JP2661212B2 - パルストランスによる送信装置 - Google Patents

パルストランスによる送信装置

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JP2661212B2
JP2661212B2 JP63294112A JP29411288A JP2661212B2 JP 2661212 B2 JP2661212 B2 JP 2661212B2 JP 63294112 A JP63294112 A JP 63294112A JP 29411288 A JP29411288 A JP 29411288A JP 2661212 B2 JP2661212 B2 JP 2661212B2
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pulse
pulse transformer
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憲明 勝俣
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Meidensha Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 本発明は、パルス伝送路上で使用されるパルストラン
スによる送受信装置に関し、特に、アンダーシュートの
悪影響を軽減した駆動回路に関する。
B.発明の概要 本発明は、パルス伝送路上で使用されるパルストラン
スによる送受信装置において、パルストランスの駆動回
路の前段に配設され、駆動回路への入力パルスの立上が
りをならだかにする時定数回路を設けてアンダーシュー
トの軽減を図り、またパルストランスによる受信装置に
おいて、パルストランスの後段に配設され、出力パルス
をロックするタイマを備えることにより、 アンダーシュート等によるS/N比悪化に対するマージ
ンを向上させ、その悪影響を軽減し、パルストランスの
選択度を拡大する技術を開示するものである。
C.従来の技術 パルストランスはパルスの波形を忠実に伝送する変成
器で、パルスは広い範囲の周波数スペクトルを有し、位
相ズレが生じ易いため、相互インダクタンスを充分に大
きく、漏洩磁束及びコイルの分布容量を充分小さく設計
しなければならないとされている。
第5図(a)は一般的なパルストランスを使用した送
信装置のパルストランス駆動回路の回路図であり、第5
図(b)はその出力例の波形図であって、バイポーラ伝
送と呼ばれる伝送方式である。第5図(a)に示すトラ
ンスのVcc端が一次側の中央部から引出されているた
め、2つの入力端から入力された方形波は正負が互いに
逆のパルスとして、第5図(b)に示すような波形を出
力する。
第6図は、伝送路からパルストランスを用いて受信す
る受信装置の一例を示す回路図である。また第7図は、
パルストランスを用いた伝送路における送受信装置の一
例を示す回路図である。パルストランスを用いた受信装
置は2つのコンパレータA,Bが並列に配設されていて、
このコンパレータA,Bから方形波を出力する。
D.発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記の駆動回路から実際に出力される
波形は、パルストランス等のトランスにおいては、直流
を通さないため方形波で駆動されても第5図(b)に示
すような正しい方形波にはならず、第5図(c)に示す
ように、ドループやアンダーシュート等の歪みが発生す
る。
また、受信側のパルストランスで上記のドループやア
ンダーシュート等の歪みをもった信号を受信すると、例
えば第8図(a)に示すようにコンパレータのスレッシ
ュホールドレベルが低いとアンダーシュートを検出し、
第8図(b)に示すような誤出力を生じる。更に耐ノイ
ズ性を考えた場合、第8図(c)に示すようにアンダー
シュート上にノイズ等が重畳すると、誤動作は一層発生
し易くなる。これらのアンダーシュートは、第9図に示
す如く1つの伝送路に複数の伝送装置が接続されている
場合に一層大きくなる。
本発明は、このような課題に鑑みて創案されたもの
で、アンダーシュート等によるS/N比悪化に対するマー
ジンを向上させ、その悪影響を軽減し、パルストランス
の選択度を拡大するパルストランスによる送受信装置を
提供することを目的とする。
E.課題を解決するための手段 本発明における上記課題を解決するための手段は、パ
ルス伝送路上で使用される送信装置のパルストランス駆
動回路において、駆動回路の前段に配設され、駆動回路
への入力パルスの立上がりをなだらかにする時定数回路
を設ける。
また受信装置のパルストランスの後段に出力パルスを
ロックするタイマを備える。
F.作用 本発明は、パルストランスの駆動に際し、駆動回路へ
の入力パルスの立上がりをなだらかにしてトランスへの
信号立下がりをなだらかにすることによりアンダーシュ
ートを軽減し、また受信装置ではタイマを起動して出力
信号をロックすることによりやはりアンダーシュートを
軽減してアンダーシュートの悪影響を軽減し、パルスト
ランスの選択度を拡大することになる。
G.実施例 以下、図面を参照して、本発明の実施例を詳細に説明
する。
第1図は本発明によるパルストランスによる送信装置
の駆動回路の一実施例を示す回路図である。同図におい
て、トランス1の駆動回路2の前段には時定数回路3が
配設されている。時定数回路3は、ダイオードD,抵抗R
及び容量Cで構成されていて、第2図(a)に示す如き
方形パルスが入力された場合、駆動回路2への出力は、
入力された方形パルスの立下がり時にはダイオードDが
導通するため急峻に立下がるが、方形パルスの立上がり
時にはダイオードDが導通しなくなるため抵抗R及び容
量Cによる時定数で、第2図(b)に示すようになだら
かに立上がる。そして、この信号は駆動回路2で反転
し、トランス1から伝送路へ送出される信号は、第2図
(c)に示す如くなだらかに立下がる。尚、上記はトラ
ンス3の入力端のうち一方についてのみ説明したが、他
方についても同様である。
第3図は本発明の受信装置の一実施例を示す回路図で
ある。同図において、パルストランス4の1次側は伝送
路に接続され、パルストランス4の2次側の両端はコン
パレータ(A)5及び(B)6が接続され、その中性点
はアースGNOに接続されていて、各出力を電圧Vccと比較
することによって信号を検出しているが、その両後段に
タイマ(A)7及び(B)8をアンドゲート(A)9及
び(B)10と交叉的に配設し、誤入力が発生しても出力
側に出力しないようにしている。第4図はそのタイミン
グを示す波形図で、以下、第3図及び第4図を参照しつ
つ本実施例を説明する。
例えば、第4図に示す如くアンダーシュートを含むパ
ルス信号の周期Tの信号が伝送路から入力された場合、
コンパレータ(A)及び(B)からは誤入力を有する方
形波が出力される。しかし、コンパレータ(A)の最初
の出力がアンドゲート(A)に入力されたとき、タイマ
(B)は起動されていないので、その出力はそのままゲ
ート(A)を通過すると共に、タイマ(A)を起動す
る。タイマ(A)は、一旦起動されると、コンパレータ
(A)の出力がなくなっても周期T以下の所定時間はLo
wを出力し、アンドゲート(B)に入力するので、アン
ドゲート(B)は、その間出力を出さず、従って誤入力
はアンドゲート(B)から出力されない。タイマ(A)
は所定時間後Highに戻り、コンパレータ(B)の正常な
入力時にはアンドゲート(B)をそのまま通過させる。
この出力で、今度はタイマ(B)が起動され、同様にコ
ンパレータ(A)の誤入力が除去される。このように、
本実施例ではタイマ(A)及び(B)を起動して入力を
所定時間引伸ばし、アンドゲート(A)及び(B)で誤
入力を除去して、正常な信号のみを通過させる。尚、タ
イマの引伸ばし時間は周期Tを越えないものとする。
本発明の回路を使用すれば、アンダーシュート等によ
りパルストランスの性能が制限されることを防ぎ、その
選択度を拡大することができ、またアンダーシュート等
によるS/N比の悪化に対してもマージンを向上させる。
更に、1本の伝送路に多数のパルストランスが接続され
るような場合に、並列接続に起因するアンダーシュート
の増加に対する軽減効果もあり、用途の柔軟性が増す。
H.発明の効果 以上、述べた通り、本発明によれば、アンダーシュー
トによるS/N比悪化に対してマージンを向上させ、その
悪影響を軽減し、パルストランスの選択度を拡大するパ
ルストランスによる送受信装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第3図は本発明の一実施例の回路図、第2図
及び第4図はその波形図、第5図〜第9図は従来例の説
明図である。 1,4……パルストランス、2……駆動回路、3……時定
数回路、5,6……コンパレータ、7,8……タイマ、9,10…
…アンドゲート。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パルス伝送路上で使用されるパルストラン
    スによる送信装置において、パルストランスを駆動する
    駆動回路の前段に、抵抗および容量により時定数をもた
    せるとともに、入力された方形パルスの立下がり時に導
    通し、立上がり時に不導通となるダイオードとからなる
    時定数回路を設け、該時定数回路で方形パルスの立上が
    り時にダイオードが不導通となって抵抗および容量によ
    る時定数でなだらかに立上がる出力信号を得、この出力
    信号を前記駆動回路で反転してなだらかに立下がる信号
    として前記パルストランスの入力端に送信するようにし
    たことを特徴とするパルストランスによる送信装置。
JP63294112A 1988-11-21 1988-11-21 パルストランスによる送信装置 Expired - Lifetime JP2661212B2 (ja)

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JPH02141017A JPH02141017A (ja) 1990-05-30
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5972035U (ja) * 1982-12-20 1984-05-16 株式会社テイ、アイ、シイ・シチズン 有極信号受信装置
JPS6095329A (ja) * 1983-10-31 1985-05-28 Toshiba Corp アナログ入力装置
JPH0453191Y2 (ja) * 1985-02-14 1992-12-14
JPS63220617A (ja) * 1987-03-10 1988-09-13 Oki Electric Ind Co Ltd ノイズ除去回路

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