JP2662896B2 - 難燃性と伸長性を有する仕上げ材 - Google Patents

難燃性と伸長性を有する仕上げ材

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明の組成物は建築物、構築物の仕上げ材として
用いられ、その難燃性および伸長性により、それらの内
外表面の仕上げとして利用される。
(従来の技術) 従来、建築物、構築物の美装,保護のための仕上げに
は、セメント系結合剤を用いたものに代表される無機質
系仕上げ材、および合成樹脂系結合剤を用いたものに代
表される有機質系仕上げ材が用いられてきた。
そして、これらは次に示す欠点を有していた。例え
ば、無機質系仕上げ材を用いて仕上げた場合、それによ
って形成される塗膜は不燃性を有し、硬いものとなる。
しかし、弾性、柔軟性、伸長性などがなく、建築物等に
生ずるクラックに追従できるものとはなっていなかっ
た。一方、有機質系仕上げ材を用いて仕上げた場合、塗
膜は接着性、弾性、柔軟性などを有することはできて
も、難燃性を有したものとはならなかった。
これらの、問題点は結合材であるセメントあるいは合
成樹脂がかかわる本質的問題であるため、これらの欠点
を総て解決した仕上げ材はほとんど見当たらなかった。
このような課題にたいして、先に存在する発明として
は、特公昭62−25639号あるいは特開昭62−267377号に
記載された発明であった。
(発明が解決しようとする問題点) この発明では、先の公告特許に示されたセメントと伸
長性のある合成樹脂エマルションを用いるものでもな
く、公開特許に示されたシリコーンゴム系のエマルショ
ンと熱可塑性合成樹脂エマルションを特徴とするもので
もない難燃性と伸長性を有する仕上げ材を得ようとする
ものである。
(問題点を解決するための手段) この発明では、難燃性と伸長性の発現を下記の構成を
有する事によりなしている。
その基本となる第一の発明は、 主結合材としての難燃性と伸長性を有する合成樹脂
エマルションの固形分100重量部に対して難燃材とし
ての水和アルミナ,みょうばん,ほう砂、ほう酸亜鉛,
メタほう酸バリウム,水酸化アルミニウム,水酸化マグ
ネシウム,水酸化スズカルシウム,水酸化スズマグネシ
ウムの中から任意に選ばれる少なくとも一つの無機水化
物150〜600重量部ハロゲン化合物,三酸化アンチモ
ン,五酸化アンチモン,酸化ジルコニウムから選ばれる
難燃剤1〜30重量部を加え、更に骨材,体質顔料など
の充填材を合計で100〜300重量部および造膜助剤,増粘
剤,繊維,湿潤剤,分散剤,消泡剤,防腐剤,防黴剤な
どを適宜添加してなることである。
そして、第二の発明は、 主結合材としての難燃性と伸長性を有する合成樹脂
エマルションの固形分100重量部に対して難燃材とし
ての水和アルミナ,みょうばん,ほう砂,ほう酸亜鉛,
メタほう酸バリウム,水酸化アルミニウム,水酸化マグ
ネシウム,水酸化スズカルシウム,水酸化スズマグネシ
ウムの中から任意に選ばれる少なくとも一つの無機水化
物150〜600重量部ガラスビーズないしグラスファイバ
100〜400重量部ハロゲン化合物,三酸化アンチモン,
五酸化アンチモン,酸化ジルコニウムから選ばれる難燃
剤1〜30重量部を加え、更に骨材,体質顔料などの充
填材を合計で200重量部以下および造膜助剤,増粘剤,
繊維,湿潤剤,分散剤,消泡剤,防腐剤,防黴剤などを
適宜添加してなることである。
さらに、第三の発明は、 主結合材としての難燃性と伸長性を有する合成樹脂
エマルションの固形分100重量部に対して副結合材と
してのセメント70〜600重量部難燃材としての水和ア
ルミナ,みょうばん,ほう砂,ほう酸亜鉛,メタほう酸
バリウム,水酸化アルミニウム,水酸化マグネシウム,
水酸化スズカルシウム,水酸化スズマグネシウムの中か
ら任意に選ばれる少なくとも一つの無機水化物0〜600
重量部ハロゲン化合物,三酸化アンチモン,五酸化ア
ンチモン,酸化ジルコニウムから選ばれる難燃剤0.1〜3
0重量部を加え、更に骨材,体質顔料などの充填材を
合計で600重量部以下および造膜助剤,増粘剤,繊維,
湿潤剤,分散剤,消泡剤,防腐剤,防黴剤などを適宜添
加してなることである。
まず、第一の発明の構成から説明すると、の難燃性
と伸長性を有するエマルションとは、難燃性という意味
合いからはフイルムが自消性をもつものであればよく、
伸長性という意味合いからはフイルム伸び率がJIS K63
01に準拠して測定し500%以上あれば、得られる塗膜の
伸び率がJIS A6910の防水タイプ(120%以上)とする
ことが出来る。用いられるエマルションの組成として
は、例えば2−エチルヘキシルアクリレート,ブチルア
クリレート,エチルアクリレート,イソプロピルアクリ
レート,ラウリルメタクリレート,ヘキシルメタクリレ
ート,スチレン,アクリロニトリル,シリコーンゴム,
ブチルゴム,スチレンブタジエンゴム,ニトリルゴム,
エチレン,塩化ビニルなどが使用できる。二つの特長を
持った市販製品の例としては、日本合成ゴム社製のH−
609,三菱油化バーディッシェ社製のアクロナール5X−14
00DX,ヘキスト合成社製のモビニール937,住友化学工業
社製のスミエリートSE−1010L等があげられる。
次に、の難燃材として用いられる無機水化物は、結
晶水の形で水分子を持った無機物質の事であり、水分子
を持っているために、火災など強熱された場合に結晶水
を放出することにより吸熱反応を起こすことから使用さ
れるものである。その例としては、水和アルミナ,みょ
うばん,ほう砂,ほう酸亜鉛,メタほう酸バリウム,水
酸化アルミニウム,水酸化マグネシウム,水酸化スズカ
ルシウム,水酸化スズマグネシウムの中から任意に選択
される少なくとも一つのものがある。特に、水酸化アル
ミニウムは、プラスチックの難燃材として多用されてき
たものである。仕上げ材中には、粉末あるいはか粒の状
態において添加される。この配合量は先のエマルション
の固形分100重量部に対して150から600重量部にあるの
がよく150重量部以下では、難燃剤との兼合いもあるが
難燃性の発現が悪くなってしまう。また、逆に600重量
部以上の場合は、仕上げ材の塗膜の伸び率が悪くなって
しまう。
そして、の難燃剤は、充填機能をも持った難燃材と
合わせて難燃性を発現するためのものであり、例とし
て、トリクレジルホスフェート,トリフェニルホスフェ
ート,トリブチルホスフェートなどのリン酸エステル,
トリスジクロルプロピルホスフェート,トリスブロムク
ロルプロピルホスフェートなどの含ハロゲンリン酸エス
テル、塩素化パラフィン,塩素化ポリエチレン,臭素化
ポリフェニル,塩素化ポリフェニル,テトラブロムエタ
ン,ヘキサブロムシクロドデカンなどのハロゲン化合
物、三酸化アンチモン,五酸化アンチモン,酸化ジルコ
ニウムなどが一種または複合の形で使用される。その配
合使用量は、先のエマルションの固形分100重量部にた
いして1から30重量部の間で使用される。この割合が1
重量部以下となると難燃材との兼合いもあるが難燃性の
発現が悪くなってしまい、また、逆に30重量部以上の場
合は、難燃性向上にあま4り効果がなく、仕上げ材の塗
膜の伸び率が悪くなってしまう。塗膜の伸び率に対する
影響は、添加量の関係から難燃剤の方が一般に少ない。
更に添加される骨材,体質顔料などの充填材は、従来
より公知となった硅砂,寒水砂,炭酸カルシウム,酸化
チタン,亜鉛華,タルク,クレーなどが使用できる。但
し、難燃性に於いて不充分な時は、この充填材の割合を
減じて、の難燃材を増加させた方が良いことは言うま
でもない。この充填材の配合量は、先のエマルションの
固形分100重量部に対して100から300重量部の間で使用
される。100重量部以下となると、塗膜自体の耐熱性が
悪くなってしまい、また、逆に300重量部以上の場合
は、難燃材との兼合いもあるが難燃性の発現が悪くなっ
てしまう。
これら,,が占める割合は、全体の対結合材量
として考えるべきものであり、エマルションの固形分10
0重量部に対しては250から700重量部にあるのが良い。
このほかに添加される造膜助剤,増粘剤,繊維,湿潤
剤,分散剤,消泡剤,防腐剤,防黴剤などは、この発明
の目的を損なわない範囲内において種類,添加量を定め
ればよい。さて、第二の発明の構成について説明する。
第一の発明の構成において使用されるの合成樹脂エ
マルション,の無機水化物,の難燃剤,の充填材
などは同じものが使用されるので、割合は別として第二
の発明におけるガラスビーズないしグラスファイバにつ
いて説明する。
この発明にいうガラスビーズ,グラスファイバは、融
点が200〜600℃にある低融点ガラスが用いられる。これ
は、ガラスが溶融する際に吸熱となること、液状溶融物
は酸素を遮断することによる難燃性への効果と、溶融物
は粘度が高く塗膜の剥落を防止し、温度降下時に再ガラ
ス化することで付形性を持つことを利用するものであ
る。従って、使用されるガラスは、融点が200℃から600
℃にあるガラスであればよい。例えば、アルカリ金属塩
鉛ガラス,リン酸塩ガラス,ホウ酸塩系ガラス,亜ヒ酸
・亜アンチモン酸ガラス,亜テルル酸塩ガラス,As・Tl
・S系ガラス、ハロゲン化物系特殊ガラスなどがある。
また、使用される形態としては0.005〜0.5mmのビーズあ
るいは繊維径5〜数十μ,繊維長0.005〜0.5mmのファイ
バにより使用される。
配合割合は、難燃性と伸長性を有する合成樹脂エマ
ルションの固形分100重量部に対して無機水化物150か
ら600重量部ガラスビーズないしグラスファイバ100か
ら400重量部ハロゲン化合物等の難燃剤1から30重量
部充填材200重量部以下となり、他に適宜造膜助剤,
増粘材,繊維等が添加される。
このガラスビーズ,グラスファイバの配合割合が100
重量部以下の場合は火災時における剥落防止効果が得ら
れなくなり、逆に400重量部より多い場合は、難燃性が
低下する。ガラスビーズ等を配合するに当たって、その
融点が200〜350℃程度のもの,350〜450℃程度のもの,45
0〜600℃程度のものを組み合わせることにより、それぞ
れのガラスが徐々に溶けてゆくことにより難燃性能の向
上を計ることができる。
配合組成におけるガラスビーズ,グラスファイバが加
わることによる第一の発明への変化は、全体として充填
材が置き換わることにより、付形性と難燃性能の向上を
挙げることができる。
続けて、第三の発明の構成について説明する。第二の
発明の構成を説明したと時と同じ理由により、セメント
について説明する。
この発明にいうセメントは、普通ポルトランドセメン
ト,高炉セメント,シリカセメント,フライアッシュセ
メント等の種々のセメントが使用できる。セメントは、
普通水硬性があり、硬化体は水化物となる。従って、結
合材としての役割と、難燃材としての役割を持つ。セメ
ントを副結合材として用いた時の配合割合は、難燃性
と伸長性を有する合成樹脂エマルションの固形分100重
量部に対してセメント70から600重量部無機水化物
0から600重量部ハロゲン化合物等の難燃剤0.1から30
重量部充填材600重量部以下となり、他に適宜造膜助
剤,増粘材,繊維等が添加される。
このセメントの配合割合が70重量部以下の場合はセメ
ントの結合力の発現とならず難燃性が悪くなる。また、
600重量部より多い場合は、伸張性が悪くなり、塗膜の
収縮率が大となる。
配合組成におけるセメントが加わることによる第一の
発明への変化は、全体として無機水化物が置き換わるこ
とにより、難燃性能の向上を挙げることができる。逆
に、伸長性能は低下する。無機水化物の割合を0とした
場合は、難燃3級合格のためにはセメントの割合を200
重量部以上としなければならない。
(実施例) 以下に、実施例をあげてこの発明を説明する。尚、実
施例1〜3および比較例1〜3は、第一の発明を説明す
る配合例であり、実施例4および比較例4は、第二の発
明を説明する配合例であり、実施例5と6および比較例
5と6は第三の発明を説明する配合例である。それぞれ
の発明における実施例と比較例に配合される合成樹脂エ
マルション,無機水化物,難燃剤およびガラスビーズは
同じ素材のものを用いた。そして、実施例7は、第二,
第三の発明の複合例となっている。
実施例1 下記配合1に示す割合の仕上材をディスパーを用いて
混練した。以下、割合については重量部を表わし、エマ
ルションの割合については固形分の重量を表わす。
配合1 合成樹脂エマルション 100部 水酸化アルミニウム 200部 三酸化アンチモン 10部 炭酸カルシウム 50部 無機繊維 10部 その他添加剤 4部 水 適宜 合成樹脂エマルションにはヘキスト合成社製のモビニ
ール934(固形分50%)を用い、無機繊維には新日本製
鉄化学社製のエスファイバーを用いた。
混練された仕上げ材を用いて、JIS K6301の方法によ
る抗張力の測定、JIS A6910方法による付着力,伸び率
の測定と、JIS A1321の方法による難燃性試験を行なっ
た。この結果は、下記第2表に記した。
実施例2ないし実施例7 仕上げ材の組成が、下記配合2より配合7のものを用
意した。
配合2 合成樹脂エマルション 100部 水酸化アルミニウム 600部 三酸化アンチモン 10部 炭酸カルシウム 100部 無機繊維 20部 その他添加剤 5部 水 適宜 配合3 合成樹脂エマルション 100部 水酸化アルミニウム 170部 三酸化アンチモン 5部 炭酸カルシウム 270部 無機繊維 12部 その他添加剤 5部 水 適宜 配合4 合成樹脂エマルション 100部 水酸化スズマグネシウム 200部 ポリリン酸アンモニウム 5部 ガラスビーズ 200部 炭酸カルシウム 80部 その他添加剤 5部 水 適宜 配合4における合成樹脂エマルションは、三菱油化バ
ーディッシェ社製のアクロナール5X−1400X(固形分50
%)を用い、ガラスビーズは粒径0.074mm〜0.088mm、融
点350℃〜420℃の低融点ガラスのビーズを用いた。
配合5 合成樹脂エマルション 100部 ポルトランドセメント 120部 水酸化マグネシウム 60部 デカブロモジフェニルオキサイド 10部 炭酸カルシウム 60部 無機繊維 5部 その他添加剤 3部 水 適宜 配合6 合成樹脂エマルション 100部 ポルトランドセメント 200部 水酸化マグネシウム 400部 デカブロモジフェニルオキサイド 25部 炭酸カルシウム 10部 無機繊維 10部 その他添加剤 3部 水 適宜 配合5および6における合成樹脂エマルションは、日
本合成ゴム社製のH−609(固形分50%)を用いた。
配合7 合成樹脂エマルション 100部 ポルトランドセメント 200部 水酸化アルミニウム 300部 三酸化アンチモン 10部 ガラスビーズ 200部 無機繊維 10部 その他添加剤 3部 水 適宜 配合7における合成樹脂エマルションは、配合1に使
用のもの、ガラスビーズは配合4に使用のものを用い
た。
比較例 次に、比較例1として、下記の比較配合1による組成
物を作成した。
比較配合1 合成樹脂エマルション 100部 水酸化アルミニウム 200部 炭酸カルシウム 50部 無機繊維 10部 その他添加剤 4部 水 適宜 以下、同様にして第1表に示す配合による比較例2な
いし6となる組成物を作成した。
比較例の場合も、実施例の時と同じようにして試料の
伸び,抗張力,付着力,難燃性を試験し、この結果は第
2表に示した。
(発明の効果) この発明にれば、少なくとも3級以上の難燃性及び50
%以上の伸びを有する仕上げ材を提供することができ
る。従って、今まで室内の壁面に対して、建築基準法の
内装制限による難燃性の問題から適用できなかった建築
物へも、伸長性のある仕上げ材が利用できるようにな
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭52−114627(JP,A) 特開 昭52−145453(JP,A) 特開 昭53−3431(JP,A) 特開 昭52−128929(JP,A) 特開 昭48−55918(JP,A) 特開 昭61−205675(JP,A) 特開 昭50−96627(JP,A) 特公 昭59−13339(JP,B2)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】主結合材としての難燃性と伸長性を有す
    る合成樹脂エマルションの固形分100重量部に対して
    難燃材としての水和アルミナ,みょうばん,ほう砂、ほ
    う酸亜鉛,メタほう酸バリウム,水酸化アルミニウム,
    水酸化マグネシウム,水酸化スズカルシウム,水酸化ス
    ズマグネシウムの中から任意に選ばれる少なくとも一つ
    の無機水化物150〜600重量部ハロゲン化合物,三酸化
    アンチモン,五酸化アンチモン,酸化ジルコニウムから
    選ばれる難燃剤1〜30重量部を加え、更に骨材,体質
    顔料などの充填材を合計で100〜300重量部および造膜助
    剤,増粘剤,繊維,湿潤剤,分散剤,消泡剤,防腐剤,
    防黴剤などを適宜添加してなることを特徴とする難燃性
    と伸長性を有する仕上げ材。
  2. 【請求項2】主結合材としての難燃性と伸長性を有す
    る合成樹脂エマルションの固形分100重量部に対して
    難燃材としての水和アルミナ,みょうばん,ほう砂,ほ
    う酸亜鉛,メタほう酸バリウム,水酸化アルミニウム,
    水酸化マグネシウム,水酸化スズカルシウム,水酸化ス
    ズマグネシウムの中から任意に選ばれる少なくとも一つ
    の無機水化物150〜600重量部ガラスビーズないしグラ
    スファイバ100〜400重量部ハロゲン化合物,三酸化ア
    ンチモン,五酸化アンチモン,酸化ジルコニウムから選
    ばれる難燃剤1〜30重量部を加え、更に骨材,体質顔
    料などの充填材を合計で200重量部以下および造膜助
    剤,増粘剤,繊維,湿潤剤,分散剤,消泡剤,防腐剤,
    防黴剤などを適宜添加してなることを特徴とする難燃性
    と伸長性を有する仕上げ材。
  3. 【請求項3】主結合材としての難燃性と伸長性を有す
    る合成樹脂エマルションの固形分100重量部に対して
    副結合材としてのセメント70〜600重量部難燃材とし
    ての水和アルミナ,みょうばん,ほう砂,ほう酸亜鉛,
    メタほう酸バリウム,水酸化アルミニウム,水酸化マグ
    ネシウム,水酸化スズカルシウム,水酸化スズマグネシ
    ウムの中から任意に選ばれる少なくとも一つの無機水化
    物0〜600重量部ハロゲン化合物,三酸化アンチモ
    ン,五酸化アンチモン,酸化ジルコニウムから選ばれる
    難燃剤0.1〜30重量部を加え、更に骨材,体質顔料な
    どの充填材を合計で600重量部以下および造膜助剤,増
    粘剤,繊維,湿潤剤,分散剤,消泡剤,防腐剤,防黴剤
    などを適宜添加してなることを特徴とする難燃性と伸長
    性を有する仕上げ材。
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