JP2674551B2 - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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JP2674551B2
JP2674551B2 JP7052938A JP5293895A JP2674551B2 JP 2674551 B2 JP2674551 B2 JP 2674551B2 JP 7052938 A JP7052938 A JP 7052938A JP 5293895 A JP5293895 A JP 5293895A JP 2674551 B2 JP2674551 B2 JP 2674551B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、カラー画像表示、カラ
ーグラフィック表示に適したカラー液晶表示体に関する
ものである。 【0002】 【従来の技術】従来、液晶表示体の多色カラー表示化
は、次の点で実現が不可能であった。 【0003】1つは、液晶パネル自体の構成ドット数、
又はライン数が上げられなかった点である。通常行なわ
れているダイナミック駆動は1/16デューティが限界
であり、せいぜい16ラインを実現することがせい一杯
である。一方、カラー表示はその性質上少なくとも10
0ラインないと、意味がなく、このためには1/100
デューティでの液晶駆動が実現しなければならない。 【0004】2つには、液晶の多色カラー表示手段自体
優れたものがなかった。ゲストホスト液晶の如くの色素
を混入させて発色させる方式があるが、これは一つの基
板内に多色を発生させることは非常にむずかしい。又、
何色かのパネルを重ね合わせる方法があるが、これは構
成上高価なものになるし、又何層にもなり彩やかな色を
出すこと自体不可能である。 【0005】又、光のにじみはシャッタが開いて光が透
過するときに生じる。例えば、赤のフィルタに対応する
シャッタのみが開いているとき、その両側にある青、緑
のフィルタのはしに光がまわり込んで赤のフィルタのシ
ャッタから光が漏れるという問題があり、色再現性を低
下させるという問題を有していた。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】以上のような理由で、
液晶の多色カラー表示パネルは実現がむずかしかった。 【0007】従って本発明の目的は、以上の欠点を改善
することにより容易に多色カラー表示パネルを実現する
手段を提供することにあり、主な目的は、隣接するシャ
ッタからの光漏れを防止することを目的とする。 【0008】 【課題を解決するための手段】本発明の液晶表示装置
は、一対の基板間に液晶を挟持してなり、一方の前記基
板にマトリックス状に形成された駆動電極及び該駆動電
極に接続するスイッチング素子が配置されてなり、前記
スイッチング素子は、互いに隣接する前記駆動電極の間
の領域の前記駆動電極と平面的にずれた位置に形成さ
れ、前記一方の基板上に形成された前記駆動電極に対向
する位置の他方の前記基板上に複数の色要素からなるカ
ラーフィルタが配置されてなり、前記各色要素のカラー
フィルターは前記駆動電極の面積より大きな面積を有し
且つ前記駆動電極を平面的に包含するように対向配置さ
れ、前記他方の基板上の互いに隣接する前記各色要素の
カラーフィルターの間には前記一方の基板上の互いに隣
接する前記駆動電極の間の領域と対向するように黒色枠
が形成されてなることを特徴とする。 【0009】 【実施例】〔実施例1〕 図1は本発明の基本的な構成例である。まず、ガラス基
板1上にカラーフィルタを形成する。例えば、赤フィル
タ8と緑フィルタ9と青フィルタ10がモザイク状又は
ストライプ状に形成されている。 【0010】この上部にSi02等の保護膜6を形成し
て、その上部に液晶駆動電極となる透明電極5を形成す
る。反対側の対向電極はガラス基板2上に、アクティブ
マトリックス用のスイッチング素子や、非線形素子の配
列されている素子層3(図面は簡略化して示してい
る。)を形成し、その上部に、カラーフィルタの各ドッ
トに対応した透明駆動電極層4を形成する。 【0011】次に、この2つのガラス基板1、2を向い
合わせて、周辺をシールして液晶7を封入する。この表
示パネルを透過型で用いる場合はガラス基板1の下に偏
光板を介して下方から光を導入し、液晶体としては黒色
系のネガ型のゲストホスト液晶を用いる。各色のフィル
タ部8、9、10に対応した駆動電極4が開閉し、所定
の色に応じた波長の光を透過させる。 【0012】又、駆動電極4のすき間は光を透過させな
いようにするためにネガ型のゲストホストを用いて黒色
を常に保持させておく。この結果、液晶の黒色を呈する
部分(液晶がOFFしている部分)は光が透過せず、又
液晶が透明となった部分(ONしている部分)に対応す
る光フィルタにあった波長の光が透過し、三原色の組み
合せにより、グラフィック表示として7色が表示でき
る。又液晶の駆動を完全にON−OFFでなく、中間
調、即ち液晶体が半透明になる状態をコントロールして
階調表示機能を付加すると、全ての色が様々な輝度で実
現でき、カラー画像表示を実現できる。 【0013】以上が本発明の1つの例である。 【0014】〔実施例2〕他の構成例を示すために各部
の構造を説明する。 【0015】図2は光カラーフィルタの構成例を示す。
透明ガラス基板20上にポリビニールアルコールやゼラ
チン等の水溶性有機樹脂層を形成し、この上に所定の
ィルタ配列になるようなパターンに黒、赤、青、緑の色
素を印刷して、前記有機樹脂層に染色させる。 【0016】この結果、液晶のシャッタ部分に対応して
赤部22、青部23、緑部24の各色フィルタが形成さ
れると同時に、透過光に対するフィルタの境界での色の
にじみを防止する意昧で、各色フィルタの境界は黒色の
色系により染色し、黒色枠21を形成する。この黒色枠
21は、液晶がポジタイプの時は、シャッタのすき間を
光が透過しないようにする意味で不可欠である。 【0017】又、ネガタイプの液晶の場合も黒色枠があ
ると光のにじみを減少させる働きをする。又、ネガタイ
プの液晶の場合、色素の横方向の染色度が強い場合、こ
の黒色枠21は黒色素でなく、染色を防止する物質を混
入させることもできる。更に上部に透明保護被膜25を
つけて、その上に液晶駆動電極となる導電性透明膜26
を形成し、必要なパターンにフォトエッチングして下方
電極ができ上がる。 【0018】又、フィルタに用いる色素が透明性導電膜
の形成時に減色したり、ダメージを受ける場合もある。 【0019】この時は図3の如くガラス基板30上のフ
ィルタ膜31に保護膜34をつける。 【0020】又、薄板ガラスかプラスチックフィルム3
2上に別に透明導電膜33を形成し、ガラス基板30と
接着してもよい。 【0021】〔実施例3〕 図4は本発明に用いる上方基板に作成するアクティブマ
トリックスの構造例である。この方式の特徴は駆動デュ
ーティが100以上は簡単に達成できることと、階調表
示が簡単に達成できることにある。この例はパイレック
スや石英等の比較的融点の高い透明ガラス基板上にSi
の薄膜トランジスタを作成するものであり、通常のSi
単結晶ウエハ上のアクテイブマトリックスに比し透明性
基板上に比較的簡単に構成できることが特徴である。 【0022】図4(イ)はマトリックスの1画素(1ド
ット)のセル41を示す平面図である。ゲートライン
(Y選択線)44はトランジスタ49のゲートに、デー
タ線(Xライン)43はコンタクトホール47を介して
トランジスタ49のソースに、又液晶駆動電極42はコ
ンタクトホール46を介してトランジスタ47のドレイ
ンに接続されている。 【0023】又、グランドライン45は液晶駆動電極4
2との間で電荷保持用の容量48を構成する。 【0024】図4(ロ)はこのセル41の等価回路であ
り、トランジスタ49がONした時、データ線43を介
して入力された電圧が、電荷保持容量48又は液晶駆動
電極42と対向電極間の容量により電荷として保持され
る。従って、トランジスタや液晶のリーク電流が少ない
ので、かなり長い間電荷が保持されるので原理的にデュ
ーティは(保持時間)/(電荷の書き込みに必要な時
間)となり実際には10000以上となる。又、液晶駆
動電極の面積が大きいと保持容量48は不要となる。 【0025】図4(ハ)は(イ)におけるA〜B間の断
面図である。透明基板40上にチャネルとなる第1層目
のSi薄膜を減圧CVD法、プラズマCVD法等により
形成し、パターニングの後に表面にSi層を酸化した酸
化膜を形成し、その後第2層目のSi層を形成しゲート
ライン、GNDラインのパターニングをして、前記パタ
ーンをマスクに更に酸化膜をエッチングして、ゲート絶
縁膜51、ゲート電極50をなす。その後ゲート電極5
0をマスクに全体にPイオンを打込みN型層を形成し、
トランジスタのソ−ス53、チャネル55、ドレイン5
4ができる。その後酸化膜52を形成し、コンタクトホ
ールをあけてから透明導電性膜をつけて、パターニング
して、データ線43と駆動電極42が形成される。 【0026】この結果、液晶駆動電極が光シャッタの役
割をし、この電極位置に対応するフィルタの色が透過し
たり、遮ぎられたりする。又、データ線に入力する電圧
のレべルにより、液晶の光の透過率を連続的に変化させ
られるので、いわゆる階調表示が可能になり、3原色に
重みをつけて加色混合できるので、全ての色を再現でき
るという大きな利点がある。 【0027】又、駆動デューテイは点順次方式でも可能
な位に非常に高くできるので、500*500のドット
による完全カラー画像が実現できる。 【0028】本発明における液晶の駆動デューティを改
善する手段として、更に非線形素子を介して液晶を駆動
することにある。 【0029】〔実施例4〕図5、図6は非線形素子の構
成例である。 【0030】図5は金属一絶縁物一金属(MIM)素子
の構成例である。マトリックスセル61はX駆動ライン
58からMIM素子62を介して駆動電極57を駆動す
る構成である。(ロ)は(イ)の断面であり例えば、T
a膜をスパッ夕後パターニングしてTa膜58を形成
し、その表面を300Å〜500Å陽極酸化する。その
後、上部電極となるTa膜をスパッタ後パターニングし
てTa層60を形成、更に透明駆動電極57を形成す
る。 【0031】図6は2つのダイオードを向い合わせて、
直列に接続した例であり、X駆動ライン66よりN
(P)型域67、P(N)型域68、N(P)型域69
を介して液晶駆動電極65に接続される。 【0032】(ロ)は(イ)の断面図であり、透明基板
63上にSi層の島を形成後、イオン打込みによりN型
(P)域67、69とP型(N)域68を形成し更に透
明導電性膜を形成し、X駆動ライン66と液晶駆動電極
65をなす。 【0033】このようにして形成された非線形素子は図
7に示すようなV−I特性となり、ある電圧から急に電
流が増加する。 【0034】この非線形素子を介して液晶のセルを駆動
すると図8の如くの等価回路となる。非線形素子80は
非線形抵抗RMと容量CMで又液晶81は等価抵抗RL
と容量CLにより表現できる。画素を点灯させる時はV
THより高い電圧を印加すると、RMは低抵抗となりV
MはほとんどVDと等しくなり、印加された電圧は殆ん
ど液晶にかかる。その後、電圧がVTHより下がるとR
Mは非常に高くなり、VMは容量CLにより印加された
ON電圧が保持されてCLとRLの時定数で放電する。
又、液晶非点灯時はVTH以下の電位しかかからないの
でVMはほとんど0電位となる。 【0035】従って、図4のアクティブマトリックス同
様に点灯させる電圧がVMとして容量CLに保持される
のでデューテイを大きくすることができる。この場合も
同様に図5の57、図6の65の液晶駆動電極が、カラ
ーフィルタに対応して、光に対するシャッタの役割をす
る。 【0036】又、この非線形素子の特徴は構造が簡単な
ことにあり、駆動の方法は従来の単純な1/8や1/1
6のダイナミック駆動方式と同じでよい。又、この方式
はグラフイック表示に適しているが、階調表示も可能で
ある。1つはアクティブマトリックス同様にXラインか
ら印加する電圧レべルを連続的になるように設定する方
法であり、もう1つは時間的に分割して駆動する方式で
ある。 【0037】本発明に使用されるスイッチング素子や非
線形素子はガラス基板上に構成されて、上部の液晶駆動
電極となり、又フィルタが構成されたもう一方のガラス
基板は下部の液晶駆動電極を構成する。これは図2の如
く、フィルタ上に直接素子を形成することは、フィルタ
の特性を劣化させるのみでなく、歩留りを低下させる要
因となるからである。これを逃れるためには、図3の如
く薄板ガラス32上に素子を構成して、下のフィル夕部
と接着して下方電極となす方法と、ガラス基板上に先に
スイッチング素子又は非線形素子を構成してその後に
ィルタ層を形成する方法がある。 【0038】〔実施例5〕図9は本発明の表示パネルの
構成例である。(イ)は断面図であり上方電極としてガ
ラス基板90上にスイッチング素子又は非線形素子を構
成し駆動電極97を形成する。又、下方電極としてガラ
ス基板91上にカラーフィルタ92、93、94を構成
し保護膜95を介して液晶駆動電極96を形成する。 【0039】その後、この2枚のガラス基板90、91
で液晶層98をサンドイッチして、更に上方又下方に偏
光板99を装着し、光を上方又は下方より照射する。こ
の時、問題となるのはフィルタとフィルタ、又は駆動電
極と駆動電極のすき間であり、この部分に光がまわり込
むときれいな色の再現性が乏しくなる。例えば、光が下
方から透過する場合、もし液晶シャッタが閉じている時
フィルタのすき間を通過した光が、駆動電極のすき間か
らもれてくる。 【0040】これを防ぐ1つの手段はネガ型の液晶(電
圧が印加されていない時光が透過しないタイプ)を用い
ることである。従って、この方法では駆動電極97のす
き間は常に光が遮断されることになる。 【0041】もう1つの手段は図2に示したようにフィ
ルタのすき間に黒色枠を設けることである。又、両者を
並用すると更に効果は倍増される。光のにじみはシャッ
タが開いて、光が通過する時に生じる。 【0042】これは、例えば赤フィルタ92上のシャッ
タのみ開いている時、その両側にある青フィルタ94と
緑フィルタ93のはしの光がまわり込んで赤フィルタ上
のシャッタからもれることにあり、やはり色の再現性を
低下させる。 【0043】これを防止するためには、液晶の実効シャ
ッタ部より色フィルタを大きく形成することがよい。例
えば、図9(ロ)に示すようなモザイク状のフィルタに
対し、例えばアクティブマトリックスの駆動電極97を
小さくしておく。又(ハ)の如く非線形素子の例では下
方の液晶駆動電極96と上方の液晶駆動電極97の交差
部が実効シャッタ部となるが、この実効シャッタ部の大
きさをストライプ型の色フィルタより小さくしておく。
これはモザイク状のフィルタでも同じである。 【0044】このようなカラー液晶表示体の表示方式と
しては、液晶のシャッタの開いている時と閉じている時
の透過率の比が大きい事が要求される。通常のTN表示
体の場合は表示パネルの上下に偏光板を2枚配列し、ポ
ジ型になるように偏光面をあわせる。この場合のシャッ
タの透過率比は、2枚の偏光板の偏光方向が平行の時と
垂直時との比になり偏光板により決定される。 【0045】実際には、この偏光板ではこの比がせいぜ
い10程度であり、偏光板に工夫を要する。一方、ゲス
トホスト液晶を用いると偏光板は一枚でよいので、まず
TN液晶に対し明るさが2倍になると同時に、透過率比
が液晶材料によって決められるので、大きくとれる。例
えば、黒色の色素を含むゲストホスト液晶は、通常光を
よく遮断し、又電圧が印加された時はかなり透明となり
透過率比は50を越える。更に、ゲストホスト液晶はネ
ガ型に対しポジ型の方が安定性、信頼性に優れており、
又駆動電圧も低く、同時に本発明に必要な透過率比もポ
ジ型の方がよい。 【0046】一方、前述のように光のまわり込み、にじ
み、もれをなくすのはボジ型液晶の方がよく、この点ゲ
ストホストのポジ型液晶は本発明のカラー表示用に最適
である。特に、色素が黒いパネルは三原色の再現性では
最も優れている。 【0047】〔実施例6〕 図10は本発明のカラー液晶表示体のフィルタの配列及
びその駆動方法の一例を示す。三原色フィルタ106は
Y方向にストライプ状に配列されており、又フィルタ
の駆動電極はフィルタと同方向にライン状もしくはベタ
に存在する。又、上部電極105はX方向に画素毎に区
切れて(図面は簡略化してつなげてある)存在する。 【0048】シフトレジスタ101はクロック入力φ5
よりS1からSnを出力し、トランジスタ104を順次
ONさてビデオ信号VSをX1〜Xnに順次送り込む点
順次方式である。又、シフトレジスタ102はY1〜Y
mをクロックφ4により順次選択してゆく。 【0049】3つの色信号VSR、VSB、VSGは、
クロックφ1〜φ3によりYの1ライン毎に切換えられ
ていき、φ1、φ2、φ3はφ4と同じパルス幅で、パ
ルス周期はφ4の3倍である。 【0050】この方式の特徴は、カラーフィルタがY方
向のストライプになっており、色信号の切換え周波数が
遅くてもよいのでY方向のライン数を大きくでき、表示
分解能がよく、良質のカラー画像が再生できることにあ
る。 【0051】〔実施例7〕図11はY方向にストライプ
状のカラーフィルタ116を配列した例であり、横方向
のライン数を大きくとるのに役立つと共に、ドットが正
方形に近いサイズとなり画像が自然な感じとなる。 【0052】シフトレジスタ112はY1〜Ymの信号
により駆動電極115を順次選択していく。駆動電極1
15のいずれか1つが選択されている間にシフトレジス
タ111はフィルタ群R、G、Bを1単位として順次選
択する。更にR、G、B選択クロックφ1、φ2、φ3
はクロックφ5を更に3相に分割した信号であり、この
選択クロックに同期して各色信号VSR、VSG、VS
Bが1つずつ選択されてX駆動ラインに導かれる。 【0053】この方式ではビデオシグナルラインを各色
に応じて3信号並列でサンプルホールドスイッチ113
に接続するので、シフトレジスタ111の転送クロック
φ5の周波数は同一のドット数に対して1/3の周波数
でよく、シフトレジスタの消費電力を低減できると共に
シフトレジスタの動作スピードの余裕のある範囲内で使
えるというメリットがある。 【0054】〔実施例8〕 図12はフィルタをモザイク状に配置した例である。赤
フィルタ121、緑フィルタ122、青フィルタ123
に対し、更に白フィルタ124を加えて1ブロックと
し、これをマトリック状にリピートして構成する。 【0055】この白部はフィルタに対する光の透過率が
低い時に、3つのフィルタを全て光が通過した状態、即
ち白色がきれいに出ない。これを解決するために、更に
透明な部分を白フィルタとして形成して、映像信号の輝
度信号VSWで制御すると、明度が向上して、白色の再
現性もよく、全体の明度が改善される。この場合の駆動
方式はX方向はフィルタブロック単位で、シフトレジス
タにより選択され図11と同様に動作する。 【0056】又、Y方向はシフトレジスタ126により
選択され、クロックφ3に同期した半分の周波数φ1と
φ2によりVSRとVSB、VSGとVSWが交互に接
続される。 【0057】 【発明の効果】本発明は、以上のような構成にすること
によって、以下のような効果が得られます。すなわち、
カラーフィルターの各色要素は駆動電極の面積より大き
な面積を有し且つ駆動電極を包含するように対向配置さ
れているため、隣接する駆動電極からの光漏れを防止す
る。更に、他方の基板上の互いに隣接するカラーフィル
ターの各色要素の間には一方の基板上の互いに隣接する
駆動電極の間の領域と対向するように黒色枠が形成され
いるため、隣接するカラーフィルターの間からの光漏れ
が完全になくなり、完全に表示の色のにじみを防止する
ことができ、且つコントラストの低下も防止でき色再現
性に優れた液晶表示装置が得られる。 【0058】表示形式としては、電力消費のある程度許
容できる用途は透過型、又少なく押える用途には下側に
反射面を配置した反射型で使用できる。 【0059】本発明の表示体は100*100ライン以
上のカラー表示が可能であり、非常に高性能、即ちCR
Tに比し、小型、コンパクト、ひずみが少なく低消費電
力のグラフィック、又は画像表示を実現するものであ
り、従来にないパフォーマンスを得られる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施例を示す図。 【図2】本発明の液晶表示装置に用いるカラーフィルタ
の構成図。 【図3】本発明の液晶表示装置に用いるカラーフィルタ
の構成図。 【図4】本発明の液晶表示装置に用いるスイッチング素
子を基板に形成した構成図。 【図5】本発明の液晶表示装置に用いる非線形素子を基
板に形成した構成図。 【図6】本発明の液晶表示装置に用いる非線形素子を基
板に形成した構成図。 【図7】本発明に用いる非線形素子のV−I特性図。 【図8】本発明の一実施例を示す駆動等価回路図。 【図9】本発明の一実施例を示す液晶表示装置の構成
図。 【図10】本発明の一実施例を示す液晶表示装置の色フ
ィルタの配列と駆動を示す図。 【図11】本発明の一実施例を示す液晶表示装置の色フ
ィルタの配列と駆動を示す図。 【図12】本発明の一実施例を示す液晶表示装置の色フ
ィルタの配列と駆動を示す図。 【符号の説明】 1.基板 2.基板 3.素子部 4.液晶駆動電極 5.液晶駆動電極 6.保護膜 7.液晶体 8.カラーフィルタ 9.カラーフィルタ 10.カラーフィルタ 20.基板 30.基板 22.フィルタ部 23.フィルタ部 24.フィルタ部 31.フィルタ部 21.黒色枠 25.保護膜 34.保護膜 26.透明導電性膜 33.透明導電性膜 32.薄い基板 49.Si薄膜トランジスタ 62.MIM素子 67.Si薄膜ダイオード 68.Si薄膜ダイオード 69.Si薄膜ダイオード 90.基板 91.基板 92.フィルタ 93.フィルタ 94.フィルタ 95.保護膜 96.液晶駆動電極 97.液晶駆動電極 98.液晶 99.偏光板 101.シフトレジスタ 102.シフトレジスタ 111.シフトレジスタ 112.シフトレジスタ 126.シフトレジスタ

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.一対の基板間に液晶を挟持してなり、一方の前記基
    板にマトリックス状に形成された駆動電極及び該駆動電
    極に接続するスイッチング素子が配置されてなり、 前記スイッチング素子は、互いに隣接する前記駆動電極
    の間の領域の前記駆動電極と平面的にずれた位置に形成
    され、 前記一方の基板上に形成された前記駆動電極に対向する
    位置の他方の前記基板上に複数の色要素からなるカラー
    フィルタが配置されてなり、前記各色要素のカラーフィ
    ルターは前記駆動電極の面積より大きな面積を有し且つ
    前記駆動電極を平面的に包含するように対向配置され、 前記他方の基板上の互いに隣接する前記各色要素のカラ
    ーフィルターの間には前記一方の基板上の互いに隣接す
    る前記駆動電極の間の領域と対向するように黒色枠が形
    成されてなることを特徴とする液晶表示装置。
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JPS5246776B2 (ja) * 1973-09-25 1977-11-28
JPS5080799A (ja) * 1973-11-13 1975-07-01
JPS5630169A (en) * 1979-08-21 1981-03-26 Canon Kk Color display cell

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JPH07253572A (ja) 1995-10-03

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