JP2665406B2 - エレベータの小電力無線機器装置 - Google Patents
エレベータの小電力無線機器装置Info
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- JP2665406B2 JP2665406B2 JP3035369A JP3536991A JP2665406B2 JP 2665406 B2 JP2665406 B2 JP 2665406B2 JP 3035369 A JP3035369 A JP 3035369A JP 3536991 A JP3536991 A JP 3536991A JP 2665406 B2 JP2665406 B2 JP 2665406B2
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- car
- elevator
- building
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02D—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
- Y02D30/00—Reducing energy consumption in communication networks
- Y02D30/70—Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks
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- Indicating And Signalling Devices For Elevators (AREA)
- Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)
- Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、エレベータのかご内で
小電力無線機器の利用を実現することのできるエレベー
タの小電力無線機器装置の改良に関するものである。
小電力無線機器の利用を実現することのできるエレベー
タの小電力無線機器装置の改良に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】小電力無線機器は送信出力１０ｍｗ迄許
容されているが、その中には、コードレス電話が含まれ
ている。このコードレス電話は特定無線設備の技術基準
適合証明と、電気通信端末機器の適合認定の適合認定を
受ければ、免許を要しない無線局として運用できること
になっているが、その有効範囲が半径１００ｍ程度であ
り、電波環境が悪い場合や障害物がある場合には、有効
範囲が２０ｍ〜５０ｍになるのが実状である。
容されているが、その中には、コードレス電話が含まれ
ている。このコードレス電話は特定無線設備の技術基準
適合証明と、電気通信端末機器の適合認定の適合認定を
受ければ、免許を要しない無線局として運用できること
になっているが、その有効範囲が半径１００ｍ程度であ
り、電波環境が悪い場合や障害物がある場合には、有効
範囲が２０ｍ〜５０ｍになるのが実状である。
【０００３】一方、エレベータのかごは、建築基準法に
より耐火構造にしなければならず、一般に金属鉄板製と
なっているため、電波の透過性が悪い。また、エレベー
タの昇降路は煙突状で、一般のフロアとは電波環境が異
なる。特に超高層化が進む最近のビルでは、昇降路の最
下部であるエレベータピットに、基地局等を設けたとし
ても、エレベータのかご内では十分な電界強度を得るこ
とができず、小電力無線機器の利用は困難である。
より耐火構造にしなければならず、一般に金属鉄板製と
なっているため、電波の透過性が悪い。また、エレベー
タの昇降路は煙突状で、一般のフロアとは電波環境が異
なる。特に超高層化が進む最近のビルでは、昇降路の最
下部であるエレベータピットに、基地局等を設けたとし
ても、エレベータのかご内では十分な電界強度を得るこ
とができず、小電力無線機器の利用は困難である。
【０００４】図２は従来における小電力無線システムを
示すもので、ビル１の内部には、単一の基地局接続装置
２が設置されるとともに、ビル１の各フロアに位置する
複数の基地局装置３が設置され、この複数の基地局装置
３は電話用ケーブル等を介して基地局接続装置２に接続
されている。４はビル１の利用者に操作される携帯無線
機で、この携帯無線機４と基地局装置３の間で電波の送
受信が行われる。
示すもので、ビル１の内部には、単一の基地局接続装置
２が設置されるとともに、ビル１の各フロアに位置する
複数の基地局装置３が設置され、この複数の基地局装置
３は電話用ケーブル等を介して基地局接続装置２に接続
されている。４はビル１の利用者に操作される携帯無線
機で、この携帯無線機４と基地局装置３の間で電波の送
受信が行われる。
【０００５】そして、５はビル１に設置されたエレベー
タで、このエレベータ５のかご６が昇降移動してビル１
の利用者を運ぶようになっている。
タで、このエレベータ５のかご６が昇降移動してビル１
の利用者を運ぶようになっている。
【０００６】従来の小電力無線システは以上のように構
成され、携帯無線機４を大規模なビル１のエレベータ５
のかご６内で使用することは、上述した理由から不可能
であった。また、小規模なビル１のエレベータ５のかご
６内でも、通信品質が劣化していた。
成され、携帯無線機４を大規模なビル１のエレベータ５
のかご６内で使用することは、上述した理由から不可能
であった。また、小規模なビル１のエレベータ５のかご
６内でも、通信品質が劣化していた。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】従来の小電力無線シス
テムは以上のように構成されているので、かご６の材質
やエレベータ５の昇降路の環境等に起因して、かご６の
内部に電波が届かなかったり、電波の微弱性に起因して
通信が事実上不可能であった。しかしながら、ビル１の
全体をサービスエリア領域にしたいという強い要望があ
り、かご６内における携帯無線機４の使用を実現する必
要がある。
テムは以上のように構成されているので、かご６の材質
やエレベータ５の昇降路の環境等に起因して、かご６の
内部に電波が届かなかったり、電波の微弱性に起因して
通信が事実上不可能であった。しかしながら、ビル１の
全体をサービスエリア領域にしたいという強い要望があ
り、かご６内における携帯無線機４の使用を実現する必
要がある。
【０００８】本発明は上記に鑑みてなされたもので、エ
レベータのかご内における携帯無線機の使用を実現する
ことのできるエレベータの小電力無線機器装置を提供す
ることを目的としている。
レベータのかご内における携帯無線機の使用を実現する
ことのできるエレベータの小電力無線機器装置を提供す
ることを目的としている。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明においては、上述
の目的を達成するため、エレベータを備えた建物内に設
置された無線の基地局接続装置と、建物内の各階に設置
されて上記基地局接続装置と電話用ケーブルを介して接
続された複数のフロア用基地局装置と、上記エレベータ
のかごに設置されてかご内部で使用される携帯無線機と
の間で電波を送受信するかご用基地局装置と、上記かご
用基地局装置に接続されかつ上記電話用ケーブルに接続
されて上記かご用基地局装置を電話用ケーブルを介して
上記複数のフロア用基地局装置に接続する移動用ケーブ
ルとを備えたことを特徴としている。
の目的を達成するため、エレベータを備えた建物内に設
置された無線の基地局接続装置と、建物内の各階に設置
されて上記基地局接続装置と電話用ケーブルを介して接
続された複数のフロア用基地局装置と、上記エレベータ
のかごに設置されてかご内部で使用される携帯無線機と
の間で電波を送受信するかご用基地局装置と、上記かご
用基地局装置に接続されかつ上記電話用ケーブルに接続
されて上記かご用基地局装置を電話用ケーブルを介して
上記複数のフロア用基地局装置に接続する移動用ケーブ
ルとを備えたことを特徴としている。
【００１０】
【作用】本発明によれば、エレベータのかごの上部に、
かごの内部で使用される携帯無線機との間で電波を送受
信する基地局装置を配設するとともに、この基地局装置
をかごの移動ケーブルを介して基地局接続装置に接続し
ているので、かご内における携帯無線機器の使用を可能
ならしめることができる。
かごの内部で使用される携帯無線機との間で電波を送受
信する基地局装置を配設するとともに、この基地局装置
をかごの移動ケーブルを介して基地局接続装置に接続し
ているので、かご内における携帯無線機器の使用を可能
ならしめることができる。
【００１１】
【実施例】以下、図１に示す一実施例に基づき本発明を
詳述すると、ビル１の内部には、単一の基地局接続装置
２が設置されるとともに、ビル１の各フロアに位置する
複数の基地局装置３が設置され、この複数の基地局装置
３は電話用ケーブルを介して基地局接続装置２に接続さ
れている。４はビル１の利用者に操作される携帯無線機
で、この携帯無線機４と基地局装置３の間で電波の送受
信が行われる。
詳述すると、ビル１の内部には、単一の基地局接続装置
２が設置されるとともに、ビル１の各フロアに位置する
複数の基地局装置３が設置され、この複数の基地局装置
３は電話用ケーブルを介して基地局接続装置２に接続さ
れている。４はビル１の利用者に操作される携帯無線機
で、この携帯無線機４と基地局装置３の間で電波の送受
信が行われる。
【００１２】５はビル１に設置されたエレベータで、こ
のエレベータ５のかご６が昇降移動してビル１の利用者
を運ぶようになっている。また、このかご６と機械室の
制御盤（図示せず）の間には、移動ケーブル７が懸架さ
れ、この移動ケーブル７は基地局接続装置２に電話用ケ
ーブル等を介して接続されている。そして、かご６の上
部には、移動ケーブル７に接続された基地局装置３Ａが
配設されている。
のエレベータ５のかご６が昇降移動してビル１の利用者
を運ぶようになっている。また、このかご６と機械室の
制御盤（図示せず）の間には、移動ケーブル７が懸架さ
れ、この移動ケーブル７は基地局接続装置２に電話用ケ
ーブル等を介して接続されている。そして、かご６の上
部には、移動ケーブル７に接続された基地局装置３Ａが
配設されている。
【００１３】上記構成によれば、追跡交換方式（携帯電
話機が電界強度の強い基地局を追いかける方式）のコー
ドレス電話システムを使用した場合、エレベータロビー
からエレベータに乗り込み、他フロアへの連続通信が可
能となる。
話機が電界強度の強い基地局を追いかける方式）のコー
ドレス電話システムを使用した場合、エレベータロビー
からエレベータに乗り込み、他フロアへの連続通信が可
能となる。
【００１４】また、かご６の上部に、携帯無線機４との
間で電波を送受信する基地局装置３Ａを配設しているの
で、かご６の内部に、良好な電波環境を確保することが
できる。
間で電波を送受信する基地局装置３Ａを配設しているの
で、かご６の内部に、良好な電波環境を確保することが
できる。
【００１５】また、構内交換機と小電力無線機器を接続
した場合、かご６の内部と一般内線電話機間の通信が可
能となる。
した場合、かご６の内部と一般内線電話機間の通信が可
能となる。
【００１６】また、ホテル等において、重要な利用客を
ロビーから客室に案内するためのセキュリティーガード
に利用することができる。
ロビーから客室に案内するためのセキュリティーガード
に利用することができる。
【００１７】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、エレベー
タを備えた建物に、無線の基地局接続装置を設置し、該
エレベータのかごの上部には、かごの内部と基地局接続
装置の間で電波の送受信をかごの移動ケーブルを介して
行う無線機システムを配設しているので、追跡交換方式
のコードレス電話システムを使用した場合、エレベータ
ロビーからエレベータに乗り込み、他フロアへの連続通
信が可能になるという効果がある。特に、エレベータの
昇降路は煙突状で、一般のフロアとは電波環境が異な
り、超高層化が進む最近のビルでは、昇降路の最下部で
あるエレベータピットに、基地局等を設けたとしても、
エレベータのかご内では十分な電界強度を得ることがで
きず、小電力無線機器の利用は困難であったが、本発明
によれば、移動用ケーブルを利用して電波環境の異なる
昇降路内のかご用基地局装置を電話用ケーブルを介して
昇降路外の複数のフロア用基地局装置に接続すること
で、小電力無線機器を用いた建物内全体の無線システム
を構成することができる。
タを備えた建物に、無線の基地局接続装置を設置し、該
エレベータのかごの上部には、かごの内部と基地局接続
装置の間で電波の送受信をかごの移動ケーブルを介して
行う無線機システムを配設しているので、追跡交換方式
のコードレス電話システムを使用した場合、エレベータ
ロビーからエレベータに乗り込み、他フロアへの連続通
信が可能になるという効果がある。特に、エレベータの
昇降路は煙突状で、一般のフロアとは電波環境が異な
り、超高層化が進む最近のビルでは、昇降路の最下部で
あるエレベータピットに、基地局等を設けたとしても、
エレベータのかご内では十分な電界強度を得ることがで
きず、小電力無線機器の利用は困難であったが、本発明
によれば、移動用ケーブルを利用して電波環境の異なる
昇降路内のかご用基地局装置を電話用ケーブルを介して
昇降路外の複数のフロア用基地局装置に接続すること
で、小電力無線機器を用いた建物内全体の無線システム
を構成することができる。
【００１８】また、かごの上部に、携帯無線機との間で
電波を送受信する基地局装置を配設しているので、かご
の内部に、良好な電波環境を確保することができるとい
う効果がある。
電波を送受信する基地局装置を配設しているので、かご
の内部に、良好な電波環境を確保することができるとい
う効果がある。
【００１９】そして、構内交換機と小電力無線機器を接
続した場合、かごの内部と一般内線電話機間の通信が可
能になるという効果がある。
続した場合、かごの内部と一般内線電話機間の通信が可
能になるという効果がある。
【００２０】さらに、ホテル等において、重要な利用客
をロビーから客室に案内するためのセキュリティーガー
ドに利用することができるという効果がある。
をロビーから客室に案内するためのセキュリティーガー
ドに利用することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係るエレベータの小電力無線機器装置
の一実施例を示す全体斜視図である。
の一実施例を示す全体斜視図である。
【図２】従来の小電力無線システムを示す全体斜視図で
ある。
ある。
１ ビル ２ 基地局接続装置 ３ 基地局装置 ３Ａ 基地局装置 ４ 携帯無線機 ５ エレベータ ６ かご ７ 移動ケーブル
Claims (1)
- 【請求項１】 エレベータを備えた建物内に設置された
無線の基地局接続装置と、建物内の各階に設置されて上
記基地局接続装置と電話用ケーブルを介して接続された
複数のフロア用基地局装置と、上記エレベータのかごに
設置されてかご内部で使用される携帯無線機との間で電
波を送受信するかご用基地局装置と、上記かご用基地局
装置に接続されかつ上記電話用ケーブルに接続されて上
記かご用基地局装置を電話用ケーブルを介して上記複数
のフロア用基地局装置に接続する移動用ケーブルとを備
えたエレベータの小電力無線機器装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3035369A JP2665406B2 (ja) | 1991-02-05 | 1991-02-05 | エレベータの小電力無線機器装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3035369A JP2665406B2 (ja) | 1991-02-05 | 1991-02-05 | エレベータの小電力無線機器装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06255917A JPH06255917A (ja) | 1994-09-13 |
| JP2665406B2 true JP2665406B2 (ja) | 1997-10-22 |
Family
ID=12439988
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3035369A Expired - Fee Related JP2665406B2 (ja) | 1991-02-05 | 1991-02-05 | エレベータの小電力無線機器装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2665406B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4235166B2 (ja) * | 2004-12-10 | 2009-03-11 | 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 | 建物内移動体通信中継システム |
| EP1959701B1 (en) | 2007-02-14 | 2015-10-14 | Mitsubishi Electric R&D Centre Europe B.V. | Handing over an ongoing communication of a mobile terminal located in a moving conveyance |
| ATE479301T1 (de) * | 2007-02-14 | 2010-09-15 | Mitsubishi Electric Corp | System und verfahren zum bereitstellen von kommunikation auf einem telekommunikationsgerät in einem transportmittel |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0172548U (ja) * | 1987-11-05 | 1989-05-16 | ||
| JPH058304Y2 (ja) * | 1988-01-14 | 1993-03-02 |
-
1991
- 1991-02-05 JP JP3035369A patent/JP2665406B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06255917A (ja) | 1994-09-13 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |