JP2659460B2 - 抄紙機の形成機内でウエブを切るための方法及び装置 - Google Patents
抄紙機の形成機内でウエブを切るための方法及び装置Info
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- JP2659460B2 JP2659460B2 JP6505226A JP50522694A JP2659460B2 JP 2659460 B2 JP2659460 B2 JP 2659460B2 JP 6505226 A JP6505226 A JP 6505226A JP 50522694 A JP50522694 A JP 50522694A JP 2659460 B2 JP2659460 B2 JP 2659460B2
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- Japan
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- forming
- web
- paper web
- cutting
- paper
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-
- D—TEXTILES; PAPER
- D21—PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
- D21F—PAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
- D21F9/00—Complete machines for making continuous webs of paper
- D21F9/003—Complete machines for making continuous webs of paper of the twin-wire type
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D21—PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
- D21F—PAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
- D21F7/00—Other details of machines for making continuous webs of paper
- D21F7/006—Cutting the edges of the paper-web
Landscapes
- Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)
- Paper (AREA)
- Sanitary Thin Papers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 本発明は、形成ロールの一部分を巻きながら、2つの
形成ファブリックの間でウエブを形成する形式のツイン
ワイヤ形成機(twin wire former)を有する抄紙機内
で、紙ウエブを切る方法に関連し、前記ウエブを切るこ
とは、所定最終幅の紙ウエブを得るための少なくとも1
つの加圧ジェットの助け、及び、テイル(tail)を適当
なときに得るための加圧媒体のジェットの助けで行われ
る。
形成ファブリックの間でウエブを形成する形式のツイン
ワイヤ形成機(twin wire former)を有する抄紙機内
で、紙ウエブを切る方法に関連し、前記ウエブを切るこ
とは、所定最終幅の紙ウエブを得るための少なくとも1
つの加圧ジェットの助け、及び、テイル(tail)を適当
なときに得るための加圧媒体のジェットの助けで行われ
る。
本発明は、形成ロールと、2つの形成ファブックとを
有し、該形成ファブリックがこれらの間に包囲された形
成されたばかりの紙ウエブと一緒に形成ロールの一部分
を巻くようになっているツインワイヤ形成機を有する抄
紙機内で、紙ウエブを切る装置であって、最終所定幅の
紙ウエブを得るためにウエブを切るようになった第1の
ジェットカッタと、テイルを適当な時に得るためにウエ
ブを切るようになった第2のジェットカッタとを有する
装置にも関する。
有し、該形成ファブリックがこれらの間に包囲された形
成されたばかりの紙ウエブと一緒に形成ロールの一部分
を巻くようになっているツインワイヤ形成機を有する抄
紙機内で、紙ウエブを切る装置であって、最終所定幅の
紙ウエブを得るためにウエブを切るようになった第1の
ジェットカッタと、テイルを適当な時に得るためにウエ
ブを切るようになった第2のジェットカッタとを有する
装置にも関する。
形成機の形成ファブリックの端での、端末部(tail)
の形態でのウエブ切り及び/或いは縁の切断は、例え
ば、米国特許第1,279,756号明細書、米国特許第2,709,3
98号明細書、米国特許第2,857,822号明細書及び米国特
許第4,560,438号明細書によって知られている。
の形態でのウエブ切り及び/或いは縁の切断は、例え
ば、米国特許第1,279,756号明細書、米国特許第2,709,3
98号明細書、米国特許第2,857,822号明細書及び米国特
許第4,560,438号明細書によって知られている。
ツインワイヤ形成機においては、紙ウエブは、形成フ
ァブリックの一方によって支持されながら、ピックアッ
プ手段の直前の箇所で、トリム(トリミング)され且つ
/或いはテイルに切られる。(リーダ即ち先頭部とも呼
ばれる)テイルはストリップであり、抄紙機の中をウエ
ブが通るのを容易にするために、プレス部分の前の抄紙
機ウエツト端で、ウエブから分離される。切るために、
普通は、水ジェットが用いられ、この水ジェットが縁の
トリミング(断ちくず)とトリミング(耳取り)された
ウエブとを、そして、適当なときに所定幅のテイルを形
成するために比較的高い圧力でウエブに遭遇する。ひと
つの欠点は、紙ウエブをスリットした即ち縦方向に切っ
た後、水ジェットが拡がり、水がその領域一面にはねる
ことである。三日月形成機の場合がそうであるように、
もし支持ファブリックがフエルトであるならば、繊維或
いは繊維の断片がフエルトの中に押し込まれ、これによ
って、テイル切りが完了したとき最終幅の紙ウエブ内に
“すじ(streaks)”を起こすおそれがある。流体ジェ
ットがフエルトを損傷する危険を減らすために、流体ジ
ェットの圧力を制限しなければならない。繰り返しの且
つ長期にわたるテイル切りは、繊維及び繊維の断片がフ
エルトの中に押し込まれる上記問題、そして、たとえジ
ェットの圧力が低いレベルに維持されていたとしても液
体ジェットがフエルトを損傷するという問題を大きくす
ることは明らかである。これは、テイル切りが、皺無し
状態(uncreped state)で30グラム/平方メートルのよ
うな低いグラマージュ(grammage)を有する紙ウエブに
制限されること、そして、トリミングをピックアップ手
段の直前の箇所の、フエルト上で全く行うことができな
いことを意味する。もし、素材(stock)が湿式補強剤
(wet strengthener)を含んでいるならば、グラマージ
ュの制限は更に小さくなる。従って、真っ直ぐな縁を有
した、所定幅の紙ウエブを形成機内で得るためには、外
側形成ファブリックが、米国特許第3,652,390号明細書
に説明されているように、不浸透性の縁部分を備えてい
るのがよい。かくして、前記縁部分の内側の、平行な、
互いに向かい合った縁が、完成した紙ウエブの幅を決定
し、前記幅は製造される柔軟な紙の等級に応じて選択さ
れる。柔軟な紙の生産を一つの等級から他の等級に、例
えばティッシュ即ち薄葉紙(tissue)からペーパータオ
ル(towel paper)に変えようとするとき、紙ウエブを
意図した最終製品に変換する間の不要な損失を避けるた
めに、完成した紙ウエブの幅を変える必要がある。一つ
のグレードからもう一つのグレードへのこのような生産
の変更を可能にするためには、三日月形成機の外側形成
ファブリックを取外し、且つ、これを不浸透性縁部分間
の幅が異なるもう一つの形成ファブリックと取替えなけ
ればならない。
ァブリックの一方によって支持されながら、ピックアッ
プ手段の直前の箇所で、トリム(トリミング)され且つ
/或いはテイルに切られる。(リーダ即ち先頭部とも呼
ばれる)テイルはストリップであり、抄紙機の中をウエ
ブが通るのを容易にするために、プレス部分の前の抄紙
機ウエツト端で、ウエブから分離される。切るために、
普通は、水ジェットが用いられ、この水ジェットが縁の
トリミング(断ちくず)とトリミング(耳取り)された
ウエブとを、そして、適当なときに所定幅のテイルを形
成するために比較的高い圧力でウエブに遭遇する。ひと
つの欠点は、紙ウエブをスリットした即ち縦方向に切っ
た後、水ジェットが拡がり、水がその領域一面にはねる
ことである。三日月形成機の場合がそうであるように、
もし支持ファブリックがフエルトであるならば、繊維或
いは繊維の断片がフエルトの中に押し込まれ、これによ
って、テイル切りが完了したとき最終幅の紙ウエブ内に
“すじ(streaks)”を起こすおそれがある。流体ジェ
ットがフエルトを損傷する危険を減らすために、流体ジ
ェットの圧力を制限しなければならない。繰り返しの且
つ長期にわたるテイル切りは、繊維及び繊維の断片がフ
エルトの中に押し込まれる上記問題、そして、たとえジ
ェットの圧力が低いレベルに維持されていたとしても液
体ジェットがフエルトを損傷するという問題を大きくす
ることは明らかである。これは、テイル切りが、皺無し
状態(uncreped state)で30グラム/平方メートルのよ
うな低いグラマージュ(grammage)を有する紙ウエブに
制限されること、そして、トリミングをピックアップ手
段の直前の箇所の、フエルト上で全く行うことができな
いことを意味する。もし、素材(stock)が湿式補強剤
(wet strengthener)を含んでいるならば、グラマージ
ュの制限は更に小さくなる。従って、真っ直ぐな縁を有
した、所定幅の紙ウエブを形成機内で得るためには、外
側形成ファブリックが、米国特許第3,652,390号明細書
に説明されているように、不浸透性の縁部分を備えてい
るのがよい。かくして、前記縁部分の内側の、平行な、
互いに向かい合った縁が、完成した紙ウエブの幅を決定
し、前記幅は製造される柔軟な紙の等級に応じて選択さ
れる。柔軟な紙の生産を一つの等級から他の等級に、例
えばティッシュ即ち薄葉紙(tissue)からペーパータオ
ル(towel paper)に変えようとするとき、紙ウエブを
意図した最終製品に変換する間の不要な損失を避けるた
めに、完成した紙ウエブの幅を変える必要がある。一つ
のグレードからもう一つのグレードへのこのような生産
の変更を可能にするためには、三日月形成機の外側形成
ファブリックを取外し、且つ、これを不浸透性縁部分間
の幅が異なるもう一つの形成ファブリックと取替えなけ
ればならない。
この交換は、面倒であり且つ時間の浪費となり、生産
の不要な損失を必然的に伴う。更に、形成ファブリック
のためにコストが増加し、更に、これらをしまうスペー
スが必要になる。
の不要な損失を必然的に伴う。更に、形成ファブリック
のためにコストが増加し、更に、これらをしまうスペー
スが必要になる。
本発明の目的は、抄紙機の形成機内でウエブを切るた
めの方法及び装置であって、上記問題を全て解決するこ
とができる方法及び装置を提供することである。
めの方法及び装置であって、上記問題を全て解決するこ
とができる方法及び装置を提供することである。
この目的は、形成されたばかりの紙ウエブと形成ファ
ブリックとが一緒にサンドイッチ構造で、形成ロールを
巻く箇所でウエブの切る、導入部で説明した方法で達成
される。
ブリックとが一緒にサンドイッチ構造で、形成ロールを
巻く箇所でウエブの切る、導入部で説明した方法で達成
される。
同様にこの目的は、形成されたばかりの紙ウエブと形
成ファブリックとが一緒に、サンドイッチ構造で、形成
ロールの前記部分を巻く箇所に、ジェットカッタを配置
する、導入部で説明した装置で達成される。
成ファブリックとが一緒に、サンドイッチ構造で、形成
ロールの前記部分を巻く箇所に、ジェットカッタを配置
する、導入部で説明した装置で達成される。
本発明に従って、実際の形成ロール上でウエブを切る
ことによって、驚くべきことに、繊維或いは繊維の断片
がフエルトの中に押し込まれるおそれ、或いは、加圧媒
体のジェットがフエルトを損傷するおそれが無くなるこ
とが判った。同様に、驚くべきことに、繊維及び繊維の
断片をフエルトの中に押し込むこと無く且つ加圧媒体の
ジェットがフエルトを損傷することなく、テイル切り
を、しわ無し状態で約30グラム/平方メートル以上のグ
ラマージュを備えた紙ウエブに行えることが判った。ト
リミングもそのような高いグラマージュで問題無く行う
ことができる。形成ロールの回りの空間は閉鎖され、こ
の閉鎖空間内でウエブ切りを行うことによって、水がジ
ェットカッタから周囲にはねる問題が除去される。
ことによって、驚くべきことに、繊維或いは繊維の断片
がフエルトの中に押し込まれるおそれ、或いは、加圧媒
体のジェットがフエルトを損傷するおそれが無くなるこ
とが判った。同様に、驚くべきことに、繊維及び繊維の
断片をフエルトの中に押し込むこと無く且つ加圧媒体の
ジェットがフエルトを損傷することなく、テイル切り
を、しわ無し状態で約30グラム/平方メートル以上のグ
ラマージュを備えた紙ウエブに行えることが判った。ト
リミングもそのような高いグラマージュで問題無く行う
ことができる。形成ロールの回りの空間は閉鎖され、こ
の閉鎖空間内でウエブ切りを行うことによって、水がジ
ェットカッタから周囲にはねる問題が除去される。
添付図面を参照して、本発明を更に説明する。
図1は、三日月成形機タイプ(crescent fcmer typ
e)のツインワイヤ形成機(twin wire former)を備え
た抄紙機のウエットセクションの一部分を示す概略的な
側面図である。
e)のツインワイヤ形成機(twin wire former)を備え
た抄紙機のウエットセクションの一部分を示す概略的な
側面図である。
図1を参照すると、この図は、ティッシュペーパ即ち
薄葉紙のような柔軟な紙及び衛生製品を製造するのに適
した抄紙機のウエット部分の部品を概略的に示してい
る。ウエット部分は、ツインワイヤ形成機1と、ヘッド
ボックス2とを有する。図示するツインワイヤ形成機
は、三日月形成機タイプのものでありそして、形成ロー
ル(forming roll)3と、外側形成ファブリック(oute
r forming fabric)4と、フエルトでできた内側形成フ
ァブリック(inner forming fabric)5とを有する。2
つの形成ファブリック4、5は、形成ロール3の上を一
緒に、次いで、複数のロール上を個々のループで動く。
外側形成ファブリック4に関連するロールは、形成ロー
ル3の上方に且つこれに近接して配置されたブレストロ
ール(breast roll)6と、ワイヤ転換ロール(wire tu
rning roll)と名付けることができ、形成ロール3の短
い距離後ろに配置されたガイドロール7とを有する。フ
エルト5が通り過ぎるガイドロールの1つを、参照番号
8で示す。ヘッドボックス2が、単一或いは複数の層と
なった素材(stock)のジェットを、2つの移動可能な
形成ファブリック4、5の間に噴射し、この素材を脱水
することによって紙ウエブ8を形成する。
薄葉紙のような柔軟な紙及び衛生製品を製造するのに適
した抄紙機のウエット部分の部品を概略的に示してい
る。ウエット部分は、ツインワイヤ形成機1と、ヘッド
ボックス2とを有する。図示するツインワイヤ形成機
は、三日月形成機タイプのものでありそして、形成ロー
ル(forming roll)3と、外側形成ファブリック(oute
r forming fabric)4と、フエルトでできた内側形成フ
ァブリック(inner forming fabric)5とを有する。2
つの形成ファブリック4、5は、形成ロール3の上を一
緒に、次いで、複数のロール上を個々のループで動く。
外側形成ファブリック4に関連するロールは、形成ロー
ル3の上方に且つこれに近接して配置されたブレストロ
ール(breast roll)6と、ワイヤ転換ロール(wire tu
rning roll)と名付けることができ、形成ロール3の短
い距離後ろに配置されたガイドロール7とを有する。フ
エルト5が通り過ぎるガイドロールの1つを、参照番号
8で示す。ヘッドボックス2が、単一或いは複数の層と
なった素材(stock)のジェットを、2つの移動可能な
形成ファブリック4、5の間に噴射し、この素材を脱水
することによって紙ウエブ8を形成する。
形成された紙ウエブは、形成ロール3とガイドロール
7との間の箇所で、外側形成ファブリックを離れ、フエ
ルト5によって下から支持されて、抄紙機の乾燥部分
(図示せず)に搬送される。
7との間の箇所で、外側形成ファブリックを離れ、フエ
ルト5によって下から支持されて、抄紙機の乾燥部分
(図示せず)に搬送される。
本発明によれば、ジェトカッタ10、11が形成ロールの
領域内に配置され、水であるのが好ましい加圧媒体のジ
ェット12、13を、外側形成ファブリック4と新たに形成
された紙ウエブ9と内側形成ファブリック5とによって
形成され、形成ロール3の一部分を巻き且つこれと接触
しているサンドイッチ構造体に向けて差し向ける。従っ
て、本発明によれば、全てのウエブ切りは、新たに製造
された紙ウエブがまだ2つの形成ファブリックの間に包
囲されているうちに、これら及び紙ウエブが、サンドイ
ッチ構造体として形成ロールを取囲んでいる間に、水ジ
ェットの助けで行われる。
領域内に配置され、水であるのが好ましい加圧媒体のジ
ェット12、13を、外側形成ファブリック4と新たに形成
された紙ウエブ9と内側形成ファブリック5とによって
形成され、形成ロール3の一部分を巻き且つこれと接触
しているサンドイッチ構造体に向けて差し向ける。従っ
て、本発明によれば、全てのウエブ切りは、新たに製造
された紙ウエブがまだ2つの形成ファブリックの間に包
囲されているうちに、これら及び紙ウエブが、サンドイ
ッチ構造体として形成ロールを取囲んでいる間に、水ジ
ェットの助けで行われる。
第1のカッタ10は、互いに間隔を隔てた2つのノズル
を有し、それぞれのノズルが水ジェット12を作り、新た
に形成された紙ウエブを縦方向に切って、2つの縁の断
ちくずと所望最終幅の紙ウエブとにし、かくして、この
幅は2つのノズルからの水ジェットの距離に相当する。
ノズルは、形成ロールの縦方向の中央面(vertical cen
tral plane)から同じ距離離れて配置されており、これ
らの間の距離、即ち、紙ウエブの最終幅を増減させるた
めに互いに関して調整可能である。
を有し、それぞれのノズルが水ジェット12を作り、新た
に形成された紙ウエブを縦方向に切って、2つの縁の断
ちくずと所望最終幅の紙ウエブとにし、かくして、この
幅は2つのノズルからの水ジェットの距離に相当する。
ノズルは、形成ロールの縦方向の中央面(vertical cen
tral plane)から同じ距離離れて配置されており、これ
らの間の距離、即ち、紙ウエブの最終幅を増減させるた
めに互いに関して調整可能である。
第2のジェットカッタ11は、形成ロール3の一方の端
壁に近接して配置され、そして、形成ロールに関して軸
線方向に変位可能なノズルを備え、このノズルは、前記
端壁に近接した外側休止位置と、この最終幅の紙ウエブ
において、例えば100−200ミリメートルの所定幅のテイ
ルに切るために水ジェット13をサンドイッチ構造体に向
けて排出する内側作動位置との間で変位可能である。形
成されたテイルが、抄紙機の中を通され、引き続く巻取
り装置(reel−up)に巻取られ始めた時、水ジェットを
放出しながら、ジェットカッタ11を紙ウエブの上で形成
ロールの他方の端壁まで横方向に移動させることによっ
て、テイルをウエブの全体幅まで拡げる。次いで、水ジ
ェットを止め、ジェットカッタ11を、その外側休止位置
まで戻す。
壁に近接して配置され、そして、形成ロールに関して軸
線方向に変位可能なノズルを備え、このノズルは、前記
端壁に近接した外側休止位置と、この最終幅の紙ウエブ
において、例えば100−200ミリメートルの所定幅のテイ
ルに切るために水ジェット13をサンドイッチ構造体に向
けて排出する内側作動位置との間で変位可能である。形
成されたテイルが、抄紙機の中を通され、引き続く巻取
り装置(reel−up)に巻取られ始めた時、水ジェットを
放出しながら、ジェットカッタ11を紙ウエブの上で形成
ロールの他方の端壁まで横方向に移動させることによっ
て、テイルをウエブの全体幅まで拡げる。次いで、水ジ
ェットを止め、ジェットカッタ11を、その外側休止位置
まで戻す。
参照符号Aは、外側形成ファブリック4が形成ロール
3を取巻き始める、形成ロール3上の箇所を示す。ジェ
ットカッタ10、11は、箇所Aの30−120度、最も好まし
くは60−90゜下流側に配置されるのが好ましい。
3を取巻き始める、形成ロール3上の箇所を示す。ジェ
ットカッタ10、11は、箇所Aの30−120度、最も好まし
くは60−90゜下流側に配置されるのが好ましい。
ジェットカッタのデザインは重要ではなく、従って、
紙ウエブをファブリックによって支持しながらトリミン
グしテイル切りするための、実際に使用されている或い
は特許文献に記載されている公知のタイプのジェットカ
ッタから、ジェットカッタのデザインを選択してもよ
い。
紙ウエブをファブリックによって支持しながらトリミン
グしテイル切りするための、実際に使用されている或い
は特許文献に記載されている公知のタイプのジェットカ
ッタから、ジェットカッタのデザインを選択してもよ
い。
三日月形成機の場合のように内側形成ファブリックが
フエルトであるときには、トリミング中に形成ロール上
で得られた2つの縁断ちくずを、内側形成ファブリック
から取除くのが困難であるので、縁の断ち屑は、普通
は、トリミングされた最終幅の紙ウエブに伴われて、三
日月形成機の次の乾燥部分のヤンキードライヤを通り、
ウエブのこれらの部分は、ヤンキードライヤを通過する
まで、トリミングされたウエブの近傍から取除かれな
い。
フエルトであるときには、トリミング中に形成ロール上
で得られた2つの縁断ちくずを、内側形成ファブリック
から取除くのが困難であるので、縁の断ち屑は、普通
は、トリミングされた最終幅の紙ウエブに伴われて、三
日月形成機の次の乾燥部分のヤンキードライヤを通り、
ウエブのこれらの部分は、ヤンキードライヤを通過する
まで、トリミングされたウエブの近傍から取除かれな
い。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ライン イェールク ドイツ連邦共和国 デー3538 マルスベ ルク ライトマー アム ホムベルク 15 (56)参考文献 特開 平3−64593(JP,A) 特開 平4−352894(JP,A) 特表 平4−501443(JP,A) 米国特許2857822(US,A) 米国特許2709398(US,A)
Claims (2)
- 【請求項1】形成ロール(3)の一部分を巻きながら、
2つの形成ファブリック(4、5)の間でウエブが形成
されるタイプのツインワイヤ形成機(1)を有する抄紙
機内で紙ウエブ(9)を切る方法であって、 前記ウエブを、少なくとも1つの加圧媒体のジェットの
助けで切って最終所定幅の紙ウエブを得て、そして、適
切なときに、加圧媒体のジェットの助けで切ってテイル
を得る前記方法において、 形成されたばかりの紙ウエブ(9)と形成ファブリック
(4、5)とが、一緒に、サンドイッチ構造で形成ロー
ル(3)を巻く形成ロール(3)上の箇所で、前記ウエ
ブが切られる、 ことを特徴とするウエブを切る方法。 - 【請求項2】形成ロール(3)と、2つの形成ファブリ
ック(4、5)を有し、該形成ファブリック(4、5)
がこれらの間に囲まれた形成されたばかりの紙ウエブと
一緒に、形成ロール(3)の一部分を巻くように配置さ
れているツインワイヤ形成機(1)を有する抄紙機内
で、紙ウエブを切る装置であって、最終所定幅の紙ウエ
ブを得るためにウエブを切るようになった第1のジェッ
トカッタ(10)と、テイルを得るために適切な時にウエ
ブを切るようになった第2のジェットカッタ(11)とを
有する前記装置において、 形成されたばかりの紙ウエブ(9)と形成ファブリック
(4、5)とが、形成ロール(3)の前記部分をサンド
イッチ構造で巻く、形成ロール(3)の上の箇所に、前
記ジェットカッタ(10、11)が配置されている、 ことを特徴とする装置。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
SE9202280A SE470438B (sv) | 1992-08-04 | 1992-08-04 | Förfarande och anordning för banskärning i en pappersmaskins formare |
SE9202280-5 | 1992-08-04 | ||
PCT/SE1993/000645 WO1994003674A1 (en) | 1992-08-04 | 1993-07-30 | A method and device for web cutting in the former of a paper machine |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08504892A JPH08504892A (ja) | 1996-05-28 |
JP2659460B2 true JP2659460B2 (ja) | 1997-09-30 |
Family
ID=20386872
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6505226A Expired - Fee Related JP2659460B2 (ja) | 1992-08-04 | 1993-07-30 | 抄紙機の形成機内でウエブを切るための方法及び装置 |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5908534A (ja) |
EP (1) | EP0654101B1 (ja) |
JP (1) | JP2659460B2 (ja) |
AT (1) | ATE159064T1 (ja) |
CA (1) | CA2141597C (ja) |
DE (2) | DE654101T1 (ja) |
SE (1) | SE470438B (ja) |
WO (1) | WO1994003674A1 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6207016B1 (en) | 1998-05-14 | 2001-03-27 | Ekstroem Lars | Method for dividing a paper web |
US6482294B2 (en) | 1998-09-02 | 2002-11-19 | Voith Paper Patent Gmbh | Machine for manufacturing a material web |
DE19840021A1 (de) * | 1998-09-02 | 2000-03-09 | Voith Sulzer Papiertech Patent | Maschine zur Herstellung einer Materialbahn |
US20020134208A1 (en) * | 2001-03-23 | 2002-09-26 | Wilson John E. | Method and apparatus for trimming sheet metal |
AT412098B (de) * | 2002-11-11 | 2004-09-27 | Andritz Ag Maschf | Vorrichtung zur trennung einer papierbahn von einem sieb |
DE10260847A1 (de) * | 2002-12-23 | 2004-07-01 | Voith Paper Patent Gmbh | Verfahren zur Herstellung und/oder Behandlung einer Materialbahn |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US1679523A (en) * | 1928-08-07 | Paper making machinery | ||
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