JP2664681B2 - 自動車のトリムにおける基材用素材の製造方法 - Google Patents
自動車のトリムにおける基材用素材の製造方法Info
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- JP2664681B2 JP2664681B2 JP62159956A JP15995687A JP2664681B2 JP 2664681 B2 JP2664681 B2 JP 2664681B2 JP 62159956 A JP62159956 A JP 62159956A JP 15995687 A JP15995687 A JP 15995687A JP 2664681 B2 JP2664681 B2 JP 2664681B2
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Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、自動車のトリム用基材に使われる素材の
製造方法に関するものである。 (従来の技術) 自動車のドアトリム,パッケージトレイトリム,ルー
フライナトリム等の内装用基材の素材は次のようにして
製造されることが多い。 素材の原料としては主に、麻,木質パルプ等の木質系
材料が使用される(次頁第1参照)。 まず、解繊工程を経てフリースマット原料FMが作られ
る。この状態では、そのまま成形機に仕掛けることがで
きないため、フリースマット原料はハンドリング性を得
るための工程(以下、ハンドリング工程という)を経
る。つまり、フリースマットのフェルト化がなされるの
である。従来、このハンドリング工程に2種類の手法が
知られている。 ニードリングタイプ ニードリングタイプというのは、フリースマット原料
FMに対し多数本発明のニードルを繰返し突刺すことで、
フリースマット内の繊維同士を絡めてフェルト化する手
法である。 ベーキングタイプ ベーキングタイプというのは、フリースマット原料FM
に対し熱可塑性樹脂原料を添加しておき、加熱炉を通過
させることでフェルト化する手法である。 (発明が解決しようとする問題点) ニードリングタイプの場合 フリースマット原料FM中の繊維を絡み合せる方式であ
るため、長繊維のもの、例えば麻のような原料を多量に
添加することを必要とし、コスト的に安価な木質パルプ
を主原料として製造できず、コスト高を招く。 ベーキングタイプの場合 木質パルプ原料を多く使用できる反面、それ以上に高
価な熱可塑性樹脂の添加を要し、コスト高となる。ま
た、加熱炉の必要による設備費の高騰化がこれを一層助
長する。したがって、ニードリングによる場合よりも結
果的にコスト高となる。 したがって、コスト的にはニードリングタイプの採用
が好ましいことになる。 そこで、ニードリングによる手法について、第3図を
参照しながらさらに述べると、フリースマット原料FMは
引込みローラ10にてニードリング装置11の内部に送りこ
まれる。そして、フリースマット原料FMはここでニード
リングを受けてフェルト化がなされ、送り出しローラ12
によって排出され、次工程へ移される。 ところで、コストダウンのためには、フリースマット
原料FM内の長繊維の量をできるだけ低下させればよい
が、こうすると、繊維同士の絡み合いが不十分となり、
このことに起因して、上記の工程中に、マットの破れY
1,Y2を生じることがある。これは両ローラ10,12間およ
び送り出しローラ12の通過後、次工程への移送の途中で
起きやすい。なお、この場合フェルト化されたマットM
の引張り強度は約0.1Kgf/50mm幅である(ハンドリング
のためには、その倍の0.2Kgf/50mm幅必要である。)。 また、一旦破れが生じれば、フリースマット原料FMの
引込みを円滑になしえなくなるため、引込みローラ10の
前方で原料が滞ってしまうことにもなる(第3図に示す
Y3参照)。 こうしたことから、単純には長繊維の量を低下させる
ことができず、容易にコストダウンを図りえない。ま
た、次工程である成形工程において端材13(成形用金型
14,15によって成形品から切り落されて不要となる部分
の材料)を生じるが、これを再利用できればコストダウ
ンに大いに寄与できる。しかし、現実には解繊工程にお
いて短繊維化されてしまうため、利用できず、止むなく
廃棄されている。 本発明の目的は木質パルプ原料を主成分とするマット
原料を搬送しつつニードリングする際において、良好な
搬送状態を形成しつつニードリングを行って、良好な引
張り強度を有するフェルトマット状の自動車のトリム基
材用素材を製造できる方法を提供することにある。 (問題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明では、木質パルプ
原料を主成分とするマット原料の少なくとも一方側の面
のほぼ全面に対しローラ搬送時のマット原料の破れ防止
用の不織布を配し、不織布を配した状態のマット原料を
回転するローラにより押圧しつつ搬送し、前記ローラに
よって搬送されつつあるマット原料にニードリングを行
ってフェルト化することを特徴とする自動車のトリム基
材用素材の製造方法を要旨とする。 (作用) 上記のようにすると、マット原料がローラを通過する
際において、マット原料の少なくとも一方側の面に不織
布が配されているために、ローラの回転力が確実にマッ
ト原料に伝達されるとともに、不織布がローラによる引
張り力に抗するため、マット原料は、引張りによる破れ
等が回避された状態で搬送される。このような搬送状態
にあるマット原料がニードリングされるため、マット原
料は均一な状態でニードリングされることになり、木質
系繊維の長短によらずに繊維同士がよく絡み合い、十分
な引張り強度を有する不織布一体のフェルトマットとな
る。 (実施例) 以下、本発明を具体化した実施例を図面にしたがって
詳細に説明する。 ハンドリング工程に使用された装置 まず、ハンドリング工程に使用する装置について説明
する。図中に示す1がニードリング装置本体であり、昇
降可能なニードングプレートを有する。そして、そのニ
ードリングプレート2の下面には、多数のニードル3が
装着されている。ニードリングは上下に対向するストリ
ッパプレート4およびフロアプレート5を貫き通して行
なわれる。 ニードリング装置本体1の前後には、各上下一対の引
込みローラ6および送り出しローラ7がそれぞれ同方向
へ積極回転可能に配置されている。 使用原料 本実施例で使用したフリースマット原料FMは、表1に
示したように、重量比で繊維長の40mm以下の麻が20%以
上,木質パルプが80%以下の組成で混合したものであ
る。 方法 上記のフリースマット原料FMをコンベア8によってニ
ードリング装置内へと搬送させるわけであるが、この場
合、コンベア8上に予め不織布9を敷いておき、この上
にフリースマット原料FMを撒くようにする。ここで使用
される不織布9はポリエステル系繊維を用いたもの、あ
るいはスパンボンド式不織布(10〜40g/m2)によった。 フリースマット原料FMは引込みローラ6によってニー
ドリング装置内に導かれ、ここで不織布9と共にニード
リングされて一体化される。すなわち、ニードリング装
置本体1の昇降に伴うニードル3の突刺しが繰返される
ことによって、マット原料はフェルト化してゆく。しか
して、フェルトマットMは送り出しローラ7にて搬出さ
れ、次工程(第4図に示すような熱圧プレス工程)へ移
送され、所定の製品形状に形成される。 ところで、従来と異なり、不織布9を敷いておいたも
とで、フリースマット原料FMを搬送するようにしたこと
によって、長繊維原料を敢えて混入しなくとも、充分な
引張り強度を持ったフェルトマットMが得られる。この
理由は、次のようである。 すなわち、フリースマット原料FMは前後への引張りの
作用を受けるが、下面に不織布9を敷いたことでローラ
6,7と不織布9とが直接的に接する。したがって、ロー
ラ6,7の回転力が確実に伝達されるが、不織布9は引張
りによる破れを生じることはないため、マット原料FM全
体を確実に引張ることができる。したがって、コンベア
8による搬送が円滑となって充分にかつ均一にニードリ
ングできるため、長繊維材料の混入がなくとも、短繊維
同士がよく絡み合い、充分な引張り強度を持った不織布
一体のフェルトマットMが得られる。なお、このものに
ついて、実際に測定したところによると、引張り強度は
0.2Kgf/50mm幅以上であった。 これに対し不織布9を敷かない場合には、ローラ6,7
による引張り強度が作用すると、特に、長繊維の混入さ
れていないものについては、繊維間の絡み合いに乏し
く、前述したように、原料の「滞留」あるいは「破れ」
を生じることがある。したがって、ニードリングを受け
てもその作用が不十分であったり、不均一であったりす
る。こうしたものについて、引張り強度を測定したとこ
ろ、約0.1Kgf/50mm幅以下であり、ハンドリング作業に
は不足した引張り強度しか得られなかった。 このように、本例の方法によれば、高価な長繊維原料
を混入しなくとも、短繊維原料のみでよいため、安価に
製造できる。また、成形工程で生じる余剰の端材13の再
利用が可能となるため、コストダウンを一層推進しうる
とともに、資源の有効利用に寄与する。 また、成形工程で生じる余剰の端材を再利用できる。
この場合、複雑な原料調合工程を必要とせず、端材をそ
のまま解繊して再マット化が可能であるため、製造コス
トの一層の引下げに寄与する。なお、本例では不織布9
を下面側に配したものについて図示し説明したが、上面
側に配してもよく、また両側に配してもよい。 (発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、マット原料の
良好な搬送状態を形成しつつニードリングを行うことが
でき、マット原料同士がよく絡みあって良好な引張り強
度を有するフェルトマット状の自動車トリムの基材用素
材を得ることができる。
製造方法に関するものである。 (従来の技術) 自動車のドアトリム,パッケージトレイトリム,ルー
フライナトリム等の内装用基材の素材は次のようにして
製造されることが多い。 素材の原料としては主に、麻,木質パルプ等の木質系
材料が使用される(次頁第1参照)。 まず、解繊工程を経てフリースマット原料FMが作られ
る。この状態では、そのまま成形機に仕掛けることがで
きないため、フリースマット原料はハンドリング性を得
るための工程(以下、ハンドリング工程という)を経
る。つまり、フリースマットのフェルト化がなされるの
である。従来、このハンドリング工程に2種類の手法が
知られている。 ニードリングタイプ ニードリングタイプというのは、フリースマット原料
FMに対し多数本発明のニードルを繰返し突刺すことで、
フリースマット内の繊維同士を絡めてフェルト化する手
法である。 ベーキングタイプ ベーキングタイプというのは、フリースマット原料FM
に対し熱可塑性樹脂原料を添加しておき、加熱炉を通過
させることでフェルト化する手法である。 (発明が解決しようとする問題点) ニードリングタイプの場合 フリースマット原料FM中の繊維を絡み合せる方式であ
るため、長繊維のもの、例えば麻のような原料を多量に
添加することを必要とし、コスト的に安価な木質パルプ
を主原料として製造できず、コスト高を招く。 ベーキングタイプの場合 木質パルプ原料を多く使用できる反面、それ以上に高
価な熱可塑性樹脂の添加を要し、コスト高となる。ま
た、加熱炉の必要による設備費の高騰化がこれを一層助
長する。したがって、ニードリングによる場合よりも結
果的にコスト高となる。 したがって、コスト的にはニードリングタイプの採用
が好ましいことになる。 そこで、ニードリングによる手法について、第3図を
参照しながらさらに述べると、フリースマット原料FMは
引込みローラ10にてニードリング装置11の内部に送りこ
まれる。そして、フリースマット原料FMはここでニード
リングを受けてフェルト化がなされ、送り出しローラ12
によって排出され、次工程へ移される。 ところで、コストダウンのためには、フリースマット
原料FM内の長繊維の量をできるだけ低下させればよい
が、こうすると、繊維同士の絡み合いが不十分となり、
このことに起因して、上記の工程中に、マットの破れY
1,Y2を生じることがある。これは両ローラ10,12間およ
び送り出しローラ12の通過後、次工程への移送の途中で
起きやすい。なお、この場合フェルト化されたマットM
の引張り強度は約0.1Kgf/50mm幅である(ハンドリング
のためには、その倍の0.2Kgf/50mm幅必要である。)。 また、一旦破れが生じれば、フリースマット原料FMの
引込みを円滑になしえなくなるため、引込みローラ10の
前方で原料が滞ってしまうことにもなる(第3図に示す
Y3参照)。 こうしたことから、単純には長繊維の量を低下させる
ことができず、容易にコストダウンを図りえない。ま
た、次工程である成形工程において端材13(成形用金型
14,15によって成形品から切り落されて不要となる部分
の材料)を生じるが、これを再利用できればコストダウ
ンに大いに寄与できる。しかし、現実には解繊工程にお
いて短繊維化されてしまうため、利用できず、止むなく
廃棄されている。 本発明の目的は木質パルプ原料を主成分とするマット
原料を搬送しつつニードリングする際において、良好な
搬送状態を形成しつつニードリングを行って、良好な引
張り強度を有するフェルトマット状の自動車のトリム基
材用素材を製造できる方法を提供することにある。 (問題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明では、木質パルプ
原料を主成分とするマット原料の少なくとも一方側の面
のほぼ全面に対しローラ搬送時のマット原料の破れ防止
用の不織布を配し、不織布を配した状態のマット原料を
回転するローラにより押圧しつつ搬送し、前記ローラに
よって搬送されつつあるマット原料にニードリングを行
ってフェルト化することを特徴とする自動車のトリム基
材用素材の製造方法を要旨とする。 (作用) 上記のようにすると、マット原料がローラを通過する
際において、マット原料の少なくとも一方側の面に不織
布が配されているために、ローラの回転力が確実にマッ
ト原料に伝達されるとともに、不織布がローラによる引
張り力に抗するため、マット原料は、引張りによる破れ
等が回避された状態で搬送される。このような搬送状態
にあるマット原料がニードリングされるため、マット原
料は均一な状態でニードリングされることになり、木質
系繊維の長短によらずに繊維同士がよく絡み合い、十分
な引張り強度を有する不織布一体のフェルトマットとな
る。 (実施例) 以下、本発明を具体化した実施例を図面にしたがって
詳細に説明する。 ハンドリング工程に使用された装置 まず、ハンドリング工程に使用する装置について説明
する。図中に示す1がニードリング装置本体であり、昇
降可能なニードングプレートを有する。そして、そのニ
ードリングプレート2の下面には、多数のニードル3が
装着されている。ニードリングは上下に対向するストリ
ッパプレート4およびフロアプレート5を貫き通して行
なわれる。 ニードリング装置本体1の前後には、各上下一対の引
込みローラ6および送り出しローラ7がそれぞれ同方向
へ積極回転可能に配置されている。 使用原料 本実施例で使用したフリースマット原料FMは、表1に
示したように、重量比で繊維長の40mm以下の麻が20%以
上,木質パルプが80%以下の組成で混合したものであ
る。 方法 上記のフリースマット原料FMをコンベア8によってニ
ードリング装置内へと搬送させるわけであるが、この場
合、コンベア8上に予め不織布9を敷いておき、この上
にフリースマット原料FMを撒くようにする。ここで使用
される不織布9はポリエステル系繊維を用いたもの、あ
るいはスパンボンド式不織布(10〜40g/m2)によった。 フリースマット原料FMは引込みローラ6によってニー
ドリング装置内に導かれ、ここで不織布9と共にニード
リングされて一体化される。すなわち、ニードリング装
置本体1の昇降に伴うニードル3の突刺しが繰返される
ことによって、マット原料はフェルト化してゆく。しか
して、フェルトマットMは送り出しローラ7にて搬出さ
れ、次工程(第4図に示すような熱圧プレス工程)へ移
送され、所定の製品形状に形成される。 ところで、従来と異なり、不織布9を敷いておいたも
とで、フリースマット原料FMを搬送するようにしたこと
によって、長繊維原料を敢えて混入しなくとも、充分な
引張り強度を持ったフェルトマットMが得られる。この
理由は、次のようである。 すなわち、フリースマット原料FMは前後への引張りの
作用を受けるが、下面に不織布9を敷いたことでローラ
6,7と不織布9とが直接的に接する。したがって、ロー
ラ6,7の回転力が確実に伝達されるが、不織布9は引張
りによる破れを生じることはないため、マット原料FM全
体を確実に引張ることができる。したがって、コンベア
8による搬送が円滑となって充分にかつ均一にニードリ
ングできるため、長繊維材料の混入がなくとも、短繊維
同士がよく絡み合い、充分な引張り強度を持った不織布
一体のフェルトマットMが得られる。なお、このものに
ついて、実際に測定したところによると、引張り強度は
0.2Kgf/50mm幅以上であった。 これに対し不織布9を敷かない場合には、ローラ6,7
による引張り強度が作用すると、特に、長繊維の混入さ
れていないものについては、繊維間の絡み合いに乏し
く、前述したように、原料の「滞留」あるいは「破れ」
を生じることがある。したがって、ニードリングを受け
てもその作用が不十分であったり、不均一であったりす
る。こうしたものについて、引張り強度を測定したとこ
ろ、約0.1Kgf/50mm幅以下であり、ハンドリング作業に
は不足した引張り強度しか得られなかった。 このように、本例の方法によれば、高価な長繊維原料
を混入しなくとも、短繊維原料のみでよいため、安価に
製造できる。また、成形工程で生じる余剰の端材13の再
利用が可能となるため、コストダウンを一層推進しうる
とともに、資源の有効利用に寄与する。 また、成形工程で生じる余剰の端材を再利用できる。
この場合、複雑な原料調合工程を必要とせず、端材をそ
のまま解繊して再マット化が可能であるため、製造コス
トの一層の引下げに寄与する。なお、本例では不織布9
を下面側に配したものについて図示し説明したが、上面
側に配してもよく、また両側に配してもよい。 (発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、マット原料の
良好な搬送状態を形成しつつニードリングを行うことが
でき、マット原料同士がよく絡みあって良好な引張り強
度を有するフェルトマット状の自動車トリムの基材用素
材を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本例における作業を示す説明図、第2図は第1
図におけるA部分の拡大図、第3図は従来の作業におけ
る問題点を示す説明図、第4図は熱圧成形工程を示す正
面図である。 1……ニードリング装置本体 3……ニードル 6,7……ローラ 9……不織布 FM……フリースマット原料 M……フェルトマット
図におけるA部分の拡大図、第3図は従来の作業におけ
る問題点を示す説明図、第4図は熱圧成形工程を示す正
面図である。 1……ニードリング装置本体 3……ニードル 6,7……ローラ 9……不織布 FM……フリースマット原料 M……フェルトマット
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 1.木質パルプ原料を主成分とするマット原料の少なく
とも一方側の面のほぼ全面に対しローラ搬送時のマット
原料の破れ防止用の不織布を配し、不織布を配した状態
のマット原料を回転するローラにより押圧しつつ搬送
し、前記ローラによって搬送されつつあるマット原料に
ニードリングを行ってフェルト化することを特徴とする
自動車のトリム基材用素材の製造方法
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62159956A JP2664681B2 (ja) | 1987-06-26 | 1987-06-26 | 自動車のトリムにおける基材用素材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62159956A JP2664681B2 (ja) | 1987-06-26 | 1987-06-26 | 自動車のトリムにおける基材用素材の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS646158A JPS646158A (en) | 1989-01-10 |
JP2664681B2 true JP2664681B2 (ja) | 1997-10-15 |
Family
ID=15704843
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62159956A Expired - Fee Related JP2664681B2 (ja) | 1987-06-26 | 1987-06-26 | 自動車のトリムにおける基材用素材の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2664681B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105862259A (zh) * | 2016-05-27 | 2016-08-17 | 苏州市丹纺纺织研发有限公司 | 一种无纺布布匹连接装置 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5160775A (en) * | 1974-11-08 | 1976-05-26 | Shigeru Kogyo Kk | Sharyoyonaisozaino seizohoho |
JPS5337095Y2 (ja) * | 1975-06-24 | 1978-09-08 | ||
JPS54131082A (en) * | 1978-03-29 | 1979-10-11 | Chubu Shintoukai Fueruto Kk | Production of special felt |
JPS62126392U (ja) * | 1986-02-04 | 1987-08-11 |
-
1987
- 1987-06-26 JP JP62159956A patent/JP2664681B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS646158A (en) | 1989-01-10 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |