JP2655080B2 - スペクトラム拡散無線通信方式の受信装置 - Google Patents

スペクトラム拡散無線通信方式の受信装置

Info

Publication number
JP2655080B2
JP2655080B2 JP12096294A JP12096294A JP2655080B2 JP 2655080 B2 JP2655080 B2 JP 2655080B2 JP 12096294 A JP12096294 A JP 12096294A JP 12096294 A JP12096294 A JP 12096294A JP 2655080 B2 JP2655080 B2 JP 2655080B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
amplifier
output
compensation bias
gain control
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP12096294A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07326987A (ja
Inventor
良彦 武
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Electric Co Ltd filed Critical Nippon Electric Co Ltd
Priority to JP12096294A priority Critical patent/JP2655080B2/ja
Publication of JPH07326987A publication Critical patent/JPH07326987A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2655080B2 publication Critical patent/JP2655080B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、周波数ホッピング変
調、パルス化周波数ホッピング変調等のスペクトラム拡
散無線通信方式の受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の周波数ホッピング系スペクトラム
拡散無線通信方式の受信装置は、図3に示すように、受
信アンテナ1と、無線周波増幅器2と、ヘテロダイン相
関器3と、局部基準信号発生器4と、帯域通過フィルタ
5と、同期回路6と、中間周波増幅器7と、復号器8
と、自動利得制御増幅器93と、対数増幅器10とから
構成されている(特開昭59−196641号公報参
照)。
【0003】スペクトラム拡散変調を受けた送信機から
の到来希望波fR は受信アンテナ1により誘起され、無
線周波増幅器2に入る。無線周波増幅器2は、イメージ
等を除去する帯域消去フィルタと受信機入力換算雑音指
数の劣化を補償する増幅器とより構成され、到来希望波
R は非直線回路を通ることなく、直線性を保ったまま
次のヘテロダイン相関器3に加えられる。局部基準信号
発生器4で発生され、PN(擬似雑音)符号により到来
希望波fR と同一系列のシーケンスでスペクトラム拡散
変調された局部基準信号と到来希望波fR との間でヘテ
ロダイン相関がとられる。ヘテロダイン相関は、受信機
の持つPN符号の符号位相をスライデングし、到来希望
波fR との相関をとるスライデング相関により行われる
周知の方法であり、最初に、ヘテロダイン相関器3によ
り、到来希望波fR のスライデング相関信号が対数増幅
器10を経由して同期回路6に入力されて初期同期捕捉
が行われる。
【0004】初期同期捕捉が完了すると、ヘテロダイン
相関信号の中間周波数帯の信号成分を通過させる帯域通
過フィルタ5を経て中間周波増幅器7により所定レベル
まで増幅され、復号器8でデータ又は音声に復調され
る。また、復号器8からの到来希望波成分を自動利得制
御増幅器93に加えることにより自動利得制御電圧を生
成し、この自動利得制御電圧を中間周波増幅器7に加え
て利得を制御している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】自由空間を伝搬する通
信搬送波の減衰量は、周波数fの対数値、すなわち、2
0log(f)に比例するため、周波数ホッピング系ス
ペクトラム拡散無線通信において、隣り合うタイムスロ
ット間のホッピング周波数の変化が大きくなると、自由
空間での伝搬減衰量の変化が無視できなくなる。従来の
周波数ホッピング系スペクトラム拡散無線通信方式の受
信装置では、自動利得制御増幅器において生成する自動
利得制御電圧は、復号器からの希望波信号成分の低い周
波数成分であるレベル変動成分を抽出するための低域通
過フィルタにより生成するため、遅延が大きく、中間周
波増幅器を所定の利得に制御する自動利得制御のアタッ
クタイムが長い。このため、ホッピング周波数の変化に
伴なう自由空間減衰量の変化の早さに、自動利得制御に
よる中間周波増幅器の利得制御が追随できなくなり、こ
の影響によるレベル変動が、特に、初期時捕捉後の復調
に悪影響を及ぼすという問題点があった。
【0006】本発明の目的は、ホッピング周波数の変化
に伴ない、自由空間減衰量が変化して起こる到来希望波
のレベル変動の早さに対しても、中間周波増幅器の利得
制御が可能になるスペクトラム拡散無線通信方式の受信
装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、周波数ホッピング系スペクトラム拡散無
線通信方式の受信装置において、 PN符号系列シーケン
スでスペクトラム拡散変調を受けた到来希望波を受信す
る受信アンテナと、 イメージ等を除去する帯域消去フィ
ルタと受信機入力換算雑音指数の劣化を補償する増幅器
とより構成され、到来希望波を入力する無線周波増幅器
と、 局部基準信号発生周波数データを入力し、局部基準
信号を出力する局部基準信号発生器と、 前記無線周波増
幅器の出力と前記局部基準信号を入力し、ヘテロダイン
相関信号を出力するヘテロダイン相関器と、 前記ヘテロ
ダイン相関信号を入力する帯域通過フィルタと、 前記帯
域通過フィルタの出力を入力し、初期同期捕捉検出信号
を出力する対数増幅器と、 前記帯域通過フィルタの出力
を入力し、自動利得制御電圧により利得が制御される中
間周波増幅器と、 前記中間周波増幅器の出力と復調信号
抽出クロックを入力し、到来希望波成分と復調信号を出
力する復号器と、 前記初期同期捕捉検出信号を入力し、
前記局部基準信号発生周波数データ、前記復調信号抽出
クロック、希望搬送周波数データ、及び、タイミングパ
ルスとを出力する同期回路と、 前記到来希望波成分を用
いて前記中間周波増幅器の利得の制御を行う自動利得制
御増幅器を有し、前記希望搬送波データに基づいて作ら
れる補償バイアスを、前記タイミングパルスに応じて前
記自動利得制御増幅器へ印加することによって、ホッピ
ング周波数の変化に伴ない、自由空間減衰量が変化して
起こる到来希望波のレベル変動の早さに対して、前記中
間周波増幅器の利得制御を可能にする自動利得制御回路
とから構成したものである。
【0008】本発明は、前記同期回路を、 前記初期同期
捕捉検出信号を入力し、PN発生クロック、前記復調信
号抽出クロック、及び、前記タイミングパルスとして補
償バイアス印加タイミングパルスを出力するタイミング
信号発生回路と、 前記PN発生クロックを入力し、前記
局部基準信号発生周波数データ及び希望搬送周波数デー
タを出力するPN発生器とから構成したものである。
【0009】本発明は、前記自動利得制御回路が、 前記
希望搬送周波数データを入力し、ホッピング周波数比値
を出力するホッピング周波数比発生器と、 前記ホッピン
グ周波数比値を入力し、前記補償バイアスを前記補償バ
イアス印加タイミングパルスに応じて発生する補償バイ
アス発生回路とを有し、 前記自動利得制御増幅器は、前
記補償バイアス発生回路の出力する前記補償バイアスと
前記到来希望波成分を入力し、前記中間周波増幅器へ前
記自動利得制御電圧を出力するように構成したものであ
る。
【0010】本発明は、前記補償バイアス発生回路を、
前記ホッピング周波数比値を入力する対数変換器と、
記対数変換器の出力を入力するD/A変換器と、 前記D
/A変換器の出力を入力する反転増幅器と、 前記反転増
幅器の出力と前記補償バイアス印加タイミングパルスを
入力し、前記反転増幅器の出力する前記補償バイアス
を、前記パルスのタイミングで前記自動利得制御増幅器
に出力するスイッチとから構成したものである。
【0011】本発明は、また、前記同期回路を、 前記初
期同期捕捉検出信号を入力し、PN発生クロック、前記
復調信号抽出クロック、及び、前記タイミングパルスと
してサンプリングタイミングパルスを出力するタイミン
グ信号発生回路と、 前記PN発生クロックを入力し、前
記局部基準信号発生周波数データ及び希望搬送周波数デ
ータを出力するPN発生器とから構成したものである。
【0012】本発明は、また、前記自動利得制御回路
が、 前記希望搬送周波数データを入力し、ホッピング周
波数比値を出力するホッピング周波数比発生器と、 前記
ホッピング周波数比値を入力し、前記補償バイアスを発
生する補償バイアス発生回路と、 前記補償バイアス発生
回路の出力する前記補償バイアスと前記サンプリングタ
イミングパルスを入力し、前記補償バイアスをこのパル
スのタイミングでサンプルホールドするサンプルホール
ド器とを有し、 前記自動利得制御増幅器は、前記サンプ
ルホールド器の出力する前記補償バイアスを入力し、前
記中間周波増幅器へ前記自動利得制御電圧を出力するよ
うに構成したものである。
【0013】本発明は、また、前記補償バイアス発生回
路を、 前記ホッピング周波数比値を入力する対数変換器
と、 前記対数変換器の出力を入力するD/A変換器と、
前記D/A変換器の出力を減算入力側に入力し、前記到
来希望波成分を加算入力側に入力して加減算を行い、前
記サンプルホールド器に出力する加減算器とから構成し
たものである。
【0014】
【作用】図1を使って、本発明の作用を説明する。PN
発生器62から出力された希望搬送周波数データfRD
ホッピング周波数比発生器91に入力され、1タイムス
ロット前t−1のホッピング周波数ft-1 に対する当該
タイムスロットtのホッピング周波数ft の比、すなわ
ち、ホッピング周波数比値ft /ft-1 をホッピング周
波数比発生器91から出力する。ホッピング周波数比値
t /ft-1 は対数変換器921によって対数変換さ
れ、D/A変換器922によりディジタル信号がアナロ
グ信号に変換され、反転増幅器923により極性が反転
されてスイッチ924に加えられる。スイッチ924
は、タイミング信号発生回路61からの補償バイアス印
加タイミングパルスTPCBによって当該タイムスロット
tの初期のタイミングで反転増幅器923の出力を自動
利得制御増幅器93に加える。この結果、ホッピング周
波数の変化に伴ない、自由空間減衰量が変化して起こる
到来希望波fR のレベル変動の早さに対しても、中間周
波増幅器7の利得制御が可能になる。
【0015】
【実施例】以下に、本発明について、図面を参照して説
明する。
【0016】図1は本発明の一実施例の周波数ホッピン
グ変調スペクトラム拡散無線通信方式の受信装置のブロ
ック図である。
【0017】本実施例は、PN符号系列シーケンスでス
ペクトラム拡散変調を受けた到来希望波fR を受信する
受信アンテナ1と、イメージ等を除去する帯域消去フィ
ルタと受信機入力換算雑音指数の劣化を補償する増幅器
とより構成され到来希望波fR を入力する無線周波増幅
器2と、タイミング信号発生回路61から出力されたP
N発生クロックCKPNを入力するPN発生器62と、P
N発生器62から出力された局部基準信号発生周波数デ
ータfLOを入力し局部基準信号を出力する局部基準信号
発生器4と、無線周波増幅器2の出力と局部基準信号を
入力しヘテロダイン相関信号を出力するヘテロダイン相
関器3と、ヘテロダイン相関信号を入力する帯域通過フ
ィルタ5と、帯域通過フィルタ5の出力を入力し初期同
期捕捉検出信号SIDを出力する対数増幅器10と、帯域
通過フィルタ5の出力と自動利得制御増幅器93の出力
を入力する中間周波増幅器7と、中間周波増幅器7の出
力とタイミング信号発生回路61から出力された復調信
号抽出クロックCKDET を入力し到来希望波成分と復調
信号を出力する復号器8と、初期同期捕捉検出信号SID
を入力するタイミング信号発生回路61と、PN発生器
62から出力された希望搬送周波数データfRDを入力し
ホッピング周波数比値を出力するホッピング周波数比発
生器91と、ホッピング周波数比値を入力する対数変換
器921と、対数変換器921の出力を入力するD/A
変換器922と、D/A変換器922の出力を入力する
反転増幅器923と、反転増幅器923の出力とタイミ
ング信号発生回路61から出力された補償バイアス印加
タイミングパルスTPCBを入力するスイッチ924と、
スイッチ924の出力と到来希望波成分を入力する自動
利得制御増幅器93とから構成されている。
【0018】次に、本実施例の動作を説明する。所定の
PN符号系列シーケンスでスペクトラム拡散変調を受け
た送信機からの到来希望波fR は、受信アンテナ1によ
り誘起され、無線周波増幅器2に入る。無線周波増幅器
2は、イメージ等を除去する帯域消去フィルタと受信機
入力換算雑音指数の劣化を補償する増幅器とより構成さ
れ、到来希望波fR は非直線回路を通ることなく、直線
性を保ったまま次のヘテロダイン相関器3に加えられ
る。ヘテロダイン相関器3では、到来希望波fRと局部
基準信号発生器4から出力された局部基準信号との間で
ヘテロダイン相関がとられる。局部基準信号発生器4か
ら出力された局部基準信号は、到来希望波fR と同一系
列シーケンスのPN発生器62から出力された局部基準
信号発生周波数データfLOを局部基準信号発生器4に入
力することにより作られる。ヘテロダイン相関は、受信
機の持つPN符号の符号位相をスライデングし、到来希
望波fR との相関をとるスライデング相関により行われ
るものであり、最初に、ヘテロダイン相関器3で局部基
準信号発生器4からの局部基準信号とスライデング相関
がとられた到来希望波fR (到来希望波fR のヘテロダ
イン相関信号)が対数増幅器10を経由して初期同期捕
捉検出信号SIDとして同期回路6のタイミング信号発生
回路61に入力される。タイミング信号発生回路61
は、初期同期捕捉が完了すると、PN発生器62と復号
器8とのそれぞれに対して到来希望波fRに同期したP
N発生クロックCKPNと復調信号抽出クロックCKDET
を出力できるようになるため、到来希望波fR のヘテロ
ダイン相関信号が中間周波数帯の信号成分を通過させる
帯域通過フィルタ5を経て中間周波増幅器7により所定
のレベルまで増幅され復号器8に入力・復調される。復
調信号がデータの場合は、復号器8において、復調信号
抽出クロックCKDET で復調データが抽出され出力され
る。
【0019】自動利得制御増幅器93は復号器8からの
到来希望波成分を入力して自動利得制御電圧を生成し、
中間周波増幅器7に加えて利得を制御する。PN発生器
62から出力された希望搬送周波数データfRDはホッピ
ング周波数比発生器91に入力され、1タイムスロット
前t−1のホッピング周波数ft-1 に対する当該タイム
スロットtのホッピング周波数ft の比、すなわち、ホ
ッピング周波数比値ft /ft-1 をホッピング周波数比
発生器91から出力する。ホッピング周波数比値ft
t-1 は対数変換器921によって対数変換され、D/
A変換器922によりディジタル信号がアナログ信号に
変換され、反転増幅器923により極性が反転されてス
イッチ924に加えられる。スイッチ924は、タイミ
ング信号発生回路61からの補償バイアス印加タイミン
グパルスTPCBによって当該タイムスロットtの初期の
タイミングで反転増幅器923の出力を自動利得制御増
幅器93に加える。この結果、ホッピング周波数の変化
に伴ない、自由空間減衰量が変化して起こる到来希望波
R のレベル変動の早さに対しても、中間周波増幅器7
の利得制御が可能になる。
【0020】図2は、本発明の他の実施例のパルス化周
波数ホッピング変調スペクトラム拡散無線通信方式の受
信装置のブロック図である。
【0021】到来希望波fR がパルス化された周波数ホ
ッピング変調信号であるため、図1に示すブロック図を
次のように置き換えることによって実現できる。すなわ
ち、自動利得制御回路9の補償バイアス発生回路92と
自動利得制御増幅器93との間にサンプルホールド器9
4を挿入し、図1の反転増幅器923とスイッチ924
の代わりに加減算器925を設けて、D/A変換器92
2の出力である対数変換ホッピング周波数比値log
(ft /ft-1 )を減算入力側に加え、復号器8からの
到来希望波成分を加算入力側に加える。更に、加減算器
925の出力をタイムスロットtの初期のタイミングで
タイミング信号発生回路61からサンプリングタイミン
グパルスTPSPを発生させてサンプルホールド器94に
保持し、自動利得制御増幅器93に供給することによっ
て、ホッピング周波数の変化に起因する早い到来希望波
R のレベル変動に対しても中間周波増幅器7の利得制
御が可能になる。
【0022】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、自動利得制御増幅器がホッピング周波数の
変化に伴なう自由空間減衰量の変化の早さに追随して中
間周波増幅器の利得制御を行い、初期同期捕捉後、ホッ
ピング周波数の変化に起因する復調出力信号のレベル変
動が吸収又は大幅に軽減されるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の周波数ホッピング変調スペ
クトラム拡散無線通信方式の受信装置のブロック図であ
る。
【図2】本発明の他の実施例のパルス化周波数ホッピン
グ変調スペクトラム拡散無線通信方式の受信装置のブロ
ック図である。
【図3】従来の周波数ホッピング系スペクトラム拡散無
線通信方式の受信装置のブロック図である。
【符号の説明】
1 受信アンテナ 2 無線周波増幅器 3 ヘテロダイン相関器 4 局部基準信号発生器 5 帯域通過フィルタ 6 同期回路 61 タイミング信号発生回路 62 PN発生器 7 中間周波増幅器 8 復号器 9 自動利得制御回路 91 ホッピング周波数比発生器 92 補償バイアス発生回路 921 対数変換器 922 D/A変換器 923 反転増幅器 924 スイッチ 925 加減算器 93 自動利得制御増幅器 94 サンプルホールド器

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】周波数ホッピング系スペクトラム拡散無線
    通信方式の受信装置において、 PN符号系列シーケンスでスペクトラム拡散変調を受け
    た到来希望波を受信する受信アンテナと、 イメージ等を除去する帯域消去フィルタと受信機入力換
    算雑音指数の劣化を補償する増幅器とより構成され、到
    来希望波を入力する無線周波増幅器と、 局部基準信号発生周波数データを入力し、局部基準信号
    を出力する局部基準信号発生器と、 前記無線周波増幅器の出力と前記局部基準信号を入力
    し、ヘテロダイン相関信号を出力するヘテロダイン相関
    器と、 前記ヘテロダイン相関信号を入力する帯域通過フィルタ
    と、 前記帯域通過フィルタの出力を入力し、初期同期捕捉検
    出信号を出力する対数増幅器と、 前記帯域通過フィルタの出力を入力し、自動利得制御電
    圧により利得が制御される中間周波増幅器と、 前記中間周波増幅器の出力と復調信号抽出クロックを入
    力し、到来希望波成分と復調信号を出力する復号器と、 前記初期同期捕捉検出信号を入力し、前記局部基準信号
    発生周波数データ、前記復調信号抽出クロック、希望搬
    送周波数データ、及び、タイミングパルスとを出力する
    同期回路と、 前記到来希望波成分を用いて前記中間周波増幅器の利得
    の制御を行う自動利得制御増幅器を有し、前記希望搬送
    波データに基づいて作られる補償バイアスを、前記タイ
    ミングパルスに応じて前記自動利得制御増幅器へ印加す
    ることによって、ホッピング周波数の変化に伴ない、自
    由空間減衰量が変化して起こる到来希望波のレベル変動
    の早さに対して、前記中間周波増幅器の利得制御を可能
    にする自動利得制御回路とからなることを特徴とするス
    ペクトラム拡散無線通信方式の受信装置。
  2. 【請求項2】前記同期回路が、 前記初期同期捕捉検出信号を入力し、PN発生クロッ
    ク、前記復調信号抽出クロック、及び、前記タイミング
    パルスとして補償バイアス印加タイミングパルスを出力
    するタイミング信号発生回路と、 前記PN発生クロックを入力し、前記局部基準信号発生
    周波数データ及び希望搬送周波数データを出力するPN
    発生器とから構成されている請求項1記載のスペクトラ
    ム拡散無線通信方式の受信装置。
  3. 【請求項3】前記自動利得制御回路が、 前記希望搬送周波数データを入力し、ホッピング周波数
    比値を出力するホッピング周波数比発生器と、 前記ホッピング周波数比値を入力し、前記補償バイアス
    を前記補償バイアス印加タイミングパルスに応じて発生
    する補償バイアス発生回路とを有し、 前記自動利得制御増幅器は、前記補償バイアス発生回路
    の出力する前記補償バイアスと前記到来希望波成分を入
    力し、前記中間周波増幅器へ前記自動利得制御電圧を出
    力する、請求項2記載のスペクトラム拡散無線通信方式
    の受信装置。
  4. 【請求項4】前記補償バイアス発生回路が、 前記ホッピング周波数比値を入力する対数変換器と、 前記対数変換器の出力を入力するD/A変換器と、 前記D/A変換器の出力を入力する反転増幅器と、 前記反転増幅器の出力と前記補償バイアス印加タイミン
    グパルスを入力し、前記反転増幅器の出力する前記補償
    バイアスを、前記パルスのタイミングで前記自動利得制
    御増幅器に出力するスイッチとから構成されている請求
    項3記載のスペクトラム拡散無線通信方式の受信装置。
  5. 【請求項5】前記同期回路が、 前記初期同期捕捉検出信号を入力し、PN発生クロッ
    ク、前記復調信号抽出クロック、及び、前記タイミング
    パルスとしてサンプリングタイミングパルスを出力する
    タイミング信号発生回路と、 前記PN発生クロックを入力し、前記局部基準信号発生
    周波数データ及び希望搬送周波数データを出力するPN
    発生器とから構成されている請求項1記載のスペクトラ
    ム拡散無線通信方式の受信装置。
  6. 【請求項6】前記自動利得制御回路が、 前記希望搬送周波数データを入力し、ホッピング周波数
    比値を出力するホッピング周波数比発生器と、 前記ホッピング周波数比値を入力し、前記補償バイアス
    を発生する補償バイアス発生回路と、 前記補償バイアス発生回路の出力する前記補償バイアス
    と前記サンプリングタイミングパルスを入力し、前記補
    償バイアスをこのパルスのタイミングでサンプルホール
    ドするサンプルホールド器とを有し、 前記自動利得制御増幅器は、前記サンプルホールド器の
    出力する前記補償バイアスを入力し、前記中間周波増幅
    器へ前記自動利得制御電圧を出力する、請求項5記載の
    スペクトラム拡散無線通信方式の受信装置。
  7. 【請求項7】前記補償バイアス発生回路が、 前記ホッピング周波数比値を入力する対数変換器と、 前記対数変換器の出力を入力するD/A変換器と、 前記D/A変換器の出力を減算入力側に入力し、前記到
    来希望波成分を加算入力側に入力して加減算を行い、前
    記サンプルホールド器に出力する加減算器とから構成さ
    れている請求項6記載のスペクトラム拡散無線通信方式
    の受信装置。
JP12096294A 1994-06-02 1994-06-02 スペクトラム拡散無線通信方式の受信装置 Expired - Lifetime JP2655080B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12096294A JP2655080B2 (ja) 1994-06-02 1994-06-02 スペクトラム拡散無線通信方式の受信装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12096294A JP2655080B2 (ja) 1994-06-02 1994-06-02 スペクトラム拡散無線通信方式の受信装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07326987A JPH07326987A (ja) 1995-12-12
JP2655080B2 true JP2655080B2 (ja) 1997-09-17

Family

ID=14799315

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12096294A Expired - Lifetime JP2655080B2 (ja) 1994-06-02 1994-06-02 スペクトラム拡散無線通信方式の受信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2655080B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113405404B (zh) * 2021-03-19 2023-06-06 西安思丹德信息技术有限公司 一种激光导引头的抗干扰方法与装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07326987A (ja) 1995-12-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0892528B1 (en) Carrier recovery for DSSS signals
JP2998204B2 (ja) 拡散スペクトル雑音をキャンセルする方法および装置
US5675608A (en) Synchronous transmitter and receiver of spread spectrum communication method
JPH0137055B2 (ja)
CN109088838B (zh) 一种高动态下直扩dpsk信号的伪码—多普勒快速捕获方法
EP0709975B1 (en) Method and apparatus for burst detecting
US6192226B1 (en) Carrier squelch processing system and apparatus
JP3009478B2 (ja) 共用波除去装置
JP2655080B2 (ja) スペクトラム拡散無線通信方式の受信装置
JPH0888588A (ja) スペクトラム拡散通信装置
JP2907284B1 (ja) スペクトル拡散信号復調回路
CN110824412A (zh) 一种非相干扩频应答机距离零值高精度测量系统
JP2937578B2 (ja) スペクトラム拡散通信装置
JPH0730514A (ja) スペクトル拡散受信装置
JP3193317B2 (ja) 列車位置検知装置
JPH10126311A (ja) 通信方法及び装置並びに記憶媒体
JP2731361B2 (ja) 信号処理装置
JPH0137016B2 (ja)
JP2885211B2 (ja) スプレッドスペクトラム変復調器
JP3152781B2 (ja) 通信装置
JP4186715B2 (ja) 受信感度抑圧軽減システム
RU2143174C1 (ru) Устройство подавления структурных помех для приемников широкополосных сигналов
KR950016076A (ko) 디지탈 무선 통신 시스템에서 동기 신호를 이용한 프레임 타이밍 신호 추출방법 및 시스템
JPH06164535A (ja) 干渉除去受信方式および装置
JPH07105745B2 (ja) スペクトラム拡散受信機