクによっ
て処理室下方に設けた風室から分離されている。このロ
ータディスクは、容器内で、垂直軸線の周りに回転自在
である。ロータディスクの外縁と容器の内壁との間に、
環状ギャップが設けられ、このギャップは垂直方向に調
整自在な環状の閉鎖部材によって閉じることができる。
処理室内でロータ上方中央に、下向きの霧吹きノズルが
設けられている。被処理体を処理室内に導入するため
に、閉鎖部材は閉鎖位置を取り、続いて風室と処理室と
の間に所定の圧力勾配が得られると直ちに開放位置に下
げられる。このようにして閉鎖部材から釈放されたロー
タは回転を開始するので、ロータ上にある被処理体の層
が散らされる。風室から環状ギャップを通って処理室へ
流れる空気は、処理室の半径方向に外方に環状区域内の
被処理体を流動化する。この環状区域から被処理体は、
さらに再び処理室の中央区域内に流入し、ロータディス
ク上に落下し、ロータディスクにより再び外方に投出さ
れる。このような作動態様においては、必然的に比較的
に速い回転を行うロータの遠心作用が主要な役目をす
る。このように、空気または他の気体による流動化の外
に、ロータおよび容器壁の機械的作用は、被処理体の紙
において重要な役目をする。しかしこのような機体的作
用は、好ましくないか、または多く処理工程、特に造粒
工程において、狭い範囲内でのみ好ましい。
この発明の課題は、流動床装置の洗浄状態を比較的容
易に保ち、被処理体の単位重量当りに消費されるエネル
ギーおよび時間を比較的少くし、流動化の困難な被処理
体または機械的作用に敏感な被処理体の造粒に特に適す
るように構成することである。
[発明の開示] 上記課題は、この発明によって次のようにして解決さ
れる。すなわち、 ・ロータディスクを、風室および処理室の間の単一の隔
壁として形成し、 ・閉鎖手段を、ロータディスク内の各開口と連動させる
と共に、通常の操作時は開放するが装置の停止には閉鎖
できるようにし、 ・ロータディスク上方に、ロータ上にある被処理体がロ
ータとともに回転しないようにする少くとも1つの保持
羽根を固定して配設し、 ・処理室内の被処理体を吹きつけるノズルを、開口の1
つを通過した各気体流内に配設し、上記ノズルは、上記
気体流の半径方向全長に亘って分布すると共にロータの
回転により一緒に回転するようにする。
この発明は、上記のような型の公知の装置に設けるふ
るい底部材を省くものである。
その理由は、ロータディスクがその少くとも1つの閉
鎖自在な開口とともに、各操作サイクルのある段階で必
要な風室と処理室との分散を確実にするからである。操
作において、ロータの唯一の目的は、軸線にほぼ平行な
流れ方向をほとんど変更しないでロータを通過する風室
からの気体流が、被処理体をかき分けて進むように、処
理室内で回転できるようにすることである。このため、
ロータディスクの遠心作用が避けられるような低い回転
速度で、ロータを駆動する必要がある。さらに、ロータ
ディスク上方に配設された少くとも1つの保持羽根は、
被処理体の移動に抵抗するので、被処理体は、1つまた
はそれ以上の気体流内で起こる、気体のかき分け進む作
用を受けるようになる。これらの気体流はふるい底部材
において分散されないので、比較的に鋭角に局限され、
従ってかき分け作用をもった羽根に類似の作用を持つ。
この発明による装置は、次のように構成される。すな
わち ・閉鎖手段は、ロータディスクと同軸に設けられ、ロー
タディスクに対して回転でき、かつ同様に少くとも1つ
の開口を備えた閉鎖ディスクを有し、 ・2つのディスクの開口は、作動位置において互いに一
直線上にあるがこれら2つのディスクの静止位置におい
て相互にカバーされる。
上述の構成において、閉鎖ディスクをロータディスク
に対して相対回転させるために、例えば機械または空気
駆動装置を設けてもよい。
しかし、閉鎖ディスクをロータディスクの上方に配設
し、また閉鎖ディスクが、ロータの正回転のときは被処
理体によって上記ディスクに働くブレーキ作用により作
動位置になり、逆回転のときは静止位置になるように、
停止片間でロータディスクに対して自由に回転できるよ
うにすれば、さらに装置は簡単になる。
この発明の他の実施例において、半径方向に伸長した
弁体が、閉鎖手段として各開口に配設されている。この
弁体は、ロータ上に垂直方向に調整自在または閉鎖作用
を行なうように膨らませられるように配設することがで
きる。
この発明による少くとも1つの保持羽根は、処理完了
後の被処理体の細片、例えば粒子の持つ最大寸法よりか
なり大きいロータ上方の距離に配設すれば非常に穏やか
に保持作用を行なうことができる。しかし、複数の保持
羽根をロータの直上に固定してもよい。保持羽根とロー
タの上側面との間に、粒子の大きさに比べて小さいギャ
ップを設けると、保持羽根はロータの表面を永く清浄に
保つのに大いに役立つ。
保持部材を、ロータと同軸である少くとも1つのリン
グによって結合すれば好都合である。
さらに、ロータの各開口を、少くともほぼ垂直な平面
内に配設される側壁で形成し、高さを側壁相互間の間隔
と少くとも同じにすれば好都合である。
これらの側壁は、ロータを出る各気体流が鋭角状に形
成され、従って、気体流の被処理体をかき分け進む作用
の増進に貢献する。
最後に、弁体を2つの上方に向かって収束する案内板
の間で関連する側壁の下方に懸垂させるのがよい。
[図面の簡単な説明] 第1図はこの発明による流動床装置の第1の実施例の
軸線平行断面図の部分側面図、第2図は第1図の拡大部
分図、第3図は第1図のIII−III線に沿った軸線方向部
分断面図、第4図は第1の軸線に直角なIV−IV線に沿っ
た断面図、第5図は第1図の軸線に直角なV−V線に沿
った部分断面図、第6図は第5図のVI−VI線に沿った断
面図、第7図はこの発明による流動床装置の第2の実施
例の第1図に対応する図、第8図は第7図からの拡大部
分図である。
[発明を実施するための最良の形態] この発明の実施例の詳細について添付図面により以下
に説明する。
第1図ないし第6図と第7図および第8図に示した2
つの流動床装置は、容器12を支える下部フレーム10を備
えている。
図示した流動床装置は、容器12を支える下部フレーム
10を備えている。容器12は円筒形の処理室14を有し、こ
の室は操作時に被処理体16で部分的に満たされている。
被処理体16は、例えば粉体で、その流動状態において液
体18が吹きかけられて流体を形成する。容器12は通常使
用されているもので、従って、ここでは関心のある下方
区域のみを示す。処理室14はその頂部をフィルタ構造に
よって境を定めるのがよい。そのような構成例は、本文
の最初に示した米国特許第3,849,900号明細書および西
独国特許第DE2551578A1号から公知である。
下部フレーム10は、風室22を取囲む円筒形ケース20を
有する。風室22は床部材24によって底部が定められ、空
気入口結合部26を有する。気体、例えば乾燥温気は、被
処理体16を流動化するために結合部26を通って導入され
る。ドレン弁28が底部材24に設けられている。垂直な軸
線Aを備えた中空軸30は底部材24を通って伸びている。
中空軸30は、無限可変伝動装置34を介してモータ32によ
り回転自在に駆動される。中空軸30の下端に流体入口36
および圧縮空気入口38が配設されている。
風室22の上部境界として円形ロータディスク42を有す
るロータ40が、中空軸30に取付けられている。ロータデ
ィスク42の外径は、ケース20の内径とほぼ同じであり、
図示した実施例においては、ロータディスク42の直上か
ら始まる容器12の内径よりも若干大きい。ロータ40は、
複数の図示例では6つの開口44を備え、これらの開口は
相互に等角度間隔、図示例では60゜になっていて、各開
口は環状の幅の狭い扇形を形成している。
各開口44は、中空軸30から円筒形の外カラー48まで伸
びている一対の垂直な半径方向外方に拡がる側壁46によ
って限定されている。側壁46と外カラー48とは、開口44
に対応する部分が切除されている。ロータディスク42に
よって、頂部において互いに結合されているので、空気
入口結合部材26に結合されたファンによって、風室22か
ら処理室14までに相応の圧力勾配を生じたときに、各開
口は円形の断面扇形部の垂直気体流50を風室22から上方
に流出させる。
各開口44の下部には、ロータ40に1対の棒54で懸垂さ
れると共に上方に変位できるように案内される弁体52が
ある。各弁体52は、関連する開口44と同じ半径方向に伸
びていて、また同開口と同様に、軸線Aからの距離が増
すのに従って増加する横断面を持っている。各棒54は、
関連する開口44をつなぐ狭い橋部材56に垂直方向に調整
自在に取付けられている。
この目的のために、各棒54の上部には、おねじが設け
られ、また関連橋部材56にはめねじが設けられている。
各棒54の周りにはばね58を配設し、このばねは、関連す
る橋部材56の下方側面で支えられると共に、棒54の設定
長さによって定められた下端位置において、前記圧力勾
配の作用に抗して弁体52を保持するものである。
各弁体52は、2つの案内板60の間の真中央に配設さ
れ、案内板60は、第2図に示すように、関連する1対の
側壁60から下方に伸びると共に横断面が下方に向かって
広がっている。各案内板60と関連する弁体52との間に半
径方向のみぞ穴を設け、このみぞ穴の幅は、弁体52がそ
の上下の側面間に過大な圧力勾配により弁体の自重と関
連したばね58の圧力に抗して上方に変位するときに、小
さくなるものである。
ロータ40の上方にある距離をおいて、中空軸30に数個
のアーム62が取付けてある。各アームは、開口44の1つ
の上方に容器12の内壁近くまで半径方向外向きに伸びて
いる。アーム62の数は、開口44の数に等しい。従って、
図示の実施例では、6個のアーム62が相互に等しい角度
間隔60゜だけ離して配設されている。各アーム62は、ロ
ータ40の回転方向Bにおいて、アームの下方に配設され
た関連開口44に対して後方に僅かにずらされている。
各アーム62は、管状の結合部材64を有し、この結合部
材は中空軸30の半径方向穴内に挿入され、ナット66で堅
くねじ込まれている。各アーム62は、ナット66を緩めた
後、中空軸30に対して半径方向の軸線Cの周りに回転さ
せることができる。第2図に示すように、アーム62の輪
郭は、翼の輪郭に類似していて、対称面Dを有する。こ
の対称面は、関連する開口44の中心面Fでロータディス
ク42の平面と交差している。
各アーム62内に形成された中央通路68は、中空軸30内
の軸方向通路70を介して流体入口36に接続されている。
各アーム62内の別の通路72は、中空軸30内の別の通路74
を介して圧縮空気入口38に接続されている。中空軸30の
回転方向Bに対して斜め上方に向いた各アーム62の縁部
に、複数のノズル76が配設されている。ノズルの軸線
は、関連したアーム62の対称面D内に存在し、アームの
軸線Cに対し直角に伸びている。ノズル76は2物質用ノ
ズルで、液体入口38から供給される液体を圧縮空気で吹
き付ける。2つのノズル76間のそれぞれの間隔は、軸線
Aからの距離の増加に伴って減少するので、処理室14の
すべての区域において、単位面積当りにほぼ等量の液体
が吹き付けられる。
中空軸30は、円錐形の上端部78を有し、この上端部の
先端は、処理室14内で流動化した被処理体16の垂直方向
上限界の区域まで延びている。
第1図ないし第6図において、一様に平らな閉鎖ディ
スク92がロータディスク42の直上に設けられている。従
って閉鎖ディスク92は、同様に円形で、6つの環状の扇
形開口94を有し、これらの開口は、互いに等間隔に配設
されると共に、閉鎖ディスク92の作動位置において開口
44と全く整合しているので、気体流50が、あたかも閉鎖
ディスク92がなかったかのように、ロータ40を通過でき
る。正回転の場合、閉鎖ディスク92は、停止片(図示し
ていない)例えば、軸30の半径方向突起により、作動位
置を離れないでロータディスク42と共に回転するように
保持される。しかし、軸30を少し逆転させると、閉鎖デ
ィスク92はロータディスク42に対して回転して静止位置
になる。この位置も図示していない停止片によって定め
られる。この静止位置において、閉鎖ディスク92はロー
タディスク42のすべての開口44をカバーし、またロータ
ディスクは閉鎖ディスク92のすべての開口94をカバーす
る。その結果、容器12は風室22から分離される。
第7図および第8図の実施例が、第1図ないし第6図
のそれと異なる点は、弁体52が、第7図および第8図の
実線で示した通常の作動位置と第8図の破線で示した閉
鎖位置との間で、空気ピストンシリンダユニット96によ
り垂直方向に調整できることである。各弁体52は、閉鎖
位置において、これと関連したロータ40の開口44を完全
に閉じるので、処理室14は同室から分離される。ピスト
ンシリンダユニット96は、軸30の底部に設けた圧縮空気
結合部97を介して制御される。
この発明の上記2つの実施例は、被処理体16の一部が
風室22内に落下して風室を汚すことがなく、被処理体16
を、所望のようにして例えば注入するだけで、処理室14
内に導入できるようにする。しかし、操作時に、図示し
た2つの実施例のロータ40の開口44は、上述の閉鎖手段
によって妨げられることなく、少くともほぼ垂直に上向
きの鋭角状の空気流を形成する。
上記2つの実施例に共通なことは、保持羽根98がロー
タ40の直上に固定して配列されていることである。保持
羽根98は、それぞれが軸線Aを含む平面内にあって、容
器の外部に取付けられると共に軸30に取付けたリング10
0によって半径方向内向きに一緒に保持されている。第
1図ないし第6図の第1の実施例のロータディスク42の
表面または第7図および第8図の第2の実施例の閉鎖デ
ィスク92の表面と保持羽根98の下縁部との間の距離は、
僅かに数十mmにするのが好ましい。

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被処理体16用処理室14を配設した容器12お
    よびこの容器の下方に配設した風室22と、頂部におい
    て、上記風室22を形成し、直立の中心軸Aの周りに回転
    自在に駆動され、かつほぼ半径方向に伸長していて、気
    体流50を上記風室22から処理室14に流入させる、少くと
    も1つの開口44を有する円形のロータディスク42を備え
    たロータ40とからなる、粉体造粒用流動床装置におい
    て、 上記ロータディスク42は、上記の風室22と処理室14との
    間の単一の隔壁として構成し、閉鎖手段は、上記ロータ
    ディスク42の開口44のそれぞれと連動させると共に、通
    常作動時には開放され、上記装置の停止時には閉鎖さ
    れ、上記ロータ40上にある被処理体が同ロータと一緒に
    回転しないようにする少くとも1つの保持羽根を、上記
    ロータディスク42の上方において固定して配設し、処理
    室14内の被処理体16に吹き付けるノズル76を、上記開口
    44の1つを通過した各気体流50内に配設し、上記ノズル
    76は、上記気体流の半径方向の全長に亘って分配して設
    けると共に上記ロータ40の回転時に一緒に回転するよう
    にしたことを特徴とする、 粉体造粒用流動床装置。
  2. 【請求項2】閉鎖手段は、上記ロータディスク42と同軸
    に配設され、同ロータディスクに対して回転自在で、し
    かも少くとも1つの開口94が設けられ、2つのディスク
    42,92の開口44,94は、作動位置において互いに整合し、
    これら2つのディスク42,92の静止位置において互いに
    カバーされていることを特徴とする、請求項1記載の流
    動床装置。
  3. 【請求項3】閉鎖ディスク92は、上記ロータディスク42
    の上方に配設し、同閉鎖ディスク92が、ロータ40の正回
    転時に、被処理体16によって上記ディスクに及ぼされる
    ブレーキ作用により作動位置になり、逆回転時に静止位
    置になるように、停止片間で上記ロータディスクに対し
    て自由に回転できるようにしたことを特徴とする、請求
    項2に記載の流動床装置。
  4. 【請求項4】半径方向に伸長した弁体52を、閉鎖手段と
    して、各開口44に設けたことを特徴とする、請求項1記
    載の流動床装置。
  5. 【請求項5】弁体52は、ロータ40上に垂直方向に調整自
    在に設けたことを特徴とする、請求項4記載の流動床装
    置。
  6. 【請求項6】弁体52は、膨らませることができることを
    特徴とする、請求項4記載の流動床装置。
  7. 【請求項7】複数の半径方向の保持羽根98を、ロータ40
    の直上に固定して設けたことを特徴とする、請求項1な
    いし6の何れか1つに記載した流動床装置。
  8. 【請求項8】保持羽根98は、ロータ40と同軸の少くとも
    1つのリング100によって一緒に結合されていることを
    特徴とする、請求項7に記載の流動床装置。
  9. 【請求項9】ロータ40の各開口44は、それぞれが少くと
    もほぼ垂直な平面内に配設された側壁46によって形成さ
    れ、その高さは、上記側壁相互間の距離と等しくしたこ
    とを特徴とする、請求項1ないし8の何れか1つに記載
    の流動床装置。
  10. 【請求項10】弁体52は、2つの上方に向かって集束す
    る案内板60の間で、関連した側壁46の下方に懸垂されて
    いることを特徴とする請求項4または9に記載の流動床
    装置。
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