JP2668478B2 - 船艇の復元装置 - Google Patents

船艇の復元装置

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JP2668478B2 JP4093403A JP9340392A JP2668478B2 JP 2668478 B2 JP2668478 B2 JP 2668478B2 JP 4093403 A JP4093403 A JP 4093403A JP 9340392 A JP9340392 A JP 9340392A JP 2668478 B2 JP2668478 B2 JP 2668478B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の目的】
【産業上の利用分野】本発明は船艇に常備され、船艇が
転覆した場合に使用される船艇の復元装置に関するもの
である。
【0002】
【発明の背景】ヨット、モータボート等の船艇には船体
が大きく傾いてもその姿勢を維持できるように船艇の重
心を下げる目的でセンターボードあるいはキールが設け
られる。しかし船艇が更に大きく傾き転覆してしまった
場合には、船艇を元の状態に復元することは容易でな
く、この場合の手法としては前記センターボードあるい
はキール等に乗員が乗って船艇を傾け、復元させるとい
う手法がとられていた。
【0003】また最近ではヨット、モータボートによる
レースが盛んに行われるようになり、できるだけ速く走
行できるようにキール等の重量も最低限度に抑えられ、
キール等を取り付けるハルの材料もFRP等の強化プラ
スチックが用いられるようになり、船体の軽量化が図ら
れている。従ってキール等の強度としても走行時にかか
る波の抵抗に耐えられる程度に抑えられ、岩礁等との衝
突にも耐え得る頑強な構造とする基本設計はなされてい
ない。
【0004】しかし数週間から数カ月に及ぶ長期のレー
スでは、天候が急変し、海上は大きく荒れ、キール等に
かかる波の抵抗も予想以上のものとなり、またルートを
はずれ岩礁等にキール等が衝突するという事態も起こり
得る。そしてこのようにしてキール等が破損し、船艇が
バランスを失って転覆した場合にはもはや船艇を元の状
態に復元することは前記手法では殆ど不可能となる。ま
た仮に復元できたとしてもバランスを再び失って再転覆
する可能性が極めて高い。
【0005】
【開発を試みた技術的事項】本発明はこのような背景か
らなされたものであって、キール等が破損した船艇であ
っても、その復元が容易に行え、復元した姿勢を維持で
きる船艇の復元装置の開発を試みたものである。
【0006】
【発明の構成】
【目的達成の手段】即ち本出願に係る船艇の復元装置の
第一の発明は、転覆した船艇を元の状態に復元する装置
において、この装置はマストを挟んでその左右に独立し
てガスが充填される浮体を設けて成り、この浮体には船
艇が転覆し浮体が水中に位置しているときに選択的に片
側ずつガスが充填されることを特徴として成るものであ
る。
【0007】また本出願に係る船艇の復元装置の第二の
発明は、前記要件に加え、前記船艇のデッキ上面にはて
こ棒が設けられ、このてこ棒は転覆した船艇の復元及び
復元された船艇の姿勢を維持するにあたり、船艇側方に
張り出して使用されることを特徴として成るものであ
る。
【0008】更にまた本出願に係る船艇の復元装置の第
三の発明は、前記請求項2記載の要件に加え、前記てこ
棒の自由端側先端には滑車装置が設けられ、このてこ棒
の自由端側先端には、更に使用時において上記滑車装置
を介して水袋が取り付けられることを特徴として成るも
のである。
【0009】更にまた本出願に係る船艇の復元装置の第
四の発明は、前記請求項1、2または3記載の要件に加
え、前記船艇には水袋と、この水袋に取り付けて海面に
浮かばせて使用される補助浮体とから成る復元姿勢維持
機構が設けられることを特徴として成るものである。
【0010】更にまた本出願に係る船艇の復元装置の第
の発明は、前記請求項1、2、3または4記載の要件
に加え、前記船艇の船首には、シーアンカが設けられる
ことを特徴として成るものである。これら発明により前
記目的を達成しようとするものである。
【0011】
【発明の作用】マストを挟んでその左右に設けられ独立
してガスが充填される浮体は選択的に片側ずつガスが供
給され、ガスが充填された浮体の浮力により転覆した船
艇は前記ガス供給を受けた浮体側に回転する。
【0012】そしてこれら浮体により、ある一定角度回
転した船艇は、船艇から張り出して使用されるてこ棒に
よるてこ作用によって完全に復元される。
【0013】またこのてこ棒の力点に滑車装置を設けた
場合には、力点にかける船艇の復元に必要な力は小さく
て済み、更にてこ棒の力点に滑車装置を介して水袋を取
り付けた場合には水袋内の海水の重量のうち海面から出
ている部分の海水の容積に比例した大きさの重量が前記
力点に作用する。
【0014】また水袋と補助浮体とから成る復元姿勢維
持機構を設けた場合には補助浮体の浮力と、前記海面か
ら出ている水袋内の海水の重量との釣り合いによって復
元された船艇の姿勢は維持される。また上述した諸部材
をすべて設けた場合には、船艇の回転、復元、そして復
元後の船艇の姿勢の維持という一連の復元作業が連続的
に行われる。
【0015】更にこれに加え、船艇の船首にシーアンカ
を設けた場合には復元された船艇は、風上方向に船首が
向くように旋回し、船首が風上方向に向いた状態で維持
される。
【0016】
【実施例】以下図面に基づいて本発明の船艇の復元装置
について具体的に説明する。尚、説明にあたっては、ま
ず本発明の船艇の復元装置の構造について説明し、次い
でこの装置を用いての転覆した船艇の復元作業の様子に
ついて説明する。本発明の船艇の復元装置はヨット、モ
ータボート等の船艇1に常備され、不運にも転覆してし
まったときに使用される。尚、以下の説明では船艇1と
して八人から十人乗りのレース用のヨットを例にとって
説明する。
【0017】ヨットの基本的構成としては、下部にハル
2、そしてこのハル2の上方にデッキ3を設け、このデ
ッキ3から上方にマスト4を立ち上げ、このマスト4の
上端からデッキ3の縁部の手すり5に対し前後左右にロ
ープ6を張り設け、またロープ6を利用して一例として
二枚の帆7を設けるとともに、更にハル2の下面には、
その下面中央付近にキール8、そして船尾側にラダー9
を設け、これらにより成っている。
【0018】そしてこのような船艇1に対して設けられ
る本発明の船艇の復元装置10は、以下のような構成に
より成っている。まずマスト4の上端から左右の手すり
5に向かって張り設けられるロープ6に対しては、浮体
11が設けられこの浮体11には一例として船尾側船内
に二個設けられるガスボンベ12から延びる連絡管路1
3の他端が接続されている。尚、符号14に示すもの
は、浮体11に必要量のガスのみを供給するバルブであ
る。以上の構成により左右の浮体11にはそれぞれ独立
してガスが供給され、充填される。
【0019】また浮体11は図1〜3に示す実施例のよ
うにロープ6に固定して設けられるほか、図9に示すよ
うにロープ6に対してその取付位置を調節し得る構成と
することもできる。即ち図9に示す実施例では、浮体1
1を直接ロープ6に取り付けるのではなく、このロープ
6に案内スリーブ30を外嵌めし、この案内スリーブ3
0に浮体11を取り付ける構成をとる。そして浮体11
の取付位置を調節するにあたっては、案内スリーブ30
の上端から上方に延び、マスト4の上部に設けられる滑
車31を巻回して下方に引き出される操作ロープ32を
手繰り寄せることにより浮体11の取付位置を調節す
る。
【0020】またデッキ3の上面には同じくマスト4を
挟んで左右に一例として二基ずつてこ棒15が設けられ
ている。このてこ棒15は回動支点16を中心として上
下左右に回動し得る構成をとる。また図示は省略する
が、てこ棒15の内部にスプリングを縮設して置き、使
用時にその規制を解除しててこ棒15が伸張する構成を
とることも可能である。
【0021】そしてこのてこ棒15の自由端側先端には
更に滑車装置18が設けられるものであって、この滑車
装置18は、一例として上下三段ずつ設けた定滑車と動
滑車の組み合わせにより構成されている。また船尾側の
外部側壁には、使用時において前記滑車装置18によっ
て吊持される水袋20と、この水袋20に取り付けて使
用される補助浮体21とから成る復元姿勢維持機構が設
れる。
【0022】更に船首側の先端にはアンカーロッカが設
けられ、このアンカーロッカにはシーアンカ22が収納
されている。このシーアンカ22は図8に示すようにパ
ラシュート状のシート素材23と、このシート素材23
を海中に水没させる錘24並びにこれらシート素材23
及び錘24を浮遊状態に支持する浮遊体25とにより成
っている。またこのようにして成るシーアンカ22とヨ
ットはロープ26によって結ばれている。
【0023】尚このような諸部材により構成される本発
明の船艇の復元装置10は、あらかじめ船艇1に設けら
れるほか、前記諸部材を既存の船艇1に後付けして使用
することも可能である。
【0024】本発明の船艇の復元装置10は、以上のよ
うな構造をとっており、この復元装置10によって転覆
した船艇1を元の状態に復元するには以下の手順に従
う。 i)浮体による船艇の復元 即ち図4(a)に示すように船艇1が180゜反転して
転覆した状態から図5(b)に示す位置まで船艇1を回
転させる工程である。まず船外に脱出した乗員は風の方
向を見極め、船外からの操作によって風上側に位置する
浮体11にガスを送る。この場合、ガスボンベ12から
供給されるガスはバルブ14によって必要量のみが供給
された後は自動的にその供給を停止するような構成をと
る。
【0025】そしてこのようにして浮体11にガスが
給され充填されると、図4(b)に示すように浮体11
が上昇し始め、船艇1が図中反時計方向に回転し始め
る。そして更に浮体11が上昇し、図5(a)に示すよ
うに浮体11が海面に達したところで、もう一方の浮体
11に前記と同様の手順でガスを供給して充填する。す
るとこの浮体11は上昇するようになり図5(b)に示
すように船艇1を更に回転させる。
【0026】ii)てこ棒による船艇の復元 即ち図5(b)に示す位置から図6(b)に示すように
船艇を完全に復元するまでの工程である。まず図5
(b)に示す位置まで回転した船艇1に対し乗員は外部
から操作して海面に出ているてこ棒15を船外に張り出
させる。そしてこの場合、てこ棒15が伸張機構を有す
るものであれば図6(a)において仮想線に示すように
その規制を解いて伸張させる。
【0027】次いでこのてこ棒15の先端に乗員がぶら
下がり、また後述する水袋20を吊り下げ、その重さを
利用することにより図6(b)に示すように完全に船艇
1を復元させる。そして復元が完了した後はてこ棒15
をデッキ3上に収納し、浮体11に充填されたガスを排
気し、一連の復元作業が終了する。
【0028】iii)復元された船艇のバランス調整 即ち復元された船艇1の再転覆を防止するため、船艇1
の姿勢を維持する工程である。まず前記ii)てこ棒に
よる船艇の復元の工程と同様にてこ棒15を船外に張り
出させ、その先端に滑車装置18を介して水袋20を吊
り下げる。尚、水袋20は船尾側にあらかじめ備え付け
られており、乗員はこの水袋20を取り外し、袋内に海
水を充填して使用する。そして乗員は図7(a)に示す
ように滑車装置18から引き出される操作紐Rを下方に
引っ張ることによって、水袋20を上方に持ち上げる。
尚、この作業は乗員全員が協力して行うわけであるが、
多段の滑車によって構成される滑車装置18の作用によ
り、それほど大きな力を必要とせず水袋20を持ち上げ
ることが可能となっている。
【0029】次に同じく船尾側にあらかじめ備え付けら
れている補助浮体21を取り外し、浮体11へのガス供
給に使用したガスボンベ12を利用して補助浮体21に
ガスを充填する。そしてガスが充填された補助浮体21
を前記水袋20に取り付ける。すると図7(b)に示す
ように水袋20の海面から出ている部分の容積に比例す
る下方に作用する重量と、補助浮体21の上方に作用す
る浮力とが釣り合って船艇1の姿勢が維持されるのであ
る。
【0030】iv)船艇の方向修正 即ち船艇1に作用する波の影響を最小限とするため、船
艇1の船首を風上側に向ける工程である。乗員は船首側
にあらかじめ備え付けられているシーアンカ22をアン
カーロッカから取り出し風上に向かって海中に放り投げ
る。するとシート素材23が海水の流れを受けてパラシ
ュート状に海中に広がり、船艇1の船首を徐々に風上側
に向けるのである。そしてこのような状態で乗員は風、
波に耐え、救助の来るのを待つのである。
【0031】以上が本発明の船艇の復元装置10の基本
的構成であるが、更に以下のような構成も採用し得る。
即ち浮体11、水袋20、補助浮体21の数は図1〜3
に示す実施例では二個ずつ設けているが、船艇1の大き
さによって更に複数個設けるようにしたり、大きさを可
変することも可能である。またガスボンベ12は図1〜
3に示す実施例では左右の浮体11に対応するように二
個設けているが、一個のボンベ12で左右の浮体11並
びに補助浮体21のガスの供給を賄うようにすることも
可能である。浮体11、補助浮体21を更に増設する場
合にはガスボンベ12を三個、四個と増設することも可
能である。またガスの種類は空気が一般的ではあるが、
他の種々のガスが適用できる。
【0032】尚、水袋20、補助浮体21は図1〜3に
示す実施例では船艇1の船尾の外部側壁に設けたが、救
命胴衣や浮袋等に取り付けておくようにすることも可能
である。また滑車装置18における滑車の数は船艇1の
大きさによって増減することが可能である。
【0033】
【発明の効果】本発明の船艇の復元装置10は以上のよ
うな構成を有するものであって、以下のような効果を発
揮する。即ち転覆した船艇1を復元する上において最も
困難な復元初期の作業を独立してガスが充填される浮体
11による浮力を利用することによって行っているか
ら、乗員は船外からの簡単な操作で船艇1を一定角度回
転させることが可能であり、これにより船艇1の重心が
元の姿勢に戻る方向に移行すれば、そのまま復元が完了
するし、また船艇1がこのような状態まで回転していれ
ばてこ棒15を使用する場合でもそれほどの力は必要と
しない。
【0034】またキール8が破損し、完全にバランスを
失って転覆した船艇1にあっても上記作業によれば船艇
1の復元は可能であり、更にてこ棒15の先端に滑車装
置18を介して水袋20を吊り下げるようにすれば極め
て小さな力で大きな復元力を船艇1にかけることが可能
となる。また水袋20の使用は船艇1の復元にあたり、
海水の重量を利用するものであるから、積載重量が増加
する負担も殆どない。更にこのような水袋20に補助浮
体21を取り付けた復元姿勢維持機構を設けた場合は、
キール8が破損した船艇1であっても復元後の船艇1の
姿勢の維持が図られ、再転覆の危険を防止できる。
【0035】またシーアンカ22を利用することにより
船艇1が横波を受ける不安定な状態から波を船首方向か
ら受ける安定した状態に船艇1を旋回させることが可能
となる。またこれら一連の作業はすべて船外において行
うことが可能であり、少ない人数でも容易に船艇1の復
元が可能である等、船艇1の非常時の安全対策上、極め
て有意義な効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の復元装置を搭載した船艇を示す側面図
である。
【図2】同上背面図である。
【図3】同上平面図である。
【図4】本発明の復元装置による船艇の復元工程を段階
的に示す説明図であって、そのうち転覆した船艇が浮体
の浮力により回転し、多少傾いた状態を示す説明図であ
る。
【図5】同上浮体の浮力による船艇の回転が終了するま
での工程を示す説明図である。
【図6】同上てこ棒による船艇の復元の状態並びに復元
完了の各状態を示す説明図である。
【図7】同上水袋を取り付けた場合の船艇の状態並びに
水袋に補助浮体を取り付け、船艇のバランス調整をとっ
た状態を示す説明図である。
【図8】同上シーアンカを海中に放ち、船艇の船首が向
く方向を修正した状態を示す説明図である。
【図9】浮体の取付態様を異ならせた他の実施例を示す
説明図である。
【符号の説明】
1 船艇 2 ハル 3 デッキ 4 マスト 5 手すり 6 ロープ 7 帆 8 キール 9 ラダー 10 復元装置 11 浮体 12 ガスボンベ 13 連絡管路 14 バルブ 15 てこ棒 16 回動支点 18 滑車装置 20 水袋 21 補助浮体 22 シーアンカ 23 シート素材 24 錘 25 浮遊体 26 ロープ 30 案内スリーブ 31 滑車 32 操作ロープ R 操作紐

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 転覆した船艇を元の状態に復元する装置
    において、この装置はマストを挟んでその左右に独立し
    てガスが充填される浮体を設けて成り、この浮体には船
    艇が転覆し浮体が水中に位置しているときに選択的に片
    側ずつガスが充填されることを特徴とする船艇の復元装
    置。
  2. 【請求項2】 前記船艇のデッキ上面にはてこ棒が設け
    られ、このてこ棒は転覆した船艇の復元及び復元された
    船艇の姿勢を維持するにあたり、船艇側方に張り出して
    使用されることを特徴とする請求項1記載の船艇の復元
    装置。
  3. 【請求項3】 前記てこ棒の自由端側先端には滑車装置
    が設けられ、このてこ棒の自由端側先端には、更に使用
    時において上記滑車装置を介して水袋が取り付けられる
    ことを特徴とする請求項2記載の船艇の復元装置。
  4. 【請求項4】 前記船艇には水袋と、この水袋に取り付
    けて海面に浮かばせて使用される補助浮体とから成る復
    元姿勢維持機構が設けられることを特徴とする請求項
    1、2または3記載の船艇の復元装置。
  5. 【請求項5】 前記船艇の船首には、シーアンカが設け
    られることを特徴とする請求項1、2、3または4記載
    の船艇の復元装置。
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