JP2657404B2 - 一眼レフカメラの深度確認装置 - Google Patents

一眼レフカメラの深度確認装置

Info

Publication number
JP2657404B2
JP2657404B2 JP22925888A JP22925888A JP2657404B2 JP 2657404 B2 JP2657404 B2 JP 2657404B2 JP 22925888 A JP22925888 A JP 22925888A JP 22925888 A JP22925888 A JP 22925888A JP 2657404 B2 JP2657404 B2 JP 2657404B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mirror
aperture
shutter
motor
cam gear
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP22925888A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0277045A (ja
Inventor
雅彦 黒崎
利之 北沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pentax Corp
Original Assignee
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd filed Critical Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
Priority to JP22925888A priority Critical patent/JP2657404B2/ja
Priority to GB8919681A priority patent/GB2222691B/en
Priority to FR8911635A priority patent/FR2636442B1/fr
Priority to DE19893929781 priority patent/DE3929781C2/de
Publication of JPH0277045A publication Critical patent/JPH0277045A/ja
Priority to US07/807,814 priority patent/US5257052A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP2657404B2 publication Critical patent/JP2657404B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 「技術分野」 本発明は、ミラーをモータによって駆動する一眼レフ
カメラに関し、特にモータを利用した深度確認装置に関
する。
「従来技術およびその問題点」 従来の一眼レフカメラの深度確認装置(プレビュー装
置)は、撮影者が手動レバーで機械的に絞り込むもので
あった。しかし絞は通常、開放方向に比較的大きな力で
付勢されているために、この付勢力に抗して手動レバー
を操作するのは負担であり、長時間絞込み状態を維持す
るのはさらに困難である。絞り込み位置への保持機構を
備えたカメラも知られているが、リセットの操作が必要
であり、さらにセットおよびリセットの操作性が悪いこ
とは否めない。
他方、特に高級一眼レフカメラでは、ミラーをモータ
によって駆動する機構が一般化しつつある。このミラー
電動駆動装置は、基本的には、ミラーボックス側面の親
板に、ギヤ列、およびこのギヤ列の回転によって駆動さ
れるミラーボックス機構を支持し、このギヤ列をモータ
によって回転駆動するようにしたもので、ミラーボック
ス機構は一般に、レンズの絞込み、ミラーの上昇、電磁
シャッタの機械的係止の解除、シャッタ走行後のミラー
の下降、およびレンズの絞込みの解除に至る一連の動作
を行なう。
「発明の目的」 本発明は、このミラー電動駆動機構を利用して、深度
の確認ができる深度確認装置を得ることを目的とする。
すなわち本発明は、電気スイッチ部材の操作による電動
モータの駆動により、深度確認を行なうことのできる装
置を得ることを目的とする。
「発明の概要」 本発明は、一眼レフカメラのミラー電動駆動機構は一
般に、ミラーボックスに、シャッタレリーズ時にそれぞ
れモータの正転によって初期休止位置から1回転駆動さ
れるミラー用カムギヤとシャッタ・絞用カムギヤとを設
け、このシャッタ・絞用カムギヤの回転により、絞を予
め定められている所定値まで絞り込んだ後、シャッタの
動作を可能とし、その後ミラー用カムギヤの回転によ
り、ミラーを光路から退避させ、さらにシャッタの動作
後ミラーを復帰させる構造としている事実に着目し、ミ
ラー用カムギヤとシャッタ・絞用カムギヤとを適当角度
正転させた後逆転させれば、ミラーおよびシャッタ(関
連部材)を動作させることなく深度の確認が可能である
ことを見出して完成されたものである。
すなわち本発明は、以上のミラー電動駆動機構を備え
た一眼レフカメラにおいて、ミラー用カムギヤおよびシ
ャッタ・絞用カムギヤが初期休止位置から回転開始後、
絞を動作させるがシャッタおよびミラーは動作させない
プレビュー回転位置を検知する回転角検知手段と、モー
タに正転信号を発する、レリーズスイッチとは別のプレ
ビュースイッチと、このプレビュースイッチによる正転
信号によってモータの正転を開始させ、上記回転角検知
手段がプレビュー回転位置を検知した時モータを停止さ
せるモータ制御回路と、このモータ停止後、該モータに
逆転信号を発するプレビューリセットスイッチとを設
け、上記モータ制御回路によりさらに、プレビューリセ
ットスイッチによる逆転信号によってモータを逆転さ
せ、ミラー用カムギヤおよびシャッタ・絞用カムギヤが
初期休止位置に復帰した時モータを停止させるようにし
たことを特徴としている。
モータの逆転後の停止信号は、上記回転角検知手段に
よって得ることができるが、ミラー用カムギヤとシャッ
タ・絞用カムギヤの原点(初期休止位置)検出手段によ
ってこの停止信号を得ても良い。
プレビュースイッチとプレビューリセットスイッチ
は、別々に設けても良いが、単一のスイッチの異なるス
イッチ状態によって構成することが可能である。
「発明の実施例」 以下図示実施例について本発明を説明する。第6図に
示すように、カメラボディ13の正面略中央部に位置する
ミラーボックス11は、両側面の親板14と底板15を有し、
正面から見て左側の親板14には、ミラーボックス機構20
が設けられている。モータ12は、その出力軸16を親板14
に直交させて、このミラーボックス機構20の上部に設け
られている。このモータ12の位置は、スペールおよびス
プロケット室の上部である。
第1,第2図はモータ12によって駆動されるミラーボッ
クス機構20の第6図のI矢視側面図である。親板14の外
面には、一定距離隔てて補助親板21が固定されており、
この補助親板21の上端部に、モータ12が固定されてい
る。モータ12の出力軸16に固定されたピニオン22および
これと噛み合うギヤ列は、この親板14と補助親板21の間
に回動自在に支持されている。このギヤ列は、ダブルギ
ヤ23、24、アイドルギヤ25、ミラー用カムギヤ26、およ
びシャッタ・絞用カムギヤ27からなっている。ミラー用
カムギヤ26とシャッタ・絞用カムギヤ27は同一歯数であ
る。以上の各ギヤは、すべて安価な平歯車から構成され
ている。
ミラー用カムギヤ26には、ミラーカム28が一体に固着
されており、このミラーカム28は、親板14に軸29で回動
自在に枢着されたミラー駆動レバー30のフォロアローラ
31と係合する。第1図、第2図においてはこのミラーカ
ム28に斜線を付してその形状を分かり易くしている。軸
32で親板14に枢着したミラー33には、このミラー駆動レ
バー30の先端と係合する押上ピン34が固定されていて、
ミラー駆動レバー30が第2図において時計方向に上昇回
動すると、ミラー33が上昇する。ミラー33の上昇下降の
タイミングは、ミラーカム28がフォロアローラ31を介し
てミラー駆動レバー30を押し上げるタイミングによって
決定される。
シャッタ・絞用カムギヤ27には、シャッタカム36と、
絞カム37が一体に固着されている。シャッタカム36は、
軸38で補助親板21(親板14)に枢着されたシャッタセッ
トレバー39のフォロアローラ40と係合する。シャッタセ
ットレバー39は、シャッタカム36が第2図、おいて時計
方向に回動してそのカム面が退避することにより、下方
に回動したとき、電磁フォーカルプレンシャッタの機械
的係止を外し、走行を可能とする。
絞カム37は、軸42で補助親板21(親板親板14)に枢着
された絞駆動レバー43のフォロアローラ44と係合する。
また親板14には、ガイド軸45と上記軸29によって上下方
向に一定距離移動可能に絞連係プレート46が支持されて
おり、この絞連係プレート46の下端には、連動ピン47が
固定されている。この連動ピン47には、絞駆動レバー43
の先端に設けた強いトーションばね48の先端が係合して
おり、絞駆動レバー43が第2図の下降位置にあるとき
に、絞連係プレート46を下降位置に保持する。絞駆動レ
バー43は、引張りばね49によって上昇回動する方向、つ
まりフォロアローラ44が絞カム37に常時接触する方向に
回動付勢されており、また絞連係プレート46も引張りば
ね50によって上昇する方向に付勢されている。従って、
絞カム37によって絞駆動レバー43が上昇方向に回動し、
トーションばね48が連動ピン47から離れると、絞連係プ
レート46が上昇する。
絞連係プレート46には、絞駆動突起52が一体に設けら
れており、この絞駆動突起52は、レンズ側の絞機構に連
なる絞ピン53と常時係合していて、絞連係プレート46の
上昇位置によってレンズの絞値が決定される。54は絞駆
動突起52と絞ピン53を常時係合させる引張りばねであ
る。絞連係プレート46の上昇位置は、その二股部46aが
係合する自動露出制御装置の絞制御機構60によって決定
される。この絞制御機構60を第3図、第4図について説
明する。第3図は第1図に対応し、第4図は第2図に対
応している。
絞制御機構60の親板61には、軸62でセクタギヤ63が枢
着されており、このセクタギヤ63から歯面63aの反対側
に伸びる腕63bに設けた連係ローラ64が、絞連係プレー
ト46の二股部46aに係合している。セクタギヤ63は軸65
で親板61に枢着したダブルギヤ66の小径ギヤ66aに噛み
合い、このダブルギヤ66の大径ギヤ66bは、パルス発生
器(フォトインタラプタ)67のスリット円板68と噛み合
っている。スリット円板68は、その周縁に等角度間隔で
透光スリット69を有し、この透光スリット69と、これを
挟む投光器と受光器を有するフォトインタラプタ70とに
より、パルス発生器67が構成されている。
上記構成から、絞連係プレート46が第1図、第3図の
位置から上昇すると、セクタギヤ63、ダブルギヤ66を介
してパルス発生器67のスリット円板68が回動し、その回
動角に応じたパルスがフォトインタラプタ70から取り出
される。この発生パルス数は、絞連係プレート46の上昇
位置と対応し、絞値は絞連係プレート46の上昇位置と対
応するから、このパルス数を管理することにより、絞値
を決定することができる。
親板61は、設定絞値迄、絞連係プレート46が上昇した
時、スリット円板68の回動を止めて、その上昇を止める
係止機構71が支持されている。この係止機構71は、スリ
ット円板68の周面の係止歯68aと係脱する係止爪72aを有
する爪部材72を軸73で親板61に枢着し、この爪部材72の
連動腕72bを係止マグネット74の進退プランジャ74aに係
合させてなっている。係止マグネット74の非励磁状態で
は、爪部材72の係止爪72aは、スリット円板68の係止歯6
8aから離れているが、係止マグネット74を励磁すると、
進退プランジャ74aが進出して、係止爪72aが係止歯68a
と噛み合い、スリット円板68の回転を止める。従って、
露出制御装置で予め定まる絞値に対応するパルス数をパ
ルス発生器67が計数した時、係止マグネット74を励磁す
ることにより、設定絞値が得られる。
76は、爪部材72に軸77で設けた復帰レバーで、絞駆動
レバー43に設けた絞制御機構リセットピン43aと協働し
て、以上のように設定された絞を解除する作用をする。
すなわち絞連係プレート46が上昇後下降する際には、絞
駆動レバー43が第2図において時計方向に回動する。こ
の際、絞制御機構リセットピン43aは、復帰レバー76を
介して爪部材72を第4図反時計方向に回動させ、係止爪
72aとスリット円板68の係止歯68aとの噛合を解く。これ
に対し、復帰レバー76は、第3図の状態から絞制御機構
リセットピン43aが上昇する際には、軸77を中心に爪部
材72に対して空転し、爪部材72を動作させることはな
い。
ミラー用カムギヤ26と親板14または補助親板21の間に
は、プレビュー回転位置を検出する回転角検知スイッチ
80が設けられている。この回転角検知スイッチ80は、ミ
ラー用カムギヤ26とシャッタ・絞用カムギヤ27が第1図
の初期休止位置から正転方向に回転開始後、絞駆動レバ
ー43を動作させるがシャッタ(シャッタセットレバー3
9)およびミラー33(ミラー駆動レバー30)は動作させ
ない回転角(第2図に示す回転角)を検知するもので、
ブラシ81と、このブラシ81が接触するランドを有するラ
ンドプレート82とからなっている。この回転角検知スイ
ッチ80はまた、ミラー用カムギヤ26とシャッタ・絞用カ
ムギヤ27の初期休止位置も検出する。回転角検知スイッ
チ80の検知信号は、モータ制御回路83に入力され、モー
タ制御回路83は、これらの入力信号によってモータ12の
正逆回転を制御する。なおミラー用カムギヤ26とシャッ
タ・絞用カムギヤ27の初期係止位置の検出は、別の原点
検出スイッチによっても良い。
本発明はさらに、プレビュー84とプレビューリセット
スイッチ85を備えており、モータ12は正逆転可能であ
る。
上記構成のミラーボックス機構20は、通常の撮影時に
は、次のように作動する。シャッタレリーズ信号が出る
と、モータ12が正転方向に駆動され、ピニオン22、ダブ
ルギヤ23、24およびアイドルギヤ25を介して、ミラー用
カムギヤ26およびシャッタ・絞用カムギヤが第1図の初
期休止位置から1回転する。この回転中には、まずシャ
ッタ・絞用カムギヤ27の回転の初期において、絞駆動レ
バー43が上昇し、絞連係プレート46が絞制御機構60によ
って決定されている位置まで、上昇する。すなわち絞連
係プレート46が上昇すると、その上昇距離に応じてフォ
トインタラプタ70がパルスを計数し、この計数パルス数
が設定絞値に対応したパルス数に達すると、係止マグネ
ット74が励磁されてスリット円板68の回転を止める。ス
リット円板68の回転が止まると、絞連係プレート46はそ
れ以上上昇できなくなり、絞駆動突起52と一体に移動す
る絞ピン53によってレンズの絞がその所定値まで絞り込
まれる。
シャッタ・絞用カムギヤ27の回転がさらに進むと、シ
ャッタセットレバー39が下降し、電磁フォーカルプレン
シャッタの機械的係止が解かれ、シャッタ膜が走行可能
な状態になる。
一方、ミラー用カムギヤ26が回転すると、シャッタ・
絞用カムギヤ27の回転によって絞込みが完了し電磁シャ
ッタの機械的係止が解かれた後に、ミラーカム28がミラ
ー駆動レバー30を押し上げてミラー33を上昇させる。ミ
ラー33の上昇が完了した時点で、シャッタが走行し、走
行が完了すると、ミラー駆動レバー30およびミラー33が
下降する。またシャッタ・絞用カムギヤ27の回転によっ
て、絞駆動レバー43、絞連係プレート46、およびシャッ
タセットレバー39が第1図の初期休止位置に復帰し、レ
ンズは開放状態に復帰する。
このように通常のレリーズ動作においては、ミラー用
カムギヤ26およびシャッタ・絞用カムギヤ27は、第1図
の休止状態から正転方向に1回転する。
これに対して深度を確認する際には、第5図のタイム
チャートに従って、次のように動作する。この動作は、
簡単に言うと、プレビュースイッチ84のオンによってミ
ラー用カムギヤ26およびシャッタ・絞用カムギヤ27が第
1図の初期休止位置から第2図のプレビュー回転位置迄
正転し、その後プレビューリセットスイッチ85のオンに
より、ミラー用カムギヤ26およびシャッタ・絞用カムギ
ヤ27が第2図の状態から第1図の状態迄逆転する動作で
ある。
まずプレビュースイッチ84をオンすると、モータ12が
正転し、ミラー用カムギヤ26およびシャッタ・絞用カム
ギヤ27が正転する。ミラー用カムギヤ26の回転角が第2
図の状態に達すると、回転角検知スイッチ80がこれを検
知し、モータ制御回路83がモータ12に停止信号を発す
る。第2図の状態は、前述のように、絞駆動レバー43が
第2図に示すように反時計方向に回動し、そのトーショ
ンばね48が絞連係プレート46の連動ピン47から逃げる位
置である。従って、絞連係プレート46は、絞制御機構60
によって決定される絞値に対応した高さ迄上昇し、レン
ズは設定絞値迄絞り込まれるから、進度を確認すること
ができる。このシーケンスは、通常の撮影時の絞決定迄
のシーケンスと全く同じであるから、プログラムモード
であっても、設定絞値による深度を確実に確認すること
ができる。そしてこの第2図の状態では、ミラー用カム
ギヤ26のミラーカム28は、ミラー駆動レバー30のフォロ
アローラ31に接触せず、従ってミラー33は動作しない。
またシャッタカム36はシャッタセットレバー39を上昇位
置に保持し、従ってシャッタは動作しない。
このプレビュー状態において、プレビューリセットス
イッチ85をオンすると、モータ12が逆転し、ミラー用カ
ムギヤ26およびシャッタ・絞用カムギヤ27が逆転する。
そして回転角検知スイッチ80がミラー用カムギヤ26およ
びシャッタ・絞用カムギヤ27が初期休止位置に復帰した
ことを検知すると、モータ制御回路83がモータ停止信号
を発する。よってすべてが第1図の初期休止位置に復す
る。すなわちシャッタ・絞用カムギヤ27の逆転によっ
て、絞駆動レバー43および絞連係プレート46が下降し、
レンズの絞も開放状態に復する。なおプレビュースイッ
チ84およびプレビューリセットスイッチ85は、別の操作
部材から構成することも、同一の操作部材から構成する
こともできる。
以上のミラーボックス機構20は、具体的構造の一例を
示すもので、本発明がこの構造に限定されないことは明
らかである。要は、ミラーボックス電動駆動機構におい
て、ミラー用カムギヤおよびシャッタ・絞用カムギヤ
を、1回転させることなく途中迄回動させてプレビュー
を可能とし、その後これらを逆転させて、原位置に復帰
させるものであればよい。また一眼レフカメラは、その
記録媒体を問わない。すなわち本発明は銀塩写真カメラ
のみならずスチルビデオカメラにも適用できる。
「発明の効果」 以上のように本発明の一眼レフカメラの深度確認装置
は、絞は動作させるがミラーおよびシャッタは動作させ
ない、ミラー用カムギヤおよびシャッタ・絞用カムギヤ
のプレビュー回転角検知手段と、プレビュースイッチお
よびプレビューリセットスイッチの操作によるモータの
正逆回転により、深度を確認できるようにしたので、極
めて簡単、かつ小さい操作力で、深度を確認することが
でき、さらにプログラムモードにおいても、確実に深度
の確認ができる。また操作部材と絞機構部分とに機械的
な連動機構がないので、プレビュースイッチおよびリセ
ットスイッチの設置位置に自由度が得られる。
【図面の簡単な説明】 第1図、第2図は一眼レフカメラの深度確認装置の実施
例を示す、第6図のI矢視側面図であって、互いに異な
る作動状態を示している。第3図、第4図は絞制御機構
60の例を示す、互いに異なる作動状態の正面図、第5図
は本発明の深度確認装置の動作タイムチャート、第6図
はミラーボックスとミラーボックス駆動機構および駆動
モータの関係を示す正面図である。 11……ミラーボックス、12……モータ、13……カメラボ
ディ、14……親板、16……出力軸、20……ミラーボック
ス機構、21……補助親板、22……ピニオン、23、24……
ダブルギヤ(ギヤ列)、25……アイドルギヤ(ギヤ
列)、26……ミラー用カムギヤ(ギヤ列)、27……シャ
ッタ・絞用カムギヤ(ギヤ列)、28……ミラーカム、30
……ミラー駆動レバー、33……ミラー、36……シャッタ
カム、37……絞カム、39……シャッタセットレバー、43
……絞駆動レバー、46……絞連係プレート、47……連動
ピン、48……トーションばね、52……絞駆動突起、53…
…絞ピン、60……絞制御機構、63……セクタギヤ、64…
…連係ローラ、67……パルス発生器、68……スリット円
板、69……透光スリット、70……フォトインタラプタ、
71……係止機構、72……爪部材、74……係止マグネッ
ト、76……復帰レバー、80……回転角検知スイッチ、81
……ブラシ、82……ランドプレート、83……モータ制御
回路、84……プレビュースイッチ、85……プレビューリ
セットスイッチ。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ミラーボックスに、シャッタレリーズ時に
    それぞれモータの正転によって休止位置から1回転駆動
    されるミラー用カムギヤとシャッタ・絞用カムギヤとを
    設け、このシャッタ・絞用カムギヤの回転により、絞を
    予め定められている所定値まで絞り込んだ後、シャッタ
    の動作を可能とし、その後ミラー用カムギヤの回転によ
    り、ミラーを光路から退避させ、さらにシャッタの動作
    後ミラーを復帰させる一眼レフカメラにおいて、 上記ミラー用カムギヤおよびシャッタ・絞用カムギヤが
    初期休止位置から回転開始後、絞を動作させるがシャッ
    タおよびミラーは動作させないプレビュー回転位置を検
    知する回転角検知手段と; 上記モータに正転信号を発する、レリーズスイッチとは
    別のプレビュースイッチと; このプレビュースイッチによる正転信号によってモータ
    の正転を開始させ、上記回転角検知手段がプレビュー回
    転位置を検知した時モータを停止させるモータ制御回路
    と; このモータ停止後、該モータに逆転信号を発するプレビ
    ューリセットスイッチとを備え、 上記モータ制御回路は、さらにプレビューリセットスイ
    ッチによる逆転信号によってモータを逆転させ、ミラー
    用カムギヤおよびシャッタ・絞用カムギヤが初期休止位
    置に復帰した時モータを停止させることを特徴とする一
    眼レフカメラの深度確認装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、モータの逆転後の停止
    信号は、上記回転角検知手段によって与えられる一眼レ
    フカメラの深度確認装置。
  3. 【請求項3】請求項1において、プレビュースイッチと
    プレビューリセットスイッチは、単一のスイッチの異な
    るスイッチ状態によって構成されている一眼レフカメラ
    の深度確認装置。
JP22925888A 1988-09-07 1988-09-13 一眼レフカメラの深度確認装置 Expired - Fee Related JP2657404B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22925888A JP2657404B2 (ja) 1988-09-13 1988-09-13 一眼レフカメラの深度確認装置
GB8919681A GB2222691B (en) 1988-09-07 1989-08-31 Single lens reflex camera having an apparatus for stopping down the diaphragm
FR8911635A FR2636442B1 (ja) 1988-09-07 1989-09-06
DE19893929781 DE3929781C2 (de) 1988-09-07 1989-09-07 Abblendvorrichtung für eine einäugige Spiegelreflexkamera
US07/807,814 US5257052A (en) 1988-09-07 1991-12-16 Electrically driving apparatus of mirror in single-lens reflex camera

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22925888A JP2657404B2 (ja) 1988-09-13 1988-09-13 一眼レフカメラの深度確認装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0277045A JPH0277045A (ja) 1990-03-16
JP2657404B2 true JP2657404B2 (ja) 1997-09-24

Family

ID=16889294

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22925888A Expired - Fee Related JP2657404B2 (ja) 1988-09-07 1988-09-13 一眼レフカメラの深度確認装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2657404B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10148866A (ja) * 1996-11-19 1998-06-02 Asahi Optical Co Ltd Af一眼レフカメラのプレビュー装置制御方法
JP3153482B2 (ja) * 1996-11-19 2001-04-09 旭光学工業株式会社 一眼レフカメラのプレビュー装置
JP3153483B2 (ja) * 1996-11-19 2001-04-09 旭光学工業株式会社 プレビュー機能付き一眼レフカメラの制御方法
EP1501982A1 (en) 2002-05-03 2005-02-02 Imerys Minerals Limited Paper coating pigments

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0277045A (ja) 1990-03-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4360258A (en) Lens shutter mechanism for camera
US5079574A (en) Motor-driven camera
JP2657404B2 (ja) 一眼レフカメラの深度確認装置
US4441800A (en) Driving system in camera
US5257052A (en) Electrically driving apparatus of mirror in single-lens reflex camera
US3882523A (en) Shock-reducing structure for single lens reflex cameras
US5349405A (en) Single lens reflex camera
KR970005436Y1 (ko) 카메라 작동기구 제어장치
US4602859A (en) Automatic film-transport mechanism for a disc camera
US5309184A (en) Mechanical control apparatus of a single lens reflex camera
US4106040A (en) Camera having improved mechanism for shutter actuation and film winding
JP3358628B2 (ja) ストロボ光拡散板の駆動機構
GB2222691A (en) Electrically driving apparatus of mirror in single-lens reflex camera
JPS6027379Y2 (ja) 一眼レフカメラの巻き戻し装置
JPH0559415B2 (ja)
JPH02253245A (ja) 2焦点切換えカメラ
JP2810208B2 (ja) フィルム自動巻戻機能を兼ねたプレビュー機構
GB1591496A (en) Automatic exposure camera of the aperture control type
JP2545354B2 (ja) 一眼レフレツクスカメラの絞り制御装置
JPS6120584Y2 (ja)
JPH0437415B2 (ja)
JP2506153B2 (ja) カメラの焦点距離切換装置
JP3476297B2 (ja) 絞り制御機構
JPH0339776Y2 (ja)
JPS6136989Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees