JP2673479B2 - 磁気軸受装置 - Google Patents
磁気軸受装置Info
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- JP2673479B2 JP2673479B2 JP24728492A JP24728492A JP2673479B2 JP 2673479 B2 JP2673479 B2 JP 2673479B2 JP 24728492 A JP24728492 A JP 24728492A JP 24728492 A JP24728492 A JP 24728492A JP 2673479 B2 JP2673479 B2 JP 2673479B2
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- Japan
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- rotation sensor
- thrust
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- Magnetic Bearings And Hydrostatic Bearings (AREA)
Description
に回転軸に垂直に取り付けられたスラストディスクを、
磁気吸引力により非接触で浮上保持するスラスト磁気軸
受装置における回転センサの構造に関する。
断面図である。回転軸6にはスラストディスク7が垂直
に取り付けられており、スラストディスク7をはさむよ
うに一対の磁気軸受装置を構成する磁極8が設けられ、
磁極8には励磁コイル9が巻回されている。スラストデ
ィスク7は、円板状の磁性材料のターゲットであり、環
状の励磁コイル9に励磁電流が流されることにより、環
状の磁極8とスラストディスク7の間には磁気吸引力が
働く。この磁気吸引力、即ち、励磁コイル9の励磁電流
を制御することによって、回転軸6に直結されたスラス
トディスク7は、上下一対の磁極8の間に非接触で浮上
保持され支承される。
する回転軸6の回転数を検出する回転センサ15は、ス
ラスト磁気軸受を構成する磁極8、励磁コイル9、スラ
ストディスク7とは別の場所に設けられていた。即ち、
図4に示すように回転軸6には回転センサディスク13
が直結されており、ディスク13の一部分に磁性材料の
センサターゲット10が固定されており、センサターゲ
ット10は回転軸6と共に回転する。ディスク13のセ
ンサターゲット10に対向する部分には、ディスク13
と空間的に離隔して回転センサコイル12が巻回された
回転センサコア11が配置されている。回転軸6と共に
回転するセンサターゲット10が、固定されたセンサコ
ア11に対向する部分を通過する時に、回転センサコイ
ル12から見た回転センサコア11の磁気回路(インダ
クタンス)が変化することから、回転センサコイル12
の両端には逆起電圧のパルスが生じる。このパルスは、
センサコア11の対向する箇所にセンサターゲット10
が通過する毎に現れるので、このパルスをカウントする
ことにより、回転軸の回転数を検出することができる。
気軸受における回転センサ15は、スラスト磁気軸受と
は別個に、回転軸に直結された回転センサディスク1
3、回転センサコイル12を巻回した回転センサコア1
1等の部材を設ける必要があった。このため、回転セン
サ15を構成する、それぞれの部材のスペースが必要で
あった。又、回転センサコイル12にはケーブルを接続
する必要があるが、磁気軸受の励磁コイル9とは離れた
位置にあるためスペースが制限され、組立にくいという
問題点があった。
転センサの特別なスペースを要しない、且つ、組立の容
易な、回転センサを搭載した磁気軸受装置を提供する。
に取り付けられたスラストディスクをはさむように支承
する一対の磁極と励磁コイルとからなる磁気軸受装置に
おいて、前記磁気軸受装置を構成する磁極の一部には、
回転センサコイルが巻回され、前記回転センサコイルが
巻回された磁極部分に対向するスラストディスクの部分
には切欠き部が設けられていることを特徴とするもので
ある。
ンサコイルが巻回され回転センサ磁極を構成し、回転セ
ンサコイルが巻回されたセンサ磁極の対向する部分に
は、スラストディスク上に切欠き部が部分的に設けられ
ている。このため、回転軸の回転に伴いスラストディス
クが回転すると、回転センサコイルが巻回されたセンサ
磁極の対向する部分を、スラストディスクの切欠き部が
通過する毎に、回転センサコイルには逆起電圧のパルス
を生じ、これをカウントすることによって、回転軸の回
転数を検出することができる。
軸に沿った断面図であり、図2は図1のAA′線に沿っ
た断面図である。回転軸6に垂直に取り付けられたスラ
ストディスク7を挟むように支承する上下一対の環状の
励磁コイル9を備えた環状の磁極8とからスラスト磁気
軸受が構成されることは、従来の技術と同様である。
が組み込まれており、磁気軸受を構成する前述の磁極8
の一部が回転センサ磁極2となっている。回転センサ磁
極2には、回転センサコイル5が巻回されており、対向
する磁気材料のスラストディスク7との間で磁気回路が
形成されている。一方、磁気軸受によって挾み込むよう
に支承される、回転軸に直結されたスラストディスク7
の回転センサ磁極2に対向した一部分には切欠き部3が
設けられている。尚、この切欠き部3は、磁性材料のス
ラストディスクに設けられた凹部であり、この凹部は非
磁性材料で埋められていても差支えない。
る。回転軸6に直結されたスラストディスク7がスラス
ト磁気軸受を形成する励磁コイル9に制御電流が流れる
ことにより、磁極8の磁気吸引力に支承されて浮上支持
される。磁極8の一部分である回転センサ磁極2には、
空間的に離隔したスラストディスク7との間で磁気回路
が構成される。回転軸6が回転すると、直結されている
スラストディスク7も回転し、スラストディスク7の一
部分である切欠き部3も回転軸6のまわりに回転する。
この切欠き部3が固定されている回転センサ磁極2の対
向部分を通過すると、回転センサコイル5から見た磁気
抵抗(インダクタンス)が変化することにより、回転セ
ンサコイル5と鎖交する磁束が変化し、回転センサコイ
ル5には逆起電圧のパルスが生じる。従って、このパル
ス数をカウントすることによって、回転軸の回転数を検
出することができる。
8の磁束が回転センサ磁極2を貫通するので、スラスト
磁気軸受を形成する励磁コイル9に流れる制御電流が変
化すると、磁極8及び回転センサ磁極2の磁束も変化す
る。制御電流が変化しても、磁極2,8の磁束の変化の
影響を受けないよう、回転センサコイル5をスラストデ
ィスク7をはさむよう対向に配置し、且つ対向して配置
された2個の回転センサコイル5を制御電流の磁束の変
化によって生じる逆起電圧が反対方向となるように直列
に接続する。回転センサコイル5を上述のように直列に
接続しているので、制御電流の変化によって生じる回転
センサコイル5のそれぞれの逆起電圧はキャンセルする
方向に働き、切欠き3によって生じる逆起電圧は加算す
る方向に働く。従って直列接続された回転センサコイル
5の両端の回転センサとしてのパルス出力には、制御電
流の変化の影響を生じない。
制御電流信号17、回転センサ信号18をキャンセル回
路19に入力し、制御電流変化による信号を、スラスト
信号16及びスラスト制御電流信号17より取り出し、
スラスト制御電流信号17の変化分をスラスト変位信号
16によりキャンセルし、回転センサ信号18より正し
い回転数信号を取り出すようにしたものである。このよ
うな回路上の処理によって、スラスト磁気軸受となる磁
極8の一部分に回転センサ磁極2を設けても、回転セン
サコイルからはスラスト磁気軸受の制御電流の変化の影
響を受けない回転パルスを取り出すことができる。
装置によれば、回転センサの磁極がスラスト磁気軸受の
磁極と一体に形成され、回転センサのターゲットがスラ
スト磁気軸受のスラストディスクの切欠き部として形成
される。従って、回転センサの部品数が削減され、従来
の回転センサに必要であったスペースが不要となり、回
転センサを搭載した小型コンパクト化された磁気軸受装
置が実現された。又、回転センサコイルに接続するケー
ブルも、軸受の励磁コイルのケーブルの近傍に配設する
ことができることから、従来の組立のためのスペースの
制限という問題が解消され、組立容易な磁気軸受装置が
実現された。即ち、従来の組立のためのスペースの制限
という問題が解決され組立も容易となり、又、スラスト
制御電流に影響されない磁気軸受装置が実現された。
図。
Claims (1)
- 【請求項1】 回転軸に垂直に取り付けられたスラスト
ディスクをはさむように支承する一対の磁極と励磁コイ
ルとからなる磁気軸受装置において、前記磁気軸受装置
を構成する磁極の一部には、回転センサコイルが巻回さ
れ、前記回転センサコイルが巻回された磁極部分に対向
するスラストディスクの部分には切欠き部が設けられて
いることを特徴とする磁気軸受装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24728492A JP2673479B2 (ja) | 1992-07-14 | 1992-08-24 | 磁気軸受装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4-209829 | 1992-07-14 | ||
JP20982992 | 1992-07-14 | ||
JP24728492A JP2673479B2 (ja) | 1992-07-14 | 1992-08-24 | 磁気軸受装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0681839A JPH0681839A (ja) | 1994-03-22 |
JP2673479B2 true JP2673479B2 (ja) | 1997-11-05 |
Family
ID=26517690
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24728492A Expired - Lifetime JP2673479B2 (ja) | 1992-07-14 | 1992-08-24 | 磁気軸受装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2673479B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101166854B1 (ko) | 2010-03-11 | 2012-07-19 | 한국기계연구원 | 자기베어링 구조 및 이를 구비한 터보기기 |
-
1992
- 1992-08-24 JP JP24728492A patent/JP2673479B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0681839A (ja) | 1994-03-22 |
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Legal Events
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