JPH0636049A - 図形のハイライト表示方法及びグラフィックス装置 - Google Patents

図形のハイライト表示方法及びグラフィックス装置

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JPH0636049A
JPH0636049A JP4185209A JP18520992A JPH0636049A JP H0636049 A JPH0636049 A JP H0636049A JP 4185209 A JP4185209 A JP 4185209A JP 18520992 A JP18520992 A JP 18520992A JP H0636049 A JPH0636049 A JP H0636049A
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JP4185209A
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Hideki Fujii
秀樹 藤井
Masahiro Goto
正宏 後藤
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 輝度補間されている3次元図形をハイライト
表示する場合に、図形の階調表現を保持できるようにす
ることで、立体感を失うこと無く図形処理を行うことが
できるようにし、オペレ−タの会話操作性を向上させ
る。 【構成】 エンジニアリングワークステーションのグラ
フィック装置に階調表示する色情報を格納するワークメ
モリ38を備えるとともに、メモリコントローラ36を
設けて通常の画面表示のデータとハイライト表示のデー
タの格納先を制御するようにし、グラフィック装置のグ
ラフィックプロセッサ34に画素ごとに少なくとも一色
の輝度情報を一色以上の輝度情報から算出して、前記メ
モリコントローラ36を介してワークメモリ38に出力
する手段を設けた。 【効果】 図形処理を行う際の、オペレ−タの会話操作
性が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディスプレイ上に3次
元の輝度補間された図形を表示して図形処理を行う図形
処理装置に係わり、特に、図形を選択したことを容易に
知らしめることができるようにした図形のハイライト表
示方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、輝度補間された3次元図形をハイ
ライト表示する方法は、ハイライト色を単一色として塗
りつぶして表示するか、または図形の輪郭部分のみを強
調して表示していた。
【0003】この種の例としては、米国Hewlett
Packard社のグラフィック基本ソフトウェアで
あるStarbaseのマニュアル ”HP 900
0series 300/800 Starbase
Graphic Techniques(1989
年),pp.11−9からpp.11−11”や、米国
Tektronix社のグラフィックスマニュアル ”
2D/3D GAPHICS WITH STI PR
OGRAMMER(1989年),pp.19−14”
に記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、図形
の色を特定の色に変更することで図形を顕示しているこ
とを知らしめるだけであり、該図形の元の色および輝度
については考慮されていなかった。従って、3次元図形
のような図形の輝度が補間されている図形を顕示する為
にハイライト表示を行うと、元の図形の輝度補間による
階調表現が失われ、立体感がなくなってしまうといった
問題があった。
【0005】また、輪郭部分のみを強調表示する場合で
も、図形の形によっては輪郭が込み合ってしまい、図形
が判別しにくくなる場合があった。
【0006】本発明の目的は、輝度補間表示されている
図形をハイライト表示する場合においても、立体感を失
うことなくハイライト表示ができるようし、図形処理に
おける会話操作性を向上させるにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、グラフィ
ックス装置の表示画面に表示されている、図形の色に対
して輝度の補間が行なわれている3次元図形をハイライ
ト表示する方法において、前記補間して得られた輝度の
階調情報に基づいてハイライト表示する図形の画素ごと
の輝度情報を算出し、該算出で得られた画素ごとの輝度
情報を用いて、ハイライト表示される図形に少なくとも
3段階の輝度の階調を付加することにより達成される。
【0008】上記の目的はまた、グラフィックス装置の
表示画面に表示されている、図形の色に対して輝度の補
間が行なわれている3次元図形をハイライト表示する方
法において、前記ハイライト表示される3次元図形の表
面を3角形に分割し、前記表示画面に表示されている該
3角形の頂点の画素の輝度情報を用いてハイライト表示
色に付加する該頂点の単色の輝度情報を算出し、該算出
された3角形の頂点の単色の輝度情報を用いて該三角形
の辺上及び内部の各画素の輝度情報を補間により算出
し、該算出で得られた画素ごとの輝度情報をあらかじめ
設定された変換テーブルを参照してハイライト表示の際
の輝度の階調情報に変換し、ハイライト表示される図形
に少なくとも3段階の輝度の階調を付加することによっ
て達成される。
【0009】上記の課題はまた、描画する図形の画像情
報デ−タを格納するセグメントバッファと、該セグメン
トバッファに接続されたバスと、前記バスに接続され前
記セグメントバッファに格納された図形の画像情報デ−
タを読みだして処理し画像データを生成するグラフィッ
クプロセッサと、前記バス及びグラフィックプロセッサ
に接続されグラフィックプロセッサが生成する画像デー
タを格納するフレームメモリ37と、該フレームメモリ
にデジタル−アナログ変換器を介して接続され前記フレ
ームメモリに格納された画像データを画面表示する画像
表示手段とを含んでなるグラフィックス装置において、
前記グラフィックプロセッサに接続され該グラフィック
プロセッサから入力される画像データの格納先を制御す
るメモリコントローラと、該メモリコントローラに接続
されてハイライト表示用の画像データを格納するワーク
メモリとを設け、前記グラフィックプロセッサに前記セ
グメントバッファに格納された図形の画像情報デ−タか
らハイライト表示される図形の画素ごとの輝度情報を生
成する手段を備え、前記フレームメモリを前記メモリコ
ントローラを介して前記グラフィックプロセッサに接続
し、前記ワークメモリを前記デジタル−アナログ変換器
を介して前記画像表示手段に接続することによっても達
成される。
【0010】上記の課題はまた、前記グラフィックス装
置と、該グラフィックス装置のバスに接続された中央処
理装置と、前記バスに接続された外部メモリと、同じく
前記バスに接続された入出力装置とを含んで構成されて
いる計算機装置似よっても達成される。
【0011】上記グラフィックス装置のデジタル−アナ
ログ変換器には、画素ごとの輝度情報をハイライト表示
のための階調情報に変換する変換テーブルを格納する変
換テーブル格納手段を内装していることが好ましい。
【0012】
【作用】本発明によれば、輝度補間された3次元の図形
をハイライト表示する際においても、ハイライトの色を
補間した輝度の階調が画素ごとに算出され、算出された
輝度のデータがハイライト表示用のメモリに格納され
る。ハイライト表示は、ハイライト表示用のメモリに格
納され階調のある輝度データを備えた画像データによっ
て従って行われるため、3次元図形の立体感を失うこと
なく図形をハイライト表示することができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を用いて詳細
に説明する。
【0014】図1は、3次元図形を表示し会話操作を行
う3次元グラフィックス装置の画面を示している。図
中、球11、三角錐12、立方体13はいずれも3次元
モデルであり、それぞれ、色及び輝度を保持している。
これらのモデルは、3次元グラフックス技術である、輝
度補間(シェ−ディング)技術により、モデルの位置、
視点からの距離や角度によって図形の表面の色が補間さ
れ、立体感を持って表示されている。また、画面上を動
作するポインティングデバイスであるカ−ソル14によ
り、画面上の座標位置の問合せや、表示されている図形
の選択が行われる。図1では、カ−ソル14により球1
1が選択され、それを知らしめるために、球11がハイ
ライトして表示されている。この場合のハイライトと
は、輝度補間されている図形の色を特定の色とし(以
後、ハイライト色と呼ぶ)、補間した輝度の階調に従っ
て図形を表示することである。このように、図形のハイ
ライト表示は、図形処理を行う際のオペレ−タの会話操
作において必須の技術である。
【0015】また、図2は本発明の第2の実施例で、3
次元図形のワイヤフレ−ムモデルをハイライト表示して
いるところを示している。本実施例では、輝度補間され
ていない図形である立方体23をハイライト表示されて
いるので、立方体23は、単一のハイライト色で強調表
示される。このように、本発明によれば、輝度補間する
図形と、輝度補間しない図形を区別し、輝度補間する図
形であれば、補間した輝度の階調に従って図形をハイラ
イト表示し、そうでない場合は、指定する一定のハイラ
イト色で表示することができる。
【0016】ところが、これまでの3次元グラフィック
ス表示におけるハイライト表示は、ハイライトする対象
の図形を均一に単一色で塗り潰す方法や、図形のエッジ
部分のみをハイライト色で表示する方法などしかなく、
図形の階調表現を保持したままでハイライト表示してい
るものは無かった。このため、図形をハイライト表示し
た時に、オペレ−タがモデル図形を認識しにくかった
り、立体感が失われて違和感が生じるなどの問題があっ
た。本発明では、図1に示したように、モデル図形の立
体感を保持したままでハイライト表示が行えるので、上
記の問題点が解消され、操作性が向上する。
【0017】図3は、本発明の実施例であるエンジニア
リングワークステーション(計算機装置)のシステム構
成を示す。図示の装置は、CPU31と、該CPU31
に接続されたバス300と、該バス300及び前記CP
U31に接続された主メモリ32と、前記バス300に
接続され描画する図形デ−タを保持しているセグメント
バッファ33と、前記バス300に接続されたグラフィ
ックプロセッサ34と、該グラフィックプロセッサ34
に接続されたZバッファ35と、前記バス300及びグ
ラフィックプロセッサ34に接続されたメモリコントロ
ーラ36と、該メモリコントローラ36に接続されたフ
レームメモリ37と、該フレームメモリ37にデジタル
−アナログ変換器であるDAC39を介して接続された
画像表示手段であるCRT301と、前記メモリコント
ローラ36,フレームメモリ37及びDAC39に接続
されたハイライト表示用のイメ−ジデ−タを記憶するワ
ークメモリ38と、前記バス300に接続された外部メ
モリ302と、同じくバス300に接続された入出力装
置303とを含んで構成されている。DAC39はカラ
ールックアップテーブルを格納する記憶手段である変換
テーブル格納手段を内蔵している。画像表示手段として
は、CRT以外に、液晶ディスプレィを用いてもよい。
【0018】上記構成の装置において、グラフィックプ
ロセッサ34はセグメントバッファ33上のデ−タを読
み出し、座標変換処理、シェ−ディング処理等の処理を
行い、メモリコントロ−ラ36を介してフレ−ムメモリ
37にイメ−ジデ−タとして図形の形状を書き込む。さ
らに、フレ−ムメモリ37のデ−タは、カラー変換機能
を持ったデジタル−アナログ変換器であるDAC39を
介してCRTに表示される。また、ワ−クメモリ38に
対しても、ハイライト表示用の多階調画像イメ−ジ情報
がグラフィックプロセッサ34によりメモリコントロ−
ラ36を介して書き込まれ、この多階調画像イメ−ジも
DAC39を介してCRTに表示される。メモリコント
ロ−ラ36はグラフィックプロセッサ34が、フレ−ム
メモリ37に書き込むか、ワ−クメモリ38に書き込む
かを選択する。
【0019】図4,5を用いて、3次元図形の輝度補間
アルゴリズムとハイライト表示を行なう際の階調輝度の
求め方を述べる。3次元図形のモデルを構成する要素で
ある三角パッチ41を用いて輝度補間のアルゴリズムを
説明する。三角パッチ41は、曲面を構成する最小単位
であり、頂点毎に輝度と色の情報を保持している。これ
らの頂点情報は通常、赤(R)、緑(G)、青(B)の
色の3原色から構成されており、それぞれ、0から25
5までの計256階調を表現できる。そして、グラフィ
ックプロセッサ34はこの頂点情報を用いて、ラスタ方
向42に沿って1つ1つの画素の輝度値を計算し三角パ
ッチ41の内部を塗り潰していく。
【0020】三角パッチ41の場合の輝度の計算方法
は、まず、2つの頂点の間を線形に補間し辺上にある画
素の輝度を求める。図4では、頂点Vo(赤(R)、緑
(G)、青(B)の輝度がそれぞれRo、Go、Bo)と
頂点V1(赤(R)、緑(G)、青(B)の輝度がそれ
ぞれR1、G1、B1)を結ぶ辺上にあって、Voからl
(エル)番目にある画素alの輝度のR成分は Ro+Δr×l (ただし、Δr=(R1−Ro)/No1,No1はVoとV1
の間の画素数) として求めることができる。同様に、G,B成分を計算
するとalの輝度Ialは(Ro+Δr×l,Go+Δg
×l,Bo+Δb×l)となる。同様にして、Vo,V1
を結ぶ辺上の点 bmの輝度Ibmも求めることができ
る。さらに、三角パッチ41の内部の画素の輝度を求め
るためには、ラスタ方向42と各辺上の交わる点の画素
間の輝度を再び線形補間する。
【0021】以上のようにして、3次元図形の輝度補間
は行なわれるが、この輝度補間された図形を階調表現を
保持したままハイライト表示するために行なう、各画素
の輝度の計算方法について次に説明する。図5に示す三
角パッチ43は頂点Ho,H1,H2からなり、上述の三
角パッチ41と同一形状の図形である。ただし、各頂点
の輝度は三角パッチ41が保持している頂点情報のうち
輝度情報についてだけの情報とする。すなわち、図形を
ハイライトする過程において、その輝度補間を行なう頂
点の情報を元の図形の頂点輝度情報の各色成分から、単
色の輝度値にマッピングする。例えば、頂点Hoは三角
パッチ41の頂点Voに対応するが、その輝度値voは、 vo=0.3×Ro+0.6×Go+1×Bo ……(1) 等として求める。同様にして、H1,H2の輝度v1,v2
についても計算し、こうして求めたvo,v1,v2を用
いて三角パッチ41と同じ補間計算を行なって、各画素
の輝度を求める。そして、得られた輝度値について、画
素ごとに次に述べる方法でインデックス値を算定し、こ
のインデックス値をワ−クメモリ38に書き込み、図形
のハイライト表示を行なう。
【0022】次に補間した結果を階調表示する方法につ
いて説明する。図6は、ハイライト表示時の色と階調度
を定義する方法を示している。図示のカラ−ルックアッ
プテ−ブル51は、色のRGBの値をそれぞれ256階
調まで表すことができるようになっており、ハイライト
色の色値を決定することができる。また、DAC53
は、ハイライト表示する図形について、ワ−クメモリ5
2に書き込まれた画素ごとのインデックス値をカラ−ル
ックアップテ−ブル51上で探し、該インデックス値に
対応している色値をカラ−ルックアップテ−ブル51上
で求め、CRT54に表示する。従って、ワ−クメモリ
52に格納される値の範囲(インデックス値の範囲、こ
こでは0〜15とした)は、カラ−ルックアップテ−ブ
ル51のインデックス値のとりうる値の範囲と同一であ
る必要がある。ワ−クメモリ52に書き込まれる値は、
輝度補間によって得られた単色の輝度値から算定される
インデックス値であるが、この値がカラ−ルックアップ
テ−ブル51のインデックス値のとりうる範囲を超えて
いる場合は、輝度補間によって得られた値から算定され
るインデックス値を補正したのち、ワ−クメモリ52に
書き込む必要がある。図6の場合では、カラ−ルックア
ップテ−ブル51のインデックス値の範囲が0から15
までであるので、各頂点の輝度値を補間して得られた画
素ごとの輝度値の範囲を16等分に区切り、それぞれ対
応するインデックス値に補正する。すなわち、補間して
得られた画素ごとの輝度値が0から15の間はインデッ
クス値を0とし、補間して得られた画素ごとの輝度値が
16から31の間はインデックス値を1となるよう補正
する。このように、補正した値をワ−クメモリ52に書
き込む。この時、カラ−ルックアップテ−ブル51のイ
ンデックス値に対して、16階調の輝度を表す色値を設
定しておけば、ワ−クメモリ52上に書き込まれた図形
をCRT54に階調表示することができる。
【0023】また、このカラ−ルックアップテ−ブル5
1の色成分の値を変化させれば、ハイライト色の色成分
を変更することが出来る。図6では赤色成分にのみ、階
調を示す数字が表示されているが、これに加えて緑色成
分及びまたは青色成分に階調を示す数字を記入してお
き、原色以外の色で階調を備えたハイライト表示するこ
ともできるし、ハイライト色の明るさも自由に変更する
ことも可能である。図6に示されたカラ−ルックアップ
テ−ブル51では、補間で得られた輝度値224〜23
9に対してインデックス値14が設定され、該インデッ
クス値14で指定されるハイライト画像の輝度は239
である。これをたとえば、補間で得られた輝度値224
〜239に対してインデックス値14を設定し、該イン
デックス値14で指定されるハイライト画像の輝度を2
50とすることにより、ハイライト画像の輝度を高める
ことができる。
【0024】上述の例では、ハイライト表示の輝度の階
調の段階区分を16段階としたが、これをさらに32、
64とふやすことにより、ハイライト表示の際の立体感
をさらによくすることができる。減らす場合でも少なく
とも3段階以上とする。また、0〜255の輝度を単純
に16段階、32段階などに等分してインデックス値を
対応させるのでなく、輝度の低い部分は範囲を広く輝度
の高い部分は範囲を狭くして、ハイライト表示の際の輝
度をあげるようにしてもよい。
【0025】本発明は、以上の原理と資源を用いて実現
されるが、以下図7の処理フロ−を用いて、ワークメモ
リにハイライト用のイメージデータ(画素ごとのインデ
ックス値)が格納されるまでを、さらに具体的に処理手
順を追って説明する。
【0026】まず処理61で、カラ−ルックアップテ−
ブル51に、ハイライト表示する色が設定される。ハイ
ライト色は、シェ−ディング図形が階調表示できるよう
に、カラ−ルックアップテ−ブルのインデックス値にハ
イライト色の輝度値を補正して設定する。
【0027】次に処理62でハイライトする図形がまだ
存在するかどうかが判定される。まだ存在する場合は、
処理63へ進み、ハイライトする図形が無い場合は、処
理を終了する。
【0028】処理63では、ハイライトする図形は、シ
ェ−ディング図形か否かが判定される。シェ−ディング
図形ならば処理64へ進み、そうでなければ、処理68
へ進む。
【0029】処理64では、図形の頂点毎に、頂点輝度
情報が単一の輝度値にマッピングされる。曲面をもつ立
体図形の場合は、曲面が予め微小な三角パッチに分割さ
れ、三角パッチの頂点に当たる画素の輝度情報が単一の
輝度値にマッピングされる。
【0030】図形及びまたは三角パッチ(以下単に図形
という)の各頂点の単一の輝度値が求まると処理65に
進み、図形の各辺上の画素の輝度値が算出される。各画
素の輝度値は、処理64で求められた頂点の輝度値か
ら、頂点間を線形に補間して算出される。
【0031】次に処理66に進み、処理65で求めた各
辺上の画素の輝度値を用いて、図形の内部の画素の輝度
値が、ラスタ方向に辺上の画素の輝度値を線形補間して
算出される。
【0032】処理67では、処理66で算出された図形
の各画素の輝度値が、カラ−ルックアップテ−ブルのイ
ンデックス値のどの値に対応するかが判定され、対応す
るインデックス値が画素ごとに、ハイライト表示用のイ
メージデータとしてワ−クメモリに書き込まれる。
【0033】ある図形のハイライト表示用のイメージデ
ータの書き込みが終わると、処理62に戻り、処理すべ
き図形がなくなるまで上述の手順が繰り返される。
【0034】処理63で、ハイライト対象の図形がシェ
−ディング図形でないと判定されると処理68に進み、
カラ−ルックアップテ−ブルのインデックス値の最大値
がハイライト色として選択される。処理すべき図形がな
くなると、手順は終了する。
【0035】処理69では、処理68で選択されたハイ
ライト色(インデックス値)を用いて、ハイライト表示
用のイメージデータがワ−クメモリに書き込まれる(画
素ごとのインデックス値が格納される)。
【0036】処理69が終わると処理62に戻り、処理
すべき図形がなくなるまで上述の手順が繰り返される。
処理すべき図形がなくなると、手順は終了する。
【0037】上記実施例においては、三角パッチの頂点
の三原色ごとの輝度値から単色の輝度値を算出するの
に、三原色すべての輝度値を用いたが、その中の二つも
しくは一つを用いて単色の輝度値を算出することもでき
る。例えば、 vo’=0.6×Go+1×Bo ……(2) vo’=2×Bo ……(3) などとすることにより、計算時間を短縮し、会話操作に
おける応答性を高める効果がある。
【0038】また、例えば、赤色でハイライト表示する
場合、単色の輝度値を算出するのに、 vo’=
1.0×Ro+0.3×Go+0.3×Bo …
…(4) のごとく、表示色の色の輝度値のウェイトを高めた算式
とし、見やすいハイライト表示とすることもできる。
【0039】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、輝度補間された図形をハイライト表示する
際に、ハイライトの色を補間した輝度の階調に従って表
示できるため、図形の立体感が失われることがなく、図
形処理の会話操作を行なう時にハイライトした図形の誤
認識がなくなり、オペレータの会話操作性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の適用した画面表示例を示す図である。
【図2】従来の技術におけるハイライト表示の例を示す
図である。
【図3】本発明の実施例の要部構成を示すブロック図で
ある。
【図4】3次元立体における輝度の補間の例を示す概念
図である。
【図5】本発明の実施例における輝度の補間の例を示す
概念図である。
【図6】本発明の実施例でのハイライト表示時の色の定
義方法を説明する図である。
【図7】本発明の実施例を示す処理手順図である。
【符号の説明】
31 CPU 32 主メモリ 33 セグメントバッファ 34 グラフィックプロセッサ 35 Zバッファ 36 メモリコントローラ 37 フレ−ムメモリ 38 ワ−クメモリ 39,53 デジタル−アナログ変換器 51 カラ−ルックアップテ−ブル 54,301 CRT 302 外部メモリ 303 入出力装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G09G 5/10 A 8121−5G 5/36 9177−5G

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 グラフィックス装置の表示画面に表示さ
    れている、図形の色に対して輝度の補間が行なわれてい
    る3次元図形をハイライト表示する方法において、前記
    補間して得られた輝度の階調情報に基づいてハイライト
    表示する図形の画素ごとの輝度情報を算出し、該算出で
    得られた画素ごとの輝度情報を用いて、ハイライト表示
    される図形に少なくとも3段階の輝度の階調を付加する
    ことを特徴とする図形のハイライト表示方法。
  2. 【請求項2】 グラフィックス装置の表示画面に表示さ
    れている、図形の色に対して輝度の補間が行なわれてい
    る3次元図形をハイライト表示する方法において、前記
    ハイライト表示される3次元図形の表面を3角形に分割
    し、前記表示画面に表示されている該3角形の頂点の画
    素の輝度情報を用いてハイライト表示色に付加する該頂
    点の単色の輝度情報を算出し、該算出された3角形の頂
    点の単色の輝度情報を用いて該三角形の辺上及び内部の
    各画素の輝度情報を補間により算出し、該算出で得られ
    た画素ごとの輝度情報をあらかじめ設定された変換テー
    ブルを参照してハイライト表示の際の輝度の階調情報に
    変換し、ハイライト表示される図形に少なくとも3段階
    の輝度の階調を付加することを特徴とする図形のハイラ
    イト表示方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の図形のハイライト表示方
    法において、ハイライト表示される図形を、ハイライト
    表示前の図形の階調表現の階調段階数よりも少ない階調
    段階数の階調表現でハイライト表示を行なうことを特徴
    とする図形のハイライト表示方法。
  4. 【請求項4】 描画する図形の画像情報デ−タを格納す
    るセグメントバッファと、該セグメントバッファに接続
    されたバスと、前記バスに接続され前記セグメントバッ
    ファに格納された図形の画像情報デ−タを読みだして処
    理し画像データを生成するグラフィックプロセッサと、
    前記バス及びグラフィックプロセッサに接続されグラフ
    ィックプロセッサが生成する画像データを格納するフレ
    ームメモリ37と、該フレームメモリにデジタル−アナ
    ログ変換器を介して接続され前記フレームメモリに格納
    された画像データを画面表示する画像表示手段とを含ん
    でなるグラフィックス装置において、前記グラフィック
    プロセッサに接続され該グラフィックプロセッサから入
    力される画像データの格納先を制御するメモリコントロ
    ーラと、該メモリコントローラに接続されてハイライト
    表示用の画像データを格納するワークメモリとを含んで
    なり、前記グラフィックプロセッサは前記セグメントバ
    ッファに格納された図形の画像情報デ−タからハイライ
    ト表示される図形の画素ごとの輝度情報を生成する手段
    を備え、前記フレームメモリは前記メモリコントローラ
    を介して前記グラフィックプロセッサに接続されてお
    り、前記ワークメモリは前記デジタル−アナログ変換器
    を介して前記画像表示手段に接続されていることを特徴
    とするグラフィックス装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のグラフィックス装置
    と、該グラフィックス装置のバスに接続された中央処理
    装置と、前記バスに接続された外部メモリと、同じく前
    記バスに接続された入出力装置とを含んで構成されてい
    る計算機装置。
  6. 【請求項6】 デジタル−アナログ変換器は、画素ごと
    の輝度情報をハイライト表示のための階調情報に変換す
    る変換テーブルを格納する変換テーブル格納手段を内装
    していることを特徴とする請求項4に記載のグラフィッ
    クス装置。
  7. 【請求項7】 デジタル−アナログ変換器は、画素ごと
    の輝度情報をハイライト表示のための階調情報に変換す
    る変換テーブルを格納する変換テーブル格納手段を内装
    していることを特徴とする請求項5に記載の計算機装
    置。
JP4185209A 1992-07-13 1992-07-13 図形のハイライト表示方法及びグラフィックス装置 Pending JPH0636049A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10481480B2 (en) * 2016-02-25 2019-11-19 Nicca Chemical Co., Ltd. Reflection-type screen and sheet for reflection-type screen

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