JP2668607B2 - メンバーシップ関数発生回路 - Google Patents

メンバーシップ関数発生回路

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JP2668607B2 JP3238700A JP23870091A JP2668607B2 JP 2668607 B2 JP2668607 B2 JP 2668607B2 JP 3238700 A JP3238700 A JP 3238700A JP 23870091 A JP23870091 A JP 23870091A JP 2668607 B2 JP2668607 B2 JP 2668607B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はファジィコンピュータの
入力段で使用するメンバーシップ関数発生回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】現用のファジィコンピュータでは、スロ
ットル開度などの入力情報はメンバーシップ関数で扱
う。周知のようにファジィ推論では入力が大きいとか、
中ぐらいと表現される情報を扱う。例えばスロットル開
度が20°であるとき、この20°はどの程度中ぐらいであ
るかの情報量が必要となる。図5は前記したような程度
を表現するために使用される関数出力図であり、この関
数をメンバーシップ関数と言う。なお、「大きい」,
「中ぐらい」などをラベル、それらの程度をグレードと
表現する。図5に示すように、スロットル開度20°の
「中ぐらい」のグレードは0.7 となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のメンバ
ーシップ関数発生回路は、被制御対象にあるセンサから
のアナログ量が入力され、このアナログ量に対応するグ
レードを出力する構成を有している。そして、この場合
に使用するメンバーシップ関数発生回路は、構造が複雑
な回路である上に、このメンバーシップ関数発生回路は
各ラベル毎に必要とする。更に入力する物理量がデジタ
ル値で与えられる場合は、これを一旦D/A変換してか
ら入力しなければならない。本発明は上記事情に鑑みて
なされたものであり、デジタル値から直接グレードを発
生することの可能なメンバーシップ関数発生回路を提供
することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明はデジタル値をバッファに入力して、その内
の上位ビット列をデコーダに入力すると共に、下位ビッ
トをD/Aコンバータに入力し、前記D/Aコンバータ
からは正(N),補(C)の2種類のアナログ量を発生
し、前記デコーダの出力によってメンバーシップ関数の
ラベルに対応する複数の出力端子の内の隣り合った2つ
を選択して、正,補それぞれのアナログ量を出力する構
成とした。
【0005】
【実施例】以下図面を参照して実施例を説明する。図1
は本発明によるメンバーシップ関数発生回路の一実施例
の構造図である。図1において、1はバッファであり、
ここへのデジタル入力としては例えばエンジンの回転数
検出のための周期計測するカウンタ出力などである。な
お、バッファ1としては8ビットとし、上位の3ビット
(6,7,8)がデコーダ3へ入力する。そして下位の
5ビット(1,2,3,4,5)がD/Aコンバータ2
へ入力する。OP1 は第1の演算増幅器で、この−端子
には下位5ビット(1,2,3,4,5)からの出力が
インバータと重み付き抵抗R1 〜R5 を経由して接続さ
れ、その出力Nにはノーマルなアナログ量Nが出力され
る。+端子には抵抗R6 を介して接地される。OP2
第2の演算増幅器で、この−端子には前記同様下位5ビ
ットからの出力が重み付き抵抗R1 〜R5 のみを経由し
て接続され、その出力Cには前記ノーマルな出力Nに対
して補数の関係にある出力が得られる。+端子は前記同
様抵抗R6 を介して接地される。
【0006】RN ,RC は零調整用抵抗であり各O
1 ,OP2 の−端子と電源との間に接続される。第1
の演算増幅器の出力端は、スイッチング素子群SN1 〜
SN8 (以下第1のスイッチング素子群と称す)を経由
して出力端子〜に接続され、第2の演算増幅器の出
力端は、スイッチング素子群SC1 〜SC8 (以下第2
のスイッチング素子群と称す)を経由して出力端子〜
に接続される。なお、スイッチング素子SC1 とSN
1 ,SC2 とSN2 ,〜SC8 とSN8 とは同時にオン
・オフ制御され、これらはデコーダ3の出力端(1,
2,〜8)に接続されている。
【0007】図2はデコーダ3の入力と出力との対応図
であり、入力コードa,b,cに対応したオン(1),
オフ(0)信号を出力する。このデコーダの出力によ
り、スイッチング素子SC1 ,SC2 ,…,SN1 ,S
N2 ,…がオン・オフされる。例えばデジタル値が0で
あると、a=0,b=0,c=0であるため、図2より
デコーダ3の出力ポート1のみが「1」となり、この出
力ポートに対応するスイッチング素子SC1 とSN1 が
オンとなる。
【0008】次に作用について説明する。先ず、デコー
ダ3は前記した通り入力コードに対応した出力を出力端
子(1,2,〜8)に導出している。これを出力端子
,,〜についてみると、各スイッチング素子のオ
ン状態に応じて、と,と,と,と,
と,と,と,ととが同時にオンとなる振
り分けをしている。一方、第1のスイッチング群SN1
〜SN8 には第1の演算増幅器の出力、即ち、ノーマル
なアナログ量Nが接続され、第2のスイッチングSC1
,〜SC8には第2の演算増幅器の出力、即ち、Nに対
する補の関係の出力Cが接続されている。これは出力さ
れるグレードの最大値を1とすると、 C=1−N の関係になる。したがって下位5ビットによるデジタル
値の増大は、D/Aコンバータ2内において、一方のノ
ーマルなアナログ量が階段状に増大すると、他方の補の
関係にある出力は階段状に減少する。
【0009】図4は出力結果を示し、図4(a) におい
て、デジタル値が0のときは左端にあり、各ビットが全
て1のときは右端の状態にある。又、デジタル値が1変
化する毎に図4(b) に示されるように階段状に変化す
る。要するに電圧の上昇,下降は下位の5ビットにより
行ない、スイッチの切替えは上位の3ビットによって行
なう。この場合、スイッチのオン状態ではノーマルな出
力と補の関係にある出力とが同時に出力されるため、一
方は上昇,他方は下降の関係にあり、その結果、図4
(a) に示される出力結果が得られる。これは正にメンバ
ーシップ関数そのものである。
【0010】図3は他の実施例の構成図であり、本実施
例の特徴部分は出力NとしてD/Aコンバータの出力C
を反転加算したものであり、その他は図1と同様であ
る。本実施例においても図1と同様の効果が得られる。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によればデ
ジタル値の上位ビットでデコーダによりスイッチング素
子を作動し、下位ビットによりD/Aコンバータの出力
を正常値と補数との2種類とし、前記スイッチング素子
により2種類のアナログ量を選択して出力する構成とし
たので、デジタル値から直接メンバーシップ関数を発生
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるメンバーシップ関数発生回路の一
実施例の構成図。
【図2】デコーダの入力と出力との対応図。
【図3】本発明の他の実施例の構成図。
【図4】出力結果図。
【図5】ラベルのグレードを示す図。
【符号の説明】
1 バッファ 2 D/Aコンバータ 3 デコーダ OP1 ,OP2 演算増幅器 SN1 〜SN8 第1のスイッチング素子群 SC1 〜SC8 第2のスイッチング素子群 R1 〜R5 重み付き抵抗

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デジタル値をバッファに入力して、その
    内の上位ビット列をデコーダに入力すると共に、下位ビ
    ットをD/Aコンバータに入力し、前記D/Aコンバー
    タからは正(N),補(C)の2種類のアナログ量を発
    生し、前記デコーダの出力によってメンバーシップ関数
    のラベルに対応する複数の出力端子の内の隣り合った2
    つを選択して、正,補それぞれのアナログ量を出力する
    ことを特徴とするメンバーシップ関数発生回路。
  2. 【請求項2】 デジタル値を8ビットとし、上位3ビッ
    トをデコーダへ入力すると共に、下位5ビットにて電圧
    値の変化量としたことを特徴とする請求項1記載メンバ
    ーシップ関数発生回路。
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