JP2661889B2 - レンチ - Google Patents

レンチ

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JP2661889B2
JP2661889B2 JP18758795A JP18758795A JP2661889B2 JP 2661889 B2 JP2661889 B2 JP 2661889B2 JP 18758795 A JP18758795 A JP 18758795A JP 18758795 A JP18758795 A JP 18758795A JP 2661889 B2 JP2661889 B2 JP 2661889B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、管、棒、杭、ナッ
ト等の被締付体を回転又は回り止めさせる場合に用いる
レンチに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種レンチのうち、被締付体、
特に鋼管杭やコンクリート杭等に使用される大型のもの
として、複数個のリンクが互いに連結ピンを介して揺動
自在に連結された締付け条と、この締付け条の一端部に
枢支ピンを介して接続されたレバーとを有し、レバーと
締付け条の自由端部とを係合することで締付け条の両端
部間をレバーにより繋ぐようにしたパイプレンチが知ら
れている。(例えば実開昭50−127798号公報参
照) このレンチを使用する際には、鋼管杭等に締付け条を巻
き付けた状態にし、その自由端部とレバーとを係合させ
てから、このレバーを操作するか、又はレバーを固定し
ておいて鋼管杭等を回転させるかして、鋼管杭等同士を
螺合連結させたり、反対に緩めたりするものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のレンチでは、例
えば螺合された鋼管杭同士の連結を解くために用いたよ
うな場合に、次のような欠点があった。レバーに力を加
えてゆく当初は、鋼管杭相互に強い締結力が作用してい
るため、相当大きな操作力を加える必要があるが、一
旦、鋼管杭が緩み回転を始めると、鋼管杭相互の締結力
が急激に解除されることに伴い、レバーに作用させてい
た操作力が余ってレバーを大きく振られるようなことが
ある。これによりレバーと締付け条の自由端部とが外れ
る方向に振れた場合に、もし外れれば、レンチ自体が大
型で重いこともあって極めて危険な事態を招来すること
は明らかであり、またこのような場合には作業者の体勢
が崩れて安定性を損なう恐れがある。
【0004】本発明は、上述のような実状に鑑みてなさ
れたもので、レバーが振れたとき、特に、レバーと締付
け条の自由端部との係合が外れる方向に振れたときに
も、レバーと締付け条の自由端部との係合状態が外れる
ことがないようにして、使用上の安全を図り、また作業
者の安定性を得ることができるレンチを提供することを
目的とする。
【0005】また、このようなレバーと締付け条の自由
端部との係合状態の維持を簡単な構造で、かつ安価に行
えるようにすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、次の技術的手段を講じた。即ち、本発
明は、複数個のリンク2、3、4、5が互いに連結ピン
6、7、8を介して揺動自在に連結された締付け条1
と、該締付け条1の一端部に揺動自在に枢支されるレバ
ー9とを備え、該レバー9と締付け条1の自由端部とを
係脱自在に係合することで締付け条1の両端部間をレバ
ー9により繋ぐようにしたレンチにおいて、レバー9と
締付け条1の自由端部とを係合した際に、該レバー9と
は別に締付け条1の両端部間を繋いでこの両端部の間隔
を保持する連繋部材20を備えることを特徴としてい
る。
【0007】これにより、締付け条1の自由端部とレバ
ー9とを互いに係合させた際には締付け条1の両端部は
レバー9により繋がれるが、これとは別として連繋部材
20により締付け条1の両端部間を繋いでいるため、レ
バー9が大きく振れるようなことがあった場合にも、こ
の振れに影響されることなく連繋部材20が締付け条1
の両端部の間隔を保持し、これによりレバー9と締付け
条1の自由端部との係合が外れないようになる。
【0008】また、本発明は、締付け条1及びレバー9
は、被締付体Pの周囲に締付け条1を巻回しかつこの両
端部間をレバー9により繋いで該レバー9を操作するこ
とで被締付体P締め付ける締付手段Eを構成しており、
連繋部材20は、被締付体Pを締付手段Eにより締め付
けた際に、締付け条1の両端部間を繋ぎかつ該間隔を保
持する保持手段Fを構成していることを特徴としてい
る。
【0009】連繋部材20は、締付け条1の両端部間を
繋いで該間隔を保持する作用を成し、即ち、被締付体P
の締め付けには作用しないため、この連繋部材20に多
大な力がかかることはない。従って、締付手段Eを構成
する締付け条1及びレバー9に比して高強度を必要とし
ないため安価にそして簡単な構造で製作するのが可能と
なり、この連繋部材20を設けることでのコスト増及び
重量増を最小限に押さえることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき説明する。図1乃至図6は本発明に係るレンチ
の第1の実施形態を示したもので、1は締付け条であ
り、円弧状をした4個のリンク2,3,4,5が互いに
連結ピン6,7,8を介して揺動自在に連結され、全体
として円環状又は直線状等を自在に呈することができる
ようになされている。9はレバーであり、上記締付け条
1の一端側リンク2の端部に枢支ピン10を介して互い
に揺動自在に接続されている。このレバー9は、枢支ピ
ン10が貫通される位置よりも先端側が、リンク2の延
出方向とは反対側へ向けてやや折曲するように形成され
ており、この折曲部分の突端側が、半円柱状の凹部11
aを有した爪部11とされている。この爪部11は、締
付け条1の自由端側リンク5の端部に設けられた係合ピ
ン14と係脱可能となっており、係合した際には、締付
け条1の両端部間がレバー9によって繋がるようになさ
れている。
【0011】20は連繋部材であって、レバー9の爪部
11と締付け条1の係合ピン14とが係合した状態を保
持すべく、締付け条1の両端部、即ち、枢支ピン10及
び係合ピン14とにわたって取り付けられるようになっ
ている。したがって、締付け条1の両端部間は、レバー
9(レバー9における枢支ピン10と係合ピン14との
間に位置する部分)及び連繋部材20の両者により2重
に連繋されるようになっている。
【0012】なお、本実施形態では、連繋部材20が締
付け条1の自由端側リンク5(係合ピン14)に連結保
持されるようにした。この連繋部材20は、背部板21
aと両側板21b,21cとにより断面コ字状を成す本
体部21を有したものであって、背部板21aには把手
24が取り付けられている。図4に示すように締付け条
1における自由端側リンク5の端部には、二股状の突出
片18が設けられており、これら突出片18の相互にわ
たるようにして前記した係合ピン14が貫通されてい
る。この係合ピン14は、リンク5の一側面に係止して
突出する円板状の頭部14aを有しており、リンク5の
他側面へ突出したピン突端側にはカラー17が嵌められ
て、割ピン16で止め付けられている。この係合ピン1
4が突出片18相互間で露出する部分14bが、上記し
たレバー9の爪部11との係合に用いられるようにな
る。なお、上記カラー17は、リンク5の側面(図4の
下側)と割ピン16の差し込み位置との間に、後述する
連繋部材20の長孔部22を嵌める円筒状部分17aが
形成されるように、所定の厚みを有したものとされてい
る。
【0013】図5に示すように締付け条1における一端
側リンク2の端部には、二股状の連結部12が設けられ
ており、これら連結部12内にレバー9が嵌められ、こ
れら三者にわたるようにして前記した枢支ピン10が貫
通されている。この枢支ピン10は、リンク2の一側面
に係止して突出する円板状の頭部10aを有しており、
リンク2の他側面へ突出したピン突端側にはカラー19
が嵌められて、割ピン16で止め付けられている。な
お、上記カラー19は、リンク5の側面(図5の下側)
と割ピン16の差し込み位置との間に、後述する連繋部
材20のフック部23を嵌める円筒状部分19aが形成
されるように、所定の厚みを有したものとされている。
【0014】前記締付け条1において、各リンク2〜5
の連結構造は、図6にリンク2と3との連結部を示すよ
うに、各リンクの一端部に設けられた二股状の連結部1
2と、各リンクの他端部に設けられて上記連結部12内
に嵌まる連結片13とを、それぞれ嵌め合わせ、これら
に頭付き連結ピン6〜8を貫通させ、それらのピン突端
側にカラー15を嵌め、このカラー15を割ピン16で
ピン突端部に止め付けるようにしたものである。
【0015】図1及び図3に示すように前記連繋部材2
0において、その両側板21b,21cには、一端寄り
に、上記係合ピン14の頭部14a及びカラー17の円
筒状部分17aに若干の余裕をもって嵌められる長孔部
22が形成されており、同他端寄りに、前記枢支ピン1
0の頭部10a及びカラー19の円筒状部分19aに若
干の余裕をもって係合し、また離脱が自在となるフック
部23が形成されている。このフック部23は、両側板
21b,21cにおける、背部板21aとは反対側とな
る縁部に係合口23aを向けるようにして形成され、且
つこの係合口23aに枢支ピン10の頭部10a及びカ
ラー19の円筒状部分19aが嵌められた状態で、連繋
部材20を全体として締付け条1の自由端側リンク5側
へ移動させることができるように、クランク状に長い開
口形状を有するようになっている。また上記長孔部22
は、このときの連繋部材20の移動を自由端側リンク5
に対して許容させる向き(フック部23のクランク長手
方向とはやや斜めとなる方向)に長手方向を向けるよう
にして形成されている。
【0016】締付け条1の各リンク3〜5には、それら
の各内面部に係止爪25,26,27が取り付けられて
いる。これら係止爪25〜27は、ボルト28,29,
30によって出入動自在に設けられており、それぞれの
出入度合を調節することによって、外径の異なる各種の
鋼管杭P等に適合させることができる。次に、上記のよ
うにして成る本発明のレンチの使用状況を説明する。い
ま、図2に示すように上下方向に螺合によって連結され
た鋼管杭P(被締付体)があり、このうち上側の鋼管杭
Pを適宜方法により回り止めさせた状態で、下側の鋼管
杭Pをねじの緩み方向(図1のD方向)へ回転させて両
者の締結を解く場合を仮定する。まず、締付け条1を下
側の鋼管杭Pの周囲に巻回させて各係止爪25〜27が
鋼管杭P等の外周面に当接するようにし、自由端側リン
ク5の係合ピン14にレバー9の爪部11を係合させ
る。これにより締付け条1の両端部間はレバー9によっ
て繋がれた状態となる。次に、連繋部材20の把手24
を持ってそれぞれのフック部23を枢支ピン10の頭部
10a及びカラー19の円筒状部分19aに引っ掛け
る。これにより連繋部材20により枢支ピン10と係合
ピン14との間隔、即ち締付け条1の両端部間隔が保持
される。
【0017】そして、把手24に手を掛けたまま、連繋
部材20を自由端側リンク5へ向けて押さえ込むように
若干力を加えつつ(必ずしも、そのようにする必要はな
い)、レバー9を図1のD方向へ操作させるようにす
る。これにより、レバー9における枢支ピン10と係合
ピン14とを間に位置する部分が、鋼管杭Pを締付け条
1が締付けるように作用し、鋼管杭P同士の締結を緩め
るようにする。ここに、締付け条1及びレバー9は、鋼
管杭Pを締め付ける締付手段Eを構成している。
【0018】そして、この際には連繋部材20は、枢支
ピン10と係合ピン14との間を繋いで該間隔を保持す
る作用をする保持手段Fを構成しており、該連繋部材2
0には締付け条1を締めつけるための力がほとんどかか
らないようになっている。したがって、この連繋部材2
0は、締付手段Eを構成する締付け条1及びレバー9に
比して高い強度が要求されないため、比較的安価に、ま
た簡単な構造で製作することが可能であり、この連繋部
材20を設けることでのコスト増、重量増を最小限に抑
えることができる。
【0019】そして、鋼管杭P同士の締結が緩んだ際
に、余った操作力によってレバー9が一気に振られるよ
うなことがあったとしても、連繋部材20はこのレバー
9の振れに影響されることなく枢支ピン20と係合ピン
14との相互間隔を保持することとなり、従って、弾み
で、レバー9の爪部11と締付け条1の係合ピン14と
の係合状態が外れることは無くなる。また、これにより
作業者の体勢が崩れることも殆どなくなる。
【0020】なお、レバー9の操作時に、把手24に手
を添えて作業することで、安定した操作を行うことがで
きる。鋼管杭P同士の締結が緩んだ後は、把手24によ
り連繋部材20をレバー9の突出方向へ引き寄せるよう
にすることで、フック部23を枢支ピン10の頭部10
a及びカラー19の円筒状部分19aから外すように
し、続いてレバー9の爪部11を締付け条1の係合ピン
14から外すようにする。
【0021】上記のように、把手24を持って連繋部材
20の取り付け、取り外しをすることで作業しやすくし
ている。なお、上記の場合とは異なり、下側の鋼管杭P
を回り止めさせた状態で、上側の鋼管杭Pをねじの緩み
方向へ回転させて両者の締結を解く場合には、レンチ全
体を図1の裏返し状態にしたうえで、上記と略同様(レ
ンチの操作方向は、D方向とは反対となる)に行う。
【0022】図7は本発明の第2の実施形態に用いられ
る連繋部材20を示す分解斜視図であって、第1の実施
形態と異なるところは、枢支ピン10の頭部10a及び
カラー19の円筒状部分19aに引っ掛けるフック部2
3がクランク状ではなくて、一部開口した切欠として形
成されている点と、係合ピン14の頭部14a及びカラ
ー17の円筒状部分17aに嵌められる部分が、長孔部
22ではなくて丸孔部31とされている点とにある。な
お、この第2の実施形態では、レバー9が大きく振れた
場合の弾みによって、枢支ピン10の頭部10a及びカ
ラー19の円筒状部分19aから各フック部23が外れ
ることがないようにするため、両側板21b,21cに
対して、突端部に貫通孔32aを有する突出片32を取
り付けておき、これら両突出片32にわたって、レバー
9の爪部11より内側(鋼管杭P等の外周面寄り)へ配
されるように安全ピン33を差し込むことができるよう
にした。レンチ自体の構成及びその全体としての使用状
況等は、第1の実施形態と略同様であるからここでの詳
説は省略する。
【0023】図8は本発明の第3の実施形態に用いられ
る連繋部材20を示す分解斜視図であって、その本体部
21は短冊状の板状をしており、その突端側が、枢支ピ
ン10の頭部10aに嵌まる丸孔23bを有したフック
部23とされている。また、この第3の実施形態で用い
る係合ピン14は、その頭部14aが扁平なヒンジ片と
して形成されており、連繋部材20の本体部21に設け
られた二股状基部21dが嵌められて、ヒンジ軸35に
より揺動自在に取り付けられるようになっている。レン
チ自体の構成(係合ピン14を除く)及びその全体とし
ての使用状況等は、第1の実施形態と略同様であるから
ここでの詳説は省略する。
【0024】図9は本発明の第4の実施形態に用いられ
る連繋部材20を示す斜視図であって、その本体部21
は板状をしており、枢支ピン10の頭部10aに嵌まる
開口部23c及び係合ピン14の頭部14aに嵌まる丸
孔部31が互いに所定間隔で形成されている。また、本
体部21には把手24が取り付けられている。レンチ自
体の構成及びその全体としての使用状況等は、第1の実
施形態と略同様であるからここでの詳説は省略する。
【0025】第1乃至第3の実施形態等において連繋部
材20は、締付け条1の自由端側リンク5(係合ピン1
4)に対して連結保持させるようにしたが、締付け条1
の一端側リンク2とレバー9とを接続する枢支ピン10
に対して連結保持させるようにすることも可能である。
また、第4の実施形態等において連繋部材20は、チェ
ーン等の適宜紐部材(図示略)によってレバー9又は締
付け条1と繋いでおくようにし、その紛失を防止するこ
とも可能である。
【0026】
【発明の効果】本発明は、上述の構成を具備するもので
あって、締付け条の自由端部とレバーとを係合させた際
に、このレバーとは別に締付け条の両端部間を繋ぐ連繋
部材を備えているため、レンチの操作によって鋼管杭等
の締結が緩み、余った操作力でレバーが一気に振られる
ことがあったとしても、連繋部材はこの振れに影響され
ずに締付け条の両端部間隔を保持して、弾みによってレ
バーと締付け条の自由端部との係合状態が外れるような
ことは無くなる。そのため、使用上の安全が図られると
ともに作業者の体勢が崩れることはなくなり安定した作
業を行うことができる。
【0027】また、連繋部材は、締付け条の両端部間を
繋いで該間隔を保持する作用を成し、即ち、被締付体の
締め付けには作用しないため、この連繋部材に多大な力
がかかることはなく、従って、締付け条及びレバーに比
して高強度を必要とせず安価にそして簡単な構造で製作
するのが可能となり、この連繋部材を設けることでのコ
スト増及び重量増を最小限に押さえることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す平面図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】図1の主要部を理解し易いように示す斜視図で
ある。
【図4】図3のA−A線拡大断面図である。
【図5】図3のB−B線拡大断面図である。
【図6】図3のC−C線拡大断面図である。
【図7】第2の実施形態に用いられる連繋部材を分解し
て示す拡大斜視図である。
【図8】第3の実施形態に用いられる連繋部材を分解し
て示す拡大斜視図である。
【図9】第4の実施形態に用いられる連繋部材を示す拡
大斜視図である。
【符号の説明】
1 締付け条 2〜5 リンク 6〜8 連結ピン 9 レバー 20 連繋部材 P 被締付体 E 締付手段 F 保持手段

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個のリンク(2、3、4、5)が互
    いに連結ピン(6、7、8)を介して揺動自在に連結さ
    れた締付け条(1)と、該締付け条(1)の一端部に揺
    動自在に枢支されるレバー(9)とを備え、該レバー
    (9)と締付け条(1)の自由端部とを係脱自在に係合
    することで締付け条(1)の両端部間をレバー(9)に
    より繋ぐようにしたレンチにおいて、 レバー(9)と締付け条(1)の自由端部とを係合した
    際に、該レバー(9)とは別に締付け条(1)の両端部
    間を繋いでこの両端部の間隔を保持する連繋部材(2
    0)を備えることを特徴とするレンチ。
  2. 【請求項2】 締付け条(1)及びレバー(9)は、被
    締付体(P)の周囲に締付け条(1)を巻回しかつこの
    両端部間をレバー(9)により繋いで該レバー(9)を
    操作することで被締付体(P)締め付ける締付手段
    (E)を構成しており、連繋部材(20)は、被締付体
    (P)を締付手段(E)により締め付けた際に、締付け
    条(1)の両端部間を繋ぎかつ該間隔を保持する保持手
    段(F)を構成していることを特徴とする請求項1に記
    載のレンチ。
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