JP2667905B2 - フイラー端部をスプライスする装置 - Google Patents
フイラー端部をスプライスする装置Info
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29D—PRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
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- B29D30/06—Pneumatic tyres or parts thereof (e.g. produced by casting, moulding, compression moulding, injection moulding, centrifugal casting)
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、空気入りタイヤのビードコア上に設けたエ
ラストマー製フイラーの端部をスプライスする装置であ
って、 前記フイラーは、ビードコアの円周方向外側チェイフ
アに沿って伸びると共に、相互に対向しかつその一方の
端部がビードコアの周面チェイフアから遠去かるに連れ
てその他方の端部から分岐して略V字形を形成するよう
な前記端部を有しており、 前記スプライス装置は、二つの主プライヤシステムを
有し、各主プライヤシステムは夫々、少なくとも二つの
クランプ素子によりフイラーの対向端部に作用を及ぼ
し、かつ該各クランプ素子は、フイラーの反対側部に配
置されていると共に、その一方のクランプ素子が他方の
クランプ素子に対し、フイラーにより横方向に離間され
ている開位置からフイラーの前記反対側部に対し作用し
て該フイラーに対し反対方向スラスト力を及ぼすような
閉位置まで可動でき、 前記主プライヤシステムは、フイラー端部のV字形が
収斂する地点の近傍の回転軸線の回りに角度方向に可動
でき、前記端部のV字形は、前記主プライヤシステムの
クランプ素子がフイラー端部に係合し得かつ周方向に相
互に分離した休止位置から、前記閉位置においてフイラ
ー端部がクランプ素子により保持されているときフイラ
ー端部を周方向に相互に近接させてスプライスさせるス
プライス作動位置まで、導かれて収斂するような前記フ
イラーの端部をスプライスする装置に関する。
ラストマー製フイラーの端部をスプライスする装置であ
って、 前記フイラーは、ビードコアの円周方向外側チェイフ
アに沿って伸びると共に、相互に対向しかつその一方の
端部がビードコアの周面チェイフアから遠去かるに連れ
てその他方の端部から分岐して略V字形を形成するよう
な前記端部を有しており、 前記スプライス装置は、二つの主プライヤシステムを
有し、各主プライヤシステムは夫々、少なくとも二つの
クランプ素子によりフイラーの対向端部に作用を及ぼ
し、かつ該各クランプ素子は、フイラーの反対側部に配
置されていると共に、その一方のクランプ素子が他方の
クランプ素子に対し、フイラーにより横方向に離間され
ている開位置からフイラーの前記反対側部に対し作用し
て該フイラーに対し反対方向スラスト力を及ぼすような
閉位置まで可動でき、 前記主プライヤシステムは、フイラー端部のV字形が
収斂する地点の近傍の回転軸線の回りに角度方向に可動
でき、前記端部のV字形は、前記主プライヤシステムの
クランプ素子がフイラー端部に係合し得かつ周方向に相
互に分離した休止位置から、前記閉位置においてフイラ
ー端部がクランプ素子により保持されているときフイラ
ー端部を周方向に相互に近接させてスプライスさせるス
プライス作動位置まで、導かれて収斂するような前記フ
イラーの端部をスプライスする装置に関する。
[従来の技術] 従来、空気入りタイヤを製作するには、通常「ビード
コア」と呼ばれる環状金属素子を提供することが必要で
あり、このビードコアは円周方向に伸展するビードの中
に挿入される。このビードコアは、空気入りタイヤ全体
を支持する機能を大略有する。
コア」と呼ばれる環状金属素子を提供することが必要で
あり、このビードコアは円周方向に伸展するビードの中
に挿入される。このビードコアは、空気入りタイヤ全体
を支持する機能を大略有する。
この目的のため、タイヤ側壁に設けた織物体(fabric
s)が書物のページのようにビードコアの回りに巻回さ
れる。
s)が書物のページのようにビードコアの回りに巻回さ
れる。
ビードコアの回りに巻回された織物体の裾部間に空気
のポケットが形成されるのを防止するため、一般的に長
細三角形断面のエラストマーフイラーがビードコアの円
周方向外側チェイフア(甲虫状表面;chafer)に沿って
取付けられ、このフイラーは完成タイヤにおいてビード
を補強する役目も果たす。
のポケットが形成されるのを防止するため、一般的に長
細三角形断面のエラストマーフイラーがビードコアの円
周方向外側チェイフア(甲虫状表面;chafer)に沿って
取付けられ、このフイラーは完成タイヤにおいてビード
を補強する役目も果たす。
現在までに、ビードコア上にエラストマー材料を完全
に自動化された方法で取付け得る装置が知られている。
に自動化された方法で取付け得る装置が知られている。
これらの装置では、フイラーは、それに先立つ押し出
し工程及びその長手伸展方向と直交する方向の切断によ
り適当な長さのセグメントとして形成され、ビードコア
がそれ自身の軸線の回りに回転されるとき該ビードコア
の円周方向外側チェイフア上に取付けられる。
し工程及びその長手伸展方向と直交する方向の切断によ
り適当な長さのセグメントとして形成され、ビードコア
がそれ自身の軸線の回りに回転されるとき該ビードコア
の円周方向外側チェイフア上に取付けられる。
この作業の終わりにおいて、フイラーは、ビードコア
の円周方向の全伸展部分に対応して伸びているが、フイ
ラーの円周方向内側チェイフア及び円周方向外側チェイ
フアが夫々巻回される際の各巻回半径どうしの相違の結
果として、フイラーの各対向端部は、ビードコアから遠
去かるに連れて分岐しつつ対向して略「V」字形を形成
している。
の円周方向の全伸展部分に対応して伸びているが、フイ
ラーの円周方向内側チェイフア及び円周方向外側チェイ
フアが夫々巻回される際の各巻回半径どうしの相違の結
果として、フイラーの各対向端部は、ビードコアから遠
去かるに連れて分岐しつつ対向して略「V」字形を形成
している。
この時点において、フイラーの対向端部が出来るだけ
均質な形状となるよう、該対向端部をスプライス(組み
継ぎ)することが必要である。
均質な形状となるよう、該対向端部をスプライス(組み
継ぎ)することが必要である。
この目的のため、二つのプライヤシステムが介在供給
され、各プライヤシステムは夫々、その二つのクランプ
素子間でフイラーの反対側部を取り囲みつつフイラー端
部の一方に近接して作動し、各クランプ素子は、相互に
近接可能でありかつフイラー自身の対応端部の伸展面に
対し平行に配向されている。
され、各プライヤシステムは夫々、その二つのクランプ
素子間でフイラーの反対側部を取り囲みつつフイラー端
部の一方に近接して作動し、各クランプ素子は、相互に
近接可能でありかつフイラー自身の対応端部の伸展面に
対し平行に配向されている。
続いて、各プライヤシステムは、フイラー端部により
最初に形成された「V」字形の収斂点の近傍を通る一の
軸線の回りに角度方向に回転して相互に近接する。
最初に形成された「V」字形の収斂点の近傍を通る一の
軸線の回りに角度方向に回転して相互に近接する。
この回転運動の結果として、プライヤシステム、即ち
各クランプ素子は、その一方が他方に対し、フイラー端
部どうしの「V」字形により提供された角度に略等しい
角度分回転する。クランプ素子により保持されかつプラ
イヤシステムの運動により引張られた前記各端部は、互
いに周方向に近接してその一方が他方に対し突き合わせ
スプライスされる。
各クランプ素子は、その一方が他方に対し、フイラー端
部どうしの「V」字形により提供された角度に略等しい
角度分回転する。クランプ素子により保持されかつプラ
イヤシステムの運動により引張られた前記各端部は、互
いに周方向に近接してその一方が他方に対し突き合わせ
スプライスされる。
上記のことから、上述した従来の装置によるフイラー
端部のスプライシングが常に満足な結果を与えるとは限
らないことに注意すべきである。
端部のスプライシングが常に満足な結果を与えるとは限
らないことに注意すべきである。
これは、第1に、一般にフイラーは非常に長細形の二
等辺三角形断面を有するので、フイラーの円周方向外側
領域の端部の突き合わせをする際に、該外側領域断面が
非常に減少した厚さしか無いゆえ、スプライスが極めて
困難であるということに起因する。
等辺三角形断面を有するので、フイラーの円周方向外側
領域の端部の突き合わせをする際に、該外側領域断面が
非常に減少した厚さしか無いゆえ、スプライスが極めて
困難であるということに起因する。
更に、端部どうしがスプライスされるとき互いに押圧
させる必要があるので、材料により蒙る押し潰し効果の
結果、スプライス領域におけるフイラー断面の膨張が同
時に引き起こされると考えられる。かかる膨張は、空気
入りタイヤの製作期間中種々の問題を生じかつ完成タイ
ヤに構造的な欠陥を生ぜさせる可能性がある。
させる必要があるので、材料により蒙る押し潰し効果の
結果、スプライス領域におけるフイラー断面の膨張が同
時に引き起こされると考えられる。かかる膨張は、空気
入りタイヤの製作期間中種々の問題を生じかつ完成タイ
ヤに構造的な欠陥を生ぜさせる可能性がある。
本発明の目的は、信頼性ある方法によりかつスプライ
シング領域にフイラー自身の断面の膨張を引き起こすこ
との無いようにして、フイラーの端部を突き合わせスプ
ライシングし得る装置を提供することにより、従来技術
における欠点を解消することである。
シング領域にフイラー自身の断面の膨張を引き起こすこ
との無いようにして、フイラーの端部を突き合わせスプ
ライシングし得る装置を提供することにより、従来技術
における欠点を解消することである。
この本発明目的及びその他の目的は、後に述べる説明
によりより明らかとされるが、次の装置により略達成さ
れる。即ち、空気入りタイヤのビードコア上に設けたエ
ラストマー製フイラーの端部をスプライスする装置であ
って、 主プライヤシステム(2、2a)は、その休止位置から
スプライス作動位置まで周方向移動するとき、その一方
が他方に対し、前記プライヤシステム自身が前記休止位
置にあるときにフイラー端部のV字形のなす角度より大
きな角度範囲にわたって回転し、 前記各主プライヤシステム(2、2a)のクランプ素子
(11、12;11a、12a)は、夫々偏向部分(20、20a)を有
する各接触面(19)を介してフイラー(45)に作用を及
ぼし、しかも一の主プライヤシステムの接触面(19)の
該偏向部分(20)は他の主プライヤシステムの接触面の
偏向部分(20a)とはオフセットされており、更に前記
接触面(19)は、フイラーの円周方向外側領域に作用を
及ぼして、主プライヤシステムがスプライス作動位置へ
移動する結果として、該外側領域においてフイラー端部
を相互に重なり並んで配置せしめるに適しており、 前記スプライス装置は更に、前記主プライヤシステム
間に配置した少なくとも一つの補助プライヤシステム
(24)が設けられ、該補助プライヤシステム(24)は各
把持素子(25、26)を有し、 該各把持素子(25、26)は、フイラー(45)の反対側
部に関して対称的に並んで配置されると共に、相互に近
接移動することによりその間に前記主プライヤシステム
の動作により相互に近接されたフイラー端部を押圧する
よう可動し得ることを特徴とするものである。
によりより明らかとされるが、次の装置により略達成さ
れる。即ち、空気入りタイヤのビードコア上に設けたエ
ラストマー製フイラーの端部をスプライスする装置であ
って、 主プライヤシステム(2、2a)は、その休止位置から
スプライス作動位置まで周方向移動するとき、その一方
が他方に対し、前記プライヤシステム自身が前記休止位
置にあるときにフイラー端部のV字形のなす角度より大
きな角度範囲にわたって回転し、 前記各主プライヤシステム(2、2a)のクランプ素子
(11、12;11a、12a)は、夫々偏向部分(20、20a)を有
する各接触面(19)を介してフイラー(45)に作用を及
ぼし、しかも一の主プライヤシステムの接触面(19)の
該偏向部分(20)は他の主プライヤシステムの接触面の
偏向部分(20a)とはオフセットされており、更に前記
接触面(19)は、フイラーの円周方向外側領域に作用を
及ぼして、主プライヤシステムがスプライス作動位置へ
移動する結果として、該外側領域においてフイラー端部
を相互に重なり並んで配置せしめるに適しており、 前記スプライス装置は更に、前記主プライヤシステム
間に配置した少なくとも一つの補助プライヤシステム
(24)が設けられ、該補助プライヤシステム(24)は各
把持素子(25、26)を有し、 該各把持素子(25、26)は、フイラー(45)の反対側
部に関して対称的に並んで配置されると共に、相互に近
接移動することによりその間に前記主プライヤシステム
の動作により相互に近接されたフイラー端部を押圧する
よう可動し得ることを特徴とするものである。
更に他の特徴及び効果は、本発明による空気入りタイ
ヤのビードコア上に設けたエラストマー製フイラーの端
部をスプライスする装置の好ましいしかもそれに限定さ
れない実施例の詳細な記述により明らかとなるであろ
う。その記述は、添付のこれに限定されない実施例の図
面を参照して、以下になされる。
ヤのビードコア上に設けたエラストマー製フイラーの端
部をスプライスする装置の好ましいしかもそれに限定さ
れない実施例の詳細な記述により明らかとなるであろ
う。その記述は、添付のこれに限定されない実施例の図
面を参照して、以下になされる。
[実施例] 図中、符号1は、本発明になる空気入りタイヤのビー
ドコア上に取付けられるエラストマーフイラーの端部を
スプライス(組み合わせて継ぐこと)する装置全体を示
す。
ドコア上に取付けられるエラストマーフイラーの端部を
スプライス(組み合わせて継ぐこと)する装置全体を示
す。
装置1は、互いに反対位置にあって且つ夫々アーム
3、3aにより支持された二つの主プライヤシステム2、
2aを有し、上記各アーム3、3aは共通軸に回転可能に取
付けられている。この共通軸の静止スリーブ4は、支持
フレーム6(第1図中その一部のみ図示する)と一体の
カラー5に対し固く嵌入されている。更に詳しくは、第
1のプライヤシステム2に関連するアーム3は、駆動小
径シャフト8上にスプライン嵌合されたハブ7に締結さ
れており、他方、第2のアーム3aは、可動スリーブ9に
締結されている。この可動スリーブ9は、静止スリーブ
4に対し回転自在に嵌入され、且つ第1のアーム3のハ
ブ7に対しても回転自在に嵌合されている。
3、3aにより支持された二つの主プライヤシステム2、
2aを有し、上記各アーム3、3aは共通軸に回転可能に取
付けられている。この共通軸の静止スリーブ4は、支持
フレーム6(第1図中その一部のみ図示する)と一体の
カラー5に対し固く嵌入されている。更に詳しくは、第
1のプライヤシステム2に関連するアーム3は、駆動小
径シャフト8上にスプライン嵌合されたハブ7に締結さ
れており、他方、第2のアーム3aは、可動スリーブ9に
締結されている。この可動スリーブ9は、静止スリーブ
4に対し回転自在に嵌入され、且つ第1のアーム3のハ
ブ7に対しても回転自在に嵌合されている。
主プライヤシステム2、2aは、概略構成として図示さ
れる。それゆえ、説明の簡単化のため、構成の説明にお
いては、以下、構成の異なる必要部分を除いて第1のプ
ライヤシステム2のみについて言及する。図中、第2の
プライヤシステム2aの各部材については、第1のプライ
ヤシステム2の対応部材の符号に接尾辞「a」を付した
符号とする。
れる。それゆえ、説明の簡単化のため、構成の説明にお
いては、以下、構成の異なる必要部分を除いて第1のプ
ライヤシステム2のみについて言及する。図中、第2の
プライヤシステム2aの各部材については、第1のプライ
ヤシステム2の対応部材の符号に接尾辞「a」を付した
符号とする。
第1の主プライヤシステム2は、第1のアーム3と一
体の支持ブロック10を有し、この支持ブロック10には、
少なくとも第1及び第2のクランプ素子11、12が係止さ
れている。この各クランプ素子11、12は、互いに対向し
且つ支持ブロック10の第2の主プライヤシステム2aの方
へ向いた部分上に配置されている。更に詳しくは、クラ
ンプ素子11、12は、各ピン13、14により支持ブロック10
に対し揺動可能に取付けられており、しかも各ピン13、
14は各クランプ素子11、12の一端に対し一体であり且つ
支持ブロック10自体に対しては相対回転状態で貫通して
いる。
体の支持ブロック10を有し、この支持ブロック10には、
少なくとも第1及び第2のクランプ素子11、12が係止さ
れている。この各クランプ素子11、12は、互いに対向し
且つ支持ブロック10の第2の主プライヤシステム2aの方
へ向いた部分上に配置されている。更に詳しくは、クラ
ンプ素子11、12は、各ピン13、14により支持ブロック10
に対し揺動可能に取付けられており、しかも各ピン13、
14は各クランプ素子11、12の一端に対し一体であり且つ
支持ブロック10自体に対しては相対回転状態で貫通して
いる。
第1のクランプ素子11に属するピン13の、該クランプ
素子11とは反対側のピン部分に対し、第1のギヤホイー
ル15がスプライン止めされている。このギヤホイール15
は、作動時には、第2のクランプ素子12に関連したピン
14にスプライン止めされた第2のギヤホイール16に対し
噛合される。ギヤホイール15、16はクランプ素子11、12
を相互に連結しているので、クランプ素子11、12の一方
が揺動回転すると、他方は同量分だけ反対方向へ回転す
る。
素子11とは反対側のピン部分に対し、第1のギヤホイー
ル15がスプライン止めされている。このギヤホイール15
は、作動時には、第2のクランプ素子12に関連したピン
14にスプライン止めされた第2のギヤホイール16に対し
噛合される。ギヤホイール15、16はクランプ素子11、12
を相互に連結しているので、クランプ素子11、12の一方
が揺動回転すると、他方は同量分だけ反対方向へ回転す
る。
制御レバー17が、第1のクランプ素子11に属するピン
13に締結されている。支持ブロック10に取付けられた第
1の流体機構シリンダ18が上記制御レバー17に関連して
作動する。この第1の流体機構シリンダ18は、クランプ
素子11、12を相互に近接又は離間させるためのものであ
る。好ましくは、本発明によれば、クランプ素子11、12
は、各接触面19(夫々偏向部分20を有する)により互い
に対向している。各偏向部分20は、第2の主プライヤシ
ステム2aに属するクランプ素子11a、12aにより提供され
る偏向部分20aの延長面に対して適切にオフセットされ
ている(第5、6図参照)。
13に締結されている。支持ブロック10に取付けられた第
1の流体機構シリンダ18が上記制御レバー17に関連して
作動する。この第1の流体機構シリンダ18は、クランプ
素子11、12を相互に近接又は離間させるためのものであ
る。好ましくは、本発明によれば、クランプ素子11、12
は、各接触面19(夫々偏向部分20を有する)により互い
に対向している。各偏向部分20は、第2の主プライヤシ
ステム2aに属するクランプ素子11a、12aにより提供され
る偏向部分20aの延長面に対して適切にオフセットされ
ている(第5、6図参照)。
好ましい実施例によれば、偏向部分20は各センタリン
グ(芯出し)部分21に連続して得られる。このセンタリ
ング部分21は、接触面19のうち対応するクランプ素子1
1、12の自由端に近接した部分に形成され、且つ第2の
プライヤシステム2aに属するセンタリング部分21aに対
して同一面状態となっている(第5、6図参照)。同各
図から明らかな如く、第1及び第2のクランプ素子11、
12に夫々属する偏向部分20は、対応するセンタリング部
分21と同一方向の延長面に対してオフセットされてい
る。
グ(芯出し)部分21に連続して得られる。このセンタリ
ング部分21は、接触面19のうち対応するクランプ素子1
1、12の自由端に近接した部分に形成され、且つ第2の
プライヤシステム2aに属するセンタリング部分21aに対
して同一面状態となっている(第5、6図参照)。同各
図から明らかな如く、第1及び第2のクランプ素子11、
12に夫々属する偏向部分20は、対応するセンタリング部
分21と同一方向の延長面に対してオフセットされてい
る。
それゆえ、第1のクランプ素子11の偏向部分20が、対
応するセンタリング部分21よりも表面が後退しているな
ら、第2のクランプ素子12の偏向部分20は上記表面積の
後退とは反対に表面浮き彫り形状となっている。
応するセンタリング部分21よりも表面が後退しているな
ら、第2のクランプ素子12の偏向部分20は上記表面積の
後退とは反対に表面浮き彫り形状となっている。
勿論、偏向部分及びセンタリング部分どうしの幾何学
的特徴及び寸法的比率は、スプライス作業が行われるフ
イラー45の型に応じて選定されなければならない。この
目的のため、接触面19は、クランプ素子11、12にねじ23
により取外し可能に取付けられた交換可能板22上に形成
されるのが好ましい。
的特徴及び寸法的比率は、スプライス作業が行われるフ
イラー45の型に応じて選定されなければならない。この
目的のため、接触面19は、クランプ素子11、12にねじ23
により取外し可能に取付けられた交換可能板22上に形成
されるのが好ましい。
本発明によれば常に、装置1は更に、主プライヤシス
テム2、2a間に対称的に配置された少なくとも一の補助
プライヤシステム24が設けられている。この補助プライ
ヤシステム24は、第1及び第2の支持板28、29間に連結
された静止ピン27(第1図及び第2図参照)に対し回転
自在に係合された第1及び第2の把持素子25、26からな
り、上記支持板28、29は、支持フレーム6と一体であり
しかも互いに略平行に延在している。
テム2、2a間に対称的に配置された少なくとも一の補助
プライヤシステム24が設けられている。この補助プライ
ヤシステム24は、第1及び第2の支持板28、29間に連結
された静止ピン27(第1図及び第2図参照)に対し回転
自在に係合された第1及び第2の把持素子25、26からな
り、上記支持板28、29は、支持フレーム6と一体であり
しかも互いに略平行に延在している。
把持素子25、26は夫々、第2図に示す如く、略フラッ
トでかつ上記センタリング部分21、21aと同一面状態で
配置された接触面30を有する。各接触面30は、ねじ32に
より把持素子25、26に解除可能に締結された交換可能板
31上に形成されるのが好ましい。
トでかつ上記センタリング部分21、21aと同一面状態で
配置された接触面30を有する。各接触面30は、ねじ32に
より把持素子25、26に解除可能に締結された交換可能板
31上に形成されるのが好ましい。
把持素子25、26は夫々更に、延長部33、34を有する。
延長部33、34は、回転可能に係合された静止ピン27から
遠去かるに連れて対称的に分岐し、その各自由端に設け
た対応制御ロッド35、36は、可動ピン37により相互に連
結されている。
延長部33、34は、回転可能に係合された静止ピン27から
遠去かるに連れて対称的に分岐し、その各自由端に設け
た対応制御ロッド35、36は、可動ピン37により相互に連
結されている。
可動ピン37は、支持板28、29の一方又は両方を貫通
し、その案内スロット38(該スロットの一つの一部が第
1図中に示されている)に沿って、ボールベアリング等
の可能な介在物を介してスライド可能に案内されてい
る。上記案内スロット38は、支持板28、29自身に設けら
れ、かつ可動ピン37及び静止ピン27どうしで一直線とな
るような軸線方向に伸びている。
し、その案内スロット38(該スロットの一つの一部が第
1図中に示されている)に沿って、ボールベアリング等
の可能な介在物を介してスライド可能に案内されてい
る。上記案内スロット38は、支持板28、29自身に設けら
れ、かつ可動ピン37及び静止ピン27どうしで一直線とな
るような軸線方向に伸びている。
可動ピン37は、所定形状開口40を有する戻り板39を少
なくとも貫通して、しかも上記の如く案内スロット38に
沿って移動する。上記開口40内には、可動ピン37に連結
された小ブロック41が収納され、この小ブロック41は上
記案内スロット38が伸びている方向を横切る方向にスラ
イド自在に案内されている。戻り板39は、制御ピン42と
一体とされている。この制御ピン42は、支持板28、29に
対し回転自在とされると共に、該戻り板39とは反対側部
分に制御レバー43が固く取付けられている。第1の支持
板28に連結された駆動流体機構シリンダ44(第1図)が
前記制御レバー43を作動させる。制御レバー43は、戻り
板39と平行に配された板形状延長部43a(第2図)と、
所定形状の開口(図示せず)とを設けられている。この
開口は、上記開口40について言及した如く、可動ピン37
に連結された小ブロック41がスライド可能に係合され
る。
なくとも貫通して、しかも上記の如く案内スロット38に
沿って移動する。上記開口40内には、可動ピン37に連結
された小ブロック41が収納され、この小ブロック41は上
記案内スロット38が伸びている方向を横切る方向にスラ
イド自在に案内されている。戻り板39は、制御ピン42と
一体とされている。この制御ピン42は、支持板28、29に
対し回転自在とされると共に、該戻り板39とは反対側部
分に制御レバー43が固く取付けられている。第1の支持
板28に連結された駆動流体機構シリンダ44(第1図)が
前記制御レバー43を作動させる。制御レバー43は、戻り
板39と平行に配された板形状延長部43a(第2図)と、
所定形状の開口(図示せず)とを設けられている。この
開口は、上記開口40について言及した如く、可動ピン37
に連結された小ブロック41がスライド可能に係合され
る。
本発明装置の構成については、以上述べた通りである
が、次に上記装置の動作について説明する。装置1は、
空気入りタイヤのビードコア46(第3、5図)上にフイ
ラー45を取付けるに適した従来装置とは互いに無関係に
関連配置されているか、又はこれに先立つ加工工程期間
中にビードコアに取付けられるフイラー上でこれとは離
間したユニットとして動作する。
が、次に上記装置の動作について説明する。装置1は、
空気入りタイヤのビードコア46(第3、5図)上にフイ
ラー45を取付けるに適した従来装置とは互いに無関係に
関連配置されているか、又はこれに先立つ加工工程期間
中にビードコアに取付けられるフイラー上でこれとは離
間したユニットとして動作する。
ともかく、それ自体公知の方法により、フイラー45
は、処理加工の施されていない状態のエラストマー材料
から略二等辺三角形断面のストリップ形状とされる。こ
の二等辺三角形は非常に大きな高さを有し、かつその底
辺がビードコア46の周方向外面のチェイフア(甲虫状表
面;chafer)に連結される。
は、処理加工の施されていない状態のエラストマー材料
から略二等辺三角形断面のストリップ形状とされる。こ
の二等辺三角形は非常に大きな高さを有し、かつその底
辺がビードコア46の周方向外面のチェイフア(甲虫状表
面;chafer)に連結される。
第3図に示す如く、フイラー45の対向端部45a、45bは
相互に対向し、かつビードコア46の周面チェイフアから
遠去かるに連れて一方が他方から分岐している。更に詳
しくは、両端部45a、45bは、一定角度αをなして分岐し
て、略V字形を形成している。
相互に対向し、かつビードコア46の周面チェイフアから
遠去かるに連れて一方が他方から分岐している。更に詳
しくは、両端部45a、45bは、一定角度αをなして分岐し
て、略V字形を形成している。
公知の方法においては常に、上述の如く配したフイラ
ー45を設けられたビードコア46は、フイラー端部45a、4
5bを有する周方向伸展部の一部が、主プライヤシステム
2、2aのクランプ素子11、12;11a、12a及び補助システ
ム24の把持素子25、26間に対称的に介挿されるよう位置
決めされている。
ー45を設けられたビードコア46は、フイラー端部45a、4
5bを有する周方向伸展部の一部が、主プライヤシステム
2、2aのクランプ素子11、12;11a、12a及び補助システ
ム24の把持素子25、26間に対称的に介挿されるよう位置
決めされている。
更に、ビードコア46の位置決めは、第3図に示す如
く、フイラー45の端部45a、45bにより形成されたV字形
が主プライヤシステム2、2aに対して対称的に配置され
るよう行われる。
く、フイラー45の端部45a、45bにより形成されたV字形
が主プライヤシステム2、2aに対して対称的に配置され
るよう行われる。
ビードコア46及びこれに関連するフイラー45の位置決
めに続いて、第1の流体機構シリンダ18、18aが動作状
態にセットされ、各制御レバー17、17aを所定角度回転
させ、対応するクランプ素子11、12;11a、12aを相互に
近接させる。更に詳しくは、この段階において、クラン
プ素子11、12;11a、12aは、第5図及び第6図中破線で
示す如きフイラー45により横方向に離間された開位置か
ら、同図中実線で示す如き該各クランプ素子がフイラー
45自体の反対側部に対して作用して対向スラスト力を及
ぼすような閉位置まで、移動される。
めに続いて、第1の流体機構シリンダ18、18aが動作状
態にセットされ、各制御レバー17、17aを所定角度回転
させ、対応するクランプ素子11、12;11a、12aを相互に
近接させる。更に詳しくは、この段階において、クラン
プ素子11、12;11a、12aは、第5図及び第6図中破線で
示す如きフイラー45により横方向に離間された開位置か
ら、同図中実線で示す如き該各クランプ素子がフイラー
45自体の反対側部に対して作用して対向スラスト力を及
ぼすような閉位置まで、移動される。
第5図及び第6図中実線で示す如く、クランプ素子1
1、12;11a、12aが閉位置にあるとき、各接触面19のセン
タリング部分21、21aはフイラー45の円周方向内側領域
「I」に作用を及ぼし、これにより、該内側領域はビー
ドコア46の延長中央面に関して対称的に保持されるよう
位置決めされる。又、偏向部分20、20aはフイラー45の
円周方向外側領域「E」に作用を及ぼし、該外側領域を
ビードコア46の延長中央面から横方向へ少しばかり遠去
からせる。第1及び第2のプライヤシステム2、2aに夫
々属する偏向部分20、20aは、対応する円周方向外側領
域「E」に対し反対方向へオフセットしており、それら
については後程更に詳しく述べられる。
1、12;11a、12aが閉位置にあるとき、各接触面19のセン
タリング部分21、21aはフイラー45の円周方向内側領域
「I」に作用を及ぼし、これにより、該内側領域はビー
ドコア46の延長中央面に関して対称的に保持されるよう
位置決めされる。又、偏向部分20、20aはフイラー45の
円周方向外側領域「E」に作用を及ぼし、該外側領域を
ビードコア46の延長中央面から横方向へ少しばかり遠去
からせる。第1及び第2のプライヤシステム2、2aに夫
々属する偏向部分20、20aは、対応する円周方向外側領
域「E」に対し反対方向へオフセットしており、それら
については後程更に詳しく述べられる。
フイラー端部45a、45bが上述の如く夫々クランプ素子
11、12;11a、12a間に保持されている間、アーム3、3a
がそれらの共通回転軸線の回りに所定角度回転する。こ
れにより、プライヤシステム2、2aは、第3図の如くク
ランプ素子11、12;11a、12aとがフイラー45に係合しか
つ周方向に相互に離間された休止位置から、第4図の如
く該各プライヤシステム2、2a(即ち、クランプ素子1
1、12と11a、12aと)が周方向へ相互に近接して端部45
a、45bをスプライス(組み継ぎ)し得るような作動位置
まで移動する。この目的のため、アーム3、3aの移動
は、例えば図示しない流体機構シリンダによって行わ
れ、これにより駆動小径シャフト8及び可動スリーブ9
のうちの一方が他方に対し回転する。
11、12;11a、12a間に保持されている間、アーム3、3a
がそれらの共通回転軸線の回りに所定角度回転する。こ
れにより、プライヤシステム2、2aは、第3図の如くク
ランプ素子11、12;11a、12aとがフイラー45に係合しか
つ周方向に相互に離間された休止位置から、第4図の如
く該各プライヤシステム2、2a(即ち、クランプ素子1
1、12と11a、12aと)が周方向へ相互に近接して端部45
a、45bをスプライス(組み継ぎ)し得るような作動位置
まで移動する。この目的のため、アーム3、3aの移動
は、例えば図示しない流体機構シリンダによって行わ
れ、これにより駆動小径シャフト8及び可動スリーブ9
のうちの一方が他方に対し回転する。
好ましくは、アーム3、3aの回転軸、即ちその回りに
主プライヤシステム2、2aが角度方向へ回転する軸線
は、フイラー端部45a、45bの「V」字形が収斂する地点
に近接している。
主プライヤシステム2、2aが角度方向へ回転する軸線
は、フイラー端部45a、45bの「V」字形が収斂する地点
に近接している。
好ましくは、上記回転軸線は、「V」字形の収斂点に
関してビードコア46の中心方向へ少しばかり変位してい
る。最初に、主プライヤシステム2、2aは、休止位置
(第3図)からスプライス作動位置(第4図)まで回転
移動するとき、第3図に示す如く、端部45a、45bにより
形成された角度αよりも大なる角度範囲にわたって回転
する。結局、プライヤシステム2、2aがスプライス作動
位置(第4図)へ移動したとき、クランプ素子11、12;1
1a、12aによりフイラー45の端部45a、45bに与えられる
形状に基づき、フイラー45の各円周方向内側領域「I」
は、それ自身の端部45a、45bに対し突き合わせ近接する
ことになる。他方、各円周方向外側領域「E」は、第
4、7図に示す如く、突き合わせ時点を通り過ぎて相互
に重なり並んで配置されることになる。
関してビードコア46の中心方向へ少しばかり変位してい
る。最初に、主プライヤシステム2、2aは、休止位置
(第3図)からスプライス作動位置(第4図)まで回転
移動するとき、第3図に示す如く、端部45a、45bにより
形成された角度αよりも大なる角度範囲にわたって回転
する。結局、プライヤシステム2、2aがスプライス作動
位置(第4図)へ移動したとき、クランプ素子11、12;1
1a、12aによりフイラー45の端部45a、45bに与えられる
形状に基づき、フイラー45の各円周方向内側領域「I」
は、それ自身の端部45a、45bに対し突き合わせ近接する
ことになる。他方、各円周方向外側領域「E」は、第
4、7図に示す如く、突き合わせ時点を通り過ぎて相互
に重なり並んで配置されることになる。
この時点において、補助プライヤシステム24は、駆動
流体機構シリンダ44により動作状態にセットされてい
る。
流体機構シリンダ44により動作状態にセットされてい
る。
更に詳しくは、流体機構シリンダ44のステム44aは、
シリンダ自身から突出して、制御ピン42を介して、戻り
板39を第2図中矢印Aで示す方向へ回転せしめる。上記
回転により、可動ピン37は、案内スロット38に沿って静
止ピン27の方へ移動し、これにより制御ロッド35、36を
介して把持素子25、26の延長部33、34の相互開き度を決
定する。把持素子25、26が相互に近付くことは、延長部
33、34が開くことを意味する。結局、上記相互に重なり
並んで配置されたフイラー45の端部45a、45bの各円周方
向外側領域「E」は、把持素子25、26の接触面30間にお
いて挟圧され、その一方端部が他方端部に対し押圧され
る。
シリンダ自身から突出して、制御ピン42を介して、戻り
板39を第2図中矢印Aで示す方向へ回転せしめる。上記
回転により、可動ピン37は、案内スロット38に沿って静
止ピン27の方へ移動し、これにより制御ロッド35、36を
介して把持素子25、26の延長部33、34の相互開き度を決
定する。把持素子25、26が相互に近付くことは、延長部
33、34が開くことを意味する。結局、上記相互に重なり
並んで配置されたフイラー45の端部45a、45bの各円周方
向外側領域「E」は、把持素子25、26の接触面30間にお
いて挟圧され、その一方端部が他方端部に対し押圧され
る。
この状態において、フイラー45を構成するエラストマ
ー材料は未だ処理をほどこされていないため、端部45
a、45b間で完全なスプライシング(組み継ぎ)が保証さ
れる。
ー材料は未だ処理をほどこされていないため、端部45
a、45b間で完全なスプライシング(組み継ぎ)が保証さ
れる。
かくして、本発明はその目的を達成できる。
フイラーの円周方向外側領域においてフイラーの端部
を重なり並んで配置するようにしたことにより、フイラ
ーが非常に薄い厚さを有するときでも、公知技術におい
てはビードコア46から離れた領域において端部自身を突
き合わせスプライスをするのが困難であったという問題
を解決出来る。
を重なり並んで配置するようにしたことにより、フイラ
ーが非常に薄い厚さを有するときでも、公知技術におい
てはビードコア46から離れた領域において端部自身を突
き合わせスプライスをするのが困難であったという問題
を解決出来る。
更に、補助プライヤシステム24によりフイラー端部に
横方向押圧力を作用させることにより、公知技術におい
てスプライシング領域でフイラー断面が不可避的に膨張
していたという欠点を除去出来る。
横方向押圧力を作用させることにより、公知技術におい
てスプライシング領域でフイラー断面が不可避的に膨張
していたという欠点を除去出来る。
勿論、本発明は、発明を特徴付ける独創的範囲から逸
脱することなく、種々の修正例及び変形例を含むもので
ある。
脱することなく、種々の修正例及び変形例を含むもので
ある。
第1図は、本発明になるフイラー端部をスプライスする
装置の斜視図、 第2図は、上記装置を構成する補助プライヤシステムの
斜視図、 第3図は、上記装置がビードコア上のフイラー端部を加
工するよう配設された状態を他の部品を省略して示す側
面図、 第4図は、主プライヤシステムがスプラス作動位置にあ
る作動状態における上記装置の側面図、 第5図は、第4図中V−V線に沿う断面図であって、第
1の主プライヤシステムの把持素子によりフイラー上に
生ずる変形状態を強調して示す図、 第6図は、第4図中VI−VI線に沿う断面図であって、第
2の主プライヤシステムの把持素子によりフイラー上に
生ずる変形状態を強調して示す図、 第7図は、補助プライヤシステムが作動するに先立って
フイラーの端部を相互に重なり並んで配設した状態を示
す図式的平面図である。 1……フイラー端部をスプライス(組み継ぎ)する装置 2……第1のプライヤシステム 2a……第2のプライヤシステム 8……駆動小径シャフト 10、10a……支持ブロック 11、11a、12、12a……クランプ素子 15、15a、16、16a……ギヤホイール 17、17……制御レバー 18、18a、44……流体機構シリンダ 19、30……接触面、20、20a……偏向部分 21、21a……センタリング(芯出し)部分 22、22a、31……交換可能板 24……補助プライヤシステム 25、26……把持素子、27……静止ピン 28、29……支持板、35、36……制御ロッド 37……可動ピン、38……案内スロット 39……戻り板、40……所定形状開口 41……小ブロック、42……制御ピン 43……制御レバー、45……フイラー 45a、45b……フイラー端部 46……ビードコア
装置の斜視図、 第2図は、上記装置を構成する補助プライヤシステムの
斜視図、 第3図は、上記装置がビードコア上のフイラー端部を加
工するよう配設された状態を他の部品を省略して示す側
面図、 第4図は、主プライヤシステムがスプラス作動位置にあ
る作動状態における上記装置の側面図、 第5図は、第4図中V−V線に沿う断面図であって、第
1の主プライヤシステムの把持素子によりフイラー上に
生ずる変形状態を強調して示す図、 第6図は、第4図中VI−VI線に沿う断面図であって、第
2の主プライヤシステムの把持素子によりフイラー上に
生ずる変形状態を強調して示す図、 第7図は、補助プライヤシステムが作動するに先立って
フイラーの端部を相互に重なり並んで配設した状態を示
す図式的平面図である。 1……フイラー端部をスプライス(組み継ぎ)する装置 2……第1のプライヤシステム 2a……第2のプライヤシステム 8……駆動小径シャフト 10、10a……支持ブロック 11、11a、12、12a……クランプ素子 15、15a、16、16a……ギヤホイール 17、17……制御レバー 18、18a、44……流体機構シリンダ 19、30……接触面、20、20a……偏向部分 21、21a……センタリング(芯出し)部分 22、22a、31……交換可能板 24……補助プライヤシステム 25、26……把持素子、27……静止ピン 28、29……支持板、35、36……制御ロッド 37……可動ピン、38……案内スロット 39……戻り板、40……所定形状開口 41……小ブロック、42……制御ピン 43……制御レバー、45……フイラー 45a、45b……フイラー端部 46……ビードコア
Claims (7)
- 【請求項1】空気入りタイヤのビードコア(46)上に設
けたエラストマー製フイラー(45)の端部(45a、45b)
をスプライスする装置であって、 前記フイラー(45)は、ビードコア(46)の円周方向外
側チェイフアに沿って伸びると共に、相互に対向しかつ
その一方の端部がビードコアの周面チェイフアから遠去
かるに連れてその他方の端部から分岐して略V字形を形
成するような前記端部(45a、45b)を有しており、 前記スプライス装置は、二つの主プライヤシステム
(2、2a)を有し、各主プライヤシステムは夫々、少な
くとも二つのクランプ素子(11、12;11a、12a)により
フイラーの対向端部(45a、45b)に作用を及ぼし、かつ
該各クランプ素子は、フイラー(45)の反対側部に配置
されていると共に、その一方のクランプ素子が他方のク
ランプ素子に対し、フイラーにより横方向に離間されて
いる開位置からフイラーの前記反対側部に対し作用して
該フイラーに対し反対方向スラスト力を及ぼすような閉
位置まで可動でき、 前記主プライヤシステム(2、2a)は、フイラー端部
(45a、45b)のV字形が収斂する地点の近傍の回転軸線
の回りに角度方向に可動でき、前記端部のV字形は、前
記主プライヤシステムのクランプ素子がフイラー端部に
係合し得かつ周方向に相互に分離した休止位置から、前
記閉位置においてフイラー端部がクランプ素子により保
持されているときフイラー端部を周方向に相互に近接さ
せてスプライスさせるスプライス作動位置まで、導かれ
て収斂するような前記フイラーの端部をスプライスする
装置において、 前記主プライヤシステム(2、2a)は、前記休止位置か
らスプライス作動位置まで移動するとき、その一方が他
方に対し、前記プライヤシステム自身が前記休止位置に
あるときにフイラー端部のV字形のなす角度より大きな
角度範囲にわたって回転し、 前記各主プライヤシステム(2、2a)のクランプ素子
(11、12;11a、12a)は、夫々偏向部分(20、20a)を有
する各接触面(19)を介してフイラー(45)に作用を及
ぼし、しかも一の主プライヤシステムの接触面の該偏向
部分(20)は他の主プライヤシステムの接触面の偏向部
分(20a)とはオフセットされており、更に前記接触面
(19)は、フイラーの円周方向外側領域に作用を及ぼし
て、主プライヤシステムがスプライス作動位置へ移動す
る結果として、該外側領域においてフイラー端部を相互
に重なり並んで配置せしめるに適しており、 前記スプライス装置は更に、前記主プライヤシステム間
に配置した少なくとも一つの補助プライヤシステム(2
4)が設けられ、該補助プライヤシステム(24)は各把
持素子(25、26)を有し、 該各把持素子(25、26)は、フイラー(45)の反対側部
に関して対称的に並んで配置されると共に、相互に近接
移動することによりその間に前記プライヤシステムの動
作により相互に近接されたフイラー端部を押圧するよう
可動し得る、 ことを特徴とする前記フイラー端部をスプライスする装
置。 - 【請求項2】前記各主プライヤシステムのクランプ素子
(11、12;11a、12a)の偏向部分(20、20a)は、前記接
触面(19)の各センタリング部分(21、21a)に連続し
て形成され、 かつ該各センタリング部分(21、21a)は、他方の主プ
ライヤシステムのクランプ素子のセンタリング部分(2
1、21a)と同一面状態で、該クランプ素子の自由端に配
置されていることを特徴とする請求項1記載の装置。 - 【請求項3】前記主プライヤシステム(2、2a)の回転
軸線は、フイラー(45)の自由端部により形成された前
記V字形が提供される地点に関してビードコア(46)の
中心方向へ少しばかり移動していることを特徴とする請
求項1記載の装置。 - 【請求項4】前記各主プライヤシステム(2、2a)は、 前記回転軸線に対応して回転可能である枢支アーム
(3、3a)と一体の支持ブロック(10、10a)と、 ピン(13、14)であって、該支持ブロックを回転可能に
貫通し、かつ該ピンの他方の主プライヤシステムの方へ
向いた部分に前記クランプ素子(11、12;11a、12a)が
係合されている一対の前記ピン(13、14)と、 前記各ピンの前記クランプ素子取付け側とは反対側部分
に夫々係合されかつ互いに作動的に噛合している二つの
ギヤホイール(15、16;15a、16a)と、 前記ピンの何れか一方と一体の制御レバー(18)と、 前記支持ブロック(10)に取付けられかつ前記制御レバ
ー(17)を作動させて、前記クランプ素子を相互近接及
び離間を行わせる流体機構シリンダ(18)とを具備して
なることを特徴とする請求項1記載の装置。 - 【請求項5】前記主プライヤシステム(2、2a)は夫
々、 駆動小径シャフト(8)にスプライン嵌合されたハブ
(7)に一体の第1のアーム(3)と、 該ハブ(7)に回転可能に係合しかつ所定の支持構造体
(5、6)に固く連結された静止スリーブ(4)に回転
可能に係合する可動スリーブ(9)とにより支持される
ことを特徴とする請求項1記載の装置。 - 【請求項6】前記補助プライヤシステム(24)は、 第1及び第2の支持板(28、29)間に取付けられかつ前
記把持素子(25、26)が回転可能に係合される静止ピン
(27)と、 前記把持素子の一方の延長部(33、34)に夫々回転可能
に係合する一対の制御ロッド(35、36)と、 可動ピン(37)であって、該制御ロッドに係合し、しか
も少なくとも前記支持板(28)の一方に設けられかつ該
可動ピン及び静止ピン間で一直線となる軸線に対応して
伸びる案内スロット(38)にスライド可能に係合する前
記可動ピン(37)とを具備し、 該可動ピン(37)は、前記制御ロッドの作動の結果とし
て、前記案内スロット(38)に沿って移動して、前記把
持素子を相互に近接及び離間させることを特徴とする請
求項1記載の装置。 - 【請求項7】前記可動ピン(37)は、所定形状開口部
(40)を設けた戻り板(39)の作動の結果として可動さ
れ、該開口部(40)内には前記可動ピン(37)に係合す
る制御小ブロック(41)が、前記案内スロット(38)の
伸展方向を横切る方向にスライド可能なるよう収納さ
れ、 前記戻り板(39)は、制御ピン(42)と一体であり、該
制御ピン(42)は、前記支持板(28、29)を回転可能に
貫通しかつ該ピンの該戻り板(39)とは反対側の部分で
制御レバー(43)に固く係合し、該制御レバー(43)に
は前記支持板の一方に係合した流体機構シリンダ(44)
が作用を及ぼすことを特徴とする請求項6記載の装置。
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