JP2665113B2 - 計算機システムと主メモリ制御装置 - Google Patents

計算機システムと主メモリ制御装置

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JP2665113B2
JP2665113B2 JP4238464A JP23846492A JP2665113B2 JP 2665113 B2 JP2665113 B2 JP 2665113B2 JP 4238464 A JP4238464 A JP 4238464A JP 23846492 A JP23846492 A JP 23846492A JP 2665113 B2 JP2665113 B2 JP 2665113B2
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道雄 森岡
佐孝 石川
秀忠 福中
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ECC(Error
Corecting Code)等の誤り訂正符号を付
加した計算機システムとその主メモリ制御装置等に係
り、特に、エラー発生時のシステムダウンを回避するの
に好適な計算機システム等に関する。
【0002】
【従来の技術】誤り訂正符号については、電子情報通信
学会、当麻喜弘著「フォールトトレラントシステム論」
(平成2年6月10日発行)の『半導体メモリにおける
誤り訂正』(112頁〜126頁)に詳しく述べられて
いる。例えば、ハミング距離“4”を有する符号は、1
ビットの誤りを訂正し、2ビットの誤りを完全に検出で
きることが理論的に知られており、modified
Hamming SEC−DEC code等が有名で
ある。
【0003】従来の計算機のメモリシステムでは、プロ
セッサやIO装置から渡されたデータにエラーが含まれ
ているとそのアドレスとハミングコードやデータをロギ
ングし、マシンチェックや割り込みをプロセッサへ報告
して、処理をソフトウエアに依頼するのが普通である。
【0004】しかしながら通常のプロセッサでは、スト
ア命令実行時にパイプラインを停止することなく、しか
もデータを主メモリまたはキャツシュへ正しく書き込め
たか確認することなく処理している。
【0005】このため、上記ライトエラーを起こしたソ
フトウエアは、エラー障害を起こした命令以降にもスト
ア命令の実行やジェネラルレジスタの更新をしているか
も知れない。また、プロセススイッチが起きて別のソフ
トウエアを実行しているかも知れない。このため、マシ
ンチェックや割り込みにより起動されたソフトウエア
は、再実行することができず、システムダウンしてい
た。たとえば、モトローラ社製MC68020は、デー
タを正しくキャッシュライトできたか確認することなく
処理をしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の計算機システム
では、メモリへのデータの書き込みが正常であったかエ
ラーが発生したかを見ておらず、エラーデータがメモリ
に書き込まれ、このエラーデータがメモリから読み出さ
れて処理されたときシステムダウンに至ってしまうとい
う問題がある。
【0007】本発明の目的は、プロセッサやIO装置か
らのメモリライト時にエラーが発生した場合に、メモリ
システムダウンやキャッシュ障害を起こさず、システム
ダウンを回避する計算機システム等を提供することにあ
る。
【0008】本発明の他の目的は、エラーデータを読み
出し時、当該エラーがメモリ障害なのか否かを識別しメ
モリ障害の場合にはメモリカードの交換の判断を容易に
する計算機システム等を提供することにある。
【0009】本発明の更に他の目的は、メモリシステム
障害が発生しても、システムダウンさせない計算機シス
テム等を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的は、プロセッサ
と、誤り訂正符号付きデータを格納するための主メモリ
と、主メモリ制御装置と、前記プロセッサと前記主メモ
リ制御装置を接続するプロセツサバスと、前記主メモリ
制御装置と主メモリを接続するメモリバスを備え、前記
主メモリ制御装置が少なくとも、前記プロセッサバス上
のデータ誤りを検出する回路と、前記主メモリへライト
するデータに付加するチェックビットを生成する誤り訂
正符号生成回路と、シンドローム生成回路と、復号回路
を内蔵する計算機システムにおいて、プロセッサから渡
されたメモリへのライトデータに誤りを検出した場合に
特定の誤り訂正符号付きデータを前記主メモリへ書き込
むエラー注入回路と、主メモリから読み出したデータが
前記特定の誤り訂正符号付きデータであるか否かを検出
する注入エラー検出回路と、該注入エラー回路が前記特
定の誤り訂正符号付きデータを読み出したとき当該読み
出しを行ったソフトウエアのみの実行停止を行う手段と
を設けることで、達成される。
【0011】
【作用】プロセッサやIO装置からのメモリライト時に
データエラーを検出した場合、特定のデータとわざと誤
った特定の誤り訂正符号の組み合わせデータをメモリへ
ライトする。この時点ではマシンチェックや割り込みを
プロセッサへ通知せず、しかもエラーロギングもしな
い。メモリシステムもダウンさせない。一方、エラーデ
ータを読み出した時には、エラーロギングとマシチェッ
クや割り込み通知を行なう。この時、プロセッサは、ロ
ード命令を実行しており、データがプロセッサへ渡され
るまでデータ待ち状態となり、プロセッサのパイプライ
ンは停止している。このため、マシンチェックや割り込
みを受け付けた時、現在実行中のソフトウエア(プロセ
スまたはタスク)がメモリ障害を被るソフトウエアであ
ると特定できる。そこでマシンチェックハンドラや割り
込みハンドラは、メモリ障害発生報告をOS(Oper
ating System)へ通知し、OSは、OS管
理のプロセス管理テーブルから当該ソフトウエア(プロ
セス、タスク)をアボートする。これにより、メモリ障
害発生によるシステムダウンを防ぐことが可能となる。
【0012】一方、メモリリード時、2ビットエラー等
の復号不可能な障害が生じた時に、その原因が主メモリ
を構成するDRAM(Dynamic Randam
Memory)そのものが故障したケースなのか、ある
いは、わざと誤ったデータを書き込んだケースなのか識
別する必要がある。
【0013】前者の場合には早急にDRAMを交換しエ
ラー発生を防ぐ必要があり、後者の時には交換する必要
のないケースである。このケースを識別するために、メ
モリライト時にデータエラーを検出した時点で、わざと
復号不可能でかつ特定のデータパターンをライトし、リ
ード時ほとんど起きえないシンドロームパターンでかつ
読み出したデータと前記特定のデータパターンの一部が
一致した時に注入データパターンであると識別すること
ができる。ここで、データパターンの一部だけ一致化チ
ェックを行っているのはハード物量削減のためであり、
本質的な事ではない。
【0014】プロセッサやIO装置から渡されたメモリ
ライトデータに誤りを検出した場合に特定の誤り訂正符
号付きデータを前記主メモリへ書き込むエラー注入回路
は、プロセッサバスのエラー検出回路やIOバスのエラ
ー検出回路で生成されたエラー報告信号によりエラーの
無いデータと特定エラーパターンを選択するセレクタで
簡単に構成できる。ここで重要なことは、特定の誤り訂
正符号付きデータの満たすべき要件である。それは、誤
り訂正符号は復号不可能な符号でなければならないとい
う点である。もし、復号できてしまうと間違ったデータ
をプロセッサやIO装置へ渡してしまうことになり、シ
ステム暴走と言う事態になりかねない。このため、でき
るだけ起こりそうもないシンドロームを生成できるチェ
ックビットを誤り訂正符号とすべきである。例えば、チ
ェックビットとしてビット単位に反転させた符号を採用
すればシンドロームが全ビット1となり、多重ビットエ
ラーが生じたことを意味し非常にまれな復号不可能なエ
ラーを生成できる。
【0015】一方、エラーデータをリードした場合にメ
モリ障害エラーか、または注入データによるエラーかを
識別する注入エラー検出回路は、ほとんど生成されない
であろうシンドロームと注入データのアンド条件で検出
する回路で実現できる。ここで重要なことは、単なる復
号不可能なエラー検出回路ではなく注入したエラーであ
ることを識別できる回路であることである。
【0016】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。図2は、本発明の一実施例に係る計算機システ
ムの全体構成図である。B10はプロセッサ、B20は
キャッシュ、B30は主メモリ制御装置、B40は主メ
モリ、B50はキャッシュバス、B60はプロセッサバ
ス、B70とB80はIO装置、B90はIOバス、B
100は主メモリへのアドレス線、B110はメモリバ
スを示している。
【0017】またB120は、プロセッサB10から主
メモリ制御装置B30へのエラー報告信号であり、プロ
セッサがキャッシュB20のデータを主メモリ制御装置
B30へ転送する際、2ビットECCエラーが発生した
場合に主メモリ制御装置B30へ報告するために使用す
る。尚、この信号線は、必ずしも必要であるというもの
ではない。
【0018】B130はキッシュデータの誤りを検出す
るキッシュデータの誤り検出回路とキャッシュデータ復
号回路である。キャッシュデータを主メモリ制御装置B
30へ転送する時に2ビットエラー等の復号不可能なエ
ラーを検出した場合、もし、信号B120がプロセッサ
バスB60に存在すれば、主メモリ制御装置B30へ報
告することができる。しかし、もし信号130が存在し
ないプロセッサバスであれば、マシンチェック等の手段
で主メモリ制御装置B30へ報告する。
【0019】次に、キャッシュB20とIO装置B7
0,B80が主メモリ制御装置B30を経由して主メモ
リB40へデータをライトする場合の主メモリ制御装置
構成とその動作を、図3及び図1を参照して説明する。
【0020】図3は、主メモリ制御装置B30の全体構
成図である。C10はプロセッサ制御部であり、C20
はIO制御部である。そして、C30がメモリ制御部で
ある。C50とC60はそれぞれプロセッサ制御部とI
O制御部からのメモリアドレス信号であり、C40とC
70はそれぞれプロセッサ制御部とIO制御部からのラ
イトデータエラー報告信号である。C80は、メモリリ
ード時データにエラーを検出したことを示すメモリエラ
ー報告信号である。この信号はリードデータのどの位置
にエラーが発生したかや、2ビットエラーが発生し復号
不可能であること等を示す信号線である。C90は、注
入エラーデータをリードしたことを示す信号線である。
C100とC110はそれぞれプロセッサ制御部とIO
制御部からのライトデータ信号である。また、C101
はメモリ制御部からプロセッサ制御部へのリードデータ
信号であり、C111はメモリ制御部からIO制御部へ
のリードデータ信号である。また、C200はフロセッ
サバスB60上のライトデータ誤りを検出する回路であ
り、検出時にC40を介してメモリ制御部C30へ報告
される。C300はIOバス90上のライトデータ誤り
を検出する回路であり、検出時にC70を介してメモリ
制御部C30へ報告することができる。
【0021】図1は、メモリ制御部C30の構成図であ
る。なお、以下の説明を簡単にするために、誤り訂正符
号長を4ビット、データ長を16ビットとするが、本発
明はこれらの仮定に限定されるものではないことはいう
までもない。D10は、エラー注入回路であり、D20
は、注入エラー検出回路である。A400はプロセッサ
制御部,IO制御部からの夫々のメモリアドレスC5
0,C60の一方を選択するセレクタである。主メモリ
制御装置は、いずれかのアドレスを選択してメモリアド
レスを出力する。
【0022】エラー注入回路D10の内部構成について
説明する。A600は、プロセッサ制御部からのライト
データC100またはIO制御部からのライトデータC
110のいずれかを選択するセレクタであり、A10は
セレクタA600で選択された方のライトデータをラッ
チするレジスタである。
【0023】A700は、プロセッサ制御部からのライ
トデータエラー報告信号C40またはIO制御部からの
ライトデータエラー報告信号C70のいずれかを選択す
るセレクタであり、A130はその選択された信号を示
している。また、A150はエラー注入時に使用する特
定データパターン信号である。
【0024】ここでもし、メモリライトするために、セ
レクタA400によりプロセッサ制御部からのメモリア
ドレスC50が選択され、しかも、プロセッサ制御部か
らのライトデータエラー方向信号C40がエラーを示す
ON状態の時(セレクタA700が信号C40側を選択
している。)、プロセッサ制御部からのライトデータC
100がセレクタA600で選択され、そのデータC1
00がラッチ回路A10にラッチされる。
【0025】しかし、セレクタA140は、信号A13
0の指示(エラーを示すON状態による指示)により、
ラッチ回路A10のラッチデータC100ではなく、特
定ライトデータパターンA150の方を選択し、ライト
データ信号線A30へ出力する。また、同様に、誤り訂
正符号生成回路A20の出力と、特定ライトデータパタ
ーンの特定チェックビットパターン信号A170のいず
れか一方の信号がセレクタA160で選択されるが、こ
の例の場合には、信号A130により特定チェックビッ
トパターン信号A170が選択され、ライトデータ信号
線A30へ出力される。本実施例では、正しいチェック
ビットを反転したものを特定チェックビットパターンと
する。
【0026】以上により、ライトデータ信号線A30に
は、注入エラーデータパターンが出力され、出力バッフ
ァA300を介してメモリバスB110へ出力される。
この結果、主メモリへは、プロセッサ制御部からのライ
トデータC100の代わりに、特定データパターンA1
50に特定チェックビットパターンA170を付加した
データがライトされる。
【0027】次に、メモリリード時の動作と回路構成を
説明する。メモリリードデータは、メモリバスB11
0,入力バッファA500を経由し、チェックビットA
60データA70がシンドローム生成回路A50へ入力
される。シンドローム生成回路A50の出力は、復号回
路A80へ入力され、その出力は、誤り訂正回路A90
とエラーラッチA290へ出力される。ここでもしエラ
ーが無ければ、A50のシンドロームは全て“0”であ
り、エラーラッチA290の値も“0”となり、正しい
リードデータがラッチ回路A120にラッチされる。
尚、エラーとシンドロームの詳細については本発明の要
点ではないので、の詳しい回路構成については、特開平
2−206855号公報を参照されたい。
【0028】次に、通常の修復不可能なエラー処理を示
す。リードデータに修復不可能なエラーが復号回路A8
0で検出されると、ラッチ回路A290にそのエラー情
報がラッチされ、メモリデータエラー報告信号線C80
を介してプロセッサ制御部へ報告する。プロセッサ制御
部は、信号C80がONされた時にマシンチェックをプ
ロセッサへ報告することで何が起きたかを知らせること
ができる。プロセッサは、このエラーラッチをリードす
ることで詳しいエラー情報を知ることができる。
【0029】最後に、注入したエラーデータを検出する
注入エラー検出回路D20を説明する。A190は4入
力アンド回路であり、シンドローム信号A180の各ビ
ットのアンド出力を信号線A200へ出力する。また、
A230はコンパレータで、リードデータA100の一
部であるnビット(0≦n≦16)信号A220と、特
定ライトデータパターンの一部であるnビット(0≦n
≦16)信号A210の比較を行ない、その出力を信号
線A240へ出力する。もちろん比較するnビットは同
じビット位置のデータ同士でなければならない。A25
0は2入力アンド回路であり、その出力を信号線A26
0を介して注入エラーラッチA270へ転送する。
【0030】以上の動作の結果、シンドロームが全て
“1”で、かつ特定ライトデータパターンの一部と一致
した場合には、そのリードデータのエラーは注入データ
をリードしたことによるエラーと判断できる。
【0031】また、ラッチ回路A270の出力は信号C
90を介してプロセッサ制御部へ報告され、プロセッサ
制御部はプロセッサバスを介してプロセッサへマシンチ
ェックを報告すれば、マシンチェックハンドラーが起動
されるエラーラッチA270をリードすることで注入エ
ラーを知ることができる。複数のソフトウェアが並列に
動作している場合、プロセッサは、注入エラーデータを
読み出したソフトウェアの実行を停止することで、他の
ソフトウェアの実行を継続しても、支障は生じない。
【0032】
【発明の効果】本発明によれは゛、ECC等の誤り訂正
符号を付加した計算機の高信頼メモリシステムとキャッ
シュに関し、下記の効果がある。
【0033】(1) メモリシステム障害が発生して
も、システムダウンさせず、障害を受けるソフトウエア
(プロセスはたはタスク)のみを実行停止(アポート)
できる。この結果、他のソフトウエアは、何ら影響を受
けずに済むこと。
【0034】(2) プロセッサやIO装置からのメモ
リライト時にエラーが発生した場合でもメモリシステム
ダウンやキャッシュ障害を起こさず、システムダウンを
避けることができる。
【0035】(3) エラーデータを読み出した時、当
該エラーがメモリ障害なのか、またはエラー注入した結
果なのかを識別してメモリカードを交換すべきか判断で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図3に示す本発明の一実施例に係るメモリ制御
装置の詳細構成図である。
【図2】本発明の一実施例に係る計算機システムの全体
構成図である。
【図3】本発明の一実施例に係る主メモリ制御装置の構
成図である。
【符号の説明】
A50…シンドローム生成回路、A80…復号回路、A
140,A160,A400,A600,A700…セ
レクタ、A150…特定データパターン、A170…特
定チェックビットパターン、B10…プロセッサ、B2
0…キャッシュ、B30…主メモリ制御装置、B40…
主メモリ、B50…キャッシュバス、B60…プロセッ
サバス、B70,B80…IO装置、B90…IOバ
ス、B100…主メモリへのアドレス線、B110…メ
モリバス、B120…プロセッサB10から主メモリ制
御装置B30へのエラー報告信号、C10…プロセッサ
制御部、C20…IO制御部、C30がメモリ制御部、
C50…プロセッサ制御部からのメモリアドレス信号、
C60…IO制御部からのメモリアドレス信号、C40
…プロセッサ制御部からのライトデータエラー報告信
号、C70…IO制御部からのライトデータエラー報告
信号、C80…メモリリード時データにエラーを検出し
たことを示すメモリエラー報告信号、C90…注入エラ
ーデータをリードしたことを示す信号線、C100とプ
ロセッサ制御部からのライトデータ信号、C110…I
O制御部からのライトデータ信号、C101…メモリ制
御部からプロセッサ制御部へのリードデータ信号、C1
11…メモリ制御部からIO制御部へのリードデータ信
号、C200…フロセッサバスB60上のライトデータ
誤りを検出する回路、C300…IOバス90上のライ
トデータ誤りを検出する回路、D10…エラー注入回
路、D20…注入エラー検出回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福中 秀忠 神奈川県秦野市堀山下1番地 株式会社 日立製作所 神奈川工場内 (72)発明者 中山 晴之 神奈川県秦野市堀山下1番地 株式会社 日立製作所 神奈川工場内 (72)発明者 岩本 博志 神奈川県秦野市堀山下1番地 株式会社 日立製作所 神奈川工場内 (56)参考文献 特開 平1−227275(JP,A) 特開 平4−162160(JP,A)

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プロセッサと、誤り訂正符号付きデータ
    を格納する主メモリと、主メモリ制御装置と、前記プロ
    セッサと前記主メモリ制御装置を接続するプロセッサバ
    スと、前記主メモリ制御装置と前記主メモリを接続する
    メモリバスとを備える計算機システムの前記主メモリ制
    御装置において、前記プロセッサバス上のデータ誤りを
    検出する回路と、前記主メモリヘライトするデータに付
    加するチェックビットを生成する誤り訂正符号生成回路
    と、リードデータのシンドローム生成回路と、復号回路
    と、プロセッサから渡されたメモリへのライトデータに
    誤りを検出した場合に特定の誤り訂正符号付きデータを
    前記主メモリへ書き込むエラー注入回路と、主メモリか
    ら読み出したデータが前記特定の誤り訂正符号付きデー
    タであるか否かを検出する注入エラー検出回路とを設け
    たことをことを特徴とする主メモリ制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、特定の誤り訂正符号
    付きデータは、チェックビット部とデータ部から成り、
    前記チェックビット部は、前記データ部の正しいチェッ
    クビットをビット単位に反転させた符号であることを特
    徴とする主メモリ制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記特定の誤り訂正
    符号付きデータは、チェックビット部とデータ部から成
    り、前記チェックビット部は、前記データ部の正しいチ
    ェックビットをビット単位に反転させた符号とし、前記
    注入エラー検出回路は、前記シンドローム生成回路によ
    って生成されたシンドロームが全て1であり、かつ主メ
    モリから読み出したデータのデータ部と前記特定の誤り
    訂正符号付きデータのデータ部の一部が一致することを
    検出する回路で構成したことを特徴とする主メモリ制御
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記注入エラー検出
    回路で検出された信号と前記復号回路で検出された信号
    を個別線とすることによりメモリ障害の有無を識別する
    ようにしたことを特徴とする主メモリ制御装置。
  5. 【請求項5】 プロセッサと、誤り訂正符号付きデータ
    を格納するための主メモリと、主メモリ制御装置と、前
    記プロセッサと前記主メモリ制御装置を接続するプロセ
    ツサバスと、前記主メモリ制御装置と主メモリを接続す
    るメモリバスを備え、前記主メモリ制御装置が少なくと
    も、前記プロセッサバス上のデータ誤りを検出する回路
    と、前記主メモリへライトするデータに付加するチェッ
    クビットを生成する誤り訂正符号生成回路と、シンドロ
    ーム生成回路と、復号回路を内蔵する計算機システムに
    おいて、プロセッサから渡されたメモリへのライトデー
    タに誤りを検出した場合に特定の誤り訂正符号付きデー
    タを前記主メモリへ書き込むエラー注入回路と、主メモ
    リから読み出したデータが前記特定の誤り訂正符号付き
    データであるか否かを検出する注入エラー検出回路と、
    該注入エラー検出回路が前記特定の誤り訂正符号付きデ
    ータを読み出したとき当該読み出しを行ったソフトウエ
    アのみの実行停止を行う手段とを設けたことを特徴とす
    る計算機システム。
  6. 【請求項6】 プロセッサと、誤り訂正符号付きデータ
    を格納するキャッシュと、誤り訂正符号付きデータを格
    納する主メモリと、主メモリ制御装置と、前記プロセッ
    サと前記キャッシュを接続するキャッシュバスと、前記
    プロセッサと前記主メモリ制御装置を接続するプロセッ
    サバス及びエラー報告信号と、前記主メモリ制御装置と
    主メモリを接続するメモリバスとを備え、前記プロセッ
    サは少なくともキャッシュデータの誤りを検出するキャ
    ッシュデータ誤り検出回路とキャッシュデータ復号回路
    を内蔵し、前記主メモリ制御装置は少なくとも、前記プ
    ロセッサバス上のデータ誤りを検出する回路と、前記主
    メモリへライトするデータに付加するチェックビットを
    生成する誤り訂正符号生成回路と、シンドローム生成回
    路と、復号回路とを内蔵した計算機システムにおいて、
    前記プロセッサは、前記キャッシュデータの主メモリへ
    の転送時にエラーを検出しかつ該エラーが復号不可能で
    あるとき前記エラー報告信号を介して主メモリ制御装置
    へ報告する手段を備え、前記主メモリ制御装置は、前記
    エラー報告信号に従い特定の誤り訂正符号付きデータを
    前記主メモリへ書き込むエラー注入回路と、主メモリか
    ら読み出したデータが前記特定の誤り訂正符号付きデー
    タであるか否かを検出する注入エラー検出回路を備える
    ことを特徴とする計算機システム。
  7. 【請求項7】 請求項6において、特定の誤り訂正符号
    付きデータは、チェックビット部とデータ部から成り、
    前記チェックビット部は、前記データ部の正しいチェッ
    クビットをビット単位に反転させた符号であることを特
    徴とする計算機システム。
  8. 【請求項8】 請求項6において、前記特定の誤り訂正
    符号付きデータは、チェックビット部とデータ部から成
    り、前記チェックビット部は、前記データ部の正しいチ
    ェックビットをビット単位に反転させた符号とし、前記
    注入エラー検出回路は、前記シンドローム生成回路によ
    って生成されたシンドロームが全て1であり、かつ主メ
    モリから読み出したデータのデータ部と前記特定の誤り
    訂正符号付きデータのデータ部の一部が一致することを
    検出する回路で構成したことを特徴とする計算機システ
    ム。
  9. 【請求項9】 請求項8において、前記注入エラー検出
    回路で検出された信号と前記復号回路で検出された信号
    とを個別線とすることによりメモリ障害の有無を識別す
    るようにしたことを特徴とする計算機システム。
  10. 【請求項10】 プロセッサと、誤り訂正符号付きデー
    タを格納する主メモリと、主メモリ制御装置と、IO装
    置と、前記プロセッサと前記主メモリ制御装置を接続す
    るプロセッサバスと、前記主メモリ制御装置と主メモリ
    を接続するメモリバスと、前記主メモリ制御装置とIO
    装置を接続するIOバスとを備え、前記主メモリ制御装
    置は少なくとも、前記プロセッサバス上のデータ誤りを
    検出する回路と、前記IOバス上のデータ誤りを検出す
    る回路と、前記主メモリへライトするデータに付加する
    チェックビットを生成する誤り訂正符号生成回路とシン
    ドローム生成回路と復号回路を内蔵する計算機システム
    において、前記主メモリ制御装置に、プロセッサやIO
    装置から渡された主メモリへのライトデータに誤りを検
    出した場合に特定の誤り訂正符号付きデータを前記主メ
    モリへ書き込むエラー注入回路と、主メモリから読み出
    したデータが前記特定の誤り訂正符号付きデータである
    か否かを検出する注入エラー検出回路を設けたことを特
    徴とする計算機システム。
  11. 【請求項11】 プロセッサと、誤り訂正符号付きデー
    タを格納するメモリと、メモリ制御装置と、前記プロセ
    ッサと前記メモリ制御装置を接続するプロセッサバス
    と、前記メモリ制御装置と前記メモリを接続するメモリ
    バスとを備える計算機システムにおいて、プロセッサか
    ら渡されたメモリへのライトデータに誤りを検出したと
    き特定の誤り訂正符号付きデータを前記ライトデータに
    代えてメモリへ書き込み、メモリから読み出されたデー
    タが前記特定の誤り訂正符号付きデータであるか否かを
    検出し、前記特定の誤り訂正符号付きデータがメモリか
    ら読み出されたときは当該読み出しを行ったソフトウェ
    アのみの実行を停止させることを特徴とする計算機制御
    方法。
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