JP2664539B2 - 創傷用ドレッシング - Google Patents

創傷用ドレッシング

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JP2664539B2 JP4506919A JP50691992A JP2664539B2 JP 2664539 B2 JP2664539 B2 JP 2664539B2 JP 4506919 A JP4506919 A JP 4506919A JP 50691992 A JP50691992 A JP 50691992A JP 2664539 B2 JP2664539 B2 JP 2664539B2
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は創傷用ドレッシングに関する。
褥瘡性潰瘍、静脈うっ血性潰瘍、褥瘡、開口した外科
手術上の創傷及び火傷のような分泌している皮膚創傷
は、皮膚の生理的な機能を喪失しているか、或は著しく
損なっているので、治療とドレッシングを特別に組み合
わせる必要がある。このような創傷の処置に対して様々
な提案がなされている。従来の創傷手当用の織物ドレッ
シングに加えて、不織の繊維やその他様々な合成繊維が
用いられている。
壊死組織が不活性な保護層を形成するとき、その層の
下には余分な体液は集まらず、壊死組織は創傷に残され
てしまう。その他いずれの場合にも、治癒のためには肉
芽組織の床が必要であり、これは脱落組織或は死んだ組
織とは適合しないため、壊死組織は取り除かねばならな
い。この壊死組織或は脱落組織の除去は、外科手術によ
って或は局所への壊死組織除去薬の使用によって行われ
る。局部麻酔注射では病原菌は創傷の奥深く侵入するの
で、外科手術による除去には全身麻酔が必要である。局
所の壊死組織除去薬には酵素製剤や化学薬が含まれる。
酵素製剤は組織を分解しそれを創傷から洗い流すが、通
常、健康な組織は保護しなければならない。酵素製剤
は、狭いpHの範囲で使用しない限りは不活性である。ア
ルカリ次亜塩素酸塩液剤のような化学壊死組織除去薬は
ガーゼに用いると乾燥し、ドレッシング取り替え時に焼
痂の層が剥がれる。しかし、ドレッシングが湿った状態
から乾燥した状態に変化する過程で非常な痛みが伴う可
能性がある。また、生命力のない組織、及び治癒しつつ
ある上皮組織の両方を除去することは壊死組織除去の非
選択的な一形態である。化学クリーム壊死組織除去薬は
壊死組織を分解する一方、健康な皮膚に対しても作用す
る。このようなクリーム剤を用いるときは通常は遮断ク
リームで健康な皮膚を保護しなくてはならない。
このように、壊死組織除去のための公知の手段或は技
術には多数の不利がある。このような不利を除去、或は
緩和するドレッシングが非常に望ましい。このように、
壊死の範囲とは無関係に壊死組織除去作用と洗浄作用と
を結合させたドレッシングが必要となる。こうしたドレ
ッシングを用いれば、壊死組織は分解し、結果として生
じるデブリは保持され得る。創傷の滲出液に溜まった死
んだ白血球から典型的には構成される脱落組織は、感染
の危険性を増加させるので取り除かなくてはならない。
このドレッシングを用いれば、存在するいかなる脱落組
織の除去も促進され、大量の血液、血清、化膿性物質を
保持し、こうした分泌物を皮下の組織から分離すること
が可能である。このドレッシングは、体液や電解質の損
失に対する少なくとも部分的な遮断層を提供し、痛みを
幾分緩和し、裸出した皮下組織が乾燥するのを防止す
る。
米国特許第4226232号は、分泌している皮膚創傷を処
置するために、吸水性デンプン加水分解物−ポリアクリ
ロニトリルグラフト共重合体と水からなる創傷用ゲルド
レッシングを開示している。このドレッシングが、創傷
や皮膚潰瘍の深いところで創傷の清浄さを著しく向上さ
せ、壊死し乾燥した分泌物を減少させることが記載され
ている。しかし、このドレッシングは外科手術上の壊死
組織除去の代用とはならない。壊死組織がすでに存在
し、焼痂の形成がすでに生じている場合、ドレッシング
の潜在力を十分に実現するためには、外科用メスや鋏み
で壊死組織を除去することが必要である。
英国特許第2124487号は、創傷の処置のための組成物
を開示している。組成物は、デンプン加水分解物−ポリ
アクリロニトリルグラフト共重合体からなり、そのう
ち、カルボキシ基の5〜90重量%の範囲がアルミニウム
で中和され、ジヒドロキシアルカン或はポリヒドロキシ
アルカンの2〜50重量%を含有する水溶液をマトリック
スに含む。組成物は、水を除去した結果として創傷の早
急な治癒を促進する並外れた膨張作用、或は吸上作用に
特徴がある。しかし、ゲル製品の保存期限は望まれる程
長くないということがわかってきた。
これらの先行技術のドレッシングは、壊死組織がすで
に存在し焼痂の形成が生じている場合、壊死組織除去作
用を有さないことが不利である。
本発明は、壊死組織がすでに存在し焼痂の形成が生じ
ている場合に、壊死組織除去(debridement)を促進す
るドレッシングを提供しようとするものである。このよ
うなドレッシングは、架橋セルロース誘導体に基づいて
いる。
多量の架橋炭水化物を含有し、静脈うっ血性潰瘍や火
傷のような著しく滲出している創傷からの滲出液を吸収
するドレッシングの使用が提案されている。
EP−A−0207022では、吸水性粒子とマトリックス形
成性の親水性濃化剤の水性分散液を安定させる方法であ
って、とりわけ分散液が架橋炭水化物のような物質の粒
子或はビーズの30〜70重量%からなり、粒子が、乾燥し
たビーズの形態であるとき、物質の吸水性特性をほぼそ
のまま保持しているものを開示する。このような製剤
は、高吸収性が要求される、火傷や潰瘍のような著しく
滲出している創傷の処置に用いられる。このようなドレ
ッシングは、急速に乾燥する場合は特に、乾燥作用が、
トラウマ及び患者にとってのストレスにつながるので、
壊死創傷に用いられる壊死組織除去用ドレッシングとし
ての使用には全く不適である。正反対に、効果的な壊死
組織除去には、外傷にほとんど或は全く脱水を伴わず、
或は好ましくは何らかの再水和作用を生じさせる必要が
あることがわかった。
従って、本発明は、不水溶性で、水膨張性の架橋セル
ロース誘導体、水及びポリオール組成を含み、ドレッシ
ングがゲルからなり、セルロース誘導体がゲルの10重量
%以下からなる創傷用ドレッシングを提供する。
ゲルは、膨張することで水溶液と相互作用を及ぼし合
い、その構造中に高比率の水を保有する超吸収性ポリマ
ーの三次元網状組織を意味する。ポリマーが水と飽和し
やすいことが好ましい。
この発明の目的を達成するためには、超吸収性ポリマ
ーがその自重の少なくとも10倍の水を吸収するポリマー
を意味するものと理解される。
適する架橋セルロース誘導体には、適切にはアルキル
基が、1〜6の炭素原子を含有するヒドロキシ低級アル
キルセルロース、例えばヒドロキシエチルセルロース、
ヒドロキシプロピルセルロース、及びカルボキシセルロ
ース、例えばカルボキシメチルヒドロキシエチル−セル
ロースやカルボキシメチルセルロースが含まれる。
カルボキシセルロース類のようなイオン性セルロース
誘導体が適する。ナトリウム塩の形態のカルボキシメチ
ルセルロースが、好ましいセルロース誘導体であり、入
手し易く、カルボキシルメチルセルロースの最も安価な
形態である。しかし、例えばリチウムやカリウムのよう
な他の塩の形態も使用できる。
カルボキシメチルセルロースは常法によって製造でき
る。それは、水性アルカリ有機スラリー中でセルロース
とクロロ酢酸のナトリウム塩を反応させて製造できる。
セルロースは、ナトリウム水酸化物溶液中に浸漬され、
アルカリセルロースは調整された条件下でナトリウムモ
ノクロルアセテートで処理され、カルボキシメチルセル
ロースとナトリウム塩化物からナトリウム塩を形成す
る。
カルボキシメチルセルロースは、製造モードに基づい
て、化学的架橋結合、例えばエステル或はエーテル架橋
結合或は熱架橋結合を形成することによって架橋させら
れる。本発明の目的に特に適するカルボキシメチルセル
ロースはアクゾソルトアンドベーシックケミカル社(Ak
zo Salt and Basic Chemical)で入手可能な、微粉でほ
ぼ不水溶性のナトリウムカルボキシメチルセルロースア
キュウセル(Akucell)SW3009−X181である。アキュウ
セル(Akucell)SW3009−X181は、ほぼ不水溶性だが、
それ自体の重量の何倍もの水及び他の流体を吸収するこ
とができ、86g水/gポリマーまで吸収することができ
る。それは0.4〜0.7gcm-3の嵩密度、1000ミクロン以下
の粉末度を有する。粉末度が250ミクロン以下であるの
が好ましい。
本発明に用いられるポリオールは、水混和性が適切
で、室温で液体であるのが更に適切である。
本発明に用いられる適するポリオールには、1,2−ジ
ヒドロキシプロパン、2,3−ジヒドロキシブタン、及び
3,4−ジヒドロキシヘキサンなど炭素原子数2〜6を有
するグリコールのようなジヒドロキシアルカン、2,5−
ジヒドロキシアルカン、ジエチレングリコール、及びト
リエチレングリコールを含む。1,2−ジヒドロキシプロ
パン(プロピレングリコール)は、本発明のドレッシン
グに用いられる好ましいジヒドロキシアルカンである。
一般式 CnH(2n+2)On (nは3〜6である) のポリヒドロキシアルカンは、本発明のドレッシングの
製造に適し、例えばグリセリン、ソルビトール、マンニ
トール、アドニット、リバイト(ribite)、ダルシトー
ル、エリスリトトール及びキシリットである。
本発明のドレッシングの製造用のポリオールとして適
するポリエチレングリコールは、分子重量が200〜600の
範囲の水溶性ポリエチレングリコールである。使用され
るポリプロピレングリコールは、水溶性で、好ましくは
分子重量が200〜450である。
ポリオールの希薄は、脱イオン水で行うのが好まし
い。ポリオール混合物を用いるのも可能である。
ポリオールは保湿剤として作用する。ポリオールは、
ドレッシングが乾燥しないよう蒸気分圧を減少させる作
用がある。その結果、創傷或は創傷の端部にドレッシン
グが接着することが避けられ、容易にドレッシングを取
り除くことができる。更に、工程中、水にセルロース誘
導体が分散するのを促進する。また、貼付を更に容易に
する物性をドレッシングに付与する。また、壊死組織へ
の湿気が侵入するのを高め、壊死組織除去の速度を速め
ると考えられている。ポリオールは、また、静菌剤とし
て作用し、微生物の成長を停止すると考えられている。
ポリオール成分は、ゲルの50重量%までからなる。ポ
リオールは、ゲルの10〜30重量%の範囲に存在するのが
適する。ポリオールは、ゲルの約20重量%に存在するの
が好ましい。
セルロース誘導体は、少なくともゲルの0.1重量%か
らなるのが適する。一般に、セルロース誘導体は、少な
くとも2%の量で存在する。ゲルは、適切には少なくと
もセルロース誘導体の6%以下、更に適切には2〜4重
量%を含有する。セルロース誘導体はゲルの3重量%か
らなるのが好ましい。
本発明のドレッシングは、更に、このような組成に慣
用的に用いられる添加補助物質(例えば香水)及び創傷
処置剤として慣用的に用いられる治療上有効量の活性物
質を含んでもよい。このような活性物質は、例えば、抗
菌剤、抗真菌剤及び局部麻酔薬である。適する抗菌剤
は、例えばスルダシン(suldacine)、スルファトルア
ミド(sulphatolamide)などのスルフォンアミド、或は
例えばペニシリン、メトロニダゾールなどの抗生物質で
ある。適する抗真菌剤は、例えばサリチルヒドロキサム
酸、サルチルアミド、ミコナコール(miconacol)及び
イソコナコール(isoconacol)などのサリチル酸及びそ
の誘導体である。適する局部麻酔薬は、例えばモルヒネ
などのアルカロイド、及び例えばメチルエステル、エチ
ルエステルなどのp−アミノ安息香酸のエステルであ
る。
ドレッシングは、また、酵素壊死組織除去剤などの添
加壊死組織除去剤及び/或は成長因子を含んでもよい。
ゲルのpHは、治療上望ましい範囲になくてはならな
い。pHは、pH6以下でないのが好ましい。アルカリ側のp
HはpH8.5以上の数値でないのが適する。適切にはpHの数
値はpH6〜8.5の範囲であり、更に適切にはpH6.5〜7.5の
範囲である。pHは、例えば量を正確に測定された酸或は
アルカリを加えることによって、慣用的方法で必要であ
れば調整できる。
本発明の創傷用ドレッシングはゲルを含むが、ゲルの
弾性は、ゲルが創傷に容易に貼付され、しかも滑り落ち
ない程度である。こうして、ゲルの物性は、創傷のくぼ
みや裂け目に容易に達し、処置する部分に密着する。こ
のため、処置する全部分にゲルが密着するだけでなく、
先行技術のゲルドレッシングに比較してゲル貼付或は創
傷から取り除く間に患者が経験する苦痛を軽減、或は場
合によっては除去することが可能である。
ゲルがドレッシングの単一成分である本発明の実施様
態において、ゲルは300ニュートン/M2以上、3500ニュー
トン/M2以下の弾性を有するのが適する。適切には、ゲ
ルの弾性は500〜3000ニュートン/M2の範囲である。更に
適切には、弾性は1000〜2500ニュートン/M2の範囲であ
る。好ましくは、ゲルの弾性は1500〜2500ニュートン/M
2の範囲である。
ドレッシングが、例えば以下に記載する裏打ち材料な
どのゲルへの添加成分からなる本発明の実施様態におい
て、ゲルは300ニュートン/M2以上の弾性を有する。適す
るのは、ゲルの弾性が13,000ニュートン/M2以下である
場合である。
ドレッシングの弾性はレオメーターによって測定され
る。適するレオメーターは例えばカリーメッド(Cari−
Med)100である。ゲルの弾性を測定するこの装置に用い
られる適する試験パラメーターを、以下に示す。
温度−25.0℃ 平板−4.0cmステンレス鋼パラレル モード−周期5Hz 本発明のゲルからなる材料は主に壊死組織除去剤(de
briding agent)である。
このように材料は、結合して壊死組織や焼痂を分解す
る。本発明のドレッシングによって示される壊死組織除
去は、処置される創傷に水を放出するゲルの能力による
と考えられる。このように、水はゲルからドレッシング
の方向に移動する。
ゲルからドレッシングへの水の移動は、架橋セルロー
ス誘導体がほぼ完全に飽和する結果であると考えられ
る。しかし、架橋セルロース誘導体は完全には飽和せ
ず、これはゲルが一定条件下で水を吸収できるというこ
とによって証明される。このように本発明のゲルは、創
傷が滲出しているとき吸収剤として作用する。一般に壊
死の進んだ創傷は著しく滲出しないので、ゲルは吸収力
をあまり発揮しない傾向にある。しかし、脱落組織及び
/或は壊死細胞からなる創傷は更に著しく滲出する傾向
があり、こうした場合ゲルは吸収作用と壊死組織除去作
用を結合させる傾向がある。
このように本発明のゲルにおいて、水は2方向に移動
する。第1の方向は吸収性創傷用ドレッシングと関連し
た従来の方向で、水は創傷からドレッシングへ移動す
る。第2の方向はその反対方向で、水はドレッシングか
ら創傷へ移動する。
ゲルから創傷へ上記のような水の移動が、本発明のゲ
ルの壊死組織除去作用及び/或は再水和作用を生じさせ
ると考えられる。
使用において本発明のゲルはほぼ完全に膨張するの
で、ほとんど滲出していない壊死創傷に接触すると、ゲ
ルは再水和剤として作用し、吸収剤としては作用しない
傾向がある。
本発明のドレッシングの再水和作用はゲルの物質的構
造に密接に関連していると考えられる。このように、ゲ
ルは、セルロース誘導体粒子がほぼ完全に膨張した架橋
セルロース誘導体の均一混合からなる。
この発明の別な側面として、不水溶性、水膨張可能な
架橋セルロース誘導体、水及びポリオール成分を混合す
ることからなる、本発明のゲルドレッシング作成の方法
が提供される。
ゲル成分は、全成分をイストラル(Ystral)混合機な
どの混合機に加え、均一混合物が形成されるまで連続的
に混練することによって混合される。或は、架橋セルロ
ース誘導体は、幾分かの或は全部のポリオール成分と予
め配合される。合成物は、ゲルの成分の残余に加えら
れ、均一になるまで混練される。
均一混合物がドレッシングの成分を混合した結果とし
て得られない場合は、混練工程などの均一化のための機
械的手段を混合物に課す必要がある。混練工程は、プロ
ブストアンドクラスコロイドミル(Probst and Class c
olloid mill)などのコロイドミルを用いて行われる。
ゲルは使用される前に一般に滅菌される。ゲルは包装
前に滅菌され、次いで防菌処置をして包装される。ゲル
は、包装される前に滅菌されるのが好ましい。滅菌は、
公知の滅菌法のいずれかによって行われる。しかし、好
ましい滅菌法は蒸気滅菌である。
使用において、本発明のドレッシングは、処置される
創傷あるいは身体部分に直接ドレッシングを貼付するこ
とからなる方法によって、創傷、特に壊死組織を含んだ
創傷の処置に用いられる。創傷は通常生理食塩溶液で洗
浄され準備される。ゲル成分は25g等のサッシェ(小さ
な袋)に入れるのが便利である。サッシェの引裂部分は
開口前に適する防腐剤で拭く.サッシェの中身をサッシ
ェから創傷に静かに絞り出す。ドレッシングが整合性を
有するため、貼付は非常に簡便である。必要であれば、
滅菌へら或は類似の器具を用いて創傷の裂け目や開口部
にゲルを均す。一旦、充分なゲルを貼付した後(最小限
の厚みは5mmである)、ゲルを添加吸収性材料で覆うの
は任意である。ゲルは多くの吸収性材料と共に用いられ
る。創傷の状態によって、吸収性材料が選択され取り替
え頻度が決定される。
本発明の別の実施様態では、ポリウレタンフィルムの
ような吸蔵(occlusive)フィルムを第2のドレッシン
グとして用いるのが適する。吸蔵フィルムは、壊死組織
への湿気の貫入を著しく高め、ゲルの作用を促進する。
フィルムは、ゲルを創傷に貼付した後にゲル上に配置さ
れる。
吸収性パッド、好ましくは非密着性吸収性パッドを用
いることによって吸収性が向上する。吸収性材料は、ゲ
ルを創傷に貼付した後ゲル上に配置する。
本発明の別の実施様態では、ドレッシングはゲルから
なり、不水溶性水膨張可能な架橋セルロース誘導体、水
及びポリオール成分からなり、セルロース誘導体はゲル
の10重量%以下からなり、ゲルは裏打ち層上の層であ
る。適する裏打ち層には、ポリウレタンのような閉鎖フ
ィルム、或はポリウレタン気泡材料などの吸収性材料が
含まれる。
ドレッシングを取り除くには、任意の吸収性材料が存
在すれば最初にそれを取り除き、通常生理食塩溶液で洗
浄することによって、本発明のドレッシングは容易に取
り除かれる。
本発明が提供するドレッシングは、下記のゲルドレッ
シングが例えば上記の吸収性材料のいずれかの吸収性材
料と結合し、ゲルドレッシングと吸収性材料の両者の物
性が結合し一体化したドレッシングである。
本発明のゲルドレッシングは、再水和作用と吸収作用
を結合させている。これらの結合した作用が壊死組織を
分解し、創傷から脱落組織を取り除く。このように、本
発明のドレッシングは壊死組織除去・洗浄作用を有す
る。壊死組織を除去し、結果として生じるデブリノ除去
を促進する。更に、血液、血清及び化膿性物質のような
分泌物を吸収することによって貼付箇所を清浄にする。
本発明のドレッシングは、壊死組織を除去し、デブリ
の積層をくい止め、脱落組織の形成を防止する。或は、
脱落組織がすでに形成されている場合には、ドレッシン
グの再水和作用が穏やかにかつ効果的に働いて、存在す
る壊れ易い肉芽組織を傷つけることなく脱落組織を取り
除く。更に、本発明のドレッシングは、壊れ易い組織に
害を与えることなく創傷から容易に湿気を吸収する。
本発明は以下の実施例によって例証される。
実施例1 以下の組成からなるこの発明のゲルドレッシングを作
成した: 重量% アキュウセル(Akucell)SW3009−X181 架橋カルボキシメチルセルロースナトリウム 3.00 モノプロピレングリコール 20.00 脱イオン水 77.00 100.00 ポリマースラリー成分 モノプロピレングリコール50gを混合機を使用して撹
拌する。乾燥させたアキュウセルSW3009−X181のアクゾ
アンドベイシックケミカルズ製品18kgを、一定の低撹拌
に保持されたモノプロピレングリコールに、塊が形成し
ないようにゆっくりと加える。
大量の液体成分 モノプロピレングリコール70kgを撹拌容器に移す。そ
の後、純水464.3リッターを同じ容器に計量しながら供
給する。撹拌容器の中身は5分まで、例えば2分混合さ
れる。
ポリマースラリー成分と大量の液体成分の混合 スラリーが沈殿を生じているなら、ポリマーが均一に
分散させることを確実にするために再撹拌しなければな
らない。その後、スラリーは大量の液体成分に加えら
れ、入念に混合される。ゲルが形成され、更に混合が明
らかでなくなった後、撹拌機を停止する。
ゲルは続いて、例えば、25kgのサッシュで滅菌され
た、適当な包装中に満たされる。
実施例2 以下の組成からなるこの発明のゲルドレッシングを実
施例1に得られる工程によって作成した: 重量% アキュウセル(Akucell)SW3009−X181 架橋カルボキシメチルセルロースナトリウム 10 モノプロピレングリコール 50 脱イオン水 40 100 実施例3 以下の組成からなるこの発明のゲルドレッシングを実
施例1に得られる工程によって作成した: 重量% アキュウセル(Akucell)SW3009−X181 架橋カルボキシメチルセルロースナトリウム 10 モノプロピレングリコール 50 脱イオン水 40 100 上記実施例のゲルの弾性を、カリーメッド(Cari−Me
d)100を使用する上記記載の工程について測定した。
以下のような結果が得られた: 弾性ニュートン/M2 実施例1 1500−2000 実施例2 12870 実施例3 10870 この結果は、記載された実施例のうち、実施例1のゲ
ルがこの発明の具体化に最も好ましく、このゲル成分が
ドレッシングの唯一の成分であることを示している。
実施例4 この実施例は、EP−A−0207022によって生産された
従来のドレッシングの吸収特性と比較して、この発明の
ドレッシングの再水和作用特性を例証するために記載さ
れている。
実施例1(A)の生産物は、商業上入手できる、デキ
ストラノマー(dextranomer)、DEG600、水(B)を64
%含む、ペーストと比較された。
それゆえ、25、30、40重量%のゼラチンが用意され、
(A)或いは(B)の公知の重量を取り除いた後計算し
(約23g)、さらにゼラチンを再計量した。以下にゼラ
チンの重量中のダメージを記載する。
A B 25 +1.56 −11.27 30 +2.47 −10.91 40 +4.36 − 7.25 上記の結果から、本発明の成分が高くないのに従来の
組成は高い吸収性材料であることを明らかに示してい
る。
この発明の別な側面として、ゲルは2つの仕切りのあ
る包装の一方を満たすことができる。他の仕切りは、上
記に記載したようなこの発明のドレッシングで使用する
ための第2のドレッシングとして供給される閉鎖裏打ち
層或いは吸収性材料の層のような、裏打ち層を好適に保
持するために使用することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−36314(JP,A) 特開 昭61−244369(JP,A) 特開 平2−11151(JP,A) 特表 昭59−501159(JP,A) 米国特許4618491(US,A)

Claims (21)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水不溶性で、水膨張可能な架橋セルロース
    誘導体と、水及びポリオール成分からなるゲルであり、
    ゲル中に前記セルロース誘導体を0.1〜10重量%含有
    し、かつ前記ゲルが300〜13000ニュートン/M2の弾性を
    示すことからなる創傷用ドレッシング。
  2. 【請求項2】セルロース誘導体がヒドロキシ低級アルキ
    ルセルロース誘導体である請求項1に請求したドレッシ
    ング。
  3. 【請求項3】低アルキルセルロース誘導体がヒドロキシ
    エチルセルロース或いはヒドロキシプロピルセルロース
    である請求項2に請求したドレッシング。
  4. 【請求項4】セルロース誘導体がカルボキシセルロース
    誘導体である請求項1に請求したドレッシング。
  5. 【請求項5】カルボキシセルロース誘導体がカルボキシ
    メチルセルロースである請求項4に請求したドレッシン
    グ。
  6. 【請求項6】ポリオール成分が炭素数2〜6を有するジ
    ヒドロキシアルカンである請求項1〜5のいずれか1つ
    に請求したドレッシング。
  7. 【請求項7】ジヒドロキシアルカンが1,2−ジヒドロキ
    シプロパンである請求項6に請求したドレッシング。
  8. 【請求項8】ポリオール成分が一般式: CnH(2n+2)O (nが3〜6である) のポリヒドロキシアルカンである請求項1〜5いずれか
    1つに請求したドレッシング。
  9. 【請求項9】ポリオール成分がポリエチレングリコール
    からなる請求項1〜5のいずれか1つに請求したドレッ
    シング。
  10. 【請求項10】ポリエチレングリコールが200〜600の範
    囲の分子量を有する請求項9に請求したドレッシング。
  11. 【請求項11】ポリオール成分がジエチレングリコール
    或いはトリエチレングリコールである請求項1〜5のい
    ずれか1つに請求したドレッシング。
  12. 【請求項12】ポリオール成分が上記請求項6〜10のい
    ずれか1つに請求したポリオー b)「QuarkXPress(2.01J) ル成分の少なくとも1つからなる請求項1〜5のいずれ
    か1つに請求したドレッシング。
  13. 【請求項13】ポリオール成分がゲルの50重量%以下か
    らなる上記請求項のいずれか1つに請求したドレッシン
    グ。
  14. 【請求項14】ゲルが蒸気滅菌された請求項1〜13のい
    ずれか1つに請求したドレッシング。
  15. 【請求項15】カリーメッド100CLFレオメータを用い、
    25℃、5Hz周期、平板間隔4.0cmで測定したときゲルの弾
    性が3000ニュートン/M2以下である請求項1〜14いずれ
    か1つに請求したドレッシング。
  16. 【請求項16】ゲルが、更に、創傷組成物に慣用的に用
    いられる添加物質、補助物質或いは活性物質からなる請
    求項1〜15のいずれか1つに請求されたドレッシング。
  17. 【請求項17】ゲルが、更に、抗菌剤、抗真菌剤、麻酔
    薬・添加壊死組織除去剤及び/或は成長因子の少なくと
    も1つからなる請求項16に請求したドレッシング。
  18. 【請求項18】ゲルが裏打ち層上の層である請求項1〜
    17のいずれか1つに請求したドレッシング。
  19. 【請求項19】裏打ち層が閉鎖フィルムである請求項18
    に請求されたドレッシング。
  20. 【請求項20】裏打ち層が吸収性材料の層からなる請求
    項18に請求されたドレッシング。
  21. 【請求項21】セルロース誘導体をポリオール成分の好
    くなくともいくつかと配合し、その後、ポリオール成分
    の残余部分を配合物に加えることからなる請求項1〜20
    のいずれか1つに請求されたゲルを形成する方法。
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