JP2657938B2 - 活性炭焼結体およびその製造方法 - Google Patents

活性炭焼結体およびその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は活性炭焼結体およびその
製造方法に係り、浄水処理や脱臭目的その他に使用され
る活性炭を比較的大量に配合して焼結成形せしめると共
に銅、イオン、銀イオンによる殺菌効果を得しめ、その
利用作業を容易化した新しい製品を提供しようとするも
のである。
【0002】
【従来の技術】活性炭は気体、液体などを清浄化する目
的において従来から種々に用いられているが、この活性
炭はその製造過程で得られたままの粒状体としての利用
が一般的であり、不定形の粒状物を袋詰めまたは箱詰め
などにして取扱われ、使用に当っては適宜に分取して夫
々の用途に供されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記したような従来の
活性炭は不定形であることからどのような形態としてで
も使用することができるメリットがあるとしても夫々の
使用目的に応じて袋その他の収容部体を準備しなければ
ならず、また一々分取しなければならないので取扱い上
頗る煩雑である。
【0004】また、このような活性炭が管路または流路
内に設けられることによって流通する液体または気体の
全般に対して浄化目的を達し得ることとなるが、前記の
ように不定形である活性炭を管路内の如きに安定且つ均
一状態にセットすることは頗る困難であって、成程鋼材
などによる容器内に収容したとしても、流路を横断した
状態で均一に分布設定することが困難であるし、仮りに
設定できてもそれなりの速度と圧力を以て流体が通過す
ることによってその分布状態が変動し適切な作用を求め
得ない。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記したような
従来技術における課題を解決することについて検討を重
ね、前述したような不定形の活性炭をブロック化して成
形せしめ、それによって定形活性炭としての利用を図ら
しめ、それなりの速度や圧力条件の下に通過する管路内
流体などに対して安定且つ的確な浄化作用を実現するこ
とに成功したものであって、以下の如くである。
【0006】(1) 0.1〜10mmの活性炭粒子1
00重量部と100メッシュ以下とされた銅、銀または
銅系、銀系合金の粉末による金属質焼結材100重量部
以上より成り、容量的に活性炭粒子が金属質焼結材の5
〜15倍である原料により該金属質焼結材が活性炭粒子
間に介在して成形焼結されたことを特徴とする活性炭焼
結体。
【0007】(2) 100メッシュ以下とされた銅、
銀または銅系、銀系合金の粉末による金属質焼結材粉末
と0.1〜10mmに破砕された活性炭粒子を容量的に
活性炭粒子が金属質焼結材粉末の5〜15倍として混合
し、活性炭粒子に前記金属質焼結材粉末を被覆層着させ
る造粒工程と、その後所定形態に成形し、該成形体に対
し焼結処理する工程から成ることを特徴とする活性炭焼
結体の製造方法。
【0008】
【作用】0.1〜10mmの活性炭粒子100重量部と
100メッシュ以下とされた銅、銀または銅系、銀系合
金の粉末による金属質焼結材100重量部以上より成
り、容量的に活性炭粒子が金属質焼結材の5〜15倍で
ある原料により該金属質焼結材が活性炭粒子間に介在し
て成形焼結されたことによって比較的大量の活性炭粒子
を用いた活性炭焼結体が得られる。即ち活性炭容量が金
属質焼結材の5倍未満のものにおいては活性炭としての
機能が乏しいことになって好ましい吸着、脱臭作用が得
られず、一方この活性炭量が金属質焼結材の15倍以上
のものにおいては得られた焼結体における強度が不充分
で取扱い中などにおいて崩壊が発生し利用上支障を来す
ことからやはり利用上において好ましいものとならな
い。
【0009】前記のように100メッシュ以下とされた
金属質焼結材粉末が0.1〜10mmの活性炭粒子間に
介在して焼結されたことにより上記のように容量的に多
量な活性炭粒子が適切な焼結体としての結合性を確保
し、しかもその多量な活性炭粒子における多孔組織を利
用した液体その他の清浄化ないし脱臭、吸着作用を有効
に得しめることができる。
【0010】100メッシュ以下とされた銅、銀または
銅系、銀系合金の粉末による金属質焼結材粉末と0.1
〜10mmに破砕された活性炭粒子を容量的に活性炭粒
子が金属質焼結材粉末の5〜15倍として混合し、活性
炭粒子に前記金属質焼結材粉末を被覆層着させる造粒工
程と、その後所定形態に成形し、該成形体に対し焼結処
理する工程から成ることにより金属質焼結材粉末を活性
炭粒子に対して略安定して層着せしめ、該金属質焼結材
粉末を介して適切な強度をもった焼結体を得しめ、しか
も活性炭粒子における吸着作用を有効に得しめる。
【0011】
【実施例】上記したような本発明について説明すると、
本発明者等は活性炭を成形ブロック化することについて
検討を重ねた結果、金属質焼結材粉末を用いて活性炭の
焼結体を得ることが好ましいブロック化を得しめる手法
との結論に達した。然しこの活性炭は多孔組織材で軽量
であるのに対し、焼結材粉末たる金属材は重量が大で異
質であって、これを均等に混合することは特別な混合法
を用いても容易でない。又この混合物を得るには活性炭
を特別に微細化し、しかも混合量を相当に低い、例えば
嵩比で等量前後のような限られたものとしなければなら
ないし、用いられる金属質焼結材粉末の材質、性状によ
っても相当の影響を受ける。具体的に本発明者等が実施
例として採用した活性炭は比重が0.48〜0.51の
ものである。
【0012】例えば金属質焼結材として最も好ましいも
のと推測されたCu−Ni合金を用いるとしても、活性
炭を100メッシュ以下に微細化し、Cu−Ni粉につ
いても同様に微細化して混合可能な範囲はCu−Ni粉
10重量部に対して活性炭が1.5重量部が限界状態で
あって体積比にすると、Cu−Ni粉:活性炭は3:5
が限界状態である。即ちこの程度が限界であるとCu−
Niを多量に必要とすることから高価となって特別な用
途にしか利用できないようなこととなり、しかも活性炭
量が少いことから該活性炭に求められる浄化、脱臭など
の機能も限られたものとなる。焼結に当たっても例えば
黒鉛型内に充填したままで焼結処理することが必要で、
工数的や熱エネルギー的に不利とならざるを得ないこと
になる。
【0013】そこで、本発明者等は上述したような活性
炭をブロック成形化し、焼結に当たって、活性炭にでき
るだけ余分なものを吸着させることがないような補助剤
として水を採用することとなし、有利で、活性炭配合量
の高い焼結成形体を得しめる手法として金属質焼結材微
粉末に水を加えて混合することにより粘着性をもった泥
漿(スラリー)となし、このものによって活性炭表面を
覆うことによって両者の均等混合状態を形成する方法を
想到した。
【0014】上記のような手法によるものは均一混合を
適切に得しめると共にその活性炭粒子相互を前記泥漿に
よって結合させて所要の形態に成形せしめ、これを乾燥
させると共にそのまま焼結すれば均一状態の分布関係を
有し、金属質焼結部によって一体化成形された活性炭部
体を任意の形態、寸法のものとして平易に得ることので
きることを確認した。
【0015】また本発明においては上記のように水のよ
うな液体を利用して活性炭粒子に金属質焼結材粉末を覆
着するに当って適宜に粘着材を併用する。即ち、ポリビ
ニルアルコール、澱粉質、樹脂系などの粘着材を適当に
採用することにより金属質焼結材粉末を活性炭粒子の周
囲に安定に層着し、比較的少ない金属質焼結材粉末で有
効な被覆状態を形成する。従って相対的に活性炭粒子量
を増大し、効率的な吸着脱臭効果を得しめる。
【0016】更に本発明によるものは活性炭粒子層と金
属質焼結材粉末とを適当な厚さの層として交互に敷き、
あるいは容器内に装入して振動処理することにより活性
炭粒子と焼結材粉末とを充分に接合させた状態となし、
該状態の下に焼結処理して目的の製品とすることができ
る。即ちこのようにすることにより特別な造粒工程およ
び泥漿状態とする工程を必要としないで目的の活性炭焼
結体を得ることができる。
【0017】(実施例1) 具体的な製造方法の1例を説明すると、100メッシュ
以下とされたCu−30%Ni粉100重量部を容器に
採り、これに粒度が3mm程度の粗粒分含有活性炭40
重量部(容量的に活性炭がCu−30%Ni粉の7.6
倍)を加え、水で混練し泥漿状とした後、40×60×
8mmの板状に成形し、1000℃×30minの焼結
処理をなした。
【0018】得られた製品においては略均一な混合状態
の製品として得られ、その配合は容量的には活性炭がC
u−Ni粉の5倍を超え8倍程度のものであるから焼結
組織はスポンジ状で通気性、通水性を有しながら強度的
には取扱操作によって欠損するようなことがなく、水道
管路中にセットして浄水処理用とするに好ましい製品を
得ることができた。
【0019】前記のように重量比で100:25を超え
40の割合によるCu−Ni粉と活性炭との混合物は容
量的には活性炭がCu−Ni粉の5倍を超え8倍程度の
ものであるから浄化作用ないし耐用性が同時に適切に得
られた製品と言えるが、本発明者等は更にこの場合の活
性炭混入比を高めることについて検討したところ、金属
質焼結材粉末の粒度、粒形を調整することにより上記の
ように混練後板状に成形し、焼結する場合の手法におい
ても金属質焼結材容量に対し活性炭容量が11倍程度ま
で高められたものであっても略適切な成形性と強度性を
有する製品として得られることを確認した。
【0020】また焼結金属材としてはCu−Ni合金の
みならず、銅、銀およびそれらの合金さらに該合金を組
み合わせたものを広く採用し、略同様に好ましい製品を
安定して製造することができる。この銅、銀または銅
系、銀系合金によるものは銅イオンによる殺菌効果(微
量イオンのオリゴディミナー)の如きを期待することが
でき、また生体にとっても微量な銅はヘモグロビンの生
成などに有効であって水処理などに適した製品を得るこ
とができる。
【0021】(実施例2) 実施例1におけると同じCu−30%Ni(比重が8.
94g/cm)粉100重量部に平均粒度が3mm程
度の粗粒含有活性炭(比重が0.47g/cm)60
重量部と水50重量部(容量的に活性炭がCu−30%
Ni粉の11.4倍)を加え、混練して活性炭表面に金
属粉が均一に付着された状態に造粒した。
【0022】上記のようにして造粒された混練物は次い
で実施例1におけると同様の40×60×8mmの板状
に成形し、1000℃×30minの焼結処理をなし活
性炭焼結体とした。また、この時の混練物は実施例1の
様な泥漿状ではないので成形前における混練物の取扱い
が容易であり、作業効率上有利である。
【0023】前記のようにして得られた活性炭焼結体は
容積比で活性炭がCu−30%Ni粉の11.4倍のも
ので、斯様な活性炭焼結体に対して水道水を通し、残留
塩素試験を実施したところ、充分な通水性があり、また
水道水中に含有されていた残留塩素が除去されているこ
とが確認され、また銅イオンによる殺菌作用も確認され
た。
【0024】(実施例3) 実施例1、2におけると同じCu−30%Ni粉100
重量部と平均粒度3mm程度の粗粒含有活性炭80重量
部と共にポリビニルアルコール(PVA)6重量部およ
び水60重量部(容積比で活性炭がCu−30%Ni粉
の15.2倍)を添加し、同様に造粒して同様の40×
60×8mmの板状に成形し、これを1000℃×30
minの焼結処理して活性炭焼結体とした。即ちこのも
のはPVAによって金属質焼結材粉末の量を減少させた
焼結体で活性炭が容積的に金属質焼結材の15倍程度の
ものであって、活性炭としての通気性ないし通水性を実
施例2のもの以上に適切に具備した活性炭焼結体であ
る。
【0025】(実施例4) 前記した実施例2、3の造粒工程を施したものは、混練
物が乾燥状態でありその取扱いが泥漿状態のものと比較
して著しく容易であった。しかしながら乾燥状態である
が故に金属質焼結材粉末が活性炭粒子間に凝集し接合部
を形成した状態とはなり難く、成形体および焼結体の強
度的には実施例1のものと比較して劣っていた。
【0026】そこで内径85mmの円形容器内にCu−
30%Ni粉とCu−9%Sn粉を等量に混合した混合
粉を厚さ1mm程度に薄く敷き、その上に活性炭を層入
し、更にその上にCu−Ni粉を厚さ0.5〜1mm程
度に装入し(Cu−Sn粉の厚さは合計で2mm程
度)、振動処理して活性炭粒子間にも前記混合粉が充填
された状態としたものを前記同様に1000℃×30m
inで焼結して全厚が20mm程度であり、このものの
Cu−Ni粉に対する活性炭粒子の容積比は9倍程度で
ある目的の活性炭焼結体とした。
【0027】なお活性炭としては前記のように金属質焼
結材粉末を附着造粒したものと金属質焼結材粉末の附着
造粒をなすことのない単に活性炭粒子との混合状態のも
のの2種を準備製作したが、このようにして得られた製
品の状態は図1、図3に側面図を示し、また図2、図4
にその表面と糸鋸によって切断された断面を併せて示す
如くで、これらの図1〜図4において左側の図1、図2
は金属質焼結材粉末で造粒された場合、右側の図3、図
4は単に混合状態とされた場合を示すものである。
【0028】然してこのようにして得られたものは何れ
にしても前記のように敷き込まれた金属質焼結材のみに
よる金属質焼結表面層1、2を上下に有し、その間に活
性炭粒子と金属質焼結材との混合焼結層3が形成された
ものであって、前記表面層1、2により全体の強度が充
分に高められ、図2のように上下に1〜3mm程度の層
1、2の形成されたものは数十cm程度の高さから床面
に落下衝突させても亀裂や破損を生じない程度のものと
して得られる。
【0029】何れにしても金属質焼結表面層1、2は外
観ないし肉眼観察上金属層と同然であるが顕微鏡観察上
は微細金属粉が殆んど圧縮などを受けることなしに焼結
されたことにより径0.1〜100μm、特に径1〜5
0μm程度の微細孔を主体として形成されたものであ
る。即ち表面層1、2は通気、通液性を有しており、活
性炭焼結体10の厚さ方向において通気、通液すること
ができ、特に加圧条件下においては好ましい能率的濾過
作用が得られることが確認され、中間の活性炭との混合
焼結層3において好ましい脱臭、脱色効果を得ることが
できる。
【0030】即ち、上記のようにして得られたものは強
度的に実施例2、3のものより充分に高い製品であって
圧壊強度は50kg/cm以上であり、水圧その他に
充分に耐え、0.5〜5.0kg/cm程度の圧力流
路に設定しても十分な通水性を有し、水道水中に含まれ
る残留塩素その他の不純物を有効に除去し得るものであ
り、また殺菌効果をも有するものであった。
【0031】
【発明の効果】以上説明したような本発明によるときは
活性炭の焼結体として、夫々の利用目的に適したブロッ
ク体を金属質焼結体製品として得ることができるが容積
的に活性炭が金属質焼結材の5〜15倍にも達するの
で、これを水その他の液体や気体などの浄化、脱臭目的
において有利に利用せしめ得るもので、その製造も容易
且つ的確であるなど工業的にその効果が大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例4で得られた造粒を行った場合の活性炭
焼結体の側面図である。
【図2】実施例4で得られた造粒を行った場合の活性炭
焼結体の平面図および断面図を併せて示した説明図であ
る。
【図3】実施例4で得られた造粒を行わない場合の活性
炭焼結体の側面図である。
【図4】実施例4で得られた造粒を行わない場合の活性
炭焼結体の平面図および断面図を併せて示した説明図で
ある。
【符号の説明】
1 金属質焼結表面層(上面) 2 金属質焼結表面層(下面) 3 活性炭粒子と金属質焼結材との混合焼結層 10 活性炭焼結体
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B22F 3/11 C22C 1/05 A C04B 38/00 303 B22F 5/00 101Z C22C 1/05 3/10 D (56)参考文献 特開 平2−83242(JP,A) 特開 昭62−202037(JP,A) 特開 昭56−44732(JP,A) 特開 昭50−23305(JP,A) 特開 平5−271716(JP,A) 特開 昭47−26393(JP,A) 特公 昭46−7569(JP,B1) 特公 昭37−8331(JP,B1) 特公 昭57−4681(JP,B2) 特公 昭57−7773(JP,B2)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 0.1〜10mmの活性炭粒子100重
    量部と100メッシュ以下とされた銅、銀または銅系、
    銀系合金の粉末による金属質焼結材100重量部以上よ
    り成り、容量的に活性炭粒子が金属質焼結材の5〜15
    倍である原料により該金属質焼結材が活性炭粒子間に介
    在して成形焼結されたことを特徴とする活性炭焼結体。
  2. 【請求項2】 100メッシュ以下とされた銅、銀また
    は銅系、銀系合金の粉末による金属質焼結材粉末と0.
    1〜10mmに破砕された活性炭粒子を容量的に活性炭
    粒子が金属質焼結材粉末の5〜15倍として混合し、活
    性炭粒子に前記金属質焼結材粉末を被覆層着させる造粒
    工程と、その後所定形態に成形し、該成形体に対し焼結
    処理する工程から成ることを特徴とする活性炭焼結体の
    製造方法。
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