JP2658276B2 - 物理量制御装置 - Google Patents

物理量制御装置

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JP2658276B2 JP25514288A JP25514288A JP2658276B2 JP 2658276 B2 JP2658276 B2 JP 2658276B2 JP 25514288 A JP25514288 A JP 25514288A JP 25514288 A JP25514288 A JP 25514288A JP 2658276 B2 JP2658276 B2 JP 2658276B2
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【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、電気ストーブや石油ストーブ等の発熱量、
空気調和機により空調されている空間の温度やシャワー
使用時の温水温度等の温度、扇風機等によって発生する
風量、電気あんま機やバイブレータや発泡風呂等により
発生するあんま刺激量など、人に快感をもたらす刺激と
しての物理量を制御する装置に関する。
従来の技術 従来この種物理量制御装置は、例えば、特開昭56−56
805号公報に示されているように、第2図のような構成
となっている。
すなわち信号発生部は、不規則信号を離散値データと
して記憶する記憶手段としての読出し専用メモリ(以下
ROMと略記)3と、ROM3を順次アドレスするアドレス制
御部2で構成されている。アドレス制御部2は、一定時
間毎あるいは不規則な時間経過後に、ROM3の次の番地の
アドレスする。ROM3はアドレスされた番地に格納してい
るデータを出力する。このROM3の出力が信号発生部14の
出力である。この出力は制御部としてのリレー15に印加
され、リレー15は不規則なオンオフする。このリレー15
の不規則なオンオフにより、操作手段としての電気スト
ーブ13の発熱量が不規則に変化することになる。このた
め、一定の発熱量を出力する場合に比し、長時間の使用
にあっても、発熱量という刺激が不規則に変化するので
体感的馴化が生じにくく、快適感を維持できる。
発明が解決しようとする課題 しかし、このような構成のものにあっては、刺激とし
ての発熱量が減少する変化、すなわちリレー15がオン状
態からオフする場合、発熱量が急激に減少し、この急激
な減少に対して寒さを感じ、不快感が発生する。このよ
うなことは他の刺激でも同様であり、刺激の増減変化に
対して、人はその変化に対しては感度が高く、変化を敏
感に感じとってしまい、特に刺激の減少にあっては、不
快感が発生してしまう。すなわち、上述した従来例のよ
うに刺激減少方向への変化速度を制御しないものにあっ
ては、変化時に不快感が発生するという課題があった。
本発明は上記課題に鑑み、刺激減少方向への変化にあ
っても不快感の生ずることのない物理量制御装置を提供
することを目的とする。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために本発明は、人に快感をもた
らす刺激としての物理量を操作する操作手段と、不規則
信号を発生する不規則信号発生手段と、前記不規則信号
発生手段からの不規則信号に基づいて前記操作手段にて
操作する物理量を制御する制御部を備え、前記制御部
は、前記不規則信号の変化が刺激量を減少させる方向の
変化である場合、前記不規則信号の変化速度を遅くする
速度制御部と、前記速度制御部からの信号に基づいて物
理量を制御する制御手段を備える構成である。
作用 上記構成によれば、不規則信号発生部からの不規則信
号が、物理的な刺激の量が減少する方向へ変化させる信
号であるとき、速度制御部がまずこの減少を検出する。
速度制御部は、このとき不規則信号の減少速度を遅くし
て出力する。制御手段は速度制御部からの減少速度が遅
くなった不規則信号に基づいて物理量を制御する。従っ
て、刺激としての物理量は、減少側に変化するときは、
刺激が増加する変化のときよりその変化速度が遅くな
り、刺激は徐々に薄らいでゆくことになる。使用者は、
変化速度が遅いために、この変化に対して鈍感となり、
不快感が発生しにくくなる。他方不規則信号が、刺激と
しての物理量を刺激が増加する方向へ変化する場合は、
速度制御部は不規則信号の変化速度を遅らせることなく
出力する。従って制御手段は不規則信号発生部からの不
規則信号の変化速度の速度にて物理量を制御する。
実施例 以下本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図で、1は不規則信号発生部で、アドレス制御部
2と、アドレス制御部2により順次アドレスされ、各番
地に不規則データを離散値で記憶しておりアドレス制御
部2にてアドレスされた番地のデータを出力する読出し
用専用メモリ(以下ROMと略記)3と、ROM3からの離散
値データをアナログ電圧に変換するDAコンバータ4とで
構成する。5は制御部で、不規則信号発生部1からの信
号が減少時に増加時よりもその速度を遅くして出力する
速度制御部6と、速度制御部6からの信号に基づいて電
力を制御する制御手段としての電力制御手段7とで構成
する。速度制御部6は、ダイオード8と抵抗9の並列接
続と、この並列接続と直接接続されたコンデンサ10とで
構成し、DAコンバータ4の出力は並列接続に入力され、
コンデンサ10両端電圧が速度制御部6の出力である。電
力制御手段7は、速度制御部6の信号であるコンデンサ
10の電圧を受けて、ゲートトリガ位相を決定するゲート
トリガ回路11と、ゲートトリガ回路11によりトリガされ
位相を制御する双方向三端子制御整流素子12により構成
する。13は、刺激としての発熱量を操作する電気ストー
ブであって、その発熱量すなわち消費電力は、双方向三
端子制御整流素子12により制御される。
次に上述の構成における作用について説明する。ROM3
には、先頭番地より順次、例えば、(1,5,3,3,8,2……
…)のように離散値が不規則に記憶されている。アドレ
ス制御部2がROM3の先頭番地より順次アドレスする。こ
れによりROM3は、先頭番地より記憶しているデータ(1,
5,3,3,8,2………)を順次出力する。DAコンバータ4
は、ROM3よりの離散値データ(1,5,3,3,8,2………)を
相当するアナログ電圧、例えば(1v,5v,3v,3v,8v,2v…
……)に変換して出力する。速度制御部6のコンデンサ
10は、DAコンバータ4の電圧が増加する場合には、ダイ
オード8を通して急速に充電され、減少する場合には抵
抗9を介して徐々に放電されるため、コンデンサ10両端
には、DAコンバータAからの電圧増加時は、ほぼその変
化速度に等しい速度で電圧が表れ、減少時には遅い速度
で表れることになる。すなわち、例えばDAコンバータ4
の出力が1vから5vへ増加する場合、コンデンサ10の両端
の電圧は、同一速度で約1vから5vへ増加する。他方DAコ
ンバータ4の出力が例えば5vから3vへ減少する場合、コ
ンデンサ10の両端の電圧は、約5vから、抵抗9の抵抗値
Rと、コンデンサ10の静電容量Cで定まる時定数をもっ
て徐々に3vへ減少していくことになる。ゲートトリガ回
路には、コンデンサ10の両端の電圧に応じてゲートトリ
ガ位相を決定するので、DAコンバータ4の出力増加時
は、ほぼ等しい速度でトリガ位相を電力増加方向へ変化
させ、DAコンバータ4の出力減少時は、上述した時定数
に従って徐々にそのトリガ位相を電力減少方向へ変化さ
せる。これにより双方向三端子制御整流素子12は、電気
ストーブ13の消費電力を、ゲートトリガ回路11のトリガ
位相に応じて制御する。すなわち、DAコンバータ4の出
力増加時は、DAコンバータ4の出力増加速度にほぼ等し
い速度で電気ストーブ13の消費電力を増し、減少時に
は、上述した時定数に応じて徐々に消費電力を減ずる。
この結果、電気ストーブ13の発熱量は、発熱量が減少方
向に変化するときは、徐々に減少していくため、刺激の
変化がやわらげられ、使用者の不快感を減ずることがで
きる。
以上の説明では、DAコンバータによりいわゆるディジ
タル信号をアナログ信号に変換し、このアナログ信号
を、抵抗,ダイオード,コンデンサで構成するいわゆる
一次遅れ回路である速度制御部に入力し、電圧・下降時
の速度を制御する構成について述べたが、速度制御部を
速度の制御、ゲートトリガ位相の決定といった処理手順
をプラグラムとして実現するマイクロコンピュータで構
成すること等の変更は本発明の主旨を変更することなく
実現できるものである。まだ、速度制御部は一次遅れ回
路のみならず、単位時間当りの変化巾を規定したり、或
いは減少時の変化巾に応じて変化速度を変更したりとい
った変更も本発明の主旨をはずれることなく実現でき
る。またこれの一変形として、ROM3に不規則データを記
憶させる場合、減少側への変更データの場合、例えば
「5」から「3」への変更の場合途中のデータ「4.5」
「4」「3.5」を「5」と「3」の間にそう入すること
も考えられる。これは、ROM3の中に速度制御部をいれこ
んだ形であり、これも本発明の一変形である。
発明の効果 以上のように本発明によれば、刺激が減少する側へ変
化するときは、その変化速度が遅くなるので、急激に変
化する場合に比し、不快感の発生が減ぜられ、かつ刺激
が不規則に変化するので、短期的にも長期的にも快適感
の高い物理量を決定できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における物理量制御装置の概
略構成図、第2図は従来の物理量制御装置の概略構成図
である。 1……不規則信号発生部、5……制御部、6……速度制
御部、7……制御手段としての電力制御手段、13……操
作手段としての電気ストーブ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】発熱量,温度,風量,あんま刺激量等の人
    に快感をもたらす刺激としての物理量を操作する操作手
    段と、不規則信号を発生する不規則信号発生部と、前記
    不規則信号発生部からの不規則信号に基づいて前記操作
    手段にて操作する物理量を制御する制御部を備え、前記
    制御部は、前記不規則信号の変化が刺激量を減少させる
    方向の変化であるとき刺激量を増加させる方向の変化の
    ときよりも前記不規則信号の変化速度を遅くして出力す
    る速度制御部と、前記速度制御部からの信号に基づいて
    物理量を制御する制御手段を備えた物理量制御装置。
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