JP2655310B2 - 昆虫類の給餌方法及び昆虫類の給餌構造 - Google Patents

昆虫類の給餌方法及び昆虫類の給餌構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、飼育箱内での昆虫類の
給餌方法及び昆虫類の給餌構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、夏期におけるペットとしてかぶと
虫、くわがた虫が大量に人工養殖され、デパートやペッ
トショップ等で販売されて子供たちの格好のペットにな
っている。これらの昆虫類を飼育する場合には、図9に
示す様に、透明な飼育箱内に腐葉土を敷き、クヌギ、ナ
ラ、カシ等の雑木をカットして外周面に凹部を形成して
餌床とし、この飼育箱内を凹部が上面となる様にして、
その上に腐葉土を横形に配置し、この餌床の凹部内に蜂
蜜、ジュース類を給餌液として充填したり、或は給餌液
を充填したカートリッジを凹部内に挿入しながら飼育箱
内の昆虫類に給餌している。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】しかしながら、前記
飼育箱内に横形に配置した餌床の上面側に昆虫類が這上
り、餌床の凹部内の給餌液を昆虫類が吸い取る状態は、
立ち木状態の雑木に昆虫類が這上って樹液を吸い取る状
態に比べ不自然であり、昆虫類の自然な棲息環境を観察
できないという問題があった。また、餌が無くなったら
補給する必要があるため、頻繁に餌床部分を飼育者が見
張る必要があり、管理が煩雑であった。
【0004】本発明は上記従来の問題点に鑑みてなされ
たものであり、その目的は、飼育箱内に自然木を立ち木
の状態に保持しながら這上がった昆虫類に給餌させ、飼
育箱内に昆虫類の自然な棲息環境を再現しながら子供達
の昆虫観察に対する興味を高めさせ得るとともに、飼育
者の管理も大きく軽減することのできる昆虫類の給餌方
法及び昆虫類の給餌構造を提供することにある。
【0005】
【問題点を解決するための手段】上記目的を達成するた
めに、本発明は、カットされた自然木12内に給餌液の
貯留部14を設けると共にこの自然木12の外周面に貯
留部14に連通した給餌孔16を開孔させ、前記貯留部
14内に貯留された給餌液Fを給餌孔16を通じて自然
木12の外周面に浸潤させつつ飼育中の昆虫類に給餌さ
せて成る昆虫類の給餌方法から構成される。
【0006】次に、カットされた自然木12と、この自
然木12内に設けられた給餌液Fの貯留部14とを備
え、前記自然木12の外周面には、貯留部14に連通さ
れた給餌孔16が開孔されて成る昆虫類の給餌構造10
から構成される。
【0007】また、前記給餌孔16の外面側には、前記
貯留部14に貯留された給餌液Fが浸潤する給餌栓26
が嵌着されて成ることとしてもよい。
【0008】また、前記給餌栓26には、前記貯留部1
4内の給餌液Fに一端部が浸漬された浸潤芯線30の他
端部が連設され、前記貯留部14内の給餌液Fを浸潤芯
線30を介して給餌栓26へ浸潤させて成ることとして
もよい。
【0009】また、前記貯留部14には、給餌液Fが充
填されたカートリッジ32が着脱自在に嵌着され、この
カートリッジ32内の給餌液Fに前記浸潤芯線30の一
端部が浸漬されて成ることとしてもよい。
【0010】
【作用】本発明の昆虫類の給餌方法及び昆虫類の給餌構
造においては、カットされた自然木内に設けた貯留部内
に給餌液を充填し、透明な飼育箱内に敷込んだ腐葉土の
上面に前記自然木を立ち木の状態に配置しながら、かぶ
と虫やくわがた虫の様な昆虫類を飼育するものである。
自然木の貯留部内に充填された給餌液は、給餌孔内を通
じて自然木の外周面へ浸潤し、或は浸潤芯線を介して自
然木の外周面へ浸潤するもので、この自然木の外周面へ
浸潤した給餌液の香り等により腐葉土の上面や内部に棲
息する昆虫類は、立ち木の様に保持された自然木に這い
上って浸潤している給餌液を吸い取るものである。従っ
て、飼育箱内で自然木に昆虫類が這い上った自然の棲息
環境を再現でき、子供達の昆虫観察の興味を増大できる
こととなる。
【0011】
【実施例】以下、添付図面に基ずき、本発明の好適な実
施例を説明する。図1ないし図3には、本発明に係る昆
虫類の給餌構造10が示されている。図より明らかな様
に、前記昆虫類の給餌構造10は、カットされた自然木
12と、この自然木12内に設けられた給餌液の貯留部
14とを備え、前記自然木12の外周面には、貯留部1
4に連通された給餌孔16が開孔されて成るものであ
る。
【0012】これにより、飼育箱内に自然木12を立て
た状態に保持しながら自然木12の外周面に給餌液を浸
潤させ、この給餌液へ向け飼育箱内の昆虫類が這い上っ
て給餌液を吸い取ることにより、飼育箱内に昆虫類の自
然な棲息環境を再現できる。
【0013】前記カットされた自然木12は、皮付きの
ままの雑木、例えば、かぶと虫やくわがた虫等が好んで
棲息するクヌギ、ナラ、カシ等を素材とすることが好ま
しく、これらの雑木を所要の長さにカットしている。こ
のカットされた自然木12の少なくとも下部カット面1
8は、前記自然木12の軸心に対して略垂直な平滑面に
形成されている。
【0014】これにより、カットされた自然木12は、
その下部カット面18を飼育箱内の腐葉土に着地させて
自然木12を立ち木のような自然状態に保持できる。し
かし、前記下部カット面18を自然木の軸心に略垂直な
平滑面に形成することに限ることなく、カットされた自
然木12の下端部を他の支持体で支持しながら立ち木の
ように保持してもよい。
【0015】図1、図2に示す様に、前記給餌液の貯留
部14は、カットされた自然木12の上部カット面20
から下部カット面18へ向け穿穴された穴22a、或は
カットされた自然木12の外周面や枝突起24から斜め
下がりに穿穴された穴22b等で形成されている。この
貯留部14は昆虫類の餌等の収容部として機能するもの
であり、実施例の様に穴22の構成に限ることなく、図
2に示す貯留部14の端部側の補給口23から連通して
内部で球状、箱形その他の形状に膨出した構成としても
良い。
【0016】前記自然木12の外周面には、前記貯留部
14の穴22a、22bに連通された複数の給餌孔16
が開孔されている。この給餌孔16は、前記穴22a、
22bに充填されて貯留された給餌液Fが分流し易い様
に穴22a、22bから外周面へ向け水平方向、斜め下
がり方向へ開孔されている。この場合に内部の給餌液が
流れ過ぎる場合には斜め上り方向へ向け開孔して流出量
を調節してもよい。更に、前記穴22a、22bや給餌
孔16の内面には、給餌液Fが自然木12の繊維質に無
駄に浸潤するのを防止する防水剤を塗布することが好ま
しい。
【0017】前記給餌孔16の端部側の開口25には、
前記貯留部14内に貯留されて給餌孔16へ分流した給
餌液Fが徐々に浸潤する給餌栓26が嵌着されている。
前記給餌栓26は、吸湿性のスポンジ、発泡材、フエル
トのような繊維材等を素材とした栓体で形成されてい
る。しかし、これに限ることなく、給餌液が浸潤できる
吸湿性の多孔体であればよい。そして、前記給餌孔16
の端部側の開口25に、前記給餌栓26が嵌着または螺
着されている。また、前記貯留部14の穴22a、22
bの端部の補給口23には通気孔付蓋栓28が装着され
ている。
【0018】これにより、自然木12の貯留部14の補
給口23から蜂蜜液やジュース液等の給餌液Fを充填し
て貯留部14内に貯留した後で通気孔付蓋栓28で閉栓
し、この自然木を立った状態に保持することにより、前
記貯留部14内の給餌液Fは、給餌孔16を経由して給
餌栓26へ浸潤し、この給餌栓26の表面側へ浸潤する
給餌液Fの香気により昆虫類は自然木12の外周面を這
上って給餌栓26に浸潤している給餌液を吸い取ること
となる。また、前記貯留部14内に給餌液Fを貯留しつ
つ徐々に給餌するため、給餌液に注意を向ける必要がな
く、その管理も容易となる。
【0019】図4に示す様に、前記給餌栓26には、前
記貯留部14内の給餌液Fに一端部が浸漬された浸潤芯
線30の他端部が給餌孔16を経由して連設され、前記
貯留部14内の給餌液Fを浸潤芯線30を介して給餌栓
26へ浸潤させることとしてもよい。前記浸潤芯線30
は、撚り糸、燈心草等で形成されているが、これに限る
ことなく、要は、前記給餌液が浸潤できる芯線であれば
よい。
【0020】この給餌栓26に浸潤芯線30を連設する
ことにより、前記給餌孔16が、貯留部14から外周面
へ斜め上りに開孔されたり、また貯留部14内の給餌液
Fが少くなった場合でも、前記浸潤芯線30の端部を給
餌液Fに浸漬して毛細管現象で給餌栓26へ給餌液Fを
浸潤できることとなり、貯留部14内に充填した給餌液
Fを最後まで給餌栓26へ浸潤させて昆虫類へ給餌でき
る。
【0021】図5、図6、図7に示す様に、前記貯留部
14には、給餌液Fが充填されたカートリッジ32が嵌
着され、このカートリッジ32内の給餌液Fに前記浸潤
芯線30の一端部が浸漬されて成ることとしてもよい。
【0022】前記カートリッジ32は、硬質合成樹脂、
金属等を素材として形成され、内部に給餌液Fが充填さ
れている。オレンジジュースやアップルジュース等の粘
着性のない給餌液Fを前記自然木に直接穿穴した貯留部
14内に充填すると、この貯留部14や給餌孔16の内
面には防水剤を塗布していても、内面側から自然木12
の繊維質内へ給餌液Fが徐々に浸潤して貯留部14内の
給餌液Fが長持ちしない。
【0023】従って、図5に示す様に、前記給餌液Fを
充填したカートリッジ32を貯留部14内に着脱自在に
挿入し、給餌孔16の端部開口25に設けた給餌栓26
に連結した浸潤芯線30の端部をカートリッジ32内に
浸漬することにより、カートリッジ32内の給餌液Fが
自然木12に浸透することなく、給餌液Fを長期保存し
ながら給餌できることとなる。
【0024】また、図6に示す様に、前記貯留部14と
してのカートリッジ32は、自然木12の下部カット面
18に設けた凹部34内に着脱自在に嵌着させ、自然木
12の外周面から前記凹部34に連通した給餌孔16に
給餌栓26の浸潤芯線30を通係して前記カートリッジ
32内の給餌液Fに浸漬してもよい。これにより、凹部
34内へのカートリッジ32の取付け、取外しを敏速に
できて管理がし易くなる。
【0025】また、図7に示す実施例において、前記昆
虫類の給餌構造10の貯留部14は、カットされた自然
木10の上部カット面20に穿穴された穴22と、この
穴22内に挿入されたカートリッジ32から形成され、
前記貯留部14の補給口23側に通気孔36を有した蓋
栓38が嵌着されてパッキン40を介してカートリッジ
32が押圧係止されている。
【0026】更に、自然木10の外周面から貯留部14
へ孔42を開孔すると共にカートリッジ32の側面に前
記孔42に連通した孔44が開孔され、前記孔42から
孔44へ貫通された保護パイプ46の端部に嵌着された
給餌栓26に連結された浸潤芯線30の他端が前記カー
トリッジ32内に充填された給餌液F内に浸漬されてい
る。
【0027】本実施例の昆虫類の給餌構造10の貯留部
14においても、給餌液Fはカートリッジ32内に保護
され、また、浸潤芯線30も保護パイプ46で保護され
ているため、給餌液Fが自然木12の繊維質内へ無駄に
浸潤することがない。また、カートリッジ32を固定状
態に保持しながら蓋栓38の通気孔36を利用してカー
トリッジ32内へ給餌液Fを補充できることとなる。
【0028】次に、本発明に係る昆虫類の給餌構造10
の作用を説明する。本発明に係る昆虫類の給餌構造10
は、カットされた自然木12内の貯留部14内に給餌液
Fを充填し、図8に示す様に、透明な飼育箱48内に敷
込んだ腐葉土50の上面に前記自然木12を立ち木の状
態に配置しながら、かぶと虫やくわがた虫の様な昆虫類
を飼育するものである。
【0029】自然木12の貯留部14内に充填された給
餌液Fは、給餌孔16内を直に通流し、或は浸潤芯線3
0を介して給餌栓26へ浸潤するもので、この給餌栓2
6に浸潤した給餌液Fの香りにより腐葉土50の上面や
内部に棲息する昆虫類は、立ち木に様に保持された自然
木12に這い上って給餌栓26に浸潤している給餌液を
吸い取るものである。
【0030】従って、本発明の昆虫類の給餌方法及び昆
虫類の給餌構造においては、飼育箱内に立ち木の様に保
持された自然木12の周側面に昆虫類が這い上がること
によって、飼育箱48内に昆虫類の自然な棲息環境を再
現できることとなり、子供達の昆虫類に対する興味が増
大され、昆虫観察の教育効果を高め得ることとなる。ま
た、前記貯留部14内に給餌液を貯留するため、飼育者
が頻繁に餌床を見張る必要がなく、管理作業が大幅に軽
減される。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る昆
虫類の給餌方法によれば、カットされた自然木内に給餌
液の貯留部を設けると共にこの自然木の外周面に貯留部
に連通した給餌孔を開孔させ、前記貯留部内に貯留され
た給餌液を給餌孔を通じて自然木の外周面に浸潤させつ
つ飼育中の昆虫類に給餌させて成ることにより、飼育箱
内の昆虫類が自然木に這い上った自然の棲息環境に近い
状態を観察でき、子供達の昆虫観察の興味を増大させ得
る。また、貯留部内に給餌液やその他の餌を収容して自
然木の外周面に浸潤させることにより飼育者が頻繁に餌
床を見張る必要がなく、管理作業が大幅に軽減される。
【0032】次に、請求項2に係る昆虫類の給餌構造に
よれば、カットされた自然木と、この自然木内に設けら
れた給餌液の貯留部とを備え、前記自然木の外周面に
は、貯留部に連通された給餌孔が開孔されて成ることに
より、自然木を飼育箱内に立ち木の状態に保持しながら
貯留部内の給餌液を自然木の外周面へ浸潤させて自然木
に這上がった昆虫類に給餌でき、飼育箱内に自然に近い
状態で昆虫類の棲息環境を再現できる。また、貯留部と
給餌孔を連通状態とすることにより容易に貯留部内の給
餌液等を木の外周面側に提供でき、この貯留部は収容部
としての機能を有して、飼育者の管理を極めて軽減させ
得ることとなる。
【0033】また、請求項3によれば、前記給餌孔の外
面側には、前記貯留部に貯留された給餌液が浸潤する給
餌栓が嵌着されて成ることにより、自然木の内部に貯留
した給餌液を外周面へ容易に浸潤せながら昆虫類に給餌
できる。
【0034】また、請求項4によれば、前記給餌栓に
は、前記貯留部内の給餌液に一端部が浸漬された浸潤芯
線の他端部が連設され、前記貯留部内の給餌液を浸潤芯
線を介して給餌栓へ浸潤させて成ることにより、自然木
の上方位置の給餌栓へ貯留部内の給餌液を浸潤させた
り、或は貯留部内の給餌液が少くなった場合でも浸潤芯
線によって貯留部内に充填した給餌液を最後まで給餌栓
へ浸潤させて昆虫類へ給餌できる。
【0035】また、請求項5によれば、前記貯留部に
は、給餌液が充填されたカートリッジが着脱自在に嵌着
され、このカートリッジ内の給餌液に前記浸潤芯線の一
端部が浸漬されて成ることにより、カートリッジ内に貯
留した給餌液が自然木内へ無駄に浸潤するを防止でき
る。また、カートリッジを着脱交換しながら貯留部内に
簡易に給餌液を補充できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る昆虫類の給餌構造の一部を切開し
た正面図である。
【図2】昆虫類の給餌構造の従断面図である。
【図3】給餌栓を示した一部拡大断面図である。
【図4】給餌栓に浸潤芯線が連設された状態を示した給
餌構造の従断面図である。
【図5】貯留部内に給餌用のカートリッジが設置された
状態を示した給餌構造の従断面図である。
【図6】カートリッジの他の実施例を示した給餌構造の
従断面図である。
【図7】同じくカートリッジの他の実施例を示した給餌
構造の従断面図である。
【図8】本発明に係る昆虫類の給餌方法を実施した飼育
箱の透視斜視図である。
【図9】従来の昆虫類の給餌方法を実施した飼育箱の透
視斜視図である。
【符号の説明】
10 昆虫類の給餌構造 12 自然木 14 貯留部 16 給餌孔 26 給餌栓 30 浸潤芯線 32 カートリッジ F 給餌液

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カットされた自然木内に給餌液の貯留部
    を設けると共にこの自然木の外周面に貯留部に連通した
    給餌孔を開孔させ、 前記貯留部内に貯留された給餌液を給餌孔を通じて自然
    木の外周面に浸潤させつつ飼育中の昆虫類に給餌させて
    成る昆虫類の給餌方法。
  2. 【請求項2】 カットされた自然木と、この自然木内に
    設けられた給餌液の貯留部と、を備え、 前記自然木の外周面には、貯留部に連通された給餌孔が
    開孔されて成る昆虫類の給餌構造。
  3. 【請求項3】 前記給餌孔の外面側には、前記貯留部に
    貯留された給餌液が浸潤する給餌栓が嵌着されて成る請
    求項2記載の昆虫類の給餌構造。
  4. 【請求項4】 前記給餌栓には、前記貯留部内の給餌液
    に一端部が浸漬された浸潤芯線の他端部が連設され、 前記貯留部内の給餌液を浸潤芯線を介して給餌栓へ浸潤
    させて成る請求項3記載の昆虫類の給餌構造。
  5. 【請求項5】 前記貯留部には、給餌液が充填されたカ
    ートリッジが着脱自在に嵌着され、このカートリッジ内
    の給餌液に前記浸潤芯線の一端部が浸漬されて成る請求
    項4記載の昆虫類の給餌構造。
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