JP2668978B2 - 家庭用きのこ栽培装置 - Google Patents

家庭用きのこ栽培装置

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JP2668978B2 JP63227188A JP22718888A JP2668978B2 JP 2668978 B2 JP2668978 B2 JP 2668978B2 JP 63227188 A JP63227188 A JP 63227188A JP 22718888 A JP22718888 A JP 22718888A JP 2668978 B2 JP2668978 B2 JP 2668978B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、椎茸,しめじ,なめこ等の食用きのこを家
庭で栽培する家庭用きのこ栽培装置に関する。
〔従来の技術〕 従来、食用きのこ栽培としては、山間部の湿気のある
場所やトンネル内等にきのこ菌糸を植込んだ原木(榾
木)を立てかけて自然環境のもとで栽培する手段が採ら
れている。
しかし、このきのこ栽培手段は、土地や環境等の栽培
条件に制約があるため、これを家庭内で行うことができ
ず、しかも、希望する時期,季節に収穫することができ
ない問題点がある。
一方、特開昭60−75213号公報(A01G 9/24)には、
冷凍サイクル,加湿装置,蒸発器,ヒータ等を用い、き
のこを栽培する装置が記載されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
前記公報に記載の加湿装置は、水中にヒータを投入
し、水を加熱して水蒸気を発生させるもののようであ
り、栽培室内に湿気を供給できても、培地へ給水するこ
とができず、培地への給水手段を別途に設けねばなら
ず、メンテナンスが困難なものであり、構造がきわめて
複雑であります。
本発明は、従来の技術の有するこのような問題点に留
意してなされたものであり、その目的とするところは、
家庭で容易にしかも季節に関係なくきのこを収穫でき、
かつ、メンテナンスが容易で、構造が簡単な家庭用きの
こ栽培装置を提供しようとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的を達成するために、本発明の請求項1記載の
装置は、 断熱効果の高い栽培容器と、 前記容器内に形成されたきのこ栽培室と、 前記栽培室の底部に突設され,予めきのこ菌糸を植込
んだ培地が浮いた状態で配置される載地台と、 前記容器の一側下部に隔壁を介して設けられ,一定水
位の水が供給される水の収容部と、 前記収容部の水面の上方に前記栽培室に隣接して形成
された噴霧室と、 前記隔壁に形成された噴出口と、 前記噴霧室の下方に水没され,超音波振動によって前
記収容部内の水を霧化して前記噴霧室内に噴霧し,前記
噴出口より前記栽培室内に噴流し,前記栽培室を高湿度
に維持すると共に前記培地に給水する超音波振動子と、 前記容器の一側の上部に仕切板により形成された温度
調整室と、 前記調整室の前記容器の側壁に配設された熱電素子
と、 前記調整室に位置し,前記熱電素子の吸熱面に接合さ
れた冷却フインと、 前記調整室の外方に位置し,前記熱電素子の放熱面に
接合した放熱フインと、 前記調整室に配設されたヒータと、 前記仕切板に形成された吸込口及び吹出口と、 前記調整室に配設され,前記吸込口より前記栽培室内
の空気を吸気し,前記冷却フイン及び前記ヒータを通っ
て前記吹出口より前記栽培室内に吹出す室内フアンと、 前記栽培室内の温度及び湿度を検知する温度センサ及
び湿度センサと、 前記温度センサ及び湿度センサからの検知信号に基づ
き,前記超音波振動子,前記熱電素子,前記ヒータ,前
記フアンの駆動を制御する制御器と を備えた家庭用きのこ栽培装置である。
また、請求項2記載の装置は、 断熱効果の高い栽培容器と、 前記容器内に形成されたきのこ栽培室と、 前記栽培室の底部に突設され,予めきのこ菌糸を植込
んだ培地が浮いた状態で配置される載地台と、 前記容器の一側の下部に隔壁を介して設けられ,一定
水位の水が供給される水の収容部と、 前記収容部の水面の上方に前記栽培室に隣接して形成
された噴霧室と、 前記隔壁に形成された噴出口と、 前記噴霧室の下方に水没され,超音波振動によって前
記収容部内の水を霧化して前記噴霧室内に噴霧し,前記
噴出口より前記栽培室内に噴流し,前記栽培室を高湿度
に維持すると共に前記培地に給水する超音波振動子と、 前記容器の一側の上部に仕切板により形成され,前記
収容部の上方の一側に前記収容部に隣接した温度調整器
と、 前記調整室に隣接する前記収容部の上方の他側を覆
い,制御室を形成したカバーと、 前記調整室の前記容器の側壁に配設された熱電素子
と、 前記調整室に位置し,前記熱電素子の吸熱面に接合さ
れた冷却フインと、 前記制御室に位置し,前記熱電素子の放熱面に接合し
た放熱フインと、 前記調整室に配設されたヒータと、 前記仕切板に形成された吸込口及び吹出口と、 前記調整室に配設され,前記吸込口より前記栽培室内
の空気を吸気し,前記冷却フイン及び前記ヒータを通っ
て前記吹出口より前記栽培室に吹出す室内フアンと、 前記制御室に設けられ,前記カバーに形成された吸気
口より外部空気を吸気し,前記放熱フインを通って前記
カバーに形成された排気口から外部へ排出する室外フア
ンと、 前記制御室に設けられ,前記超音波振動子,前記熱電
素子,前記ヒータ,前記両フアンに電源を供給する電源
ユニットと、 前記栽培室内の温度及び湿度を検知する温度センサ及
び湿度センサと、 前記制御室に配設され,前記温度センサ及び湿度センサ
からの検知信号に基づき,前記超音波振動子,前記熱電
素子,前記ヒータ,前記両フアンの駆動を制御する制御
器と を備え、前記容器と前記カバーにより切断正面が四角形
に形成された家庭用きのこ栽培装置である。
〔作用〕
きのこの生長過程においては、きのこの胞子が培地等
の生長に好適な基質上において発芽して菌糸と呼ばれる
管状の糸を生じ、多くの菌糸が結合して一次菌糸から二
次菌糸さらには菌糸集合体を生じる。
この菌糸集合体は、適度の高湿度と適度の成育温度環
境のもとで成育し、一定期間経過した後,適度の生長温
度環境を与えてやると、発茸して原基と呼ばれるぼたん
状の若い子実体に生長し、その後,子実体の生長が促進
されて伸長し、やがて傘と茎とからなるいわゆるきのこ
状に生長する。
そして、培地を収納したきのこ栽培室内を超音波振動
子と熱電素子とのそれぞれの駆動を制御して高湿度の栽
培湿度範囲に維持した状態で、ヒータと熱電素子とのそ
れぞれの駆動を制御し、栽培室内を適度の成育保存温度
範囲に維持することにより、培地に植込まれたきのこの
菌糸は菌糸集合体に成育し、この成育保存期間後,栽培
室内を適度の生長温度範囲に維持することにより、発茸
すると共に形成された子実体が急速に伸長する。
そして、温度制御は、温度センサによる検知温度が所
定の成育温度範囲の上限値以上になると、熱電素子及び
室内フアン,室外フアンが駆動され、栽培室内の空気が
冷却フインに吹付けられて冷却され、冷却空気が栽培室
に戻され、栽培室内の熱が熱電素子に吸熱されて温度低
下し、温度センサによる検知温度が前記上限値より低下
すると、この動作が停止する。
反対に、検知温度が成育温度範囲の下限値以下になる
と、ヒータ及び室内フアンのみが駆動され、ヒータの熱
が栽培室内に供給されて温度上昇し、検知温度がその下
限値より上昇するとこの動作が停止する。
このようにして、栽培室内の温度が所定の上限温度と
下限温度の成育保存温度範囲に維持され、これが所定の
成育保存期間が経過するまで継続される。
さらに、成育保存期間が経過すると、今度は、検知温
度が所定の生長温度範囲の上限値以上で冷却器オン,下
限値以下で加熱器オンとなり、栽培室内が生長温度範囲
に維持される。
つぎに、湿度制御は、湿度センサの検知湿度が所定の
栽培湿度範囲の下限値以下になると、超音波振動子が駆
動され、収容部の水が霧化されて栽培室内に供給され、
検知温度が下限値より上昇すると、この動作が停止す
る。
反対に、検知温度が所定の上限値以上になると、熱電
素子及び室内フアン及び室外フアンが駆動され、室内空
気が冷却フインに吹付けられ、この空気の相対湿度が高
められることにより空気中の水分が冷却フインへの結露
によって取り除かれ、検知湿度が上限値より低くなる
と、この動作が停止する。
このようにして、成育保存期間及び生長期間におい
て、栽培室内の湿度が所定の上限値と下限値の湿度範囲
に維持される。
〔実施例〕
本発明の家庭用きのこ栽培装置の実施例の第1図にお
いて、1は断熱効果の高い材料で構成された栽培容器、
2は容器1内に形成されたきのこ栽培室であり、底部に
突設された載置台3上に予めきのこ菌糸が植込まれた培
地4が配置されている。このように培地4が栽培室2内
に浮いた状態で収納されることにより、培地4にその全
周より水分が供給されると共に、きのこの生長時の培地
4の発熱が効率よく放熱される。
5は容器1の右側の下部に隔壁を介して設けられた水
の収容部であり、図示しない水タンクから一定水位の水
が供給される。6は収容部5の水面の上方に栽培室2に
隣接して形成された噴霧室、7は収容部5の噴霧室6に
対応した位置に水没され,加湿器を構成する超音波振動
子、8は栽培室2と噴霧室6との隔壁に形成された噴出
口であり、振動子7の超音波振動によって収容部5内の
水を微小水滴に分解して噴霧室6内に噴霧し、噴出口8
より栽培室2内に噴流し、微小水滴が栽培室2内で自然
蒸発すると共に、全ての微小水滴が自然蒸発せず、一部
が水滴のまま培地4に降り注ぎ、培地4に自動給水す
る。
9は容器1内の右側の上部に栽培室2より仕切って温
度調整室10を形成する仕切板であり、調整室10が収容部
5の上方の左側に収容部5に隣接して設けられている。
11はカバーであり、容器1の外方の右側上部,即ち調整
室10に隣接する収容部5の上方の右側に制御室12を形成
し、容器1とカバー11により、切断正面が四角形にコン
パクトになっている。
13は調整室10の右側壁の透孔に配設され,吸熱面が温
度調整室10に,放熱面が制御室12にそれぞれ対向した熱
電素子であり、吸熱面に調整室10に位置した冷却フイン
14が,放熱面に制御室12に位置した放熱フイン15がそれ
ぞれ接合され、冷却器及び除湿器を構成している。22は
調整室10内の冷却フイン14の上方に設けられた加熱器と
してのヒータ、16は温度調整室10内に配設された室内フ
アン、17は仕切板9の下部に形成された吸込口、18は仕
切板9の上部に形成された吹出口であり、室内フアン16
により吸込口17より栽培室2内の空気を吸気して冷却フ
イン14に吹付け、冷却フイン14に吹付けられた空気は、
ヒータ22を通って吹出口18より栽培室2内に戻される。
19は制御室12内に配設された室外フアン、20はカバー
11の側壁の下部に形成された吸気口、21はカバー11の上
壁に形成された排気口であり、室外フアン19により吸気
口20より外部空気を吸気して放熱フイン15に吹付け、放
熱フイン15に吹付けられた空気は排気口21より外部へ排
出される。
23は冷却フイン14で結露し滴下した除湿水を収容部5
に案内する水受け、24及び25は栽培室2内の温度及び湿
度をそれぞれ検知する温度センサ及び湿度センサであ
る。
26は制御室12内に配設された電源ユニットであり、超
音波振動子7,熱電素子13,両フアン16,19及びヒータ22に
電源を供給する。27は制御室12内に配設された制御器で
あり、たとえばマイクロコンピュータにより構成され、
温度センサ24からの検知温度及び湿度センサ25からの検
知温度に基づいて、超音波振動子7,熱電素子13,両フア
ン16,19,ヒータ22のそれぞれの駆動を制御する。
この制御器27は、栽培室2内の温度を第2図のフロー
チャートに従って制御すると共に、栽培室2内の湿度を
第3図のフローチャートに従って制御する。
ここで、きのこの菌糸が植込まれた培地4は、一次菌
糸が合体して二次菌糸となり、さらに菌糸集合体を形成
する段階で栽培室2に収納されるが、たとえば椎茸の場
合、湿度を60〜90%の高湿度(栽培湿度範囲)に保持し
た状態で、適度の成育温度範囲で、1週間〜10日間の成
育保存の経過後,適度の生長温度範囲で1〜2週間の生
長期間の経過により、発茸して原基形成し、子実体が伸
長し、傘と茎からなるいわゆるきのこ状に生長し、収穫
が可能となる。
したがって、前述の椎茸を栽培する場合、成育保存温
度範囲の上限値T1,下限値T2,生長温度範囲の上限値T3,
下限値T4,栽培湿度範囲の下限値S1,上限値S2をそれぞれ
設定することにより、椎茸の栽培が実現する。
すなわち、第2図に示すように、成育保存期間におい
ては、温度センサ24の検知温度が成育保存温度範囲の上
限値T1以上になると、冷却器オンとなって熱電素子13及
び両フアン16,19が駆動され、栽培室2内の空気が冷却
フイン14に吹付けられ、栽培室2内の熱が熱電素子13に
吸熱されて温度低下し、検知温度が上限値T1より低下す
ると、この動作が停止する。
反対に、検知温度が成育保存温度範囲の下限値T2以下
になると、加熱器オンとなってヒータ22及びフアン16が
駆動され、ヒータ22の熱が栽培室2内に供給されて温度
上昇し、検知温度が下限値T2より上昇すると、この動作
が停止する。
このようにして、栽培室2内の温度が成育保存温度範
囲に維持され、これが1週間〜10日間の成育保存期間が
経過するまで継続される。
さらに、成育保存期間が経過すると、今度は、検知温
度が所定の生長温度範囲の上限値T3以上で冷却器オン,
その下限値T4以下で加熱器音オンとなり、栽培室2内が
生長温度範囲に維持される。
他方、湿度センサ25の検知湿度が下限値S1以下になる
と、加湿器オンとなって超音波振動子7が駆動され、収
容部5の水が霧化されて栽培室2内に供給され、検知湿
度が下限値S1より上昇すると、この動作が停止する。
反対に、検知湿度が上限値S2以上になると、除湿器オ
ンとなって熱電素子13及び両フアン16,19が駆動され、
室内空気が冷却フイン14に吹付けられ、この空気の相対
湿度が高められることにより空気中の水分がフイン14へ
の結露によって取除かれ、すなわち除湿され、検知温度
が上限値S2より低くなると、この動作が停止する。
このようにして、成育保存期間及び生長期間におい
て、栽培室2内の湿度が所定の栽培湿度範囲に維持され
る。
そして、前述の温湿度制御によってきのこ(椎茸)の
生長が促進され、収穫が可能となり、ここで、培地4に
おいては、きのこの発生した近隣周囲には他のきのこが
発生することはないが、これを収穫してしまうと、該近
隣周囲においてきのこの発生が可能であるため、収穫後
もきのこの栽培を継続するように設定すると、生長期間
における温湿度制御が継続され、継続を止めると、前述
の制御動作が終了する。
なお、前記では、椎茸を例にとって説明したが、成育
保存温度範囲,生長温度範囲及び栽培湿度範囲はそれぞ
れきのこの種類によって異なり、それぞれ栽培しようと
するきのこに応じて設定すればよく、あらゆる種類のき
のこを栽培することができる。
〔発明の効果〕
本発明は、以上説明したように構成されているので、
次に記載する効果を奏する。
温度及び湿度センサからの検知信号に基づき、制御器
により超音波振動子,熱電素子,ヒータ,室内フアン,
室外フアンの駆動を制御できるため、きのこ栽培室内
を、成育保存期間には成育保存温度範囲に生長期間には
生長温度範囲にそれぞれ維持でき、かつ、栽培湿度範囲
に維持でき、きのこの生長に適した栽培条件を形成する
ことができ、家庭で簡単にしかも季節に係わりなくきの
こを栽培することができ、欲しいときにきのこを収穫で
きる。
さらに、水の収容部に浸漬された超音波振動子によ
り、水を微小水滴に分解して噴霧室に噴霧し、噴出口よ
り栽培室内に噴霧し、栽培室の底部の突設された載置台
に、浮いた状態で配置された培地に自動給水することが
でき、培地への給水手段を別途に設ける必要がなく、メ
ンテナンスがきわめて容易である。
その上、栽培容器とカバーにより切断正面が四角形に
形成されているため、コンパクトであり、占有空間が小
さく、取扱いも容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるきのこ栽培装置の1実施例の断面
図、第2図及び第3図はそれぞれ温度制御及び湿度制御
の動作説明用のフローチャートである。 1……栽培容器、2……きのこ栽培室、3……載置台、
4……培地、5……水の収容部、6……噴霧室、7……
超音波振動子、8……噴出口、9……仕切板、10……温
度調整室、11……カバー、12……制御室、13……熱電素
子、14……冷却フイン、15……放熱フイン、16……室内
フアン、17……吸込口、18……吹出口、19……室外フア
ン、20……吸気口、21……排気口、22……ヒータ、24…
…温度センサ、25……湿度センサ、26……電源ユニッ
ト、27……制御器。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】断熱効果の高い栽培容器と、 前記容器内に形成されたきのこ栽培室と、 前記栽培室の底部に突設され,予めきのこ菌糸を植込ん
    だ培地が浮いた状態で配置される載地台と、 前記容器の一側下部に隔壁を介して設けられ,一定水位
    の水が供給される水の収容部と、 前記収容部の水面の上方に前記栽培室に隣接して形成さ
    れた噴霧室と、 前記隔壁に形成された噴出口と、 前記噴霧室の下方に水没され,超音波振動によって前記
    収容部内の水を霧化して前記噴霧室内に噴霧し,前記噴
    出口より前記栽培室内に噴流し,前記栽培室を高湿度に
    維持すると共に前記培地に給水する超音波振動子と、 前記容器の一側の上部に仕切板により形成された温度調
    整室と、 前記調整室の前記容器の側壁に配設された熱電素子と、 前記調整室に位置し,前記熱電素子の吸熱面に接合され
    た冷却フインと、 前記調整室の外方に位置し,前記熱電素子の放熱面に接
    合した放熱フインと、 前記調整室に配設されたヒータと、 前記仕切板に形成された吸込口及び吹出口と、 前記調整室に配設され,前記吸込口より前記栽培室内の
    空気を吸気し,前記冷却フイン及び前記ヒータを通って
    前記吹出口より前記栽培室内に吹出す室内フアンと、 前記栽培室内の温度及び湿度を検知する温度センサ及び
    湿度センサと、 前記温度センサ及び湿度センサからの検知信号に基づ
    き,前記超音波振動子,前記熱電素子,前記ヒータ,前
    記フアンの駆動を制御する制御器と を備えた家庭用きのこ栽培装置。
  2. 【請求項2】断熱効果の高い栽培容器と、 前記容器内に形成されたきのこ栽培室と、 前記栽培室の底部に突設され,予めきのこ菌糸を植込ん
    だ培地が浮いた状態で配置される載地台と、 前記容器の一側の下部に隔壁を介して設けられ,一定水
    位の水が供給される水の収容部と、 前記収容部の水面の上方に前記栽培室に隣接して形成さ
    れた噴霧室と、 前記隔壁に形成された噴出口と、 前記噴霧室の下方に水没され,超音波振動によって前記
    収容部内の水を霧化して前記噴霧室内に噴霧し,前記噴
    出口より前記栽培室内に噴流し,前記栽培室を高湿度に
    維持すると共に前記培地に給水する超音波振動子と、 前記容器の一側の上部に仕切板により形成され,前記収
    容部の上方の一側に前記収容部に隣接した温度調整器
    と、 前記調整室に隣接する前記収容部の上方の他側を覆い,
    制御室を形成したカバーと、 前記調整室の前記容器の側壁に配設された熱電素子と、 前記調整室に位置し,前記熱電素子の吸熱面に接合され
    た冷却フインと、 前記制御室に位置し,前記熱電素子の放熱面に接合した
    放熱フインと、 前記調整室に配設されたヒータと、 前記仕切板に形成された吸込口及び吹出口と、 前記調整室に配設され,前記吸込口より前記栽培室内の
    空気を吸気し,前記冷却フイン及び前記ヒータを通って
    前記吹出口より前記栽培室に吹出す室内フアンと、 前記制御室に設けられ,前記カバーに形成された吸気口
    より外部空気を吸気し,前記放熱フインを通って前記カ
    バーに形成された排気口から外部へ排出する室外フアン
    と、 前記制御室に設けられ,前記超音波振動子,前記熱電素
    子,前記ヒータ,前記両フアンに電源を供給する電源ユ
    ニットと、 前記栽培室内の温度及び温度を検知する温度センサ及び
    湿度センサと、 前記制御室に配設され,前記温度センサ及び湿度センサ
    からの検知信号に基づき,前記超音波振動子,前記熱電
    素子,前記ヒータ,前記両フアンの駆動を制御する制御
    器と を備え、前記容器と前記カバーにより切断正面が四角形
    に形成された家庭用きのこ栽培装置。
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