JP2594556B2 - ダイオードスイツチ回路 - Google Patents
ダイオードスイツチ回路Info
- Publication number
- JP2594556B2 JP2594556B2 JP62079081A JP7908187A JP2594556B2 JP 2594556 B2 JP2594556 B2 JP 2594556B2 JP 62079081 A JP62079081 A JP 62079081A JP 7908187 A JP7908187 A JP 7908187A JP 2594556 B2 JP2594556 B2 JP 2594556B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- diode
- switch circuit
- resistor
- terminal
- diode switch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Electronic Switches (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、広周波数帯域の電気通信機等に使用される
ダイオードスイッチ回路に関する。
ダイオードスイッチ回路に関する。
[従来の技術] 第2図に従来のダイオードスイッチ回路の一例を示
す。
す。
図において、21及び22は、ダイオードスイッチ回路の
入出力端子で、この端子21−22間に流れる信号をON,OFF
するものである。また、23,24は制御電圧を与える端子
で、端子23−24間に与える電圧の極性によって端子21−
22間信号のON,OFFを制御する。25,26,27はダイオード、
28−32はダイオードにバイアスを与えるための抵抗器、
33−39はコンデンサである。
入出力端子で、この端子21−22間に流れる信号をON,OFF
するものである。また、23,24は制御電圧を与える端子
で、端子23−24間に与える電圧の極性によって端子21−
22間信号のON,OFFを制御する。25,26,27はダイオード、
28−32はダイオードにバイアスを与えるための抵抗器、
33−39はコンデンサである。
まず、端子23にプラス、端子24にマイナス電圧が印加
された場合、電流が抵抗器28,ダイオード26,抵抗30を通
し、また抵抗器29,ダイオード27,抵抗31を通して流れ、
ダイオード26と27がONとなる。このとき、ダイオード25
は逆バイアスされる。この結果、端子21−22間は信号が
流れない状態となり、ダイオードスイッチ回路はOFF状
態となる。
された場合、電流が抵抗器28,ダイオード26,抵抗30を通
し、また抵抗器29,ダイオード27,抵抗31を通して流れ、
ダイオード26と27がONとなる。このとき、ダイオード25
は逆バイアスされる。この結果、端子21−22間は信号が
流れない状態となり、ダイオードスイッチ回路はOFF状
態となる。
次に、端子23にマイナス、端子24にプラス電圧が印加
されると、電流が抵抗器32,ダイオード25,抵抗器28を通
して流れ、ダイオード25はONとなる。このとき、ダイオ
ード26,27は逆バイアスされる。この結果、端子21−22
間は信号の流れ得る状態となり、ダイオードスイッチ回
路はON状態となる。
されると、電流が抵抗器32,ダイオード25,抵抗器28を通
して流れ、ダイオード25はONとなる。このとき、ダイオ
ード26,27は逆バイアスされる。この結果、端子21−22
間は信号の流れ得る状態となり、ダイオードスイッチ回
路はON状態となる。
[解決すべき問題点] 従来のダイオードスイッチ回路では、端子21−22間に
直列にコンデンサ33−35が3個接続されているため、ダ
イオードスイッチ回路がON時でも低周波数域では端子21
−22間の信号に減衰を与える。また、これらのコンデン
サの容量を大きくすることはコンデンサの大型化につな
がると共に、高周波数域では誘導性となり、やはり信号
を減衰させる。一方、抵抗器8−10によって交流的に接
地され信号の減衰が生じるという欠点があった。
直列にコンデンサ33−35が3個接続されているため、ダ
イオードスイッチ回路がON時でも低周波数域では端子21
−22間の信号に減衰を与える。また、これらのコンデン
サの容量を大きくすることはコンデンサの大型化につな
がると共に、高周波数域では誘導性となり、やはり信号
を減衰させる。一方、抵抗器8−10によって交流的に接
地され信号の減衰が生じるという欠点があった。
また、従来の回路は素子数が多くコストがかかるとい
う問題があった。
う問題があった。
[問題点の解決手段] 本発明は、従来の上記問題点を解決する為になされた
もので、その目的はON状態における信号の減衰を改善し
たダイオードスイッチ回路を安価提供することにある。
もので、その目的はON状態における信号の減衰を改善し
たダイオードスイッチ回路を安価提供することにある。
かかる目的を達成する本発明のダイオードスイッチ回
路は、第1と第2の入出力端子間に、それぞれコンデン
サを介して接続された第1のダイオードと、第1のダイ
オードに並列に接続された抵抗器と、第1のダイオード
のアノード側にアノードを接続されかつカソード側をコ
ンデンサを介して接地された第2のダイオードと、第2
のダイオードに並列に接続された抵抗器と、第1のダイ
オードのカソード側にカソード側を接続されかつアノー
ド側をコンデンサを介して接地された第3のダイオード
と、第3のダイオードに並列に接続された抵抗器と、第
2のダイオードのカソード側に接続された第3の端子
と、第3のダイオードのアノード側に接続された第4の
端子を有してなる。
路は、第1と第2の入出力端子間に、それぞれコンデン
サを介して接続された第1のダイオードと、第1のダイ
オードに並列に接続された抵抗器と、第1のダイオード
のアノード側にアノードを接続されかつカソード側をコ
ンデンサを介して接地された第2のダイオードと、第2
のダイオードに並列に接続された抵抗器と、第1のダイ
オードのカソード側にカソード側を接続されかつアノー
ド側をコンデンサを介して接地された第3のダイオード
と、第3のダイオードに並列に接続された抵抗器と、第
2のダイオードのカソード側に接続された第3の端子
と、第3のダイオードのアノード側に接続された第4の
端子を有してなる。
[実施例] 以下、本発明の実施例について図面を参照して詳細に
説明する。
説明する。
第1図は本発明の一実施例に係るダイオードスイッチ
回路の構成図である。図において、1及び2はダイオー
ドスイッチ回路の入出力端子、3,4は制御電圧を与える
端子、5〜7はダイオード,8〜10は抵抗器,11〜14はコ
ンデンサである。ダイオード5は、端子1と2間にコン
デンサ11,12を介して接続され、かつこのダイオード5
には抵抗器9が並列に接続されている。ダイオード6
は、ダイオード5のアノード側にそのアノード側を接続
され、カソード側をコンデンサ13を介して接地されてい
る。また、ダイオード6には、抵抗器8が並列に接続さ
れている。そして、端子3が、ダイオード6のカソード
側に接続されている。
回路の構成図である。図において、1及び2はダイオー
ドスイッチ回路の入出力端子、3,4は制御電圧を与える
端子、5〜7はダイオード,8〜10は抵抗器,11〜14はコ
ンデンサである。ダイオード5は、端子1と2間にコン
デンサ11,12を介して接続され、かつこのダイオード5
には抵抗器9が並列に接続されている。ダイオード6
は、ダイオード5のアノード側にそのアノード側を接続
され、カソード側をコンデンサ13を介して接地されてい
る。また、ダイオード6には、抵抗器8が並列に接続さ
れている。そして、端子3が、ダイオード6のカソード
側に接続されている。
ダイオード7は、ダイオード5のカソード側にそのカ
ソード側を接続され、アノード側をコンデンサ14を介し
て接地されている。また、ダイオード7には、抵抗器10
が並列に接続され、そのアノード側に端子4が接続され
ている。
ソード側を接続され、アノード側をコンデンサ14を介し
て接地されている。また、ダイオード7には、抵抗器10
が並列に接続され、そのアノード側に端子4が接続され
ている。
まず、端子3にプラス、端子4にマイナス電圧が印加
された場合、電流がダイオード6,抵抗器9,ダイオード7
を流れ、ダイオード6と9がONとなる。このとき、ダイ
オード5は抵抗器9の電圧降下だけ逆バイアスされる。
この結果、端子1−2間は信号の流れない状態となり、
ダイオードスイッチ回路はOFF状態となる。
された場合、電流がダイオード6,抵抗器9,ダイオード7
を流れ、ダイオード6と9がONとなる。このとき、ダイ
オード5は抵抗器9の電圧降下だけ逆バイアスされる。
この結果、端子1−2間は信号の流れない状態となり、
ダイオードスイッチ回路はOFF状態となる。
次に、端子3にマイナス、端子4にプラス電圧が印加
された場合、電流が抵抗器10,ダイオード5,抵抗器8を
流れ、ダイオード5がONとなる。このときダイオード7,
8はそれぞれ抵抗器10,8の電圧降下だけ逆バイアスされ
る。この結果、端子1−2間は信号の流れ得る状態とな
り、ダイオードスイッチ回路はON状態となる。
された場合、電流が抵抗器10,ダイオード5,抵抗器8を
流れ、ダイオード5がONとなる。このときダイオード7,
8はそれぞれ抵抗器10,8の電圧降下だけ逆バイアスされ
る。この結果、端子1−2間は信号の流れ得る状態とな
り、ダイオードスイッチ回路はON状態となる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によるダイオードスイッチ
回路は、従来の回路における特性劣化要因であった入出
力端子間に直列に接続されるコンデンサの数及び交流的
に接地される抵抗器の数を減じることにより、信号減衰
を改善することができると共に、極めて安価に提供でき
る効果がある。
回路は、従来の回路における特性劣化要因であった入出
力端子間に直列に接続されるコンデンサの数及び交流的
に接地される抵抗器の数を減じることにより、信号減衰
を改善することができると共に、極めて安価に提供でき
る効果がある。
第1図は本発明の一実施例に係るダイオードスイッチ回
路の回路構成図、第2図は従来のダイオードスイッチ回
路の回路構成図である。 1,2:入出力端子 3,4:端子 5〜7:ダイオード 8〜10:抵抗器 11〜14:コンデンサ
路の回路構成図、第2図は従来のダイオードスイッチ回
路の回路構成図である。 1,2:入出力端子 3,4:端子 5〜7:ダイオード 8〜10:抵抗器 11〜14:コンデンサ
Claims (1)
- 【請求項1】第1と第2の入出力端子間に、それぞれコ
ンデンサを介して接続された第1のダイオードと、第1
のダイオードに並列に接続された抵抗器と、第1のダイ
オードのアノード側にアノードを接続されかつカソード
側をコンデンサを介して接地された第2のダイオード
と、第2のダイオードに並列に接続された抵抗器と、第
1のダイオードのカソード側にカソード側を接続されか
つアノード側をコンデンサを介して接地された第3のダ
イオードと、第3のダイオードに並列に接続された抵抗
器と、第2のダイオードのカソード側に接続された第3
の端子と、第3のダイオードのアノード側に接続された
第4の端子を有することを特徴とするダイオードスイッ
チ回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62079081A JP2594556B2 (ja) | 1987-03-31 | 1987-03-31 | ダイオードスイツチ回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62079081A JP2594556B2 (ja) | 1987-03-31 | 1987-03-31 | ダイオードスイツチ回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63245121A JPS63245121A (ja) | 1988-10-12 |
JP2594556B2 true JP2594556B2 (ja) | 1997-03-26 |
Family
ID=13679943
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62079081A Expired - Lifetime JP2594556B2 (ja) | 1987-03-31 | 1987-03-31 | ダイオードスイツチ回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2594556B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02117219A (ja) * | 1988-10-27 | 1990-05-01 | Nec Corp | ダイオードスイッチ回路 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6020629A (ja) * | 1983-07-15 | 1985-02-01 | Oshima Denki Kk | 高周波スイツチ回路 |
-
1987
- 1987-03-31 JP JP62079081A patent/JP2594556B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63245121A (ja) | 1988-10-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
GB920229A (en) | Improvements in bistable circuits employing negative resistance devices | |
US4319094A (en) | Three-terminal power supply circuit for telephone set | |
JP2594556B2 (ja) | ダイオードスイツチ回路 | |
US4153848A (en) | Receiver circuit | |
US3135874A (en) | Control circuits for electronic switches | |
US2860258A (en) | Transistor decade counter | |
GB897532A (en) | Amplifier-regulating circuits | |
US3021436A (en) | Transistor memory cell | |
US4016559A (en) | Digital-to-analog converter having transient suppressor system | |
US3673435A (en) | Electronic relay | |
US3794853A (en) | Frequency detection circuit | |
US4718114A (en) | AC overload protective circuit | |
JPS63194413A (ja) | パルス信号送出回路 | |
JPH0554730B2 (ja) | ||
US3534274A (en) | Control apparatus | |
US3898485A (en) | DC voltage regenerating transformer coupling device | |
JPH01300606A (ja) | 半波整流回路 | |
JPH0365809A (ja) | 信号発生器用減衰装置 | |
JP2659204B2 (ja) | ダイオードスイッチ回路 | |
JPH01264014A (ja) | ダイオードスイッチ回路 | |
JP2702197B2 (ja) | ダイオードスイッチ回路 | |
JP2793298B2 (ja) | 網制御装置 | |
JPH0292044A (ja) | 伝送回路 | |
SU1129715A1 (ru) | Мультивибратор на тиристорах | |
JPH0510414Y2 (ja) |