JP2658125B2 - テープ長判別装置 - Google Patents

テープ長判別装置

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JP2658125B2
JP2658125B2 JP3124288A JP3124288A JP2658125B2 JP 2658125 B2 JP2658125 B2 JP 2658125B2 JP 3124288 A JP3124288 A JP 3124288A JP 3124288 A JP3124288 A JP 3124288A JP 2658125 B2 JP2658125 B2 JP 2658125B2
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隆文 明田
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、テープのローディング機構を持つビデオテ
ープレコーダ等に使用されるカセットテープのテープ長
を判別するテープ長判別装置に関するものである。
従来の技術 近年、テープ長判別装置は、高機能化されたビデオテ
ープレコーダ(VTR)のテープ残量検出機能として導入
されている。
以下図面を参照しながら、上述した従来のテープ長判
別回路の一例について説明する。
第4図は、従来のVTRのテープ走行系の概略図であ
る。1はテープ5が納められているカセット、2は1回
転当りPS個パルスを発生する供給リール、3は1回転当
りPT個パルスを発生する巻取リール、4は1回転当りN
個パルスを発生させるタイマーローラである。
第5図は、タイマーローラ4の具体的な構成を示すも
ので、40はテープ5との摩擦係数を高めてあるローラ、
41はローラ40と同一軸に取り付けられ、N個のスリット
が設けられているスリット、42はローラ40及びスリット
41が取り付けられている軸である。
以上の様なタイマーローラ4が取り付けられた従来の
テープ長判別手段について説明する。
メカに装着されたカセット1より引き出されたテープ
5は、ローディング完了状態でタイマーローラー4に巻
き付く。テープが巻き付く面は、テープの動きに速応さ
せるため、特殊ゴム等の摩擦係数の高い材質を用いて作
られている。従って、供給リール2と巻取リール3のロ
ール外径rS,rTは、次式で与えられる。
ここで、α及びβはタイマーローラのFG周波数と各リ
ールFG周波数との比、ZSは供給リールのFG歯数、ZTは巻
取リールのFG歯数、NはタイマーローラーのFG歯数、r
TRはタイマーローラー4の半径である。
また、rS及びrTが与えられた場合の全テープ長Lは、
次式で与えられる。
ここで、πは円周率、tはテープ厚み、rHS,rHTは各
リールのハブ半径である。
(1)式,(2)式を(3)式に代入すると となるため、α,β以外は既知データであるため、α,
βが求まれば、全テープ長Lが得られる。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記の様な構成では、ローラー40は高摩
擦係数の材料であり、信頼性,寿命等のため特殊な材質
を使わなければならず、非常に高価なものになるという
問題点を有していた。
本発明は上記問題点に鑑み、タイマーローラー等特別
の検出器を設けずに供給リール、巻取リールの回転数を
用いてテープ長を検出するテープ長検出装置を提供する
ものである。
課題を解決するための手段 上記問題点を有するために本発明のテープ長判別装置
は、供給リール及び巻取リールの回転数をそれぞれ検出
する検出器と、ローディング位置及びアンローディング
位置に対応した信号により検出器の出力信号の取り込み
タイミングを制御する制御回路と、検出器の出力信号と
制御回路の出力信号とを入力し、両リールの回転数比及
びテープ巻径を演算する演算回路と、回転数比及びテー
プ巻径を用いてテープ長を判別する判別回路とを備えた
ものである。
作 用 本発明は上述した構成により、例えばテープローディ
ング時にテープが引き出されたテープ長とリールの回転
数の検出器出力によりリールのテープ巻径を求め、その
後のテープ移送動作により得られる両リールの回転数比
を用いて演算処理することにより、タイマローラー等の
高価な特殊部品を用いなくてもテープ長が判別されるこ
ととなる。
実施例 以下本発明の一実施例のテープ長判別装置について、
図面を参照しながら説明する。
第1図は本発明の一実施例におけるテープ長判別装置
のブロック構成を示すものである。第1図において、10
1は供給リールのFG信号(S−FG)を計数することによ
り供給リールの回転数を検出するカウンタ、102は巻取
リールのFG信号(T−FG)を計数することにより巻取リ
ールの回転数を検出するカウンタ、104はカウンタ101,1
02の計数データを入力として、両リールの回転数比及び
少なくとも一方のリールのテープ巻径を演算出力する演
算回路、105は演算回路104の出力を入力としてテープ長
を演算判別し、テープ長L及びテープ移送速度低下指令
信号(SD)を出力する判別回路、106は演算回路104、判
別回路105のデータ取込タイミングを制御する制御回路
である。
以上の様に構成されたテープ長判別装置について、以
下第1図,第2図及び第3図を用いてその動作を説明す
る。
まず第2図は、ローディング時にテープが引き出され
る供給リールから出力されるFG信号のパルス数PSとテー
プ巻径rSとの関係を示す図である。テープがカセット内
に巻き取られている状態(アンローディング状態)から
テープが引き出されて最終位置(ローディング状態)に
なるまでにカセットから引き出されるテープの長さl
は、ローディングメカニズムにより決定される一定値で
ある。従って、メカニズムの位置により得られるポジシ
ョン信号のうちアンローディングポジション信号とロー
ディング完了信号により制御回路106から出力されるラ
ッチ信号で演算回路104に取り込まれたカウンタ101(あ
るいはカウンタ102)のデータ(すなわち、アンローデ
ィング位置からローディング完了位置までに発生したFG
パルス数(PS))を演算処理することによりテープ巻径
(rS)が得られる。その関係を(5)式に示す。
(5)式において、ZSはテープが引き出される供給リ
ールのFG歯数である。
ローディングにより得られたテープ巻径(rS)と、そ
の後のテープ移送動作により得られる両リールの回転数
比(Ratio)の関係を全テープ長(L)をパラメータと
して第3図に示す。また、全テープ長(L)と回転数比
(ratio)とテープ巻径(r)との関係を(6)式
(7)式に示す。
(6)式,(7)式において、tはテープ厚み、ZT
巻取リールのFG歯数、PTは巻取リールのFG信号パルス数
である。
すなわち、ローディング時の供給リール巻径(rS)と
その後の移送動作により得られる両リールの回転数比
(Ratio)が得られれば、全テープ長(L)が第3図に
示されるとおり求められる。Ratioを求めるには、例え
ば、テープが所定量移動してカウンタ102のカウント値
が所定値変化する間におけるカウンタ101のカウント値
の変化値を演算回路104により演算することにより求め
ることが出来る。
次に、前記した様に全テープ長(L)が求められれば
次式により、巻終(あるいは、巻始)のリール回転数比
(Ratio′)が得られる。
Ratio′は、第3図において、ハブ径(rHS=13mm)と
各テープ長の曲線がまじわる点である。この点は、テー
プ長により決まる値であるから、この値に所定値減算し
た値(Ratio″)と、走行中の両リールの回転数比(Rat
io)を判別回路105により比較することにより、テープ
の始終端近傍を判別し、テープ移送速度低下指令信号
(SD)を出力することが可能となる。
以上の様に本実施例によれば、ローディング動作中に
得られるリールFGパルス数により供給リールの巻径と、
その後のテープ移送による両リールの回転数比を入力と
して演算処理する演算回路と、演算回路出力により、テ
ープ長を求める判別回路を設けることにより、特殊部品
等の増加なしでテープ長を判別することができる。
なお、本実施例において演算回路104、判別回路105、
制御回路106は、回路的に構成したが、これに限定され
るものではなく、例えば、マイクロコンピュータ等でソ
フト的に構成してもよく、同一の機能を持つ構成であれ
ば何でもよい。また、ローディング時に検出するリール
を供給リールとしたが、巻取リールでもよい。
発明の効果 以上の様に本発明は、供給リール及び巻取リールの回
転数をそれぞれ検出する検出器と、ローディング位置及
びアンローディング位置に対応した信号により検出器の
出力信号の取り込みタイミングを制御する制御回路と、
検出器の出力信号と制御回路の出力信号とを入力し、両
リールの回転数比及びテープ巻径を演算する演算回路
と、回転数比及びテープ巻径を用いてテープ長を判別す
る判別回路とを設けることにより、特殊な部品等を設け
なくてもテープ長を判別できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例におけるテープ長判別装置の
ブロック構成図、第2図はローディング時における供給
リール巻径とFG信号パルス数の関係を示す特性図、第3
図は供給リール巻径と回転数比の関係を全テープ長をパ
ラメータとして示す特性図、第4図は従来のVTRのテー
プ走行系の概略図、第5図はタイマーローラの構成を示
す斜視図である。 101……供給リールFGカウンタ、102……巻取リールFGカ
ウンタ、103……キャプスタンFGカウンタ、104……演算
回路、105……判別回路、106……制御回路。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テープの供給リール及び巻取リールの回転
    数をそれぞれ検出する検出器と、テープのローディング
    位置及びアンローディング位置に対応した信号により前
    記検出器の出力信号の取り込みタイミングを制御する制
    御回路と、前記検出器の出力信号と前記制御回路の出力
    信号とを入力し、所定のテープ移送量における前記両リ
    ールの回転数比を演算すると共に、前記制御回路の出力
    信号に従って前記検出器の出力信号を取り込むことによ
    り少なくとも一方のリールのテープ巻径を演算する演算
    回路と、前記演算回路で演算した回転数比とテープ巻径
    との関係を、予め決まる各テープ長に対する回転数とテ
    ープ巻径との関係と比較することによりテープ長を判別
    する判別回路とを備えたことを特徴とするテープ長判別
    装置。
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JPH01205780A JPH01205780A (ja) 1989-08-18
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