JP2659532B2 - オートフオーカシングライト装置 - Google Patents
オートフオーカシングライト装置Info
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- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B7/00—Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
- G02B7/28—Systems for automatic generation of focusing signals
- G02B7/30—Systems for automatic generation of focusing signals using parallactic triangle with a base line
- G02B7/32—Systems for automatic generation of focusing signals using parallactic triangle with a base line using active means, e.g. light emitter
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Automatic Focus Adjustment (AREA)
- Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)
- Focusing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (発明の技術分野) 本発明は、TTLカメラの自動焦点検出装置と共に用い
られるオートフォーカシングライト装置に関するもので
ある。
られるオートフォーカシングライト装置に関するもので
ある。
(発明の背景) TTLカメラの自動焦点検出装置の光電変換素子アレイ
は、通常、光学的にフィルム中央付近(レンズ光軸近
傍)と等価な位置にフィルム長手方向に一次元的に配列
されており、該素子アレイ上に被写体光を導くために
は、レンズを透過した被写体光をメインミラーの半透過
部及びサブミラーを介して導いたり、あるいは反射鏡を
介して導いたりしていた。
は、通常、光学的にフィルム中央付近(レンズ光軸近
傍)と等価な位置にフィルム長手方向に一次元的に配列
されており、該素子アレイ上に被写体光を導くために
は、レンズを透過した被写体光をメインミラーの半透過
部及びサブミラーを介して導いたり、あるいは反射鏡を
介して導いたりしていた。
ここで、カメラの自動焦点検出装置の焦点検出に、被
写体の明るさが十分に明るい場合には問題がないが、暗
い場合には焦点検出時間が極度に長くなったり、焦点検
出不能となることがある。このような事態を避ける為
に、被写体がある一定の明るさよりも暗くなると、カメ
ラの撮影レンズ光軸から離れたところ例えば、第5図に
示す如く、カメラに装着されたストロボ装置に設けられ
た専用の発光部110から焦点検出用の投影パターン108を
投影用光源109(例えばLED素子)により投影レンズを介
して被写体に投影し、その投影パターン108の反射光を
自動焦点検出装置により検出して焦点検出を行ってい
る。この投影パターン108は自動焦点検出装置の光電変
換素子アレイの配列方向の直角方向に投影されるように
上下方向に長く形成されている。しかしながら、上下方
向に長い投影パターン108を光源109により均一に投影す
る場合には、かなり大きなパワー(電流値)を必要とす
る。また、投影パターン108を均一に投影することにな
ると、ある距離では十分な光量であっても、それよりも
近距離では十分すぎる光量となってその分だけ消費電流
の損失となり、また遠距離では不十分な光量となってし
まう欠点がある。
写体の明るさが十分に明るい場合には問題がないが、暗
い場合には焦点検出時間が極度に長くなったり、焦点検
出不能となることがある。このような事態を避ける為
に、被写体がある一定の明るさよりも暗くなると、カメ
ラの撮影レンズ光軸から離れたところ例えば、第5図に
示す如く、カメラに装着されたストロボ装置に設けられ
た専用の発光部110から焦点検出用の投影パターン108を
投影用光源109(例えばLED素子)により投影レンズを介
して被写体に投影し、その投影パターン108の反射光を
自動焦点検出装置により検出して焦点検出を行ってい
る。この投影パターン108は自動焦点検出装置の光電変
換素子アレイの配列方向の直角方向に投影されるように
上下方向に長く形成されている。しかしながら、上下方
向に長い投影パターン108を光源109により均一に投影す
る場合には、かなり大きなパワー(電流値)を必要とす
る。また、投影パターン108を均一に投影することにな
ると、ある距離では十分な光量であっても、それよりも
近距離では十分すぎる光量となってその分だけ消費電流
の損失となり、また遠距離では不十分な光量となってし
まう欠点がある。
(発明の目的) 本発明は、構成が簡単で且つ被写体に特定の輝度分布
を有する投影パターンを投影することで精度の高い焦点
検出を行うことを可能とするオートフォーカシングライ
ト装置を提供することを目的とする。
を有する投影パターンを投影することで精度の高い焦点
検出を行うことを可能とするオートフォーカシングライ
ト装置を提供することを目的とする。
(実施例) 第1図から第4図は本発明の実施例である。第1図は
カメラの撮影レンズの光軸とオートフォーカシングライ
ト装置からの投射パターンとの関係を示す説明図であ
り、第1図において、一眼レフレックスカメラ105は、
ボディ底部に自動焦点検出用の光電変換素子アレイ106
を有し、自動合焦動作可能な撮影レンズ104から入射さ
れる被写体像を反射鏡を介して該素子アレイ106に導
き、自動焦点検出装置にて焦点検出処理が行われるよう
に構成されている。その際に、被写体が所定の明るさよ
り暗く自動焦点検出装置の焦点検出処理が正常に作動し
ない場合には、カメラ105に装着される不図示のストロ
ボ装置に内蔵されたオートフォーカシングライト装置か
ら焦点検出用投影パターン108が投影用レンズ107を介し
て被写体上に投影されることになる。その際に、被写体
が所定の明るさを有しているか否かを自動焦点検出装置
の光電変換素子アレイ106を用いて自動的に検出してオ
ートフォーカシングライト装置を自動的に作動させるよ
うにしても良いし、また被写体が暗いことをファインダ
ー等に表示して使用者が手動的に作動させるようにして
も良い。投影パターン108は、発光ダイオード(以後、L
EDと呼ぶ)から構成され、その投影パターンが素子アレ
イ106上に投影されると、この投影パターンは、素子ア
レイ106の配列方向と直角方向に伸びた像として投影さ
れる。第1図では、オートフォーカシングライト装置に
より投影パターン108(X−Y)が投影された時に、被
写体の距離によって、投影パターン108と撮影レンズ104
の光軸lとの関係により素子アレイ106に入射する投影
パターンが変化することを示し、すなわち遠距離L1の時
には、投影パターン108(X1−Y1)の交点Z1の部分が主
に素子アレイ106に入射され、同様に中距離L2の時に
は、投影パターン108(X2−Y2)の交点Z2の部分が主に
素子アレイ106に入射され、同様に近距離L3の時には、
投影パターン108(X3−Y3)の交点Z3の部分が主に素子
アレイ106に入射されることが分かる。カメラに在る自
動焦点検出装置は、この投影パターン108を検出して、
暗い被写体でも焦点検出が可能となる。
カメラの撮影レンズの光軸とオートフォーカシングライ
ト装置からの投射パターンとの関係を示す説明図であ
り、第1図において、一眼レフレックスカメラ105は、
ボディ底部に自動焦点検出用の光電変換素子アレイ106
を有し、自動合焦動作可能な撮影レンズ104から入射さ
れる被写体像を反射鏡を介して該素子アレイ106に導
き、自動焦点検出装置にて焦点検出処理が行われるよう
に構成されている。その際に、被写体が所定の明るさよ
り暗く自動焦点検出装置の焦点検出処理が正常に作動し
ない場合には、カメラ105に装着される不図示のストロ
ボ装置に内蔵されたオートフォーカシングライト装置か
ら焦点検出用投影パターン108が投影用レンズ107を介し
て被写体上に投影されることになる。その際に、被写体
が所定の明るさを有しているか否かを自動焦点検出装置
の光電変換素子アレイ106を用いて自動的に検出してオ
ートフォーカシングライト装置を自動的に作動させるよ
うにしても良いし、また被写体が暗いことをファインダ
ー等に表示して使用者が手動的に作動させるようにして
も良い。投影パターン108は、発光ダイオード(以後、L
EDと呼ぶ)から構成され、その投影パターンが素子アレ
イ106上に投影されると、この投影パターンは、素子ア
レイ106の配列方向と直角方向に伸びた像として投影さ
れる。第1図では、オートフォーカシングライト装置に
より投影パターン108(X−Y)が投影された時に、被
写体の距離によって、投影パターン108と撮影レンズ104
の光軸lとの関係により素子アレイ106に入射する投影
パターンが変化することを示し、すなわち遠距離L1の時
には、投影パターン108(X1−Y1)の交点Z1の部分が主
に素子アレイ106に入射され、同様に中距離L2の時に
は、投影パターン108(X2−Y2)の交点Z2の部分が主に
素子アレイ106に入射され、同様に近距離L3の時には、
投影パターン108(X3−Y3)の交点Z3の部分が主に素子
アレイ106に入射されることが分かる。カメラに在る自
動焦点検出装置は、この投影パターン108を検出して、
暗い被写体でも焦点検出が可能となる。
次に、このオートフォーカシングライト装置の構成に
ついて説明する。
ついて説明する。
第2図はオートフォーカシングライト装置内の投影用
レンズ107と投影パターン108との関係を説明する説明
図、第3図は投影パターン108の構成を説明する説明
図、第4図は投影パターン108を駆動制御する回路の回
路図である。オートフォーカシングライト装置は、投影
用レンズ107と投影パターン108とから構成され、第3図
に示す如く、投影パターン108を形成するLEDとしては複
数のLEDチップ201〜203を一列に配列して形成してい
る。このように、オートフォーカシングライト装置は、
複数にLEDチップ201〜203を配列して、素子アレイ106上
でその配列方向と直角方向の一方向に長い投影パターン
を形成している。上述したような複数のLEDチップ201〜
203を一方向に配列したものの代わりに、LEDを分割せず
に一方向に長いものを作るとすると、製造上の困難さを
伴い、且つ歩留まりの低下、且つコストの上昇を招くこ
とになり、実用的でない。そのために、投影パターン10
8を形成するLEDとして、複数のLEDチップ201〜203を配
列して用いている。
レンズ107と投影パターン108との関係を説明する説明
図、第3図は投影パターン108の構成を説明する説明
図、第4図は投影パターン108を駆動制御する回路の回
路図である。オートフォーカシングライト装置は、投影
用レンズ107と投影パターン108とから構成され、第3図
に示す如く、投影パターン108を形成するLEDとしては複
数のLEDチップ201〜203を一列に配列して形成してい
る。このように、オートフォーカシングライト装置は、
複数にLEDチップ201〜203を配列して、素子アレイ106上
でその配列方向と直角方向の一方向に長い投影パターン
を形成している。上述したような複数のLEDチップ201〜
203を一方向に配列したものの代わりに、LEDを分割せず
に一方向に長いものを作るとすると、製造上の困難さを
伴い、且つ歩留まりの低下、且つコストの上昇を招くこ
とになり、実用的でない。そのために、投影パターン10
8を形成するLEDとして、複数のLEDチップ201〜203を配
列して用いている。
第2図に示すようにオートフォーカシングライト装置
は、投影パターン108の前方に投影レンズ107が配置され
ている。この投影レンズ107の光軸は、撮影レンズ104の
光軸に対して所定角度倒れており、また投影パターン10
8は、投影レンズ107の光軸l1に対して垂直な面mからあ
る角度θ分だけ傾いた面に設置されている。このよう
に、投影パターン108を設置したことにより、撮影107か
ら、投影パターン108のLEDチップ201(X側)までの光
路に比べてLEDチップ203(Y側)までの光路は近い位置
にあるので、そのLEDチップ201の投影像(X1〜X3側)に
比べてLEDチップ203の投影像(Y1〜Y3側)は撮影レンズ
104から遠い位置に結像することになる。従って、投影
パターン108により被写体上に投影パターンもある角度
だけ倒れて結像されるので、その投影パターンは光軸l
上である範囲ではボケずに結像するように成っており、
そのために、例えば光軸lに垂直な面にだけ結像する投
影パターン(この投影パターンでは被写体上の光軸lの
垂直面にだけボケずに結像するが垂直面から傾いた面で
はボケてしまう)よりも、被写体上に出来る投影パター
ンのボケずに結像する範囲が広くなり焦点検出に有効に
機能するように成っている。
は、投影パターン108の前方に投影レンズ107が配置され
ている。この投影レンズ107の光軸は、撮影レンズ104の
光軸に対して所定角度倒れており、また投影パターン10
8は、投影レンズ107の光軸l1に対して垂直な面mからあ
る角度θ分だけ傾いた面に設置されている。このよう
に、投影パターン108を設置したことにより、撮影107か
ら、投影パターン108のLEDチップ201(X側)までの光
路に比べてLEDチップ203(Y側)までの光路は近い位置
にあるので、そのLEDチップ201の投影像(X1〜X3側)に
比べてLEDチップ203の投影像(Y1〜Y3側)は撮影レンズ
104から遠い位置に結像することになる。従って、投影
パターン108により被写体上に投影パターンもある角度
だけ倒れて結像されるので、その投影パターンは光軸l
上である範囲ではボケずに結像するように成っており、
そのために、例えば光軸lに垂直な面にだけ結像する投
影パターン(この投影パターンでは被写体上の光軸lの
垂直面にだけボケずに結像するが垂直面から傾いた面で
はボケてしまう)よりも、被写体上に出来る投影パター
ンのボケずに結像する範囲が広くなり焦点検出に有効に
機能するように成っている。
このオートフォーカシングライト装置において被写体
上に投影パターン108が投影されたとすると、被写体上
には第3図に示すように複数のLEDチップ201,202,203の
投影像が一方向に並びそのまま投影されることになる。
LEDチップはその中央に金属膜で作られた電極があり、
その為に中央の電極部は暗く、電極の周囲は明るくな
る。そうすると、LEDチップの投影像は、第3図に示す
ように明るい部分201a、暗い部分201b(他の投影像も同
様)となって、被写体上に投影され、すなわち撮影レン
ズ104を介して素子アレイ106上にその配列方向(図中の
左右方向)と直角方向(図中の上下方向)にLEDチップ2
01,202,203の投影像が投影される。カメラの自動焦点検
出装置は、この明暗の変化のある投影パターン108(LED
チップ201,202,203の投影像)を検出して、公知の自動
合焦動作を行うことになる。
上に投影パターン108が投影されたとすると、被写体上
には第3図に示すように複数のLEDチップ201,202,203の
投影像が一方向に並びそのまま投影されることになる。
LEDチップはその中央に金属膜で作られた電極があり、
その為に中央の電極部は暗く、電極の周囲は明るくな
る。そうすると、LEDチップの投影像は、第3図に示す
ように明るい部分201a、暗い部分201b(他の投影像も同
様)となって、被写体上に投影され、すなわち撮影レン
ズ104を介して素子アレイ106上にその配列方向(図中の
左右方向)と直角方向(図中の上下方向)にLEDチップ2
01,202,203の投影像が投影される。カメラの自動焦点検
出装置は、この明暗の変化のある投影パターン108(LED
チップ201,202,203の投影像)を検出して、公知の自動
合焦動作を行うことになる。
この投影パターン108は、第1図からわかるように被
写体距離によって投影レンズ104の光軸lと交叉する部
分が違い、すなわち遠距離L1では投影パターン108のLED
チップ201と交叉し、また中距離L2では投影パターン108
のLEDチップ202と交叉し、また近距離L3では投影パター
ン108のLEDチップ203と交叉している。そして、一般的
に投影パターン108の輝度が均一であった時に、中距離
では十分な照度の投影パターンが得られたとしても、近
距離では十分過ぎる照度の投影パターンが得られてしま
い消費電流の消費と成り、遠距離では不十分な照度の投
影パターンしか得られず焦点検出に不適正となってしま
う。従って、投影パターン108と撮影レンズ104の光軸l
との交叉する部分、及び被写体上での投影パターンの照
度を考慮して、投影パターン108のLEDチップに電流を供
給するようにすれば、無駄のない最適な駆動制御が可能
となる。以下に、投影パターン108の駆動制御回路を説
明する。
写体距離によって投影レンズ104の光軸lと交叉する部
分が違い、すなわち遠距離L1では投影パターン108のLED
チップ201と交叉し、また中距離L2では投影パターン108
のLEDチップ202と交叉し、また近距離L3では投影パター
ン108のLEDチップ203と交叉している。そして、一般的
に投影パターン108の輝度が均一であった時に、中距離
では十分な照度の投影パターンが得られたとしても、近
距離では十分過ぎる照度の投影パターンが得られてしま
い消費電流の消費と成り、遠距離では不十分な照度の投
影パターンしか得られず焦点検出に不適正となってしま
う。従って、投影パターン108と撮影レンズ104の光軸l
との交叉する部分、及び被写体上での投影パターンの照
度を考慮して、投影パターン108のLEDチップに電流を供
給するようにすれば、無駄のない最適な駆動制御が可能
となる。以下に、投影パターン108の駆動制御回路を説
明する。
第1図から分かるように、投影パターン108のLEDチッ
プ201は、遠距離L1に被写体が位置する時に、焦点検出
のために光電変換素子アレイ106に入射し、またLEDチッ
プ203は、近距離L3に被写体が位置する時に、焦点検出
のために光電変換素子アレイ106に入射している。従っ
て、自動焦点検出装置が焦点検出を行うためには、遠距
離L1でも被写体上の投影パターンの照度が十分でなくて
はならず、遠距離L1に対応するLEDチップ201には大電流
が必要となり、また近距離L3に対応するLEDチップ203に
は小電流でも十分に照度が得られれば良いことが分か
る。
プ201は、遠距離L1に被写体が位置する時に、焦点検出
のために光電変換素子アレイ106に入射し、またLEDチッ
プ203は、近距離L3に被写体が位置する時に、焦点検出
のために光電変換素子アレイ106に入射している。従っ
て、自動焦点検出装置が焦点検出を行うためには、遠距
離L1でも被写体上の投影パターンの照度が十分でなくて
はならず、遠距離L1に対応するLEDチップ201には大電流
が必要となり、また近距離L3に対応するLEDチップ203に
は小電流でも十分に照度が得られれば良いことが分か
る。
第4図において、この投影パターン108を駆動制御す
る回路は、LEDチップ201〜203にそれぞれ電流値の違う
電流を流すように構成されている。LEDチップ201〜203
及びトランジスタTr1〜Tr3及び抵抗R1〜R3はそれぞれ直
列接続された直列回路を形成し、それらの直列回路は電
源VccとグランドGNDとの間に並列接続されている。これ
らのトランジスタTr1〜Tr3のベースはOPアンプ31の出力
端子に接続されている。このOPアンプ31は非反転入力端
子に定電流設定用の基準電位E3が接続されている。この
抵抗R1〜R3の抵抗値は、抵抗R3>抵抗R2>抵抗R1の順に
成っており、従ってLEDチップ201〜203に供給される電
流勾配は、LEDチップ201に流れる電流値が一番大きく、
次にLEDチップ202,203の順に大きな電流値と成ってい
る。従って、投影パターン108は、LEDチップ201の輝度
が一番高く、次にLEDチップ202,203の順に高い輝度とな
っている。
る回路は、LEDチップ201〜203にそれぞれ電流値の違う
電流を流すように構成されている。LEDチップ201〜203
及びトランジスタTr1〜Tr3及び抵抗R1〜R3はそれぞれ直
列接続された直列回路を形成し、それらの直列回路は電
源VccとグランドGNDとの間に並列接続されている。これ
らのトランジスタTr1〜Tr3のベースはOPアンプ31の出力
端子に接続されている。このOPアンプ31は非反転入力端
子に定電流設定用の基準電位E3が接続されている。この
抵抗R1〜R3の抵抗値は、抵抗R3>抵抗R2>抵抗R1の順に
成っており、従ってLEDチップ201〜203に供給される電
流勾配は、LEDチップ201に流れる電流値が一番大きく、
次にLEDチップ202,203の順に大きな電流値と成ってい
る。従って、投影パターン108は、LEDチップ201の輝度
が一番高く、次にLEDチップ202,203の順に高い輝度とな
っている。
従って、LEDチップの構造を利用することにより、被
写体距離により自動合焦動作を補助する投影パターンの
適正な輝度分布を簡単に得ることができ、すなわち複数
のLEDチップを縦長に配列して、LEDチップの駆動制御回
路により被写体距離に対応するそれぞれのLEDチップに
合わせた電流値を流すという簡単な電流制御方法によっ
て、どんな被写体距離の暗い被写体に対しても適正に自
動焦点検出を行うことができる。更に、第2図に示すよ
うに投影パターン108を投影レンズ107の光軸に対して傾
けているので、被写界深度を深くしたと同様な効果があ
り、被写体上に投影された投影パターンは被写体上でシ
ャープに結像する部分が多くなり、焦点検出にとって有
効な働きをする。更にまた、複数のLEDチップの形状を
そのまま投影しているので、構成が簡単になっており、
コスト的にも有利なオートフォーカシングライト装置と
なっている。
写体距離により自動合焦動作を補助する投影パターンの
適正な輝度分布を簡単に得ることができ、すなわち複数
のLEDチップを縦長に配列して、LEDチップの駆動制御回
路により被写体距離に対応するそれぞれのLEDチップに
合わせた電流値を流すという簡単な電流制御方法によっ
て、どんな被写体距離の暗い被写体に対しても適正に自
動焦点検出を行うことができる。更に、第2図に示すよ
うに投影パターン108を投影レンズ107の光軸に対して傾
けているので、被写界深度を深くしたと同様な効果があ
り、被写体上に投影された投影パターンは被写体上でシ
ャープに結像する部分が多くなり、焦点検出にとって有
効な働きをする。更にまた、複数のLEDチップの形状を
そのまま投影しているので、構成が簡単になっており、
コスト的にも有利なオートフォーカシングライト装置と
なっている。
(発明の効果) 以上のように、本発明によれば、投影手段を、被写体
が近距離に位置するときに焦点検出装置にて検出される
パターン投影像の投影部より、被写体が遠距離に位置す
るときに焦点検出装置にて検出されるパターン投影像の
投影部が高輝度になるように構成したので、遠距離、近
距離どちらに位置する被写体に対しても適正輝度のパタ
ーン投影像を投影することができる。それにより、遠距
離に位置する被写体に対してパターン投影像の輝度不足
により焦点検出不能になることがない。また、近距離に
位置する被写体に対して無駄なエネルギーを使うことが
ない。
が近距離に位置するときに焦点検出装置にて検出される
パターン投影像の投影部より、被写体が遠距離に位置す
るときに焦点検出装置にて検出されるパターン投影像の
投影部が高輝度になるように構成したので、遠距離、近
距離どちらに位置する被写体に対しても適正輝度のパタ
ーン投影像を投影することができる。それにより、遠距
離に位置する被写体に対してパターン投影像の輝度不足
により焦点検出不能になることがない。また、近距離に
位置する被写体に対して無駄なエネルギーを使うことが
ない。
第1図〜第4図は本発明の実施例であり、第1図はカメ
ラの撮影レンズの光軸とオートフォーカシングライト装
置からの投射パターンとの関係を示す説明図、第2図は
オートフォーカシングライト装置内の投影レンズ107と
投影パターン108との関係を説明する説明図、第3図は
投影パターン108の構成を説明する説明図、第4図は投
影パターン108を駆動制御する回路の回路図である。 第5図は、光源により投影パターンを有する投影板を照
射することで投影パターンを形成するオートフォーカシ
ング装置の説明図である。 (主要部分の符号の説明) 106……光電変換素子アレイ、 107……投影レンズ、 108……投影パターン、 201〜203……LEDチップ
ラの撮影レンズの光軸とオートフォーカシングライト装
置からの投射パターンとの関係を示す説明図、第2図は
オートフォーカシングライト装置内の投影レンズ107と
投影パターン108との関係を説明する説明図、第3図は
投影パターン108の構成を説明する説明図、第4図は投
影パターン108を駆動制御する回路の回路図である。 第5図は、光源により投影パターンを有する投影板を照
射することで投影パターンを形成するオートフォーカシ
ング装置の説明図である。 (主要部分の符号の説明) 106……光電変換素子アレイ、 107……投影レンズ、 108……投影パターン、 201〜203……LEDチップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 横沼 則一 東京都品川区西大井1丁目6番3号 日 本光学工業株式会社大井製作所内 (56)参考文献 実開 昭55−55805(JP,U)
Claims (3)
- 【請求項1】光電変換素子アレイを含む焦点検出装置を
備えたTTLカメラに装着、あるいは内蔵され、被写体光
量が不充分な状態の時に被写体に向けて投影パターンを
投影し、前記被写体上に投影された、パターン投影像を
前記カメラの焦点検出装置にて検出させるオートフォー
カシングライト装置であって、 前記光電変換素子アレイの配列方向と略直交する方向に
延びた前記投影パターンを投影する投影手段を有し、該
投影手段は、被写体が近距離に位置するときに前記焦点
検出装置にて検出される前記パターン投影像の投影部よ
り、被写体が遠距離に位置するときに前記焦点検出装置
にて検出される前記パターン投影像の投影部が高輝度に
なるように構成されていることを特徴とするオートフォ
ーカシングライト装置。 - 【請求項2】前記投影手段は、発光体を有し、該発光体
の発光強度を異ならせることを特徴とする特許請求の範
囲(1)に記載のオートフォーカシングライト装置。 - 【請求項3】前記発光体は、複数の発光素子であり、該
複数の発光素子ごとに流す電流値を異ならせることを特
徴とする特許請求の範囲(2)に記載のオートフォーカ
シングライト装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61066720A JP2659532B2 (ja) | 1986-03-25 | 1986-03-25 | オートフオーカシングライト装置 |
US07/188,703 US4804991A (en) | 1986-01-24 | 1988-05-04 | Auto focusing light device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61066720A JP2659532B2 (ja) | 1986-03-25 | 1986-03-25 | オートフオーカシングライト装置 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6507693A Division JPH0792540B2 (ja) | 1993-03-24 | 1993-03-24 | オートフォーカシングライト装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62223711A JPS62223711A (ja) | 1987-10-01 |
JP2659532B2 true JP2659532B2 (ja) | 1997-09-30 |
Family
ID=13324018
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61066720A Expired - Lifetime JP2659532B2 (ja) | 1986-01-24 | 1986-03-25 | オートフオーカシングライト装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2659532B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6647230B2 (en) | 2000-09-05 | 2003-11-11 | Canon Kabushiki Kaisha | Image-forming apparatus for use with negatively-charged toner and featuring a negatively-chargeable image-bearing member, and process cartridge using same |
JP2007005014A (ja) * | 2005-06-21 | 2007-01-11 | Toshiba Matsushita Display Technology Co Ltd | 照明装置及び液晶表示装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5555805U (ja) * | 1978-10-12 | 1980-04-15 |
-
1986
- 1986-03-25 JP JP61066720A patent/JP2659532B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62223711A (ja) | 1987-10-01 |
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