JP2664176B2 - 高精細映像符号化方法および復号化方法 - Google Patents
高精細映像符号化方法および復号化方法Info
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- JP2664176B2 JP2664176B2 JP755988A JP755988A JP2664176B2 JP 2664176 B2 JP2664176 B2 JP 2664176B2 JP 755988 A JP755988 A JP 755988A JP 755988 A JP755988 A JP 755988A JP 2664176 B2 JP2664176 B2 JP 2664176B2
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- Japan
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- video signal
- definition video
- signal
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- Television Systems (AREA)
- Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
- Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 （発明の属する技術分野） 本発明は、高速パケット網を利用する高精細映像符号
化方法および復号化方法に関するものであり、受信者側
が当該高精細映像符号化信号を選定することにより、標
準映像信号受信機でも受信ができる高精細映像符号化方
法および復号化方法を提供するものである。
化方法および復号化方法に関するものであり、受信者側
が当該高精細映像符号化信号を選定することにより、標
準映像信号受信機でも受信ができる高精細映像符号化方
法および復号化方法を提供するものである。
（従来の技術） 従来、標準映像信号受信機で受信可能とする両立性の
ある高精細映像信号伝送方式については、アナログ方式
（周波数多重複合信号型）が提案されているが、本発明
が対象とするパケット符号化方式に関するものはなかっ
た。
ある高精細映像信号伝送方式については、アナログ方式
（周波数多重複合信号型）が提案されているが、本発明
が対象とするパケット符号化方式に関するものはなかっ
た。
第３図はディジタル化された高精細映像画面を示し、
その一例であるハイビジョン方式によれば、画面の走査
線数は1125本で、各走査線当たりの画素数は2000以上
（アスペクト比9:16より）である。
その一例であるハイビジョン方式によれば、画面の走査
線数は1125本で、各走査線当たりの画素数は2000以上
（アスペクト比9:16より）である。
これに対し、現行の標準映像信号の一例であるNTSC方
式の画面の走査線数は525本、各走査線当たりの画素数
は700以上（アスペクト比3:4より）となっている。
式の画面の走査線数は525本、各走査線当たりの画素数
は700以上（アスペクト比3:4より）となっている。
従って、高精細映像信号をそのままパケット符号化し
た場合には、NTSC方式の標準映像信号受信機では、大規
模な画素間引き，補間フィルタ回路等を設置しなければ
受信不能であり、また、高価なものとなる問題点があっ
た。
た場合には、NTSC方式の標準映像信号受信機では、大規
模な画素間引き，補間フィルタ回路等を設置しなければ
受信不能であり、また、高価なものとなる問題点があっ
た。
（発明の目的） 本発明は、上述した事態を解決するために、標準映像
信号受信機にも受信可能な両立性のある高精細映像符号
化方法および復号化方法をうることを目的とするもので
ある。
信号受信機にも受信可能な両立性のある高精細映像符号
化方法および復号化方法をうることを目的とするもので
ある。
（発明の構成） 本発明は、ディジタル化した高精細映像信号を符号化
する場合、まず標準映像信号と整合する画像部分を切り
出して符号化し、次に残った画像部分を既に符号化され
ている部分との相関を利用しながら符号化し、前者の符
号化信号に対しては所定の単位毎に標準映像信号の表示
を付与し、後者の符号化信号に対しては所定の単位毎に
高精細映像信号の表示を付与し、全体として標準映像信
号と高精細映像信号とを混在させて伝送することを最も
主要な特徴とする。
する場合、まず標準映像信号と整合する画像部分を切り
出して符号化し、次に残った画像部分を既に符号化され
ている部分との相関を利用しながら符号化し、前者の符
号化信号に対しては所定の単位毎に標準映像信号の表示
を付与し、後者の符号化信号に対しては所定の単位毎に
高精細映像信号の表示を付与し、全体として標準映像信
号と高精細映像信号とを混在させて伝送することを最も
主要な特徴とする。
（実施例） 第１図は、本発明を実施するための一例としてのNTSC
表示画素Xij（白丸部分）と残余の高精細映像表示画素Y
ij（黒丸部分）の関係を示す。
表示画素Xij（白丸部分）と残余の高精細映像表示画素Y
ij（黒丸部分）の関係を示す。
本発明は、送信側でまずNTSC信号を形成するような画
素を選択し、これを符号化して伝送することによってNT
SC受信機で受信することを容易とする。以下に、標準映
像信号の１つであるNTSC信号を一例として符号化方式を
説明する。
素を選択し、これを符号化して伝送することによってNT
SC受信機で受信することを容易とする。以下に、標準映
像信号の１つであるNTSC信号を一例として符号化方式を
説明する。
上述したNTSC信号（走査線数525本,700画素／本程
度）の表示画素Xijのみをまず集めて、例えばフレーム
間相関直交変換符号化を行なう。この符号化出力された
伝送符号化系列はある単位でパケット化し、その頭にNT
SC信号の表示を付与する。
度）の表示画素Xijのみをまず集めて、例えばフレーム
間相関直交変換符号化を行なう。この符号化出力された
伝送符号化系列はある単位でパケット化し、その頭にNT
SC信号の表示を付与する。
次に、残余の高精細映像信号の表示画素Yijを選択
し、その近傍に表示画素Xijがある時には符号化された
表示画素Xijとの相関をとる。また、表示画素Yijの近傍
に表示画素Xijがない時には表示画素Yij間の相関により
符号化を行なう。
し、その近傍に表示画素Xijがある時には符号化された
表示画素Xijとの相関をとる。また、表示画素Yijの近傍
に表示画素Xijがない時には表示画素Yij間の相関により
符号化を行なう。
この場合の符号化としては、差分予測符号化，差分直
交変換，差分ベクトル量子化等の種々な符号化手段を適
用することが可能である。
交変換，差分ベクトル量子化等の種々な符号化手段を適
用することが可能である。
このようにして符号化された伝送符号系列は、前述し
たようにある単位でパケット化し、その頭に高精細映像
信号の表示を付与する。
たようにある単位でパケット化し、その頭に高精細映像
信号の表示を付与する。
なお、これまでは表示画素を分割して行なう場合につ
いて述べたが、NTSC信号の部分については折り返し雑音
低減のため、NTSC帯域とするためのフィルタをかけるこ
とも考えられる。この場合には、フィルタされた画素値
と元の画素値との差分をパケット符号化し、これに高精
細映像表示を行なう。
いて述べたが、NTSC信号の部分については折り返し雑音
低減のため、NTSC帯域とするためのフィルタをかけるこ
とも考えられる。この場合には、フィルタされた画素値
と元の画素値との差分をパケット符号化し、これに高精
細映像表示を行なう。
上述した符号化結果は、第２図に示す両立性のある高
精細映像符号化のパケット配列とすることができる。同
図（ａ）はNTSC表示パケットを全て先送りし、その後に
高精細映像表示パケットを送る方法である。また、同図
（ｂ）はNTSC表示パケットと高精細映像表示パケットを
入り混えて送る方法であり、これら（ａ）または（ｂ）
のいずれの方法でもよい。
精細映像符号化のパケット配列とすることができる。同
図（ａ）はNTSC表示パケットを全て先送りし、その後に
高精細映像表示パケットを送る方法である。また、同図
（ｂ）はNTSC表示パケットと高精細映像表示パケットを
入り混えて送る方法であり、これら（ａ）または（ｂ）
のいずれの方法でもよい。
ここで、受信機について付言すると、高精細映像受信
機の場合には、第２図のNTSC表示パケットおよび高精細
映像表示パケットの双方を取り込み、NTSC表示パケット
を復号した後、次にこれを利用して高精細映像表示パケ
ットを復号し、高精細映像を画面表示することができ
る。
機の場合には、第２図のNTSC表示パケットおよび高精細
映像表示パケットの双方を取り込み、NTSC表示パケット
を復号した後、次にこれを利用して高精細映像表示パケ
ットを復号し、高精細映像を画面表示することができ
る。
また、NTSC受信機の場合には、送られてきたパケット
の中からNTSC表示パケットのみを選択し、これを復号す
るのみで標準映像を画面表示することができる。
の中からNTSC表示パケットのみを選択し、これを復号す
るのみで標準映像を画面表示することができる。
これまで述べたNTSC信号は一例であり、他の標準映像
信号｛PAL（スイス，西ドイツ）,SECAM（フランス，ソ
ビエト）｝への適用も容易である。
信号｛PAL（スイス，西ドイツ）,SECAM（フランス，ソ
ビエト）｝への適用も容易である。
（発明の効果） 以上説明したように、本発明によれば、受信側は高精
細映像受信機で、高精細映像信号を受信できることは勿
論、標準映像信号を受信できるし、また、一方標準受信
機は標準映像信号を受信できる。これにより両立性のあ
るパケット網向きの高精細映像符号化および復号化を実
現することが可能になる。
細映像受信機で、高精細映像信号を受信できることは勿
論、標準映像信号を受信できるし、また、一方標準受信
機は標準映像信号を受信できる。これにより両立性のあ
るパケット網向きの高精細映像符号化および復号化を実
現することが可能になる。
第１図は本発明を実施するためのNTSC表示画素Xijと残
余の高精細映像素子画素Yijの関係説明図、第２図は本
発明による高精細映像符号化のパケット配列例図、第３
図は高精細映像画面の一例図である。 Xij……NTSC表示画素、Yij……残余の高精細映像表示画
素。
余の高精細映像素子画素Yijの関係説明図、第２図は本
発明による高精細映像符号化のパケット配列例図、第３
図は高精細映像画面の一例図である。 Xij……NTSC表示画素、Yij……残余の高精細映像表示画
素。
Claims (4)
- 【請求項１】ディジタル化した高精細映像信号を符号化
する方式であって、 標準映像信号と整合する画像部分を切り出して符号化す
る第１の過程と、 残余の高精細映像信号に関し、該高精細映像信号の画素
の近傍に標準映像信号と整合する画素が存在する場合に
は、該標準映像信号と整合する画素との相関により符号
化を行う第２の過程と、 残余の高精細映像信号に関し、該高精細映像信号の画素
の近傍に標準映像信号と整合する画素が存在しない場合
には、該高精細映像信号の画素の近傍の他の高精細映像
信号の画素との相関により符号化を行う第３の過程とを
有し、 前記第１の過程で得られた符号化信号に対して所定の単
位毎に標準映像信号の表示を付与し、前記第２および第
３の過程で得られた符号化信号に対して所定の単位毎に
高精細映像信号の表示を付与し、全体として標準映像信
号と高精細映像信号とを混在させて伝送する ことを特徴とする高精細映像符号化方法。 - 【請求項２】前記第１の過程における標準映像信号と整
合する画像部分が、該標準映像信号と整合する画像部分
に対し、折り返し雑音低減のためのフィルタをかけた後
の画像である ことを特徴とする請求項（１）記載の高精細映像符号化
方法。 - 【請求項３】前記折り返し雑音低減のためのフィルタを
かけた後の画像に対しては標準映像信号の表示を付与
し、該フィルタをかける前の画素値とフィルタされた画
素値の差分の符号化信号に対しては高精細映像信号の表
示を付与する ことを特徴とする請求項（２）記載の高精細映像符号化
方法。 - 【請求項４】請求項1,請求項２または請求項３記載の高
精細映像符号化方法によって符号化された信号を復号化
する方法であって、 請求項1,請求項２または請求項３の方法によって符号化
された標準映像信号と高精細映像信号の混在信号を受信
し復号化するにあたって、 高精細映像受信機においては、標準映像信号および高精
細映像信号の双方を取り込んで復号化を行い、 標準映像受信機においては、標準映像信号のみを取り込
んで復号化を行う ことを特徴とする高精細映像復号化方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP755988A JP2664176B2 (ja) | 1988-01-19 | 1988-01-19 | 高精細映像符号化方法および復号化方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP755988A JP2664176B2 (ja) | 1988-01-19 | 1988-01-19 | 高精細映像符号化方法および復号化方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01183964A JPH01183964A (ja) | 1989-07-21 |
| JP2664176B2 true JP2664176B2 (ja) | 1997-10-15 |
Family
ID=11669164
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP755988A Expired - Lifetime JP2664176B2 (ja) | 1988-01-19 | 1988-01-19 | 高精細映像符号化方法および復号化方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2664176B2 (ja) |
-
1988
- 1988-01-19 JP JP755988A patent/JP2664176B2/ja not_active Expired - Lifetime
Non-Patent Citations (2)
| Title |
|---|
| １９８７年度 画像符号化シンポジウム （ＰＣＳＪ８７） Ｐ．１２９−１３０ |
| 電子情報通信学会論文誌、Ｊ７０−Ｂ［１］（１９８７−１）Ｐ．９６−１０４ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01183964A (ja) | 1989-07-21 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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