JP2659913B2 - 防火用発泡性樹脂組成物 - Google Patents

防火用発泡性樹脂組成物

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JP2659913B2
JP2659913B2 JP6162388A JP16238894A JP2659913B2 JP 2659913 B2 JP2659913 B2 JP 2659913B2 JP 6162388 A JP6162388 A JP 6162388A JP 16238894 A JP16238894 A JP 16238894A JP 2659913 B2 JP2659913 B2 JP 2659913B2
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謙介 梅山
敬二 高野
博文 長田
正 成瀬
隆 星野
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は防火用発泡性樹脂組成物
に関し、更に詳しくは、シート状に成形することもで
き、火災発生時における防火区画体の貫通部の閉塞材料
として有用な防火用発泡性樹脂組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】工場やオフィスビルなどの建築では、互
いの居住空間を画分する壁や床などの防火区画体に貫通
孔を穿設し、その貫通孔にポリ塩化ビニルパイプやポリ
エチレンパイプのような可燃性の樹脂パイプが挿通され
る。しかしながら、樹脂パイプだけでは、ある居住空間
で火災が発生するとその熱や炎で樹脂パイプが容易に溶
融して焼失してしまうため、前記貫通孔が災道になって
ここから隣室へと延焼が進んでしまう。
【0003】そのため従来は、不燃材である例えばスレ
ートパイプで樹脂パイプの外側が被覆されたいわゆる耐
火二重管を前記貫通孔に挿通し、その耐火二重管と貫通
孔との間隙をモルタルやロックウールなどで閉塞する防
火工法が施工されている。しかしながら、この耐火二重
管は相当な重量物であり、運搬時や施工時における作業
性が悪い。また、一旦、火災が発生した場合には、内管
である樹脂パイプが蒸し焼き状態になって有害ガスなど
を発生し、また貫通孔の完全閉塞が期待できないことも
相俟って、隣室へ有害ガスなどが流入することもある。
【0004】このようなことから、最近では、樹脂パイ
プの外側を、加熱されると発泡する耐火性の発泡性組成
物で被覆し、それを防火区画体の貫通孔に挿通した構造
を採用することもある。この構造の場合は、ある居住空
間で火災が発生してその炎熱が防火区画体の貫通部に達
すると、前記発泡性組成物は加熱されて発泡し、そのと
きの圧力で軟化している樹脂パイプを押しつぶして貫通
孔全体を閉塞して延焼を防止する。
【0005】このような耐火性の発泡性組成物として
は、従来から、ポリ塩化ビニル,塩素化ポリエチレン,
エチレン−エチルアクリレート共重合体のようなベース
樹脂に、膨張性の黒鉛,ポリリン酸アンモニウム,ひる
石のような無機系発泡剤を配合したものが提供されてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来か
ら提供されている発泡性組成物に配合されている無機系
発泡剤は、概ね、300〜400℃の温度から分解しは
じめ、しかも分解が終了するまでには比較的長い時間を
要するという問題がある。一方、樹脂の種類によっても
異なるが、樹脂パイプは、概ね、80〜100℃の温度
から軟化しはじめ、200℃を超えると発火するものが
多い。
【0007】したがって、前記した発泡性組成物は、樹
脂パイプが発火状態にならなければ発泡動作を開始せ
ず、貫通部を閉塞する動作を開始しない。そのため、発
泡性樹脂組成物の閉塞動作が開始されるまでの間に、樹
脂パイプを伝わって有害ガスが隣室に流入するという不
満があった。また、無機系発泡剤が配合されている発泡
性組成物は、発泡時の発生圧力は比較的高いので樹脂パ
イプを有効に押しつぶすが、一方では、発泡倍率が小さ
いという不満もある。
【0008】このような問題に対してはベース樹脂への
配合量を増量することによって対処することができる。
しかしながら、無機系発泡剤をあまり多量に配合する
と、その樹脂組成物の成形性が悪くなって、例えばシー
ト状に成形することは困難になり、そのため、施工性に
不満がある。本発明は従来から提供されている発泡性組
成物における上記した問題を解決し、樹脂パイプが軟化
を開始する時点から発泡動作を開始して貫通部の閉塞動
作を開始し、もって、一層早い時期から有害ガスの隣室
への流入を防止することができる防火用発泡性樹脂組成
物の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段および作用】本発明者ら
は、上記した目的を達成するために鋭意研究を重ねる過
程で、無機系発泡剤に代えて有機系発泡剤を配合するこ
とを着想した。その理由は、一般に、有機系発泡剤は、
無機系発泡剤に比べてより低温側で分解して発泡動作を
開始するものが多く、そのときの分解速度も大きく短時
間で発泡動作を終了し、全体の発泡倍率も大きいという
傾向を有するからである。
【0010】すなわち、有機系発泡剤が配合された発泡
性組成物の場合は、樹脂パイプが発火状態に入る前から
発泡動作を開始することにより、軟化している樹脂パイ
プを押しつぶして貫通部を閉塞することが可能であるこ
とが推定されたからである。しかしながら、研究を重ね
る過程で、有機系発泡剤だけを用いた場合には、発泡時
の発生圧力があまり大きくならないため、樹脂パイプを
完全に押しつぶせるかどうかの点で不安が残り、しかも
発泡終了後の発泡体はその機械的強度があまり高くない
ため、形状崩れを起こしてしまうことが判明した。
【0011】本発明者らは、これらの知見を基礎にし
て、比較的早期の段階から発泡動作を開始する有機系発
泡剤の不充分な特性、すなわち発泡時の発生圧力が不足
気味であるという問題を、発泡時の発生圧力が比較的高
い無機系発泡剤を併用することによって解決し、本発明
の防火用発泡性樹脂組成物を開発するに至った。すなわ
ち、本発明の防火用発泡性樹脂組成物は、無機系発泡剤
と有機系発泡剤とが同時にゴムまたは熱可塑性エラスト
マーから成るベース樹脂に配合されて成ることを特徴と
する。
【0012】請求項1の樹脂組成物は、比較的低温で発
泡する有機系発泡剤が含まれているので、樹脂パイプの
軟化点付近の温度から発泡しはじめて当該樹脂パイプを
押しつぶしはじめる。したがって、樹脂パイプが発火し
はじめるより早期の段階で貫通孔の閉塞動作が開始され
有害ガスの流出を早期の段階で停止することができる。
そして、発泡時の発生圧力が高い無機系発泡剤が併用さ
れているので、樹脂パイプを確実に押しつぶすために必
要な発泡圧力を発現することができる。
【0013】また、この請求項1の樹脂組成物では、有
機系発泡剤の働きで成形性が良好に保たれるとともに発
泡倍率は高くなり、無機系発泡剤の働きで発泡終了後に
おける形崩れは防止される。請求項の樹脂組成物で
は、ベース樹脂として柔軟性を備えたゴムや熱可塑性エ
ラストマーを用いているので、施工時の作業性が向上
し、またゴムは加熱されても溶融して液状にならず、火
災発生時にその施工個所から流失しないので、貫通部の
完全閉塞を有効に実現することができる。
【0014】このようなゴムとしては、天然ゴム,イソ
プレンゴム,ブタジエンゴム,1,2−ポリブタジエ
ン,スチレン−ブタジエンゴム,クロロプレンゴム,ニ
トリルゴム,ブチルゴム,エチレン−プロピレンゴム,
クロロスルホン化ポリエチレンゴム,アクリルゴム,エ
ピクロルヒドリンゴム,シリコーンゴム,フッ素ゴムの
ような固形ゴム;スチレン系熱可塑性エラストマー,オ
レフィン系熱可塑性エラストマー,塩ビ系熱可塑性エラ
ストマーのような熱可塑性エラストマーをあげることが
できる。
【0015】これらのゴムのうち、主鎖に二重結合をも
たず、耐熱性や耐候性や耐オゾン性が良好で、長時間の
保管後にあっても適正な可撓性を保持して施工性の低下
は起こさず、また施工後であっても劣化を起こしづらい
エチレン−プロピレンゴムは好適である。このようなエ
チレン−プロピレンゴムとしては、従来から知られてい
るものであれば何であってもよい。例えば、エチレンと
プロピレンのみとから合成され分子内に二重結合をもた
ないエチレン−プロピレンコポリマー(EPM)や、エ
チレンとプロピレンの共重合体に側鎖を形成する第3成
分として二重結合を有するエチレン−プロピレンターポ
リマー(EPDM)や、これら両者をブレンドしたもの
をあげることができる。
【0016】好ましい有機系発泡剤としては、アゾジカ
ルボンアミド,アゾジアミノベンゼン,N,N'-ジニト
ロソ−N,N'-ジメチルテレフタルアミド,ベンゼンス
ルホニルヒドラジド,p,p'-オキシビスベンゼンスル
ホニルヒドラジドなどをあげることができる。これら
は、それぞれ単独で用いてもよいし、また2種以上を混
合して用いてもよい。
【0017】これら有機系発泡剤は、いずれも、分解温
度が100〜200℃程度であり、また高い発泡倍率を
実現することができ、更に分解速度も大きいので、上記
した温度域において樹脂組成物を短時間で発泡させるこ
とができる。そのため、樹脂パイプに短時間で集中的に
押しつぶす力を加えることができ、貫通部の閉塞を効率
的に行うことができる。
【0018】請求項の樹脂組成物では、無機系発泡剤
として有機系発泡剤の分解温度よりも低温で発泡する無
機系低温発泡剤を用いているので、有機系発泡剤が発泡
動作を開始する前に樹脂組成物を予備的に発泡状態に
し、そのときの発生圧力で樹脂パイプの初期押しつぶし
を進めておくことができる。このように一部押しつぶさ
れたパイプは変形されやすくなるので、その後は、有機
系発泡剤による低い発泡圧力でも、樹脂パイプの押しつ
ぶしが円滑に進行する。そのため、請求項4の樹脂組成
物を用いると、貫通部の閉塞を一層円滑に行うことがで
きる。
【0019】請求項の樹脂組成物では、前記した無機
系低温発泡剤とともに、有機系発泡剤の分解温度よりも
高温で発泡する無機系高温発泡剤が同時に配合されてい
るので、無機系低温発泡剤の発泡→有機系発泡剤の発泡
→無機系高温発泡剤の発泡という順序で発泡動作が長時
間に亘って持続する。そのため、この間、樹脂パイプは
軟化の初期段階から押しつぶされ続けるので、貫通部の
閉塞動作は円滑に進行し、しかも無機系発泡剤の高い発
生圧力によって貫通部はより完全に閉塞されるようにな
る。
【0020】請求項の樹脂組成物では、無機系低温発
泡剤として100〜150℃の分解温度を有するホウ砂
を用いているので、樹脂パイプが軟化しはじめる前また
はその直後から当該樹脂パイプの押しつぶし動作に入る
ことができるとともに、発泡後のものは堅いカラメル状
態になって型崩れを起こしにくくなる。請求項の樹脂
組成物では、無機系高温発泡剤として約300℃から分
解しはじめる膨張性黒鉛、約500℃から分解しはじめ
るひる石、約500℃から分解しはじめるパーライトの
1種または2種以上の混合物を用いているため、有機系
発泡剤の発泡動作が終了してからも発泡動作が継続し、
的確に貫通部の閉塞を達成することができる。
【0021】請求項の樹脂組成物では、液状ポリマー
と可塑剤とを同時に配合しているので、成形性は良好
で、しかもシート成形時の寸法安定性が向上し、施工性
は非常に良好になる。これらの液状ポリマーはいずれ
も、ベース樹脂のゴム弾性の強弱を調整して、樹脂組成
物でシートを成形したときに、そのシートの成形厚みが
ベース樹脂のゴム弾性で厚くなって寸法安定性が低下す
ることを抑制する。
【0022】この液状ポリマーは、ベース樹脂100重
量部に対し130〜350重量部配合することが好まし
い。配合量が130重量部より少ない場合は、本発明の
組成物から成る成形シートの寸法安定性が悪くなるとと
もに、シートは硬くなりすぎて、とくに冬場での施工が
困難になるからである。また350重量部よりも多く配
合すると、成形シートのべとつきが激しくなって施工し
にくくなるとともに、長期間の保管時に液状ポリマーが
滲みでてきて樹脂パイプへの接着性の低下が引き起こさ
れるからである。
【0023】また、可塑剤は、樹脂組成物に柔軟性を付
与し、例えばシート成形性を高める働きをする。この可
塑剤は、ベース樹脂100重量部に対し130〜270
重量部配合することが好ましい。配合量が130重量部
より少ない場合は、樹脂組成物の柔軟性が悪くなって成
形性が低下するとともに、成形時に、他の成分である液
状ポリマーを多く配合しても全体が硬すぎて施工性の低
下を招くからである。また、270重量部より多く配合
すると、長期間の保管時に可塑剤が滲みでてきて樹脂パ
イプへの接着性が低下するとともに、その滲みでた可塑
剤が樹脂パイプに移行して樹脂パイプに悪影響を与える
からである。
【0024】この請求項の樹脂組成物において、有機
系発泡剤と無機系発泡剤はベース樹脂100重量部に対
しそれぞれ500〜800重量部配合することが好まし
い。配合量が500重量部より少ない場合は、樹脂組成
物の発泡が不充分であり、貫通部の閉塞動作に支障をき
たす。また800重量部より多く配合すると、シート成
形時にこれら発泡剤が脱落してシート成形が困難になる
からである。
【0025】請求項の樹脂組成物では、液状ポリマー
として有機系発泡剤の分解生成物と反応する官能基をも
たないものを用いているので、防火用発泡性樹脂組成物
が経時的に劣化するということを防止できる。請求項
の樹脂組成物では、有機系発泡剤として分散性が良好な
酸アミド系化合物を用い、また、液状ポリマーとしてO
H基をもたない樹脂を用いている。
【0026】有機系発泡剤としては、請求項11で限定
したアゾジカルボンアミドが入手しやすく、分解温度が
205℃前後であり、無毒であり、自己消化性も有して
おり、しかもベース樹脂がゴムの場合にはその分散性が
良好であるため、その発泡効率は高くなる点で好適であ
る。これら酸アミド系化合物は、分散性が良好なのでベ
ース樹脂に有機系発泡剤が均一に分散し、偏った発泡は
起こりにくくなる。
【0027】ところで、酸アミド系化合物は分解過程で
分解生成物としてイソシアネートを発生する。例えば、
上記したアゾジカルボンアミドの分解は次のように進
む。
【0028】
【化1】
【0029】したがって、有機系発泡剤として酸アミド
系化合物を使用した場合には、分解過程でイソシアネー
トを発生するので、液状ポリマーがOH基を有している
と、保管中に樹脂組成物の硬化が進行して施工性の低下
が引き起こされることになる。請求項の樹脂組成物で
は、OH基をもたない液状ポリマーを使用したので、上
記の問題を解決できた。
【0030】請求項11の樹脂組成物では、液状ポリマ
ーとして、OH基をもたないポリブタジエン,クロロプ
レン,ポリブテン,ポリイソプレンの1種または2種以
上を用いているので、有機系発泡剤として、入手しやす
く、無毒で、自己消化性を備えたアゾジカルボンアミド
を用いることにより、請求項の樹脂組成物について述
べたように、上記したような問題、すなわち保管性の低
下や施工性の低下を防ぐことができる。
【0031】請求項12の樹脂組成物では、可塑剤とし
ては、ジメチルフタレート,ジエチルフタレート,ジブ
チルフタレート,ジイソブチルフタレート,ジヘキシル
フタレート,ブチオクチルフタレート,ジオクチルフタ
レートのようなフタル酸誘導体;ジオクチルアジペー
ト,ジイソオクチルアジベートのようなアジピン酸誘導
体;ジ−n−ブチルマレート,ジエチルマレート,ジ−
(2−エチルヘキシル)マレートのようなマレイン酸誘
導体を用いているので、樹脂組成物の柔軟性は高まり、
施工性の向上を実現することができる。
【0032】請求項13の樹脂組成物では、ベース樹脂
としてエチレン−プロピレンゴム,有機系発泡剤として
アゾジカルボンアミド、無機系発泡剤として、ホウ砂,
膨張性黒鉛,ひる石およびパーライトの混合物を用いて
いるので、発泡は100〜150℃の低温から500℃
以上の高温まで長期に亘って継続し、貫通部の早期閉塞
および完全な閉塞を実現することができる外、上述した
各種効果を備えたものとなる。
【0033】なお、本発明の樹脂組成物では、上記した
成分の外に、老化防止剤や繊維チップなどを適量配合し
てもよく、また水酸化アルミニウムや水酸化マグネシウ
ムのような水和金属化合物を配合して難燃性を付与する
こともできる。
【0034】
【実施例】
実施例1〜8,比較例1〜14 表1〜表3で示した各成分を表示の割合(重量部)で容
量75リットルのニーダで混練し、各混練物の軟度,成
形性,施工性,発泡倍率,燃焼特性を下記の仕様で評価
した。
【0035】軟度 :JISA5752−1975「金
属製建具用ガラスパテ」の5、4項で規定する方法に準
拠して測定。各混練物を長さ50mm,幅50mm,厚み5
mmのシート片にし、その4枚を重ねて23±3℃の室温
下で3時間以上放置し、ついで、その中心に、頂角が3
0°の測定用円錐針を落下総重量150gで5秒間針入
させ、その針入量(mm)を測定し、この値を初期値とし
た(表中には、1/10mm単位で表示)。
【0036】また、4枚重ねた試料を60℃の大気中に
7日間放置したのちの針入量も測定した。 成形性:混練物をロールで厚み約5mmのシートに成形
し、得られたシートをステンレス刃で切断。簡単に切断
できたものを○,粘着性が高くステンレス刃に付着して
切断できなかったものを×,切断時に崩れてきれいに切
断できなかったものを△,厚みが膨張して寸法が不安定
であったものを▽とした。
【0037】施工性:夏場,冬場のいずれでも施工可能
であったものを○,硬くて冬場の施工が困難であるもの
を△,軟らかすぎて夏場の施工が困難であるものを▽と
した。 発泡性:図1に示すように、鉄板の上に銅管を立て、そ
の銅管の中に所定体積の混練物を入れ、全体を150℃
で30分、300℃で30分それぞれ加熱して発泡させ
た。発泡後の体積を発泡前の体積で除算し発泡倍率
(倍)を算出した。
【0038】また、発泡後の硬さを調べた。硬さが低く
まとまりが悪く、少しの力を加えただけで崩れてしまう
ものを型崩れと評価した。 燃焼特性:壁に穴をあけて、そこに直径4インチのパイ
プを貫通させた。そのパイプと穴の間に混練物を充填
し、JISA1304で規定する温度曲線に従って2時
間加熱・燃焼させた。その後、パイプを取出し、混練物
の発泡状況,パイプの様子を観察した。
【0039】以上の結果を一括して表1〜表3に示し
た。
【0040】
【表1】
【0041】
【表2】
【0042】
【表3】
【0043】表示の結果から次のことが明らかとなる。 1)全ての実施例から明らかなように、ベース樹脂とし
ては、エチレン−プロピレンゴム(実施例1〜5),ブ
チルゴム(実施例6),クロロプレンゴム(実施例
7),ブタジエンゴム(実施例8)のいずれをも使用す
ることができる。 2)有機系発泡剤だけを配合したもの(比較例3)は、
全体として硬すぎて施工性に劣るとともに、高温発泡時
に型崩れを起こし、また発泡後ももろく型崩れを起こし
て信頼性に欠ける。
【0044】3)有機系発泡剤の配合量が500〜80
0重量部のもの(実施例1〜8)は、いずれも良好な性
状になっている。しかし、有機系発泡剤が配合されてい
ないもの(比較例1,2,4,5)は、発泡動作の開始
温度が高くパイプ軟化後に発泡したり(比較例1,
2)、発泡後高温で型くずれを起こしたりパイプ閉塞が
不充分である(比較例4,5)。また、有機系発泡剤
あるアゾジカルボンアミドの配合量が800重量部より
多いもの(参考例1)は、燃焼特性は良好であるが、1
50℃,300℃における発泡試験で型崩れを起こし発
泡倍率は低くなっている。このようなことから、有機系
発泡剤としてアゾジカルボンアミドを用いた場合、その
配合量はベース樹脂100重量部に対し500〜800
重量部にするとよいことがわかる。
【0045】4)無機系発泡剤の配合量が500〜80
0重量部のもの(実施例1〜8)は、いずれも良好な性
状になっている。しかし、無機系発泡剤が配合されてい
ないもの(比較例3,)は、燃焼時の発泡後に型崩れ
を起こす。また、無機系発泡剤の配合量が800重量部
より多いもの(参考例7)は、燃焼特性は良好である
が、全体としてぼそぼそになり、施工性は悪くなる。こ
のようなことから、無機系発泡剤の配合量はベース樹脂
100重量部に対し500〜800重量部にするとよい
ことがわかる。
【0046】5)実施例2と実施例3から明らかなよう
に、有機系発泡剤とともに無機系発泡剤としてホウ砂を
併用すると、発泡倍率が高くなり、一層良好な閉塞動作
を行う。しかしホウ砂のみを用い有機系発泡剤を用いな
いもの(比較例)は、パイプ閉塞が不充分であり、ま
た高温での型崩れを起こしてしまう。 6)液状ポリマーとしては実施例1〜8に明らかなよう
に、ポリブテン,ポリブタジエン,クロロプレン,ジメ
チルシリコーンオイルのいずれをも使用することができ
る。しかし、水酸基末端ポリブタジエンを用いかつ有機
系発泡剤としてアゾジカルボンアミドを用いた場合に
は、参考例8で示したように、60℃で7日間放置後の
軟度が20mmにまで低下してしまうので施工性に問題を
生ずることがある
【0047】7)液状ポリマーの配合量を130重量部
よりも少なくしたもの(比較例3,参考例1)は全体が
硬く施工性が悪く、また350重量部より多いもの(
考例5)は、べたつきが激しく施工性が悪くなる。この
ようなことから、液状ポリマーの配合量は、ベース樹脂
100重量部に対し130〜350重量部にするとよい
ことがわかる。
【0048】8)可塑剤を配合しないもの(比較例1,
2,3)や可塑剤の配合量が130重量より少ないも
の(参考例2)は、いずれも施工性が劣る
【0049】
【発明の効果】請求項1の樹脂組成物は、比較的低温で
発泡する有機系発泡剤が含まれているので、樹脂パイプ
の軟化点付近の温度から発泡しはじめて当該樹脂パイプ
を押しつぶしはじめる。したがって、樹脂パイプが発火
しはじめるより早期の段階で貫通孔の閉塞動作が開始さ
れ有害ガスの流出を早期の段階で停止することができ
る。そして、発泡時の発生圧力が高い無機系発泡剤が併
用されているので、樹脂パイプを確実に押しつぶすため
に必要な発泡圧力を発現することができる。
【0050】また、この請求項1の樹脂組成物では、有
機系発泡剤の働きで成形性が良好に保たれるとともに発
泡倍率は高くなり、無機系発泡剤の働きで発泡終了後に
おける形崩れは防止される。請求項の樹脂組成物で
は、ベース樹脂として柔軟性を備えたゴムを用いている
ので、施工時の作業性が向上し、またゴムは加熱されて
も溶融して液状にならず、火災発生時にその施工個所か
ら流失しないので、貫通部の完全閉塞を有効に実現する
ことができる。
【0051】請求項の樹脂組成物では、無機系発泡剤
として有機系発泡剤の分解温度よりも低温で発泡する無
機系低温発泡剤を用いているので、有機系発泡剤が発泡
動作を開始する前に樹脂組成物を予備的に発泡状態に
し、そのときの発生圧力で樹脂パイプの押しつぶしをあ
る程度進めておくことができる。そのため、請求項3の
樹脂組成物を用いると、貫通部の閉塞を一層円滑に行う
ことができる。
【0052】請求項の樹脂組成物では、前記した無機
系低温発泡剤とともに、有機系発泡剤の分解温度よりも
高温で発泡する無機系高温発泡剤が同時に配合されてい
るので、無機系低温発泡剤の発泡→有機系発泡剤の発泡
→無機系高温発泡剤の発泡という順序で発泡動作が長時
間に亘って持続する。そのため、この間、樹脂パイプは
軟化の初期段階から押しつぶされ続けるので、貫通部の
閉塞動作は円滑に進行し、しかも無機系発泡剤の高い発
生圧力によって貫通部は完全に閉塞されるようになる。
【0053】請求項の樹脂組成物では、用いる無機系
低温発泡剤が100〜150℃の分解温度を有するホウ
砂であるため、樹脂パイプが軟化しはじめる前またはそ
の直後から当該樹脂パイプの押しつぶし動作に入ること
ができるとともに、発泡後のものは堅いカラメル状態に
なって型崩れを起こしにくくなる。請求項の樹脂組成
物は、無機系高温発泡剤として約300℃から分解しは
じめる黒鉛、約500℃から分解しはじめるひる石、約
500℃から分解しはじめるパーライトの1種または2
種以上の混合物を用いているため、有機系発泡剤の発泡
動作が終了してからも発泡動作が継続して的確に貫通部
の閉塞を達成することができる。
【0054】請求項の樹脂組成物では、液状ポリマー
と可塑剤を同時に配合しているので、成形性は良好で、
しかもシート成形時の寸法安定性が向上し、施工性は非
常に良好になる。請求項の樹脂組成物では、液状ポリ
マーとして有機系発泡剤の分解生成物と反応する官能基
をもたないものを用いているので、請求項8の樹脂組成
物において配合した有機系発泡剤は浪費されることなく
有効に発泡のために活用されるようになる。また、樹脂
組成物の経時劣化も少ない。
【0055】請求項の樹脂組成物では、有機系発泡剤
として分散性が良好な酸アミド系化合物を用い、また、
液状ポリマーとしてOH基をもたない樹脂を用いている
ので、ベース樹脂に有機系発泡剤が均一に分散し、発泡
の偏析は起こらなくなるとともに、液状ポリマーのOH
基によって浪費されることはなく、発泡効率の向上がも
たらされる。また、樹脂組成物の経時劣化を防止でき、
保管性の良いものとなる。
【0056】とくに、請求項10の樹脂組成物では、用
いるアゾジカルボンアミドは入手しやすく、分解温度が
205℃前後であり、無毒であり、自己消化性も有して
おり、しかもベース樹脂がゴムの場合にはその分散性が
良好であるため、その発泡効率は高くなる。請求項11
の樹脂組成物では、液状ポリマーとして、OH基をもた
ないポリブタジエン,クロロプレン,ポリブテン,ポリ
イソプレンの1種または2種以上を用いているので、有
機系発泡剤として、入手しやすく、無毒で、自己消化性
を備えたアゾジカルボンアミドを用いても保管性の低下
や施工性の低下を防ぐことができる。
【0057】請求項12の樹脂組成物では、樹脂組成物
の柔軟性を向上でき、施工性の向上を実現することがで
きる。請求項13の樹脂組成物では、発泡は100〜1
50℃の低温から500℃以上の高温まで長期に亘って
継続し、貫通部の早期閉塞および完全な閉塞を実現する
ことができる。
【0058】以上の説明で明らかなように、本発明の樹
脂組成物は、成形性と施工性が優れているとともに、施
工後にあっても経時劣化をすることがない。そして、発
泡倍率も大きく、しかも低温から高温までの広い温度域
で発泡動作を継続するので、樹脂パイプが軟化しはじめ
る温度付近は発泡を開始して当該樹脂パイプを押しつぶ
しはじめて貫通部を早期の段階から閉塞することができ
る。したがって、火炎時においては、早期の段階から有
害ガスの隣室への流入を遮断する。
【0059】また、この樹脂組成物は発泡後における形
状保持性が良好で型崩れを起こすことが少ないので、一
旦閉塞した貫通部をそのままの状態に維持することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】発泡性の試験方法を説明するための概略図であ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高野 敬二 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古河電気工業株式会社内 (72)発明者 長田 博文 神奈川県平塚市東八幡5丁目1番8号 株式会社古河テクノマテリアル内 (72)発明者 成瀬 正 神奈川県平塚市東八幡5丁目1番8号 株式会社古河テクノマテリアル内 (72)発明者 星野 隆 埼玉県入間郡三芳町大字上富306番地 東和工業株式会社 埼玉工場内 (72)発明者 長井 源 埼玉県入間郡三芳町大字上富306番地 東和工業株式会社 埼玉工場内 (56)参考文献 特開 平5−105827(JP,A) 特開 平5−179036(JP,A)

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゴムまたは熱可塑性エラストマーから成
    ベース樹脂に無機系発泡剤と有機系発泡剤とが同時に
    配合されて成ることを特徴とする防火用発泡性樹脂組成
    物。
  2. 【請求項2】 前記有機系発泡剤が、アゾジカルボンア
    ミド,アゾジアミノベンゼン,N,N’−ジニトロソ−
    N,N’−ジメチルテレフタルアミド,ベンゼンスルホ
    ニルヒドラジド,p,p’−オキシビスベンゼンスルホ
    ニルヒドラジドの群から選ばれる1種またはそれらの混
    合物である請求項1の防火用発泡性樹脂組成物。
  3. 【請求項3】 前記無機系発泡剤が、前記有機系発泡剤
    の分解温度よりも低温で発泡する無機系低温発泡剤であ
    る請求項1の防火用発泡性樹脂組成物。
  4. 【請求項4】 前記無機系発泡剤として、前記有機系発
    泡剤の分解温度よりも低温で発泡する無機系低温発泡剤
    と、前記有機系発泡剤の分解温度よりも高温で発泡する
    無機系高温発泡剤とを用いた請求項1の防火用発泡性樹
    脂組成物。
  5. 【請求項5】 前記無機系低温発泡剤がホウ砂である請
    求項またはの防火用発泡性樹脂組成物。
  6. 【請求項6】 前記無機系高温発泡剤が、膨張性黒鉛,
    ひる石,パーライトの群から選ばれる少なくとも1種で
    ある請求項の防火用発泡性樹脂組成物。
  7. 【請求項7】 ベース樹脂100重量部に対し、液状ポ
    リマー130〜350重量部,可塑剤130〜270重
    量部,有機系発泡剤500〜800重量部,無機系発泡
    剤500〜800重量部を配合して成る請求項1の防火
    用発泡性樹脂組成物。
  8. 【請求項8】 前記液状ポリマーが、前記有機系発泡剤
    の分解生成物と反応する官能基をもたない樹脂である請
    求項の防火用発泡性樹脂組成物。
  9. 【請求項9】 前記有機系発泡剤が酸アミド系化合物で
    あり、前記液状ポリマーがOH基をもたない請求項
    たはの防火用発泡性樹脂組成物。
  10. 【請求項10】 前記有機系発泡剤がアゾジカルボンア
    ミドである請求項の防火用発泡性樹脂組成物。
  11. 【請求項11】 前記液状ポリマーが、ポリブタジエ
    ン,クロロプレン,ポリブテン,ポリイソプレンの群か
    ら選ばれる少なくとも1種である請求項の防火用発泡
    性樹脂組成物。
  12. 【請求項12】 前記可塑剤が、ジメチルフタレート,
    ジエチルフタレート,ジブチルフタレート,ジイソブチ
    ルフタレート,ジヘキシルフタレート,ブチルオクチル
    フタレート,ジオクチルフタレート,ジオクチルアジペ
    ート,ジイソオクチルアジペート,マレイン酸誘導体,
    ソシノール酸誘導体の群から選ばれる少なくとも1種で
    ある請求項の防火用発泡性樹脂組成物。
  13. 【請求項13】 前記ベース樹脂がエチレン−プロピレ
    ンゴム、前記有機系発泡剤がアゾジカルボンアミド、前
    記無機系発泡剤がホウ砂,黒鉛,ひる石およびパーライ
    トの混合物である請求項1の防火用発泡性樹脂組成物。
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