JP2662721B2 - 磁気ヘッドのリフトアップ機構 - Google Patents

磁気ヘッドのリフトアップ機構

Info

Publication number
JP2662721B2
JP2662721B2 JP22619089A JP22619089A JP2662721B2 JP 2662721 B2 JP2662721 B2 JP 2662721B2 JP 22619089 A JP22619089 A JP 22619089A JP 22619089 A JP22619089 A JP 22619089A JP 2662721 B2 JP2662721 B2 JP 2662721B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic head
lift
disk
pressing
magneto
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP22619089A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0388186A (ja
Inventor
君美 西尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
Priority to JP22619089A priority Critical patent/JP2662721B2/ja
Publication of JPH0388186A publication Critical patent/JPH0388186A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2662721B2 publication Critical patent/JP2662721B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Supporting Of Heads In Record-Carrier Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、スイングアーム型の磁気ディスク装置にお
ける、磁気ヘッドのリフトアップ機構に関する。
従来の技術 第3図は、浮動型磁気ヘッドを用いた光磁気記録装置
を示す概念図である。レンズアクチュエータ55を具えた
光学ヘッド53と、磁気ヘッドアーム13に支持されたスラ
イダ51に搭載された磁気ヘッド11とが、光磁気ディスク
61を挟んで対向して配置されている。連結アーム25によ
り連結された光学ヘッド53と磁気ヘッド11とが協働して
動き、光磁気ディスクに情報を書き込んだり、光磁気デ
ィスクに書込まれた情報を読み出す。
情報の記録・再生時には、光磁気ディスク61の回転に
よって生ずる空気流によるスライダ51の浮上力と、磁気
ヘッドアーム13による光磁気ディスク61へのスライダ51
の付勢力とのバランスによって、磁気ヘッド11を搭載し
たスライダ51が光磁気ディスク61面から微少浮上し、非
接触状態で情報の書込み・読出しを行なう。
しかしながら、磁気ヘッドアーム13がリフトアップ機
構を備えていないため、シーク時、あるいは停電等によ
り電源が遮断された際に、磁気ヘッド11と光磁気ディス
ク61とが接触し、ヘッドクラッシュを起こすという問題
があった。
また、装置の停止時に、磁気ヘッドアーム13がロック
されておらず、自由に動ける状態にあったため、輸送時
等に磁気ヘッド11と光磁気ディスク61とが接触してヘッ
ドクラッシュを起こしたり、磁気ヘッド11や磁気ヘッド
アーム13を損傷する恐れがあった。
さらに、光磁気ディスク61のローディング時に、磁気
ヘッドアーム13をディスク上から完全に回避した場所に
移動させる必要があるため、その為の場所が必要となり
装置の大型化を招いていた。
以上、光磁気ディスク装置を例に挙げて説明したが狭
義の磁気ディスク装置でも、第3図で光学ヘッド53が不
要となる以外は上記の事情は同じである。本発明では、
単に磁気ディスク(装置)という表現は、光磁気ディス
ク(装置)をも含めた広義の磁気ディスク(装置)を意
味するものとする。
発明が解決しようとする課題 本発明は、スイングアーム型の磁気ヘッドのリフトア
ップ機構を提供するものである。
発明の構成 本発明の磁気ヘッドのリフトアップ機構は、磁気ヘッ
ドを支持したアームの回動によりディスク上で磁気ヘッ
ドをアクセスさせるスイングアーム型のディスク装置に
おいて、 一端側に磁気ヘッドを支持し、他端側に摺動部材を具
え、この摺動部材を押圧されることにより磁気ヘッドを
リフトアップするリンク部材と、 リンク部材の回動による摺動部材の移動軌跡を含む摺
接面を有し、この摺接面により摺動部材を押圧しうる、
リンク部材とは別体の押圧部材と、 押圧部材による摺動部材の押圧およびその解除を為す
押圧駆動部材 とを有することを特徴とする。
作用 情報の記録・再生時には、スイングアームによりリン
ク部材が回動し、リンク部材により支持された磁気ヘッ
ドがディスクに近接した位置で情報の書込み、読出しを
行なう。
シーク時には、押圧駆動部材により押圧部材を駆動
し、この押圧部材の摺接面でリンク部材の摺動部材を押
圧し、リンク部材に支持された磁気ヘッドをディスクか
らリフトアップする(ディスクからの距離を大きくす
る)。この状態でリンク部材がスイングアームにより回
動され、磁気ヘッドがシークする。このとき、摺動部材
は摺接面に規制されて移動するので、シーク中に押圧状
態は維持される。また、シーク時のリフトアップ量は摺
接面の高さによって規制され、リフトアップ量をディス
ク上のどの位置でも等しくすることができる。
実施例 第1図は、本発明の光学磁気ディスク装置の実施例を
示す平面図であり、第2A図は、その線A−B−Cに沿っ
た断面図である。
ボイスコイルモータ51により、ボイスコイルモータア
ーム53が、53′の位置まで回転すると、光学ヘッド(図
示せず)に取り付けられたスイングアーム(図示せず)
が回転軸55を回転中心として回動する。これにより、連
結アーム25を介して光学ヘッドに連結されたリンクプレ
ート15(リンク部材)が、第1図の15′の位置に移動す
る。また、ボイスコイルモータアーム53が先程とは逆方
向へ回動すると、リンクプレートは第1図中で15→15″
に移動する。リンクプレート15には磁気ヘッドアーム13
を介して磁気ヘッド11が取り付けられており、リンクプ
レート15が回転軸55を回転中心として回動するに伴な
い、同様に回転軸55を回転中心として磁気ヘッドは11′
1111″のように磁気ディスク61上を移動する。な
お、「磁気ヘッド11」は、正確には既述のようにスライ
ダに搭載されているが(第3図参照)、図示の便宜上ス
ライダも含めて単に磁気ヘッドとして扱う。
情報の記録・再生時には、第2A図に示すように、磁気
ヘッド11は光磁気ディスク61に着地(ランディング)し
ており、光磁気ディスク61の回転による空気流に基く浮
上力と、磁気ヘッドアーム13の付勢力とのバランスで微
少浮上量を保っており、磁気ヘッド11により情報の記録
・再生が行なわれる。このとき、ローラ21(摺動部材)
は、押圧プレート31に接触していないので、リンクプレ
ート15の動きに余計な負荷は掛からない。
リンクプレート15は、板バネ23により連結アームの立
上り部25aに付勢されており、また、ピン19が固定され
ている。ピン19にはローラ21(摺動部材)が回転自在に
取り付けられている。ソレノイド33(押圧駆動部材)に
は押圧プレート31(押圧部材)が取り付けられており、
また、押圧プレート31には板バネ35が固定されている。
第1図に示すように、ローラ21はリンクプレート15の回
動に伴ない、21′2121″と移動するが、この移動範
囲をカバーするように押圧プレート31の摺接面31aが設
けられている。37はダンパ(緩衝材)であり、羊毛、フ
ェルトなどから形成されている。
シーク時には、第2B図に示すようにソレノイド33を引
くと(第2A図に示した矢印方向)、ソレノイド33に連結
された押圧プレート31が、ローラ21を下方に向かって押
し下げる。これにより、ピン19に固定されたリンクプレ
ート15の先端側が持ち上げられ、このリンクプレート15
に固定された磁気ヘッドアーム13および磁気ヘッド11が
持ち上げられる。このように、磁気ヘッド11が光磁気デ
ィスク61から上方にリフトアップされた状態でシーク動
作が行なわれる。磁気ヘッド11がリフトアップされた状
態でシーク動作が行なわれるので、磁気ヘッド11と光磁
気ディスク61との接触によるクラッシュが防止される。
このとき、ローラ21は回転し、摺接面31aを滑動して
移動するので、シーク時におけるリンクプレート15の回
動時に、駆動源であるボイスコイルモータ51に過度の負
荷を与えることがない。なお、摺動部材は摺接面を滑ら
かに摺動する回転ローラ、回転球体などが望ましいが、
特に回転体に限定されるものでない。
また、ローラ21は摺接面31aに規制されて移動するの
で、摺接面31aの高さを均一に保つことにより、リンク
プレート15がどの位置にあっても、磁気ヘッド11のリフ
トアップ量を一定に保つことができる。
シーク動作を終了すると、ソレノイド33がOFFとな
り、板バネ23,35によって第2A図の状態に復帰し、その
状態で情報の書込み・読出しを行なう。この復帰時に押
圧プレート31はダンパ37に当たって停止するので、磁気
ヘッド11を光磁気ディスク61に静かに着地させることが
できる。なお、押圧プレート31に限らずダンパ37は復帰
時に動く部材のいずれに対しても設けることができる。
また、第2A図の状態で、ローラ21と摺接面31aとの距離
を小さく設定することは、ダンパ37の効果を発揮させる
点で好ましい。
装置の停止時には、磁気ヘッド11をリフトアップした
状態で、リンクプレート15を15′で示した待避位置に移
動する。リンクプレート15の下面には係合爪17が固定さ
れており、この係合爪17がリフトアップピン41に乗り上
げるようにして係合し、リンクプレート15がロックされ
る(第2C図参照)。このように光磁気ディスク61と非接
触状態でロックされるので、非使用時や輸送時に、磁気
ヘッド11と光磁気ディスク61がクラッシュを起こす心配
がなく、また、磁気ヘッド11やアーム13の損傷も防止で
きる。
また、停電時にもリンクプレート15を待避位置でロッ
クすることが望ましいので、スピンドルモータの逆渦電
力を利用する。すなわち、磁気ディスク回転用のスピン
ドルモータへの供給電源が遮断された際に、このスピン
ドルモータのその後の回転による逆起電力をボイスコイ
ルモータ51に供給し、リンクプレート15を15′で示した
待避位置まで移動させる。
さらに、リンクプレート15が15′で示した待機位置に
ある状態で、光磁気ディスク61のローディングを行なう
ことができる。このように光磁気ヘッド11が光磁気ディ
スク61上に位置していてもディスクローディングができ
るので、ディスクローディングに必要な磁気ヘッド11の
待避に必要な面積が少なくて済み、装置の小型化が可能
となる。
以上、光磁気ディスク装置を中心に説明したが、他の
磁気ディスク装置においても事情は同様である。
発明の効果 本発明によれば、スイングアーム型のディスク装置に
おいて、磁気ヘッドをリフトアップするリンク部材に摺
動部材を設け、この摺動部材が摺動する摺接面を具えた
押圧部材によりリンク部材を押圧して磁気ヘッドをリフ
トアップさせ、摺接面に沿って摺動部材を移動させなが
らシークすることによって、シーク時の磁気ヘッドアー
ムの沈み込みによる磁気ヘッドとディスクとの接触を防
ぎ、ヘッドクラッシュを防止できる。しかも、磁気ヘッ
ドがどのディスク上の位置にあってもリフトアップ量を
均等にできるので、上記ヘッドクラッシュの防止に対す
る信頼性が高い。
また、リフトアップ機構が、磁気ヘッドの移動機構と
分離されているため、情報の書込み・読出し時にボイス
コイルモータ等の磁気ヘッド移動機構への負荷がない。
さらに、シーク時のリフトアップ機構が動作中にも、
摺動運動を伴なうだけで磁気ヘッドの移動ができるの
で、ボイスコイルモータへの負荷の軽減を図ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の磁気ヘッドのリフトアップ機構の実施
例を示す平面図であり、第2A図は第1図の線A−B−C
に沿った断面図である。 第2B図は、リフトアップ状態(シーク時)を示す第2A図
に相当する断面図であり、第2C図は待避位置におけるロ
ック状態を示す断面図である。 第3図は、空気浮動型の磁気ヘッドを示す概念図であ
る。 11……磁気ヘッド、13……磁気ヘッドアーム 15……リンクプレート、17……係合爪 19……ピン、21……ローラ 23……板バネ、25……連結アーム 31……押圧プレート、31a……摺接面 33……ソレノイド、35……板バネ 37……ダンパ、41……リフトアップピン 51……ボイスコイルモータ 53……ボイスコイルモータアーム 55……回転軸、61……光磁気ディスク

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気ヘッドを支持したアームの回動により
    ディスク上で磁気ヘッドをアクセスさせるスイングアー
    ム型のディスク装置において、 一端側に磁気ヘッドを支持し、他端側に摺動部材を具
    え、この摺動部材を押圧されることにより磁気ヘッドを
    リフトアップするリンク部材と、 リンク部材の回動による摺動部材の移動軌跡を含む摺接
    面を有し、この摺接面により摺動部材を押圧しうる、リ
    ンク部材とは別体の押圧部材と、 押圧部材の摺動部材への押圧およびその解除を為す駆動
    部材 とを有することを特徴とする磁気ヘッドのリフトアップ
    機構。
  2. 【請求項2】磁気ヘッドの退避位置で、リンク部材が磁
    気ヘッドをリフトアップした状態で磁気ヘッドの動きを
    固定するロック部材を具えた請求項1記載の磁気ヘッド
    のリフトアップ機構。
  3. 【請求項3】磁気ディスク回転用のスピンドルモータへ
    の供給電力が遮断された際に、このスピンドルモータの
    その後の回転による逆起電力をスイングアームの駆動回
    路に供給し、磁気ヘッドが退避位置に回避するようにリ
    ンク部材を駆動せしめる退避機構を具えた請求項1また
    は2記載の磁気ヘッドのリフトアップ機構。
JP22619089A 1989-08-30 1989-08-30 磁気ヘッドのリフトアップ機構 Expired - Fee Related JP2662721B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22619089A JP2662721B2 (ja) 1989-08-30 1989-08-30 磁気ヘッドのリフトアップ機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22619089A JP2662721B2 (ja) 1989-08-30 1989-08-30 磁気ヘッドのリフトアップ機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0388186A JPH0388186A (ja) 1991-04-12
JP2662721B2 true JP2662721B2 (ja) 1997-10-15

Family

ID=16841299

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22619089A Expired - Fee Related JP2662721B2 (ja) 1989-08-30 1989-08-30 磁気ヘッドのリフトアップ機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2662721B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0863920A (ja) * 1993-08-24 1996-03-08 Sony Corp ロード・アンロード装置及びその駆動制御回路
US6826018B2 (en) 2001-03-06 2004-11-30 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Disk drive with head supporting device

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0388186A (ja) 1991-04-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6480361B1 (en) Movable load ramps and crash stop for a disc drive
US5289325A (en) Rigid disk drive with dynamic head loading apparatus
JP3806529B2 (ja) ロード・アンロード機構を備えた磁気ディスク装置
JP2619174B2 (ja) 磁気ディスク装置
US7570459B2 (en) Ramp loading unit and drive having the same
US7558023B2 (en) Head support unit with ramp structure and drive having the same
JPS6023420B2 (ja) 磁気ヘツドのロ−ド機構
JP2662721B2 (ja) 磁気ヘッドのリフトアップ機構
JP2654245B2 (ja) 磁気ディスク装置
JP2569914B2 (ja) 光ディスク装置
JP2507493B2 (ja) 磁気ディスク装置
JPH0684313A (ja) 磁気ディスク装置
JP2695937B2 (ja) 磁気ヘッドのロード・アンロード方法,その装置及びその装置を備えた光磁気ディスク装置
JP2715154B2 (ja) 磁気ディスク装置
JP4146088B2 (ja) ディスクドライブ内において上昇作用を改良したフレクシャ
KR200238176Y1 (ko) 하드디스크드라이브의헤드파킹장치
JP2500456B2 (ja) 磁気ディスク装置
JPS6120261A (ja) フレキシブル・デイスク・ドライブ用作動機構
KR100468838B1 (ko) 하드디스크 드라이브의 액튜에이터 로딩/언로딩장치
JPH0660579A (ja) 磁気ディスク装置
KR100468837B1 (ko) 하드디스크 드라이브의 액튜에이터 로딩/언로딩장치
JPH04341983A (ja) ディスク装置
JPH0358361A (ja) 記録再生装置
JPH0356918Y2 (ja)
JP2001273744A (ja) モータロック機構を備えた磁気ディスク装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees