JP2659906B2 - 作業ボックス装置 - Google Patents

作業ボックス装置

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JP2659906B2
JP2659906B2 JP6058213A JP5821394A JP2659906B2 JP 2659906 B2 JP2659906 B2 JP 2659906B2 JP 6058213 A JP6058213 A JP 6058213A JP 5821394 A JP5821394 A JP 5821394A JP 2659906 B2 JP2659906 B2 JP 2659906B2
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JP
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box
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suction port
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dust
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良雄 山本
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SENJOO KK
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SENJOO KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば研磨機などの研
磨作業における粉塵などが作業室内に散乱しないように
した作業ボックス装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば歯科技工における義歯の作成で
は、研磨機で義歯を研磨する際に多量の粉塵が飛散し、
作業室内に散乱する。このため、従来では、研磨機近傍
にバキューム装置の吸引管を設置して粉塵を吸引してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような方
法では、研磨機から激しく飛散する粉塵を吸引するに
は、はなはだ不充分であるばかりでなく、特に、研磨の
際に義歯に塗布する水分を含んだ研磨剤が激しく周囲に
飛散するため、作業員の顔や衣服を汚し、作業環境が著
しく劣悪となり、作業員の健康を損ねる要因、作業員の
低定着率の要因ともなり、その対策が急務となってい
た。本発明はこのような問題を解決した作業ボックス装
置を提供することを目的としている。
【0004】
【0005】
【0006】
【課題を解決するための手段】 前記目的を達成するため
に、本発明の請求項1では バキューム吸引口を有すると
共に、前面上部に透視部を有し、前面下部に手を挿入可
能な作業用開口部を有する箱体と前記箱体内に設けら
れた作業装置と、前記箱体内に、前記作業装置の後方に
おいて、上部及び下部に前記バキューム吸引口への通路
を形成する空間をおいて設けられた遮蔽板とを備えてい
る。
【0007】また請求項では、請求項1または請求項
2において、前記箱体の下部に、外方引出し可能に設け
られた受皿備えている。
【0008】
【0009】
【0010】
【作用】請求項では、バキューム吸引口に電気掃除機
などのバキューム源を接続し、作業者が作業用開口部か
ら箱体内に手を入れて、箱体の透視部から目視しながら
作業台で例えば研磨などの作業をすると、空気は作業用
開口部から箱体内のバキューム吸引口に流れるから、作
業時に発生する粉塵などが箱体外に漏れることなく、バ
キューム吸引口から吸引され、この際、遮蔽板に作業時
の粉塵が当たり、その上下の空間からバキューム吸引口
へ吸引される。
【0011】また請求項では、バキューム吸引口に電
気掃除機などのバキューム源を接続し、作業者が作業用
開口部から箱体内に手を入れて、箱体の透視部から目視
しながら作業台で例えば研磨などの作業をすると、空気
作業用開口部から箱体内のバキューム吸引口に流れる
から、作業時に発生する粉塵などが箱体外に漏れること
なく、バキューム吸引口から吸引され、この際、遮蔽板
に作業時の粉塵が当たり、その上下の空間からバキュー
ム吸引口へ吸引され、且つ作業時の塵芥などが箱体下部
の受皿に溜まるので、受皿を外方へ引き出して廃棄でき
る。
【0012】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の一実施例を説
明する。図1〜3は本発明の一実施例を示している。箱
体1の前面上方の斜面部1aには、図2に示すように窓
2が設けられている。窓2を覆う扉3が、窓2の上縁に
蝶番4によって開閉自在に取付けられている。
【0013】扉3には、作業者が箱体1内部を目視する
ための透明なガラス、透明なプラスチックなどの透視部
3aが設けられている。扉3の下縁には、取手5が取付
けられている。箱体1の前面下部1bには、作業者が手
を入れるための作業用開口部6が設けられている。
【0014】図2に示すように、この作業用開口部6の
上縁内側に沿って、スカート7を吊り下げるためのコ字
状に屈曲された金具8が取付けられている。この金具8
に、スカート7の上端に固定されたV字状の取付板9が
着脱自在に吊り下げられている。スカート7は作業者が
手を入れるための縦方向の多数のスリット10が設けら
れている。作業者は2ケ所のスリット10、10から両
手を入れて作業できる。
【0015】作業用開口部6の下縁には、作業者が手を
箱体1内に入れて作業する際に前腕を乗せるための台部
11が設けられている。作業用開口部6の下方には細長
い引き出し用の長穴12が設けられ、下方に落下してき
た研磨作業による粉塵や研磨剤などを受ける受皿13
が、この長穴12から外方に水平方向に引出し可能に、
箱体1内に収納されている。
【0016】受皿13の上部には、多数の小孔があいた
板14が取り外し可能に取付けられている。従って、大
きなけずりかすなどは板14に溜まり、小さな塵芥など
は小孔を通って受皿13内に溜まる。従って、受皿13
を外方へ引出して、廃棄することができる。なお、受皿
13内に水を入れておけば、粉塵などが水中に沈澱する
ので、廃棄が一層便利となる。受皿13の前面には取手
15が取付けられている。
【0017】図2、3に示すように、受皿13の上方に
おいて、箱体1の内部には、前部及び後部にそれぞれ水
平に支持レール20、21が、箱体1の左右の側板1
c、1d間に固定されている。この2本の支持レール2
0、21に沿って、横方向に摺動自在に、2本のレール
22a、22bを有する支持枠体23が取付けられてい
る。支持枠体23には締めネジ(図示せず)が設けられ
ていて、この締めネジで支持レール20、21に沿った
左右方向の所望の位置に支持枠体23を固定できる。
【0018】支持台25が、支持枠体23の2本のレー
ル22a、22bに沿って前後方向に摺動自在に取付け
られている。支持台25には締めネジ(図示せず)が設
けられていて、この締めネジでレール22a、22bに
沿った前後方向の所望の位置に支持台25を固定でき
る。支持台25には、例えば、研磨機などの作業装置3
0が取りはずし可能に取付けられている。
【0019】作業装置30のモーター31の左右両側に
は、先端に円錐部32aを有する回転軸32が突設され
ている。この円錐部32aに、作業者が所望の研磨円盤
33を差し込んで取付けて、スカート7のスリット10
から両手を入れて、例えば義歯の研磨作業を行うことが
できる。従って、モーター31の左右で2人が同時に作
業を行うことができる。また、支持台25の位置を、作
業者がやりやすいように前後左右に位置を調整すること
ができる。
【0020】箱体1の上板1eの下面には、任意に屈曲
できるフレキシブル支持体40の上端が固定具41によ
って固定されている。フレキシブル支持体40の下端に
は、飛散防止板41が着脱可能に取付けられていて、粉
塵や研磨剤が前面の透視体6へ飛散しないように、フレ
キシブル支持体40を自由に曲げて研磨円盤33の上部
前方に飛散防止板42を位置させることができる。
【0021】箱体1内の後方部には、飛散する粉塵など
を受けるための遮蔽板50の両端が、左右の側板1c、
1dに固定された取付金具51、52にそれぞれ固定さ
れている。遮蔽板50は下部が箱体1の背面板1f側に
近づくように傾斜していて、上下に空間A、Bを残して
いる。
【0022】箱体1の上板1eには、前記遮蔽板50の
上端より後方において、吸引口53が設けられ、電気掃
除機などのバキューム源(図示せず)のホース60に接
続するための筒体54が上方へ突設されている。従っ
て、粉塵などは遮蔽板50の上方の空間A及び下方の空
間Bを通って吸引口53から外部のバキューム源へ吸引
される。
【0023】上板1e下面には蛍光灯などの照明ランプ
55が設けられている。背面板1fの内側には電装ボッ
クス56が設けられている。57は電源その他のスイッ
チ群である。
【0024】このような構造であるから、箱体1の前面
側から左右2人の作業員がスカート7のスリット10か
ら両手を入れて、透視体3aから目視しつつ義歯の研磨
などを行うと、飛散防止板42によって粉塵などが前面
の透視体3aへ飛散するのを防ぐと共に、粉塵などは遮
蔽板50の上下の空間A、Bを通って吸引口53から外
部のバキューム源へ吸引される。このとき外部からの空
気はスカート7のスリット10から箱体1内へ導かれ
る。また、粉塵などの重量の大きいものは下方の受皿1
3へ落下するから、受皿13を外方へ引き出して廃棄で
きる。
【0025】なお、作業装置30には、研磨円盤の代わ
りに例えばカッティングディスクを取付けて切断用とし
て使用することもできる。また、作業装置30は取付台
25から取りはずして、代わりの装置に交換することも
できる。また、半田付けや溶接作業時の煙などが周囲に
散乱しないように研磨作業の代わりに、両手を箱体1内
に入れて、半田付け作業あるいは溶接作業を行うのに利
用することもできる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の作業ボッ
クス装置は、バキューム吸引口に電気掃除機などのバキ
ューム源を接続し、作業者が作業用開口部から箱体内に
手を入れて、箱体の透視部から目視しながら作業台で例
えば研磨などの作業をすると、空気は作業用開口部から
箱体内のバキューム吸引口に流れるから、作業時に発生
する粉塵などが箱体外に漏れることなく、バキューム吸
引口から吸引され、作業員が手以外は汚れることがなく
なり、また作業員室内の環境を損ねることがなくなる。
【0027】また遮蔽板を設けたので、遮蔽板に作業時
の粉塵などが当たり、その上下の空間からバキューム吸
引口へ吸引されるから、箱体内に発生した粉塵などが箱
体の上下で効率よく吸引口へと導かれる。また、研磨剤
などが多量に遮蔽板に付着するから、この遮蔽板を取り
替えたり、洗浄することによって、箱体内の汚れをすみ
やかにきれいにできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図
【図2】本発明の一実施例の図3におけるM−M断面図
【図3】本発明の一実施例の図2におけるL−L断面図
【符号の説明】
1 箱体 2 窓 3 扉 3a 透視部 6 作業用開口部 7 スカート 10 スリット 12 長穴 13 受皿 20、21 支持レール 22a、22b レール 23 支持枠体 25 取付台 30 作業装置 31 モーター 42 飛散防止板 50 遮蔽板 53 吸引口

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バキューム吸引口を有すると共に、前面上
    部に透視部を有し、前面下部に手を挿入可能な作業用開
    口部を有する箱体と 前記箱体内に設けられた作業装置と 前記箱体内に、前記作業装置の後方において、上部及び
    下部に前記バキューム吸引口への通路を形成する空間を
    おいて設けられた遮蔽板と を備えた作業ボックス装置。
  2. 【請求項2】前記作業装置が前記箱体内に移動可能に設
    けられた請求項1記載の作業ボックス装置。
  3. 【請求項3】記箱体の下部に、外方引出し可能に設け
    られた受皿備えた請求項1または請求項2記載の作業
    ボックス装置。
JP6058213A 1994-03-02 1994-03-02 作業ボックス装置 Expired - Lifetime JP2659906B2 (ja)

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JPH07237153A JPH07237153A (ja) 1995-09-12
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