JP2664304B2 - 光ディスク装置 - Google Patents

光ディスク装置

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JP2664304B2
JP2664304B2 JP3288029A JP28802991A JP2664304B2 JP 2664304 B2 JP2664304 B2 JP 2664304B2 JP 3288029 A JP3288029 A JP 3288029A JP 28802991 A JP28802991 A JP 28802991A JP 2664304 B2 JP2664304 B2 JP 2664304B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、有機色素から成る記録
層を有する光ディスクに対し、光ピックアップ装置によ
って情報の記録再生を行う光ディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図は、従来のこの種の光ディスク装置
の概略構成図である。
【0003】図のように、この光ディスク装置は、光デ
ィスク1と、その光ディスク1の記録面11に対向した
状態で配置された光ピックアップ装置2とから構成され
ている。
【0004】光ディスク1は、反射層12の上に、有機
色素から成る記録層13を形成し、更にその記録層13
の上の記録面11に透明な保護層14を形成して構成さ
れたもので、回転軸15によって所定方向へ回転する。
【0005】一方、光ピックアップ装置2は、ノイズ低
減用の高周波重畳回路21を備えたレーザ光源22と、
コリメートレンズ23ビームスプリッタ24対物レ
ンズ25集光レンズ26、および光検出器27を組み
合わせて構成されたもので、図示せぬ駆動機構によって
光ディスク1の半径方向に移動する。
【0006】この光ピックアップ装置2において、レー
ザ光源22からの放射光L1は、コリメートレンズ23
で平行光とされた後、ビームスプリッタ24を透過し、
対物レンズ25により光ディスク1上に収束して光スポ
ットLSとなる。またこの収束した放射光L1の、光デ
ィスク1の反射層12からの反射光L2は、再び対物レ
ンズ25に入射して放射光L1の光路を逆進するととも
に、ビームスプリッタ24で直角方向へ偏向され、集光
レンズ26により集光されて光検出器27に入射する。
【0007】そして、光ディスク1を回転させるととも
に光ピックアップ装置2を移動させることにより、光デ
ィスク1に対する光スポットLSの位置を移動させて、
後述のように記録再生を行う。
【0008】即ち、光ピックアップ装置2のレーザ光源
22からの放射光L1の強さをある一定のレベル以上に
すると、光ディスク1の記録層13は、その放射光L1
の光スポットLSの部分が加熱され、放射光L1の強さ
に応じた変形を起こす。従って、放射光L1の強さをあ
る一定のレベル以上に保って変化させることにより、光
ディスク1の記録層13に情報を記録することができ
る。
【0009】また、光ディスク1からの反射光L2の強
さは、情報の記録された記録層13の形状に応じて変化
する。従って、レーザ光源22からの放射光L1の強さ
を、記録層13を変形させない程度のレベルとし、光デ
ィスク1からの反射光L2の強さの変化を光検出器27
で検出することにより、記録層13の記録情報を再生す
ることができる。
【0010】ところで上記光ディスク1の、有機色素か
ら成る記録層13は、光の波長が短くなるほどその光の
吸収率が高くなり、よって加熱され易く変形し易くなる
という性質を有する。そこで従来の光ディスク装置で
は、レーザ光源22の放射光L1の波長として、再生時
に、光ディスク1の記録層13を変形させないように、
しかも反射光L2が強くなって光検出器27の出力が大
きくなるようにする必要から、記録層13に吸収され難
い波長が選ばれている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
光ディスク装置では、光ディスク1の記録層13に対し
て記録再生を行うレーザ光源22の放射光L1の波長
を、光ディスク1の記録層13に吸収され難い波長とし
なければならないため、記録時には、逆に記録層13の
加熱に時間がかかることになる。
【0012】従って、従来の光ディスク装置では、記録
動作を高速化することができないという欠点があった。
【0013】本発明は、この欠点を解消するためになさ
れたもので、記録時には再生時より短波長の光を用いる
ことにより、情報の記録をより高速で行うことのできる
光ディスク装置を得ることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る光ディスク装置は、レーザ放射光を入
射させることにより、その放射光の二次高調波を発生す
る非線形光学素子と、前記非線形光学素子の放射光の光
路中への挿入と光路外への退避とを行なう非線形光学素
子移動機構を有している。
【0015】
【作用】上記構成の光ディスク装置によれば、記録時に
は再生時より短い波長の放射光を光ディスク上に収束さ
せることにより、光ディスクの記録層を、その性質か
ら、より短時間で加熱変形させることが可能となる。
その結果、情報の記録をより高速で行うことができる。
【0016】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。尚、実施例を示す図において、図に示した従来
例と相違ない構成要素については、同一の符号を付して
説明を省略する。
【0017】図1は、本発明に係る光ディスク装置の第
一の実施例を示す概略構成図である。
【0018】図のようにこの第一の実施例における光デ
ィスク装置では、レーザ光源22の放射光L1を入射さ
せることによりその放射光L1の二次高調波を発生する
非線形光学素子28と、その非線形光学素子28を放射
光L1の光路中に挿入するとともにその光路外に退避さ
せる非線形光学素子移動機構29とが、光ピックアップ
装置2に付加されている。本実施例では、上記非線形光
学素子28は、レーザ光源22からの放射光L1を平行
光とするコリメートレンズ23と、光ディスク1からの
反射光L2を偏向させるビームスプリッタ24との間に
挿入される。
【0019】またこの光ディスク装置の場合、レーザ光
源22としては、従来例の場合と同様に、光ディスク1
の記録層13に吸収され難い波長の光を放射するものが
用いられる。つまり従来の光ディスク装置の光学系をそ
のまま利用することができる。
【0020】上記構成の光ディスク装置では、記録時に
は、非線形光学素子28を非線形光学素子移動機構29
により移動させて放射光L1の光路中に挿入する。する
と非線形光学素子28にレーザ光源22からの放射光L
1が入射することによって、その非線形光学素子28か
らは、放射光L1の二次高調波が射出される。つまりレ
ーザ光源22の放射光L1は、非線形光学素子28によ
って、波長が二分の一に変換されることになる。この短
波長に変換された放射光L1aは、ビームスプリッタ2
4を透過し、対物レンズ25により光ディスク1上に収
束して光スポットLSとなる。そしてこの短波長の放射
光L1aによって、光ディスク1の記録層13を加熱
し、変形させて情報の記録を行う。
【0021】このように短波長に変換した放射光L1a
を用いることにより、有機色素から成る記録層13の光
の吸収率が高くなるため、その光ディスク1の記録層1
3を、レーザ光源22の放射光L1をそのまま用いた場
合より、短時間で加熱,変形させることが可能となる。
その結果、情報の記録をより高速で行うことができる。
【0022】一方、再生時には、非線形光学素子28を
非線形光学素子移動機構29により放射光L1の光路外
に退避させ、従来例の場合と同様に、記録層13に吸収
され難い波長の放射光L1を光ディスク1の記録層13
に収束させて、その光ディスク1からの反射光L2の強
さの変化を光検出器27で検出する。これにより、光デ
ィスク1の記録層13を変形させることなく反射光L2
を強めて、記録情報の再生を行うことができる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明に係る光デ
ィスク装置によれば、記録時には再生時より短波長の光
を用いることにより、情報の記録をより高速で行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例を示す概略構成図であ
る。
【図2】従来例を示す概略構成図である。
【符号の説明】
1 光ディスク、11 記録面、13 記録層、2,2
a,2b 光ピックアップ装置、22 レーザ光源、2
2a 記録用レーザ光源、22b 再生用レーザ光源、
27 光検出器、28 非線形光学素子、29 非線形
光学素子移動機構。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有機色素から成る記録層を有する光ディ
    スクと、その光ディスクの記録面に対向した状態で配置
    された光ピックアップ装置とから構成され、その光ピッ
    クアップ装置に設けられたレーザ光源からの放射光を上
    記光ディスク上に収束させて、その光ディスクの記録層
    を加熱することにより情報を記録するとともに、上記収
    束させた放射光の光ディスクからの反射光を、上記光ピ
    ックアップ装置に設けられた光検出器で検出することに
    より上記光ディスクの記録層の記録情報を再生する光デ
    ィスク装置において、 レーザ光源の放射光を入射させることにより、その放射
    光の二次高調波を発生する非線形光学素子と、前記非線
    形光学素子の放射光の光路中への挿入と光路外への退避
    とを行なう非線形光学素子移動機構を有することを特徴
    とする光ディスク装置。
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JPS6047240A (ja) * 1983-08-26 1985-03-14 Canon Inc 光ヘツド装置
JPH02278519A (ja) * 1989-04-19 1990-11-14 Sony Corp 光記録媒体の記録方法

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