JP2674755B2 - カラー描画装置 - Google Patents
カラー描画装置Info
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Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、カラー描画像に対してアンチエリアシング
処理を行えるようにしたカラー描画方法に関する。 〔発明の概要〕 本発明はカラー描画方法に関し、色情報のルックアッ
プテーブルを設けることによって、簡単な構成でカラー
描画像に対するアンチエリアシング処理が行えるように
したものである。 〔従来の技術〕 いわゆるグラフィックス装置において、例えば2つの
座標を指定することによってその座標間に線分を描画す
る描画方法が考えられている。すなわち第4図におい
て、例えばホストCPU(図示せず)からの描画コマンド
等がデータバス(41)を通じて描画演算(DDA)回路(4
2)に供給される。これによって演算回路(42)からは
例えば(0,0)と(8,5)の座標が指定された場合に第5
図Aに黒丸で示すような2座標を結ぶ描画点のアドレス
が発生される。そしてこのアドレスがフレームメモリ
(43)の書込アドレスWAに供給され、書込データWDに任
意の値が供給されることによって、フレームメモリ(4
3)に上述の描画像に相当する書込が行われる。しかし
ながらこの場合に、描画される線分は、各表示画素の位
置が間欠であるために、例えば図示のように階段状にな
ってしまい、良好な描画像を得ることができない。 そこで上述の装置においてさらにアンチエリアシング
(AA)処理回路(44)が設けられ、データバス(41)か
らの描画コマンド等に従って描画像をスムーズにするた
めの処理が行われる。すなわちこの回路(44)からは、
演算回路(42)で発生されたアドレスごとに、本来描画
されるべき線分からアドレス位置までの距離に対応して
背景の輝度と描画の輝度とを比較配分した階調情報がデ
ィジタル値で発生される。なおこのとき演算回路(42)
からは白丸で示すアドレスも発生されている。 すなわち第5図Bは背景の輝度を“0"、描画の輝度を
“1"とした場合の各アドレスの階調情報を示しており、
図からも明らかなように、スムーズな描画像になってい
る。なお背景及び描画の輝度が“0"“1"以外の場合に
は、上述の階調情報の値を背景及び描画の輝度の間で比
例配分することによってそれぞれの場合に必要な階調情
報を得ることができる。 そして演算回路(42)からのアドレスがフレームメモ
リ(43)の書込アドレスWAに供給されると共に、回路
(44)からの対応する階調情報がフレームメモリ(43)
の書込データWDに供給されることによって、フレームメ
モリ(43)には上述のBに相当する描画像が書込まれ
る。 そしてさらにこのフレームメモリ(43)の読出アドレ
スRAに任意の表示装置(図示せず)の走査に同期したア
ドレスが供給され、これによって読出データRDに取出さ
れた上述の階調情報がDA変換回路(45)を通じて出力端
子(46)に出力され、この出力信号が表示装置に供給さ
れることによって、上述のBに示すようなスムーズな描
画像の表示が行われる。 〔文献:「コンピュータソフトウェア(vol.3,No.1,Ja
n.'86)」「特願昭62−23958号」等参照〕 〔発明が解決しようとする問題点〕 ところが上述の方法は、黒背景における単色の描画に
ついて有効であるが、これをこのままカラー描画に適用
することはできない。 すなわち任意の背景色の上に他の色で描画を行う場合
に、この描画に対して上述のアンチエリアシング処理を
行っても、この処理によって形成された周辺アドレスは
単に描画色の階調が下げられているだけで、このアドレ
スの色が背景色に溶け込むことがなく、アンチエリアシ
ングの効果は無くなってしまう。 これに対してアンチエリアシング回路(44),フレー
ムメモリ(43)等を例えば3原色の各系統ごとに設け、
それぞれ単色処理する方法もあるが、これでは回路規模
が大きくなり、特にフレームメモリを多数設けることは
回路設計上あるいは製造コストが上昇するなどの問題点
があった。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明は、供給される描画コマンド(データバス(1
1))に基づいて背景上に描画される描画像を発生する
描画演算手段(回路(12))と、この描画像に対してア
ンチエリアシング処理を行うアンチエリアシング処理手
段(回路(14))と、上記描画コマンド中の上記背景の
色情報と上記描画像の色情報とからこの2つの色情報の
間を上記アンチエリアシング処理によって得られる階調
情報の数に分割した色情報を発生する色情報発生手段
(回路(1))と、上記色情報発生手段からの色情報に
基づいて形成されるルックアップテーブル(2)とを有
し、上記描画像に対して上記アンチエリアシング処理に
よって得られる階調情報を上記アンチエリアシング処理
手段から上記ルックアップテーブルに供給し、この階調
情報に従った上記色情報を上記ルックアップテーブルか
ら読み出して上記描画像の色情報を出力(DA変換回路
(15R)〜(15B))するようにしたカラー描画装置であ
る。 〔作用〕 これによれば、階調情報に応じた色情報がルックアッ
プテーブルに設けられることによって、アンチエリアシ
ング回路で発生された階調情報から容易に所望の色情報
を得ることができ、簡単な構成でカラー描画のアンチエ
リアシング処理を行うことができる。 〔実施例〕 第1図において、従来と同様に例えばホストCPU(図
示せず)からの描画コマンド等がデータバス(11)を通
じて描画演算(DDA)回路(12)に供給され、ここで算
出されたアドレスがフレームメモリ(13)の書込アドレ
スWAに供給される。またデータバス(11)からの描画コ
マンド等がアンチエリアシング(AA)処理回路(14)に
供給され、例えば背景の輝度を“0"、描画の輝度を“1"
とした場合の各アドレスの階調情報が発生されてフレー
ムメモリ(13)の書込データWDに供給される。 さらにデータバス(11)からの背景の色情報と描画の
色情報とが色情報発生回路(1)に供給されて、背景及
び描画の色情報の間をアンチエリアシング回路(14)で
発生される階調情報の数に分割した色情報が発生され
る。この色情報がルックアップテーブル(LUT)(2)
を形成するメモリ(2R)(2G)(2B)に書込まれる。 すなわち例えば描画の色情報として(rp,gp,bp)と背
景の色情報として(rq,gq,bq)が供給され、回路(14)
で発生される階調情報の数がMであった場合に、回路
(1)においてそれぞれ が算出され、メモリ(2R)(2G)(2B)の回路(14)か
らの輝度“1"に相当するアドレスApにそれぞれrp,gp,bp
の色情報が書込まれ、次の階調情報に相当するアドレス
Ap+1に(rp+Δr),(gp+Δg),(bp+Δb)の色
情報が書込まれ、以下M−1番目の階調情報に相当する
アドレスp+M-2までに順次Δr,Δg,Δbがそれぞれ累算
された色情報が書込まれる。また輝度“0"に相当するア
ドレスAqにはそれぞれrq,gq,bqの色情報が書込まれる。 さらに具体的には、例えばRGB3原色による色の表現は
第2図に示すような3次元空間と考えることができる。
ここで直交する3軸にR軸,G軸,B軸を考え、各色を0.0
〜1.0に規格化すると、黒は原点となり、G軸上の1.0の
所が緑,R軸上の1.0の所が赤,B軸上の1.0の所が青であ
り、(1.0,1.0,1.0)の所が白となる。 そこでこの3次元空間において描画色Pの色情報(r
p,gp,bp)と背景色Qの色情報(rq,gq,bq)はそれぞれ
図示のように表わされ、アンチエリアシング処理を行う
場合にはこのP,Qを結ぶ線上の各色情報が階調情報に対
応してルックアップテーブル(2)に書込まれる。すな
わち例えばアンチエリアシングの階調数を8階調とする
場合には、P,Qの間に等間隔に6点をとり、計8点の座
標をそれぞれ16倍して整数化したものを成分とすればよ
い。なお図示の例の場合には、メモリ(2R)(2G)(2
B)にはそれぞれ第3図に示すような値が書込まれる。 そして任意の表示装置(図示せず)の走査に同期した
アドレスがフレームメモリ(13)の読出アドレスRAに供
給され、これによって読出データRDに取出されたアンチ
エリアシングの階調情報がルックアップテーブル(2)
の読出アドレスRAに供給され、このアドレスがメモリ
(2R)(2G)(2B)に共通に供給されて、読出された色
情報がそれぞれDA変換回路(15R)(15G)(15B)を通
じて出力端子(16R)(16G)(16B)に取出される。 従ってこの出力端子(16R)(16G)(16B)からの信
号が表示装置に供給されることによって、アンチエリア
シング処理による階調情報に応じて描画の色情報から背
景の色情報に徐々に変化される表示が行われ、背景色に
溶け込む様な表示とされてアンチエリアシングの効果が
発揮される。 こうしてカラー描画が行われるわけであるが、上述の
方法によれば、階調情報に応じた色情報がルックアップ
テーブルに設けられることによって、アンチエリアシン
グ回路で発生された階調情報から容易に所望の色情報を
得ることができ、簡単な構成でカラー描画のアンチエリ
アシング処理を行うことができる。 すなわち上述の方法によれば、アンチエリアシング処
理回路(14),フレームメモリ(13)等の構成は従来の
装置をそのまま用いることができ、極めて簡単な構成の
追加のみで本願を実現することができる。 なおフレームメモリの出力データを3色のルックアッ
プテーブルに供給して所望のカラー描画を行うことは従
来から知られているが、従来はフレームメモリからのデ
ータはそれぞれが表示される色に対応しており、本願の
ようにアンチエリアシングのための階調を考慮してルッ
クアップテーブルの書込等を行う技術思想は従来は全く
知られていなかったものである。 さらに上述の例では、背景色と描画色とが1:1の場合
を示したが、これらが複数色ある場合には、それぞれの
色の組合せごとにルックアップテーブルに階調に応じた
色情報を書込むことで実現することができる。これによ
って例えば一般自然画のような画像の上への描画につい
ても、アンチエリアシングを行うことができるようにな
る。 〔発明の効果〕 この発明によれば、階調情報に応じた色情報がルック
アップテーブルに設けられることによって、アンチエリ
アシング回路で発生された階調情報から容易に所望の色
情報を得ることができ、簡単な構成でカラー描画のアン
チエリアシング処理を行うことができるようになった。
処理を行えるようにしたカラー描画方法に関する。 〔発明の概要〕 本発明はカラー描画方法に関し、色情報のルックアッ
プテーブルを設けることによって、簡単な構成でカラー
描画像に対するアンチエリアシング処理が行えるように
したものである。 〔従来の技術〕 いわゆるグラフィックス装置において、例えば2つの
座標を指定することによってその座標間に線分を描画す
る描画方法が考えられている。すなわち第4図におい
て、例えばホストCPU(図示せず)からの描画コマンド
等がデータバス(41)を通じて描画演算(DDA)回路(4
2)に供給される。これによって演算回路(42)からは
例えば(0,0)と(8,5)の座標が指定された場合に第5
図Aに黒丸で示すような2座標を結ぶ描画点のアドレス
が発生される。そしてこのアドレスがフレームメモリ
(43)の書込アドレスWAに供給され、書込データWDに任
意の値が供給されることによって、フレームメモリ(4
3)に上述の描画像に相当する書込が行われる。しかし
ながらこの場合に、描画される線分は、各表示画素の位
置が間欠であるために、例えば図示のように階段状にな
ってしまい、良好な描画像を得ることができない。 そこで上述の装置においてさらにアンチエリアシング
(AA)処理回路(44)が設けられ、データバス(41)か
らの描画コマンド等に従って描画像をスムーズにするた
めの処理が行われる。すなわちこの回路(44)からは、
演算回路(42)で発生されたアドレスごとに、本来描画
されるべき線分からアドレス位置までの距離に対応して
背景の輝度と描画の輝度とを比較配分した階調情報がデ
ィジタル値で発生される。なおこのとき演算回路(42)
からは白丸で示すアドレスも発生されている。 すなわち第5図Bは背景の輝度を“0"、描画の輝度を
“1"とした場合の各アドレスの階調情報を示しており、
図からも明らかなように、スムーズな描画像になってい
る。なお背景及び描画の輝度が“0"“1"以外の場合に
は、上述の階調情報の値を背景及び描画の輝度の間で比
例配分することによってそれぞれの場合に必要な階調情
報を得ることができる。 そして演算回路(42)からのアドレスがフレームメモ
リ(43)の書込アドレスWAに供給されると共に、回路
(44)からの対応する階調情報がフレームメモリ(43)
の書込データWDに供給されることによって、フレームメ
モリ(43)には上述のBに相当する描画像が書込まれ
る。 そしてさらにこのフレームメモリ(43)の読出アドレ
スRAに任意の表示装置(図示せず)の走査に同期したア
ドレスが供給され、これによって読出データRDに取出さ
れた上述の階調情報がDA変換回路(45)を通じて出力端
子(46)に出力され、この出力信号が表示装置に供給さ
れることによって、上述のBに示すようなスムーズな描
画像の表示が行われる。 〔文献:「コンピュータソフトウェア(vol.3,No.1,Ja
n.'86)」「特願昭62−23958号」等参照〕 〔発明が解決しようとする問題点〕 ところが上述の方法は、黒背景における単色の描画に
ついて有効であるが、これをこのままカラー描画に適用
することはできない。 すなわち任意の背景色の上に他の色で描画を行う場合
に、この描画に対して上述のアンチエリアシング処理を
行っても、この処理によって形成された周辺アドレスは
単に描画色の階調が下げられているだけで、このアドレ
スの色が背景色に溶け込むことがなく、アンチエリアシ
ングの効果は無くなってしまう。 これに対してアンチエリアシング回路(44),フレー
ムメモリ(43)等を例えば3原色の各系統ごとに設け、
それぞれ単色処理する方法もあるが、これでは回路規模
が大きくなり、特にフレームメモリを多数設けることは
回路設計上あるいは製造コストが上昇するなどの問題点
があった。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明は、供給される描画コマンド(データバス(1
1))に基づいて背景上に描画される描画像を発生する
描画演算手段(回路(12))と、この描画像に対してア
ンチエリアシング処理を行うアンチエリアシング処理手
段(回路(14))と、上記描画コマンド中の上記背景の
色情報と上記描画像の色情報とからこの2つの色情報の
間を上記アンチエリアシング処理によって得られる階調
情報の数に分割した色情報を発生する色情報発生手段
(回路(1))と、上記色情報発生手段からの色情報に
基づいて形成されるルックアップテーブル(2)とを有
し、上記描画像に対して上記アンチエリアシング処理に
よって得られる階調情報を上記アンチエリアシング処理
手段から上記ルックアップテーブルに供給し、この階調
情報に従った上記色情報を上記ルックアップテーブルか
ら読み出して上記描画像の色情報を出力(DA変換回路
(15R)〜(15B))するようにしたカラー描画装置であ
る。 〔作用〕 これによれば、階調情報に応じた色情報がルックアッ
プテーブルに設けられることによって、アンチエリアシ
ング回路で発生された階調情報から容易に所望の色情報
を得ることができ、簡単な構成でカラー描画のアンチエ
リアシング処理を行うことができる。 〔実施例〕 第1図において、従来と同様に例えばホストCPU(図
示せず)からの描画コマンド等がデータバス(11)を通
じて描画演算(DDA)回路(12)に供給され、ここで算
出されたアドレスがフレームメモリ(13)の書込アドレ
スWAに供給される。またデータバス(11)からの描画コ
マンド等がアンチエリアシング(AA)処理回路(14)に
供給され、例えば背景の輝度を“0"、描画の輝度を“1"
とした場合の各アドレスの階調情報が発生されてフレー
ムメモリ(13)の書込データWDに供給される。 さらにデータバス(11)からの背景の色情報と描画の
色情報とが色情報発生回路(1)に供給されて、背景及
び描画の色情報の間をアンチエリアシング回路(14)で
発生される階調情報の数に分割した色情報が発生され
る。この色情報がルックアップテーブル(LUT)(2)
を形成するメモリ(2R)(2G)(2B)に書込まれる。 すなわち例えば描画の色情報として(rp,gp,bp)と背
景の色情報として(rq,gq,bq)が供給され、回路(14)
で発生される階調情報の数がMであった場合に、回路
(1)においてそれぞれ が算出され、メモリ(2R)(2G)(2B)の回路(14)か
らの輝度“1"に相当するアドレスApにそれぞれrp,gp,bp
の色情報が書込まれ、次の階調情報に相当するアドレス
Ap+1に(rp+Δr),(gp+Δg),(bp+Δb)の色
情報が書込まれ、以下M−1番目の階調情報に相当する
アドレスp+M-2までに順次Δr,Δg,Δbがそれぞれ累算
された色情報が書込まれる。また輝度“0"に相当するア
ドレスAqにはそれぞれrq,gq,bqの色情報が書込まれる。 さらに具体的には、例えばRGB3原色による色の表現は
第2図に示すような3次元空間と考えることができる。
ここで直交する3軸にR軸,G軸,B軸を考え、各色を0.0
〜1.0に規格化すると、黒は原点となり、G軸上の1.0の
所が緑,R軸上の1.0の所が赤,B軸上の1.0の所が青であ
り、(1.0,1.0,1.0)の所が白となる。 そこでこの3次元空間において描画色Pの色情報(r
p,gp,bp)と背景色Qの色情報(rq,gq,bq)はそれぞれ
図示のように表わされ、アンチエリアシング処理を行う
場合にはこのP,Qを結ぶ線上の各色情報が階調情報に対
応してルックアップテーブル(2)に書込まれる。すな
わち例えばアンチエリアシングの階調数を8階調とする
場合には、P,Qの間に等間隔に6点をとり、計8点の座
標をそれぞれ16倍して整数化したものを成分とすればよ
い。なお図示の例の場合には、メモリ(2R)(2G)(2
B)にはそれぞれ第3図に示すような値が書込まれる。 そして任意の表示装置(図示せず)の走査に同期した
アドレスがフレームメモリ(13)の読出アドレスRAに供
給され、これによって読出データRDに取出されたアンチ
エリアシングの階調情報がルックアップテーブル(2)
の読出アドレスRAに供給され、このアドレスがメモリ
(2R)(2G)(2B)に共通に供給されて、読出された色
情報がそれぞれDA変換回路(15R)(15G)(15B)を通
じて出力端子(16R)(16G)(16B)に取出される。 従ってこの出力端子(16R)(16G)(16B)からの信
号が表示装置に供給されることによって、アンチエリア
シング処理による階調情報に応じて描画の色情報から背
景の色情報に徐々に変化される表示が行われ、背景色に
溶け込む様な表示とされてアンチエリアシングの効果が
発揮される。 こうしてカラー描画が行われるわけであるが、上述の
方法によれば、階調情報に応じた色情報がルックアップ
テーブルに設けられることによって、アンチエリアシン
グ回路で発生された階調情報から容易に所望の色情報を
得ることができ、簡単な構成でカラー描画のアンチエリ
アシング処理を行うことができる。 すなわち上述の方法によれば、アンチエリアシング処
理回路(14),フレームメモリ(13)等の構成は従来の
装置をそのまま用いることができ、極めて簡単な構成の
追加のみで本願を実現することができる。 なおフレームメモリの出力データを3色のルックアッ
プテーブルに供給して所望のカラー描画を行うことは従
来から知られているが、従来はフレームメモリからのデ
ータはそれぞれが表示される色に対応しており、本願の
ようにアンチエリアシングのための階調を考慮してルッ
クアップテーブルの書込等を行う技術思想は従来は全く
知られていなかったものである。 さらに上述の例では、背景色と描画色とが1:1の場合
を示したが、これらが複数色ある場合には、それぞれの
色の組合せごとにルックアップテーブルに階調に応じた
色情報を書込むことで実現することができる。これによ
って例えば一般自然画のような画像の上への描画につい
ても、アンチエリアシングを行うことができるようにな
る。 〔発明の効果〕 この発明によれば、階調情報に応じた色情報がルック
アップテーブルに設けられることによって、アンチエリ
アシング回路で発生された階調情報から容易に所望の色
情報を得ることができ、簡単な構成でカラー描画のアン
チエリアシング処理を行うことができるようになった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実施するための装置の一例の構成図、
第2図,第3図はその説明のための図、第4図,第5図
は従来の技術の説明のための図である。 (1)は色情報発生回路、(2)はルックアップテーブ
ル、(12)は描画演算回路、(13)はフレームメモリ、
(14)はアンチエリアシング処理回路である。
第2図,第3図はその説明のための図、第4図,第5図
は従来の技術の説明のための図である。 (1)は色情報発生回路、(2)はルックアップテーブ
ル、(12)は描画演算回路、(13)はフレームメモリ、
(14)はアンチエリアシング処理回路である。
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 1.供給される描画コマンドに基づいて背景上に描画さ
れる描画像を発生する描画演算手段と、 この描画像に対してアンチエリアシング処理を行うアン
チエリアシング処理手段と、 上記描画コマンド中の上記背景の色情報と上記描画像の
色情報とからこの2つの色情報の間を上記アンチエリア
シング処理によって得られる階調情報の数に分割した色
情報を発生する色情報発生手段と、 上記色情報発生手段からの色情報に基づいて形成される
ルックアップテーブルとを有し、 上記描画像に対して上記アンチエリアシング処理によっ
て得られる階調情報を上記アンチエリアシング処理手段
から上記ルックアップテーブルに供給し、 この階調情報に従った上記色情報を上記ルックアップテ
ーブルから読み出して上記描画像の色情報を出力するよ
うにしたカラー描画装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62218426A JP2674755B2 (ja) | 1987-09-01 | 1987-09-01 | カラー描画装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62218426A JP2674755B2 (ja) | 1987-09-01 | 1987-09-01 | カラー描画装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6461789A JPS6461789A (en) | 1989-03-08 |
JP2674755B2 true JP2674755B2 (ja) | 1997-11-12 |
Family
ID=16719727
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62218426A Expired - Fee Related JP2674755B2 (ja) | 1987-09-01 | 1987-09-01 | カラー描画装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2674755B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5541526A (en) * | 1978-09-18 | 1980-03-24 | Fujitsu Ltd | Color display system |
-
1987
- 1987-09-01 JP JP62218426A patent/JP2674755B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6461789A (en) | 1989-03-08 |
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Date | Code | Title | Description |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |