JP2673006B2 - 液体洗浄製品 - Google Patents

液体洗浄製品

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JP2673006B2 JP1109011A JP10901189A JP2673006B2 JP 2673006 B2 JP2673006 B2 JP 2673006B2 JP 1109011 A JP1109011 A JP 1109011A JP 10901189 A JP10901189 A JP 10901189A JP 2673006 B2 JP2673006 B2 JP 2673006B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、固体粒子が液体相に分散している実質的に
非水性の液体洗浄製品に関する。
EP 266199−A(Unilever)には、前記したような非
水性製品を安定化させるために解膠剤と称される物質を
使用する旨が記載されている。これらの物質は、製品の
粘度を低下させるか及び/又は固化(沈降)を抑制して
その作用を発揮するものと考えられる。前記明細書に記
載されている特に好適な解膠剤は遊離酸形態のドデシル
ベンゼンスルホン酸(ABSA)である。
本出願人は、ジスルホン酸又はその塩からなる解膠剤
を使用することにより、従来と同等もしくはそれ以上に
粘度を低下及び/又は沈降を防止し得ることを知見し
た。所要により、本発明の組成物にジスルホン酸及びそ
の塩(acid salt)を組合せて含有させてもよい。
従って、本発明により提供される実質的に非水性の液
体洗浄製品は、液体相に分散させた固体粒子とジスルホ
ン酸又はその塩からなる解膠剤とを含む。
ジスルホン酸とは2個のスルホン酸基(−SO3H)を有
する分子を指す。塩は部分的な(モノ)塩、即ち1個の
スルホン酸基が有機もしくは無機カチオン、好ましくは
アルカリ金属イオン、最も好ましくはナトリウム又はカ
リウムイオンに結合した塩であってもよい。
ジスルホン酸解膠剤としては、遊離酸の形態が最も好
ましい。本明細書中、遊離酸とは製造中液体中にそのま
ま配合される物質を指す。分散された固体粒子が高比率
でアルカリ性無機塩を含む場合には、得られた生成物を
分析して対応の塩を明らかにしなければならない。なぜ
ならば、幾つかの分析方法は生成物を水に溶解させる工
程を含み、このときにアルカリ性塩とジスルホン酸が反
応して塩を形成する場合があるからである。幾つかの
系、特に多量のノニオン界面活性剤を含み且つ任意に痕
跡量の水不純物を含む系の場合には、ジスルホン酸の一
部がin situに粒子表面でアルカリ性塩と反応する可能
性があるからである。
これらのジスルホン酸の中で、スルホン酸基の少なく
とも一方、最も好ましくは両方がベンゼンスルホン酸基
として存在するのが好ましい。これらのベンゼン環の一
方又は両方がアルキル基により適当に置換されているの
が好ましい。
好ましいジスルホン酸解膠剤は下記式(I)を有する
ジ酸又はその塩からなる。
R1−Ph1−X−Ph2−R2 (I) 上記式中、 R1及びR2は夫々直鎖若しくは分岐鎖C2-20アルキル又
はC2-20アルケニル基から選択され、 Ph1及びPh2は夫々スルホン酸基により置換されたフェ
ニレン結合であって、各々が別個に1つ以上の副(mino
r)置換基により置換されていてもよく、 Xはオキサ(−O−)、チア(−S−)、アミン(−
NH−)又はメチレン(−CH2−)結合を表す。
好ましくはR1及びR2は夫々C6-16アルキル基から選択
され、最も好ましくはR1及びR2の一方又は両方がデシル
(C10アルキル)基を表す。通常R1及びR2は同一であ
る。
Ph1及びPh2の夫々が任意にハロ(例えばクロロ),C
1-4アルキル,C1-4アルコキシ,ヒドロキシ,アミン等の
副置換基の1つ又はそれ以上により置換されていてもよ
い。しかしながら、多くの場合、スルホン酸基以外の置
換基をもたない。
特に好ましくは、Xがオキサ(−O−)を表す式
(I)を有するジ酸及びその塩である。
本発明で使用されるジスルホン酸、特に式(I)で定
義される化合物及びその塩は市販されているか、又は有
機化学の分野の専門家であれば容易に製造し得るもので
ある。
別の種類のジスルホン酸解膠剤はC2-20直鎖もしくは
分岐鎖のアルキル又はアケルニルベンゼンジスルホン酸
からなる。
洗剤組成物にジスルホン酸塩を使用することは公知で
ある。例えば、US 4581042(Willmore)に記載されてい
る表面から硬水蓄積物(build−up)を除去するための
水性組成物は、(Dowfax 2A1)に対してドデシルジフェ
ニルエーテルスルホン酸のナトリウム塩をエマルジョン
安定化剤として使用している。US 4088680(Woo)に
は、リン酸塩の非存在下で使用するのに適した界面活性
剤として或る種の直鎖アルキルヒドロカルビルオキシベ
ンゼンジスルホネートが開示されている。前記した界面
活性剤は水に実質的に溶解するためヘビーデューティな
液体組成物に使用され得ると記述されている。GB 12171
37(Henkel)には、1つの成分が脂肪族ジスルホン酸の
塩である界面活性剤混合物が開示されており、前記混合
物は生物学的に容易に分解され得ると記述されている。
混合物は水性液体洗剤組成物中にも使用され得る。
本発明の液体洗浄製品は、液体界面活性剤及び/又は
有機非水性非界面活性剤液体である非水性液体相を含む
非水性分散液である。多くの場合界面活性剤が分散もし
くは溶解固体として含まれるか、或いは液体相の一部も
しくは全部として含まれる。これらの界面活性剤組成物
は、例えば衣類を洗濯するための又は硬質表面を洗浄す
るための液体洗浄製品である。しかしながら、広義に
は、“液体洗浄製品”の中には、非水性漂白製品のよう
な洗浄にも使用される非界面活性剤液体や、液体相が軽
質な非界面活性剤溶媒の少なくとも1つから構成される
洗濯前に繊維(衣類)の油脂性汚れを予処理するための
製品が包含される。前記した予処理製品に固体漂白剤、
分散性酵素(dispersed enzymes)等を配合してもよ
い。
液体相と同様に、前記非水性分散液は分散した粒状固
体を含有させることもできる。粒状固体粒子は洗浄に有
用な固体物質の小粒子(例えば10μm)であり、この中
には固体界面活性剤、ビルダー、漂白剤、酵素又は当業
者に公知のその他の固体が包含される。
粒子は任意の手段を用いて分散状態を維持されている
(即ち、完全でないにしろ沈降が阻止されている)。例
えば、沈降(settling)は粒子サイズが比較的小さく且
つ溶媒相が比較的高粘度であれば簡単に抑制され得る。
換言すれば、粒子はストークスの法則で予測される速度
で、粒子フロックがゆるく集塊したネットワークが形成
されるために非常にゆっくりと沈降する。このことは、
EP−A−30,096(IGI)及びGB 2,158,838A(Colgate)
に記載されている組成物でも確認されている。また、従
来技術で提案されている非水性液体に固体を懸濁させる
作用を強めるべく別の各種手段を使用して、固体粒子を
分散させてもよい。前記した手段は、水性系で使用され
る所謂外部構造化法(external structuring technique
s)にやや類似している。即ち、粒状粒子及び該粒子を
懸濁させるべき液体溶媒相に加え分散剤を用いて、固体
を一定期間安定的に分散もしくは懸濁させている。
所与のジスルホン酸が好ましい解膠剤を構成するか否
かはある程度液体相及び固体相の種類に依存する。上記
したEP 266199には、液体相、固体相及び解膠剤の好ま
しい組合せを3種の形態の解膠された系を特徴付けるこ
とにより同定する方法が記載されている。同様の方法が
本発明にも適用され得る。
製品の第一形態は、粒子が非常にゆっくり沈降し且つ
1週間、好ましくは1ヶ月間、より好ましくは3ヶ月間
に生ずる相分離が1容量%以下であるように粒子サイズ
が小さく且つ液体相が粘性である系を含む。前記した製
品は、低容量の固体が要求され、製造から使用までの間
貯蔵したときの許容できる相分離が目にみえる最低限で
あるときに最も適している。
第二形態は、低容量の固体が要求されるが目に見える
程度の相分離でも許容できるときに適している。この場
合、粒子サイズ/液体粘度の組合せによって急速な沈降
が生じ、特に1週間に生ずる相分離は、1容量%以上で
ある。しかしながら、製品は使用直前に例えば撹拌又は
振盪することにより実質的に均質になり得る。
上記した両形態においては、ジスルホン酸により、ネ
ットワークが形成されるため又は液体相に容易に再分散
しない圧縮した沈降固体相が形成されるため液体バルク
の沈降が抑制される利点が得られる。何れの製品形態の
沈降速度も、各粒子がより迅速に沈降する大きなフロッ
クに集塊するのを防止する解膠作用により最小限に抑制
される。
製品の第三形態は、最初の2つの製品形態の液体を放
置したときに究極的に生ずる最終的な沈降相の組成物に
相当する。この相は経時的に漸次に最小容量に近づくと
予測される。しかしながら、実際には、最初の2つの製
品形態のサンプルを充分な時間放置しても沈降相の容量
が実質的に更に減少することはない。沈降相の組成を当
業者に公知の方法により分析すると、この相は実質的に
第3の製品形態の組成物を構成している。
後者の製品は、過剰の液体中に全部の主要固体を下記
する手段により最適化され得る量のジスルホン酸と一緒
に分散させて調製され得る。従って、この分散物を放置
すると最終的に沈降すると予測され、その後組成を分析
する。こうして調製された組成物に他の微量成分を全て
溶解及び/又は分散し、サンプルを貯蔵して成分の相溶
性を調べ、所要により固体,液体及びジスルホン酸の種
類及び量を微調整してレオロジー、性能及び製造コスト
を所望のバランスに保つ。
EP 266199−Aにも固体、溶媒及び解膠剤の組合せを
同定する方法が記載されているが、この方法も本発明に
適用され得る。まず、所要の製品形態及び作用に応じて
液体及び固体を選択する。固体は好ましくは非常に小さ
い(例えば10μm未満)粒子サイズを有する粉末の形態
にある。そのような微細な形態の固体が入手できないと
きには、粗い形態の粒子を適当な手段例えばボールミル
中で粉砕して微細にしてもよい。次いで、実質的な粘度
の上昇が認められる(即ち混合物が目に見える程度に粘
稠化する)まで固体を少しずつ液体に(撹拌しながら)
添加する。更に、ジスルホン酸を解膠が認められるまで
少しずつ添加する。いかなる量のジスルホン酸を添加し
ても解膠が認められないならば、その物質は当該粒状固
体/液体系に適当でないので別の物質を試みるべきであ
る。
解膠は、撹拌しながら構造化剤(structurant)を添
加している間の或る時点で容易に認識し得る程度の稀薄
化(粘度の低下)が生ずることから確認される。しかし
ながら、解膠を定量的に検出する主たる手段は、適当な
レオメータで測定される如く低剪断速度(例えば5/秒又
はその程度)での粘度の低下を測定することである。好
ましくは、少なくとも或る程度の構造化レベルで、前記
したような剪断速度で25%の粘度低下が観察されるべき
であるが、50%或いは100%(whole order of magnitud
e)の粘度低下が観察されれば良好な解膠特性を有する
構造化剤であることが裏付けられる。解膠剤は糸の粘度
を低下させるが、本発明の多くの製品は低剪断速度でか
なりの粘度(例えば>1Pas)を有しているが、かなり剪
断稀薄されており(shear thinning)、よって比較的流
動性である。
一旦ジスルホン酸解膠剤が(本発明の組成物に使用す
るのに)適当であると同定されれば、予備選択された固
体/液体の組合せに添加するジスルホン酸の量を変化さ
せ、各量における沈降割合(sedimentation rate)を測
定することにより最適量を決定することがきる。沈澱割
合は、液体を計量シリンダー又は他の適当な容器中に放
置し、沈降相の上表面の陥没度(sinking rate)を測定
することにより調べられ得る。
実用的な固体/液体/ジスルホン酸の組合せが選択さ
れれば、適当な最終製品が調製され得る。
本発明の組成物は全て液体洗浄製品である。これら
は、所望の用途に応じて各種の形態に調製され得る。本
発明の組成物は硬質表面の洗浄剤(所要により研磨剤を
含む)として、手により又は機械を用いる器具類(皿、
刃物等)の洗浄剤として調製され、例えば外科器具又は
義歯のための特殊な洗浄製品の形態に調製してもよい。
衣類の洗浄剤及び/又はコンディショニング剤として調
製することもできる。
硬質表面の洗浄には、本発明の組成物を主洗浄剤とし
て調製してもよく、或いは例えばワイピング−オフによ
り除去する前に又は主洗浄作業の一部として噴霧もしく
は洗拭すべき予処理製品として調製される。
器具(機械)類の洗浄には、組成物は主洗浄剤である
か、或いるは噴霧により適用させるか水溶液及び/又は
懸濁液に器具を浸漬させて使用されるような予処理製品
でもよい。
本発明においては、衣類の洗濯及び/又はコンディシ
ョニングに使用されるべく調製された製品が特に好まし
い。何故ならば、実質量の各種固体を配合させる要望が
非常に高いからである。これらの組成物をそのまま又は
希釈して衣類を予処理するために(例えば斑点状のしみ
を除去するために)使用し、その後リンスしたり及び/
又は主洗浄を施す。組成物を主洗浄製品として調製して
もよく、この場合組成物を衣類と接触する水に溶解及び
/又は分散させる。組成物が単独の洗浄剤であっても、
また別の洗濯製品の補助剤でもよい。本発明の「洗浄製
品」には、すすぎ水に添加される衣類コンディショナー
(繊維柔軟剤も含めた)として使用されるような組成物
も包含される(時には「リンスコンディショナー」とも
呼称される)。
従って、本発明の組成物は、所望の用途に応じて選択
された当該物品の洗浄及び/又はコンディショニングを
促進するための物質を少なくとも1種含有し得る。通
常、これらの物質は界面活性剤、酵素、漂白剤、殺菌
剤、(衣類用)繊維柔軟剤及び(硬質表面を洗浄するた
めの)研磨剤から選択される。勿論、多くの場合前記物
質を1種以上存在させ、類似の製品に通常使用されてい
る他の成分も存在させ得る。
組成物には、処理すべき物品に有害な物質を含ませな
い。例えば、組成物は顔料もしくは染料、螢光物質又は
ブルーインク剤等を実質的に含まない。しかしながら、
液体洗浄製品に好ましい色を付けたいときには染料(着
色料)を少量添加してもよい。
配合する前の全ての成分は液体でも固体でもよい。液
体の場合には該成分が液体相の一部又は全部を構成し、
固体の場合には溶媒中に固体粒子として分散せるか又は
液体相中に溶解させる。本明細書中、固体という用語
は、組成物に添加されて組成物中で固体の形態で分散す
る固相状物質、液体相に溶解する固体物質、又は組成物
中で固化した(相変化を受けた)後分散する液体相状物
質を指すものと理解されたい。
特定の固体及び分散剤/解膠剤の組合せに対して、単
独では適当でないような液体もある。しかしながら、こ
の場合でも、所要の性質を有する別の液体と併用するな
らば前記した液体を配合することも可能である。但し、
液体相が2つ以上の液体成分からなるときにこれらの液
体が組成物中で混和性のものであるか、又は一方の液体
が他方の液体中に微細な液滴の形態で分散され得るもの
であるという唯一の要件を満たさなければならない。
界面活性剤が固体のときには、界面活性剤は通常液体
相中に溶解又は分散される。界面活性剤が液体のときに
は、界面活性剤は通常液体相の全部もしくは一部を構成
する。また、前記した如く数種の界面活性剤は解膠剤と
して特に適している。
通常、界面活性剤は、Schwartz & Perry著“Surface
Active Agents",Vol.I(Interscience 1949)及びSchw
artz,Perry & Berch著“Surface Active Agents",Vol.
II(Interscience 1958)、McCutcheon Division of Ma
nufacturing Confectioners Company発行“McCutcheon'
s Emulsifiers & Detergents"又はH.Stache,第2版,Ca
rl Hanser Verlag,Mnchen & Wien,1981の“Tensid−
Taschenbuch"に記載されている物質の中から選択され
る。
液体界面活性剤は液体相に使用される特に好ましい物
質である。特にポリアルコキシル化物質、中でもポリア
ルコキシル化ノニオン界面活性剤が好ましい。
本出願人は、選択される最も適当な液体は極性分子を
有する有機物質であることを知見した。特に、比較的親
油性部分と比較的親水性部分(特に孤立電子対を多く含
む親水性部分)を有する有機物質が適当である。このこ
とは、液体界面活性剤、特にポリアルコキシル化ノニオ
ン界面活性剤が好ましいという知見と完全に一致する。
多くのノニオン洗剤界面活性剤が当業者に公知であ
る。これらは通常、例えば炭素数約6〜12のアルキル基
を含むアルキルフェノール、炭素数6〜12のアルキル基
を含むジアルキルフェノール、好ましくは炭素数8〜20
の第一,第二もしくは第三脂肪族アルコール(又はその
アルキルキャップ付き(alkyl−capped)誘導体)、ア
ルキル基の炭素数が約10〜24のモノカルボン酸及びポリ
オキシプロピレンから誘導される有機疎水性基と化学的
に組合された水溶化(water−solubilizing)ポリアル
コキシレン又はモノ−もしくはジアルカノールアミド基
を含む。脂肪酸モノー及びジアルカノールアミドの場
合、脂肪酸ラジカルのアルキル基は約10〜24個の炭素原
子を含み、アルキロイル基は1〜3個の炭素原子を含
む。モノーもしくはジアルカノールアミド誘導体の場
合、適宜アルキロイル基と分子の疏水性部分が結合した
ポリオキシアルキレン部分が存在していてもよい。ポリ
アルコキシレン含有界面活性剤のポリアルコキシレン部
分は、2〜20個のエチレンオキシド基又はエチレンオキ
シド基とプロピレンオキシド基との組合せから構成され
るのが好ましい。この種の中で特に好ましい界面活性剤
はEP−A−225,654(Unilever)に記載されており、こ
れらは特に溶媒の少なくとも一部として使用される。炭
素数9〜15の脂肪アルコールに対して3〜11モルのエチ
レンオキシドが縮合した縮合生成物であるエトキシル化
ノニオン界面活性剤が好ましい。その例として、C11〜C
13アルコールと(約)3〜7モルのエチレンオキシドと
の縮合生成物が挙げられる。これらの界面活性剤は単独
のノニオン界面活性剤として又は上記欧州特許明細書に
記載されている界面活性剤と組合せて、特に溶媒の少な
くとも一部として使用される。
他の種類の適当なノニオン界面活性剤としては、US
3,640,988、US 3,346,558、US 4,223,129、EP−A−92,
355、EP−A−99,183、EP−A−70,074、EP−A−70,07
5、EP−A−70,076、EP−A−70,077、EP−A−75,99
4、EP−A−75,995、EP−A−75,996に記載されている
如きアルキルポリサッカライド(ポリグリコシド/オリ
ゴサッカランド)が含まれる。
ノニオン洗剤界面活性剤は通常約300〜11,000の分子
量を有する。
各種ノニオン洗剤界面活性剤の混合物を使用してもよ
いが、混合物は室温で液体でなければならない。ノニオ
ン洗剤界面活性剤と他の洗剤界面活性剤例えばアニオ
ン,カチオンもしくは両性洗剤界面活性剤又は石鹸との
混合物を使用してもよい。前記混合物を使用する場合
も、混合物は室温で液体でなければならない。
適当なアニオン洗剤界面活性剤としては、炭素数10〜
18のアルキル基を有するアルキルベンゼンスルホン酸、
炭素数10〜24のアルキル基を有するアルキル及びアルキ
ルエーテル硫酸、1〜5個のエチレンオキシド基を有す
るアルキルエーテル硫酸、C10〜C24α−オレフィンをス
ルホン化後アルホン化反応生成物を中和・加水分解して
得られるオレフィンスルホン酸のアルカリ金属,アンモ
ニウム又はアルキロールアミン塩が例示される。
使用可能な他の界面活性剤には、脂肪酸のアルカリ金
属石鹸(好ましくは12〜18個の炭素原子を含有する)が
包含される。典型的な酸はオレイン酸、リシノール酸及
びひまし油,なたね油,落花生油,ココナツ油,パーム
核油由来の脂肪酸、またはその混合物である。これらの
酸のナトリウムもしくはカリウム石鹸が使用され得る。
石鹸は界面活性剤の機能をも有しているので、洗剤ビル
ダー又は繊維コンディショニング剤としても使用され
る。上に掲げた油類は液体相の少なくとも一部として構
成され、対応の低分子量脂肪酸(トリグリセリド)は固
体として分散され得るか又は界面活性剤として機能する
ことに留意されたい。
界面活性剤に関する一般的記載の項で言及した如きカ
チオン,双イオン性及び両性界面活性剤を使用すること
も可能である。カチオン洗剤界面活性剤としては脂肪族
もしくは芳香族アルキル−ジ(アルキル)アンモニウム
ハライドが例示され、石鹸としてはC12〜C24脂肪酸のア
ルカリ金属塩が例示される。両性洗剤界面活性剤は例え
ばスルホベタインである。同一種類又は他種類の界面活
性剤活性剤を組合せて使用すると、最適な構造化及び/
又は洗浄性能が有利に得られる。
液体として適当な非界面活性剤(non−surfactant)
には上に言及した好ましい分子形態を有するものが包含
されるが、他の種類の非界面活性剤も特に前者した好ま
しい液体と組合せることにより使用され得る。通常、非
界面活性剤溶媒は単独で又は液体界面活性剤と組合せて
使用される。前者のタイプに属する分子構造を有する非
界面活性剤溶媒の中でより好ましいものとしては、エー
テル、ポリエーテル、アルキルアミン、脂肪族アミン
(特にジ−及びトリアルキル及び/又は脂肪族−N−置
換アミン)、アルキル(又は脂肪族)アミド及びそのモ
ノ−及びジ−N−置換誘導体、アルキル(又は脂肪族)
カルボン酸低級アルキルエステル,ケトン,アルデヒド
並びにグリセリドが例示される。特にジアルキルエーテ
ル、ポリエチレングリコール、(アセトンのような)ア
ルキルケトン、(グリセリルトリアセテートのような)
グリセリルトリアルキルカルボキシレート、グリセロー
ル、プロピレングリコール及びソルビトールが例示され
る。
疏水性を殆どもしくは全く示されない多くの軽質溶媒
は単独で使用したときには多くの系で不適当である(即
ち解膠を生じない)。適当な軽質溶媒としては、エタノ
ールのような低級アルコール、ドデカノールのような高
級アルコール、アルカン及びオレフィンが例示される。
通常、この軽質溶媒を、上記した好ましい分子構造を有
する非界面活性剤又は界面活性剤である他の液体と組合
せることが好ましい。これらの溶媒が解膠過程でその作
用を示さないとしても、製品の粘度を低下させるために
及び/又は洗浄中の汚れの除去を促進するために溶媒を
配合することが望ましい。
好ましくは、本発明の組成物は組成物の全量に対して
少なくとも10重量%の量の液体相(任意に液体界面活性
剤を含む)を含み得る。組成物中に存在する液体相の量
は最大約90重量%であるが、多くの場合の実際的な量は
20〜70重量%であり、好ましくは20〜50重量%である。
所要により、本発明の組成物は刊行物に記載されてい
る解膠剤の中から選択された他の解膠剤を含む。
組成物中の解膠剤の量は当業者に公知の手段により最
適化され得るが、多くの場合少なくとも0.01重量%、通
常0.1重量%、好ましくは少なくとも1重量%であり、
最高15重量%であり得る。最も実際的な量は、組成物の
全量に対して2〜12重量%、好ましくは4〜10重量%で
ある。多くの場合、解膠剤は実質的に1つもしくはそれ
以上のジスルホン酸又はその塩から構成される。
本発明の組成物が少なくとも1つの機能性成分を含ん
でいるのが好ましいが、少なくとも1つの成分は分散し
た固体粒子の形態で含まれていなければならない。これ
らの成分は洗剤ビルダー,漂白剤もしくは漂白系及び
(硬質表面を洗浄するための)研磨剤の中から選択され
得る。
洗剤ビルダーは、沈降又はイオン封鎖作用によりカル
シウムイオン又は他のイオンの水硬度の影響を中和する
物質である。ビルダーは無機でも有機でもよい。洗剤ビ
ルダーは、リン含有ビルダーと無リンビルダーに分類さ
れる。環境問題の点から、後者のビルダーが好ましい。
一般的な無機ビルダーとしては、各種リン酸塩,炭酸
塩,ケイ酸塩,ホウ酸塩及びアルミノケイ酸塩が挙げら
れ、特にアルカリ金属塩の形態が好ましい。これらの混
合物も使用可能である。
リン含有無機ビルダーとしては、水溶性の塩、特にピ
ロリン酸,オルトリン酸,ポリリン酸及びホスホン酸の
アルカリ金属塩が例示される。特に、トリポリリン酸、
リン酸及びヘキサメタリン酸のナトリウム塩及びカリウ
ム塩を含めた無機リン酸塩ビルダーが例示される。
無りんの無機ビルダーとしては、炭酸,重炭酸,ホウ
酸,ケイ酸,メタケイ酸,結晶質及び非晶質アルミノケ
イ酸の水溶性アルカリ金属塩が例示される。特に、炭酸
ナトリウム(任意にカルサイト種晶を含む)、炭酸カリ
ウム、重炭酸ナトリウム及びカリウム、ケイ酸ナトリウ
ム及びカリウム並びにゼオライトが例示される。
無機ビルダーとしては、クエン酸,コハク酸,マロン
酸,脂肪酸スルホン酸,カルボキシメトキシコハク酸,
アンモニウムポリ酢酸,カルボン酸,ポリカルボン酸,
アミノポリカルボン酸,ポリアセチルカルボン酸及びポ
リヒドロキシスルホン酸のアルカリ金属塩、アンモニウ
ム塩及び置換アンモニウム塩が例示される。特に、エチ
レンジアミンテトラ酢酸、ニトリロトリ酢酸、オキシジ
コハク酸、メリト酸、ベンゼンポリカルボン酸及びクエ
ン酸のナトリウム,カリウム,リチウム,アンモニウム
及び置換アンモニウム塩が例示される。更に、Monsanto
からDequestの登録商標で市販されているような有機ホ
スホン酸塩タイプの金属イオン封鎖剤及びアルカンヒド
ロキシリン酸塩も例示される。
他の適当な有機ビルダーとしては、ビルダー特性を有
するとして公知の高分子量ポリマー及びコポリマーが包
含され、例えばBASFからSokalanの登録商標で市販され
ている如き適当なポリアクリル酸、ポリマレイン酸及び
ポリアクリル酸/ポリマレイン酸コポリマーが挙げられ
る。
アルミノケイ酸塩が特に好ましい無リンの無機ビルダ
ーである。アルミノケイ酸塩としては、下記一般式を有
する結晶質もしくは非晶質物質が例示される。
Naz(AlO2(SiO2・xH2O 上記式中、z及びyは少なくとも6の整数であり、z
対yのモル比は1.0〜0.5であり、xは含水量が約4〜20
重量%となるような6〜189の整数である。この含水量
は最良のレオロジー特性を有する液体を提供する。この
量を越える(例えば約19〜28%の含水量)と、ネットワ
ークが形成される。この量未満である(例えば0〜約6
%の含水量)と、物質の孔に補足されていたガスが放逐
されてガスが発生し、粘度が上昇する。しかしながら、
無水(即ち0〜約6%の含水量)物質は構造化剤として
使用され得ることに留意されたい。アルミノケイ酸塩の
好ましい量は無水物換算で約12〜30重量%である。アル
ミノケイ酸塩は好ましくは0.1〜100μm、理想的には0.
1〜10μmの粒子サイズを有し、且つ少なくとも200mg炭
酸カルシウム/gのカルシウムイオン交換能を有する。
適当な漂白剤としてはハロゲン系漂白剤特に塩素系漂
白剤が包含され、例えば次亜塩素酸塩のようなアルカリ
金属次亜ハロゲン酸塩が挙げられる。衣類の洗濯には、
例えば無機過酸塩の形態(好ましくは先駆物質と併用す
る)又はペルオキシ酸化合物としての酸素系漂白剤が好
ましい。
無機過酸塩漂白剤の場合、先駆物質を使用すると低温
(室温〜約60℃)で漂白をより効果的に実施し得る。前
記した漂白系は低温漂白系として従来公知である。過ホ
ウ酸ナトリウム1水和物及び4水和物のような無機過酸
塩は溶液中に活性酸素を放出し、先駆物質は通常1つ以
上の反応性アシル残基を有する有機化合物であり、これ
らにより過酸が形成される。先駆物質を使用すると、ペ
ルオキシ化合物を単独で使用したときよりも低温で漂白
をより効果的に実施し得る。ペルオキシ漂白化合物対先
駆物質の重量比は約15:1〜約2:1、好ましくは約10:1〜
約3.5:1である。漂白系すなわちペルオキシ漂白化合物
と先駆物質の量は液体の全量の約5〜35重量%の範囲で
あればよいが、漂白系を形成する成分を約6〜30重量%
使用するのが好ましい。従って、組成物中のペルオキシ
漂白化合物の好ましい量は約5.5〜27重量%であり、先
駆物質の量は好ましくは約0.5〜40重量%、最も好まし
くは約1〜5重量%である。
典型的なペルオキシ漂白化合物としては、アルカル金
属過ホウ酸塩1水和物及び4水和物、アルカリ金属過炭
酸塩、過ケイ酸塩及び過リン酸塩が例示され、過ホウ酸
ナトリウムが好ましい。
ペルオキシ漂白化合物に対する先駆物質は多くの文献
に記載されており、例えばBP 836,988、855,735、907,3
56、907,358、907,950、1,003,310及び1,246,339、USP
3,332,882及び4,128,494、カナダ特許844,481及び南ア
フリカ特許68/6,344を参照されたい。
前記先駆物質の正確な作用モードは知られていない
が、先駆物質と無機のペルオキ化合物との反応により過
酸が形成され、この過酸が分解されて活性酸素を放出す
るものと考えられている。
先駆物質は、通常分子中にN−アシル又はO−アシル
残基を含有し且つ洗濯液中で接触したときにペルオキシ
化合物に対して活性化作用を発揮する化合物である。
こうした先駆物質の典型的なものとしては、N,N,N′,
N′−テトラアセチルエチレンジアミン(TAED)及びN,
N,N′,N′−テトラアセチルメチレンジアミン(TAMD)
のようなポリアシル化アルキレンジアミン、テトラアセ
チルグリコルウリル(TAGU)のようなアシル化グリコル
ウリル、トリアセチルシアヌレート及びナトリウムスル
ホフェニルエチル炭酸エステルが例示される。
特に好ましい先駆物質は、N,N,N′,N′−テトラアセ
チルエチレンジアミン(TAED)である。
有機ペルオキシ酸化合物漂白剤としては室温で固体の
化合物が好ましく、最も好ましくは融点が少なくとも50
℃の化合物である。下記一般式を有する有機ペルオキシ
酸及びその水溶性塩が最も一般的である。
上記式中、Rは炭素数1〜20のアルキレンもしくは置
換アルキレン基又は炭素数6〜8のアリーレン基であ
り、Yは水素、ハロゲン、アルキル、アリール又は水溶
液中にアニオン部分を与える任意の基である。
別の好ましい水における分散性/分散能力を高めるべ
き配合され得る過酸素合物は本出願人のEP−A−217,45
4に記載されている如き無水過ホウ酸塩である。
組成物が硬質表面の洗浄用に研磨剤を含んでいる(液
体研磨洗浄剤)の場合には、研磨剤は粒状固体として配
合される。これらは水不溶性の物質例えばカルサイトで
ある。適当な物質は、水性媒体に懸濁される研磨剤に関
するEP−A−50,887、EP−A−80,221、EP−A−140,45
2、EP−A−214,540及びEP9,942に開示されている。水
溶性の研磨剤を使用してもよい。
本発明の組成物に所要により、繊維コンディショニン
グ剤、酵素、香料(脱臭剤を含む)、殺菌剤、着色剤、
螢光物質、汚れ懸濁剤(再付着防止剤)、腐蝕防止剤、
酵素安定剤及び発泡抑制剤のような微量成分を1種以上
含有させてもよい。
一般的に製品の固体含量は広範囲に亘り、例えば1〜
90重量%である。通常最終組成物の10〜80重量%、好ま
しくは15〜70重量%、特に好ましくは15〜50重量%であ
る。アルカリ塩は粒状の形態で添加されなければなら
ず、平均粒子サイズは通常300μm未満、好ましくは200
μm未満、より好ましくは100μm未満、特に好ましく
は10μm未満である。粒子サイズが1μm以下であって
もよい。所望の粒子は適当なサイズを有する物質を選択
するか又は原料を適当なミリング中で粉砕して製造され
得る。
組成物は実質的に非水性であり、水を全くもしくは殆
んど含まない。含水量は組成物の全量に対して好ましく
は、5重量%以下、より好ましくは3重量%以下、特に
好ましくは1重量%以下である。本出願人に知見によれ
ば、含水量が高くなると粘度が高くなる傾向にあり、沈
降が生ずる場合もある。しかしながら、この現象はより
大量のもしくはより有効な解膠剤又は他の分散剤を使用
することにより少なからず解決され得る。
非水性液体の利点は通常製造業者が成分に対する水の
悪影響、例えば機能性成分を非相溶性にするような悪影
響を避けることができることにあるので、任意の段階で
製品に偶然もしくは故意に水を添加することは避けなけ
ればならない。このために、製造工程及び包装形態に特
別の注意を払わなければならない。
製造中、全ての成分が例えば無水リン酸塩ビルダー,
過ホウ酸ナトリウム1水和物及び乾燥カルサイト研磨剤
のように乾燥しているかもしくは(水和可能な塩のとき
には)低水和状態にあるのが好ましい。好ましい具体例
では、乾燥した実質的に無水の固体と液体相とを乾燥容
器中で混合する。固体の沈澱割合を最小限にするために
は、こうして得られた混合物を粉砕ミル又は複数のミル
(例えばコロイドミル,コランダムディスクミル,水平
もしくは垂直撹拌型ボールミル)にかけて、粒子サイズ
を0.1〜100μm、好ましくは0.5〜50μm、理想的には
1〜10μmとする。複数のミルを使用するときには、コ
ロイドミルにかけたあと水平ボールミルにかけることが
好ましい。なぜならば、これらは最終製品中の粒子サイ
ズを狭い範囲に分布させるために必要な条件下で作動さ
せることが可能だからである。勿論、既に所望の粒子サ
イズを有している粒状物質のときにはこのような処理を
する必要がなく、所望ならば加工の終期段階で添加して
もよい。
この粉砕工程で入力されたエネルギーにより、製品中
の温度が上昇し、固体粒子内又はその間に捕捉されてい
た空気が放出される。従って、感熱性成分は粉砕段階及
び後続の冷却段階の後に製品に混合するのが非常に望ま
しい。また、これらの(通常微量な)成分を添加する前
及び適宜任意の段階に製品を脱気することも望ましい。
この段階で添加される典型的な成分は香料及び酵素であ
るが、この中には最終組成物中に存在させるのが望まし
い高度に温度感応性の漂白成分又は揮発性溶媒も包含さ
れる。しかしながら、揮発性物質は脱気工程後の任意の
段階で導入するのが特に好ましい。適当な冷却装置(例
えば熱交換機)及び脱気装置は当業者に公知である。
本発明方法で使用する装置は全て完全に乾燥していな
ければならず、洗浄操作後に特別の注意を払わなければ
ならない。その後の貯蔵及び包装装置についても同様で
ある。
以下、本発明の実施例を示す。実施例中、特記しない
限り重量基準である。
実施例A 重量% 乾燥・粉砕したトリポリリン酸ナトリウム 65.7 Plurafac RA30(1) 32.3 Dowfax 3B2 Acid(2) 2.0 (1) 平均4〜5モルのエチレンオキシド及び2〜3
モルのプロピレンオキシドでアルコキシル化されたC
9-11脂肪アルコールからなるノニオン界面活性剤(ICI
製) (2) 一般式(I)(式中、R1及びR2はデシルであ
り、Ph2及びPh2はスルホン酸基以外の置換基をもたず、
Xはオキサである)を有する、対応ナトリウム塩Dowfax
3B2(Dow Chemicals製)から製造された遊離ジスルホ
ン酸解膠剤 実施例B 実施例C Plurafac RA30ノニオン界面活性剤及びトリポリリン
酸ナトリウムを5:4の重量比で含み、且つ特定のスルホ
ン酸を特定量含む組成物を製造した。スルホン酸の解膠
剤としての効果を示すために、各組成物の粘度のピーク
値及び平衡値を25℃、21/秒で測定した。結果を以下に
示す。
上記した結果から、所定量の解膠剤を使用するときジ
スルホン酸はモノスルホン酸より優れた効果を示し、特
にピーク粘度の点で優れた効果が知見された。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ニコラース・チヤールス・マリア・ラー ネ オランダ国、3054・エー・デー・ロツテ ルダム、アー・フアン・デル・ドツスラ ーン・20 (72)発明者 ペーテル・ヘルスライス オランダ国、3132・セー・デー・フラー ルデインヘン、ヘールト・フローテラー ン・243 (72)発明者 アドリアヌス・フイツセル オランダ国、3141・エル・セー・マース スライス、ウイツペルスパルク・40 (56)参考文献 特開 昭63−61095(JP,A) 特開 昭63−122800(JP,A)

Claims (35)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】液体相中に分散した固体粒子と解膠剤とを
    含む実質的に非水性の液体洗浄組成物であって、前記解
    膠剤がジスルホン酸又はその塩からなることを特徴とす
    る組成物。
  2. 【請求項2】解膠剤が遊離酸形態のジスルホン酸からな
    ることを特徴とする請求項1に記載の組成物。
  3. 【請求項3】ジスルホン酸又はその塩が少なくとも1個
    のベンゼンスルホン酸基を含むことを特徴とする請求項
    1又は2に記載の組成物。
  4. 【請求項4】解膠剤がベンゼンスルホン酸又はその塩で
    あることを特徴とする請求項3に記載の組成物。
  5. 【請求項5】ベンゼンスルホン酸基中のベンゼン環がア
    ルキル基により置換されていることを特徴とする請求項
    3に記載の組成物。
  6. 【請求項6】解膠剤が下記式(I) R1−Ph1−X−Ph2−R2 (I) [式中、 R1及びR2は夫々直鎖若しくは分岐鎖C2-20アルキル又はC
    2-20アルケニル基から選択され、 Ph1及びPh2は夫々スルホン酸基により置換されたフェニ
    ル結合であって、各々が別個に1つ以上の副置換基によ
    り置換されていてもよく、 Xはオキサ(−O−)、チア(−S−)、アミン(−NH
    −)又はメチレン(−CH2−)結合を表す] を有する化合物又はその塩からなることを特徴とする請
    求項1〜5のいずれかに記載の組成物。
  7. 【請求項7】R1及びR2が夫々C6-16アルキル基から選択
    されることを特徴とする請求項6に記載の組成物。
  8. 【請求項8】R1及びR2の一方又は両方がデシル基を表す
    ことを特徴とする請求項6に記載の組成物。
  9. 【請求項9】R1及びR2が同一であることを特徴とする請
    求項6に記載の組成物。
  10. 【請求項10】Ph1及びPh2はスルホン酸基以外の置換基
    をもたない、未置換のフェニレン結合であることを特徴
    とする請求項6に記載の組成物。
  11. 【請求項11】Xがオキサ(−O−)を表すことを特徴
    とする請求項6に記載の組成物。
  12. 【請求項12】液体相がノニオン界面活性剤からなるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の洗浄組成物。
  13. 【請求項13】ノニオン界面活性剤がポリアルコキシル
    化脂肪アルコールであることを特徴とする請求項12に記
    載の洗浄組成物。
  14. 【請求項14】脂肪アルコールがポリエトキシル化され
    ていることを特徴とする請求項13に記載の洗浄組成物。
  15. 【請求項15】脂肪アルコールがエトキシ基及びプロポ
    キシ基によりポリアルコキシル化されていることを特徴
    とする請求項13に記載の洗浄組成物。
  16. 【請求項16】液体相が非界面活性剤物質からなること
    を特徴とする請求項1〜15のいずれかに記載の洗浄組成
    物。
  17. 【請求項17】非界面活性剤物質が、1つ以上の孤立電
    子対を有する新水性部分に結合した親油性部分を含む分
    子の物質であることを特徴とする請求項16に記載の洗浄
    組成物。
  18. 【請求項18】非界面活性剤物質が、エーテル;ポリエ
    ーテル;アルキルアミン、脂肪族アミン又はジ−もしく
    はトリ−アルキル及び/又は−脂肪族−N−置換アミ
    ン;アルキル−又は脂肪族アミド、又はそのモノ−もし
    くはジ−N−アルキル置換誘導体;アルキル−又は脂肪
    族−カルボン酸エステル;ケトン;アルデヒド或いはグ
    リセリドからなることを特徴とする請求項17に記載の洗
    浄組成物。
  19. 【請求項19】固体粒子が、洗剤ビルダー、漂白剤及び
    漂白系から選択された1つ以上の主要成分からなること
    を特徴とする請求項1に記載の洗浄組成物。
  20. 【請求項20】固体粒子が漂白剤からなり、漂白剤がペ
    ルオキシ酸であることを特徴とする請求項19に記載の洗
    浄組成物。
  21. 【請求項21】ペルオキシ酸が1,12−ジペルオキシドデ
    カンジオン酸であることを特徴とする請求項20に記載の
    洗浄組成物。
  22. 【請求項22】固体粒子が漂白系からなり、漂白剤が有
    機過酸塩とその活性化剤とを含むことを特徴とする請求
    項19に記載の洗浄組成物。
  23. 【請求項23】過酸塩が過ホウ酸ナトリウム1水和物で
    あり、活性化剤がテトラアセチルエチレンジアミンであ
    ることを特徴とする請求項22に記載の洗浄組成物。
  24. 【請求項24】固体粒子が洗剤ビルダーからなり、洗剤
    ビルダーがアルカリ金属トリポリリン酸塩であることを
    特徴とする請求項19に記載の洗浄組成物。
  25. 【請求項25】固体粒子が洗剤ビルダーからなり、洗剤
    ビルダーがアルカリ金属アルミノケイ酸塩であることを
    特徴とする請求項19に記載の洗浄組成物。
  26. 【請求項26】アルカリ金属アルミノケイ酸塩が部分的
    に水和したゼオライトであることを特徴とする請求項25
    に記載の洗浄組成物。
  27. 【請求項27】固体粒子が洗剤ビルダーからなり、洗剤
    ビルダーがアルカリ金属炭酸塩とカルサイト種晶を含む
    ことを特徴とする請求項19に記載の洗浄組成物。
  28. 【請求項28】固体粒子が研磨剤からなることを特徴と
    する請求項1に記載の洗浄組成物。
  29. 【請求項29】研磨剤がカルサイトからなることを特徴
    とする請求項28に記載の洗浄組成物。
  30. 【請求項30】繊維コンディショニング剤、酵素、香
    料、殺菌剤、着色剤、螢光物質、再付着防止剤、腐蝕防
    止剤、酵素安定化剤及び発泡抑制剤から選択された成分
    を1つ以上含むことを特徴とする請求項1に記載の洗浄
    組成物。
  31. 【請求項31】室温で1週間貯蔵後の相分離が組成物の
    総容量の1%未満であることを特徴とする請求項1に記
    載の洗浄組成物。
  32. 【請求項32】請求項1に記載の組成物の沈降相の組成
    物であって、室温で1週間貯蔵後の相分離が1%以上で
    あることを特徴とする洗浄組成物。
  33. 【請求項33】実質的に更なる相分離が生じない程長期
    に貯蔵した組成物の沈降相の組成物であることを特徴と
    する請求項32に記載の洗浄組成物。
  34. 【請求項34】請求項1〜33のいずれかに記載の洗浄組
    成物と表面を接触させることを特徴とする表面の洗浄方
    法。
  35. 【請求項35】請求項1に記載の洗浄組成物の水溶液及
    び/又は分散液と衣類又は物品を接触させることを特徴
    とする衣類又は物品の洗浄方法。
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