JP2668139B2 - 冷蔵庫 - Google Patents
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- Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)
- Oxygen, Ozone, And Oxides In General (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は冷蔵庫、特に冷蔵庫の脱臭装置に関するも
のである。
のである。
図面第4図は、例えば特開昭61−93381号公報(以下
第1従来例という)に開示された従来例の脱臭装置を示
す全体斜視図、図面第5図は特願昭63−155371号(以下
第2従来例という)に示された従来例の冷蔵庫を示す側
断面図、第6図は第5図の脱臭装置の拡大図である。次
に、第1従来例の構成について第4図を用いて説明す
る。
第1従来例という)に開示された従来例の脱臭装置を示
す全体斜視図、図面第5図は特願昭63−155371号(以下
第2従来例という)に示された従来例の冷蔵庫を示す側
断面図、第6図は第5図の脱臭装置の拡大図である。次
に、第1従来例の構成について第4図を用いて説明す
る。
図面第4図において1はケース、2aはケース1に穿設
された庫内空気(臭気を含む)流入孔、2bは、同じく脱
臭空気の排出孔で流入孔2a側から順にオゾン発生装置3,
オゾン反応室4,オゾン分解装置5が配設されている。6
は空気の流れを発生させるファンモータ、7はオゾン発
生装置3に高電圧を供給する高電圧発生装置である。
された庫内空気(臭気を含む)流入孔、2bは、同じく脱
臭空気の排出孔で流入孔2a側から順にオゾン発生装置3,
オゾン反応室4,オゾン分解装置5が配設されている。6
は空気の流れを発生させるファンモータ、7はオゾン発
生装置3に高電圧を供給する高電圧発生装置である。
次に第1従来例の動作について第4図を用いて説明す
る。従来例の脱臭装置は以上のように構成されているの
で庫内空気流入孔2aよりファンモータ6の作用で庫内空
気が取り入れられ、オゾン発生装置3において高電圧に
よって放電が生じ庫内空気が含有している酸素をオゾン
(O3)に変化させ、更にオゾン反応室4で悪臭成分とオ
ゾンを反応させ未反応のオゾンは次のオゾン分解装置5
で酸化除去される。
る。従来例の脱臭装置は以上のように構成されているの
で庫内空気流入孔2aよりファンモータ6の作用で庫内空
気が取り入れられ、オゾン発生装置3において高電圧に
よって放電が生じ庫内空気が含有している酸素をオゾン
(O3)に変化させ、更にオゾン反応室4で悪臭成分とオ
ゾンを反応させ未反応のオゾンは次のオゾン分解装置5
で酸化除去される。
次に第2従来例の構成について第5図および第6図を
用いて説明する。
用いて説明する。
図面第5図および第6図において、8は冷蔵庫本体、
9は冷凍室、10は冷蔵室、11は野菜室、12は冷却器、13
は庫内冷却用ファンモータ、14はファン、15は冷気ダク
ト、16は冷気ダクト15の出口部に配設されたダンパーサ
ーモスタット、17は冷蔵室10の背面にあるダクトであ
り、コントロールパネル18と断熱部材19および背面の内
箱20で構成されている。18a,18bはそれぞれコントロー
ルパネル18,断熱部材19に穿設された吹出口、21は冷蔵
室内に配設された複数段の棚、22は冷気が冷却器12に戻
る戻りダクト、23はオゾン分解装置、24はオゾン反応
室、25aはオゾン発生装置、25bはオゾン発生装置に高電
圧を印加する高電圧発生装置である。又、26はオゾン分
解装置、27はオゾン反応室、Aは脱臭装置である。
9は冷凍室、10は冷蔵室、11は野菜室、12は冷却器、13
は庫内冷却用ファンモータ、14はファン、15は冷気ダク
ト、16は冷気ダクト15の出口部に配設されたダンパーサ
ーモスタット、17は冷蔵室10の背面にあるダクトであ
り、コントロールパネル18と断熱部材19および背面の内
箱20で構成されている。18a,18bはそれぞれコントロー
ルパネル18,断熱部材19に穿設された吹出口、21は冷蔵
室内に配設された複数段の棚、22は冷気が冷却器12に戻
る戻りダクト、23はオゾン分解装置、24はオゾン反応
室、25aはオゾン発生装置、25bはオゾン発生装置に高電
圧を印加する高電圧発生装置である。又、26はオゾン分
解装置、27はオゾン反応室、Aは脱臭装置である。
次に第2従来例の動作について第5図および第6図を
用いて説明する。
用いて説明する。
図面第5図および第6図において、冷却器12で冷却さ
れた冷気はファン14により各室に冷気を送風する。その
冷気の一部は冷気ダクト15を通り、ダンパーサーモスタ
ット16でその吹出量をコントロールして冷蔵室内を一定
に保っている。冷気は戻りダクト22で冷却器12に戻る。
脱臭装置Aの脱臭作用については前記第1従来例におい
て述べたと同様であるからその説明は省略する。
れた冷気はファン14により各室に冷気を送風する。その
冷気の一部は冷気ダクト15を通り、ダンパーサーモスタ
ット16でその吹出量をコントロールして冷蔵室内を一定
に保っている。冷気は戻りダクト22で冷却器12に戻る。
脱臭装置Aの脱臭作用については前記第1従来例におい
て述べたと同様であるからその説明は省略する。
従来の脱臭装置は、以上のように構成されているの
で、組立性を良くし、安価に構成するために高電圧発生
装置や高電圧発生装置とオゾン発生装置の結合部例えば
ハンダ付部を風路内に入れた場合に、水滴から保護する
ためにシールをしたり、高電圧発生装置とオゾン発生装
置を接続する高圧コードが必要となり、コストが上昇し
たり、組立性が悪くなる等の問題点があった。
で、組立性を良くし、安価に構成するために高電圧発生
装置や高電圧発生装置とオゾン発生装置の結合部例えば
ハンダ付部を風路内に入れた場合に、水滴から保護する
ためにシールをしたり、高電圧発生装置とオゾン発生装
置を接続する高圧コードが必要となり、コストが上昇し
たり、組立性が悪くなる等の問題点があった。
この発明は、上記のような問題点を解消するためにな
されたものでコンパクトで組立性が良く、安価に構成で
き、さらに風路内に入れても密封構造のため、部品が水
の浸入から保護され、部品劣化、例えばサビをおこさな
い信頼性の高い冷蔵庫を得ることを目的とする。
されたものでコンパクトで組立性が良く、安価に構成で
き、さらに風路内に入れても密封構造のため、部品が水
の浸入から保護され、部品劣化、例えばサビをおこさな
い信頼性の高い冷蔵庫を得ることを目的とする。
このため、この発明においては、庫内に冷気を導くダ
クト内にオゾン発生装置とオゾン分解装置を有する脱臭
装置を具備し、冷気をファンで強制的に循環させて冷却
する冷蔵庫であって、前記オゾン発生装置と、前記オゾ
ン発生装置に高電圧を印加する高電圧発生装置とを近接
させ、ケース内に密封し、オゾン発生装置の放電面のみ
をケースから露出させた冷蔵庫により、前記目的を達成
しようとするものである。
クト内にオゾン発生装置とオゾン分解装置を有する脱臭
装置を具備し、冷気をファンで強制的に循環させて冷却
する冷蔵庫であって、前記オゾン発生装置と、前記オゾ
ン発生装置に高電圧を印加する高電圧発生装置とを近接
させ、ケース内に密封し、オゾン発生装置の放電面のみ
をケースから露出させた冷蔵庫により、前記目的を達成
しようとするものである。
この発明における冷蔵庫は、高電圧発生装置で発生し
た高電圧をオゾン発生装置に印加し、オゾン発生装置で
オゾンを発生する。
た高電圧をオゾン発生装置に印加し、オゾン発生装置で
オゾンを発生する。
また、高電圧発生装置とオゾン発生装置とを近接さ
せ、ケース内に密封し、オゾン発生装置の放電面のみを
ケースから露出させたことにより、ダクト内の水滴から
部品を保護する。
せ、ケース内に密封し、オゾン発生装置の放電面のみを
ケースから露出させたことにより、ダクト内の水滴から
部品を保護する。
以下、この発明の一実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
図面第1図はこの発明の一実施例である冷蔵庫の側断
面図、第2図は第1図の正面図、第3図は第1図の脱臭
装置の詳細図である。図中、前記従来例におけると同一
符号は同一または相当構成要素を示し、その一部を重複
して説明する。
面図、第2図は第1図の正面図、第3図は第1図の脱臭
装置の詳細図である。図中、前記従来例におけると同一
符号は同一または相当構成要素を示し、その一部を重複
して説明する。
この一実施例は、前記第2従来例を改良したものであ
る。
る。
以下、この一実施例について第1図ないし第3図を用
いて説明する。
いて説明する。
図面第1図において、この実施例と前記第1,第2の各
従来例と相違する点は、前記2つの従来例の脱臭装置の
オゾン発生装置とそれに高電圧を印加する高電圧発生装
置は離隔しており、この間はケーブル等で接続されてい
るが、この実施例はオゾン発生装置と高電圧発生装置と
を近接させ、かつ一体としたものである。
従来例と相違する点は、前記2つの従来例の脱臭装置の
オゾン発生装置とそれに高電圧を印加する高電圧発生装
置は離隔しており、この間はケーブル等で接続されてい
るが、この実施例はオゾン発生装置と高電圧発生装置と
を近接させ、かつ一体としたものである。
以下、この実施例について脱臭装置を中心にして第1
図ないし第3図を用いて、一部前記第2従来例(第5
図)と重複して説明する。
図ないし第3図を用いて、一部前記第2従来例(第5
図)と重複して説明する。
図面第1図において、8は冷蔵庫本体で上から順に冷
凍室9、冷蔵室10、野菜室11に区画されている。冷却器
12により冷却された冷気は庫内冷却ファンモータ13によ
り駆動されたファン14により各室に冷気を送風する。そ
の冷気の一部は冷凍室9背面の冷気ダクト15を通り、そ
の冷気ダクト15の出口部に設置されたダンパーサーモス
タット16で冷気の吹出量をコントロールして冷蔵室10内
を一定温度に保っている。17は冷蔵室10背面にあるダク
トでコントロールパネル18と断熱部材19及び背面の内箱
20で形成されている。コントロールパネル18、断熱部材
19にはそれぞれ吹出口18a,18bが複数個設けられてい
る。冷蔵室10内には複数段の棚21が設けられている。ま
た、22は戻りダクトで冷却器12に冷気は戻る。
凍室9、冷蔵室10、野菜室11に区画されている。冷却器
12により冷却された冷気は庫内冷却ファンモータ13によ
り駆動されたファン14により各室に冷気を送風する。そ
の冷気の一部は冷凍室9背面の冷気ダクト15を通り、そ
の冷気ダクト15の出口部に設置されたダンパーサーモス
タット16で冷気の吹出量をコントロールして冷蔵室10内
を一定温度に保っている。17は冷蔵室10背面にあるダク
トでコントロールパネル18と断熱部材19及び背面の内箱
20で形成されている。コントロールパネル18、断熱部材
19にはそれぞれ吹出口18a,18bが複数個設けられてい
る。冷蔵室10内には複数段の棚21が設けられている。ま
た、22は戻りダクトで冷却器12に冷気は戻る。
23はオゾン分解装置、24はオゾン反応室、25はオゾン
発生装置25aとそれに高電圧を印加させるための高電圧
発生装置25−bを近接させ一体に収納しているケースで
ある。26はオゾン分解装置、27はオゾン反応室で、前記
ダクト17内に順次配設されて脱臭装置A1を構成してお
り、上下方向において、前記吹出口18a,18bの間に位置
している(第2図)。
発生装置25aとそれに高電圧を印加させるための高電圧
発生装置25−bを近接させ一体に収納しているケースで
ある。26はオゾン分解装置、27はオゾン反応室で、前記
ダクト17内に順次配設されて脱臭装置A1を構成してお
り、上下方向において、前記吹出口18a,18bの間に位置
している(第2図)。
また、図面第3図(a)において、前記高電圧発生装
置25−bはコイル部25−cと基板25−dから構成されて
おり、前記オゾン発生装置25−aとコイル部25−cがハ
ンダ付等で結合部25−eを構成している。また、オゾン
発生装置25−aは前記結合部25−eと反対面に放電面25
−fを有している。
置25−bはコイル部25−cと基板25−dから構成されて
おり、前記オゾン発生装置25−aとコイル部25−cがハ
ンダ付等で結合部25−eを構成している。また、オゾン
発生装置25−aは前記結合部25−eと反対面に放電面25
−fを有している。
前記ケース25にコイル部25−cと基板25−dとオゾン
発生装置25−aを予めハンダ付等で結合させて、挿入す
る。放電面25−fはケースの切欠部A25−gより外部に
露出している。この状態で熱的ストレスに対して緩衝効
果のある材料、例えばウレタン樹脂25−h等を流して固
化させ、水が中に浸入しないように密封構造とする(第
3図(b))。また、ウレタン樹脂25−hが放電面25−
fに回りこまないようにケース25のフランジ部25−jと
オゾン発生装置25−aは密着シールされている。
発生装置25−aを予めハンダ付等で結合させて、挿入す
る。放電面25−fはケースの切欠部A25−gより外部に
露出している。この状態で熱的ストレスに対して緩衝効
果のある材料、例えばウレタン樹脂25−h等を流して固
化させ、水が中に浸入しないように密封構造とする(第
3図(b))。また、ウレタン樹脂25−hが放電面25−
fに回りこまないようにケース25のフランジ部25−jと
オゾン発生装置25−aは密着シールされている。
以上のように、この実施例の要部構成は、オゾン発生
装置25−aと高電圧発生装置25−bは、一体のケース25
内に収納されてオゾン発生装置25−aの放電面のみを露
出させて、高電圧発生装置25−bならびに高電圧発生装
置25−bとオゾン発生装置25−aの結合部(例えばハン
ダ付部)25−eを密封構造としたものである。
装置25−aと高電圧発生装置25−bは、一体のケース25
内に収納されてオゾン発生装置25−aの放電面のみを露
出させて、高電圧発生装置25−bならびに高電圧発生装
置25−bとオゾン発生装置25−aの結合部(例えばハン
ダ付部)25−eを密封構造としたものである。
次に、この実施例の動作を第1図ないし第3図を用い
て説明する。
て説明する。
図面第1図ないし第3図におてい、冷却器12で冷却さ
れた冷気の一部はファン14により冷気ダクト15を通り、
ダンパーサーモスタット16部を介してダクト17内に送風
される。ダクト17内に送風された冷気はオゾン分解装置
23、オゾン反応室24、オゾン発生装置25−a、オゾン反
応室27、オゾン分解装置26を経由して、ダクト17を覆っ
ているコントロールパネル18、ダクト部材19の冷気吹出
口18a,18bより冷蔵室10に送風される。また高電圧発生
装置25−bにより発生させた高電圧をオゾン発生装置25
−aに印加し、放電をおこしオゾンをオゾン反応室24,2
7に充満させる。
れた冷気の一部はファン14により冷気ダクト15を通り、
ダンパーサーモスタット16部を介してダクト17内に送風
される。ダクト17内に送風された冷気はオゾン分解装置
23、オゾン反応室24、オゾン発生装置25−a、オゾン反
応室27、オゾン分解装置26を経由して、ダクト17を覆っ
ているコントロールパネル18、ダクト部材19の冷気吹出
口18a,18bより冷蔵室10に送風される。また高電圧発生
装置25−bにより発生させた高電圧をオゾン発生装置25
−aに印加し、放電をおこしオゾンをオゾン反応室24,2
7に充満させる。
庫内の食品の悪臭成分を含んだ冷気がこのオゾン反応
室24,27に送風されるとオゾンと反応し悪臭成分は分解
される。次いで発生したオゾンはオゾン分解装置23,26
のそれぞれにより分解されるため、冷蔵室10内にオゾン
が流出して、オゾン臭やプラスチック部品の変色等の問
題をおこすことはない。前記ダンパーサーモスタット16
が開放されてダクト17内が閉塞されている時は冷気対流
により下方から上方へ流れることもあるために、オゾン
発生装置25−aを介して上下にオゾン分解装置23,26と
オゾン反応室24,27が設けられている。
室24,27に送風されるとオゾンと反応し悪臭成分は分解
される。次いで発生したオゾンはオゾン分解装置23,26
のそれぞれにより分解されるため、冷蔵室10内にオゾン
が流出して、オゾン臭やプラスチック部品の変色等の問
題をおこすことはない。前記ダンパーサーモスタット16
が開放されてダクト17内が閉塞されている時は冷気対流
により下方から上方へ流れることもあるために、オゾン
発生装置25−aを介して上下にオゾン分解装置23,26と
オゾン反応室24,27が設けられている。
以上、説明したように、この実施例では、脱臭装置A1
はダクト17内に配設しているため、コイル部25−c、基
板25−d及びハンダ付等の結合部25−eに水滴が付着す
ると、サビや絶縁劣化を起こすが、密封構造となってい
るため水滴が中に浸入する問題はない(第3図)。また
熱的ストレスを緩衝するような材料例えばウレタン樹脂
25−h等固着しているため庫内の温度変化による熱的ス
トレスが加わっても断線することもない。また、ケース
25に、コイル部25−c,基板25−d,オゾン発生装置25−a
を予めハンダ付等で結線して仮固定し、ウレタン樹脂25
−hを注入固化させて、それぞれの部品のケース25への
固定,ケース25−hの外面形式,水滴浸入防止を兼用し
て構成しているため、組立性も良く、安価に実現でき
る。また、ダクト17内に脱臭装置A1を設置する場合、従
来は前記従来例における第5図,第6図に示すように、
水滴の浸入からの保護のために、高電圧発生装置25−b
をダクト17外に設置して、高圧コード28を介してオゾン
発生装置25−aにハンダ付等で接続し、高電圧発生装置
25−bの部分をダクト17で冷気シールし、露のつかない
構造にして、さらにハンダ付部もシリコン等で、保護し
ていた。
はダクト17内に配設しているため、コイル部25−c、基
板25−d及びハンダ付等の結合部25−eに水滴が付着す
ると、サビや絶縁劣化を起こすが、密封構造となってい
るため水滴が中に浸入する問題はない(第3図)。また
熱的ストレスを緩衝するような材料例えばウレタン樹脂
25−h等固着しているため庫内の温度変化による熱的ス
トレスが加わっても断線することもない。また、ケース
25に、コイル部25−c,基板25−d,オゾン発生装置25−a
を予めハンダ付等で結線して仮固定し、ウレタン樹脂25
−hを注入固化させて、それぞれの部品のケース25への
固定,ケース25−hの外面形式,水滴浸入防止を兼用し
て構成しているため、組立性も良く、安価に実現でき
る。また、ダクト17内に脱臭装置A1を設置する場合、従
来は前記従来例における第5図,第6図に示すように、
水滴の浸入からの保護のために、高電圧発生装置25−b
をダクト17外に設置して、高圧コード28を介してオゾン
発生装置25−aにハンダ付等で接続し、高電圧発生装置
25−bの部分をダクト17で冷気シールし、露のつかない
構造にして、さらにハンダ付部もシリコン等で、保護し
ていた。
しかしながら、この実施例では高電圧発生装置25−b
と、オゾン発生装置25−aを密封構造としたため、水滴
に対する信頼性も向上し、高圧コード28やシール材,シ
リコンといった部材を省略でき冷蔵庫のユニットとして
も組立性に優れ、安価に構成できた。さらに高圧コード
28等の接続ケーブルも設けていないため、電圧降下も少
なく、オゾン発生装置25−aに供給される電圧を確保す
るために、高電圧発生装置25−bを小形化することも可
能となり、風路抵抗になることも抑制できる。
と、オゾン発生装置25−aを密封構造としたため、水滴
に対する信頼性も向上し、高圧コード28やシール材,シ
リコンといった部材を省略でき冷蔵庫のユニットとして
も組立性に優れ、安価に構成できた。さらに高圧コード
28等の接続ケーブルも設けていないため、電圧降下も少
なく、オゾン発生装置25−aに供給される電圧を確保す
るために、高電圧発生装置25−bを小形化することも可
能となり、風路抵抗になることも抑制できる。
なお、前記実施例では3ドアの冷蔵室内の冷気の循環
及び脱臭について説明したが、前記実施例と同様の構造
をとればドア数に関係なくチルド室等の他室の冷気の循
環及び脱臭に利用しても良い。
及び脱臭について説明したが、前記実施例と同様の構造
をとればドア数に関係なくチルド室等の他室の冷気の循
環及び脱臭に利用しても良い。
また、前記実施例では冷気吹出口が複数個ありオゾン
分解装置、オゾン反応室も複数個の例について説明した
が、それぞれ各1個ずつの構成でも良い。
分解装置、オゾン反応室も複数個の例について説明した
が、それぞれ各1個ずつの構成でも良い。
さらに従来例のように、専用ファンモータのついてい
る例でも密封構造をとったこの発明の実施例の方が信頼
性は向上する。
る例でも密封構造をとったこの発明の実施例の方が信頼
性は向上する。
以上のように、この発明によれば、冷気をファンで強
制的に循環させて冷却する冷蔵室において、庫内に冷気
を導くダクト内にオゾン分解装置を儲け、さらにオゾン
発生装置とそれに高電圧を供給する高電圧発生装置を一
体で形成し、オゾン発生装置の放電面を残して密封構造
としたので、ダクト内の水滴から部品や結合部が保護さ
れ、信頼性の高い装置となり、また、コンパクトで組立
性良く、安価に構成できる冷蔵庫が得られる効果があ
る。
制的に循環させて冷却する冷蔵室において、庫内に冷気
を導くダクト内にオゾン分解装置を儲け、さらにオゾン
発生装置とそれに高電圧を供給する高電圧発生装置を一
体で形成し、オゾン発生装置の放電面を残して密封構造
としたので、ダクト内の水滴から部品や結合部が保護さ
れ、信頼性の高い装置となり、また、コンパクトで組立
性良く、安価に構成できる冷蔵庫が得られる効果があ
る。
第1図は、この発明の一実施例である冷蔵庫の側断面
図、第2図は第1図の正面図、第3図は第1図の脱臭装
置の詳細図、第4図は従来例の脱臭装置の斜視図、第5
図は従来例の冷蔵庫を示す側断面図、第6図は第5図の
脱臭装置の拡大図である。 10……冷蔵室 14……ファン 17……ダクト 23,26……オゾン分解装置 24,27……オゾン反応室 25……ケース 25−a……オゾン発生装置 25−b……高電圧発生装置 25−c……コイル部 25−d……基板 25−e……結合部 25−f……放電面 25−h……ウレタン樹脂 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。
図、第2図は第1図の正面図、第3図は第1図の脱臭装
置の詳細図、第4図は従来例の脱臭装置の斜視図、第5
図は従来例の冷蔵庫を示す側断面図、第6図は第5図の
脱臭装置の拡大図である。 10……冷蔵室 14……ファン 17……ダクト 23,26……オゾン分解装置 24,27……オゾン反応室 25……ケース 25−a……オゾン発生装置 25−b……高電圧発生装置 25−c……コイル部 25−d……基板 25−e……結合部 25−f……放電面 25−h……ウレタン樹脂 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。
Claims (2)
- 【請求項1】庫内に冷気を導くダクト内にオゾン発生装
置とオゾン分解装置を有する脱臭装置を具備し、前記冷
気をファンで強制的に循環させて冷却する冷蔵庫であっ
て、前記オゾン発生装置と、前記オゾン発生装置に高電
圧を印加する高電圧発生装置とを近接させ結合しケース
に収納して一体にし、前記オゾン発生装置の放電面のみ
を前記ケースから露出させて、前記ケース内部を充填密
封構造とし、前記冷気を前記ケースの外側を流れるよう
にしたことを特徴とする冷蔵庫。 - 【請求項2】充填密封構造は断熱材にて充填密封したこ
とを特徴とする特許請求の範囲(1)記載の冷蔵庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1250992A JP2668139B2 (ja) | 1989-09-27 | 1989-09-27 | 冷蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1250992A JP2668139B2 (ja) | 1989-09-27 | 1989-09-27 | 冷蔵庫 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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JPH01203882A (ja) * | 1988-02-09 | 1989-08-16 | Sanyo Electric Co Ltd | 冷蔵庫の脱臭装置 |
-
1989
- 1989-09-27 JP JP1250992A patent/JP2668139B2/ja not_active Expired - Lifetime
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