JP2673541B2 - ガスバーナ用二次空気供給装置 - Google Patents

ガスバーナ用二次空気供給装置

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JP2673541B2
JP2673541B2 JP13209588A JP13209588A JP2673541B2 JP 2673541 B2 JP2673541 B2 JP 2673541B2 JP 13209588 A JP13209588 A JP 13209588A JP 13209588 A JP13209588 A JP 13209588A JP 2673541 B2 JP2673541 B2 JP 2673541B2
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gas burner
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air supply
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鋭夫 古橋
誠 長谷川
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エイケン工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ガスバーナに使用される二次空気供給装
置に関する。
〔先行技術〕
従来のガスバーナにあっては、燃焼室内での二次空気
の拡散を促進するため、二次空気管に多数の細孔を形成
し、これらの孔を介して前記燃焼室に二次空気を流入さ
せていた。
ところが、このように二次空気管に多数の細孔を形成
しても空気圧は変わらないため、従来に装置にあっては
別途に減圧手段を設置し、この減圧手段を用いて二次空
気を減圧した後燃焼室内に噴出させていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしなから、従来のガスバーナにあっては、前記減
圧手段として別途に装置が必要であったため、ガスバー
ナーの構成が複雑となり、生産コストが高額化するとい
う不都合を有した。
この発明の課題はかかる不都合を解消することであ
る。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を達成するために、この発明のガスバーナ用
二次空気供給装置においては、ガスバーナの燃焼室に二
次空気管を設置するとともにこの二次空気管に所要数の
噴出孔を形成し、この噴出孔を介して前記燃焼室に二次
空気を強制的に流入させるガスバーナ用二次空気供給装
置において、 前記二次空気管の側面に外側に突出した湾曲凸部を形
成し,この湾曲凸部に前記噴出孔を縦長スリット状に形
成したものである。
また、前記湾曲凸部を前記二次空気管の長手方向に沿
って形成することもできる。
〔発明の作用〕
この発明のガスバーナ用二次空気供給装置は、ガスバ
ーナの燃焼室に二次空気管を設置するとともにこの二次
空気管に所要数の噴出孔を形成し、この噴出孔を介して
前記燃焼室に二次空気を強制的に流入させるガスバーナ
用二次空気供給装置において、 前記二次空気管の側面に外側に突出した湾曲凸部を形
成し,この湾曲凸部に前記噴出孔を縦長スリット状に形
成したため、 燃焼室に流入する二次空気は、フィッシュテイル状
(扇状)をしながら燃焼室に供給される結果、二次空気
は燃焼室において扇状になるに従って流速が低くなる。
〔実施例の説明〕
以下この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図において、1はガス給湯機の燃焼装置、11はこ
の燃焼装置1のケーシングである。2は函体であり、前
記ケーシング11の内側に所定の間隔を介して気密的に収
容される。7はシロッコファンであり、前記ケーシング
11の下部に設置されている。このシロッコファン7は後
記バーナー部Gに燃焼用空気(一次空気および二次空
気)を送風する。8は比率制御弁であり、函体2の下部
に設置されている。この比率制御弁8は水温等により作
動するアクチュエータ(図示せず)によって進退杆81を
上下動させ、後記バーナー部Gに供給される混合気(生
ガスと一次空気との混合気)の量を調節する。
第2図および第3図において、Gは前記函体2内に設
置されたガスバーナ部である。21は混合気室であり、函
体2の下部に形成されている。この混合気室21には前記
比率制御弁8を介して混合気(一次空気と生ガスとの混
合気)が供給される。3は炎口板であり、この混合気室
21に設置されている。また、31,31,…は炎口であり、前
記炎口板3に穿たれている。この炎口31,31,…は混合気
を炎口板3の上方に噴出させる。この噴出した混合気は
点火されることにより内炎を構成する。なお、前記函体
2内の前記炎口板3と後記交換器6との間はこの発明の
燃焼室Bとして作用する。
次に、4は二次空気管であり、前記函体2内において
一方の側壁から他方の側壁に掛け渡され、その両端口は
函体2外に開放している。41,41は突条部(この発明の
「湾曲凸部」に相当する)であり、前記二次空気管4の
下部側面に湾曲形成されている(第2図参照)。この突
条部41は前記二次空気管4の長手方向に延びている。41
1,411,…は縦長スリット状の噴出孔であり、前記二次空
気管4の突条部41に形成されている。このため、この噴
出孔411,411,…から燃焼室B内へ流入した二次空気の表
面積を大きく採れる。なお、22,22,…は前記噴出孔411
とは別構造の流入孔であり、前記函体2の側壁に形成さ
れている。この噴出孔22,22,…は函体2外の空気を二次
空気として燃焼室B内に流入する。
5は水管であり、前記二次空気管4を貫通している。
この水管5は後記熱交換器6の水管61と連通しており、
二次空気管4の過熱を防止する。6は熱交換器であり、
函体2における燃焼室Bの上方に設置されている。この
熱交換器6は水管61を流れる水を加熱する。
〔発明の効果〕
この発明のガスバーナ用二次空気供給装置は、ガスバ
ーナの燃焼室に二次空気管を設置するとともにこの二次
空気管に所要数の噴出孔を形成し、この噴出孔を介して
前記燃焼室に二次空気を強制的に流入させるガスバーナ
用二次空気供給装置において、 前記二次空気管の側面に外側に突出した湾曲凸部を形
成し,この湾曲凸部に前記噴出孔を縦長スリット状に形
成したため、 燃焼室に流入する二次空気は、フィッシュテイル状
(扇状)をしながら燃焼室に供給される結果、二次空気
は燃焼室において扇状になるに従って流速が低くなる。
よって、このガスバーナ用二次空気供給装置にあって
は、従来必要とした減圧をするための装置が不要となる
ため、装置の製造コストが低額化する。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明に係るガスバーナ用二次空気供給装置の
実施例を示すものであり、 第1図は正面断面図、 第2図は第1図におけるII部拡大断面図、 第3図は第2図におけるIII−III線断面図である。 4……二次空気管 41……突条部(湾曲凸部) 411……噴出孔 B……燃焼室 G……ガスバーナ部(ガスバーナ)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガスバーナの燃焼室に二次空気管を設置す
    るとともにこの二次空気管に所要数の噴出孔を形成し、
    この噴出孔を介して前記燃焼室に二次空気を強制的に流
    入させるガスバーナ用二次空気供給装置において、 前記二次空気管の側面に外側に突出した湾曲凸部を形成
    し,この湾曲凸部に前記噴出孔を縦長スリット状に形成
    したことを特徴とするガスバーナ用二次空気供給装置。
  2. 【請求項2】前記湾曲凸部を前記二次空気管の長手方向
    に沿って形成したことを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載のガスバーナ用二次空気供給装置。
JP13209588A 1988-05-30 1988-05-30 ガスバーナ用二次空気供給装置 Expired - Lifetime JP2673541B2 (ja)

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