JP2664126B2 - 切断装置 - Google Patents

切断装置

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JP2664126B2
JP2664126B2 JP29020393A JP29020393A JP2664126B2 JP 2664126 B2 JP2664126 B2 JP 2664126B2 JP 29020393 A JP29020393 A JP 29020393A JP 29020393 A JP29020393 A JP 29020393A JP 2664126 B2 JP2664126 B2 JP 2664126B2
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arm
cut
cutting
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tube
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知紀 土本
豊 柴田
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NIPPON GAISHI KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、円筒状の薄肉の管を切
断する切断装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、筒状の管を切断する装置とし
ては、管の外側から切断装置の刃部を押し当て、管の径
方向に横断することにより切断するようにしている。例
えば、その管の円周方向に添ってカッターにより切断
し、その管の円周方向にぐるりと一周回るようにして切
断する。また、薄肉の管を回転し、この回転する管の外
側からカッターにより切断するものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
切断装置によると、このような切断しようとする薄肉の
管の外部が剛体の外管でおおわれているような場合、そ
の管の外部に切断装置を設置する空間余裕スペースはな
い。このため、このような管を切断する際には、予め管
を外部で切断し、所定の大きさの管にした後に狭い空間
内あるいは地下に埋設するようにする。
【0004】ところが、狭い空間あるいは地下において
は、管の内壁側から管を切断することができれば、管の
設置作業あるいは切断作業が容易に行える。また、薄肉
の大口径の管を外部からカッターで押し付けながら切断
しようとすると、管が歪んで変形が大きくなって切断が
困難となる。本発明は、このような観点からなされたも
ので、薄肉の管の径方向内側から管を切断することが可
能な切断装置を提供することを目的とする。
【0005】また本発明は、切断すべき薄肉の管の径が
変更になっても同一の装置で切断可能な切断装置を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するためのもので、切断される管体の内部に設置可能
な基台と、この基台に固定される駆動源と、この駆動源
の回転駆動軸に一方の端部が固定される第1アームと、
前記第1アームの他方の端部に回動可能に一方の端部が
支持される第2アームと、前記第2アームの他方の端部
に回動可能に支持され、前記切断される管体の内壁に当
接する案内手段と、前記第2アームの他方の端部近傍に
取り付けられ、前記回転駆動軸の中心からの距離が前記
案内手段までの距離よりも遠い位置にあり、前記切断さ
れる管体を切断する切断手段とを備えたことを特徴とす
る構成を採用する。
【0007】本発明の切断装置は、前記構成において、
前記回転駆動軸の中心から前記切断手段までの距離が可
変になるように前記第1アームと前記第2アームとのな
す角を変更可能なアーム角変更手段を備えたことを特徴
とする構成を採用する。
【0008】
【作用】本発明の切断装置の構成によると、管の内部に
切断装置本体を設置し、回転駆動軸の周りに第1アーム
を旋回し、前記回転駆動軸から切断装置までの回転方向
の径が可変になるよう第1アームと第2アームの間接部
で腕を折り曲げることで、管の周方向にぐるりと回して
管を切断する。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。まず切断装置は、切断されようとする管の内径側
に設置される。すなわち図2に示すように、厚肉の外管
2の内部に挿入されている内管1の内部に矢印100方
向に切断装置を挿入する。
【0010】その切断装置の具体例を図1、2、3、4
に示す。図2において、円筒状の厚肉の外管2の内部に
切断されるべき薄肉の内管1が挿入されている。外管2
と内管1の間の隙間は微小である。そして、外管2の内
部に切断装置10が設置される。切断装置10は、基台
12、駆動源としての油圧モータ14、動力伝達装置1
6、第1アーム18、第2アーム20、支持ローラ2
2、カッタ24、回転半径可変手段としての油圧シリン
ダ26、圧力センサ28からなる。
【0011】基台12は、外管2に固定するための支持
台32、34が備えられ、この支持台32、34により
基台本体36が設置される。この基台12がカッタおよ
び後述する第1アーム18、第2アーム20を支持す
る。また基台12に固定されるガイド55により内管1
の端部が支持されている。すなわち、内管1の外周部の
一部分の円弧状部分をガイド55により支持し、このガ
イド55により内管1を保持し、このガイド55の端部
の図3ですぐ左側の位置で内管1を刃部48で切断す
る。
【0012】油圧モータ14は、基台本体36に固定さ
れており、この油圧モータ14の駆動軸に固定されるギ
ア38がギア40に噛み合い、このギア40を固定する
回転軸42の他端側に第1アーム18が固定されてい
る。油圧モータ14の回転により回転力がギア38、ギ
ア40、回転軸42を経由して第1アーム18に伝達さ
れる。
【0013】第1アーム18は、その回転中心側の一方
の端部18aが回転軸42の他端42aに固定されてい
る。そして第1アーム18の径外方向外側の他方の端部
18aに回転自在にシャフト44の一端が支持されてお
り、このシャフト44の他端に回転自在に第2アーム2
0の回転中心側の端部20aが取り付けられている。第
2アーム20は、シャフト44を中心として回動可能に
支持されており、他端側に支持ローラ22が回転自在に
設けられている。
【0014】支持ローラ22は、切断すべき内管1の内
壁に接触し回転自在に第2アーム20の他端側に支持さ
れるもので、後述するカッター24の切断位置を位置決
めする役割がある。すなわち、支持ローラ22が内管1
の内壁を周方向に案内し、この案内によってカッター2
4の回転中心位置が決められ、切断を円滑に行う役割が
ある。
【0015】カッター24は、駆動モータ46と、この
駆動モータ46により回転される刃部48とからなる。
駆動モータ46は、第2アーム20の他端側に固定され
て取り付けられている。この駆動モータ46の回転軸4
6aに円盤状の刃をもつ刃部48が固定されている。回
転半径可変手段としての油圧装置26は、図4に示すよ
うに、油圧シリンダ50と、この油圧シリンダ内の油圧
室の圧力に応じて油圧シリンダ軸方向に伸縮するロッド
52とからなる。ロッド52の一端52aは第2アーム
20の半径方向外側近傍の端部に回転自在に取り付けら
れている。このロッド52は、図4に示す矢印B、C方
向に伸縮自在になっており、このロッド52の位置は、
図4に示す油圧制御手段56の指令により油圧シリンダ
50内の油圧室に応じて可変となる。
【0016】油圧制御手段56は、油圧シリンダ50内
に連通される油圧ライン57の圧力を検知する圧力セン
サ28の信号を入力し、この油圧信号に応じて例えばこ
の油圧信号が一定値になるように油圧シリンダ50の油
圧室を一定に保持するよう油圧室に作動油を供給する。
これにより、第2アーム20の先端に設けられる支持ロ
ーラ22が内管1に当接する当接力を一定にするように
ロッド52が伸縮位置を決める。従って、回転軸42を
中心とする矢印D方向に第1アーム18、第2アーム2
2が旋回するとき、ロッド52を伸縮することで、内管
1の周方向に添って回転半径可変手段26が回転可能で
ある。
【0017】回転半径可変手段26が回転軸42の周り
を矢印D方向に旋回する時、駆動モータ46により刃部
48が回転される。これにより、切断装置の回転中心と
なる回転軸42が内管1の中心になくとも、回転半径可
変手段26がその周方向に一回転することにより内管1
を切断することができる。次に、この切断装置10の動
作について説明する。
【0018】まず外管2の内部に切断装置10が図2に
示す矢印100方向から挿入される。このとき図1に示
すように、切断装置10の回転軸42が内管1の中心O
より距離δだけ偏心した下位置に設置されるとする。こ
れは、切断装置10のどのような偏心位置に回転軸を設
定したときであっても切断されるべき管を切断可能にす
るためである。このとき、内管1の端部外周円弧面がガ
イド55により支持される。
【0019】次いで、油圧モータ46を回転駆動し、刃
部48を回転する。次いで図1に示すように第1アーム
18と第2アーム20とのなす角αを大にし、例えばα
1 の角度にし、支持ローラ22を位置管1の内壁に当接
させる。このとき刃部48が内管1の切断を開始する。
次いで、第1アーム18を回転軸42の周りに図1に示
すように反時計方向に旋回させる。これと同時に圧力セ
ンサ28の油圧信号により油圧室の圧力値が一定となる
ように油圧制御手段56がロッド52の長さを調節す
る。かくして刃部48の回転により内管1がぐるりと一
周まわり、第1アーム18と第2アーム20によりなさ
れる回転軸42を中心とする回転半径が可変となりつつ
内管1の切断を行う。切断完了後、回転軸42の回転を
停止し、第2アーム20を折り畳んで刃部48の回転を
停止する。これにより切断を完了する。
【0020】本実施例では、第1アーム18と第2アー
ム20の折り畳み角度を圧力センサ28の信号に基づい
て制御するようにしたが、その他のセンサおよび制御手
段によりカッタ24の旋回回転半径を可変制御するよう
にしてもよい。また本実施例では、内管1の端部近傍外
周円弧面をガイド55により支持しているため、内管の
形状を保形しつつカッター24のハブ48で押さえつけ
て切断するので、内管が歪むことなく切断可能となる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明の切断装置に
よると、管の内部に切断装置を設置し、管の内径側から
の切断が可能になるという効果がある。従って、管の外
部に余裕空間スペースがない場合、本装置を管の内部に
設置することにより管体内部からの切断が可能となり、
操作性が良好となるという効果がある。
【0022】また、本発明の切断装置によると、切断さ
れる薄肉の管の径が変更になっても第1のアームと第2
のアームの接続部となる間接折曲作用により同一装置で
切断できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す模式図である。
【図2】本発明の第1実施例による横断面図である。
【図3】図2のIII 部分の拡大断面図である。
【図4】本発明の第1実施例による回転半径可変手段を
示す模式図である。
【符号の説明】
1 内管 10 切断装置 12 基台 14 油圧モータ(駆動源) 16 動力伝達装置 18 第1アーム 20 第2アーム 22 支持ローラ 24 カッター 26 回転半径可変手段 28 圧力センサ 46 モータ(カッター) 48 刃部(カッター) 50 油圧シリンダ(回転半径可変手段) 52 ロッド(回転半径可変手段) 55 ガイド 56 油圧制御手段

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 切断される管体の内部に設置可能な基台
    と、 この基台に固定される駆動源と、 この駆動源の回転駆動軸に一方の端部が固定される第1
    アームと、 前記第1アームの他方の端部に回動可能に一方の端部が
    支持される第2アームと、 前記第2アームの他方の端部に回動可能に支持され、前
    記切断される管体の内壁に当接する案内手段と、 前記第2アームの他方の端部近傍に取り付けられ、前記
    回転駆動軸の中心からの距離が前記案内手段までの距離
    よりも遠い位置にあり、前記切断される管体を切断する
    切断手段とを備えたことを特徴とする切断装置。
  2. 【請求項2】 前記回転駆動軸の中心から前記切断手段
    までの距離が可変になるように前記第1アームと前記第
    2アームとのなす角を変更可能なアーム角変更手段を備
    えたことを特徴とする請求項1記載の切断装置。
JP29020393A 1993-11-19 1993-11-19 切断装置 Expired - Lifetime JP2664126B2 (ja)

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JPH07136830A JPH07136830A (ja) 1995-05-30
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