JPH05214388A - 液体洗浄用組成物 - Google Patents

液体洗浄用組成物

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JPH05214388A
JPH05214388A JP4293396A JP29339692A JPH05214388A JP H05214388 A JPH05214388 A JP H05214388A JP 4293396 A JP4293396 A JP 4293396A JP 29339692 A JP29339692 A JP 29339692A JP H05214388 A JPH05214388 A JP H05214388A
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JP
Japan
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precursor
liquid phase
composition
weight
alkyl
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Application number
JP4293396A
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English (en)
Inventor
Ezat Koshdel
イーザツト・コシユデル
John Richard Nicholson
ジヨン・リチヤード・ニコルソン
David William Thornthwaite
デイビツド・ウイリアム・ソーンスウエイト
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Unilever NV
Original Assignee
Unilever NV
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D17/00Detergent materials or soaps characterised by their shape or physical properties
    • C11D17/0004Non aqueous liquid compositions comprising insoluble particles
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D3/00Other compounding ingredients of detergent compositions covered in group C11D1/00
    • C11D3/39Organic or inorganic per-compounds
    • C11D3/3902Organic or inorganic per-compounds combined with specific additives
    • C11D3/3905Bleach activators or bleach catalysts
    • C11D3/3907Organic compounds

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Abstract

(57)【要約】 【構成】 本発明の実質的に非水性の液体洗浄組成物
は、非水性液相と、無機過炭酸塩漂白剤及び前駆体を含
む分散固体物質とを含んでおり、活性基数を掛けた液相
のみの中での前駆体のモル溶解度が25℃で1.2mm
ol/100ml以下である。 【効果】 漂白系の安定度が高い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は液体洗浄用組成物、特に
実質的に非水性の液体洗剤組成物に関する。非水性液体
洗剤組成物とは、水を殆ど又は全く含まない液体洗剤組
成物のことである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】非水性
組成物は通常、漂白剤を混入したい場合に好んで使用さ
れる。なぜなら、水性組成物中の水は漂白剤を不安定に
するからである。
【0003】繊維製品の洗濯では、例えば無機過酸塩形
態の酸素系漂白剤が好んで使用される。この漂白剤は漂
白剤前駆体と共に使用するのが好ましい。
【0004】無機過酸塩漂白剤の場合には、前駆体が、
低温即ち室温〜約60℃の温度での漂白効果を高めるた
め、この種の漂白系は一般に低温漂白系として知られて
おり、当業者には良く知られている。一水和物又は四水
和物の過ホウ酸ナトリウムのような無機過酸塩は溶液中
で活性酸素を放出する作用を示し、前駆体は通常1種類
以上の反応性アシル残基を有する有機化合物である。そ
のため過酸が生成され、この過酸が低温での漂白作用効
果をペルオキシブリーチ化合物だけの場合より高くす
る。
【0005】最近はホウ素含有化合物が環境に与える影
響について関心が高まっており、過ホウ酸ナトリウムに
代わる無機過酸塩の使用が望まれるようになっている。
これらの代替無機過酸塩のうち、特に望ましいのは過炭
酸塩である。洗濯液中で活性酸素が放出された後に得ら
れる炭酸塩はビルダーとして効果的に機能するため、組
成物に加えるビルダーの量を節減することができる。大
部分の漂白剤、前駆体及びビルダー材料は非水性組成物
中に分散固体物質の形態で存在するため、これらの材料
の添加量は最少限に抑えることが極めて望ましい。
【0006】一般的には、存在する固体物質の量が少な
いほど組成物の流動性が高く、また硬化(即ち凝固)の
性向が低い。
【0007】不都合なことに、過炭酸塩は、現在使用さ
れている最も一般的な前駆体の存在下で非水性液体組成
物中で使用すると著しい不安定性を示す。一般的な前駆
体としては、例えばテトラアセチルエチレンジアミン
(TAED)及びノナノイルオキシベンゼンスルホン酸
ナトリウム(SNOBS)が挙げられる。
【0008】
【課題を解決するための手段】本出願人は、組成物の非
水性液相に余り溶解しない前駆体を使用すると、漂白
系、即ち過炭酸塩及び/又は前駆体の安定性が大幅に増
加することを発見した。そこで本発明は、非水性液相
と、無機過炭酸塩漂白剤及び前駆体を含む分散固体物質
とを含む実質的に非水性の液体洗浄用組成物であって、
活性基の数を掛けた液相のみの中での前駆体のモル溶解
度(molar solubilityin the
liquid phase alone multip
liedby the number of acti
ve groups)が25℃で1.2mmol/10
0ml以下である組成物を提供する。
【0009】活性基の数を掛けた液相のみの中での前駆
体のモル溶解度は25℃で0.2mmol/100ml
以下が好ましい。
【0010】「活性基(active group
s)」という用語は下記の意味を有する。TAEDのよ
うな一般的な前駆体はアセチル基を4つ有するが、過酸
塩と反応して活性酸素を放出するのはそのうち2つだけ
である。従って、TAEDだけを使用した場合はこれら
2つのアセチル基が「活性」基ということになる。
【0011】しかしながら、TAEDを単独で使用する
と溶解度が大きすぎるため、TAEDを唯一の前駆体と
する非水性液体組成物は本発明の範囲には含まれない。
【0012】一般的には、過炭酸前駆体よりも過カルボ
ン酸前駆体の方が好ましい。
【0013】陽イオン前駆体は通常、この種の組成物の
液相中では溶解度が低い。
【0014】陽イオン前駆体という用語には両性及び双
性イオン物質が含まれる。特に好ましい陽イオン前駆体
は第四アンモニウム化合物である。
【0015】本発明で使用し得る前駆体化合物は第四ア
ンモニウム前駆体である。この種の化合物の具体例とし
ては、米国特許US 4,904,406号に開示され
ている下記の一般式
【0016】
【化1】
【0017】の化合物が挙げられる。
【0018】前記式中、R1、R2及びR3は各々が、炭
素原子数1〜18の任意に置換されていてもよいアルキ
ル、アルケニル、ヒドロキシアルキル及びポリオキシア
ルキレンから選択した基であるか、又はR1、R2及びR
3のうち2つがR4及び窒素原子と一緒になって、任意に
置換されていてもよい窒素含有複素環系を形成し、ある
いはR1、R2及びR3のうち2つ以上が窒素原子と一緒
になって任意に置換されていてもよい窒素含有複素環系
を形成し、R4は(R1及び/又はR2及び/又はR3と一
緒になって窒素含有複素環系を形成しない場合には)
【0019】
【化2】
【0020】(式中各nは別個に0、1又は2であり得
る)から選択した架橋基を表し、Lは脱離基であって、
その共役酸が4〜13、好ましくは約8〜10のpKa
を有し、Zは塩化物、臭化物、水酸化物、ニトレート、
メトスルフェート、ビスルフェート、アセテート、スル
フェート、シトレート、ボレート又はホスフェート陰イ
オンである。
【0021】この種の物質で特に好ましいのは1−[4
−N,N,N−トリメチルアンモニウムメチル)ベンゾ
イルオキシ]ベンゼン−4−スルホネート、即ち下記の
【0022】
【化3】
【0023】で示される化合物である(以後化合物Aと
称する)。
【0024】他の適当なこの種の化合物は、下記の式
【0025】
【化4】
【0026】で示される化合物(以後化合物Dと称す
る)、及び下記の式
【0027】
【化5】
【0028】で示される化合物(以後化合物Eと称す
る)である。
【0029】別の種類の前駆体としては、US 4,7
51,015号に開示されている一般式
【0030】
【化6】
【0031】の化合物が挙げられる。
【0032】前記式中、R1、R2及びR3は各々がアル
キル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、シク
ロアルケニル、アルカリール、アリール、フェニル、ヒ
ドロキシアルキル、ポリオキシアルキレン及びR4OC
OLから選択した基であるか、又はR1、R2及びR3
うち2つ以上が一緒になってアルキル置換もしくは未置
換の窒素含有複素環系を形成し、あるいはR1、R2及び
3のうち少なくとも1つがR4に結合してアルキル置換
もしくは未置換の窒素含有複素環系を形成し、R4はア
ルキレン、シクロアルキレン、アルキレンフェニレン、
フェニレン、アリーレン及びポリアルコキシレンから選
択した架橋基であり、この架橋基は未置換であるかもし
くはC1〜C20アルキル、アルケニル、ベンジル、フェ
ニル及びアリール基で置換したものであり得、Zは適当
な割合でQ+と組合わせると電荷が中和される一価又は
多価の陰イオンであって、ペルオキシ炭酸による漂白を
有意に妨害することのないように十分な酸化安定度を有
し、Qは窒素又はリンであり、Lは脱離基であって、そ
の共役酸が約6〜約13の範囲のpKaを有する。
【0033】後者のクラスの化合物には、下記の式
【0034】
【化7】
【0035】で示される2−(N,N,N−トリメチル
アンモニウム)エチルナトリウム4−スルホフェニルカ
ーボネートがある(以後化合物Bと称する)。
【0036】他の適当な第四アンモニウム前駆体は、英
国特許明細書GB 1382 594号に開示されてい
る化合物である。この化合物は下記の一般式
【0037】
【化8】
【0038】で示される。
【0039】前記式中、−(Cn2n)−はnが3以上
の任意に分枝化されていてもよい鎖であり、R1は炭素
原子を1〜20個含む任意に置換されていてもよいアル
キル基、アルカリール基、任意に置換されていてもよい
アリールもしくはポリオキシアルキレン基であり、R2
及びR3は各々が低級アルキルもしくはヒドロキシアル
キル基であり、又はR1、R2及びR3のうち2つ以上が
窒素原子と一緒になって任意に置換されていてもよい窒
素含有複素環系を形成し、R4は任意に置換されていて
もよいフェニル基であり、Xは塩素又は臭素である。
【0040】この種の化合物の具体例としては、
【0041】
【化9】
【0042】が挙げられる(以後化合物Fと称する)。
【0043】前駆体としては更に、欧州特許明細書EP
−A−284 292号に開示されている有機両性化合
物のうちのいずれかを使用し得る。
【0044】別の有用な非陽イオン前駆体化合物は、下
記の分子式
【0045】
【化10】
【0046】で示される分子量500〜1,000,0
00、好ましくは600〜750,000、例えば約2
500〜約25,000又は約5,000〜約15,0
00のポリ(ジアセチルアリルアミン)「PDAA」で
ある。
【0047】この化合物は、下記の反応式
【0048】
【化11】
【0049】に従って過加水分解して(perhydr
olyse)過酢酸を形成する。
【0050】これらの化合物は新規な化合物であり、ポ
リ(アリルアミン)と無水酢酸もしくは酢酸イソプロペ
ニルとの反応によって合成するか、又はジアセチルアリ
ルアミンの重合によって合成し得る。前記モノマーはア
リルアミンと無水酢酸もしくは酢酸イソプロペニルとの
反応によって調製し得る。
【0051】本発明は、陽イオン系ではない低溶解度前
駆体のみを含む組成物も包含する。この種の前駆体とし
ては、下記の式
【0052】
【化12】
【0053】で示されるベンゾイルオキシベンゼン硫酸
ナトリウムが挙げられる(以後化合物Cと称する)。こ
の化合物は英国特許明細書GB 839 715号に開
示されている。
【0054】ペルオキシブリーチ化合物対前駆体の重量
比は約20:1〜約2:1、好ましくは約10:1〜約
3.4:1である。漂白系、即ちペルオキシブリーチ化
合物及び前駆体の量は、液相全体の約5重量%〜約35
重量%の範囲で変化させ得る。好ましくは、漂白系を構
成する成分を約6%〜約30%使用する。例えば、組成
物中のペルオキシブリーチ化合物の好ましい濃度は約
5.5重量%〜約27重量%であり、活性剤の好ましい
濃度は約0.5重量%〜約14重量%、最も好ましくは
約1重量%〜約10重量%である。
【0055】過炭酸塩漂白剤は任意の形態のものを使用
し得るが、通常は欧州特許明細書EP−A−363 8
52号に開示されている種類の過炭酸塩が好ましい。こ
れらの過炭酸塩は、市販されている形態では、有効酸素
(available oxygen)を約7.5%し
か含んでいない。従って、使用量は(例えば)有効酸素
15%の過炭酸塩の約2倍にしなければならないが、こ
れらの過炭酸塩を使用すると安定性が増加し、ビルダー
効果を得るために余計な炭酸塩を加える必要もない。
【0056】漂白剤安定剤 漂白剤前駆体は漂白系の安定性を増加させるように選択
するが、本発明の組成物には、漂白剤又は漂白系用の安
定剤、例えばエチレンジアミンテトラメチレンホスホネ
ート及びジエチレントリアミンペンタメチレンホスホネ
ート又は他の適当な有機ホスホネートもしくはその塩、
例えば後述のDequest rangeを含ませるこ
とも好ましい。これらの安定剤は酸又は塩の形態、例え
ばカルシウム塩、マグネシウム塩、亜鉛塩又はアルミニ
ウム塩の形態で使用できる。安定剤の濃度は、約1重量
%以下、好ましくは約0.1重量%〜約0.5重量%に
し得る。
【0057】製品の形態 本発明の組成物は総て液体洗浄製品である。本明細書中
で液体と称するものは総て、大気圧下25℃で液状を示
す物質である。本発明の組成物は所期の用途に応じて極
めて多様な特定形態に配合し得る。本発明の組成物は硬
質面洗浄剤(研磨剤を含むもしくは含まない)として配
合するか、又は手動もしくは機械による食器類洗浄(w
arewashing、皿、刃物類の洗浄)用物質とし
て配合し得、また専用の洗浄製品、例えば手術用具用も
しくは義歯用洗浄製品の形態に配合し得る。本発明の組
成物は更に、繊維製品の洗剤及び/又はコンディショナ
ーとしても配合し得る。
【0058】従って本発明の組成物は通常、所期の物体
の洗浄及び/又はコンディショニングを促進すべく所期
の用途に応じて選択される少なくとも1種類の物質を含
む。この物質は通常、界面活性剤、酵素、漂白剤、殺菌
剤、(繊維製品用の)繊維柔軟剤及び(硬質面洗浄の場
合の)研磨剤から選択される。勿論、通常はこれらの物
質のうち1種類以上を、関連製品形態で一般的に使用さ
れる他の成分と共に使用し得る。
【0059】本発明の組成物の粘度は好ましくは21s
-1で2,500mPa.s以下、より好ましくは50〜
2,000mPa.s、最も好ましくは300〜1,5
00mPa.sである。
【0060】界面活性剤 界面活性剤は、固体の場合には、液相中に溶解又は分散
させるのが普通である。界面活性剤が液体の場合には、
その界面活性剤が液相の全部又は一部分を構成する。し
かしながら、場合によっては界面活性剤が組成物中で相
変化(phase change)し得る。
【0061】一般的には、本発明の組成物で使用する界
面活性剤は、Manufacturing Confe
ctioners CompanyのMcCutche
ondivision出版の現行版“McCutche
on’s Emulsifiers & Deterg
ents”のSchwartz&Perry著“Sur
face Active Agents”Vol.I、
Interscience 1949、並びにSchw
artz、Perry&Berch著“Surface
Active Agents”Vol.II(Int
erscience 1958)、又はH.Stach
e著“Tensid−Taschenbuch”、第2
版、Carl Hanser Verlag,Munc
hen& Wien,1981に記載の任意のクラス、
サブクラス及び特定物質から選択し得る。
【0062】総ての界面活性剤材料だけでなく、本発明
の組成物の成分の具体例として本明細書に記述されてい
る総ての成分に関して、情況が別の定義を必要としない
限り、「アルキル」という用語は炭素原子数1〜30の
直鎖又は分枝鎖アルキル部分を意味し、低級アルキルは
炭素原子数1〜4の直鎖又は分枝鎖アルキル部分を意味
する。これらの定義は、存在形態(例えばアラルキル種
の一部分として存在する)にかかわりなくアルキル種に
適用される。アルケニル(オレフィン)及びアルキニル
(アセチレン)種も同様にして(即ち形態及び炭素原子
数に関して)等価なアルキレン、アルケニレン及びアル
キニレンリンクであると解釈される。曖昧さを回避する
ために、低級アルキル又はC1-4アルキルとは(情況が
別の定義を必要としない限り)特に、アルキル基が(同
一分子中に存在し得る他のいずれのアルキル基からも独
立して)メチル、エチル、イソ−プロピル、n−プロピ
ル、n−ブチル、イソ−ブチル及びt−ブチルである各
物質を意味するものであり、低級(又はC1-4)アルキ
レンも同様に解釈されるべきものであるとする。
【0063】界面活性剤の総含量は好ましくは組成物の
5〜75重量%、より好ましくは15〜60重量%、最
も好ましくは25〜50重量%である。
【0064】非イオン界面活性剤 非イオン洗剤界面活性剤は当業者には良く知られてい
る。この種の界面活性剤は通常、水可溶化作用のある
(water−solubilizing)ポリアルコ
キシレン、又はモノ−もしくはジーアルカノールアミド
基を、例えばアルキル基が約6〜約12個の炭素原子を
含むアルキルフェノール、各アルキル基が6〜12個の
炭素原子を含むジアルキルフェノール、好ましくは8〜
20個の炭素原子を有する第一、第二もしくは第三脂肪
族アルコール(又はそのアルキルでキャップした誘導
体)、アルキル基に10〜約24個の炭素原子を有する
モノカルボン酸及びポリオキシプロピレンから誘導した
有機疎水性基と化学的に組合わせたものからなる。
【0065】脂肪酸基のアルキル基が10〜約20個の
炭素原子を含んでおり、アルキロイル基が1〜3個の炭
素原子を含んでいる脂肪酸モノ−及びジ−アルカノール
アミドも一般的なものである。モノ−及びジ−アルカノ
ールアミド誘導体のいずれにも、後者の基と分子の疎水
性部分とを結合するポリオキシアルキレンが任意に存在
し得る。
【0066】いずれのポリアルコキシレン含有界面活性
剤でも、ポリアルコキシレン部分はエチレンオキシド基
のみ、又はエチレンオキシド基及びプロピレンオキシド
基を2〜20個含んでいるのが好ましい。後者のクラス
の中で特に好ましいのは、本出願人の欧州特許公開明細
書EP−A−225,654号に記載されており、特に
液相の全部又は一部分として使用される界面活性剤であ
る。
【0067】炭素原子数9〜15の脂肪アルコールを3
〜11モルのエチレンオキシドと縮合させた縮合生成物
であるエトキシル化非イオン系化合物も好ましい界面活
性剤である。この種の界面活性剤の具体例としては、C
11−13アルコールと(例えば)3〜7モルのエチレ
ンオキシドとの縮合生成物からなるものが挙げられる。
この種の化合物は唯一の非イオン界面活性剤として、又
は前出の欧州特許明細書に記載の界面活性剤と組合わせ
て、特に液相の全部もしくは一部を構成するものとして
使用し得る。
【0068】別の適当な非イオン界面活性剤類として
は、US 3,640,998号、US 3,346,
558号、US 4,223,129号、EP−A−9
2,355号、EP−A−99,183号、EP 7
0,074,’75、’76、’77号、EP 75,
994,’95,’96号のいずれかの明細書に記載さ
れているようなアルキル多糖類(ポリグリコシド/オリ
ゴサッカリド)が挙げられる。
【0069】種々の非イオン洗剤界面活性剤の混合物も
使用し得る。非イオン洗剤界面活性剤と他の洗剤界面活
性剤、例えば陰イオン、陽イオンもしくは両性洗剤界面
活性剤及び石鹸との混合物を使用してもよい。非イオン
界面活性剤の濃度は好ましくは組成物の5〜75重量
%、より好ましくは15〜60重量%、最も好ましくは
25〜50重量%である。
【0070】陰イオン界面活性剤 適当な陰イオン洗剤界面活性剤の具体例としては、アル
キル基の炭素原子数が10〜18のアルキルベンゼンス
ルホネートのアルキル金属塩、アンモニウム塩又はアル
キロールアミン塩、アルキル基の炭素原子数が10〜2
4のアルキル及びアルキルエーテルスルフェート、1〜
5個のエチレンオキシド基を有するアルキルエーテルス
ルフェート、並びにC10−24のα−オレフィンをス
ルホン化し、得られたスルホン化反応生成物を中和し加
水分解することによって調製したオレフィンスルホネー
トである。
【0071】いずれの成分も混入前は液体又は固体であ
る。液体の場合には、これらの成分が組成物中で液相の
全部又は一部分を構成することになる。固体の場合に
は、これらの成分が組成物中で液相に分散又は溶解され
る。従って、本明細書で使用する「固体」という用語
は、組成物に添加されて、その中に固体形態で分散され
る固相中の物質、液相中に溶解する固体物質、及び組成
物中で凝固(相変化)して分散される液相中の物質を意
味する。
【0072】非水性有機溶剤 原則として、液相として選択するのに最も適した液体は
極性分子を有する有機物質である。特に、比較的親油性
の部分と比較的親水性の部分、特に孤立電子対に富んだ
親水性部分を含む液体は大きな適性を示す。これは、液
体界面活性剤、特にポリアルコキシル化非イオン界面活
性剤が液相として好ましい物質の1つであるという観察
事項と完全に一致する。
【0073】液相として使用するのに適した非界面活性
物質としては前述の好ましい分子形態を有するものが挙
げられるが、特に前述のより好ましいタイプのものと組
合わせれば、別の種類の物質を使用することもできる。
一般的には、非界面活性溶剤は単独で、又は液体界面活
性剤と組合わせて使用し得る。前述のより好ましいカテ
ゴリーに入る分子構造を有する非界面活性溶剤には、エ
ーテル、ポリエーテル、アルキルアミン及び脂肪アミン
(特にジ−及びトリ−アルキル−及び/又は脂肪−N−
置換アミン)、アルキル(又は脂肪酸)アミド並びにそ
のモノ−及びジ−N−アルキル置換誘導体、アルキル
(又は脂肪)カルボン酸低級アルキルエステル、ケト
ン、アルデヒド及びグリセリド等がある。特定具体例と
しては、それぞれジ−アルキルエーテル、ポリエチレン
グリコール、アルキルケトン(例えばアセトン)及びグ
リセリルトリアルキルカルボキシレート(例えばグリセ
リルトリアセテート)、グリセロール、プロピレングリ
コール及びソルビトールが挙げられる。
【0074】親水性を殆ど又は全く示さない多くの軽溶
剤は大部分の系で単独使用には適していない。具体例と
しては、低級アルコール、例えばエタノール、又は高級
アルコール、例えばドデカノール、並びにアルカン及び
オレフィンが挙げられる。しかしながら、これらの溶剤
は他の液体物質と組合わせて使用することができる。 液相の割合 液相は(液体界面活性剤を含んでいるか否かにかかわら
ず)組成物全体の10重量%以上の量で存在させる。組
成物中の液相の量は約90%の高さにもし得るが、通常
は組成物の20〜70重量%、好ましくは35〜50重
量%が妥当である。
【0075】固体物質含量 一般的には、本発明の組成物の固体物質含量は例えば最
終組成物の10〜90重量%という極めて広い範囲で選
択し得、通常は30〜80重量%、好ましくは50〜6
5重量%とする。固相は粒状形態でなければならず、平
均粒度が300μm以下、好ましくは200μm以下、
より好ましくは100μm以下、特に10μm以下でな
ければならない。粒度はミクロンより小さくてもよい。
適当な粒度は、適当な大きさの材料を使用するか又は組
成物全体を適当な粉砕装置で粉砕することによって得ら
れる。組成物の望ましくない硬化又は沈澱につながる固
相の凝集を制御するためには、解膠剤を含ませるのが好
ましい。
【0076】他の成分 液体洗浄製品には、前述の成分以外に、極めて多くの他
の成分を混入し得る。これら他の成分は極めて多様であ
り、製品の所期の用途に応じて選択される。しかしなが
ら、最も多岐にわたる成分が使用されるのは繊維製品の
洗濯及び/又はコンディショニング用製品である。この
ような目的に使用される多くの成分は他の用途の製品
(例えば硬質面洗浄剤及び食器類洗浄液)にも使用し得
る。
【0077】洗剤ビルダー 洗剤ビルダーは、カルシウム又は他のイオンの効果(水
の硬度)を沈澱又はイオン封鎖効果によって中和する物
質である。これには無機ビルダー及び有機ビルダーの2
つがある。洗剤ビルダーはまた、リン含有タイプと無リ
ンタイプとに分類される。環境を重視する場合には無リ
ンタイプが好ましい。
【0078】一般的には、無機ビルダーは種々のホスフ
ェートタイプ、カーボネートタイプ、シリケートタイ
プ、ボレートタイプ及びアルミノシリケートタイプの物
質からなる。これらの物質は特にアルカリ金属塩の形態
を有する。これらの物質の混合物を使用してもよい。
【0079】リン含有ビルダーを使用する場合、その具
体例としては、水溶性塩、特にアルカリ金属ピロホスフ
ェート、オルトホスフェート、ポリホスフェート及びホ
スホネートが挙げられる。無機リン酸塩ビルダーの特定
具体例としては、ナトリウム及びカリウムのトリポリリ
ン酸塩、リン酸塩及びヘキサメタリン酸塩が挙げられ
る。
【0080】無リン無機ビルダーを使用する場合、その
具体例としては、水溶性アルカリ金属炭酸塩、重炭酸
塩、ホウ酸塩、ケイ酸塩、メタケイ酸塩、並びに結晶質
及び非晶質アルミノケイ酸塩が挙げられる。特定具体例
としては、炭酸ナトリウム(方解石シードを含むもの又
は含まないもの)、炭酸カリウム、ナトリウム及びカリ
ウムの重炭酸塩、ケイ酸塩及びゼオライトが挙げられ
る。
【0081】有機ビルダーには例えば、アルカリ金属、
アンモニウム及び置換アンモニウムのクエン酸塩、コハ
ク酸塩、マロン酸塩、脂肪酸スルホン酸塩、カルボキシ
メトキシコハク酸塩、アンモニウムポリ酢酸塩、カルボ
ン酸塩、ポリカルボン酸塩、アミノポリカルボン酸塩、
ポリアセチルカルボン酸塩及びポリヒドロキシスルホン
酸塩等がある。特定具体例としては、エチレンジアミン
テトラ酢酸、ニトリロトリ酢酸、オキシジコハク酸、メ
リット酸、ベンゼンポリカルボン酸及びクエン酸のナト
リウム塩、カリウム塩、リチウム塩、アンモニウム塩及
び置換アンモニウム塩が挙げられる。他の具体例として
は、有機リン酸塩タイプの金属イオン封鎖剤、例えばM
onsanto社から商品名Dequest rang
eで市販されているもの及びアルカンヒドロキシホスフ
ェートが挙げられる。
【0082】他の適当な有機ビルダーとしては、ビルダ
ー特性を有することが知られている分子量のより大きい
ポリマー及びコポリマー、例えば適当なポリアクリル
酸、ポリマレイン酸及びポリアクリル/ポリマレイン酸
コポリマー及びその塩、例えばBASF社から商標So
kalanで市販されているものが挙げられる。
【0083】ビルダー材料の濃度は好ましくは組成物の
1〜40重量%、より好ましくは5〜40重量%であ
る。
【0084】安定剤 固体物質を分散させておくためには、通常、組成物のレ
オロジーを安定させる物質を1種類以上混入するのが好
ましい。このような安定剤には、固体粒子の沈澱を防止
しそれによって透明層の形成を最少限に抑える物質があ
る。この種の物質の具体例としては、英国特許明細書G
B 1 205 711号に記載されているような極め
て嵩の大きい金属及び非金属酸化物が挙げられる。この
種の安定剤の他の適当なクラスとしては、疎水性を示す
ように改質したシリカが挙げられる。
【0085】別のタイプの安定剤は解膠剤である。解膠
剤は、沈澱を促進し且つ最終的に硬化(ゲル化又は凝
固)を生起させ得る粒状固体物質の凝集を阻止する。
【0086】従って、本発明の組成物は解膠剤材料も含
むのが好ましい。原則として、欧州特許明細書EP−A
−266199号(Unilever)に記載の解膠検
査の条件を満たすものであれば、どのような物質を使用
してもよい。ある物質が解膠剤として機能する能力は固
相/液相の組合わせに部分的に依存する。しかしなが
ら、特に好ましいのは酸である。
【0087】「脂肪(fatty)」陰イオン物質は極
めて適当な解膠剤であり、特に好ましい解膠剤類は陰イ
オン界面活性剤である。アルカリ金属又は他の金属の塩
である陰イオン界面活性剤を使用することもできるが、
特に好ましいのは遊離酸形態の前記界面活性剤類である
(金属陽イオンがH+陽イオン、即ちプロトンに置換さ
れている)。このような陰イオン界面活性剤としては、
界面活性剤全般について上述した総てのクラス、サブク
ラス及び特定形態のもの、即ちSchwartz及びP
erry、Schwartz、Perry及びBerc
h、McCutcheon’s,Tensid−Tas
chenbuchに記載のもの、並びにその遊離酸形態
が挙げられる。陰イオン界面活性剤については既に色々
説明したが、解膠剤としては通常、それら界面活性剤の
遊離酸形態のものが好ましい。
【0088】特に、好ましいサブクラス及び具体例は、
C10〜C22脂肪酸及びそのダイマー、C8〜C18
アルキルベンゼンスルホン酸、C10〜C18アルキル
−もしくはアルキルエーテル硫酸モノエステル、C12
〜C18パラフィンスルホン酸、脂肪酸スルホン酸、ベ
ンゼン−、トルエン−、キシレン−及びクメンスルホン
酸等である。特に好ましいのは線状C12〜C18アル
キルベンゼンスルホン酸である。
【0089】陰イオン界面活性剤の他に、双性イオンタ
イプの物質も解膠剤として使用できる。これらの物質
は、前述の界面活性剤全般に関する説明で挙げたものの
うち任意の界面活性剤であり得る。具体例としてはレシ
チンが挙げられる。
【0090】組成物中の解膠剤材料濃度は前出のEP−
A−266199号に記載の手段によって最適化できる
が、極めて一般的には0.01重量%以上、通常は0.
1重量%以上、好ましくは1重量%以上とし、15重量
%のような高さにすることもできる。実際の操作では、
最終組成物の2〜12重量%、好ましくは4〜10重量
%が最も妥当である。
【0091】その他の雑成分 その他の成分としては、液体洗浄製品で使用し得る残り
の成分、例えば繊維製品コンディショニング剤、酵素、
香料(脱臭剤も含む)、殺菌剤、着色剤、蛍光剤、汚れ
懸濁剤(汚れ再付着防止剤)、腐食防止剤、酵素安定
剤、漂白剤触媒及び消泡剤が挙げられる。
【0092】繊維製品洗濯液又はリンスコンディショナ
ーのいずれかで使用し得る繊維製品コンディショニング
剤には、織物柔軟剤、第四アンモニウム塩、イミダゾリ
ニウム塩、脂肪アミン、セルラーゼ及びクレーがある。
【0093】本発明の液体中で使用し得る酵素として
は、タンパク質分解酵素、澱粉分解酵素及び脂肪分解酵
素(リパーゼ)が挙げられる。タンパク質分解酵素、脂
肪分解酵素及び澱粉分解酵素は様々なタイプのものが当
業者に知られており、製品化されている。これらの酵素
は“prills”、“marumes”又は懸濁液と
して混入し得る。
【0094】本発明の液体洗浄製品で使用し得る蛍光剤
は良く知られているものであり、その多くは市販されて
いる。これらの蛍光剤は通常アルカリ金属塩、例えばナ
トリウム塩の形態で供給され且つ使用される。洗剤組成
物で使用する蛍光剤の総量は通常0.02〜2重量%で
ある。
【0095】液体洗浄製品に汚れ再付着防止剤を含ませ
たい場合には、その量を通常は液体組成物全体の約0.
1重量%〜約5重量%、好ましくは約0.2重量%〜約
2.5重量%とする。好ましい汚れ再付着防止剤は砂糖
及びセルロースのカルボキシ誘導体、例えばナトリウム
カルボキシメチルセルロース、陰イオン高分子電界質、
特にポリマー脂肪族カルボキシレート、又は有機ホスホ
ネートである。
【0096】漂白剤触媒を含ませたい時は、本出願人の
同時係属欧州特許出願第91201171.5号及び第
91201172.3号に記載のようなマンガン錯体
を、0.0001〜約1.0重量%、好ましくは0.0
005〜0.5重量%のマンガン濃度に対応する量で使
用し得る。
【0097】 本発明の組成物は実質的に非水性である。即ち、水を殆
ど又は全く含まない。水の量は好ましくは組成物全体の
5重量%以下、より好ましくは3重量%以下、特に1重
量%以下である。含水量が多くなるほど粘度が増加し、
硬化さえ起こることが判明した。
【0098】用途 本発明の組成物は幾つかの洗剤用途、例えば面の洗浄及
び繊維製品の洗濯に使用し得る。繊維製品の洗濯の場合
は、本発明の非水性洗剤組成物を好ましくは0.1〜1
0%、より好ましくは0.2〜2%含む水性液を使用す
る。
【0099】製造プロセス 製造時には、総ての原料が乾燥しており且つ(水和性塩
の場合は)水和度が低いことが好ましい。例えば、本発
明の組成物にビルダー、研磨剤等を使用する場合には、
無水リン酸塩ビルダー、過ホウ酸ナトリウム一水和物及
び乾燥方解石研磨剤等を使用する。好ましいプロセスで
は、実質的に無水の乾燥固体材料を乾燥容器内で液相と
ブレンドする。解膠剤材料を使用する場合は、固体材料
を加える前に解膠剤材料を少なくとも部分的に液相と混
合するのが好ましい。固体の沈澱率を最少限に抑えるた
めには、前記ブレンドを粉砕ミルか、又は種々のミルの
組合わせ、例えばコロイドミル、コランダムディスクミ
ル、水平もしくは垂直ボールミル等を組合わせたものに
かけて、粒度を0.1〜100マイクロメートル、好ま
しくは0.5〜50マイクロメートル、理想的には1〜
10マイクロメートルにする。これらのミルの好ましい
組合わせの1つは、コロイドミルとその後の水平ボール
ミルとの組合わせである。これらのミルは最終製品に狭
い粒度分布を与えるのに必要な条件で作動し得るからで
ある。勿論、既に所望の粒度を有する粒状材料はこのよ
うな処理にかける必要はなく、所望であればプロセスの
後期の段階で混入し得る。
【0100】この粉砕処理の間にエネルギー入力が製品
の温度を上昇させ、固体成分の粒子の中又は間に閉じ込
められている空気を放出させる。従って熱感受性成分は
いずれも、粉砕段階とそれに続く冷却ステップとの後で
製品に混入することが極めて望ましい。また、これらの
成分(通常は微量成分)を加える前に、そして場合によ
ってはプロセスの他の任意の段階で、製品を脱気するの
が望ましいこともある。この段階で加え得る典型的成分
は香料及び酵素であるが、最終組成物に含まれているの
が望ましい温度感受性の極めて高い漂白剤成分又は揮発
性溶剤成分もこのような成分である。但し、揮発性材料
は任意の脱気ステップの後で加えるのが特に好ましい。
適当な冷却装置(例えば熱交換器)及び脱気装置は当業
者には良く知られている。
【0101】クレー材料を本発明の組成物で使用する場
合に、そのクレーが所望の粒度のプレート状粒子からな
るようにするためには、クレー材料を高せん断応力条件
下で組成物に混入するのが好ましい。
【0102】このプロセスで使用する総ての装置は完全
に乾燥しているのが好ましく、いずれの洗浄操作の後で
も特別な注意が必要である。貯蔵装置及び包装装置も同
様である。
【0103】
【実施例】実施例 A 複数の過酸前駆体について、前駆体活性基のモル溶解度
を下記の表にまとめた。これらのデータは、後述の実施
例1の組成物について、非イオン界面活性剤のみ(Vi
sta NI(登録商標)及びSynperonic
A3)を2:1で組合わせた液相中で室温で測定した溶
解度に関するものである。この非イオン界面活性剤ブレ
ンドは、溶解度測定値には余り影響しない少量の残留水
を含んでいる。
【0104】
【表1】
【0105】表Iに示した溶解度データはGC分析(T
AED)及びHPLC(残り)によって得たものであ
る。NMR及び滴定データはTAEDの数値と一致して
いる。 実施例1 種々の前駆体を含む下記の組成物を過炭酸塩及び前駆体
の安定度について検査した。
【0106】 重量部 Vista NI(登録商標)(1) 28 Synperonic A3(登録商標)(2) 14 Sipernat D17(登録商標) 3 Marlon AS3(登録商標)(3) 6 CaCO3 6 前駆体 3.4 過炭酸塩(4) 20 80.4 (1)分子当たり平均エチレンオキシド基数6.5でエ
トキシル化したC10〜C12アルコール、Vista社
製。
【0107】(2)分子当たり平均エチレンオキシド基
数3でエトキシル化したC13〜C15アルコール、ICI
社製。
【0108】(3)遊離酸形態で加えたドデシルスルホ
ン酸。
【0109】(4)活性酸素7.5%の過炭酸ナトリウ
ム、FMC社製。
【0110】結果を下記の表に示す。
【0111】
【表2】
【0112】実施例2 非イオン界面活性剤中で大きな溶解度を示す前駆体に比
べて種々の不溶性前駆体がもたらす利点の大きさを明ら
かにするために、4つの異なる前駆体を用いて下記の基
本組成物を調製した。各組成物毎の安定度測定値は下記
の通りである。 安定度 前駆体(名称は先に決定した通り) 37℃での前駆体の安定度(3) TAED t0.5=6日(4) SNOB t0.5=4日(4) 化合物B 4週間後で>80%が有効 化合物C 4週間後で>80%が有効 化合物F 1週間後で94%が有効 (1)分子当たり平均エチレンオキシド基数6.5でエ
トキシル化したC10〜C12アルコール、Vista社
製。
【0113】(2)活性酸素15%の過炭酸ナトリウ
ム、Interox社製。
【0114】(3)これらの安定度データはGC分析及
びHPLCによって得たものである。 (4)t0.5=半減期。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C11D 7:38) (72)発明者 デイビツド・ウイリアム・ソーンスウエイ ト イギリス国、エル・64・3・エス・エフ、 チエシヤー、ネストン、レイトン・ロー ド、ローリアン(番地なし)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 実質的に非水性の液体洗浄組成物であっ
    て、非水性液相と、無機過炭酸塩漂白剤及び前駆体を含
    む分散固体物質とを含んでおり、活性基数を掛けた液相
    のみの中での前駆体のモル溶解度が25℃で1.2mm
    ol/100ml以下である液体洗剤組成物。
  2. 【請求項2】 活性基数を掛けた前記モル溶解度が25
    ℃で0.2mmol/100ml以下である請求項1に
    記載の組成物。
  3. 【請求項3】 前駆体が過カルボン酸前駆体である請求
    項1に記載の組成物。
  4. 【請求項4】 前駆体が陽イオン化合物である請求項1
    に記載の組成物。
  5. 【請求項5】 前駆体が1−[4−N,N,N−トリメ
    チルアンモニウムメチル)ベンゾイルオキシ]ベンゼン
    −4−スルホネートである請求項1に記載の組成物。
  6. 【請求項6】 前駆体が2−(N,N,N−トリメチル
    アンモニウム)エチルナトリウム4−スルホフェニルカ
    ーボネートである請求項1に記載の組成物。
  7. 【請求項7】 前駆体がナトリウムベンゾイルオキシベ
    ンゼンスルホネートである請求項1に記載の組成物。
  8. 【請求項8】 前駆体がポリ−ジアセチルアリルアミン
    である請求項1に記載の組成物。
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