JP2673411B2 - 縦型弾球遊技機用の機体 - Google Patents
縦型弾球遊技機用の機体Info
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- JP2673411B2 JP2673411B2 JP19922193A JP19922193A JP2673411B2 JP 2673411 B2 JP2673411 B2 JP 2673411B2 JP 19922193 A JP19922193 A JP 19922193A JP 19922193 A JP19922193 A JP 19922193A JP 2673411 B2 JP2673411 B2 JP 2673411B2
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- rod
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、縦型弾球遊技機用の
機体に関し、更に詳しくは、遊技媒体および賞品媒体に
パチンコ球が使用される縦型弾球遊技機にあって、遊技
機の外郭保持枠をなす外枠と、各種の遊技構成部材用の
搭載枠をなす前枠とから構成される機体に関するもので
ある。
機体に関し、更に詳しくは、遊技媒体および賞品媒体に
パチンコ球が使用される縦型弾球遊技機にあって、遊技
機の外郭保持枠をなす外枠と、各種の遊技構成部材用の
搭載枠をなす前枠とから構成される機体に関するもので
ある。
【0002】
【従来技術】パチンコ機やアレンジボール機に代表され
るこの種の縦型弾球遊技機では、縦長方形状に成形され
た外枠が専ら外郭保持枠とされ、一方この外枠の開口前
面サイズの縦長方形状に成形されて外枠に開閉および着
脱が可能に組付けられる前枠が遊技構成部材用の搭載枠
ともされて、両枠が機体を担っている。このもとで前枠
の前後各部位に、ガラス扉付き窓枠、遊技盤用のセット
保持枠、上下の球受け皿、打球発射装置および球送り器
具、球処理機構部を有する裏機構セット盤等を含む多く
の共通な各種遊技構成部材並びに関連付属器具、部品そ
して機種に応じたゲーム内容をもつ遊技盤が夫々搭載セ
ットされて、実質的な遊技機本体が構成されており、こ
の遊技機本体(前枠側全体)と外枠とを組合わせて1台毎
に取扱い得るようになっている。そしてゲームホール内
等での実施にあたっては、通称「島」とも呼ばれている各
列の設置枠台における夫々の収容枠部に、外枠が所定の
後傾起立状態で固定保持されたもとで、遊技機本体(前
枠側全体)が組付けセットされて遊技に供されるように
なっている。
るこの種の縦型弾球遊技機では、縦長方形状に成形され
た外枠が専ら外郭保持枠とされ、一方この外枠の開口前
面サイズの縦長方形状に成形されて外枠に開閉および着
脱が可能に組付けられる前枠が遊技構成部材用の搭載枠
ともされて、両枠が機体を担っている。このもとで前枠
の前後各部位に、ガラス扉付き窓枠、遊技盤用のセット
保持枠、上下の球受け皿、打球発射装置および球送り器
具、球処理機構部を有する裏機構セット盤等を含む多く
の共通な各種遊技構成部材並びに関連付属器具、部品そ
して機種に応じたゲーム内容をもつ遊技盤が夫々搭載セ
ットされて、実質的な遊技機本体が構成されており、こ
の遊技機本体(前枠側全体)と外枠とを組合わせて1台毎
に取扱い得るようになっている。そしてゲームホール内
等での実施にあたっては、通称「島」とも呼ばれている各
列の設置枠台における夫々の収容枠部に、外枠が所定の
後傾起立状態で固定保持されたもとで、遊技機本体(前
枠側全体)が組付けセットされて遊技に供されるように
なっている。
【0003】ところでこの種の縦型弾球遊技機について
は、ゲーム内容別に規格分類されている全ての機種にお
いて、その外観サイズ(機体の外形サイズ)上での区分と
して、当業界で一般に「関東枠タイプ、関西枠タイプ」と
呼ばれている2種のタイプがあり、東日本方面、西日本
方面の地域に分けて実施されている。すなわち各メーカ
ー毎で製作される遊技機にあって、機体のサイズ(単位m
m)に若干の差異があっても、一般的に図14に示す「関
東枠タイプ」では、外枠A1がH1=807,W1=518
とされ、前枠B1がこの外枠A1の開口前面広さに整合し
得るサイズH'1,W1とされておいる。一方、図15に示
す「関西枠タイプ」では、外枠A2がH2=817,W2=5
28とされ、前枠B2がこの外枠A2の開口前面広さに整
合し得るサイズH'2,W2とされている。但し図示の符号
hは、夫々の外枠A1,A2の下枠部材の底面から上面(前
枠用の整合受け面)までの高さとされ、通常同等高さに
設定されていることが多い。
は、ゲーム内容別に規格分類されている全ての機種にお
いて、その外観サイズ(機体の外形サイズ)上での区分と
して、当業界で一般に「関東枠タイプ、関西枠タイプ」と
呼ばれている2種のタイプがあり、東日本方面、西日本
方面の地域に分けて実施されている。すなわち各メーカ
ー毎で製作される遊技機にあって、機体のサイズ(単位m
m)に若干の差異があっても、一般的に図14に示す「関
東枠タイプ」では、外枠A1がH1=807,W1=518
とされ、前枠B1がこの外枠A1の開口前面広さに整合し
得るサイズH'1,W1とされておいる。一方、図15に示
す「関西枠タイプ」では、外枠A2がH2=817,W2=5
28とされ、前枠B2がこの外枠A2の開口前面広さに整
合し得るサイズH'2,W2とされている。但し図示の符号
hは、夫々の外枠A1,A2の下枠部材の底面から上面(前
枠用の整合受け面)までの高さとされ、通常同等高さに
設定されていることが多い。
【0004】このため各メーカーでは、受注生産体制に
あって、各地域からの受注に合わせて、予め別個に製作
用意した「関東枠用、関西枠用」の夫々の機体に、互いに
共通の遊技構成部材および関連付属器具を組付けて1台
毎の遊技機を作り分け、夫々の方面に出荷している状況
にある。一方、東日本側、西日本側に所在する夫々のゲ
ームホールでは、前述した設置枠台を、予め「関東島タ
イプ」、「関西島タイプ」の何れかに区分して設置してお
り、当該の「島」に「関東枠タイプ」の遊技機、「関西枠タ
イプ」の遊技機を収容設置し得るようになっている。な
お「関西島タイプ」の設置枠台における各収容枠部に、
「関東枠タイプ」の遊技機を収容設置した場合には、双方
に無意味な隙間が生ずるばかりでなく、球の補給位置に
誤差が生じ適正な遊技に供し得ない。
あって、各地域からの受注に合わせて、予め別個に製作
用意した「関東枠用、関西枠用」の夫々の機体に、互いに
共通の遊技構成部材および関連付属器具を組付けて1台
毎の遊技機を作り分け、夫々の方面に出荷している状況
にある。一方、東日本側、西日本側に所在する夫々のゲ
ームホールでは、前述した設置枠台を、予め「関東島タ
イプ」、「関西島タイプ」の何れかに区分して設置してお
り、当該の「島」に「関東枠タイプ」の遊技機、「関西枠タ
イプ」の遊技機を収容設置し得るようになっている。な
お「関西島タイプ」の設置枠台における各収容枠部に、
「関東枠タイプ」の遊技機を収容設置した場合には、双方
に無意味な隙間が生ずるばかりでなく、球の補給位置に
誤差が生じ適正な遊技に供し得ない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述したようにこの種
の縦型弾球遊技機では、機体の外形サイズによって、
「関東枠タイプ、関西枠タイプ」の2種類に実施区分され
ているために、夫々の遊技機の製造にあたっては、受注
生産体制のもとで工場内の同一製造ラインにおいて、各
タイプの機体における前枠に、各種の遊技構成部材等を
順次組付けセットして、1台ずつ製作せざるを得ない状
況にある。しかし現実において、何れのゲーム内容をも
つ機種にあっても、全国各地のゲームホールから夫々の
タイプの遊技機が毎日のように平均的な台数単位で受注
している訳ではなく、受注日時や納期、受注台数や地域
等は全く異なり予測もし得ない。このため何れのメーカ
ーにおいても、受注台数の多少に拘らず納期を厳守して
期日の短い順の遊技機を優先し、例えば午前または午後
あるいは指定時日毎のように日時を分けて製作し、そし
て1日の全製造台数をできるだけ当日の内に出荷できる
ように計画しているが、それでも納期が集中した多量台
数ともなると、製造、出荷の遅れを招く問題があった。
の縦型弾球遊技機では、機体の外形サイズによって、
「関東枠タイプ、関西枠タイプ」の2種類に実施区分され
ているために、夫々の遊技機の製造にあたっては、受注
生産体制のもとで工場内の同一製造ラインにおいて、各
タイプの機体における前枠に、各種の遊技構成部材等を
順次組付けセットして、1台ずつ製作せざるを得ない状
況にある。しかし現実において、何れのゲーム内容をも
つ機種にあっても、全国各地のゲームホールから夫々の
タイプの遊技機が毎日のように平均的な台数単位で受注
している訳ではなく、受注日時や納期、受注台数や地域
等は全く異なり予測もし得ない。このため何れのメーカ
ーにおいても、受注台数の多少に拘らず納期を厳守して
期日の短い順の遊技機を優先し、例えば午前または午後
あるいは指定時日毎のように日時を分けて製作し、そし
て1日の全製造台数をできるだけ当日の内に出荷できる
ように計画しているが、それでも納期が集中した多量台
数ともなると、製造、出荷の遅れを招く問題があった。
【0006】それだけに当業者間にあっては、「関東枠
タイプ、関西枠タイプ」の2種類の遊技機を同一製造ラ
インで製造・出荷する現行体制において、夫々のタイプ
に係る機体として、できるだけ大部分を共用化して簡単
な部分変更程度に止め得るものにし、夫々の機体を利用
して互いに共通な各種遊技構成部材等を組付けることに
より、外観サイズで区分される双方のタイプの遊技機と
して生産し出荷し得るような好適な機体が強く望まれて
いる。
タイプ、関西枠タイプ」の2種類の遊技機を同一製造ラ
インで製造・出荷する現行体制において、夫々のタイプ
に係る機体として、できるだけ大部分を共用化して簡単
な部分変更程度に止め得るものにし、夫々の機体を利用
して互いに共通な各種遊技構成部材等を組付けることに
より、外観サイズで区分される双方のタイプの遊技機と
して生産し出荷し得るような好適な機体が強く望まれて
いる。
【0007】なお、ゲームホール側において「島」側にス
ペーサ用の板を設けることにより、各タイプの遊技機を
使用可能とすることが一部で行なわれている。しかるに
この場合は、機体とは異なる部材からなるスペーサ用の
板が「島」側に露出し、遊技者に視認されるために極めて
見栄えが悪く、しかもスペーサの取付け作業等が煩雑で
あるという難点があった。
ペーサ用の板を設けることにより、各タイプの遊技機を
使用可能とすることが一部で行なわれている。しかるに
この場合は、機体とは異なる部材からなるスペーサ用の
板が「島」側に露出し、遊技者に視認されるために極めて
見栄えが悪く、しかもスペーサの取付け作業等が煩雑で
あるという難点があった。
【0008】
【発明の目的】本発明は、前述した課題を好適に解決す
るべく提案されたものであって、遊技構成部材等の搭載
枠用ともされる前枠を、一定共通な縦長方形サイズとし
たまま、外郭保持枠用ともされる外枠を、単純な部分変
更により大小2通り(2種類)のサイズにして、関東枠タ
イプと関西枠タイプとに呼称区分されるやや小型の第1
タイプの機体とやや大型の第2タイプの機体とを手早く
簡単に製作変更区分し得るようにし、各々の機体を使用
した双方のタイプの遊技機を合理的に量産、出荷し得る
ようにした縦型弾球遊技機用の機体を提供することを目
的とする。
るべく提案されたものであって、遊技構成部材等の搭載
枠用ともされる前枠を、一定共通な縦長方形サイズとし
たまま、外郭保持枠用ともされる外枠を、単純な部分変
更により大小2通り(2種類)のサイズにして、関東枠タ
イプと関西枠タイプとに呼称区分されるやや小型の第1
タイプの機体とやや大型の第2タイプの機体とを手早く
簡単に製作変更区分し得るようにし、各々の機体を使用
した双方のタイプの遊技機を合理的に量産、出荷し得る
ようにした縦型弾球遊技機用の機体を提供することを目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前述した課題を克服し、
所期の目的を好適に達成するため本発明に係る縦型弾球
遊技機用の機体は、外郭保持枠をなす外枠と、この外枠
の開口前面側に開閉および着脱可能に組付け整合される
遊技構成部材用搭載枠をなす前枠とを合わせて、全体の
機枠サイズがやや小さい第1タイプと、やや大きい第2
タイプとに区分される縦型弾球遊技機用の機体にあっ
て、前記前枠は、全体が高さ,幅の縦長方形サイズに成
形されて開設した窓口の奥内側に遊技盤用のセット枠体
を設けた第1タイプ用と第2タイプ用の共用のものと
し、前記第1タイプ用の機体の外枠は、適宜素材で成形
された第1の上枠杆および左右の側枠杆と、合成樹脂材
で高さ,幅に成形されて底板部と前板部の左右両側端に
整合連結部を成形した第1の下枠部材とを互いに枠組み
結合して、全体が高さ,幅の縦長方形サイズに構成し、
前記第2タイプ用の機体の外枠は、前記第1タイプ用の
外枠における第1の上枠杆および左側枠杆を共用枠部材
とし、前記第1の右側枠杆と対比して外側に所定厚み分
を付加すると共に前縁に前記前枠の右側外面に整合位置
し得る保護縁を形成した第2の右側枠杆と、前記第1の
下枠部材と対比して所定サイズ分だけ大きくした高さ,
幅に成形されて底板部と前板部の左右両側端に整合連結
部を成形した第2の下枠部材とを互換枠部材として、こ
れら4本の枠部材を互いに枠組み結合して、全体が高
さ,幅の縦長方形サイズに構成し、前記第1タイプ用の
外枠を基準にみて前記第2タイプ用の外枠が、サイズ変
更のない前記共用枠部材と、サイズ変更された前記互換
枠部材との枠組みにより製作変更可能にされたことを特
徴とする。
所期の目的を好適に達成するため本発明に係る縦型弾球
遊技機用の機体は、外郭保持枠をなす外枠と、この外枠
の開口前面側に開閉および着脱可能に組付け整合される
遊技構成部材用搭載枠をなす前枠とを合わせて、全体の
機枠サイズがやや小さい第1タイプと、やや大きい第2
タイプとに区分される縦型弾球遊技機用の機体にあっ
て、前記前枠は、全体が高さ,幅の縦長方形サイズに成
形されて開設した窓口の奥内側に遊技盤用のセット枠体
を設けた第1タイプ用と第2タイプ用の共用のものと
し、前記第1タイプ用の機体の外枠は、適宜素材で成形
された第1の上枠杆および左右の側枠杆と、合成樹脂材
で高さ,幅に成形されて底板部と前板部の左右両側端に
整合連結部を成形した第1の下枠部材とを互いに枠組み
結合して、全体が高さ,幅の縦長方形サイズに構成し、
前記第2タイプ用の機体の外枠は、前記第1タイプ用の
外枠における第1の上枠杆および左側枠杆を共用枠部材
とし、前記第1の右側枠杆と対比して外側に所定厚み分
を付加すると共に前縁に前記前枠の右側外面に整合位置
し得る保護縁を形成した第2の右側枠杆と、前記第1の
下枠部材と対比して所定サイズ分だけ大きくした高さ,
幅に成形されて底板部と前板部の左右両側端に整合連結
部を成形した第2の下枠部材とを互換枠部材として、こ
れら4本の枠部材を互いに枠組み結合して、全体が高
さ,幅の縦長方形サイズに構成し、前記第1タイプ用の
外枠を基準にみて前記第2タイプ用の外枠が、サイズ変
更のない前記共用枠部材と、サイズ変更された前記互換
枠部材との枠組みにより製作変更可能にされたことを特
徴とする。
【0010】
【作用】第1タイプ用の機体の外枠は、第1の上枠杆と
左右の側枠杆および第1の下枠杆部を互いに枠組み結合
して、全体が高さH1,幅W1の縦長方形サイズに構成さ
れる。そしてこの第1タイプ用の外枠に、全体が高さ
H'1,幅W1の縦長方形サイズに成形された前枠を組付け
ることにより、第1タイプ用の機体が構成される。これ
に対し第2タイプ用の機体の外枠は、前記第1タイプ用
の外枠における第1の上枠杆と左側枠杆を共用枠部材と
したまま、前記第1の右側枠杆および第1の下枠部材に
対してサイズ変更された第2の右側枠杆と第2の下枠部
材を組み替えて枠組み結合して、全体が高さH2,幅W2
の縦長方形サイズに構成される。そしてこの第2タイプ
用の外枠に、前記第1タイプ用と共用される前枠を組付
けることにより、第2タイプ用の機体が構成される。
左右の側枠杆および第1の下枠杆部を互いに枠組み結合
して、全体が高さH1,幅W1の縦長方形サイズに構成さ
れる。そしてこの第1タイプ用の外枠に、全体が高さ
H'1,幅W1の縦長方形サイズに成形された前枠を組付け
ることにより、第1タイプ用の機体が構成される。これ
に対し第2タイプ用の機体の外枠は、前記第1タイプ用
の外枠における第1の上枠杆と左側枠杆を共用枠部材と
したまま、前記第1の右側枠杆および第1の下枠部材に
対してサイズ変更された第2の右側枠杆と第2の下枠部
材を組み替えて枠組み結合して、全体が高さH2,幅W2
の縦長方形サイズに構成される。そしてこの第2タイプ
用の外枠に、前記第1タイプ用と共用される前枠を組付
けることにより、第2タイプ用の機体が構成される。
【0011】
【実施例】次に、本発明に係る縦型弾球遊技機用の機体
について、好適な実施例を挙げて添付図面を参照しなが
ら以下詳細に説明する。本実施例では、外観サイズ別で
呼称区分される通称「関東枠タイプ」と「関西枠タイプ」の
遊技機における夫々の機体のうち、やや小型とされた前
者を基準となる第1の機体F1とし、これよりやや大型
とされた後者を第2の機体F2とする。そしてこの双方
の機体F1,F2において、遊技構成部材用の搭載枠とも
される前枠については、「関東枠タイプ」用とした一定共
通な縦長方形サイズとし、外郭保持枠ともされる外枠に
ついては、単純な部分変更により夫々のタイプ用に適し
た大小2種類の縦長方形サイズに製作変更できるように
したものである(図14および図15参照)。そこで以下
各タイプ用の機体毎について説明する。但し何れのタイ
プにあっても、夫々の機体の前枠に組付けられる共通な
各種遊技構成部材および関連付属器具等については、本
発明の要旨としないので説明および図示を省略すること
にする。
について、好適な実施例を挙げて添付図面を参照しなが
ら以下詳細に説明する。本実施例では、外観サイズ別で
呼称区分される通称「関東枠タイプ」と「関西枠タイプ」の
遊技機における夫々の機体のうち、やや小型とされた前
者を基準となる第1の機体F1とし、これよりやや大型
とされた後者を第2の機体F2とする。そしてこの双方
の機体F1,F2において、遊技構成部材用の搭載枠とも
される前枠については、「関東枠タイプ」用とした一定共
通な縦長方形サイズとし、外郭保持枠ともされる外枠に
ついては、単純な部分変更により夫々のタイプ用に適し
た大小2種類の縦長方形サイズに製作変更できるように
したものである(図14および図15参照)。そこで以下
各タイプ用の機体毎について説明する。但し何れのタイ
プにあっても、夫々の機体の前枠に組付けられる共通な
各種遊技構成部材および関連付属器具等については、本
発明の要旨としないので説明および図示を省略すること
にする。
【0012】〔第1の機体(関東枠タイプの機体)〕 この第1の機体F1については、外枠A1および前枠Bが
共に合成樹脂製とされたものを例とする。そして全体の
概要として図1〜図7に略示するように、外枠A1は、
共に合成樹脂加工成形された上枠杆1、左右の側枠杆
2,3および下枠部材4を互いに枠組み結合して、全体
が現行なものと同様な高さH1,幅W 1 の縦長方形サイズ
に成形されている。これに対して前枠Bは、実質的な前
枠に相当する枠体31と遊技盤用のセット枠体33とを
一連に合成樹脂加工成形して、全体つまり枠体31が外
枠A1の開口前面広さに整合し得る一定の高さH'1,幅W
1の複合枠状の縦長方形サイズに成形されている(図14
参照)。
共に合成樹脂製とされたものを例とする。そして全体の
概要として図1〜図7に略示するように、外枠A1は、
共に合成樹脂加工成形された上枠杆1、左右の側枠杆
2,3および下枠部材4を互いに枠組み結合して、全体
が現行なものと同様な高さH1,幅W 1 の縦長方形サイズ
に成形されている。これに対して前枠Bは、実質的な前
枠に相当する枠体31と遊技盤用のセット枠体33とを
一連に合成樹脂加工成形して、全体つまり枠体31が外
枠A1の開口前面広さに整合し得る一定の高さH'1,幅W
1の複合枠状の縦長方形サイズに成形されている(図14
参照)。
【0013】すなわち第1の機体における外枠A1は、
図3〜図6に示すように所定のサイズ(長さ、幅、厚
さ)、断面形状に成形された上枠杆1と左右の側枠杆2,
3が、互いの位置決め結合部として成形された凹部5お
よび突部6そして連結座板部7を位置合わせしてビス締
めにより門枠状に結合され、また左右の側枠杆2,3の
下端部が、下枠部材4の両側端に成形された整合連結部
に位置合わせしてビス締めにより結合されている。そし
てこの下枠部材4では、図4および図7に示すように、
下枠杆に相当する座板部4Aと、前枠整合受枠杆に相当
する前板部4Bとが一体に連接成形されて、全高h1,全
幅W1にされており、この両板部4A,4Bの両側端に前
述の整合連結部として、左右の側枠杆2,3の下端部に
合わせた整合部8,8と、ビス孔を有する位置決め用の
連結支板9,9が成形されている。
図3〜図6に示すように所定のサイズ(長さ、幅、厚
さ)、断面形状に成形された上枠杆1と左右の側枠杆2,
3が、互いの位置決め結合部として成形された凹部5お
よび突部6そして連結座板部7を位置合わせしてビス締
めにより門枠状に結合され、また左右の側枠杆2,3の
下端部が、下枠部材4の両側端に成形された整合連結部
に位置合わせしてビス締めにより結合されている。そし
てこの下枠部材4では、図4および図7に示すように、
下枠杆に相当する座板部4Aと、前枠整合受枠杆に相当
する前板部4Bとが一体に連接成形されて、全高h1,全
幅W1にされており、この両板部4A,4Bの両側端に前
述の整合連結部として、左右の側枠杆2,3の下端部に
合わせた整合部8,8と、ビス孔を有する位置決め用の
連結支板9,9が成形されている。
【0014】前述のように4本の枠部材から枠組み構成
された外枠A1では、上、左右の枠杆1,2,3の前端面
と、下枠部材4の前板部4Bの上端面とに亘る開口面域
が、前枠整合用の開口前面広さとされている。そうして
各枠部材の枠組み結合後においては、上枠杆1と左側枠
杆2との連結隅角部に、図3に示すような上の開閉連結
用の支軸11を設けた略L形状の連結補強金具10が固
定強化され、また上枠杆1と右側枠杆3との連結隅角部
に、図2に示すような連結補強金具12が必要に応じて
固定強化される。そして右側枠杆3の内側上、下部に、
前枠側に設けられる施錠装置(図示せず)に対する受け金
具13,13が固定される。なお上、左の枠杆1,2は、
連結補強金具10と共に連結固定してもよい。また上の
支軸11に対する下の開閉連結用の支軸14について
は、図4および図7に示すように、下枠部材4の前板部
4Bの左端前面に膨出成形されたボス座部15に起立状
態で嵌挿固定されている。
された外枠A1では、上、左右の枠杆1,2,3の前端面
と、下枠部材4の前板部4Bの上端面とに亘る開口面域
が、前枠整合用の開口前面広さとされている。そうして
各枠部材の枠組み結合後においては、上枠杆1と左側枠
杆2との連結隅角部に、図3に示すような上の開閉連結
用の支軸11を設けた略L形状の連結補強金具10が固
定強化され、また上枠杆1と右側枠杆3との連結隅角部
に、図2に示すような連結補強金具12が必要に応じて
固定強化される。そして右側枠杆3の内側上、下部に、
前枠側に設けられる施錠装置(図示せず)に対する受け金
具13,13が固定される。なお上、左の枠杆1,2は、
連結補強金具10と共に連結固定してもよい。また上の
支軸11に対する下の開閉連結用の支軸14について
は、図4および図7に示すように、下枠部材4の前板部
4Bの左端前面に膨出成形されたボス座部15に起立状
態で嵌挿固定されている。
【0015】前述のように枠組み構成された外枠A1の
その余の構成について付記すると、上枠杆1には釘17
の孔16が成形されていると共に、球補給器具(図示せ
ず)を設置するための凹部18が成形されており、また
右側枠杆3には図示しないが前記施錠装置に対する逃し
凹部等が成形されている。一方下枠部材4では、前板部
4Bの上端面の右部に前枠Bを水平正姿勢で受けるため
の受け座19が成形され、また外枠A1がゲームホール
等の設置枠台Nに所要の後傾状態で設置されることの前
提において、底板部4Aの下底面が後側に向けて勾配斜
面とされていると共に、底板部4Aの両側に角度調整固
定部Mおよび釘孔20が成形されている。
その余の構成について付記すると、上枠杆1には釘17
の孔16が成形されていると共に、球補給器具(図示せ
ず)を設置するための凹部18が成形されており、また
右側枠杆3には図示しないが前記施錠装置に対する逃し
凹部等が成形されている。一方下枠部材4では、前板部
4Bの上端面の右部に前枠Bを水平正姿勢で受けるため
の受け座19が成形され、また外枠A1がゲームホール
等の設置枠台Nに所要の後傾状態で設置されることの前
提において、底板部4Aの下底面が後側に向けて勾配斜
面とされていると共に、底板部4Aの両側に角度調整固
定部Mおよび釘孔20が成形されている。
【0016】この角度調整固定部Mは、外枠A1を所定
の傾き角度に調整固定するためのもので、図4および図
6等に示すように、底板部4Aの前後方向に形成された
長孔21と、この長孔21の両側で平行に形成されて鋸
状の歯23を有する一組の係止歯帯22と、この両列の
係止歯帯22に鋸状の歯25を介して変位自在に噛合固
定される別成形の固定盤24と、この固定盤24中央部
の座孔26から長孔21を介して図6に示す設置枠台N
の下受け板60内にねじ込まれる止めねじ27とを有す
る。そしてこれに付加される傾き角度表示手段として、
図4に例示するように、固定盤24の一側面中央に位置
基準用の指針28が形成されると共に、一方の係止歯帯
22側の上面に目盛29が形成されている。なお双方の
固定部Mにおいて、両側の係止歯帯22および固定盤2
4の各歯23,25のピッチは互いに同一とされ、これ
に合わせて目盛29は中央の「0」点を基準にて前後方向
に各点が等ピッチで形成され、図示しないが各点に数字
が付されることとする。
の傾き角度に調整固定するためのもので、図4および図
6等に示すように、底板部4Aの前後方向に形成された
長孔21と、この長孔21の両側で平行に形成されて鋸
状の歯23を有する一組の係止歯帯22と、この両列の
係止歯帯22に鋸状の歯25を介して変位自在に噛合固
定される別成形の固定盤24と、この固定盤24中央部
の座孔26から長孔21を介して図6に示す設置枠台N
の下受け板60内にねじ込まれる止めねじ27とを有す
る。そしてこれに付加される傾き角度表示手段として、
図4に例示するように、固定盤24の一側面中央に位置
基準用の指針28が形成されると共に、一方の係止歯帯
22側の上面に目盛29が形成されている。なお双方の
固定部Mにおいて、両側の係止歯帯22および固定盤2
4の各歯23,25のピッチは互いに同一とされ、これ
に合わせて目盛29は中央の「0」点を基準にて前後方向
に各点が等ピッチで形成され、図示しないが各点に数字
が付されることとする。
【0017】第1の機体F1における前枠Bは、図1お
よび図2に示すように、基本的には縦長方形状の窓口3
2を前面に開口した枠体31と、この窓口32に沿った
奥側において遊技盤用のセット口35および遊技補助盤
34を成形したセット枠体33とが、前後二重枠状態で
一体成形されている。そして枠体31では、窓口32の
下部に、下球受け皿や打球発射装置等(図示せず)を設置
するための前盤部36が成形され、また窓口32の全内
周囲の前側に、ガラス扉および上球受け皿用の開閉支板
を組付ける窓枠部材(共に図示せず)のための設置凹座3
7が成形されており、そして窓口32の上および右に沿
った枠杆部の前面側に、電光装飾部(図示せず)をセット
するための設置部38が成形されている。一方、セット
枠体33では、遊技補助盤34の上端面を遊技盤の整合
用基準面としてセット口35が開口されており、このセ
ット口35の内周面に位置決め用の突座39が、また4
ヶ所の内周隅部にセット保持部40が、夫々成形されて
いる。
よび図2に示すように、基本的には縦長方形状の窓口3
2を前面に開口した枠体31と、この窓口32に沿った
奥側において遊技盤用のセット口35および遊技補助盤
34を成形したセット枠体33とが、前後二重枠状態で
一体成形されている。そして枠体31では、窓口32の
下部に、下球受け皿や打球発射装置等(図示せず)を設置
するための前盤部36が成形され、また窓口32の全内
周囲の前側に、ガラス扉および上球受け皿用の開閉支板
を組付ける窓枠部材(共に図示せず)のための設置凹座3
7が成形されており、そして窓口32の上および右に沿
った枠杆部の前面側に、電光装飾部(図示せず)をセット
するための設置部38が成形されている。一方、セット
枠体33では、遊技補助盤34の上端面を遊技盤の整合
用基準面としてセット口35が開口されており、このセ
ット口35の内周面に位置決め用の突座39が、また4
ヶ所の内周隅部にセット保持部40が、夫々成形されて
いる。
【0018】前述のように構成された前枠Bのその余の
構成について付記すると、枠体31の前盤部36の各部
に、下球受け皿や打球発射装置に係る夫々のセット口4
1,42と、外枠A1の受け座19に対する支持座43が
成形されており、枠体31の左側上、下部に、前記支軸
11,14に対する支孔45,45を有するボス部44,
44が膨出成形され、また枠体31とセット枠体33と
に連接する右側枠杆部に、施錠装置用の設置凹部46が
成形されている。一方、セット枠体33の裏側には裏機
構セット盤(図示せず)が設置し得るようになっており、
また遊技補助盤34の各部には、発射レール(図示せず)
の設置面47、打球ハンマー(図示せず)のセット口4
8,アウト球用の排出路49、賞球排出口50、球回収
路51、スピーカ用の設置部52等が夫々成形されてい
る。なおこの前枠Bは、枠体31およびセット枠体33
の裏側各部に成形された多数の補強用リブにより全体が
好適に強化されている。
構成について付記すると、枠体31の前盤部36の各部
に、下球受け皿や打球発射装置に係る夫々のセット口4
1,42と、外枠A1の受け座19に対する支持座43が
成形されており、枠体31の左側上、下部に、前記支軸
11,14に対する支孔45,45を有するボス部44,
44が膨出成形され、また枠体31とセット枠体33と
に連接する右側枠杆部に、施錠装置用の設置凹部46が
成形されている。一方、セット枠体33の裏側には裏機
構セット盤(図示せず)が設置し得るようになっており、
また遊技補助盤34の各部には、発射レール(図示せず)
の設置面47、打球ハンマー(図示せず)のセット口4
8,アウト球用の排出路49、賞球排出口50、球回収
路51、スピーカ用の設置部52等が夫々成形されてい
る。なおこの前枠Bは、枠体31およびセット枠体33
の裏側各部に成形された多数の補強用リブにより全体が
好適に強化されている。
【0019】このように第1の機体F1は、前述のよう
に構成された外枠A1に対して前枠Bを、互いの開閉連
結支持用の支軸11,14および支孔45,45を嵌め合
わせ連結することにより、開閉および着脱が可能に組付
けることができ、両枠A1,Bを合わせて「関東枠タイプ」
の機体として好適に実施できる。従ってこの機体F1の
前枠Bの前後各部分に、図示しないがガラス扉付き窓枠
部材、上球受け皿セット済み開閉支板、下球受け皿、打
球発射装置、球送り装置、施錠装置、裏機構セット盤等
に代表される共通な各種の遊技構成部材並びに関連付属
器具を夫々搭載セットすると共に、所要のゲーム内容を
展開し得る遊技盤および制御装置をセットすることによ
り「関東枠タイプ」の遊技機として構成(製作)できるもの
である。
に構成された外枠A1に対して前枠Bを、互いの開閉連
結支持用の支軸11,14および支孔45,45を嵌め合
わせ連結することにより、開閉および着脱が可能に組付
けることができ、両枠A1,Bを合わせて「関東枠タイプ」
の機体として好適に実施できる。従ってこの機体F1の
前枠Bの前後各部分に、図示しないがガラス扉付き窓枠
部材、上球受け皿セット済み開閉支板、下球受け皿、打
球発射装置、球送り装置、施錠装置、裏機構セット盤等
に代表される共通な各種の遊技構成部材並びに関連付属
器具を夫々搭載セットすると共に、所要のゲーム内容を
展開し得る遊技盤および制御装置をセットすることによ
り「関東枠タイプ」の遊技機として構成(製作)できるもの
である。
【0020】〔第2の機体(関西枠タイプの機体)〕この
第2の機体F2については、前述した第1の機体F1の主
要大部分をそのまま利用して単純な部分変更だけで構成
区分されるもので、その全体の概要として図8〜図13
に略示するように、外枠A2は、第1側の外枠A1におけ
る上枠杆1および左側枠杆2をそのまま利用して、この
両枠杆1,2と、新たに製作された合成樹脂加工成形の
右側枠杆3'および下枠部材4'とを互いに枠組み結合し
て、全体の外形サイズを高さH2,幅W2にした縦長方形
に成形されている。これに対して前枠Bは、第1側の前
枠Bを共通(共用)としたまま適用されるので、その説明
は前述を援用する(図15参照)。
第2の機体F2については、前述した第1の機体F1の主
要大部分をそのまま利用して単純な部分変更だけで構成
区分されるもので、その全体の概要として図8〜図13
に略示するように、外枠A2は、第1側の外枠A1におけ
る上枠杆1および左側枠杆2をそのまま利用して、この
両枠杆1,2と、新たに製作された合成樹脂加工成形の
右側枠杆3'および下枠部材4'とを互いに枠組み結合し
て、全体の外形サイズを高さH2,幅W2にした縦長方形
に成形されている。これに対して前枠Bは、第1側の前
枠Bを共通(共用)としたまま適用されるので、その説明
は前述を援用する(図15参照)。
【0021】そこでこの第2の機体F2を具体的に説明
するにあたり、実質的に部分変更のみで構成(製作)され
る第2側の外枠A2を主に詳述する。先ず右側枠杆3'
は、前述した第1側の外枠A1の右側枠杆3と対比する
と、同一高さで全体の厚みが所定分(例えば10mm)大き
くされている。すなわち同枠杆3'は、図9〜図12に
示すように、第1側の右側枠杆3に相当する基枠杆部
3'Aの外側に、適宜厚み分の支持盤部3'Bが一体成形
されており、この支持盤部3'Bの前縁に、前記前枠B
に対する装飾用の保護縁3'Cが形成されている。また
基枠杆部3'Aと支持盤部3'Bとに連なる上端部には、
前記上枠杆1に対する位置決め結合部として、突部6、
連結座板部7そして支持盤部3'Bの上端を利用した当
接縁部3'bが一体に成形されている。このもとで、上
枠杆1と右側枠杆3'との連結については、図9に示す
ように互いの凹部5、突部6、連結座板部7、当接縁部
3'bを位置合わせしてビス締めにより枠組み結合され
ている。
するにあたり、実質的に部分変更のみで構成(製作)され
る第2側の外枠A2を主に詳述する。先ず右側枠杆3'
は、前述した第1側の外枠A1の右側枠杆3と対比する
と、同一高さで全体の厚みが所定分(例えば10mm)大き
くされている。すなわち同枠杆3'は、図9〜図12に
示すように、第1側の右側枠杆3に相当する基枠杆部
3'Aの外側に、適宜厚み分の支持盤部3'Bが一体成形
されており、この支持盤部3'Bの前縁に、前記前枠B
に対する装飾用の保護縁3'Cが形成されている。また
基枠杆部3'Aと支持盤部3'Bとに連なる上端部には、
前記上枠杆1に対する位置決め結合部として、突部6、
連結座板部7そして支持盤部3'Bの上端を利用した当
接縁部3'bが一体に成形されている。このもとで、上
枠杆1と右側枠杆3'との連結については、図9に示す
ように互いの凹部5、突部6、連結座板部7、当接縁部
3'bを位置合わせしてビス締めにより枠組み結合され
ている。
【0022】一方、第2側の下枠部材4'は、前述した
第1側の下枠部材4と対比すると、高さ、幅が共に夫々
所定分(例えば10mm)大きく成形されている。すなわち
同部材4'は、図10〜図13に示すように、前板部4
Bの上端面を基準にして底板部4Aが実質的に適宜厚肉
にされると共に、左端の開閉連結支持部側を基準にして
右端が適宜長さ分だけ延長されて、全高h2,全幅W2に
されている。そして延長された右端側においても、左端
側と同様な整合連結部として図示のように、底板部4A
と前板部4Bとの連接部に、右側枠杆3'の下端部に合
わせた整合部8と、ビス孔を有する位置決め用の連結支
板9が成形されている。このもとで両枠部3',4'の連
結については、図10〜図12に示すように右側枠杆
3'の下端部を下枠部材4'の整合部8および連結支板9
に位置合わせしてビス締めにより枠組み結合されてい
る。
第1側の下枠部材4と対比すると、高さ、幅が共に夫々
所定分(例えば10mm)大きく成形されている。すなわち
同部材4'は、図10〜図13に示すように、前板部4
Bの上端面を基準にして底板部4Aが実質的に適宜厚肉
にされると共に、左端の開閉連結支持部側を基準にして
右端が適宜長さ分だけ延長されて、全高h2,全幅W2に
されている。そして延長された右端側においても、左端
側と同様な整合連結部として図示のように、底板部4A
と前板部4Bとの連接部に、右側枠杆3'の下端部に合
わせた整合部8と、ビス孔を有する位置決め用の連結支
板9が成形されている。このもとで両枠部3',4'の連
結については、図10〜図12に示すように右側枠杆
3'の下端部を下枠部材4'の整合部8および連結支板9
に位置合わせしてビス締めにより枠組み結合されてい
る。
【0023】但し前記右側枠杆3'における保護縁3'C
は、外枠A2に組付けられた前枠Bの右側外に位置し、
その下端が下枠部材4'の前板部4Bの上端面に整合し
得るようになっている。なお下枠部材4'の両側端の整
合部8の底内面には底板部4Aの厚みを大きくするため
のリブ4'Cが成形されて、各側枠杆2,3'の下端と当
接し得るようになっている。また両側の連結支板9は、
第1側の下枠部材4の連結支板9と同一位置(幅)に成形
されている(図7および図13参照)。
は、外枠A2に組付けられた前枠Bの右側外に位置し、
その下端が下枠部材4'の前板部4Bの上端面に整合し
得るようになっている。なお下枠部材4'の両側端の整
合部8の底内面には底板部4Aの厚みを大きくするため
のリブ4'Cが成形されて、各側枠杆2,3'の下端と当
接し得るようになっている。また両側の連結支板9は、
第1側の下枠部材4の連結支板9と同一位置(幅)に成形
されている(図7および図13参照)。
【0024】このように第1側の外枠A1と対比して簡
単な部分枠変更だけで枠組み構成された第2側の外枠A
2では、上、左の枠杆1,2の前端面と、右側枠杆3'の
基枠杆部3'Aの前端面と、下枠部材4'の上端面とに亘
る開口面域が、前枠整合用の開口前面広さとされ、また
右側枠杆3'の保護縁3'Cが、前枠Bに対する好適な位
置決め用装飾縁ともされる。そしてこれらの枠部材1,
2,3',4'の結合後においては、前述した第1の機体F
1と同様に夫々の連結補強金具10,12や施錠用の受け
金具13が固定される。なおこの第2側の外枠A2のそ
の余の構成は、第1側の外枠A1と同様にして例示し、
同一部分には同一符号を付してその説明は省略する。
単な部分枠変更だけで枠組み構成された第2側の外枠A
2では、上、左の枠杆1,2の前端面と、右側枠杆3'の
基枠杆部3'Aの前端面と、下枠部材4'の上端面とに亘
る開口面域が、前枠整合用の開口前面広さとされ、また
右側枠杆3'の保護縁3'Cが、前枠Bに対する好適な位
置決め用装飾縁ともされる。そしてこれらの枠部材1,
2,3',4'の結合後においては、前述した第1の機体F
1と同様に夫々の連結補強金具10,12や施錠用の受け
金具13が固定される。なおこの第2側の外枠A2のそ
の余の構成は、第1側の外枠A1と同様にして例示し、
同一部分には同一符号を付してその説明は省略する。
【0025】従って第2の機体F2においては、前述の
ように構成された第2側の外枠A2に対して第1用、第
2用とも共通にされた前枠Bを、互いの支軸11,14
および支孔45,45を嵌め合わせ連結することによ
り、開閉および着脱が可能に組付けることができ、両枠
A2,Bを合わせて「関西枠タイプ」の機体として好適に実
施できる。そしてこの機体F2の前枠Bの前後各部分に
共通な各種の遊技構成部材並びに関連付属器具を夫々搭
載セットすると共に、所要の遊技盤および制御装置をセ
ットすることにより、「関西枠タイプ」の遊技機として構
成(製作)できるものである。
ように構成された第2側の外枠A2に対して第1用、第
2用とも共通にされた前枠Bを、互いの支軸11,14
および支孔45,45を嵌め合わせ連結することによ
り、開閉および着脱が可能に組付けることができ、両枠
A2,Bを合わせて「関西枠タイプ」の機体として好適に実
施できる。そしてこの機体F2の前枠Bの前後各部分に
共通な各種の遊技構成部材並びに関連付属器具を夫々搭
載セットすると共に、所要の遊技盤および制御装置をセ
ットすることにより、「関西枠タイプ」の遊技機として構
成(製作)できるものである。
【0026】ここで双方の機体F1,F2を対比して見る
と、夫々の外枠A1,A2が、右側枠杆3,3'および下枠
部材4,4'だけを互換枠部材とし、上枠杆1および左側
枠杆2を寸法、形状に変更のない共用枠部材として構成
することができる一方、前枠Bが第1用、第2用の何れ
にも共用できる。このため夫々の機体の製作にあたって
は、個々の外枠A1,A2における共用枠部材1,2と前枠
Bを含む主要大部分を共用し得るもとで、必要最少の互
換枠部材3,3',4,4'を組み替えるだけの単純な部分
変更により、「関東枠タイプ、関西枠タイプ」の機体とし
て手際良く製作できる。そしてこのような夫々の機体を
利用することにより、双方のタイプの遊技機について、
工場内の製造ラインにおける同一工程作業順序におい
て、1台分ずつの前枠Bに、前述した各種の遊技構成部
材並びに遊技盤等を順次組付けセットして、最終的に第
1、第2の何れかの外枠A1,A2に組付けることにより
製作し得、タイプ別の製造区分、日時帯区分に係る多様
な煩わしさや時間的ロスを一切皆無にして能率良く量産
し得、また遅滞なく出荷することができる。
と、夫々の外枠A1,A2が、右側枠杆3,3'および下枠
部材4,4'だけを互換枠部材とし、上枠杆1および左側
枠杆2を寸法、形状に変更のない共用枠部材として構成
することができる一方、前枠Bが第1用、第2用の何れ
にも共用できる。このため夫々の機体の製作にあたって
は、個々の外枠A1,A2における共用枠部材1,2と前枠
Bを含む主要大部分を共用し得るもとで、必要最少の互
換枠部材3,3',4,4'を組み替えるだけの単純な部分
変更により、「関東枠タイプ、関西枠タイプ」の機体とし
て手際良く製作できる。そしてこのような夫々の機体を
利用することにより、双方のタイプの遊技機について、
工場内の製造ラインにおける同一工程作業順序におい
て、1台分ずつの前枠Bに、前述した各種の遊技構成部
材並びに遊技盤等を順次組付けセットして、最終的に第
1、第2の何れかの外枠A1,A2に組付けることにより
製作し得、タイプ別の製造区分、日時帯区分に係る多様
な煩わしさや時間的ロスを一切皆無にして能率良く量産
し得、また遅滞なく出荷することができる。
【0027】また第2の機体F2においては、外枠A2の
右側枠杆3'に保護縁3'Cを成形しているので、外枠A
2と前枠Bとの組付け整合状態において、互いの幅差(W
−W:例えば10mm)が生ずるとしても、保護縁3'Cが
常に前枠Bの右側外に位置してこの幅差を好適に補うこ
とができ、しかも機体全体の美観を保つことができる。
特に両枠A2,Bの整合セット状態においては、図11に
示すように、右側枠杆3'と前枠Bの右側杆部31aと
が好適な嵌め合い当接状態を呈し、保護縁3'Cの内面
および基枠杆部3'Aの前端面と、右側杆部31aの外
側面および裏側面との間の間隙Gが微小ラビリンス状と
なるため、この間隙G内への異物の侵入を積極的に阻止
することができる。
右側枠杆3'に保護縁3'Cを成形しているので、外枠A
2と前枠Bとの組付け整合状態において、互いの幅差(W
−W:例えば10mm)が生ずるとしても、保護縁3'Cが
常に前枠Bの右側外に位置してこの幅差を好適に補うこ
とができ、しかも機体全体の美観を保つことができる。
特に両枠A2,Bの整合セット状態においては、図11に
示すように、右側枠杆3'と前枠Bの右側杆部31aと
が好適な嵌め合い当接状態を呈し、保護縁3'Cの内面
および基枠杆部3'Aの前端面と、右側杆部31aの外
側面および裏側面との間の間隙Gが微小ラビリンス状と
なるため、この間隙G内への異物の侵入を積極的に阻止
することができる。
【0028】ところで前述した双方の機体は、木材を主
体材とするものであってもよい。すなわち第1の機体F
1にあっては、外枠A1が、木材加工成形された上枠杆1
および左右の側枠杆2,3と、前述の合成樹脂加工成形
された下枠部材4とを互いに枠組み結合して、全体を高
さH1,幅W1にした縦長方形サイズに構成されたもので
もよい。また前枠Bが、1枚の定寸板(合板)に窓口32
を開設して枠成形したものや木材加工成形された4本分
の枠部材で枠成形したものとし、窓口32の裏側に遊技
盤用のセット枠体33を固定して、全体が高さH1',幅
W1の縦長方形サイズに構成された第1用、第2用の共
通のものとしてもよい。そして第1の機体F1を基準に
して部分変更される第2の機体F2にあっては、外枠A2
が、第1側の外枠A1の上枠杆1と左側枠杆2を共用枠
部材とし、前例の合成樹脂加工成形された右側枠杆3'
と下枠部材4'を互換枠部材として、これら4本の枠部
材を互いに枠組み結合して、全体が高さH2,幅W2の縦
長方形サイズに構成されたものであってもよい。
体材とするものであってもよい。すなわち第1の機体F
1にあっては、外枠A1が、木材加工成形された上枠杆1
および左右の側枠杆2,3と、前述の合成樹脂加工成形
された下枠部材4とを互いに枠組み結合して、全体を高
さH1,幅W1にした縦長方形サイズに構成されたもので
もよい。また前枠Bが、1枚の定寸板(合板)に窓口32
を開設して枠成形したものや木材加工成形された4本分
の枠部材で枠成形したものとし、窓口32の裏側に遊技
盤用のセット枠体33を固定して、全体が高さH1',幅
W1の縦長方形サイズに構成された第1用、第2用の共
通のものとしてもよい。そして第1の機体F1を基準に
して部分変更される第2の機体F2にあっては、外枠A2
が、第1側の外枠A1の上枠杆1と左側枠杆2を共用枠
部材とし、前例の合成樹脂加工成形された右側枠杆3'
と下枠部材4'を互換枠部材として、これら4本の枠部
材を互いに枠組み結合して、全体が高さH2,幅W2の縦
長方形サイズに構成されたものであってもよい。
【0029】なお基準となる第1側の外枠A1が、全面
木製のもの、つまり木材加工成形された全ての枠部材
1,2,3,4から枠組み構成されたものであっても、第
2側の外枠A2は、第1側の外枠A1との共用枠部材1,
2と、前述した互換枠部材3,3',4,4'を枠組みして
構成(製作)することができるものである。また、第2側
の外枠A2における右側枠杆3'については、1本の定寸
木材より基枠杆部3'A、支持盤部3'Bおよび保護縁
3'Cを合わせて一体加工成形したものであってもよ
い。そして右側枠杆3'の保護縁3'Cを基枠杆部3'A
の全高に亘って成形した場合、第2の下枠部材4'は第
1の下枠部材4と同幅のものとし得る。しかも第2の下
枠部材4'は、第1の下枠部材4の下底面に所要厚み分
(例えば10mm)の適宜帯状材を付加したものとすること
も可能である。
木製のもの、つまり木材加工成形された全ての枠部材
1,2,3,4から枠組み構成されたものであっても、第
2側の外枠A2は、第1側の外枠A1との共用枠部材1,
2と、前述した互換枠部材3,3',4,4'を枠組みして
構成(製作)することができるものである。また、第2側
の外枠A2における右側枠杆3'については、1本の定寸
木材より基枠杆部3'A、支持盤部3'Bおよび保護縁
3'Cを合わせて一体加工成形したものであってもよ
い。そして右側枠杆3'の保護縁3'Cを基枠杆部3'A
の全高に亘って成形した場合、第2の下枠部材4'は第
1の下枠部材4と同幅のものとし得る。しかも第2の下
枠部材4'は、第1の下枠部材4の下底面に所要厚み分
(例えば10mm)の適宜帯状材を付加したものとすること
も可能である。
【0030】
【変更例】なお、合成樹脂により成形される各枠部材に
ついては、各種の色を付加したり、木目模様等の各種の
模様を適宜施すようにしてもよい。また、左右の側枠杆
に、機体を持ち運ぶための取手用の取着部を成形しても
よい。
ついては、各種の色を付加したり、木目模様等の各種の
模様を適宜施すようにしてもよい。また、左右の側枠杆
に、機体を持ち運ぶための取手用の取着部を成形しても
よい。
【0031】
【発明の効果】以上に述べた如く、本発明に係る縦型弾
球遊技機用の機体によれば、第1タイプ用および第2タ
イプ用の機体では、夫々の外枠が、右側枠杆および下枠
部材だけを互換枠部材とし、上枠杆および左側枠杆を寸
法、形状に変更のない共用枠部材として構成し得ると共
に、前枠が第1用、第2用の何れにも共用できる。すな
わち、夫々の機体の製作に際しては、個々の外枠におけ
る共用枠部材と前枠を含む主要大部分を共用し得るもと
で、必要最少の互換枠部材を組み替えるだけの単純な部
分変更により、全体機枠サイズがやや小さい第1タイプ
と、やや大きい第2タイプの機体を手際良く製作でき
る。これにより、第1および第2タイプの機体を利用す
る遊技機について、タイプ別の製造区分、日時帯区分に
係る多様な煩わしさや時間的ロスを一切皆無にして能率
良く量産し得、また遅滞なく出荷することが可能とな
る。
球遊技機用の機体によれば、第1タイプ用および第2タ
イプ用の機体では、夫々の外枠が、右側枠杆および下枠
部材だけを互換枠部材とし、上枠杆および左側枠杆を寸
法、形状に変更のない共用枠部材として構成し得ると共
に、前枠が第1用、第2用の何れにも共用できる。すな
わち、夫々の機体の製作に際しては、個々の外枠におけ
る共用枠部材と前枠を含む主要大部分を共用し得るもと
で、必要最少の互換枠部材を組み替えるだけの単純な部
分変更により、全体機枠サイズがやや小さい第1タイプ
と、やや大きい第2タイプの機体を手際良く製作でき
る。これにより、第1および第2タイプの機体を利用す
る遊技機について、タイプ別の製造区分、日時帯区分に
係る多様な煩わしさや時間的ロスを一切皆無にして能率
良く量産し得、また遅滞なく出荷することが可能とな
る。
【図1】実施例に係る第1の機体(関東枠)の正面図であ
る。
る。
【図2】実施例に係る第1の機体の背面図である。
【図3】第1の機体の上枠杆と左右の側枠杆の枠組み状
態を示す斜視図である。
態を示す斜視図である。
【図4】第1の機体の左側枠杆と下枠部材との枠組み状
態を示す斜視図である。
態を示す斜視図である。
【図5】図1中のV-V線に基く要部の平断面図であ
る。
る。
【図6】図1中のVI-VI線に基く要部の側断面図で
ある。
ある。
【図7】第1の機体の下枠部材を一部省略して示す平面
図である。
図である。
【図8】実施例に係る第2の機体(関西枠)の正面図であ
る。
る。
【図9】第2の機体の上枠杆と左右の側枠杆の枠組み状
態を示す斜視図である。
態を示す斜視図である。
【図10】第2の機体における右側枠杆と下枠部材の枠
組み状態を背面側から示す斜視図である。
組み状態を背面側から示す斜視図である。
【図11】図8中のXI-XI線に基く平断面図である
【図12】第2の機体の右側枠杆と下枠部材の枠組み状
態を示す背面図である。
態を示す背面図である。
【図13】第2の機体の下枠部材を一部省略して示す平
面図である。
面図である。
【図14】基本的な現行の第1の機体(関東枠)のサイズ
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図15】基本的な現行の第2の機体(関西枠)のサイズ
を示す説明図である。
を示す説明図である。
1 上枠杆 2 左側枠杆 3 第1の右側枠杆 3’ 第2の右側枠杆 3’C 保護縁 4 第1の下枠部材 4A 底板部 4B 前板部 4’ 第2の下枠部材 8 整合部 9 連結支板 32 窓口 33 セット枠体 A1 第1タイプ用の外枠 A2 第2タイプ用の外枠 B 前枠 F1 第1タイプ用の機体 F2 第2タイプ用の機体
Claims (1)
- 【請求項1】 外郭保持枠をなす外枠と、この外枠の開
口前面側に開閉および着脱可能に組付け整合される遊技
構成部材用搭載枠をなす前枠とを合わせて、全体の機枠
サイズがやや小さい第1タイプと、やや大きい第2タイ
プとに区分される縦型弾球遊技機用の機体にあって、 前記前枠(B)は、全体が高さ(H'1),幅(W1)の縦長方形サ
イズに成形されて開設した窓口(32)の奥内側に遊技盤用
のセット枠体(33)を設けた第1タイプ用と第2タイプ用
の共用のものとし、 前記第1タイプ用の機体(F1)の外枠(A1)は、適宜素材で
成形された第1の上枠杆(1)および左右の側枠杆(2,3)
と、合成樹脂材で高さ(h1),幅(W1)に成形されて底板部
(4A)と前板部(4B)の左右両側端に整合連結部(8,9)を成
形した第1の下枠部材(4)とを互いに枠組み結合して、
全体が高さ(H1),幅(W1)の縦長方形サイズに構成し、 前記第2タイプ用の機体(F2)の外枠(A2)は、前記第1タ
イプ用の外枠(A1)における第1の上枠杆(1)および左側
枠杆(2)を共用枠部材とし、前記第1の右側枠杆(3)と対
比して外側に所定厚み分を付加すると共に前縁に前記前
枠(B)の右側外面に整合位置し得る保護縁(3'C)を形成し
た第2の右側枠杆(3')と、前記第1の下枠部材(4)と対
比して所定サイズ分だけ大きくした高さ(h2),幅(W2)に
成形されて底板部(4A)と前板部(4B)の左右両側端に整合
連結部(8,9)を成形した第2の下枠部材(4')とを互換枠
部材として、これら4本の枠部材を互いに枠組み結合し
て、全体が高さ(H2),幅(W2)の縦長方形サイズに構成
し、 前記第1タイプ用の外枠(A1)を基準にみて前記第2タイ
プ用の外枠(A2)が、サイズ変更のない前記共用枠部材
(1,2)と、サイズ変更された前記互換枠部材(3,3',4,4')
との枠組みにより製作変更可能にされたことを特徴とす
る縦型弾球遊技機用の機体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19922193A JP2673411B2 (ja) | 1993-07-16 | 1993-07-16 | 縦型弾球遊技機用の機体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19922193A JP2673411B2 (ja) | 1993-07-16 | 1993-07-16 | 縦型弾球遊技機用の機体 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35138695A Division JP2681344B2 (ja) | 1995-12-25 | 1995-12-25 | 縦型遊技機の外枠 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0731738A JPH0731738A (ja) | 1995-02-03 |
JP2673411B2 true JP2673411B2 (ja) | 1997-11-05 |
Family
ID=16404161
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19922193A Expired - Lifetime JP2673411B2 (ja) | 1993-07-16 | 1993-07-16 | 縦型弾球遊技機用の機体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2673411B2 (ja) |
-
1993
- 1993-07-16 JP JP19922193A patent/JP2673411B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0731738A (ja) | 1995-02-03 |
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