JP2658932B2 - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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    • H10B10/12Static random access memory [SRAM] devices comprising a MOSFET load element
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    • Y10S257/00Active solid-state devices, e.g. transistors, solid-state diodes
    • Y10S257/903FET configuration adapted for use as static memory cell

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体記憶装置に関し、
特に低消費電力型半導体スタティックRAMのビット線
電位補償回路に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来の低消費電力型半導体スタ
ティックRAMの回路構成図を示した図5および同図で
使用するメモリセルの回路図を示した図6と、その読み
出しの動作説明用タイミングチャートを示した図7
(a)および書き込みの動作説明用タイミングチャート
を示した図7(b)を参照すると、低消費電力型の半導
体スタティックRAMは、アドレスバッファ回路51、
アドレス遷移検出回路52、内部クロック検出回路5
3、ロウデコード回路54、カラムデコード回路55、
センスアンプ回路56、入出力バッファ出力ラッチ回路
57、ライト・リード制御回路58、書き込みドライバ
回路59、ビット線負荷回路601 〜60n 、ビット線
電位補償回路611 〜61n 、メモリセルアレイ62と
を備える。
【0003】アドレスバッファ回路51には外部アドレ
ス入力信号A0 〜An が供給され、その出力は上位ビッ
トA0 ′〜がロウデコード回路54に、下位ビット
n ′〜がカラムデコード回路55に供給され、かつこ
れら上位および下位ビットはアドレス遷移検出回路52
にも供給される。
【0004】アドレス遷移検出回路52の出力OSは、
内部クロック発生回路53に供給され、この内部クロッ
ク発生回路53からロウデコード回路54には出力X
E、センスアンプ回路56には出力SE、ビット線負荷
回路601 〜60n には出力反転P(出力Pの反転信
号)がそれぞれ供給される。
【0005】ライト・リード制御回路58にはリード・
ライト反転信号WEが供給され、その出力は内部クロッ
ク発生回路53および書き込みドライバ回路59に供給
され、書き込みドライバ回路59の出力WCLは入出力
バッファ・出力ラッチ回路57を介して出力I/O端子
に出力され、出力WBTはトランスファゲートQ05およ
びQ07〜Qn5およびQn7を介してビット線B0 〜B
n に、出力WBBはトランスファゲートQ08およびQ06
〜Qn8およびQn6を介してビット線反転B0 〜反転Bn
にそれぞれ供給される。
【0006】ロウデコード回路54の出力W0 〜Wn
それぞれメモリアレイ62のワード線に、カラムデコー
ド回路55の出力はそれぞれトランスファゲート電極Q
05およびQ07〜Qn5およびQn7と、Q08およびQ06〜Q
n8およびQn6のそれぞれのゲート電極を制御するように
供給される。
【0007】ビット線負荷回路601 〜60n およびメ
モリセルアレイ62の間にはビット線電位補償回路61
1 〜61n が挿入され、このビット線電位補償回路61
1 〜61n が接続されたメモリセルアレイ62内のビッ
ト線B0 および反転B0 にはそれぞれメモリセルMC00
〜MCn0の入出力データが、ビット線Bn および反転B
n n にはそれぞれメモリセルMC0n〜MCnnの入出力デ
ータが供給される。
【0008】上述の構成による半導体スタティックRA
Mは、ビット線負荷回路601 〜60n から選択状態に
あるメモリセルに流れる電流およびセンスアンプ回路5
6で消費される電流を低減するために、以下に述べるよ
うな工夫がなされていた。
【0009】まず、読み出し動作時には、アドレス遷移
検出回路52が外部アドレス入力信号An の変化を検出
しパルス信号OSを出力する。この信号OSが供給され
た内部クロック発生回路53は、読み出し動作に必要な
パルス幅に成形したビット線負荷制御信号反転P、ワー
ド線制御信号XE、およびセンスアンプ制御信号SEを
出力する。これらのパルス信号XE、反転Pにより、ワ
ード線Wの活性化期間およびセンスアンプ回路56の活
性化期間は、これらのパルス期間のみに制限されること
により、ワード線Wが活性化状態にある期間を短くし
て、リードサイクル時間によらず一定にしていた。
【0010】このため、一例としてビット線負荷回路6
1 およびメモリセルMC00について説明すると、ビッ
ト線負荷回路601 から選択状態のメモリセルMC00
流れ込む電流が制限されることになる。さらに、ビット
線負荷回路601 のPチャネルMOSトランジスタ
n1,Qn2もワード線制御信号XEと同期したパルス信
号反転Pで制御され、ワード線W0 が活性化状態の期間
はビット線負荷回路601がオフ(OFF)されてい
た。これにより、ワード線W0 が活性化状態の時、ビッ
ト線B0 ,反転B0 からメモリセルMC00のロウレベル
にあるノードに流れ込む電流は、ビット線B0 または反
転B0 の配線容量として蓄積された電荷分だけになる。
【0011】一方、書き込み動作時は、ライトサイクル
期間中の書き込みデータの変更を保証するためおよび消
費電流の大きいセンスアンプが動作しないために、ワー
ド線W0 はあえてパルス化せず、かつワード線W0 が活
性化状態になった後、外部入力信号で書き込みが終了す
るまでは、ワード線W0 はOFFされなかった。
【0012】しかし、ビット線負荷回路601 の制御は
読み出し動作時と同様にワード線W0 に同期しており、
ワード線W0 が活性化状態の間は、ワート線負荷回路6
1はOFFしていた。
【0013】書き込み動作時において、例えばメモリセ
ルMC00にデータハイレベル“1”を書き込む場合は、
カラムデコード回路55でビット線B0 ,反転B0 が選
択され、書き込みドライバ回路59から、ビット線B0
に論理レベルのハイレベル電圧、反転B0 に論理レベル
のロウレベル電圧が伝達される。ワード線W0 が活性化
状態で、図6に示したメモリセルMC00のノードN1,
N2にそれぞれハイレベルおよびロウレベルの電圧が書
き込まれる。
【0014】しかし、選択されたワード線W0 に接続さ
れたメモリセルMC00以外の非選択メモリセル、例えば
メモリセルMConは、保持しているデータをビット線B
n ,反転Bn に出力することになる。例えば、ノードN
1にハイレベル“1”データを保持しているとするとロ
ウレベルを保持しているノードN2に接続されるビット
線反転Bn は、ビット線反転Bn に蓄えられた電荷がメ
モリセルMC0nの駆動トランジスタQ6 を通して接地電
位GNDに流れ込むので、ビット線反転Bn の電位は電
源電位Vccから最終的には接地電位GND程度まで低下
する。
【0015】一方、非選択のメモリセルMC0nのハイレ
ベル“1”データを保持しているノードN1の電位は、
ワード線W0 が活性化になる前はビット線Bn の電位が
電源電位Vccの電位であるからワード線W0 が活性化さ
れても同電位となり、ビット線Bn の電位は変化がない
ことになる。
【0016】しかし、実際には、一本のビット線例えば
0 には4MビットのスタティックSRAMクラスで1
024個のメモリセルが接続されているために、ワード
線W0 がメモリセルMC00のゲート電極に接続され、メ
モリセルMC00のデータ蓄積ノードN1およびN2をド
レイン電極とする伝達トランジスタQ3 ,Q4 のソース
電極を形成するN+ 拡散層(N型拡散層)が1024個
分コンタクトホールを介してビット線B0 および反転B
0 にそれぞれ接続されていることになる。
【0017】したがって、ロウレベルデータが蓄積され
たノードN1またはN2に接続される伝達トランジスタ
3 またはQ4 のサブスレッショルドホールドリーク、
およびソース電極を形成するN型拡散層のジャンクショ
ンリークにより、ビット線負荷回路601 がOFFした
ビット線B0 または反転Bn では、メモリセルMC00
負荷トランジスタM5 およびM6 から供給される電流よ
りも前述のリーク電流の方が大きいと、ビット線に蓄積
された電荷は減少することになる。
【0018】つまり、選択されたワード線W0 に接続さ
れる非選択のメモリセルMC01〜MC0nでは、ハイレベ
ルデータが保持されたノードN1またはN2に接続され
るビット線の電位は、時間とともに低下することにな
る。例えば、書き込み期間が1ミリ秒のように長くなっ
た場合、前述したようにワード線W0 の活性化期間も約
1ミリ秒になるので、ビット線Bn または反転Bn のハ
イレベル電位は低下し、駆動トランジスタQ5 ,Q6
閾値電圧よりもビット線の電位が下がった場合にはその
メモリセルに保持されていたデータが破壊される。
【0019】次にビット線電位補償回路611 を一例と
してその動作について説明する。この回路は二つのPチ
ャネルMOSトランジスタQ03およびQ04からなり、そ
れぞれのゲート電極は互に他方のトランジスタのドレイ
ン電極に接続され、PチャネルMOSトランジスタQ03
のドレイン電極はビット線B0 に、PチャネルMOSト
ランジスタQ04のドレイン電極はビット線反転B0 にそ
れぞれ接続されている。
【0020】つまり、メモリセルMC00のロウレベルデ
ータを保持したノードN2が接続されたビット線反転B
0 の電位がVcc電位から低下し、PチャネルMOSトラ
ンジスタQ03がONすると、ハイレベルのデータがノー
ドN1から出力されるビット線B0 には、さらに電源電
位Vccから電荷が供給されので、ビット線B0 のリーク
によるレベル低下は防止される。
【0021】また、ハイレベルが出力されるビット線B
0 は、ロウレベルが出力されるビット線反転B0 よりも
先にビット線の電位が低下することはないので、ビット
線B0 にドレイン電極が接続されたPチャネルMOSト
ランジスタQ04はONしない。
【0022】次に、このビット線電位補償回路611
PチャネルMOSトランジスタQn3およびQ04の素子配
置構造を平面図で示した図8を参照すると、ビット線電
位補償回路611 はP型拡散層18および19、多結晶
シリコン20および21、アルミニウム配線22〜2
6、コンタクトホール27〜34を有し、アルミ配線2
3および25はビット線B0 であり、アルミ配線22お
よび26はビット線反転B0 である。また、アルミ配線
24が電源配線Vccである。この電源配線Vccのアルミ
配線24がコンタクトホール32でP型拡散層19に接
続されてソース電極を構成し、ビット線B0 アルミ配線
25がコンタクトホール33でP型拡散層19に接続さ
れてドレイン電極を構成し、他方のビット線反転B0
アルミ配線26はコンタクトホール34で多結晶シリコ
ン21に接続され、この多結晶シリコン21がゲート電
極を構成することにより、ビット線電位補償用のPチャ
ネルMOSトランジスタQ03を構成している。
【0023】同様に、電源配線Vccのアルミ配線24が
コンタクトホール29でP型拡散層18に接続されてソ
ース電極を構成し、またビット線反転B0 のアルミ配線
22がコンタクトホール28でP型拡散層18に接続さ
れてドレイン電極を構成し、一方のビット線B0 のアル
ミ配線23がコンタクトホール27で接続された多結晶
シリコン20がゲート電極を構成することにより、ビッ
ト線電位補償用のPチャネルMOSトランジスタQ04
構成されている。ここで、斜線部分がビット線電位補償
用のPチャルMOSトランジスタQ03およびQ04のチャ
ネル領域をそれぞれ示している。
【0024】このビット線電位補償用のPチャネルMO
SトランジスタQ03およびQ04は、ビット線対には全て
必要であり、そのために、平行するメモリセルのビット
線B0 および反転B0 の配置幅とほぼ同じ幅に納まるよ
うにレイアウトしなくては構成上難しく、かつ、ビット
線と平行方向に伸ばした長方形にレイアウトされてい
る。
【0025】また、近年の半導体スタティックRAM
は、微細化によりメモリセルアレイが配置された端部で
は、パターンの疎密により半導体製造工程でのフォトレ
ジストの露光が光の干渉を受けるので、レイアウト内部
と端部とでは出来上り寸法に違いがでる。そのため、全
てのビット線対毎に、ビット線負荷回路が接続される側
のメモリセルアレイの最外周部に一列に疑似メモリセル
を配置し、正規メモリセルのパターン寸法が等しくなる
ようにしている。
【0026】また、1Mビットクラスの半導体スタティ
ックRAMでは、メモリセルの負荷素子として高抵抗の
ポリシリコンを使用していたが、4Mビットクラス以上
ではデータ保持特性を損なうことなく消費電流を削減す
るために、負荷素子として能動素子であるポリシリコン
の薄膜トランジスタを使用している。
【0027】次に、上述した薄膜トランジスタが負荷素
子に用いられたメモリセルの一例としてMC00の素子配
置構造を平面図で示した図9を参照すると、Nチャネル
MOSトランジスタQ5 およびQ6 のソース電極および
ドレイン電極領域を形成するN型拡散層37および3
8、メモリセルMC00の伝達トランジスタQ3 およびQ
4 のゲート電極を形成するとともにワード線を形成する
第1層多結晶シリコン39、薄膜トランジスタM5 およ
びM6 のゲート電極を形成する第2層多結晶シリコン4
0および41、薄膜トランジスタM5 ,M6 のソース電
極、チャネルおよびドレイン電極領域を形成する第3層
多結晶シリコン42および43、ビット線B0 および反
転B0 のアルミニウム配線44および45、駆動トラン
ジスタQ5およびQ6 のゲート電極を形成する第1層多
結晶シリコン46および47、N型拡散層37および3
8と第1層多結晶シリコン46および47とを接続する
コンタクトホール48、49および50、薄膜トランジ
スタM5 およびM6 のドレイン電極を形成する第3層多
結晶シリコン42および43と薄膜トランジスタM5
よびM6 のゲート電極を形成する第2層多結晶シリコン
40および41と下層の第1層多結晶シリコン46およ
び47とN型拡散層37および38とを接続するコンタ
クトホール51および52、ビット線のアルミニウム配
線とN型拡散層37を接続するコンタクトホール53お
よび54である。
【0028】
【発明が解決しようとする課題】近年、メモリ容量の大
規模化に伴ない半導体チップの面積がより大きくなり、
一枚のシリコンウェハーに露光できるチップの数が減少
している。このために、一枚のシリコンウェハーから得
ることのできる良品数も当然減少してきている。
【0029】前述したビット線の電位補償用トランジス
タは、ビット線の漏れ電流が数pA程度であり、多くて
も数nA程度である。これに対して、漏れ電流の約10
0倍である100nA程度の電流供給量が有れば十分で
ある。また、近年、冗長回路技術により、不良ビット線
は冗長ビット線に置換する方法が使われているが、不良
ビット線が接地電位GNDに短絡したために不良となっ
てしまった場合に、電位補償用トランジスタを通して電
流が流れてしまうことになるので、ビット線電位補償用
トランジスタの電流供給量は必要以上に大きく設計する
必要はないことになる。
【0030】しかしながら、従来のビット線電位補償用
トランジスタは、バルクトランジスタを用いているの
で、チャネル長1μm,チャネル幅1μmで酸化膜厚1
5nm程度のP型バルクトランジスタで約100μA
(Vgs=Vds=5V)流れてしまう。この電流を1
00nA程度に減らすためには、チャネル長を100μ
mにしなければならなくなる。
【0031】しかし、図9に示すように、ビット線の電
位補償用トランジスタはメモリセルのビット線対Bおよ
び反転Bの間隔(ビット線幅を含む)と同じ長さの素子
配置幅で実現しなければならず、チャネルの長さ方向は
ビット線と平行方向に伸びることになる。
【0032】そのため、補償用の電流供給能力を減少さ
せるためには、単純にビット線と平行方向にチャネルの
長を1000μm伸ばさなくてならなくなり、その分、
半導体チップの面積は増大してしまうことになる。
【0033】本発明の目的は、上述した問題点に鑑みな
されたものであり、薄膜トランジスタを負荷素子とする
メモリセルを有するスタティックRAMのビット線電位
補償回路を、メモリセルと同様な素子配置構造を用いて
構成することにより、素子配置効率を改善した半導体記
憶装置を提供することにある。
【0034】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体記憶装置
の特徴は、電源電位および接地電位間に直列接続で挿入
された第1の薄膜トランジスタタおよび第1の駆動用ト
ランジスタと、電源電位および接地電位間に直列接続で
挿入された第2の薄膜トランジスタタおよび第2の駆動
用トランジスタとを有し、前記第1の駆動用トランジス
タおよび前記第1の薄膜トランジスタと前記第2の駆動
用トランジスタおよび前記第2の薄膜トランジスタとの
各ゲート電極は互に他方の直列接続点に共通接続され、
一方の前記共通接続点は第1の伝達トランジスタを介し
て第1のビット線に、他方の前記共通接続点は第2の伝
達トランジスタを介して第2のビット線に接続されたメ
モリセルが所定の数だけ配線されたメモリセルアレイ
と、前記第1および前記第2のビット線に電源電位を供
給する負荷回路と、この負荷回路および前記メモリセル
アレイとの間に配置され前記供給された電源電位を保持
するビット線電位補償回路とをそれぞれ複数組有する半
導体記憶装置において;前記ビット線電位補償回路は、
前記メモリセルの素子配置形状と同等の面積を維持する
ように前記第1および前記第2のビット線と前記ビット
線負荷回路との間に配線された疑似メモリセルからなる
ことを特徴とする。
【0035】また、前記ビット線電位補償回路としての
前記疑似メモリセルは、各々のソース電極が電源電位に
共通接続され各々のドレイン電極が互に他方のゲート電
極に接続された1対の薄膜トランジスタを有し、一方の
ドレイン電極は第3の伝達トランジスタを介して前記第
1のビット線に、他方のドレイン電極は第4の伝達トラ
ンジスタを介して前記第2のビット線にそれぞれ接続さ
れ、かつ前記第3の伝達トランジスタおよび前記第4の
伝達トランジスタのゲート電極はそれぞれ電源電位に接
続することができる。
【0036】さらに、前記ビット線電位補償回路として
の前記疑似メモリセルは、各々のソース電極が電源電位
に共通接続され各々のドレイン電極が互に他方のゲート
電極に接続された1対の薄膜トランジスタを有し、一方
のドレイン電極は前記第1のビット線に、他方のドレイ
ン電極は前記第2のビット線にそれぞれ接続されてもよ
い。
【0037】さらにまた、前記メモリセルの素子を、前
記第1の伝達トランジスタと前記第1および前記第2の
駆動トランジスタとのソース電極およびドレイン電極領
域をそれぞれ形成する第1のN型拡散層と、前記第2の
伝達トランジスタのソース電極およびドレイン電極領域
を形成する第2のN型拡散層と、前記第1および前記第
2の伝達トランジスタの各々のゲート電極とワード線を
形成する第1の第1層多結晶シリコン層と、前記第1の
駆動トランジスタのソース電極およびドレイン電極を形
成する第2の第1多結晶シリコン層と、前記第2の駆動
トランジスタのソース電極およびドレイン電極を形成す
る第3の第1多結晶シリコン層と、前記第1の薄膜トラ
ンジスタのゲート電極を形成する第1の第2層多結晶シ
リコン層と、前記第2の薄膜トランジスタのゲート電極
を形成する第2の第2層多結晶シリコン層と、前記第1
の薄膜トランジスタのソース電極、チャネルおよびドレ
イン電極領域を形成する第1の第3層多結晶シリコン層
と、前記第2の薄膜トランジスタのソース電極、チャネ
ルおよびドレイン電極領域を形成する第2の第3層多結
晶シリコン層と、前記第1のビット線を形成する第1の
アルミニウム配線と、前記第2のビット線を形成する第
2のアルミニウム配線とを含む配置としたとき;前記疑
似メモリセルは、前記第1のN型拡散層のうち前記第1
および前記第2の駆動トランジスタのソース電極および
ドレイン電極領域形成用のN型拡散層を形成せずに、か
つ素子分離シリコン酸化膜上のゲート電極となる前記第
1および前記第2の第1層多結晶シリコン層を所定の配
線領域として用いることにより前記メモリセルと同面積
の素子配置とすることができる。
【0038】また、前記疑似メモリセルの素子は、前記
第1および前記第2の伝達トランジスタを形成するゲー
ト電極領域の前記第1の第1層多結晶シリコン層の形成
をマスクすることによって前記第1および前記第2の伝
達トランジスタを形成せずに、かつこのトランジスタの
ソース電極およびドレイン電極となる前記第1および前
記第2のN型拡散層領域を所定の配線領域として用いる
ことにより前記メモリセルと同面積の素子配置とするこ
ともできる。
【0039】
【実施例】本発明について図面を参照しながら説明す
る。
【0040】図1は本発明の第1の実施例のビット線電
位補償回路の等価回路図であり、図2はその素子配置の
構造を示す平面図である。図1を参照すると、この電位
補償回路は、各々のソース電極が電源電位に共通接続さ
れ各々のドレイン電極が互に他方のゲート電極に接続さ
れた1対の薄膜トランジスタM1 およびM2 を有し、一
方のドレイン電極は伝達トランジスタQ1 を介して第1
のビット線Bに、他方のドレイン電極は伝達トランジス
タQ2 を介して第2のビット線反転Bにそれぞれ接続さ
れ、かつ伝達トランジスタQ1 およびQ2 のゲート電極
は電源電位Vccに接続されるように構成されている。
【0041】すなわち、従来の電位補償回路との相違点
は、伝達トランジスタQ1 およびQ2 が追加されたこと
である。このトランジスタのゲート電極は常時電源電位
ccに接続されているので導通状態にあり、全体の動作
は従来と同様である。
【0042】なお、この回路の特徴はメモリセルの回路
を利用することにあり、以下に述べる素子配置の構造を
メモリセルの素子配置構造に合わせることが可能となる
ことにある。
【0043】図2を参照すると、従来例で説明した図6
における薄膜トランジスタを用いたメモリセルと同様に
薄膜トランジスタをビット線電位補償回路に用いてお
り、この回路の素子配置は、NチャネルMOSトランジ
スタであり伝達トランジスタM5 のソース電極およびド
レイン電極を形成するN型拡散層1および伝達トランジ
スタM6 のソース電極およびドレイン電極を形成するN
型拡散層2、ワード線W0 〜Wn と伝達トランジスタQ
1およびQ2のゲート電極とを形成する第1層多結晶シ
リコン3、図6における駆動トランジスタQ5 のゲート
電極用に形成する第1層多結晶シリコン4および駆動ト
ランジスタQ6 のゲート電極用に形成する第1層多結晶
シリコン5、ビット線の電位補償用薄膜トランジスタM
1 のゲート電極を形成する第2層多結晶シリコン7およ
びビット線の電位補償用薄膜トランジスタM2 のゲート
電極を形成する第2層多結晶シリコン6、ビット線の電
位補償用薄膜トランジスタM1 のソース電極、ドレイン
電極およびチャネル領域を形成する第3層多結晶シリコ
ン9およびビット線の電位補償用薄膜トランジスタM2
のソース電極、ドレイン電極およびチャネル領域を形成
する第3層多結晶シリコン8、ビット線Bを形成するア
ルミニウム配線10およびビット線反転Bを形成するア
ルミニウム配線11、第1層多結晶シリコン4とN型拡
散層1とを接続するコンタクトホール12および第1層
多結晶シリコン2とN型拡散層5とを接続するコンタク
トホール13、第3層多結晶シリコン9と第2層多結晶
シリコン6とを第1層多結晶シリコン4およびN型拡散
層1に接続するコンタクトホール14および第3層多結
晶シリコン7と第2層多結晶シリコン8とを第1層多結
晶シリコン5に接続するコンタクトホール15、ビット
線Bとしてのアルミニウム配線10とN型拡散層1とを
接続するコンタクトホール16およびビット線反転Bと
してのアルミニウム配線11とN型拡散層2とを接続す
るコンタクトホール17からなる。
【0044】すなわち、正規のメモリセルにおいて伝達
トランジスタQ1およびQ2のソース電極・ドレイン電
極と駆動トランジスタQ5 およびQ6 のソース電極・ド
レイン電極とを形成するN型拡散層1のうち、駆動トラ
ンジスタQ5 およびQ6 のソース電極・ドレイン電極を
形成するN型拡散層1が形成されず、したがってN型拡
散層1と第1層多結晶シリコン47とを接続していたコ
ンタクトホール50が形成されていないところが相違す
る。
【0045】前述したように、ゲート電極3は電源電位
ccに接続されており、NチャネルMOSトランジスタ
1 ,Q2 は常にON状態になる。このトランジスタQ
1 およびQ2 はNチャネルMOSであり、ビット線のハ
イレベル電位はトランジスタQ1 およびQ2 の閾値電圧
と基板バイアス効果分だけ電源電位Vccより低くなる。
【0046】例えば、Vcc=5V、閾値電圧=0.7
V、基板バイアス効果0.3Vとすると、ビット線のハ
イレベル電位は4Vとなるが、メモリセルのデータを破
壊するまでに至らない。
【0047】ここで、図6及び図9に示した正規のメモ
リセルが、Pチャネル薄膜トランジスタM5 およびM6
とNチャネルMOSトランジスタQ5 およびQ6 との組
合せからなるフリップフロップで構成されていたのに対
し、本実施例では駆動トランジスタであるNチャネルM
OSトランジスタQ5 およびQ6 をトランジスタとして
動作させないようにすることで、ビット線の電位を補償
するPチャネル薄膜トランジスタ対だけで構成してい
る。
【0048】この駆動トランジスタQ5 およびQ6 の機
能を削除するために、駆動トランジスタQ5 およびQ6
のソース電極およびドレイン電極領域のN型拡散層37
および38を形成せず、駆動トランジスタQ5 およびQ
6 のゲート電極を形成する第1層多結晶シリコン4およ
び5のゲート電極を素子分離シリコン酸化膜上に形成し
ているので、この第1層多結晶シリコン4および5は配
線として機能する。この構成により正規のメモリセルと
同面積の素子配置をもつビット線電位補償回路にするこ
とができる。
【0049】この薄膜トランジスタM1 およびM2 は、
ビット線対の各一端の、正規メモリセルの隣に配置する
ことにより疑似メモリセルとして機能すると共に、ビッ
ト線電位補償回路として機能する。
【0050】薄膜トランジスタM1 およびM2 は、4M
ビットクラスの場合、約50nA(電源電位Vcc=5
V)のON電流が流れるので、ビット線対の各一端に各
々配置することにより、100nAのビット線電位補償
電流を得ることができる。またこの場合、従来の面積の
約1/2にすることができる。
【0051】次に本発明の第2の実施例の電位補償回路
の等価回路図を示した図3、およびその素子配置の構造
を平面図で示した図4を参照すると、第1の実施例の等
価回路との相違点は伝達トランジスタQ1 およびQ2
削除したことである。また従来の回路とは薄膜トランジ
スタM1 およびM2 を用いた点が相違する。
【0052】図4を参照すると、第1の実施例に示した
素子配置の構造例において、伝達トランジスタQ1およ
びQ2のゲート電極とワード線Wを形成していた第1層
多結晶シリコン3が形成されていない。したがって、図
2においてトランジスタQ1およびQ2 のN型拡散層1
および2で形成されゲート電極のチャネル領域となって
いた部分がN型拡散層配線となっている。
【0053】これにより、この薄膜トランジスタM1
よびM2 も、ビット線対の各一端の、正規のメモリセル
の隣に配置することにより疑似メモリセルとして機能す
ると共に、ビット線電位補償回路として機能する。第1
の実施例が正規のメモリセルと同様にNチャネルMOS
トランジスタからなる伝達トランジスタQ1 およびQ2
をそのまま用いているために、ビット線対へ補償できる
電位が、電源電位Vcc−伝達トランジスタの閾値電圧V
TN−基板バイアス効果αで決まる電位にしかならない
のに対して、本実施例では伝達トランジスタQ1 および
2 が無いので、ビット線対の各一端に各々配置するこ
とにより電源電位Vccまで補償できるという利点があ
る。またこの場合も従来の素子配置面積の約1/2以下
にすることができる。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように本発明の半導体記憶
装置は、ビット線電位補償回路をPチャネル薄膜トラン
ジスタ対だけで構成するために、一対のPチャネル薄膜
トランジスタからなる負荷トランジスタおよび一対のN
チャネルMOSトランジスタからなる駆動トランジスタ
との組合せからなるフリップフロップで構成された正規
のメモリセルの素子配置構造を用い、かつ駆動トランジ
スタの機能を削除するために、駆動トランジスタのソー
ス電極およびドレイン電極領域のN型拡散層を形成せ
ず、駆動トランジスタのゲート電極を形成する第1層多
結晶シリコンのゲート電極を素子分離シリコン酸化膜上
に形成しているので、この第1層多結晶シリコンは配線
として使用する。この素子配置構成によりこの薄膜トラ
ンジスタは、ビット線対の各一端の、正規メモリセルの
隣に配置することができ疑似メモリセルとして機能する
と共に、正規のメモリセルと同面積の素子配置をもつビ
ット線電位補償回路として機能する。このため、従来の
バルクトランジスタを使用した構造に比べ、2分の1程
度の面積にすることができ、素子配置効率を改善した半
導体記憶装置を提供できる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例のビット線電位補償回路
の回路図である。
【図2】本発明の第1の実施例の素子配置の構造を示す
平面図である。
【図3】本発明の第2の実施例のビット線電位補償回路
の回路図である。
【図4】本発明の第2の実施例の素子配置の構造を示す
平面図である。
【図5】従来例の半導体記憶装置の要部のブロック図で
ある。
【図6】図5におけるメモリセルの回路図である。
【図7】(a)図5および図6における読み出し動作説
明用のタイミングチャートである。(b)図5および図
6における書き込み動作説明用のタイミングチャートで
ある。
【図8】従来のビット線の電位補償回路の素子配置の構
造を示す平面図である。
【図9】図5におけるメモリセルの素子配置の構造を示
す平面図である。
【符号の説明】
1 ,M2 ,M3 ,M4 ,M5 ,M6 Pチャネル薄
膜トランジスタ Q1 ,Q2 ,Q3 ,Q4 ,Q5 ,Q6 ,Q05,Qn5,Q
06,Qn6 NチャネルMOSトランジスタ Q01〜Qn1,Q02〜Qn2,Q03〜Qn3,Q04〜Qn4,Q
07〜Qn7,08〜Qn8PチャネルMOSトランジスタ MC00〜MCnn メモリセル W0 〜Wn ,W ワード線 B0 〜Bn ,反転B0 〜反転Bn ,B,反転B ビッ
ト線 3〜5,20,21,39,46,47 第1層多結
晶シリコン 6,7,40,41 第2層多結晶シリコン 8,9,42,43 第3層多結晶シリコン 10,11,22〜26,44,45 アルミニウム
配線 12〜17,27〜34,48〜54 コンタクトホ
ール 35,36 MOSトランジスタチャネル領域 1,2,37,38 N型拡散層

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源電位および接地電位間に直列接続で
    挿入された第1の薄膜トランジスタタおよび第1の駆動
    用トランジスタと、電源電位および接地電位間に直列接
    続で挿入された第2の薄膜トランジスタタおよび第2の
    駆動用トランジスタとを有し、前記第1の駆動用トラン
    ジスタおよび前記第1の薄膜トランジスタと前記第2の
    駆動用トランジスタおよび前記第2の薄膜トランジスタ
    との各ゲート電極は互に他方の直列接続点に共通接続さ
    れ、一方の前記共通接続点は第1の伝達トランジスタを
    介して第1のビット線に、他方の前記共通接続点は第2
    の伝達トランジスタを介して第2のビット線に接続され
    たメモリセルが所定の数だけ配線されたメモリセルアレ
    イと、前記第1および前記第2のビット線に電源電位を
    供給する負荷回路と、この負荷回路および前記メモリセ
    ルアレイとの間に配置され前記供給された電源電位を保
    持するビット線電位補償回路とをそれぞれ複数組有する
    半導体記憶装置において;前記ビット線電位補償回路
    は、前記メモリセルの素子配置形状と同等の面積を維持
    するように前記第1および前記第2のビット線と前記ビ
    ット線負荷回路との間に配線された疑似メモリセルから
    なることを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記ビット線電位補償回路としての前記
    疑似メモリセルは、各々のソース電極が電源電位に共通
    接続され各々のドレイン電極が互に他方のゲート電極に
    接続された1対の薄膜トランジスタを有し、一方のドレ
    イン電極は第3の伝達トランジスタを介して前記第1の
    ビット線に、他方のドレイン電極は第4の伝達トランジ
    スタを介して前記第2のビット線にそれぞれ接続され、
    かつ前記第3の伝達トランジスタおよび前記第4の伝達
    トランジスタのゲート電極はそれぞれ電源電位に接続さ
    れる請求項1記載の半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記ビット線電位補償回路としての前記
    疑似メモリセルは、各々のソース電極が電源電位に共通
    接続され各々のドレイン電極が互に他方のゲート電極に
    接続された1対の薄膜トランジスタを有し、一方のドレ
    イン電極は前記第1のビット線に、他方のドレイン電極
    は前記第2のビット線にそれぞれ接続される請求項1記
    載の半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 前記メモリセルの素子を、前記第1の伝
    達トランジスタと前記第1および前記第2の駆動トラン
    ジスタとのソース電極およびドレイン電極領域をそれぞ
    れ形成する第1のN型拡散層と、前記第2の伝達トラン
    ジスタのソース電極およびドレイン電極領域を形成する
    第2のN型拡散層と、前記第1および前記第2の伝達ト
    ランジスタの各々のゲート電極とワード線を形成する第
    1の第1層多結晶シリコン層と、前記第1の駆動トラン
    ジスタのソース電極およびドレイン電極を形成する第2
    の第1多結晶シリコン層と、前記第2の駆動トランジス
    タのソース電極およびドレイン電極を形成する第3の第
    1多結晶シリコン層と、前記第1の薄膜トランジスタの
    ゲート電極を形成する第1の第2層多結晶シリコン層
    と、前記第2の薄膜トランジスタのゲート電極を形成す
    る第2の第2層多結晶シリコン層と、前記第1の薄膜ト
    ランジスタのソース電極、チャネルおよびドレイン電極
    領域を形成する第1の第3層多結晶シリコン層と、前記
    第2の薄膜トランジスタのソース電極、チャネルおよび
    ドレイン電極領域を形成する第2の第3層多結晶シリコ
    ン層と、前記第1のビット線を形成する第1のアルミニ
    ウム配線と、前記第2のビット線を形成する第2のアル
    ミニウム配線とを含む配置としたとき;前記疑似メモリ
    セルは、前記第1のN型拡散層のうち前記第1および前
    記第2の駆動トランジスタのソース電極およびドレイン
    電極領域形成用のN型拡散層を形成せずに、かつ素子分
    離シリコン酸化膜上のゲート電極となる前記第1および
    前記第2の第1層多結晶シリコン層を所定の配線領域と
    して用いることにより前記メモリセルと同面積の素子配
    置とした請求項1記載の半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 前記疑似メモリセルの素子は、前記第1
    および前記第2の伝達トランジスタを形成するゲート電
    極領域の前記第1の第1層多結晶シリコン層の形成をマ
    スクすることによって前記第1および前記第2の伝達ト
    ランジスタを形成せずに、かつこのトランジスタのソー
    ス電極およびドレイン電極となる前記第1および前記第
    2のN型拡散層領域を所定の配線領域として用いること
    により前記メモリセルと同面積の素子配置とした請求項
    4記載の半導体記憶装置。
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