JP3000542U - 炊食車 - Google Patents

炊食車

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JP3000542U
JP3000542U JP1994001848U JP184894U JP3000542U JP 3000542 U JP3000542 U JP 3000542U JP 1994001848 U JP1994001848 U JP 1994001848U JP 184894 U JP184894 U JP 184894U JP 3000542 U JP3000542 U JP 3000542U
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fuel
oil
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cooking
burner
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JP1994001848U
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陽子 松井
淳一 松井
智則 松井
利泰 石橋
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伸誠商事株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 走行中の時間を利用し、あるいは目的地で適
宜主食および副食の煮・炊きを同一燃料にて自動的に、
しかも複数個の石油バーナーを全体もしくは個別に制御
し、炊食量を必要に応じ多量あるいは任意量等、適宜選
択的に行うことができる機能性、操作性、確実性、安全
性、作業性かつ経済性に優れた自動炊食システム登載炊
食車を提供することを目的とする。 【構成】 複数の石油バーナーをセット可能にバーナー
設置基台を車体上に設ける一方、燃料系と電気系にて各
バーナー設置基台を接続可能にするとともに、燃料系と
電気系を中央でコントロールする制御ボックスを設け、
前記各石油バーナーを個別あるいは、全体を制御できる
自動炊食システムを設けたことを特徴とするものであ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は走行中の時間を利用し、あるいは目的地で適宜主食および副食の煮・ 炊きを同一燃料にて自動的(自動点火→自動消火可能または自動点火→手動消火 可能)に、しかも複数個の石油バーナーを全体もしくは個別に制御可能として炊 食量を必要に応じ多量あるいは任意量等、適宜選択的に行うことができるように した機能性、操作性、確実性、安全性、作業性かつ経済性に優れた自動炊食シス テム搭載炊食車に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の野外炊食車における炊食装置として、例えば実公昭56−39474号 公報、実公平1−17210号公報、実開平1−154038号公報の如きもの がある。
【0003】 これらの炊食装置は、いずれも車体上に複数個の主食および副食用かまどを載 置し、前記各主食および副食用かまど内に、ガソリン点火式の石油バーナーを配 設して、各石油バーナーを車体に装備した点火用ガソリンタンクと本燃焼用石油 (灯油)タンクおよびコンプレッサー(圧空装置)にそれぞれ圧縮空気、燃料配 管系をもって連結したものであり、煮・炊きを行う場合は、各主食および副食用 かまど内の各石油バーナーをいちいち人手により操作して煮・炊きを行っていた ものであり、また石油バーナーの燃焼は、燃焼初期に点火用ガソリンタンクのガ ソリンを用いて点火が行われ、次いで石油タンクの石油に切換えて本燃焼が行わ れていたものである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上記野外炊食車における炊食装置は、いずれも初期点火時にガソリ ンを使用するため、火災発生の危険性があったとともに、石油バーナー自体もガ ソリン点火装置を必要とし、装置的にも複雑となり、またその取扱いも面倒であ ったばかりでなく、燃料も石油の他にガソリンを必要とし、装備面からも甚だ不 経済であるという問題点があったとともに、各石油バーナーは個々の操作により 燃焼が行われるものであるから、全体を同時に作動して煮・炊きを行うことがで きず、従って一時に多量の炊飯を必要とする場合にこれに対応することができな いばかりでなく、炊食量を必要に応じ、多量あるいは任意量等適宜選択的に行う ことができず、機能性、操作性、作業性に欠けるという問題点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記課題を解決することを目的とし、複数の石油バーナーをセット可 能にバーナー設置基台を車体上に設ける一方、燃料系と電気系にて各バーナー設 置基台を接続可能にするとともに、燃料系と電気系を中央でコントロールする制 御ボックスを設け、前記各石油バーナーを個別あるいは、全体を制御できる自動 炊食システムを設けたことを特徴とするものである。
【0006】
【実施例】
図1乃至図7は本考案の一実施例を示すものであって、図1は本考案における 自動炊食システムの概略図、図2は同自動炊食システムにおける燃料配管系路図 、図3は同電気制御系路図、図4は同電気制御系路における電気回路図、図5は 同電気回路における直流定電圧電源回路の拡大図、図6は本考案の自動炊食シス テムを装備した炊食車の一例を示す正面図、図7は同平面図である。
【0007】 図1、図2において、Aは燃焼管系であって、燃油混合室1、燃焼皿2、気化 管3、火力調節コック4a付きノズル4および前記気化管3の出口側に設けられ た高温ガス化用ヒーター5、同入口側に設けられた予熱用ヒーター6、点火電極 12、点火トランス13からなる石油バーナーaおよび前記石油バーナーaの気 化管3の入口側に連通する空気・燃油混合バルブ7、空気制御電磁弁8、燃油制 御電磁弁9で構成されている。bはかまど、またはバーナー設置基台を示すもの である。
【0008】 図1、図2において、Bは燃料配管系路であって、コンプレッサー11付きの 燃油タンク10および該燃油タンク10から一定圧の圧空と石油、灯油等の燃油 を前記燃焼管系Aにおける空気・燃油混合バルブ7、空気制御電磁弁8、燃油制 御電磁弁9に供給するための管路8a,8b、9a,9bで構成されている。8 c,9cはコック、11aはレギュレターである。
【0009】 図1において、Cは電気制御系路であって、前記石油バーナーaの予熱用ヒー ター6、高温ガス化用ヒーター5、点火電極12、点火トランス13および空気 制御電磁弁8、燃油制御電磁弁9にそれぞれ電気的に連結されるコントロールユ ニット14、電源ユニット15、制御スイッチ16、タイマー17で構成されて いる。前記コントロールユニット14、電源ユニット15、制御スイッチ16、 タイマー17は、図3に示すようにブレーカー18a付き制御ボックス18に収 納され、図6、図7示のように車体19の所要個所に取付けられるものである。 なおWは発電機を示すものである。
【0010】 図4は上記電気制御系路Cにおける電気回路の一例を示すものであって、17 a,17bはデイレイ(遅延)タイマー、17cはOFFデイレイタイマー、2 0は直流電圧電源回路、21aは入力側ゼロクス式スイッチ、21bは出力側ゼ ロクス式スイッチ、22は高圧発生トランス、23,24はデイレイタイマー接 点、25はOFFデイレイタイマー接点、D1〜D3は発光式ダイオード、R1 〜R3は抵抗器である。
【0011】 図5は上記直流定電圧電源回路20の詳細図であって、26は変圧トランス、 27は整流用ダイオード、28a,28bはコンデンサー、29は直流定電圧集 積回路(IC)である。
【0012】 次に作用について説明する。先ず石油バーナーaの運転燃焼準備として図1〜 図3の状態において、コンプレッサー11がONで、燃油タンク10の圧力が3 kg/mであること、コントロールユニット14、電源ユニット15の電源が 入っていること、空気・燃油混合バルブ、空気制御電磁弁8、燃油制御電磁弁9 、コック8c,9cおよびノズル4の火力調節コツク4aが開であることを確認 する。
【0013】 次に制御スイッチ16をONにすると気化管3の入口側および出口側に設けら れた予熱用ヒーター6および高温ガス化用ヒーター5が予熱を開始し、予熱完了 時に空気制御電磁弁8、燃油制御電磁弁9、点火トランス13がONとなり、点 火電極12により点火が行われ、さらに温度上昇後点火トランス13がOFFに なり定常燃焼となる。
【0014】 また消火に際しては、制御スイッチ16をOFFにすると、燃油制御電磁弁9 がOFFとなり、燃油タンク10からの給油が断たれて消火が行われ、次いで空 気制御電磁弁8がOFFになり石油バーナーaの運転(燃焼)動作は終了する。
【0015】 なお、上記においてタイマー17を設定時間に調整して点火を開始した場合は 、燃焼開始後、設定時間経過で自動消火となる。
【0016】 以上の動作を図4、図5に示す電気回路図によりさらに詳細に説明すると、図 4においてスイッチ16をONにすると、主回路電源と直流定電圧電源回路20 に通電し、直流電流は主回路から変圧トランス26を経てブリッヂ整流ダイオー ド27を通り、コンデンサー28aにより平滑を行い、また主回路電源電圧変動 により、直流電源電圧も変動するため、平滑後に直流定電圧集積回路(IC)2 9で直流電圧の安定を計り、さらにリップルをおさえるためにコンデンサー28 bにより平滑させ、安定した直流電圧を発生させ、入力側ゼロクス式スイッチ2 1aに直流電圧が印加され、それによって出力側ゼロクス式スイッチ21bが通 電され、予熱用ヒーター6、高温ガス化用ヒーター5が通電される。そして前記 予熱用ヒーター6、高温ガス化用ヒーター5の通電後、デイレイタイマー17b の設定時間経過後、デイレイタイマー接点23が通電し、同時にデイレイタイマ ー17aに通電し、燃油制御電磁弁9、空気制御電磁弁8、高圧発生トランス2 2が通電される。
【0017】 その後、デイレイタイマー17aの設定時間経過後デイレイタイマー17aの 接点24が開になり、入力側ゼロクス式スイッチ21aの通電が止まり、従って 出力側ゼロクス式スイッチ21bも通電が止まり、予熱用ヒーター6、高温ガス 化用ヒーター5、高圧発生トランス22、空気制御電磁弁8の通電が止まり、定 常燃焼状態となるものである。
【0018】 また消火に際しては、制御スイッチ16をOFFにすると、デイレイタイマー 接点23が開になり、デイレイタイマー接点24が閉となり、燃油制御電磁弁9 の通電が止まり、OFFデイレイタイマー接点25が動作し、空気制御電磁弁8 が通電される。同時に制御スイッチ16と平列である。OFFデイレイタイマー 接点25が閉となり、制御スイッチ16が保持され、OFFデイレイタイマー1 7cにより設定時間経過後保持が解除され、総ての動作が停止する。
【0019】 なお、以上は中央コントロールの制御ボックス18からの制御についてのみ説 明してきたが、個別のかまどbごとに直かにコントロールできるように従来のス イッチ、つまみ類も装備させて制御ボックス18と直かの両方で制御できるよう にすることもできる。
【0020】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、複数の石油バーナーをセット可能にバー ナー設置基台を車体上に設ける一方、燃焼管系と電気系にて各バーナー設置基台 を接続可能にするとともに、燃料系と電気系を中央でコントロールする制御ボッ クスを設け、前記各石油バーナーを個別あるいは、全体を制御できる自動炊食シ ステムを設けたものであるから、従来のこの種炊食車では、実現し得なかった車 体上に装備した複数個の石油バーナーを必要に応じ全体一挙(同時)もしくは時 間差を設けて個別に、あるいは条件に応じて必要な石油バーナーのみを適宜選択 的に自動運転(燃焼)せしめることができ、その結果一時に多量の炊食を必要と する場合あるいは少量の場合に、これに対応して炊食量を多量あるいは任意量等 適宜選択的に無駄なく供給することができ得、従来に比し機能性、操作性、作業 性において遥かに優るものである。 また初期点火時にガソリンを全く必要としないので火災発生の危険性がきわめ て少なく、安全性に優れ、しかも石油バーナー自体もガソリン点火装置を必要と しないので、構造的にも簡単となり、かつまたガソリンから石油への切換操作も 必要ないため、取扱いも容易であり、その上燃料も灯油(軽油を含む)一種類で 済むので装備面からも甚だ経済的なるものである等、種々の特長を有するもので ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案における自動炊食システムの概略図であ
る。
【図2】同自動炊食システムにおける燃料配管系路図で
ある。
【図3】同自動炊食システムの電気制御系路図である。
【図4】同自動炊食システムの電気制御系路における電
気回路図である。
【図5】同自動炊食システムの電気回路における直流定
電圧電源回路の拡大図である。
【図6】本考案の自動炊食システムを装備した炊食車の
一例を示す正面図である。
【図7】同平面図である。
【符号の説明】
1 燃油混合室 2 燃焼皿 3 気化管 4 火力調節コック付きノズル 4a 火力調節コック 5 高温ガス化用ヒーター 6 予熱用ヒーター 7 空気・燃油混合バルブ 8 空気制御電磁弁 8a 管路 8b 管路 8c コツク 9 燃油制御電磁弁 9a 管路 9b 管路 9c コック 10 燃油タンク 11 コンプレッサー 11a レギュレター 12 点火電極 13 点火トランス 14 コントロールユニット 15 電源ユニット 16 制御スイッチ 17 タイマー 17a デイレイタイマー 17b デイレイタイマー 17c OFFデイレイタイマー 18 制御ボックス 18a ブレーカー 19 車体 20 直流定電圧電源回路 21a 入力側ゼロクス式スイッチ 21b 出力側ゼロクス式スイッチ 22 高圧発生トランス 23 デイレイタイマー接点 24 デイレイタイマー接点 25 OFFデイレイタイマー接点 26 変圧トランス 27 整流用ダイオード 28a コンデンサー 28b コンデンサー 29 直流定電圧集積回路(IC) A 燃焼管系路 B 燃料配管系路 C 電気制御系路 D1 発光式ダイオード D2 発光式ダイオード D3 発光式ダイオード R1 抵抗器 R2 抵抗器 R3 抵抗器 a 石油バーナー b かまどまたはバーナー設置基台
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 松井 智則 東京都千代田区岩本町1丁目8番3号 伸 誠商事株式会社内 (72)考案者 石橋 利泰 東京都千代田区岩本町1丁目8番3号 伸 誠商事株式会社内

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の石油バーナーをセット可能にバー
    ナー設置基台を車体上に設ける一方、燃料系と電気系に
    て各バーナー設置基台を接続可能にするとともに、燃料
    系と電気系を中央でコントロールする制御ボックスを設
    け、前記各石油バーナーを個別あるいは、全体を制御で
    きる自動炊食システムを設けたことを特徴とする自動炊
    食システム搭載炊食車。
  2. 【請求項2】 車体上に複数個の炊食用かまどを載置
    し、走行中および目的地にて主食および副食の煮・炊き
    ができるようにした炊食車において、前記各炊食用かま
    ど内に、燃油混合室、燃焼皿、点火電極、予熱用ヒータ
    ーおよび高温ガス化用ヒーター付き気化管、火力調節コ
    ック付きノズルからなる石油バーナーを複数配設すると
    ともに、前記各石油バーナーの電気機器に接続可能とし
    た各バーナー用の空気制御電磁弁、燃油制御電磁弁、空
    気・燃油混合バルブ、燃料タンク、コンプレッサーを有
    する燃料配管系路と、前記各石油バーナーの電気機器に
    接続可能とした電気系路を設け、電源およびコントロー
    ルユニット、電源ユニット、制御スイッチ、タイマーか
    らなる制御ボックスに前記燃料配管系路と電気系路を接
    続して前記各石油バーナーを全体もしくは個別に制御ボ
    ックスからのコントロールで制御可能としたことを特徴
    とする請求項1記載の自動炊食システム搭載炊食車。
JP1994001848U 1994-01-28 1994-01-28 炊食車 Expired - Lifetime JP3000542U (ja)

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