JP2655832B2 - エアバッグ用ガス発生装置 - Google Patents
エアバッグ用ガス発生装置Info
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Description
故発生時の乗客保護技術の分野に関し、特に、事故発生
時に自動車用エアバッグを膨張させるために使用される
火工技術を用いたガス発生装置(pyrotechnic gas gener
ator) に関する。本発明に係るガス発生装置は、特に運
転者を保護するために自動車のステアリングホイールに
設置することができる。
る火工技術を用いたガス発生装置は、様々なものが知ら
れている。この種のガス発生装置の構造は、使用される
火工装薬(pyrotechnic charge)の性質及び形態によっ
て決まる。自動車の安全対策のために使用される火工合
成物(pyrotechnic composition)の第1の例として、ア
ルカリ金属又は窒化アルカリ土類金属と金属化合物との
混合物からなるものが挙げられる。
上記した混合物を塊状に固めることが困難であるので、
一般に顆粒、小球、円板等の多数の小要素的装薬の形態
を有する。米国特許第 5,308,588号は、窒化物をベース
にした火工合成物からなる多数の環板状の火工装薬を収
容したガス発生装置を開示する。
るガスが高レベルの高温粉塵を含むので、火工装薬は、
比較的複雑な構造を有するアルミニウム製円筒ケースに
収容されて、濾過室を備えたガス発生装置内に配置され
る。このようなガス発生装置は、構造が比較的複雑でコ
スト高である。第2の例による火工合成物は、ニトロセ
ルロースとニトログリセリンとの混合物からなり、「ダ
ブルベース火薬」の名で知られるものである。
ある点で有利である。すなわち、ガス発生装置の連続組
立ラインで容易に使用可能な環状ブロック形の火工装薬
を、押出加工により成形することができる。この種の火
工合成物はさらに、燃焼時に固形残留物を少量生じるだ
けであるので、ガス発生装置内に濾過手段を設置する必
要がない。他方、この種の火工合成物は、一酸化炭素含
有量が比較的多いガスを発生する。その結果、例えばフ
ランス特許公開公報第 2,691,706号に記載されるような
相補酸化成分を、ガス発生装置に装備する必要が生じ
る。さらにこの種の火工合成物は、促進老化シミュレー
ションプログラムにおいて、その熱的安定性に関し所定
の限界を露呈する。
と特に無機過塩素酸塩をベースにした酸化体充填剤との
混合物からなるものである。この種の火工合成物は、利
点を有するが、安定的形状を有する火工装薬を成形する
ために、連続工程での使用が従来非常に困難であった架
橋結合剤を使用する必要がある。したがって、当業者は
自動車保安技術に関し、この種の火工合成物及びそれに
適したガス発生装置を開発することがなかった。
ロケット推進薬及び特にシリコーン結合剤を含有したロ
ケット推進薬の連続押出加工の分野における近年の発展
により、第3の例による火工装薬への関心が再び生じて
いる。しかし、連続組立が容易であり、しかもこの種の
火工合成物に適した単純構造のガス発生装置は、当業者
の入手可能な範囲では存在しない。
純構造のガス発生装置を提供することにある。
に、本発明は、円形基部に円筒側壁を延設してなり、基
部に連結される側の側壁の端部に本体内外を連通する複
数のオリフィスを設けた円筒形の中空本体と、基部の反
対側の側壁の端部に縁曲げにより係着され、中空本体の
内部に挿入される円筒形の点火装置を気密式に固定支持
する中心穴を備えた環状蓋と、中空本体の内部で点火装
置の周囲に配置される環状ブロック形の火工装薬とを具
備した、自動車の乗員を保護するエアバッグ用のガス発
生装置において、火工装薬は本質的に、シリコーン結合
剤と、過塩素酸アンモニウムと硝酸ナトリウムとの混合
物とからなり、火工装薬は、中空本体の内部で規定され
る環状蓋の内面と基部の内面との間の距離よりも小さい
高さと、中空本体の内部で規定される側壁の内面と点火
装置との間の距離よりも小さい最大厚みとを有して、点
火装置から生じるガスが火工装薬の自由表面全体を覆う
ことを可能にするように形成され、ガスの流通を許容す
る詰込手段が、環状蓋と火工装薬との間、及び基部と火
工装薬との間に設置され、薄肉金属製のケースが、中空
本体の内部で複数のオリフィスを気密式に閉鎖するよう
に、火工装薬と側壁及び基部の両内面との間に配置され
ること、を特徴とするエアバッグ用ガス発生装置を提供
する。
て、火工装薬が、複数の中空円筒形の内部通路を備え、
それら通路の軸線がガス発生装置の軸線から等距離の位
置に配置されるガス発生装置を提供する。本発明はさら
に、上記ガス発生装置において、環状蓋が、平坦な上面
と、上面との間に丸形リップを形成する下面とを備える
ガス発生装置を提供する。この場合、基部の反対側の側
壁の端部が丸形リップ上に縁曲げされる。このような構
成によれば、ガス発生装置内に偶発的に過圧が生じたと
きに、側壁端部の破壊により環状蓋の脱離が可能とな
る。
管を、環状蓋の中心穴に気密式に取付けることができ
る。また点火装置は、中空円筒管を包囲する円筒キャッ
プと、中空円筒管の薄肉端に縁曲げにより気密式に支持
される点火器とを備えることができる。円筒キャップと
点火器との間に画成された空間には、例えばホウ素と硝
酸カリウムとをベースにしたB/KNO3 火薬等の点火
火薬を充填できる。
生装置本体の基部に向かう方向を意味し、『下』方向は
基部の反対側の側壁端部に向かう方向を意味する。本発
明はさらに、上記ガス発生装置において、薄肉金属製ケ
ースが、一端が円形面で閉鎖され、かつ他端が開放され
る円筒ケースの形状を有するガス発生装置を提供する。
この場合、円筒ケースの開放端は、環状蓋を係着した側
壁の下端の縁曲げ部分に挟み込むことができる。
て、薄肉金属製ケースが、上端が実質的に平坦な円形面
で閉鎖され、かつ下端が中心円筒ハウジングを有した円
形面で閉鎖される円筒ケースの形状を有するガス発生装
置を提供する。この場合、中心円筒ハウジングは、環状
蓋に支持された点火装置を収容できる。さらにこの場
合、ケースの円形面の各々に、火工装薬に対する詰込手
段を設けることができる。これら詰込手段は、ガスの流
通を許容する複数の円筒ボス及び複数の径方向リブから
形成できる。それにより、ガス発生装置の組立工程が簡
略化される。
おいても、ガス発生装置本体の側壁に形成された複数の
オリフィスに対するカプセルとして作用する。したがっ
て薄肉金属製ケースは、ガス発生装置の本体内部の圧力
が所定値だけ上昇したときに破壊されるものでなければ
ならない。この破壊閾値は、例えば10MPa(100bar)
の圧力上昇に略相当する。このようなケースは、アルミ
ニウム薄板からなることが有利である。
て、本体の側壁が、オリフィスの下方に位置する外肩部
を備え、外肩部が外部環状体を支持するガス発生装置を
提供する。この場合、本体の基部に周縁リップを設け、
その周縁リップに外部環状ディフューザを縁曲げにより
係着することができる。この外部ディフューザは、外部
環状体の上方に張り出して配置される。
レクタ及び凝縮器を、外部環状体と外部ディフューザと
の間に画成された空間に設置できる。外部環状体は、そ
の上面に少なくとも1つのリブを備えることにより、デ
フレクタ及び凝縮器の位置決めを可能にすることが有利
である。本発明はさらに、上記ガス発生装置において、
中空本体の内部に画成される死空間と火工装薬の体積と
の比Rが、1≦R≦2の範囲にあるガス発生装置を提供
する。この場合、比Rが略1.4であることが好まし
い。
単純で、組立工程の全自動化が可能なガス発生装置が提
供される。本発明に係る合成物からなる火工装薬は、優
れたガスを発生する。生成される固形残留物、すなわち
シリカ及び塩化ナトリウムは、凝縮器のメッシュに凝結
により捕獲できる。さらにこの種の火工装薬は、押出加
工により成形できるので、コストの点で非常に有利であ
る。
明をその好適な実施の形態に基づき詳細に説明する。図
1に示す本発明の一実施形態による火工技術を用いたガ
ス発生装置1は、自動車の乗員を保護するエアバッグを
膨張させるために使用される。
3を延設してなる中空円筒状の本体を備える。基部2及
び側壁3は、好ましくは一体の軽金属からなり、図1に
示すように単体部品を構成する。側壁3には、複数の略
円筒形オリフィス4が貫通形成される。これらのオリフ
ィス4は、基部2に近接して側壁3の上方部分に配置さ
れ、ガス発生装置の本体の内外を連通する。側壁3の下
端には、縁曲げ可能な薄肉端5が形成される。
された薄肉端5に係着される環状蓋6によって閉鎖され
る。有利なことは、図1に示すように、ガス発生装置1
の本体の基部2は中実で穴を全く備えず、他方、環状蓋
6は平坦な上面7及び上面7との間に丸形リップ9を形
成する下面8を備えることである。側壁3の薄肉端5
は、丸形リップ9の上に縁曲げされ、ガス発生装置1に
偶発的に過圧が生じたときには、環状蓋6の放出を伴っ
て側壁3から分離される。環状蓋6を自動車のステアリ
ングコラム側に向けて配置すれば、基部2が自動車の乗
員側に向けられるので、ガス発生装置は偶発的な過圧に
対する安全な開放機能を有することになる。
の中心穴11内に、薄肉自由端13を有した中空円筒管
12が気密式に取付けられる。中空円筒管12は、例え
ばステンレス鋼等の比較的屈曲性の高い金属からなるこ
とが好ましい。中空円筒管12の薄肉自由端13には、
点火器14が例えばシール15を用いて漏れの無いよう
に縁曲げ式に支持される。点火器14は、例えば電気点
火器又は撃発点火器から構成できる。
ャップ16が、中空円筒管12の周囲に取付けられる。
円筒キャップ16と点火器14との間に画成される空間
には、例えばB/KNO3 火薬等の点火火薬17が充填
される。このように環状蓋6は、円筒キャップ16、中
空円筒管12、点火器14、及び点火火薬17からなる
円筒形の点火装置を支持する。この点火装置は、ガス発
生装置1の本体の内部に貫入配置される。
点火装置を包囲するように配置される。本発明の第1の
特徴によれば、火工装薬18は、シリコーン結合剤を含
有した混合推進薬からなる。混合推進薬という用語は、
酸化体充填剤を含有した結合剤からなる火工合成物を意
味する。環状ブロック形の火工装薬は、経時で温度変化
に伴って変形してはならないので、結合剤は架橋結合剤
からなる。燃焼率の観点で、酸化体充填剤は過塩素酸ア
ンモニウムからなることが有利である。この場合、燃焼
ガスが無毒性であるべきことを考慮して、火工合成物は
硝酸ナトリウム等の塩素捕集剤を含有することが有利で
ある。硝酸ナトリウムは、燃焼に際し過塩素酸からの塩
素に固着して塩化ナトリウムを生成する。
薬は、シリコーン結合剤を含有し、かつ過塩素酸アンモ
ニウムと硝酸ナトリウムとの混合物を充填した推進薬で
あり、これはフランス特許出願第94 15459号に記載され
る。このような推進薬を、環状ブロック形に連続押出成
形することは、実際のところ容易である。
薬18を示す。火工装薬18は、複数の中空円筒チュー
ブ19を有したブロック体として形成される。それら円
筒チューブ19は、図2に示すように、互いに平行な軸
線20を有し、僅かに交わるように重なり合う。したが
ってブロック状の装薬18には、ガス発生装置の軸線2
2から等距離に各々の軸線20を配置した複数の円筒通
路21が設けられる。このような形状は、可燃部分の厚
みが薄く表面積が非常に大きいので、装薬18の燃焼を
良好に進行させるのに極めて有効であり、図示しないエ
アバッグの正確な伸展を促進する。
には、火工装薬をその自由表面の全体に亙って同時に発
火させることが必要である。そのためには、点火装置か
ら生じる高温ガスが、ガス発生装置の装薬を構成するブ
ロック体の自由表面全体を覆うことができるようにする
必要がある。この目的で、本発明の第2の特徴により、
火工装薬18は2つの幾何形態を満足しなければならな
い。
装置の本体内側で測った環状蓋6の内面と基部2の内面
との間の距離d1よりも小さくなければならない。この
高さhは実際のところ、図1に示すように、環状蓋6の
上面7とオリフィス4の下端との間に画定される側壁3
の高さよりも小さいことが望ましい。さらに、火工装薬
18の径方向最大厚みemは、ガス発生装置の本体内側
で測った側壁3の内面と点火装置のキャップ16との間
の径方向距離d2よりも小さくなければならない。
り、ガス発生装置1の内部に、火工装薬18にも点火装
置にも占有されない『死』空間が画成される。出願人
は、この死空間と環状ブロック形の火工装薬18の体積
との比Rが、好ましくは1≦R≦2の関係を満たすべき
であることを見出した。なお、この比Rは1.4に近似
することが有利である。
8と環状蓋6との間、及び火工装薬18と基部2との間
に、ガスの流通を許容する詰込手段を設ける必要があ
る。図1に示すガス発生装置においては、火工装薬18
と環状蓋6との間に詰込ばね23が設置され、火工装薬
18と基部2との間に詰込部材24が設置される。詰込
部材24は、火工装薬18に担持されるとともにケース
25の壁面26に当接される三脚の形状を有する。ケー
ス25については以下に述べる。三脚状の詰込部材24
は、薄肉のステンレス鋼からなる。
8と点火装置とを湿気から防護するために、極めて薄肉
の金属製ケース25が、ガス発生装置の本体内側で火工
装薬18と側壁3及び基部2の両内面との間に介在さ
れ、複数のオリフィス4を気密式に閉鎖する。本発明の
第1の実施形態によれば、図3及び図4にさらに詳細に
示すように、ケース25は、一端が円形壁面26で閉鎖
された円筒壁27からなる円筒ケースの形状を有する。
円筒壁27の他端は開放されて、外向きの環状リップ2
8が設けられる。環状リップ28は、ガス発生装置本体
の側壁3と環状蓋6との間に、環状蓋6を縁曲げ式に係
着する際に挟み込まれる。このようにして火工装薬18
と点火装置とは、複数のオリフィス4から漏れの無い状
態で隔離される。
プ28とは、隔離シールとして作用する空気を含まない
シアノアクリル接着剤シール10を用いて、相互に接着
されることが有利である。図5〜図8は、本発明の第2
の実施形態によるガス発生装置の薄肉金属製ケースを示
す。
置1に類似した構成を有するものであり、詳述を避け
る。環状ブロック形の火工装薬118は、上端が略平坦
な円形壁面129で閉鎖されかつ下端が下方部材127
の円形壁面で閉鎖された円筒ケース形状を有する薄肉金
属製のケース125に収容される。下方部材127の円
形壁面は、中心に円筒ハウジング130を備え、円筒ハ
ウジング130が点火装置116を包囲する。
127とから形成され、それら両部材は一体に組み合わ
されてケース125の壁を構成する。上方部材126及
び下方部材127は、ガス発生装置の作動圧力の約2/
3に相当する周囲圧力の所定の上昇により破壊可能な材
料から形成される。一般にこの圧力上昇は略10MPaで
ある。ケース125は、下方部材127の平坦な円形壁
面の中心に円筒ハウジング130を備える。
の下方部材127は略円筒形状を有し、深絞り加工した
アルミニウム又は他の金属の薄板から形成される。深絞
り加工により、下方円形リップ131と、ケース125
の下方平坦壁面を構成する円形壁面132と、ケース1
25の円筒ハウジング130を構成する中心円筒直立部
分とが形成される。
円形壁面129と側壁128とを備えた略円筒状キャッ
プの形状を有する。側壁128の内径は、下方部材12
7の平坦な円形壁面132の外径に等しい。環状ブロッ
ク形の推進薬からなる火工装薬118は円筒ハウジング
130を包囲して配置され、上方部材126と下方部材
127とが漏れの無い状態に組立てられる。
縁曲げするか、又は上方部材126の側壁128の下端
を下方部材127の円形壁面132の深絞り側面133
に沿って接着又はレーザ溶接することにより行われる。
ケース125の平坦な円形壁面129、132には、内
側に延びるボス135、134がそれぞれ形成される。
これらボス134、135は、ブロック状の火工装薬1
18をケース125内に詰め込むことを可能にする機能
と、点火時にケース125の両平坦壁面と火工装薬11
8との間をガスが確実に流通することを可能にする機能
との2つの機能を有する。ボス134、135は、下方
部材127に関して図示したように径方向リブとして形
成できる。この場合、下方部材127の平坦壁面132
は、120°間隔で配置された3つの径方向リブ134
を有する。また、ボス134、135は、上方部材12
6に関して図示したように円筒ボスとしても形成でき
る。この場合、上方部材126の平坦壁面129は、9
0°間隔で配置された4つの円筒ボス135を有する。
ば、ケース125の平坦な円形壁面129、132の各
々は、火工装薬118の詰込手段を径方向リブ134又
は円筒ボス135の形式で備えることができるので、ガ
ス発生装置の組立作業が一層簡単になる。さらにこの実
施形態によれば、ケース125は火工装薬118を完全
に包囲して、ガス発生装置への組込み前の取扱い時に火
工装薬118を保護する。
既に述べたように、優れたガスを発生するとともに、エ
アバッグを膨張させるために使用されるガス分子を本質
的に生成する。発生する固形残留物はミクロンサイズで
あり、エアバッグへの侵入に際し何の問題も生じない。
しかし、固形残留物がエアバッグに侵入することを防止
したい場合は、発生した塩化ナトリウム又はシリカを、
ガス発生装置の外部に設置したメッシュに凝結させるだ
けでよい。これは、本発明の第3の実施形態であり、再
び図1を参照して以下に説明する。
置される外肩部29を備え、外肩部29によって外部環
状体30を支持する。また、基部2はその上方周縁に、
基部2自体の外径よりも僅かに小さな直径を有した円形
リップ31を備えて、基部2の外周に平坦な支持面32
を形成する。支持面32は、リップ31の縁曲げによっ
て保持される環状ディフューザ33を支持できる。ディ
フューザ33は、環状体30に接近する方向へ曲成され
る端縁34を備えることが有利である。
成される空間には、上部に開口36を設けた円冠からな
るデフレクタ35が設置される。円形メッシュ38、3
9、40は、塩化ナトリウム及びシリカに対する凝縮器
として作用するものであり、デフレクタ35とディフュ
ーザ33の端縁34との間に詰め込まれる。外側のメッ
シュ40は、他のメッシュを係止するために曲成された
上端部37を有する。
2が設けられる。これらピン42を介して、環状体30
を包囲するエアバッグにガス発生装置を固定することが
できる。外部環状体30は、その上面に少なくとも1つ
のリブ41を備えることが有利である。リブ41によ
り、凝縮器(メッシュ38、39、40)及びデフレク
タ35を容易かつ正確に位置決めすることができる。リ
ブ41は、図1及び図5に示すように、ピン42の取付
けを可能にするために、適当な場合には断続的に設けて
もよい。
を以下に説明する。衝突が生じたときには、衝突検出器
から出力された信号が点火器14を発火させ、点火器1
4は点火火薬17に着火する。点火火薬17から生じた
燃焼ガスはキャップ16を破砕して、ブロック形の火工
装薬18の全周囲に広がる自由空間に沿って流れて火工
装薬18の自由表面全体を覆う。それによりブロック状
の火工装薬18は、その自由表面全体で発火し、燃焼ガ
スを放出する。ガス発生装置の本体内部の圧力上昇が、
火工装薬18の安定作動圧力の約2/3に相当する所定
値に達すると、複数のオリフィス4に対向配置されたケ
ース25の各部分が破壊され、火工装薬18から発生し
た燃焼ガスは装置本体から放出されて、デフレクタ35
によってその全周に分配される。そこで燃焼ガスは、開
口36を通って放出され、メッシュ38、39、40を
通過する。メッシュ38、39、40には、生成された
塩化ナトリウム及びシリカが凝結する。このようにして
大部分の固形残留物が除去された燃焼ガスは、ディフュ
ーザ33の湾曲端縁34と環状体30との間に画成され
る円形自由空間を通って、エアバッグに突入する。
して作動する。ただしこのガス発生装置では、点火装置
116から生じた燃焼ガスは、火工装薬118の点火の
ために、薄肉金属製ケース125の円筒ハウジング13
0の壁を破砕する。本発明に係るガス発生装置は、自動
車のステアリングホイールに設置される運転者保護用の
エアバッグか、又はダッシュボードに設置される前席乗
客保護用のエアバッグのガス発生装置として、好適に使
用される。
製造した。ガス発生装置1の本体は、ステンレス鋼製で
あり、全高35.5mm、及び側壁3の外径47mmの寸法
を有する。環状蓋6は、同様にステンレス鋼製であり、
ダベイ・ビックフォード(Davey Bickford)DD1714PRの形
式の点火器を支持する。この点火器は、2.15オーム
の電気抵抗を有する。
0.22mmの厚みを有する。ブロック形推進薬からなる
火工装薬18は、図2に示す形状であり、19gの重さ
を有する。火工装薬の成分は、シリコーン結合剤が20
重量部、過塩素酸アンモニウムが47重量部、及び硝酸
ナトリウムが33重量部である。側壁3は、直径3.5
mmの円筒形のオリフィス4を4個備える。
る。凝縮器のメッシュ38は、直径1mmのワイヤから形
成される格子寸法2.1mm×2.1mmのメッシュであ
り、ガス発生装置を1回取り巻いている。ガス発生装置
を取り巻く2つのメッシュ39、40は、直径0.5mm
のワイヤから形成される格子寸法1.0mm×1.0mmの
メッシュである。
火した。容器内の最大圧力は0.26MPa であった。9
0%最大圧力での燃焼時間は、33ミリ秒であった。
装薬ケースを備えたガス発生装置の断面図である。
断面で示す拡大斜視図である。
ケースを単体で示す断面図である。
を備えたガス発生装置の断面図である。
ースの平面図である。
に沿った縦断面図で示す。
Claims (17)
- 【請求項1】 円形基部に円筒側壁を延設してなり、該
基部に連結される側の該側壁の端部に本体内外を連通す
る複数のオリフィスを設けた円筒形の中空本体と、前記
基部の反対側の前記側壁の端部に縁曲げにより係着さ
れ、前記中空本体の内部に挿入される円筒形の点火装置
を気密式に固定支持する中心穴を備えた環状蓋と、前記
中空本体の内部で前記点火装置の周囲に配置される環状
ブロック形の火工装薬とを具備した、自動車の乗員を保
護するエアバッグ用のガス発生装置において、 前記火工装薬は本質的に、シリコーン結合剤と、過塩素
酸アンモニウムと硝酸ナトリウムとの混合物とからな
り、 前記火工装薬は、前記中空本体の内部で規定される前記
環状蓋の内面と前記基部の内面との間の距離よりも小さ
い高さと、該中空本体の内部で規定される前記側壁の内
面と前記点火装置との間の距離よりも小さい最大厚みと
を有して、該点火装置から生じるガスが該火工装薬の自
由表面全体を覆うことを可能にするように形成され、 前記ガスの流通を許容する詰込手段が、前記環状蓋と前
記火工装薬との間、及び前記基部と該火工装薬との間に
設置され、 薄肉金属製のケースが、前記中空本体の内部で前記複数
のオリフィスを気密式に閉鎖するように、前記火工装薬
と前記側壁及び前記基部の両内面との間に配置されるこ
と、を特徴とするエアバッグ用ガス発生装置。 - 【請求項2】 前記火工装薬は、複数の中空円筒形の内
部通路を備え、それら通路の軸線がガス発生装置の軸線
から等距離の位置に配置される請求項1に記載のガス発
生装置。 - 【請求項3】 前記環状蓋は、平坦な上面と、該上面と
の間に丸形リップを形成する下面とを備える請求項1に
記載のガス発生装置。 - 【請求項4】 薄肉端を有した中空円筒管が、前記環状
蓋の前記中心穴に密に取付けられる請求項3に記載のガ
ス発生装置。 - 【請求項5】 前記点火装置は、前記中空円筒管を包囲
する円筒キャップと、該中空円筒管の前記薄肉端に縁曲
げにより密に支持される点火器とを備える請求項4に記
載のガス発生装置。 - 【請求項6】 前記円筒キャップと前記点火器との間に
画成された空間に、点火火薬が充填される請求項5に記
載のガス発生装置。 - 【請求項7】 前記薄肉金属製ケースは、一端が円形面
で閉鎖され、かつ他端が開放される円筒ケースの形状を
有する請求項1に記載のガス発生装置。 - 【請求項8】 前記円筒ケースの開放端は、前記環状蓋
を係着した前記側壁の下端の縁曲げ部分に挟み込まれる
請求項7に記載のガス発生装置。 - 【請求項9】 前記薄肉金属製ケースは、上端が実質的
に平坦な円形面で閉鎖され、かつ下端が中心円筒ハウジ
ングを有した円形面で閉鎖される円筒ケースの形状を有
する請求項1に記載のガス発生装置。 - 【請求項10】 前記ケースの前記円形面の各々に、前
記火工装薬に対する詰込手段が設けられる請求項9に記
載のガス発生装置。 - 【請求項11】 前記詰込手段は、ガスの流通を許容す
る複数の円筒ボス及び複数の径方向リブからなる請求項
10に記載のガス発生装置。 - 【請求項12】 前記側壁は前記オリフィスの下方に位
置する外肩部を備え、該外肩部が外部環状体を支持する
請求項1に記載のガス発生装置。 - 【請求項13】 外部ディフューザが、前記基部の周縁
に縁曲げにより係着される請求項12に記載のガス発生
装置。 - 【請求項14】 デフレクタ及び凝縮器が、前記外部環
状体と前記外部ディフューザとの間に支持される請求項
13に記載のガス発生装置。 - 【請求項15】 前記外部環状体は、その上面に少なく
とも1つの位置決めリブを備える請求項14に記載のガ
ス発生装置。 - 【請求項16】 前記中空本体の内部に画成される死空
間と前記火工装薬の体積との比Rが、1≦R≦2の範囲
にある請求項1に記載のガス発生装置。 - 【請求項17】 前記比Rが略1.4である請求項16
に記載のガス発生装置。
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