JP2671105B2 - 炊食用ユニットシステムによる自動気化式燃焼装置 - Google Patents
炊食用ユニットシステムによる自動気化式燃焼装置Info
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E20/00—Combustion technologies with mitigation potential
- Y02E20/34—Indirect CO2mitigation, i.e. by acting on non CO2directly related matters of the process, e.g. pre-heating or heat recovery
Description
制御パネルを例えば調理室と管理室のような離間して設
けた各室の双方に備え、調理を管理室、調理室のいずれ
からも行うことができると同時に副食の煮・炊きを同一
燃料にて自動的(自動点火→自動消火可能または自動点
火→手動消火可能)に、しかも複数個の石油バーナーを
全体もしくは個別に制御可能として炊食量を必要に応じ
多量あるいは任意量等、適宜選択的に行うことができる
ようにした機能性、操作性、確実性、安全性、作業性か
つ経済性に優れた炊食用ユニットシステムによる自動気
化式燃焼装置に関するものである。
昭56−13653号公報、あるいは実開平61−89
647号公報等の如きものがある。
装置からバーナまでの間のガス流通路に予熱ヒーターを
設け、該予熱ヒーターは電源スイッチより電源側に接続
し、且つ予熱ヒーターは互いに並列な常開のリレー接点
と常開の遅延サーモとに直列接続し、更に第1リレー接
点は電源スイッチと直列接続した第1リレーに制御さ
れ、且つ遅延サーモはバーナが設定温度以上になった時
閉成した構成により、燃焼開始と同時に青火の安定した
燃焼が得られることは勿論、予熱ヒーターは遅延サーモ
によって制御されるので燃焼停止後もしばらくの間はガ
ス流通路は加熱されるので、燃焼停止してから短時間後
に再燃焼した場合気化ガスが瞬時に流通してもガス流通
路で熱を奪われるような事はなく、燃焼開始時と同じ青
火の安定した燃焼が得られるようにしたものであり、ま
た後者の場合は、液体燃料を気化するための気化器と、
該気化器で気化された液体燃料をバーナに噴出するため
のノズルと、前記気化器を液体燃料気化温度まで加熱す
るための加熱手段と、前記気化器の温度を感知して前記
加熱手段を運転停止制御する制御装置とを具え、前記液
体燃料の消費量を検知するための検知手段が設けられ、
前記制御装置は、該検知手段の出力信号に基づいて量が
大のときに加熱制御温度を大としまた燃料消費量が小の
ときに加熱制御温度を小とするよう構成された検知手段
により気化器内へ流入する液体燃料の消費量を検出で
き、これに基づいて気化器温度を制御しているため、強
燃焼時と弱燃焼時における気化器内の気化素子の気化面
の差がなくなり、安定燃焼が可能となるようにしたもの
である。
術の場合は、いずれも単に燃焼器による安定した燃焼が
得られるようにしただけのものであり、点火電極により
点火が行われ、さらに温度上昇後、これを定常燃焼とな
すことにより燃焼皿上の点火電極の早期損傷を防止し
得、また複数個の燃焼器を離間して設けた所望の室のい
ずれからも全体もしくは個別に制御可能として主食およ
び副食の炊食量を必要に応じ多量あるいは任意量等、適
宜選択的に行うことはできないという問題点があった。
することを目的とし、燃料供給系路と電気系路を備えた
複数個の炊食用バーナーユニットを、個別に制御可能な
一個の燃焼制御コントロールユニットを設けるとともに
前記燃焼制御コントロールユニットの制御パネルを離間
して設けた各室にそれぞれ備え、かつ前記複数個の各炊
食用バーナーユニットを、各かまど内に燃油混合室、燃
焼皿、点火電極、予熱用ヒーターおよび高温ガス化用ヒ
ーター付き気化管、火力調節コック付きノズルからなる
石油バーナーで構成するとともに前記石油バーナーの燃
料配管系を、前記各石油バーナーの電気機器に接続可能
とした各バーナー用の空気制御電磁弁、燃油制御電磁
弁、空気・燃油混合バルブ、燃料タンク、コンプレッサ
ーで構成し、かつ前記石油バーナーの電気系路を前記各
石油バーナーの電気機器に接続可能とした電源および燃
焼制御コントロールユニット、電源ユニット、制御スイ
ッチ、タイマーからなる制御ボックスで構成したことを
特徴とするものである。
であって、図1は本発明における自動炊食用ユニットシ
ステムの配設状態の一例を示す概略平面図、図2は本発
明における自動炊食用ユニットシステムの概略図、図3
は同自動炊食用ユニットシステムにおける燃料配管系路
図、図4は同電気制御系路図、図5は同電気制御系路に
おける電気回路図、図6は同電気回路における直流定電
圧電源回路の拡大図である。
て、燃油混合室1、燃焼皿2、気化管3、火力調節コッ
ク4a付きノズル4および前記気化管3の出口側に設け
られた高温ガス化用ヒーター5、同入口側に設けられた
予熱用ヒーター6、点火電極12、点火トランス13か
らなる石油バーナーaおよび前記石油バーナーaの気化
管3の入口側に連通する空気・燃油混合バルブ7、空気
制御電磁弁8、燃油制御電磁弁9で構成されている。b
はかまど、またはバーナー設置基台を示すものである。
あって、コンプレッサー11付きの燃油タンク10およ
び該燃油タンク10から一定圧の圧空と石油、灯油等の
燃油を前記燃焼管系Aにおける空気・燃油混合バルブ
7、空気制御電磁弁8、燃油制御電磁弁9に供給するた
めの管路8a,8b、9a,9bで構成されている。8
c,9cはコック、11aはレギュレターである。
て、前記石油バーナーaの予熱用ヒーター6、高温ガス
化用ヒーター5、点火電極12、点火トランス13およ
び空気制御電磁弁8、燃油制御電磁弁9にそれぞれ電気
的に連結されるコントロールユニット14、電源ユニッ
ト15、制御スイッチ16、タイマー17で構成されて
いる。前記コントロールユニット14、電源ユニット1
5、制御スイッチ16、タイマー17は、図4に示すよ
うにブレーカー18a付き制御ボックス18に収納され
るものであるが、前記制御スイッチ16、タイマー17
は前記制御ボックス18の表扉板等(図示せず)に直接
セットするか、あるいは図1に示すように制御スイッチ
16、タイマー17を設けた制御パネル30を制御ボッ
クス18に着脱自在にセットするようにしてもよい。
制御スイッチ16、各タイマー17が前記制御ボックス
18内の各コントロールユニット14、電源ユニット1
5に電気的に連絡されるように形成されていることは勿
論のことである。31は例えば管理室または制御室等1
9b側に設けられた制御パネルであって、前記例えば調
理室等19a側の制御パネル30と同様に制御スイッチ
16、タイマー17を備え、多芯ケーブル32、接続コ
ネクター33等によって前記制御ボックス18内の各コ
ントロールユニット14および電源ユニット15に電気
的に接続されるようになっている。Wは発電機を示すも
のである。
路の一例を示すものであって、17a,17bはデイレ
イ(遅延)タイマー、17cはOFFデイレイタイマ
ー、20は直流電圧電源回路、21aは入力側ゼロクス
式スイッチ、21bは出力側ゼロクス式スイッチ、22
は高圧発生トランス、23,24はデイレイタイマー接
点、25はOFFデイレイタイマー接点、D1〜D3は
発光式ダイオード、R1〜R3は抵抗器である。
図であって、26は変圧トランス、27は整流用ダイオ
ード、28a,28bはコンデンサー、29は直流定電
圧集積回路(IC)である。
ナーaの運転燃焼準備として図2〜図4の状態におい
て、コンプレッサー11がONで、燃油タンク10の圧
力が3kg/m2であること、コントロールユニット1
4、電源ユニット15の電源が入っていること、空気・
燃油混合バルブ、空気制御電磁弁8、燃油制御電磁弁
9、コック8c,9cおよびノズル4の火力調節コック
4aが開であることを確認する。
管3の入口側および出口側に設けられた予熱用ヒーター
6および高温ガス化用ヒーター5が予熱を開始し、予熱
完了時に空気制御電磁弁8、燃油制御電磁弁9、点火ト
ランス13がONとなり、点火電極12により点火が行
われ、さらに温度上昇後点火トランス13がOFFにな
り定常燃焼となる。
OFFにすると、燃油制御電磁弁9がOFFとなり、燃
油タンク10からの給油が断たれて消火が行われ、次い
で空気制御電磁弁8がOFFになり石油バーナーaの運
転(燃焼)動作は終了する。
間に調整して点火を開始した場合は、燃焼開始後、設定
時間経過で自動消火となる。
によりさらに詳細に説明すると、図4においてスイッチ
16をONにすると、主回路電源と直流定電圧電源回路
20に通電し、直流電流は主回路から変圧トランス26
を経てブリッヂ整流ダイオード27を通り、コンデンサ
ー28aにより平滑を行い、また主回路電源電圧変動に
より、直流電源電圧も変動するため、平滑後に直流定電
圧集積回路(IC)29で直流電圧の安定を計り、さら
にリップルをおさえるためにコンデンサー28bにより
平滑させ、安定した直流電圧を発生させ、入力側ゼロク
ス式スイッチ21aに直流電圧が印加され、それによっ
て出力側ゼロクス式スイッチ21bが通電され、予熱用
ヒーター6、高温ガス化用ヒーター5が通電される。そ
して前記予熱用ヒーター6、高温ガス化用ヒーター5の
通電後、デイレイタイマー17bの設定時間経過後、デ
イレイタイマー接点23が通電し、同時にデイレイタイ
マー17aに通電し、燃油制御電磁弁9、空気制御電磁
弁8、高圧発生トランス22が通電される。
間経過後デイレイタイマー17aの接点24が開にな
り、入力側ゼロクス式スイッチ21aの通電が止まり、
従って出力側ゼロクス式スイッチ21bも通電が止ま
り、予熱用ヒーター6、高温ガス化用ヒーター5、高圧
発生トランス22、空気制御電磁弁8の通電が止まり、
定常燃焼状態となるものである。
OFFにすると、デイレイタイマー接点23が開にな
り、デイレイタイマー接点24が閉となり、燃油制御電
磁弁9の通電が止まり、OFFデイレイタイマー接点2
5が動作し、空気制御電磁弁8が通電される。同時に制
御スイッチ16と平列である。OFFデイレイタイマー
接点25が閉となり、制御スイッチ16が保持され、O
FFデイレイタイマー17cにより設定時間経過後保持
が解除され、総ての動作が停止する。
クス18からの制御についてのみ説明してきたが、個別
のかまどbごとに直かにコントロールできるように従来
のスイッチ、つまみ類も装備させて制御ボックス18と
直かの両方で制御できるようにすることもできる。また
前記制御ボックス18の制御も調理室等19a側あるい
は管理室等19b側のどちらからでも容易に制御し得る
ものであることは勿論のことである。
料供給系路と電気系路を備えた複数個の炊食用バーナー
ユニットを、個別に制御可能な一個の燃焼制御コントロ
ールユニットを設けるとともに前記燃焼制御コントロー
ルユニットの制御パネルを離間して設けた各室にそれぞ
れ備え、かつ前記複数個の各炊食用バーナーユニット
を、各かまど内に燃油混合室、燃焼皿、点火電極、予熱
用ヒーターおよび高温ガス化用ヒーター付き気化管、火
力調節コック付きノズルからなる石油バーナーで構成す
るとともに前記石油バーナーの燃料配管系を、前記各石
油バーナーの電気機器に接続可能とした各バーナー用の
空気制御電磁弁、燃油制御電磁弁、空気・燃油混合バル
ブ、燃料タンク、コンプレッサーで構成し、かつ前記石
油バーナーの電気系路を前記各石油バーナーの電気機器
に接続可能とした電源および燃焼制御コントロールユニ
ット、電源ユニット、制御スイッチ、タイマーからなる
制御ボックスで構成したものであるから、石油バーナー
の使用に際しては、コンプレッサーをONとし、燃油タ
ンクの圧力を所定圧力とし、コントロールユニット、電
源ユニットの電源を入れ、空気・燃油混合バルブ、空気
制御電磁弁、燃油制御電磁弁、コックおよびノズルの火
力調節コックを開状態として制御スイッチをONにする
と気化管の入口側および出口側に設けられた予熱用ヒー
ターおよび高温ガス化用ヒーターが予熱を開始し、予熱
完了時に空気制御電磁弁、燃油制御電磁弁、点火トラン
スがONとなり、点火電極により点火が行われ、さらに
温度上昇後点火トランスがOFFになり定常燃焼となる
ものであるから、過度の加熱および長時間の燃焼によっ
て燃焼皿上の点火電極が早期に損傷するようなことがな
く、長期の使用に供し得るものであるとともに気化管の
入口側に予熱用ヒーターをまた出口側に高温ガス化ヒー
ターを設けたことによって液体燃料のガス化を早め、 も
って着火時間を大巾に短縮することができるばかりでな
く、複数個の石油バーナーを管理室、調理室のいずれか
らでも必要に応じ全体一挙(同時)もしくは時間差を設
けて個別に、あるいは条件に応じて必要な石油バーナー
のみを適宜選択的に自動運転(燃焼)せしめることがで
きるので、作業性、操作性において非常に優れたもので
あり、特に室が離間しているような場合には各いずれの
室からでも操作できるのできわめて便利なるものであ
り、また一時に多量の炊食を必要とする場合あるいは少
量の場合に、これに対応して炊食量を多量あるいは任意
量等適宜選択的に無駄なく供給することができ得、従来
に比し機能性、操作性、作業性において遥かに優るもの
である等、種々の特長を有するものである。
配設状態の一例を示す概略平面図である。
概略図である。
管系路図である。
図である。
における電気回路図である。
ける直流定電圧電源回路の拡大図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 燃料供給系路と電気系路を備えた複数個
の炊食用バーナーユニットを、個別に制御可能な一個の
燃焼制御コントロールユニットを設けるとともに前記燃
焼制御コントロールユニットの制御パネルを離間して設
けた各室にそれぞれ備え、かつ前記複数個の各炊食用バ
ーナーユニットを、各かまど内に燃油混合室、燃焼皿、
点火電極、予熱用ヒーターおよび高温ガス化用ヒーター
付き気化管、火力調節コック付きノズルからなる石油バ
ーナーで構成するとともに前記石油バーナーの燃料配管
系を、前記各石油バーナーの電気機器に接続可能とした
各バーナー用の空気制御電磁弁、燃油制御電磁弁、空気
・燃油混合バルブ、燃料タンク、コンプレッサーで構成
し、かつ前記石油バーナーの電気系路を前記各石油バー
ナーの電気機器に接続可能とした電源および燃焼制御コ
ントロールユニット、電源ユニット、制御スイッチ、タ
イマーからなる制御ボックスで構成したことを特徴とす
る炊食用ユニットシステムによる自動気化式燃焼装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6112182A JP2671105B2 (ja) | 1994-04-27 | 1994-04-27 | 炊食用ユニットシステムによる自動気化式燃焼装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6112182A JP2671105B2 (ja) | 1994-04-27 | 1994-04-27 | 炊食用ユニットシステムによる自動気化式燃焼装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07293868A JPH07293868A (ja) | 1995-11-10 |
JP2671105B2 true JP2671105B2 (ja) | 1997-10-29 |
Family
ID=14580314
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6112182A Expired - Lifetime JP2671105B2 (ja) | 1994-04-27 | 1994-04-27 | 炊食用ユニットシステムによる自動気化式燃焼装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2671105B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014085720A1 (en) * | 2012-11-27 | 2014-06-05 | Clearsign Combustion Corporation | Multijet burner with charge interaction |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH07107446B2 (ja) * | 1986-12-19 | 1995-11-15 | 松下電器産業株式会社 | 液体燃料気化式燃焼器 |
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JPH031010A (ja) * | 1989-05-29 | 1991-01-07 | Mitsubishi Electric Corp | 気化式燃焼機の制御装置 |
JPH0355427A (ja) * | 1989-07-21 | 1991-03-11 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 燃焼機器の点火装置 |
JP2967654B2 (ja) * | 1992-09-09 | 1999-10-25 | 三菱電機株式会社 | 液体燃料燃焼装置 |
JPH06165729A (ja) * | 1992-10-08 | 1994-06-14 | Hitachi Home Tec Ltd | 複数調理器群システム |
-
1994
- 1994-04-27 JP JP6112182A patent/JP2671105B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPH07293868A (ja) | 1995-11-10 |
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