JP2666107B2 - 点火コイル装置 - Google Patents

点火コイル装置

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JP2666107B2
JP2666107B2 JP4330982A JP33098292A JP2666107B2 JP 2666107 B2 JP2666107 B2 JP 2666107B2 JP 4330982 A JP4330982 A JP 4330982A JP 33098292 A JP33098292 A JP 33098292A JP 2666107 B2 JP2666107 B2 JP 2666107B2
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02PIGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
    • F02P17/00Testing of ignition installations, e.g. in combination with adjusting; Testing of ignition timing in compression-ignition engines
    • F02P2017/006Testing of ignition installations, e.g. in combination with adjusting; Testing of ignition timing in compression-ignition engines using a capacitive sensor

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はガソリンエンジン等の
火花点火方式の内燃機関の運転時における失火(ミスフ
ァイヤ)を検出する技術に関するものであり、またエン
ジン点火系の点火コイル(イグニッションコイル)装置
の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】周知のようにガソリンエンジン等の火花
点火方式の内燃機関においては、点火コイルによって発
生した高電圧がディストリビュータ等の配電手段によっ
て各気筒に分配されて、各気筒の点火プラグに与えら
れ、点火プラグの電極間の火花放電によって各気筒の燃
焼室に吸入された燃料混合気が着火し、燃焼が生じる。
このような内燃機関の点火・燃焼過程においては、何ら
かの原因によって燃料混合気の燃焼が正常に行なわれな
い現象、すなわち失火が生じることがある。このような
失火の発生原因としては、燃料系に起因するものと点火
系に起因するものとに大別される。前者の燃料系に起因
する失火は、燃料混合気のリーンもしくはリッチに起因
するものであって、点火プラグの電極間で火花放電は生
じているが燃料混合気に着火されない現象である。一方
後者の点火系に起因する失火は、点火プラグの電極のか
ぶりあるいは点火回路の異常などにより正常な火花放電
が生じない現象である。
【0003】ところで内燃機関運転中に失火が生じれ
ば、運転性能を悪化させるばかりでなく、燃費を悪化さ
せ、さらには未燃焼ガスの排気系路でのアフタファイヤ
によって排気ガス浄化装置等に悪影響を及ぼす等の問題
が生じる。また一度失火が生じたということは、燃料系
や点火系において調整不良や故障等の不都合が生じてい
ることを意味するから、失火が生じたままこれを放置す
ることは避けなければならない。そこで最近では、失火
が発生した時にこれを直ちに検出する装置の開発が強く
望まれている。
【0004】従来提案されている失火検出装置の1種と
しては、特開昭52−118135号に示されるミスス
パーク検出装置がある。このミススパーク検出装置は、
図6に示すようにエンジン点火系の高圧コード50の外
周上に導電体51を巻付けて、高圧コード50の絶縁被
覆50Aを誘電体とする検出用のコンデンサ(一種の容
量プローブ)52を形成するとともに、その検出用コン
デンサ52とアースとの間に分圧用コンデンサ53を接
続しておき、前記高圧コード50の導電心線50Bに加
わる点火電圧(イグニッションコイルの2次電圧)によ
って検出用コンデンサ52の静電容量によりその検出用
コンデンサ52の両極間に電圧を誘起させるとともに、
その誘起電圧を前記検出用コンデンサ52および分圧用
コンデンサ53によって静電分圧して、分圧用コンデン
サ53の両端間の電圧(分圧電圧)を検出電圧として信
号処理および判定のための電子回路54へ送り込み、点
火電圧波形が、正常な火花放電時と火花放電が生じなか
った場合(ミススパーク時)とで異なることを利用し
て、ミススパークの発生を判定するものである。したが
って上記提案の装置は、失火現象のうちでも、特に点火
系に起因して火花放電が生じなかった場合の失火を検出
することになる。
【0005】一方本願出願人は、既に特願平3−326
509号において、内燃機関の失火検出装置を提案して
いる。この失火検出装置は、前記同様に点火系の高圧コ
ード等から点火電圧を静電分圧により検出し、点火プラ
グで火花放電が行なわれてもその点火電圧波形が正常な
燃焼時と正常な燃焼が生じなかった場合とで異なること
を利用して、燃料系に起因する失火を判定、検出するも
のである。
【0006】前述のように従来の失火検出装置では、点
火電圧を検出する手段としては、点火系の高圧コードの
外周上に帯状もしくは板状の導電体を巻付けて、その導
電体と高圧コードの芯線との間で、高圧コードの絶縁被
覆を誘電体とする検出用コンデンサを形成した、いわゆ
る容量プローブを用いるのが通常であった。しかしなが
ら一般に高圧コードは可撓性および弾性を有していて振
動し易い部分であり、しかも周囲の湿度変化や水濡れの
影響、あるいは油汚れ、埃等の影響を受けやすく、その
ため高圧コードに帯状の導電体を巻付けて検出用コンデ
ンサを形成した場合、このような機械的な振動による位
置ずれや湿度変化や水濡れ、あるいは油や埃なとによっ
て静電容量が変化しやすい。単に点火電圧を確認するた
めだけであれば若干の静電容量の変化は支障ないが、失
火を判別する場合、一般には電圧波形まで正確に検出す
る必要があり、この場合前述のような静電容量の変化が
生じれば検出電圧波形が悪化してしまうため、失火を確
実に判別できなくなるおそれがある。
【0007】また高圧コードの絶縁被覆は一般に合成ゴ
ムからなるが、ゴムは熱、油汚れ等により劣化しやす
く、そのため高圧コードの外周上に導電体を巻付けて検
出用コンデンサを形成した場合には、絶縁被覆の劣化に
よって静電容量が経時的に変化してしまうばかりでな
く、電気的絶縁が破壊されやすくなり、その場合には高
電圧のリーク電圧が検出用コンデンサを構成する前記導
電体に加わり、このリーク電圧が失火検出装置の電子回
路部分に導かれてその電子回路部分の故障や誤動作を招
いたりするおそれがある。
【0008】さらに、可撓性、弾性を有する高圧コード
の絶縁被覆上に検出用コンデンサを形成するために導電
体を確実に取付け、固定することは実際上はかなり面倒
であり、またそのメンテナンスにもかなりの手間を要す
る問題もある。
【0009】以上のような問題を解決するため、本願発
明者等は、既に特願平4−136249号において、点
火電圧検出用のコンデンサを形成するための導電体を、
点火コイルのモールド一体成形樹脂内に設けた構造を提
案している。
【0010】具体的には、上記提案の点火コイル構造
は、鉄芯と、その鉄芯に巻装された一次コイルおよび二
次コイルと、一次コイルに一次電流を供給するための一
次側コネクタ部と、二次コイルからの高電圧を外部へ取
出すための二次側コネクタ部とを備え、前記鉄芯、一次
コイル、二次コイル、一次側コネクタ部、二次側コネク
タ部が、絶縁性樹脂により一体的にモールドされた点火
コイルにおいて、前記二次側コネクタ部を構成する導電
体の外周側に、その二次側コネクタ部導電体表面から所
定の距離を置いて点火電圧検出用の導電体が配設され
て、前記二次側コネクタ部導電体と点火電圧検出用導電
体との間で点火電圧検出のための検出用コンデンサが形
成されていることを特徴とするものである。
【0011】上述のような提案の構造においては、火花
点火方式の内燃機関における失火検出のために点火電圧
を検出するための検出用コンデンサを構成する検出用導
電体が、構造的に安定な点火コイルの樹脂モールド成形
体の内部に設けられているから、点火系の高圧コードに
検出用導電体を設けた従来の場合のように、機械的振動
によって検出用導電体が位置ずれしたり、あるいは湿度
や水濡れ、さらには油や埃の影響を受けたりすることが
ないから、これらに起因して検出用コンデンサの静電容
量が変化してしまうことを防止でき、そのため点火電圧
を常にその波形まで正確に検出することができるから、
失火の有無を正確に判別することができ、さらには検出
用導電体とその内側の二次側コネクタ部導電体との間に
介在する絶縁体(誘電体)の材料としては、高圧コード
に検出用導電体を設置した従来の場合の如く劣化しやす
いゴムに限られることがなく、点火コイルのモールド成
形材料である樹脂やさらにはセラミック等の耐久性に優
れたものを用いることができるから、その絶縁性の劣化
により検出用コンデンサの絶縁が破壊されて点火電圧の
リークが生じることに起因して、失火検出装置の故障を
招くような事態の発生を確実に防止でき、また検出用導
電体は点火コイルのモールド成形時に一体に埋込むこと
ができるため、検出用導電体の取付けに特に余分な手間
を要さず、また一旦検出用導電体を設けてしまえばその
後のメンテナンスも不要となる等、種々の効果が得られ
る。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】前述のように特願平4
−136249号の提案の構造によれば、高圧コードに
検出用導電体を設けた従来の構造の場合の問題を大幅に
解消することが可能である。
【0013】ところで、一般に容量プローブ方式によっ
て点火電圧を検出する場合、検出用コンデンサの容量
(キャパシタンス)が大きければ、検出電圧が大きくな
って検出精度も高くなる。しかしながら前記提案の構造
では、検出用コンデンサの容量を充分に大きくすること
が実際上困難であり、そのため点火電圧の検出精度の向
上の点で充分ではなかった。
【0014】具体的には、コンデンサの容量は、対向す
る電極間の距離(対極距離)と、対向する電極の面積
(対極面積)で決定され、対極距離を小さくするほど、
また対極面積を大きくするほど、コンデンサの容量は大
きくなり、そのため検出精度も高くなる。しかるに前記
提案の点火コイル構造の場合、二次側コネクタ部導電体
の外周側に所定間隔を置いて検出用導電体を設けて、二
次側コネクタ部導電体の外周面とそれを取囲む検出用導
電体との間で検出用コンデンサを形成しているから、そ
の容量を大きくして検出精度を高めるためには、検出用
導電体と二次側コネクタ部導電体との間の距離を小さく
するか、または検出用導電体と二次側コネクタ部導電体
との対向面積を大きくすれば良いと考えられる。しかし
ながら検出用導電体と二次側コネクタ部導電体との間の
距離は、コロナ放電や漏洩電流の点、あるいはモールド
樹脂注入時の圧力による検出用導電体の変形の点などか
らあまり小さくすることはできない。また検出用導電体
と二次側コネクタ部導電体との対向面積は、二次側コネ
クタ部導電体の外径によって定まるが、その外径は一般
に汎用されているコネクタによって制約され、通常は比
較的小さい値とならざるを得ない。したがって前記提案
の構造では、検出用コンデンサの容量を充分に大きくす
ることは困難であって、そのため点火電圧の検出精度を
充分に高め得なかったのが実情である。
【0015】もちろん汎用の二次側コネクタに代えて、
導電体部分の外径の大きいコネクタを用いれば、検出用
コンデンサの容量をある程度大きくすることは可能であ
るが、その場合にはコネクタ自体のコスト上昇を招くば
かりでなく、他の部分についても設計変更や形状変更を
要することとなり、そのため大幅なコスト上昇を招いて
しまう。
【0016】そこで本発明者等は、点火コイル装置のケ
ース内における二次コイルの外側の位置に、二次コイル
の出力端と電気的に導通される板状の電極板をケース内
に配置し、かつその電極板に対して平行となるようにそ
の電極板表面から所定の距離を置いて導電性の板状の対
極板を配設して、その電極板と対極板との間で点火電圧
検出のための検出用コンデンサを形成することを考えて
いる。
【0017】この場合、電極板は点火コイル装置におけ
るケースの内側でかつ二次コイルの外側の位置、すなわ
ちケース内周面と二次コイル外周面との間のスペースに
配設される。このスペースは、モールド成形のための絶
縁性樹脂が充填される部分であって、一般に二次コイル
の外周に沿って連続したスペースとなっているから、電
極板をその二次コイルの外周に沿う方向に配設すれば、
電極板の面積を充分に大きくすることができる。またこ
の電極板に対向する対極板も同様に大きな面積とするこ
とができる。したがって電極板、対極板の面積を充分に
大きくして電圧検出用コンデンサの容量を充分に大きく
し、検出電圧を大きくして、検出精度を充分に高くする
ことができる。すなわち、ノイズレベルに対して検出電
圧レベルを高くし、S/N比を大きくすることにより、
検出精度を高めることが可能である。
【0018】ところで前述のように電極板を点火コイル
装置におけるケース内面と二次コイルの外周面との間の
スペースに配設する場合、一次コイルボビンもしくは二
次コイルボビンにおける二次コイル高圧側に相当する端
部に支持させ、その高圧側の端部から二次コイルの外周
面と平行に延出させた状態で配置することが電気的には
望ましい。
【0019】すなわち、電極板は二次コイルの高圧側の
出力端に電気的に接続され、二次コルイの高圧側出力端
と実質的に同電位に保たれることになり、したがって電
極板と二次コイルの高圧側の端部との距離が小さくても
その間の電位差は少ないから特に問題ないが、電極板と
二次コイルの低圧側(接地電位に近い側)の端部との距
離が小さければ、その間でコロナ放電が生じたり、漏洩
電流が生じたりするおそれがある。そこで電極板を二次
コイルの外周側にその二次コイルの外周面と平行に配設
するにあたっては、二次コイルの低圧側の部分よりも高
圧側の部分に偏寄した位置に設けることが適当である。
そのためには、電極板の構造的な支持は、一次コイルボ
ビンもしくは二次コイルボビンにおける二次コイル高圧
側端部付近で行ない、その高圧側端部付近から電極板を
二次コイルの外周面と平行に延出させ、電極板の先端は
二次コイル低圧側の端部からある程度の距離を置いた位
置までにとどめることが考えられる。そしてこの場合、
電極板は、基端を二次コイル高圧側の端部付近で支持し
て先端を自由端とした、いわゆる片持状態で支持される
ことになる。なお対極板は、上述のようにして片持状態
で支持された電極板と平行となるように、ケースの側に
固定された状態で支持されることになる。
【0020】一方点火コイル装置の組立に当たっては、
ケース内は電極板、対極板を含む各構成部品を所定の位
置に配置した後、エポキシ樹脂等の絶縁性樹脂を注入・
充填して、モールド成形するのが通常である。そのため
前述のように電極板を片持状態で支持した場合、片持支
持された電極板は、モールド樹脂注入前は正しい位置に
セットしてあっても、モールド樹脂注入後の圧力によっ
て電極板が変形してその先端(構造的に支持された側に
対して反対側の自由端)が対極板に異常に接近したり、
極端な場合には対極板に接触してしまうおそれがある。
また電極板の取付の不具合や形状寸法誤差などによって
も電極板の先端が対極板に接近もしくは接触してしまう
おそれがある。そしてこのように電極板の先端が対極板
に異常に接近したり接触したりすれば、電極板と対極板
との間でコロナ放電が生じたり、漏洩電流が生じたりし
て、信号処理回路等に悪影響を及ぼす。
【0021】この発明は以上の事情を背景としてなされ
たもので、点火コイル装置内に電極板、対極板を設けて
点火電圧検出用コンデンサの容量を大きくすることによ
り、失火判定の精度を向上させると同時に、前述のよう
な対極板に対する電極板の異常接近や接触が生じないよ
うにした構造を提供することを目的とするものである。
【0022】
【課題を解決するための手段】前述のような課題を解決
するため、この発明の点火コイル装置においては、基本
的には、片持支持された電極板とそれに平行な対極板と
の中間位置に、硬質絶縁材からなる隔壁部を介在させる
こととした。
【0023】具体的には、請求項1の発明は、鉄芯と、
その鉄芯に巻装された一次コイルおよび二次コイルとを
有し、前記一次コイルおよび二次コイルが、硬質樹脂か
らなるケース内に収容されて絶縁性樹脂により一体的に
モールドされた点火コイル装置において、前記ケース内
における二次コイルの外周側の位置には、二次コイルの
出力端に電気的に導通された電極板が、二次コイルの高
圧側端部付近に基端部を固定させた状態で配設され、さ
らに前記ケース内には、前記電極板と平行となるように
電極板に対し所定間隔を置いて対極板が配設され、前記
電極板と対極板との中間位置には、硬質絶縁材からなる
隔壁部が設けられており、前記電極板と対極板との間で
点火電圧検出用のコンデンサが形成されていることを特
徴とするものである。
【0024】また請求項2の発明は、請求項1の発明の
点火コイル装置において、前記隔壁部を、ケースの内面
から一体に連続して突出する構成としたものである。
【0025】さらに請求項3の発明は、請求項1の発明
の点火コイル装置において、電極板の先端部を、前記隔
壁部の先端部分に係合させたことを特徴とするものであ
る。
【0026】
【作用】この発明の点火コイル装置においては、点火コ
イル装置のケース内における二次コイルの外側の位置に
配設された電極板と、その電極板に対して平行となるよ
うに電極板から所定の距離を置いて配設された対極板と
によって、点火電圧検出用のコンデンサ、すなわち失火
検出のために点火電圧を検出する点火電圧検出手段とし
ての容量プローブが形成されている。点火プラグにおけ
る火花放電のための高電圧が、点火コイルの二次コイル
に誘起されれば、その二次コイルの出力端に導通された
電極板とそれに対向する対極板との間の静電容量によっ
て対極板に高電圧が誘起される。したがってその電圧を
容量分圧などによって検出電圧として取出して、適宜信
号処理を施し、基準となる信号(通常は正常な非失火時
の検出電圧波形に対応する信号)と比較することによっ
て、失火状態が発生したか否かを判定することができ
る。
【0027】ここで、電極板は点火コイル装置における
ケースの内側でかつ二次コイルの外側の位置、すなわち
ケース内周面と二次コイル外周面との間における二次コ
イルの外周に沿って連続するスペース(モールド成形の
ための絶縁性樹脂が充填される部分)に配設されてお
り、したがって既に述べたように電極板の面積を充分に
大きくすることができ、またこの電極板に対向する対極
板も同様に大きな面積とすることができる。したがって
電極板、対極板の面積を充分に大きくして電圧検出用コ
ンデンサの容量を充分に大きくし、検出電圧を大きくし
て、検出精度を充分に高くすることができる。すなわ
ち、ノイズレベルに対して検出電圧レベルを高くし、S
/N比を大きくすることにより、検出精度を高めること
ができるのである。
【0028】そして電極板はその先端部が二次コイルの
高圧側端部付近に固定されて、いわゆる片持支持状態と
なっているが、その電極板と対極板との中間位置には硬
質絶縁材料からなる隔壁部が介在しているから、ケース
内のモールド樹脂注入時おいてその注入圧力による電極
板の変形、あるいは電極板取付の不具合や形状誤差など
によって電極板の先端部が対極板に異常に接近したり接
触したりすることを、隔壁部によって阻止することがで
きる。
【0029】また請求項2の発明の点火コイル装置で
は、前述の隔壁部がケースの内面から一体に連続して突
出しており、したがってその隔壁部はケースの成形時に
一体に作ることができる。
【0030】さらに請求項3の発明の点火コイル装置の
場合、単に電極板と対極板との間に前記同様な隔壁部が
介在するのみならず、電極板の先端部が隔壁部の先端部
に係合されてその位置が固定されているから、電極板の
先端部が対極板に異常に接近したり接触したりすること
を、より確実に防止することができる。
【0031】
【実施例】図1〜図3にこの発明の第1の実施例の点火
コイル装置を示す。なおこの第1の実施例は、エンジン
の各気筒の点火プラグに1対1対応で点火コイル装置を
設けて、点火コイル装置の二次電圧を、ディストリビュ
ータを介さずに直接点火プラグに供給するようにした、
DLIタイプ(ディストリビュータレスイグニッション
タイプ)あるいはDIタイプ(ダイレクトイグニッショ
ンタイプ)と称される点火系統に適用される点火コイル
装置の例として、点火コイル装置を点火プラグキャップ
に一体的に結合した実施例を示す。
【0032】図1〜図3において、点火プラグ1を覆う
点火プラグキャップ2の上端に点火コイル装置3が取付
けられている。この点火コイル装置3は、全体として矩
形状をなす鉄芯4の一辺に、合成樹脂からなる矩形断面
の一次コイルボビン5を介して一次コイル6が巻装さ
れ、さらにその一次コイル6の外周上に矩形断面の二次
コイルボビン7を介して二次コイル8が分割巻きで巻装
された構成とされている。そして一次コイル6および二
次コイル8の部分は、その全体がPBT(ポリブチルテ
レフタレート)等の硬質樹脂からなるケース9内に収容
されるとともに、ケース9内に注入・充填したエポキシ
樹脂等の絶縁性樹脂10によって一体にモールド成形さ
れている。なおケース9のうち、二次コイル8を取囲む
部分は、二次コイル8の外径輪郭にほぼ沿って直方体状
をなすように作られている。さらに前記ケース9の下面
には、下方へ突出する中空円筒状の連結筒11が一体に
形成されており、この連結筒11内には、銅等の良導電
材料からなる導電軸12が設けられている。この導電軸
12はその上端がケース9内に突出しており、その突出
部分に、二次コイル8の出力端8Aが逆電流抑止用のダ
イオード27および導電部材16を介して接続されてい
る。またケース9の側方には、一次コイル6に一次電流
を供給するためのコネクタ部17が設けられている。
【0033】さらにケース9内の上部には、電極板13
および対極板14が配設されている。これらの電極板1
3および対極板14は、後に改めて説明するように点火
電圧検出用のコンデンサ15を構成するものであって、
いずれも銅等の良導電性材料からなる薄板によって作ら
れている。
【0034】そして電極板13は、図2、図3に示すよ
うに全体として断面逆L字状をなすように作られるとも
に、その基端部13Aが一次コイルボビン5における二
次コイル8の高圧側端部8Bに近い位置に、絶縁材料か
らなる支持台18を介して固定され、その基端部13A
からほぼ直角に折れ曲がった平板部13Bが、二次コイ
ル8の外周面に沿って二次コイル8の高圧側端部8B付
近から低圧側端部8Cへ向けて延長されて、その平板部
13Bが電極部を構成している。但しその電極板13の
先端部(平板部13Bの先端部)13Cは、二次コイル
8の低圧側端部8Cからある程度の距離Dをもって離隔
されている。なお電極板13は、その基端部13Aの側
の部分において導電部材19を介し二次コイル8の出力
端8A′に電気的に接続されている。
【0035】一方、対極板14は電極板13の平板部1
3Bと平行となるようにケース9の上部の内周面近くに
配設されている。この対極板14は全体として平板状に
作られたものであり、その両縁部がケース9の内側隅部
に形成された取付溝9Aに係合されて、その位置が固定
されている。そしてその対極板14は、導電部材20を
介してコネクタ部17に電気的に導かれている。
【0036】さらに前述の電極板13と対極板14との
中間には、隔壁部21が介在している。この隔壁部21
は、電極板13、対極板14と平行となるようにケース
9の側壁側の内面から一体に連続して突出するものであ
り、したがってケース9と同じくPBT系の硬質樹脂に
よって作られている。なお電極板13、隔壁部21、対
極板14のそれぞれ間は、点火コイル装置の組立後の状
態では、ケース9内に充填されたエポキシ樹脂等の絶縁
性樹脂(モールド樹脂)10が介在し、したがって電極
板13と対極板14は、モールド樹脂10および隔壁部
21の硬質樹脂を誘電体とする点火電圧検出用のコンデ
ンサ15を構成していることになる。
【0037】以上のような点火コイル装置3は、点火プ
ラグキャップ2の上端部に結合されているが、点火プラ
グキャップ2自体の構成は、従来からDLIタイプの点
火系統に用いられている点火コイル一体結合型点火プラ
グキャップと同様な構成であれば良い。すなわち点火プ
ラグキャップ2は、全体として中空筒状をなすようにP
BT等の硬質樹脂によって一体成形されており、かつそ
の点火プラグキャップ2の軸線方向に沿った中空部分の
うち、その上部は前述の点火コイル装置1における連結
筒11が挿入される上部挿入室22とされている。また
点火プラグキャップ2の中空部分の中央部には、点火コ
イル装置における導電軸12の下端に導電スプリング2
3を介して電気的、機械的に接する軸棒状の導電体24
が軸線方向に沿って挿入されており、さらに前記中空部
分の下部には、点火プラグ1の上部のターミナル部1A
を覆ってこれに固定されるキャップ室25が形成され、
このキャップ室25内には前記導電体24と電気的に接
続されかつ点火プラグ1のターミナル部1Aに電気的に
接触するコネクタ部26が設けられている。
【0038】以上のような点火プラグキャップ一体結合
型の点火コイル装置3において、図示しない点火時期制
御手段からの信号によって一次コイル6の電流が遮断さ
れれば、二次コイル8に高電圧が発生する。この高電圧
は、二次コイル8の出力端8Aから逆方向電流抑止用の
ダイオード27、導電部材16を介して導電軸12に加
わり、さらにその導電軸12から点火プラグキャップ2
の導電スプリング23、導電体24、コネクタ部26を
介して点火プラグ1に至り、点火プラグ1の電極間に火
花放電を生ぜしめる。このとき、点火コイル装置3内の
電極板13の平板部13Bと対極板14によって構成さ
れる検出用コンデンサ15に電圧が誘起され、この電圧
が静電分圧等によって取出されて、検出電圧として図示
しない失火検出装置に与えられ、その検出電圧の波形が
基準のものと比較されることにより、失火の有無が検出
される。
【0039】ここで、点火電圧検出用のコンデンサ15
は、ケース9内における二次コイル8の外側のスペース
に配設された電極板13の平板部13Bと、それに平行
に設けられた対極板14とによって構成されており、こ
のスペースは二次コイル8の外面およびケース9の内面
に沿った方向に充分に広いため、電極板13の平板部1
3Bおよび対極板14はその面積を充分に大きくするこ
とができ、そのためコンデンサ15としての対極面積を
充分に大きくしてその静電容量を大きくすることができ
る。そのため点火電圧の検出電圧を大きくして、点火電
圧の検出精度、ひいては失火検出の精度を充分に大きく
することができる。なお、電極板13の先端部13Cの
先端部と二次コイル8の低圧側端部8Cとの間は、かな
りの距離Dをもって離れており、したがってその間での
コロナ放電や漏洩電流が生じるおそれは少ない。
【0040】そしてまた、電極板13の平板部13Bと
対極板14との間には隔壁部21が介在しており、この
隔壁部21はケース9と一体に硬質樹脂によって形成さ
れたもの、すなわちモールド樹脂10の注入前に予め存
在するものである。したがってモールド樹脂10の注入
時にその注入圧力によって電極板13が変形しても、隔
壁部21によって遮られることになり、その電極板13
の先端部13Cが対極板14にある程度以上接近するこ
とが防止され、またもちろん対極板14に接することが
防止される。このほか、電極板13の取付の不具合や形
状誤差などに起因して電極板13の先端部13Cが対極
板14に異常に接近したり接触したりすることも、有効
に防止できる。
【0041】図4および図5には、この発明の第2の実
施例を示す。この第2の実施例も、DLIタイプの点火
系統に使用さされる点火プラグキャップ一体結合型の点
火コイル装置に適用した例を示す。なお図4、図5にお
いて、図1〜図3の第1の実施例と共通の要素について
は同一の符号を付し、その説明は省略する。
【0042】図4、図5において、隔壁部21の先端部
分21Aは二次コイル8の側へ向って若干突出してお
り、この突出部分21Aには係合溝21Bが形成され
て、この係合溝21Bに前記電極板13の先端部分13
Cが係合されている。
【0043】このような図4、図5に示される実施例に
おいては、電極板13の先端部分13Cが隔壁部21の
先端部分21Aに係合固定されるため、前述のようなモ
ールド樹脂注入時の注入圧力による変形あるいは取付の
不具合、形状誤差などによって電極板13の先端部分1
3Cが対極板14に異常接近することを、より一層確実
に防止できる。
【0044】なお以上の各実施例においては、電極板1
3および対極板14を、ケース9の上部(導電軸12に
対し反対側の部分)に設けているが、場合によってはケ
ース9内の側方の部分に設けても良い。もちろんその場
合には、隔壁部21もケース9内の側方の部分にケース
9と一体に形成することになる。また隔壁部21は、前
記各実施例に示されるようにケース9と一体に形成する
ことが製造上有利であるが、場合によってはケース9と
は別体に設けることもできる。そして隔壁部21を構成
する硬質絶縁材料としては、硬質樹脂以外に、硬質ゴ
ム、セラミック等を用いることもできる。
【0045】なおまた、以上の各実施例はDLIタイプ
の点火系統に使用される点火プラグキャップ一体結合型
の点火コイル装置に適用した例として示したが、この発
明はディストリビュータを有する点火系統に使用される
点火コイル装置、すなわち点火プラグキャップが一体に
結合されていない形式の点火コイル装置にも適用するこ
とができる。
【0046】
【発明の効果】この発明の点火コイル装置においては、
二次コイルの出力端に電気的に導通された電極板が、ケ
ース内でかつ二次コイルの外周側の位置に、二次コイル
の高圧側端部付近に基端部を固定した状態で配設され、
かつその電極板に対して平行となるように対極板が配設
されて、前記電極板と対極板との間で点火電圧検出のた
めの検出用コンデンサが形成されており、したがって電
極板は二次コイルの外周面に沿って充分に大きな面積と
することができ、またこれに対応して対極板も充分に大
きな面積とすることができるから、検出用コンデンサの
対極面積を大きくしてその静電容量を大きくし、これに
よって点火電圧の検出精度を充分に高め、ひいては失火
判別の精度を高めることができる。そして点火電圧検出
用のコンデンサを構成する電極板と対極板との中間位置
には、硬質絶縁材からなる隔壁部が介在しているから、
ケース内へのモールド樹脂注入時の圧力による電極板の
変形、あるいは電極板の取付の不具合や形状誤差などに
よって、電極板の先端が対極板に異常に接近したりある
いは接触したりすることを有効に防止でき、そのため対
極板への電極板先端の異常接近や接触によりその間でコ
ロナ放電や漏洩電流が発生することを防止することがで
き、したがってこれらに起因して信号処理回路等に悪影
響を及ぼしたりすることを有効に防止することができ
る。さらに電極板は点火コイル装置のケース内のスペー
スに配設され、また対極板は電極板と平行に設ければ良
いだけであるから、電極板、対極板を設けるにあたって
外観形状の大幅な変更を伴なうこともない。
【0047】また請求項2の発明の点火コイル装置は、
電極板と対極板との中間位置に介在する隔壁部が、ケー
スと一体に形成されるため、隔壁部はケースの成形と同
時に形成することができ、そのため隔壁部形成に要する
コスト上昇もわずかで済む。
【0048】さらに請求項3の点火コイル装置は、電極
板の先端部が隔壁部の先端部に係合されてその位置が固
定されるため、電極板の先端部が対極板に異常に接近し
たり接触したりすることを、より一層確実に防止して、
電極板と対極板との間でのコロナ放電や漏洩電流の発生
を確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例の点火コイル装置を、
点火プラグキャップおよび点火プラグとともに示す縦断
正面図である。
【図2】図1の実施例の要部を拡大して示す縦断正面図
である。
【図3】図1の実施例の要部を拡大して示す縦断側面図
である。
【図4】この発明の第2の実施例の点火コイル装置を示
す拡大縦断正面図である。
【図5】図4の実施例の拡大縦断側面図である。
【図6】従来の失火検出装置における電圧検出手段を示
すための略解図である。
【符号の説明】
1 点火プラグキャップ 2 点火プラグ 3 点火コイル装置 4 鉄芯 6 一次コイル 8 二次コイル 9 ケース 10 モールド樹脂 13 電極板 14 対極板 15 検出用コンデンサ 21 隔壁部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉄芯と、その鉄芯に巻装された一次コイ
    ルおよび二次コイルとを有し、前記一次コイルおよび二
    次コイルが、硬質樹脂からなるケース内に収容されて絶
    縁性樹脂により一体的にモールドされた点火コイル装置
    において、 前記ケース内における二次コイルの外周側の位置には、
    二次コイルの出力端に電気的に導通された電極板が、二
    次コイルの高圧側端部付近に基端部を固定させた状態で
    配設され、さらに前記ケース内には、前記電極板と平行
    となるように電極板に対し所定間隔を置いて対極板が配
    設され、前記電極板と対極板との中間位置には、硬質絶
    縁材からなる隔壁部が設けられており、前記電極板と対
    極板との間で点火電圧検出用のコンデンサが形成されて
    いることを特徴とする点火コイル装置。
  2. 【請求項2】 前記隔壁部が、ケースの内面から一体に
    連続して突出する構成とされている、請求項1に記載の
    点火コイル装置。
  3. 【請求項3】 前記電極板の先端部が、前記隔壁部の先
    端部分に係合されていることを特徴とする、請求項1に
    記載の点火コイル装置。
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