JPS59500366A - スポ−ツ用セ−ルボ−トのかじ取り及びバランス装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 スポーツ用セールボートのかじ取り及びバランス装置技術分野 本発明の技術分野は、小さなセールボート、特に通常１人で操作され１人又は２ 人の同乗者を乗せるものである。多くの場合このようなボートの乗員はウェット スーツ又は水浴スーツを着用し、操作者はかなりの肉体的エネルギーを消費する もので、またボートの最も早く転快な性能を引き出すため、巧妙さと機敏さとを 要求される。

技術の背影 今日普通に用いられているボートには２つの主たる種類があり、本発明によるボ ートはそれらの長所を組合せそれらにとって代るものである。１つの種類はセー ルがＣ体上ｖｃユニバーサルジヨイントで取付けられセールがタイツシュボン形 のズームにより広げられるウィンドゝサーフボートである。操作者は船体の上面 に立ち、バランス、スピード、及びボートの方向を、手で船体て対するマストの 方向を操作しまたブームの位置を調整することにより制御する。この種のボート にアウトリガ−を応用した変形が米国特許第３．’９８５，９００号明細書に示 されている。他の種のものは、概略的に言って、浅い、デツキを張った（市場（ （おいてはボードボートと言う）、固定のマストを設え、スパーで支持されかつ シートで操作されるセールを設え、マストの後方でかじ取りされ、操縦者゛はタ ックの時にはマストの後方でブームの下をくぐるものである。

本発明をなすに際し、２つの興味ある変形が考られた。

１つの変形は米国特許第３，９０２，４．４２号明細書に示されており、これは ２つのラダーを有しそれを両端Ａ及びＢＫ各々設け、風上にのぼるとき船を回す のではなくセール及びステーの操作で方向をＡ端が先になる状態からＢ端が先に なる状態に変えて行うのである。船尾になる方のラダーがかじ取りを受持つ。他 端のラダーは固定して一種のセンターボードとする。他の変形は、米国特許第３ ，９３１．７７９号明細書に示されている。これはキャットボートと称されるも のの一種で、前方デツキ内の垂直の枢軸を中心とし水平面内で旋回するチラーに より制御される後方の一般的ラダーを備えている。第２のラダーが用いられてお りメインセールのブームの後端て結合されている。風圧によってブームとキール 線との間の角度を自動的に変えるためこの新規な補助のラダーを制御するための 種々の構成が示されている。一般的トラピースとマスト後方のハーネスとが示さ れている。

発明の開示 本発明は、セールボートに関し、典型的（Ｃは小型でリクレーションに用いるキ ャットボート型で、船体、固定マスト、センターボートゝ、ラダー、及びメイン セールを有するものに関する。これは新規な態様で、マストの前でユニバーサル ジヨイントで船体に取付けられた、望ましくは摺動用軌道に取付けられたチラー と、同じ（マストの前で操縦者により操作されるように単一の支持索材によって マストの高い位ｉｔＫ取付けられたトラピースの使用とを組合わせたものである 。メインシートもマストの前方の制御場所まで延びる。直立させるモーメントは 、乗り出し用の帯材を用いるのではなく、マストから高い位置で支持されたトラ ピースを用い、マストの前方で一側から他側に自由に揺動できるようにして与え られる。

チラー及びメインシートの位：冒は、トラピースのハーネスを外すことなくマス トの前方で容易に側を変えることによるタックを可能にする。本発明は基本的な セールボートの特徴を利用するので、ウィンドサーフィン用ボードに存在する複 雉性即ちマストをユニバーサルジヨイントに取付けたり、作用の中心を変えると いったことが省略できる。トラピースは典型的ウィンドサーフィン用ボードを操 作するのに必要な体力を減する。本発明の目的は、小さい１人で操作するセール ボートにトラピースの長所を備えさせるものである。マストの前を動いてタック する能力がなくては、１人で操作するセールボートではトラピースの英用注がな い。トラピースは追加の直立−用モーメントを与え、これは初めて、小さなボー トが太きなセールを支持し速度を増し性能を向上させることを可能とし、また要 求される体力を少（する。トラピースのその池の長所（よ、一般の例における横 静索（シュラウド）により与えられるものと同様て、マストに強風の新の安定性 を与え、これによりボートを軽量の材質により作ることが可能になる点である。

チラーを前方に配置したことは、操縦者がマストの前方でブームをくぐる必要な しにボートを横切ってタックすることを可能にするという長所をもたらす。メイ ンシートの前方の配置はマストの前方でタックすることを可能にする他の必要な 要素である。

メインセールはスリーブ型のラフとしてもよく、またフットは拘束しないもので よい。但しこれらの特性は本発明の一部を成すものではない。本発明は不動の素 材を要しない。その可動の素材は単純で、メインシート、クルー（帆耳）月別ひ も、トラピースの長さ調整部材、及びパンダ（ブームを下げるひも）を含む。セ ンターボード及びラダーは、ボートがこれらを損傷することな（浜まで直接帆走 できるように佃の物に接して持上がるようになっている。

チラーは望ましくは、マストの前方のデツキに取付けられた軌道に沿って移動す る摺動部材にユニバーサルジヨイントによって結合している。この摺動部材は素 材を用いた系統と、ラダーに設けられ横方向に延びるかじ取り棒とを介してラダ ーに結合されている。代替的にチラーはデツキに、軌道及び摺動部材を用いるこ となく、ユニバーサルジヨイントに等しい作用をするステンレススチールのコイ ルばね（又は他の結合部材）により取付けることができ、ラダーが中央に置かれ るとデツキの面に対しほぼ垂直に維持さ、れる。望ましい実預例及びその変５ 形例のいづれておいても、自在な運動ｌま、キールに対しほぼ垂直な軸線を中心 に不動の面内において可動である一般のチラーに比較し、操縦者に対しチラーを 操作する際の多様性を増大させる。

図面の簡単な説明 本発明を次に図面を参照して説明する。ここで、第１図は本発明によるボートの 望ましい摺動部材と軌道の斜視図； 第１Ａ図及び第１Ｂ図は微風及び強風におけるボートの作動を略示する図； 第２図及び第３図は変形列であるコイルばねによる取付けを用いた本発明のチラ ーの各々前方及び後方の立面図： 第４図、第５図、及び第６図は、摺動部材と軌道の実施例（（おけるチラーとラ ダーの運動を示す平面図である。

発明を実施するための最良の態様 概略的（（言って、本発明は、小さく、１人用で、高性能のボード型ボートを提 供する。第１図に示した特定のボートは船体１と、固定したマスト２と、キャッ ト型メインセール３とラダー４とを有する。セール３は一般のものと同様マスト ２にスリーブ型ラフを取付けられており、またフットを拘束しないものでよい。

船体は日光浴ができるように前方及び後方のデツキが予め設けられている。前方 デツキは水中に侵入することを防止するためフシ・′ア状になっている。ティラ ー５はマストの前方π配置されている。ラダー４と、例えば孔６を通して取付げ られるセンターボード（図示せず）とは、何かに当たると上昇する構成として１ ｉｌｃ乗上げたときに損傷を受けないようにできる。

ラダー４の頂部はかじ取り偉８を有し、これはボートを横切る方向でラダーに取 付けられている。ホード側及びスターボード側かじ取り索材７．７′は、レバー の腕の作用を得るためラダーの枢着部から横方向に変位した位置においてかじ取 り棒８の各々の側にスナップ式に取付けられている。索材７．７′はフェアＩＪ −）’９（即ち穴のあいた部材でその穴を通し素材を案内するもの）及びチーク 型ブロック１０とを通り前方に延ひチラー用摺動部材１１に結合される。

摺動部材１１はマスト２の前方において軌道１２に取付けられており、該軌道は 横断方向に存在しデツキに取付けられている。チラー５はユニバーサルジヨイン トで摺動部材に結合されている。

操縦者はチラー５を操作して軌道１２に沿って端から端て摺動部材を動かすこと によりラダー４を制御する。

摺動部材１１がボート側に動（と、ボート側索材７はゆるみスターボード側索材 ７が引張られ、ラダーをスターボード側に揺動させる。チラー用の摺動部材をス ターボード側に動かすと逆の動作が生じる。ラダー４上の棒８は、ラダーカ横に 向いてボートのトランサムに接し動かな（なることを防止する。これはこの棒が ラダー４を最大変位位置から中央位置に戻すのに十分なレバーの長さを与えるか らである。チラー１２と摺動部材１１との間のユニバーサルジヨイントは、船体 １の最良のトリムを維持するために操縦者がボート上を前後に移動することを可 能にする。摺動用の軌道は、貴小の遊ひでポート側及びスターボード側索材７． ７′を操作することを可能とし、また強度と簡便さを備えている。第２図及び３ 図に示したコイルばね式の変形例は、チラー用棒部材１３を頁し、該部材は船体 １のデツキにマスト２より前でコイルばね１４により取付けられ、該コイルばね は操縦者により動かされない限り棒部材を垂直に保持する。素材７．７′は、チ ーク型のブロック１０から棒部材１３の後ろ側の案内１５を通り棒部材に支持さ れた張り用はね１６にまで延ひる。チラー延長部１７を設けてもよい。

本発明の重要な点（′！、、チラーとメインシート（メインセール用の素材）の 制御場所をマストの前に設け、これらを解放することなしに操濱者がタックする ことかできるようにしたことにある。

トラピース用のハーネス１８が単一の支持材１９によってマスト２の高い部分に 取付けられ、普通のボートに固定した素材の代りをなしている。ボートの可動素 材は、単純であることが望ましく、図示のようにセール３を操作するメインシー ト２０と、セールをブーム２２に取付けるクルー（帆耳）の引ひも２１とを含む ようにできまたトラピースの長さ論節手段とズームが持上がることを防止する引 ひも（これら両者は図示せず）を含むことができる。

帆走時、チラーは第１Ａ図及び１８図に示されるように保持される。メインシー ト２ｏはマスト前方のシャムクＩＪ　−ト２３に導かれ操縦者によって保持され る。微風では操縦者はデツキ上にマスト前方で立ち、トラピースをたるませた状 態（（シ、又はトラピースをかけずにデツキ上でしゃがむ。衝撃式のコード取付 手段（図示せず）を用いてトラピースがハーネス１８にかけられていないとき、 トラピース支持用索材１９を張った状態にするようにできる。タックするために は、操縦者は単（（ボートの一方の側から他方に歩くだけである。中風時には、 操縦者は第１Ａ図に示すようにトラピースのセットを高くして索材１９を短かく し外（（乗り出す。強風時には、操縦者はトラピースのセットを低くＬ［ＩＢ図 罠示すように索材１９を長くして水平に外に乗り出す。中風又は強風でタックす る。には、操臀者はデツキを横切る方向罠まっすぐ揺動するかあるい：・ま後方 に顔を向は半円を描くように揺動する。制御のための場所がマストの前なので、 操縦者は、体を外に乗出すための帯材からタック時に足を外し再びその中に足を 戻すことがなくまたブームをくぐらなくても良い。このように通常の小さなボー トにおける不自由さは解消され、容易で苦労のない揺動がデツキを横切るように 可能になる。チラー及びメインシートの制御場所が前方にあることは、タックを テラーやシートをはなすことなく行うことを可能とし、従って制御）ておける時 間の損失をなくし、またトラピースをかけたり外したりする必要がない。本発明 のように配置されたトラピースは転覆したボートを元に戻すのに大きな助けとな る。

小型ボートの当業者には素材や装置類の配置の多くの変更が可能であることが明 らかであろう。例えば、索材７．７′を溝に通したりデツキの下を通して後部デ ツキにじゃまがないようにする二とができる。しかしこのような詳細な点は本発 明の一部を成すものではない。本発明は請求の範囲により定義されるものである 。

浄書（内容に変更なし） 第田図 補正書の提出書 （特許法第１８４条の７第１項） 昭和５８年１０月２６日 特許庁長官　若　杉　和　夫　殿 １特許出願の表示 ＰＣＴ／ＵＳ　８２１００２５２ ２、発明の名称 ろ、特許出願人 住　所　アメリカ合衆国バージニア用２ろ２２６゜リノチモンド、ノース・トウ ェンティナインス・氏　名　オクスマン、ジー・チモンー ４代　理　人 住　所　東京都千代田区大手町二丁目２番１号５、補正書の提出年月日 昭和５７年９月２１日 補正された請求範囲 １　船体と、固定のマストと、ブームと、マスト及びブームに取付けられたメイ ンセールと、船尾に取付けられたラダーとを有したスポーツ用セールボートにお いて、制御場所をマストの前方に設け、チラーを制御場所に配置し、かじ取り用 の素材によりラダーをチラーだ連結し、メインシートを制御両所から制卸される ように延ばし、制御場所においてトラピースのハーネスを支持素材によってマス トの高い場所から支持するようになしたことを特徴とするスポーツ用セールボー ト。

２、請求範囲第１項のセールボートにお（て、横方向のかじ取り棒がラダーに取 付けられ、チラーまで前方に延びているかじ取り用素材に結合されているスポー ツ用セールボート。

３、請求範囲第１項のセールボートにおいて、支持素材はその長さを調節する装 置を備えているスポーツ用セールボート。

４　請求範囲第１項のセールボートにおいて、チラーはユニバーサルジヨイント を介してデツキに結合されているスポーツ用セールボート。

５、請求範囲第４項のセールボートにおいて、チラーは、マストの前方でデツキ を横切り薦ひている軌道に支持される摺動部材に取付けられ、摺動部材はラダー に取付けられた横方向のかじ取り棒（（結合され、これによってチラーは素材に ラダーを調節させるように摺動部材を動かせるようになっているスポーツ用セー ルボートト。

６、請求範囲第１項のセールボートにおいて、船体はマストの前方においてデツ キを張られているスポーツ用セールボート。

７、請求範囲第６項のセールボートにおいて、船体は全体がデツキを張られてい るスポーツ用セールボート。

国際調査報告

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、船体と、固定のマストと、ブームと、マスト及びブームに取付けられたメイ ンセールと、船尾に取付けられたラダーとを有したスポーツ用セールボートにお いて、制御場所をマストの前方に設け、チラーを制御場所に配置し、かじ取り用 の索材πよりラダーをチラーに連結し、メインシートを制御場所で制御されるよ うに延ばし、制御場所においてトラぎ−スのハーネスを支持索材如よってマスト の高い場所から支持するようになしたことを特徴とするスポーツ用セールボート 。 ２、請求範囲第１項のセールボートにおいて、横方向のかじ取り棒がラグ−如取 付けられ、チラーまで前方に延ひているかじ取り用索材に結合されているスポー ツ用セールボート。 ３　請求範囲第１項のセールボー）において、支持素材はその長さを調節する装 置を備えているスポーツ用セールボート。 ４　請求範囲第１項のセールボートにおいて、チラーはユニバーサルジヨイント を介してデツキに結合されているスポーツ用セールボート。 ５　請求範囲第４項のセールボートにおいて、チラーは、マストの前方でデツキ を横切り延ひている軌道に支持される摺動部材に取付けられ、摺動部材はラダー に取付けられた横方向のがし取り棒に結合され、これに、よってチラーは素材に ラダーを調節させるように摺動部材を動かせるようになっているスポーツ用セー ルボート。 ６　請求範囲第１項のセールボートにおいて、船体はマストの前方においてデツ キを張られているスポーツ用・体がデツキを張られているスポーツ用セールボー ト。 １