JP2654745B2 - プラズマ・アドレス装置 - Google Patents

プラズマ・アドレス装置

Info

Publication number
JP2654745B2
JP2654745B2 JP5234143A JP23414393A JP2654745B2 JP 2654745 B2 JP2654745 B2 JP 2654745B2 JP 5234143 A JP5234143 A JP 5234143A JP 23414393 A JP23414393 A JP 23414393A JP 2654745 B2 JP2654745 B2 JP 2654745B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
channel
electrode
channels
plenum
plasma
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP5234143A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06222347A (ja
Inventor
ポール・シー・マーティン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tektronix Inc
Original Assignee
Tektronix Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tektronix Inc filed Critical Tektronix Inc
Publication of JPH06222347A publication Critical patent/JPH06222347A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2654745B2 publication Critical patent/JP2654745B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J17/00Gas-filled discharge tubes with solid cathode
    • H01J17/38Cold-cathode tubes
    • H01J17/48Cold-cathode tubes with more than one cathode or anode, e.g. sequence-discharge tube, counting tube, dekatron
    • H01J17/485Plasma addressed liquid crystal displays [PALC]
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02FOPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
    • G02F1/00Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
    • G02F1/01Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour 
    • G02F1/13Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour  based on liquid crystals, e.g. single liquid crystal display cells
    • G02F1/133Constructional arrangements; Operation of liquid crystal cells; Circuit arrangements
    • G02F1/1333Constructional arrangements; Manufacturing methods
    • G02F1/13334Plasma addressed liquid crystal cells [PALC]
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C11/00Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor
    • G11C11/21Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements
    • G11C11/26Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using discharge tubes
    • G11C11/28Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using discharge tubes using gas-filled tubes
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J2217/00Gas-filled discharge tubes
    • H01J2217/38Cold-cathode tubes
    • H01J2217/40Gas discharge switches
    • H01J2217/402Multiple switches
    • H01J2217/4025Multiple switches for addressing electro-optical devices, i.e. LCD's

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Nonlinear Science (AREA)
  • Mathematical Physics (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Liquid Crystal (AREA)
  • Gas-Filled Discharge Tubes (AREA)
  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、イオン化可能ガスを複
数のチャネル内に封入し、選択的にプラズマ放電させる
プラズマ・アドレス装置に関し、特にそのチャネル内の
電極構造の改良に関する。
【0002】
【従来技術】米国特許第4896149号(以下、「1
49特許」という。対応日本出願:特開平1−173
96号)は、イオン化可能ガス媒体を使用したアドレス
装置を開示している。この装置は、イオン化可能ガスを
使用してデータ記憶エレメントをアドレス指定するシス
テムに使用し得る。このようなシステムの応用例には、
フラット表示パネル、ビデオ・カメラ、メモリ・システ
ム等がある。
【0003】この装置は、イオン化可能ガス媒体を封入
したプラズマ放電チャネルを有する電極構体を含んでい
る。各チャネルの全長に亘って2本ずつ電極が設けられ
ている。2本の電極の一方がアノードとして機能し、他
方がカソードとして機能する。所定の電圧がアノード及
びカソード間に印加されると、チャネル内のガス媒体が
イオン化し、アノード及びカソード間に導電路が形成さ
れる。
【0004】149特許に開示されているように、各チ
ャネルのアノード及びカソード電極は、チャネルの対向
する両端で夫々の駆動回路に接続されることが望まし
い。アノード及びカソードをこのように接続すると、ガ
スのイオン化状態においてアノード及びカソードの全長
に亘って電位差が略均一となる。この結果、ガスがイオ
ン化されたプラズマは、チャネル内に均一に分布するの
で、アドレス装置の動作が良好になる。
【0005】また、この電極構体において、各放電チャ
ネルに対してイオン化ガス媒体を封入したり排気する通
路を設けることが望ましい。このような通路を形成する
有効な1つの方法は、電極構体に「プレナム(plenu
m)」と呼ばれる空洞領域部を形成することである。各
チャネルの一端は、このプレナムに開口しており、プレ
ナムは適当な入出力チャネル又はバルブに通じている。
このプレナムを介して、電極構体の製造中にチャネルか
ら空気を排気し、所望のイオン化可能ガス媒体を封入で
きるし、時にはイオン化ガス媒体を浄化したり、入れ換
えたりすることが容易に出来る。このプレナムの径は、
ガスを効率的に排気したり封入したりできる程度の大き
さであるが、チャネルの径はそれほど大きくできない。
【0006】一般に、チャネルの長さは、各チャネルに
平行な方向のプレナムの寸法の100倍〜200倍程度
である。通常、各チャネルに垂直な方向のプレナムの幅
は、最も外側の2つのチャネル間の距離とプレナムの一
端のガス充填領域の幅との和に等しい。このガス充填領
域の幅は、約0.76〜1.5mm程度である。電極構
体には、通常、数百〜数千のチャネルを設けるのが普通
であるから、チャネルに垂直な方向のプレナムの幅は、
チャネルの幅の数百倍〜数千倍の長さに達することにな
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】チャネルの両端に夫々
電気回路が接続されるべきアノード及びカソード電極を
有する電極構体に上述のようなプレナムを設けると、電
極の中にはプレナムを横切るものも生じる。このような
電極構体では、プレナムを横切る電極のアノード及びカ
ソード間でプラズマ放電が発生することもある。
【0008】代表的なアドレス装置では、各電極用のス
イッチを設けていない。このようなアドレス装置では、
アノードとして機能する電極は、常に継続的にグランド
電位であり、他方のカソードとして機能する電極は、電
気回路からプラズマ放電をオンにするための所定の電圧
を定期的に受ける時以外はグランド電位である。もし、
プラズマ放電がオン状態になる時にプレナム内の電極の
接続を切るスイッチを各電極に設けるならば、全ての電
極がプレナムを通過する構成にしても問題はない。しか
し、そのようなスイッチを多数設けると、大幅なコスト
上昇を招来することは明らかである。
【0009】このようなスイッチを設けない場合、全て
の電極がプレナムを交差するように構成すると、カソー
ド電極がオン状態となり、放電が生じる。よって、プレ
ナム内で放電の発生を防止するには、プレナムを交差す
る電極は全てアノード(グランド)電極のみとすれば良
いことになる。
【0010】しかし、プレナムと交差する電極を全てア
ノード電極のみにしても、更に2つの原因からプレナム
内でプラズマ放電が発生し得る。第1に、チャネル内の
アノード及びカソード間のプラズマ放電は、チャネルに
沿ってチャネルの外まで広がっていくからである。第2
に、オン状態となったカソードは、別のチャネルにある
アノード又はグランド状態のカソードとの間でもプラズ
マ放電を発生し得るからである。
【0011】このように、プレナム内に波及したプラズ
マ放電により種々の問題が発生する。第1に、プレナム
内のプラズマ放電では、チャネル内のプラズマ放電と比
較して電極の単位長さ当たりの電流値が大きくなるとい
う問題が生じる。チャネル壁及びプレナム壁は、ガス・
イオンの消滅因子として機能し、イオンを捕捉したり、
中和したりしてプラズマ放電の強度を制限する。しか
し、チャネル内においては、チャネルに封入されている
ガスの体積に対するチャネル壁の表面の比率は、プレナ
ム内の体積に対するプレナム壁の比率よりも遥かに高
い。つまり、プレナム壁はプレナムの体積に比較して極
めて小さく、チャネル壁はチャネル体積に比較してそれ
ほど小さくない。よって、プレナム内のプラズマ放電に
よって電極間に極めて大きな電流が流れるので、チャネ
ル内でのプラズマ放電によるイオン化ガスがイオン状態
を十分に維持出来なくなる虞が生じる。チャネル内にお
けるガスのイオン化が不十分になるとアドレス装置の適
切な動作が妨げられる結果となる。
【0012】第2に、プレナム内のプラズマ放電によっ
て生じる電流が十分に大きいと、プレナム内を交差して
いる電極が損傷する虞がある。アノードはアーク電流に
より損傷を受け、カソードはスパッタリング又はアーク
電流により損傷を受ける。電極の単位長当たりの設計電
流値より遥かに大きな電流が電極に流れた場合又は他の
電極の単位長の電流より遥かに大きな電流がその電極に
流れた場合に電極の大きな損傷が発生し得る。更に、プ
レナムの周辺シール部材が損傷を受けるかも知れない
し、又はその周辺シール部材を形成している材料が分解
してプレナム内に漏れ出し、イオン化可能ガス媒体を汚
染してイオン化ガスを劣化させる虞もある。
【0013】第3に、プレナムのプラズマ放電により多
くのイオンが発生し、それらのイオンがオン状態ではな
い複数のチャネル内に拡散することもある。このような
イオンの拡散は、プラズマ装置の表示セルのメモリ状態
を制御する電荷を中和し、プラズマ・アドレス装置を誤
動作させることになる。
【0014】よって、プラズマ・アドレス装置におい
て、チャネル内の所望のプラズマ放電を妨げることな
く、プレナム内の放電を低減又は消去する方法の実現が
待たれている。
【0015】本発明の目的は、不都合なプラズマ放電を
除去できるプラズマ・アドレス装置を提供することであ
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明のプラズマ・アド
レス装置は、一主面上に沿って延び、重なり合わず、各
々が第1端部及び第2端部を有すると共にイオン可能な
ガス媒体を含む複数のチャネルが形成された基板と、複
数のチャネルの各々の中に長手方向に沿って設けられ、
各々が第1及び第2端部を有する第1及び第2チャネル
電極とを具え、これら第1及び第2チャネル電極の第1
及び第2端部が夫々チャネルの第1及び第2端部の側と
なる。また、本発明は、複数のチャネルの各々の第1及
び第2端部に隣接しチャネルと交差方向に設けられた第
1及び第2周辺シール部材を更に具え、第1周辺シール
部材を複数のチャネルの第1端部に隣接して配置し、第
2周辺シール部材を複数のチャネルの第2端部から離間
して配置して、複数のチャネル用のプレナムを形成す
る。そして、本発明は、複数の第1チャネル電極の各々
の第2端部をチャネルの第2端部から少なくと所定距離
だけ引き込ませて、アドレス装置の動作期間中、プレナ
ム内のプラズマ放電を低減又は消去する。よって、プレ
ナム内にプラズマ放電が発生することによる問題を低減
又は防止できる。
【0017】また、本発明のプラズマ・アドレス装置
は、第1チャネル電極の第1端部側は、第1周辺シール
部材を越えて延長されている。よって、第1チャネル電
極の第2端部をチャネルの第2端部から引き込ませて
も、第1チャネル電極を容易に駆動回路に接続すること
ができる。
【0018】さらに、本発明のプラズマ・アドレス装置
は、このアドレス装置の動作期間中に第1周辺シール部
材の近傍のプラズマ放電を低減又は消去するのに充分な
距離だけ、第2チャネル電極の第1端部を第1周辺シー
ル部材から引き込ませている。よって、第1周辺シール
部材の近傍におけるプラズマ放電を低減又は消去できる
ので、第1周辺シール部材の浸食を防止できる。
【0019】
【実施例】本発明の実施例について詳細に説明する前
に、先ず、上述の149特許に記載された従来のプラズ
マ装置に関して図5〜図10を参照して説明する。
【0020】図5は、フラット・パネル表示装置10の
構成を簡略に示す図である。この装置10の表示パネル
12は、表示面14を有する。表示面14は、所定の間
隔で矩形平面配列された蓄積エレメント又は表示エレメ
ント16のパターンを含んでいる。この配列の各表示エ
レメント16は、縦の列に沿って配列された薄くて細い
列電極18と横方向の行に配列された細長いチャネル2
0との交差部分となる。各チャネル20に含まれる表示
エレメント16は表示データの1行を表す。
【0021】列電極18の幅とチャネル20の幅は、保
護矩形の表示エレメント16の大きさを決定する。列電
極18は、非導電性の第1透明基板の主面上に配置さ
れ、チャネル20は、非導電性の第2透明基板の主面上
に刻まれている。直視型又は投射型の反射表示装置の如
きシステムでは、何れか一方の基板が透明であればよい
ということが理解できよう。
【0022】列電極18は、データ・ドライバ24の出
力増幅器22から平行な出力導体22′に印加されるデ
ータ駆動信号を受ける。チャネル20は、データ・スト
ローブ発生器28の出力増幅器26の出力導体26′か
ら供給されるパルス電圧であるデータ・ストローブ信号
を受ける。各チャネル20には、基準電極30が設けら
れ、各チャネル20及びデータ・ストローブ発生器28
に共通な基準電圧(グランド電位)が供給される。
【0023】表示面14の全体に画像を表示するため
に、表示装置10は走査制御回路32を有する。これは
データ・ドライバ24とデータ・ストローブ発生器28
との機能を制御し、表示パネル12の表示エレメント1
6の全ての配列を順次アドレス指定する。表示パネル1
2には異なったタイプの電気光学材料を用いても良い。
例えば、入射光33の偏光状態を変化させる材料を用い
る場合には、表示パネル12は偏光フィルタ34及び3
6の間に配置される。このフィルタ34及び36は、表
示パネル12と協同してこれらを通過する光の強度を変
化させる。電気光学材料として光を散乱させる液晶セル
を用いれば、偏光フィルタ34及び36を必要としな
い。図示しないが、カラー・フィルタを表示パネル12
内に配置させ、色の強度を制御可能にして多色画像を表
示しても良い。投射表示のためには、3個の個別の短所
kパネルを用いることにより、色を表示しても良い。各
パネル毎に1つの原色を制御することになる。
【0024】図6から図9において、表示パネル12に
設けられたアドレス手段は、ネマチック液晶の如き電気
光学材料層44と、ガラス、雲母又はプラスチックの如
き薄い誘電体材料層46とによって隔てられた略平行な
1対の電極構体40及び42を含んでいる。電極構体4
0はガラス製の誘電体基板48を含み、この上に酸化イ
ンジウム・スズの列電極18が内側側面50上に蒸着に
より形成されている。これらは透明なストリップ・パタ
ーンを形成している。隣り合う列電極18は間隔52だ
け離間しており、この間隔により、行上の隣接する表示
エレメント16間の水平間隔が決まる。
【0025】電極構体42はガラス製の誘電体基板54
を有し、その内側面56には断面形状が台形の複数のチ
ャネル(溝)20が設けられている。チャネル20の深
さ58は、内側面56から底部60まで測定したもので
ある。チャネル20の各々には、底部60に沿って延び
た1対の細長いニッケル電極30及び62並びに底部6
0から内側面56に向かって末広がりに延びる1対の側
壁64がある。チャネル20の基準電極30には共通の
基準電圧が供給される。図示するように基準電圧は接地
(グランド)電位に固定されている。チャネル20の電
極62は、データ・ストローブ発生器28の出力増幅器
26に夫々接続されている。これら電極62を以後、
「行電極」という。アドレス手段が確実に動作するよう
に、基準電極30と行電極62は図8に示すように、表
示パネル12の対向する側部で基準電位とデータ・スト
ローブ発生器の出力端26′に夫々接続されている。
【0026】隣合うチャネル20の隣合う側壁64は上
端面56で誘電体材料を支持する支持構体66を構成し
ている。その隣のチャネル20は各支持構体66の上端
部の幅68の分だけ離間している。この幅68により、
列中の隣接する表示エレメント16間の垂直離間距離が
決まる。列電極18及びチャネル20とが交差している
部分70が図6及び図7で示すように表示エレメント1
6となる。図7は、表示エレメント16の配列と、これ
らの水平距離及び垂直距離の構成を一層明瞭に示した図
である。
【0027】列電極18に印加される電圧の値に応じ
て、隣合う列電極18を絶縁するための間隔52が決ま
る。間隔52は、列電極18の幅よりも一般に遥かに小
さい。隣合うチャネル20の隣合う側壁64の傾きに応
じて、幅68が決まる。幅68は、チャネル20の幅よ
りも一般に遥かに小さい。列電極18の幅及びチャネル
20の幅は、一般に同一であり、所望の画像解像度の関
数となる。これは、表示装置への応用条件によって決ま
る。間隔52と幅68とは、出来るだけ小さくした方が
良い。表示パネル12の現在のモデルでは、チャネルの
深さ58はチャネルの幅の約2分の1である。
【0028】チャネル20の各々は、イオン化可能ガス
が封入され、このガスとしては、ヘリウム・ガスが好適
である。誘電体材料層46は、チャネル20に封入され
たイオン化可能ガスと液晶材料層44との間で、絶縁遮
断層として機能する。誘電体材料層46がない場合は、
液晶材がチャネルに流れ込んでしまったり、イオン化
可能ガスが液晶材料を汚染する等の問題が起こる。誘電
体材料層46は、固体材料又は電気光学材料をカプセル
に封入した場合には、不要となろう。表示パネル12の
動作における原則は、先ず、各表示エレメント16は、
表示エレメントの一部分を構成する列電極18に印加さ
れるアナログ・データ電圧のためのサンプリング・コン
デンサとして機能するととと、第2に、イオン化可能ガ
スはサンプリング・スイッチとして機能することであ
る。
【0029】図10は、表示装置10の動作を説明する
ための等価回路図である。図10において、表示パネル
12の表示エレメント16の各々は、キャパシタ・モデ
ル80で表すことが出来る。これの上端部のプレート8
2は列電極18を表している。また、これの底部のプレ
ート86は誘電体材料層46の自由表面88(図6参
照)を表している。キャパシタ・モデル80は、列電極
18とチャネル20の交差部分によって形成される容量
性液晶セルを表している。表示装置10の動作説明は、
これらキャパシタ・モデル80を用いて行う。
【0030】基本的なアドレス方法に従うと、データ・
ドライ24は、最初の線(走査線:ライン)のデータ
を捕捉する。捕捉されたデータは、時間と共に変化する
アナログ・データ信号の電圧を所定時間間隔でサンプリ
ングした個々の値を表している。この時間間隔内の特定
の事象(イベント)におけるデータ信号の強度のサンプ
リングは、ストローブ・パルスを受ける行電極62に対
応する列位置のキャパシタ・モデル80に印加されるア
ナログ電圧の強度を表している
【0031】データ・ドライバ24は、その出力増幅器
22にアナログ電圧を発生し、列電極18に印加する。
図10において、データ・ドライバ24の4つの代表的
な出力増幅器22は、基準電極30に対して、正極性の
アナログ電圧を、接続されている列電極18の各々に印
加する。列電極18に正電圧を印加することにより、誘
電体材料層46の自由表面88(図6)に、印加電圧と
実質的に等しい電圧を発生させる。このため、キャパシ
タ・モデル80にかかる電圧には変化はなく、図10図
中では、上端部プレート82及び底部のプレート86と
は、白い面で示している。
【0032】この場合、チャネル20の中にあるガス
は、イオン化していない状態であり、キャパシタ・モデ
ル80のプレート82と86とに発生している電圧は、
チャネルの中の基準電極30の電位に対して正である。
データ・ストローブ発生器28がチャネル20内の行電
極62に負方向電圧パルスを供給すると、チャネル20
内にあるガスはイオン状態(プラズマ)となる。ストロ
ーブ・パルスを受けているチャネルの行電極62を図1
0では太線で示している。このような条件下では、接地
された基準電極30とストローブされている行電極62
はチャネル内のプラズマにとって夫々陽極及び陰極とし
て機能する。
【0033】プラズマ内の電子は、キャパシタ・モデル
80の底部のプレート86に誘導された正の電荷を中和
する。ストローブされている行のキャパシタ・モデル8
0は、これに供給されるデータ電圧によって充電され
る。この状態は、図10において、上端プレート82を
白色無地で、底部プレート86に斜線を付して示してい
る。キャパシタ・モデル80に供給されたデータ電圧の
蓄積期間が過ぎると、データ・ストローブ発生器28か
らチャネル20の行電極に供給される負方向パルスが停
止するので、プラズマも消失する。
【0034】行電極62は、表示面14の全体のアドレ
ス指定が完了し、データの画像フィールドがストアされ
るまで、同様の方法で順次ストローブされる。電圧は、
少なくとも画像フィールド期間中、ストローブされてい
る行のキャパシタ・モデル80の夫々にストアされたま
ま維持される。この期間中は、キャパシタ・モデル80
の上端プレート82に印加されるデータ電圧の後続の変
化の影響を受けない。キャパシタ・モデル80にストア
される電圧は、その後の画像フィールドの表示データ電
圧に応じて変化する。
【0035】表示装置10では画像フィールドがノンイ
ンタレース方式である場合は、その次の画像フィールド
において列電極18に印加されるアナログ・データ電圧
が逆極性になる。一つの画像フィールドから次の画像フ
ィールドに移行する時、極性が正と負の間を往復するこ
とによって、長期的にみると、直流電圧成分は相殺され
て実質的にゼロとなる。これは、液晶材料を長期間にわ
たって使用するにためには特に重要なことである。この
液晶材料は、印加されるアナログ・データ電圧の実
に応じてグレイスケール(中間調)効果を発生する。こ
のため、作成された画像はアナログ・データ電圧の極性
交番変化によっては影響を受けない。表示装置10で
は、画像フィールドがインタレース方式の場合、連続す
る画像フレーム間で各列電極18に印加されるアナログ
・データ電圧は、極性が反対となるので長期的にみると
直流電圧成分が実質的にゼロになる。この場合、各画像
フレームは、2つの画像フィールドから成り、各画像フ
ィールドは、アドレス指定可能なライン数の半分のライ
ンで構成される。
【0036】上述の説明で判るように、各チャネル20
に封入されているイオン化可能ガスは、データ・ストロ
ーブ発生器28から印加された電圧に応じて、2つの切
り換え状態の間で切り換わる電気スイッチ90として機
能する。図10において、開放位置にあるスイッチ90
は、基準電極30に接続されており、行電極62に印加
されるストローブ・パルスによって駆動される。ストロ
ーブ・パルスが印加されないと、チャネル20内のガス
はイオン化していない非プラズマ状態となり、非導通状
態となる。図10に示すスイッチ90が閉じた状態で
は、基準電極30に接続しており、行電極62にストロ
ーブ・パルスが印加され、チャネル20内のガスがイオ
ン化される。この結果、導通状態となる。図10では、
データ・ストローブ発生器28の3個の出力増幅器の中
央のものがキャパシタ・モデル80の行をストローブ
し、ここに表示データ電圧を印加して表示データをスト
アする。
【0037】スイッチとして機能するためには、ガラス
製の電極構体40の下のチャネル20内に入っているイ
オン化可能ガスが誘電体材料層46から基準電極30ま
での導電路を提供する。ストローブ・パルスを受ける行
電極62を有するチャネル20の中のプラズマは、この
プラズマに接する液晶材料の部分を表すキャパシタ・モ
デル80への接地導電路を提供している。これにより、
列電極18に印加されたアナログ・データ電圧をキャパ
シタ・モデル80がサンプリングできるようになる。プ
ラズマが消失すると、導電路も消失する。このため、表
エレメントにサンプリングされたデータがそのまま保
持される。後続の画像フィールドの新しいラインのデー
タを表す電圧が電気光学材料層44に生じるまで、電圧
は電気光学材料44にストアされたまま保持される。上
述のアドレス装置とその技術は、各表示エレメント16
に略100%のデューティ・サイクルの信号を与えるこ
とができる。
【0038】図1は、フラット表示パネルのようなプラ
ズマ・アドレス装置に使用された本発明の電極構体の第
1実施例42’及び第2実施例42”の共通の構成部分
を示す部分斜視図である。図2は、第1実施例42’の
平面図であり、図4は、第2実施例42”の平面図であ
る。図1は、図2の第1実施例42’と図4の第2実施
例42”との共通の構成を部分的に示している。図1、
図2及び図4において、参照番号に「’」及び「”」が
付されている外は、図5〜図10の従来例に近似的に対
応する部品には同じ番号を付している。
【0039】図2の電極構体42’及び図4の電極構体
42”は、ガラス製の誘電体基板54を有する。基板5
4の上側部分のチャネル境界部分100により複数のチ
ャネル20’が分割形成される。各チャネル境界部分1
00は、2つの側壁64’と上端面56’を有する。こ
の上端面56’は、図6、図8及び図9に示されるよう
に誘電体材料層46の底面を支持する。各チャネルに
は、基準電極30’(図2)又は30”(図4)と行電
極62’とが1本ずつ設けられる。チャネル境界部分1
00は、任意の方法で形成しても良く、例えば、チャネ
ルを基板54上に刻み込んでも良いし、基板54上にシ
ルクスクリーニングやホトパターニングを施してチャネ
ル境界部分100を堆積成形しても良いし、化学的エッ
チング処理で成形しても良い。チャネル境界部分10
0、基板54及び誘電体材料層46により、隣合うチャ
ネル20’間でイオンのプラズマ放電が漏れたり電流が
漏れたりするのを防止している。
【0040】基準電極30’(図2)及び30”(図
4)は、電気的にはアノードとして機能し、共通基準電
位(接地電位)に維持される。図1及び図2の行電極6
2’は、電気的にはカソードとして機能する。図1、図
2及び図4に示しているように、各チャネル境界部分1
00は、終端部102で切れている。各チャネル20’
の底面60’はチャネル境界部分100の終端部102
でプレナム底面104につながる。ここで、プレナムと
はガスを抜いたり封入したりする開口部のことである。
図2で判るように、行電極62’は、第1周辺シール部
材(密閉壁)106(図2)又は106’(図4)を通
過するか又はその下側を通過して電極構体内に入ってい
る。行電極62’は、第1周辺シール部材106又は1
06’の外側で駆動回路(図示せず)に接続される。基
準電極30’は、第2周辺シール部材(密閉壁)108
の外側で電気回路(図示せず)に接続される。
【0041】この電極構体42’及び42”において、
両端に2つの終端壁114があるが、図では一方のみを
示している。各終端壁114の側壁64’の一部分64
a’は、チャネル境界部分100の端部102を超えて
延びている。プレナム118は、プレナム底面104、
誘電体層46、チャネル境界部分100の端部102及
び2つの終端壁114の側壁部分64a’で囲まれた空
間で構成される。
【0042】図2及び図4で良く示されているように、
各行電極62’の端部110は、隣接するチャネル境界
部分100の端部102から距離Dだけ離間して配置さ
れている。この距離Dは、以下に説明する目的の達成の
為に電極構体42’の製造前に選択される。
【0043】図1、図2及び図4は、何れも電極構体4
2’(図2)及び42”(図4)の一部分のみの構成を
示している。これら電極構体42’及び42”には、数
百から数千個のチャネル20’が形成され、各チャネル
の長さは、各チャネル境界部分100の端部102と周
辺シール部材108との距離の100〜200倍程度に
達する。
【0044】電極構体42’又は42”をアドレス装置
に使用する場合、イオン化可能ガス媒体を所定の圧力で
チャネル20’及びプレナム118内に密封する。各行
電極62’には、基準電極30’に対する所定電圧且つ
所定波形のオン信号が供給され、アドレス動作が起動さ
れる。特定圧力のガス媒体の例は、上述の149特許の
図8及び関連説明部分に開示されている。
【0045】距離Dは、あるチャネル内の行電極62’
にオン信号が印加された時にそのチャネル内の基準電極
30’との間でプラズマ放電が起こり、且つ後述するよ
うに、その発生した放電がプレナム118内を伝播して
いくような不都合が発生しないような距離に選択され
る。
【0046】距離Dを選択することによって防止すべき
不都合とは、1つのチャネル20’内の行電極62’が
カソードとしてオン状態に付勢された時、他のチャネル
の基準電極30’又は30”との間又は他のチャネルの
オフ状態(接地電位)の行電極62’との間における電
位差で放電状態が発生することである。このような不都
合な放電現象が発生すると、アドレス装置内でオン状態
の行電極62’に対して不都合な導電路が生成され、適
当な動作が阻害される虞が生じる。
【0047】フラット表示パネルの如き代表的なプラズ
マ・アドレス装置では、数百〜数千個のチャネルが設け
られ、各チャネル毎に基準電極30’又は30”及び行
電極62’を設けている。このような装置において、各
チャネル内の基準電極30’又は30”を選択的に接地
電位から絶縁するようなスイッチを設けることは製造コ
ストが大幅に上昇するので望ましくない。そのようなコ
ストの上昇を避けるために、基準電極30’又は30”
は、常時接地電位源に固定的に接続するのが普通であ
る。このような例は、149特許の図11Aに示されて
いる。あるいは、基準電極30’又は30”を複数のグ
ループに分割し、各グループ毎に複数の異なるドライバ
に接続し、これらのドライバを別々にスイッチ制御する
ようにしても良い。このような例は、上述の149特許
の図11Bの実施例に示されている。
【0048】上述の何れの構成の場合でも、ストローブ
・パルスが供給されてオン状態となった行電極62’か
ら放電ガス媒体を介して隣のチャネル等の種々の接地電
位源へ導電路が形成されるという不都合が発生してしま
う。このような不都合な導電路の形成を阻止する為に各
行電極と接地電位源とを電気的に絶縁するように構成す
るのは、上述のようにコストが大幅に上昇するので望ま
しくない。よって、通常のアドレス装置においては、各
行電極は、オフ状態の時には接地電位源に接続されるよ
うな構成となっている。
【0049】1つの行電極62’がオン状態になった
時、異なるチャネル内の行電極や基準電極等(以下、不
適電極という)の接地電位源へのプラズマ放電による導
電路が形成されると、種々の不都合な影響が生じる。
【0050】第1に、アドレス装置が適切に動作しなく
なる。不適電極とのプラズマ放電により、1つ又は2以
上の表示エレメント16から不適電極に電流が流れて蓄
積電荷が消失するという不都合が生じることがある。特
に、プレナム118に最も近い表示エレメント16にお
いて発生し易く、この現象は、不適電極を介してチャネ
ル20のカバー等と表示エレメント16との間で電荷の
流れが生じることに起因している。このような不適切な
電荷の消失は、図10の従来例のキャパシタ・モデルで
は、スイッチ90が誤って閉じた場合に対応する。不適
電極とのプラズマ放電が発生すると、そのチャネル2
0’の一部分の表示エレメントがそのチャネルの正規の
プラズマ放電により適切にアクセス出来なくなる原因と
なる。図10の従来例のキャパシタ・モデルでは、この
ような不適切なアクセスは、閉じるべきスイッチ90が
閉じない場合に相当する。
【0051】第2に、不都合なプラズマ放電がプレナム
118の中に波及していく。プレナム118の中のガス
媒体は、チャネル20’内のガス媒体よりも大電流を流
し得る。この理由は、チャネル20’の容積に対するチ
ャネル壁の面積の比に比較して、プレナム118の容積
に対するプレナム壁の面積の比がかけ離れて小さいから
である。このような大電流は、アーク放電等によりカソ
ードやアノードを損傷し得る。また、大電流により第2
周辺シール部材108を損傷し、電極構体の誤動作を招
来することもある。周辺シール部材108を構成してい
る材料がイオン衝撃により分解し、イオン化可能ガス媒
体を汚染するかも知れない。周辺シール部材108が侵
食されると、境界障壁が破れ、空気が侵入したり、イオ
ン化可能ガス媒体が漏れたりする原因となる。
【0052】距離Dを選択することにより防止すべき他
の不都合は、同一チャネル内の行電極62’と基準電極
30’又は30”との適切な放電状態がプレナム118
の中に侵出していくことである。このようなプラズマ放
電の侵出が発生すると、上述の理由により大電流が流
れ、行電極や基準電極を損傷したり、第2周辺シール部
材108を損傷したりする。このような不都合は、各基
準電極や行電極毎にドライブ回路やスイッチを設けて制
御したとしても発生し得るものである。
【0053】この距離Dを決定する方法は、当業者には
周知のパッシェン(Paschen)曲線を参照することによ
り、説明できる。
【0054】パッシェン曲線は、イオン化可能ガス媒体
の圧力とアノード・カソード間距離との積と、ガス媒体
をイオン化する際のアノード・カソード間電圧との関係
を表すものである。 図3は、パッシェン曲線の例を示
すグラフである。このグラフでは、ネオン等のガスのパ
ッシェン曲線を示しているが、本発明に好適なガス媒体
であるヘリウムの曲線と定性的には同等のものである。
パッシェン曲線は略U字形であるが、電極の構造や材
料、イオン化可能ガス媒体の種類等によって変化する。
よって、図3のパッシェン曲線は、電極構体42’又は
42”において、ガス圧力pとアノード・カソード間距
離zとの積に対する放電(火花)電圧の変化を定性的に
表したものであり、実施例の距離Dを選択する為の原理
を説明するために使用するものであることに留意された
い。
【0055】上述のように、本実施例ではガス媒体とし
てヘリウムが好適である。ここで、図3の曲線がヘリウ
ムの場合の曲線と同一であると仮定すると、ヘリウムの
圧力とアノード・カソード間距離(行電極62’と基準
電極30’又は30”との距離)との積pzは、図3の
グラフの水平軸上で約10程度であり、領域120の中
に入っている。
【0056】行電極62’からプレナム118内への放
電の侵出する不都合を防止するためには、ガス圧力と距
離Dとの積が、電極の構造に基づくパッシェン曲線の領
域より十分に高い領域になるように距離Dを選択するこ
とにより不都合な放電を防止し得る。
【0057】図3は、そのような距離Dを選択した場合
を想定した領域122を示している。電極構体42’又
は42”のプレナム118内の放電を除去するように距
離Dを選択するには、特定の電極構体42’又は42”
についてのパッシェン曲線、行電極及び基準電極間の最
高電圧が駆動回路によりどの程度まで一定に維持される
か、及び特定の駆動信号波形を使用した時の実際の動作
状態等を考慮することが重要である。実際の電極構体4
2’又は42”では、アノード・カソード間で所望の放
電を発生するためのパッシェン曲線上の動作領域は、パ
ッシェン曲線の最小電圧値の右側の領域(すなわち、図
3の領域120)にあるのが普通である。
【0058】図3を参照し、この距離Dを決定するため
の一般的な原理を仮想的に説明することができる。駆動
電圧を発生する回路が500ボルトの電圧を発生するこ
とはまず起こらないとすれば、500Vの電圧に対応し
ている図3の領域122の状態にシステムの動作中に達
することは殆ど起こり得ない。この領域122における
ガス圧力とアノード・カソード間距離との積は、領域1
20における積よりも大きな値となっている。
【0059】図1、図2及び図4において、上述の仮想
的な例を考慮すると、実施例の電極構体42’又は4
2”においてガスの圧力は領域120及び領域122の
何れにおいても同一である。よって、行電極62’の端
部110とチャネル20’の端部との間の距離(チャネ
ルの長手方向に測定した距離)は、基準電極30’又は
30”と行電極62’との間の距離よりもかなり長くす
べきである。
【0060】上述のように、図2の電極構体42’又は
図4の電極構体42”のような現実の電極構体における
パッシェン曲線は、図3のパッシェン曲線とは通常は異
なっている。従って、上述の仮想的な例を現実の電極構
体に直接適用するのは普通でないが、上述の例は距離D
を選択する為の一般的原理を説明している。
【0061】更に、上述のように、パッシェン曲線はイ
オン化可能ガスと電極の放電との関係を表している。経
験的事実によれば、電極の放電におけるパッシェン曲線
の関係は、一般的、定性的な意味を除き、電極間の放電
が開始された後でイオン化可能ガスのプラズマ放電が拡
散していくことを表してはいない。従って、チャネル2
0’内のプラズマ放電がプレナム118内や不適電極へ
と拡散していくのを防止する為には、行電極62’の終
端部とチャネル境界部分の終端部102との間の距離D
をパッシェン曲線の解析によって予想される長さより長
くしなければならない。
【0062】一例として、イオン化可能ガスとして好適
なヘリウムを使用した電極構体において、距離Dは、表
示エレメントの幅(チャネルに平行な方向に測定)の少
なくとも5倍、出来れば10倍以上の長さにすべきであ
る。表示エレメント16の幅は、チャネルのピッチSと
同程度であるので、距離DはチャネルのピッチSの10
倍程度とすべきである。チャネルのピッチSは、チャネ
ルの長手方向に垂直な方向にチャネルの一点から隣のチ
ャネルの対応点までの距離を測定した平均値である。行
電極と基準電極との間の離間距離は、チャネルのピッチ
Sよりも当然に短い。よって、距離Dは、チャネルのピ
ッチSに対してよりも、行電極・基準電極間距離に対し
ての方が高い倍数となる。この距離Dの適当な値は、電
極構体の構造及び材料(行電極及び基準電極の構造及び
材料)、使用するイオン化可能ガスの種類や圧力、及び
駆動信号の波形等によって決まる。
【0063】距離Dは、プレナム118に達するイオン
がなくなり、プラズマ放電が全くなくなる程度まで長く
設定する必要はない。この距離Dの長さは、電極の劣化
が許容値を超える程の放電がプレナム118内に達しな
いこと、第2周辺シール部材108の劣化が許容値を超
える程に放電が拡散しないこと、放電のイオンによって
表示エレメントの状態が意図に反して変化しないこと、
及び図10のキャパシタ・モデルの電気スイッチとして
の所望の動作に十分な放電が発生することという4つの
条件を満たす程度にすれば十分である。
【0064】この距離Dは十分な長さに選択し、プレナ
ム118内のガス媒体がチャネル内のガス媒体ほどプラ
ズマ化し易くならないようにすべきである。勿論、この
距離Dを長くすればするほど、チャネル20’の放電か
らプレナム118に達するイオンの数が少なくなる。プ
レナム118内に達するイオンの数が少なくなるほど、
電極の損傷の虞が少なくなり、第2周辺シール部材10
8の劣化の虞も少なくなり、更に、イオンがアドレス装
置の適当な動作を阻害する虞も少なくなり、チャネル内
の放電が不十分で所望のスイッチ動作が不能となる虞も
少なくなる。
【0065】この距離Dの好適値は、特定の電極構体4
2’又は42”、特定の電気駆動信号、使用するイオン
化可能ガスの種類と圧力について実験をすることにより
最も良く確認することができる。この距離Dは、製造上
及び動作上の不可避的なばらつきがあったとしても、不
都合な放電現象を余裕をもって防止できる程度の長さに
選択する必要がある。
【0066】この距離Dを上述のように選択すると、ア
ノード及びカソードの劣化や周辺シール部材の劣化等が
格段に低減する。
【0067】図2において、各基準電極30’の端部1
12が電極構体42’の第1周辺シール部材106から
距離Eだけ離間している。この距離Eも、上述の距離D
を選択するのと同様の原理に従って選択され、第1周辺
シール部材106の近傍のイオン化可能ガスのプラズマ
放電の発生が低減される。第1周辺シール部材106の
近傍のチャネル内のガスの放電が多すぎると、第1周辺
シール部材106を形成している材料が分解して侵食さ
れることがある。このような侵食があると、イオン化可
能ガス媒体が汚染され、アドレス装置の適正動作が不能
となる。
【0068】第1周辺シール部材106の侵食が進む
と、電極構体42’内に適切にイオン化可能ガス媒体を
封入(シール)しておくことが出来なくなり、ガスが漏
れて適正動作が出来なくなるので、周辺シール部材10
6を交換しなければならなくなる。周辺シール部材10
6にこのような不都合な作用を及ぼす放電は望ましくな
い。第1周辺シール部材106の近傍の放電がどの程度
まで許容できるかは、周辺シール部材106の耐久性、
周辺シール部材106の分解によりイオン化可能ガス媒
体が汚染される程度、電極構体42’の必要な寿命等に
依存している。当業者は、適切な距離Eを実験により選
択することにより、本発明の目的を容易に達成し得る。
【0069】この距離Eは、プラズマ放電の発生をなく
し、第1周辺シール部材106に達するイオンを完全に
除去する程までの長さに選択する必要はない。上述の不
都合な効果を発生させない程度の長さに距離Eを選択す
れば十分である。
【0070】第1実施例である電極構体42’では、ガ
ス媒体としてヘリウムを用い、その圧力を約200mb
arにしている。チャネル20’の長さは約127m
m、ピッチは約0.38mmである。誘電体層46と基
板54との間のチャネル20’の高さは約0.15mm
であり、各チャネルの幅は約0.35mmである。この
チャネル20’内の行電極と基準電極との間の離間距離
は約0.10mmである。行電極及び基準電極の材料は
アルミニウムである。プレナム118のチャネル20’
に平行な長さは約0.76mmであり、チャネル20’
に垂直な方向の長さは約132mmである。基板54と
誘電体層46との間のプレナム118の高さは約0.1
5mmである。距離Dは約5mmで、距離Eも約5mm
である。基準電極30’は接地電位源に直接接続されて
いる。行電極62’の電圧の最大値は約375V(絶対
値)であり、行電極62’と基準電極30’との間の電
流の最大値は約40mAである。
【0071】図4は、本発明の第2実施例の電極構体4
2”の構成を示す平面図である。この第2実施例の特徴
は、基準電極30”の一端112’が第1周辺シール部
材106’の中に埋設されていることである。その他の
構成は、第1実施例の電極構体42’と全く同一であ
る。
【0072】この電極構体42”では、基準電極30”
の一端112’とイオン化可能ガス媒体との接触を排除
することにより、第1周辺シール部材106’の侵食を
低減している。一般に、電極の端部では、電極の中央部
分よりも電界の集中が起こるので放電ガスとの相互作用
が顕著になる傾向がある。よって、電極30”の端部1
12’を第1周辺シール部材106’の中に埋設するこ
とにより、電極端部の影響を排除し、第1周辺シール部
材106’の近傍におけるプラズマ放電の強さを低減し
ているのである。これにより、周辺シール部材106’
の侵食又は分解に起因するガス媒体の汚染の虞がなくな
り、電極構体42”の有効寿命が延びるので修理の頻度
は格段に減少する。上述の第1実施例の電極構体42’
の各部品の寸法は、距離Eを除いて全て電極構体42”
の場合にも適用し得る。
【0073】以上本発明の好適実施例について説明した
が、本発明はここに説明した実施例のみに限定されるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱することなく必要に応
じて種々の変形及び変更を実施し得ることは当業者には
明らかである。
【0074】
【発明の効果】本発明のプラズマ・アドレス装置は、
1周辺シール部材を複数のチャネルの第1端部に隣接し
て配置し、第2周辺シール部材を複数のチャネルの第2
端部から離間して複数のチャネル用のプレナムを形成
し、複数の第1チャネル電極の各々の第2端部をチャネ
ルの第2端部から少なくと所定距離だけ引き込ませて配
置している。よって、アドレス装置の動作期間中のプラ
ズマ放電を低減又は消去でき、そのチャネルの外部で不
都合な放電現象が発生するのを防止することができる。
また、第1チャネル電極の第1端部側は、第1周辺シー
ル部材を越えて延長されているので、第1チャネル電極
の第2端部をチャネルの第2端部から引き込ませても、
第1チャネル電極を容易に駆動回路に接続することがで
きる。さらに、アドレス装置の動作期間中に第1周辺シ
ール部材の近傍のプラズマ放電を低減又は消去するのに
充分な距離だけ、第2チャネル電極の第1端部を第1周
辺シール部材から引き込ませているため、第1周辺シー
ル部材の近傍におけるプラズマ放電を低減又は消去でき
るので、第1周辺シール部材の浸食を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の一部分の構成を示す斜視図
である。
【図2】本発明の一実施例の一部分の構成を示す平面図
である。
【図3】本発明の実施例の動作を説明するためのパッシ
ェン曲線を示すグラフである。
【図4】本発明の他の実施例の一部分の構成を示す平面
図である。
【図5】従来のプラズマ・アドレス装置の一応用例であ
るフラット表示パネルの構成を示すブロック図である。
【図6】図5の装置の一部分の構成を示す分解斜視図で
ある。
【図7】図5の装置の一部分の構成を示す部分分解平面
図である。
【図8】図5の装置の一部分の構成を示す部分断面図で
ある。
【図9】図5の装置の一部分の構成を示す部分断面図で
ある。
【図10】図5の装置の機能を説明するための等価回路
のモデルを示す斜視図である。
【符号の説明】
54 基板 20 チャネル 30 基準電極(第2チャネル電極) 62 行電極(第1チャネル電極) 106 第1周辺シール部材 108 第2周辺シール部材

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一主面上に沿って延び、重なり合わず、
    各々が第1端部及び第2端部を有すると共にイオン可能
    なガス媒体を含む複数のチャネルが形成された基板と、 上記複数のチャネルの各々の中に長手方向に沿って設け
    られ、各々が第1及び第2端部を有する第1及び第2チ
    ャネル電極とを具え、 該第1及び第2チャネル電極の上記第1及び第2端部が
    夫々上記チャネルの上記第1及び第2端部の側である
    ラズマ・アドレス装置において、上記複数のチャネルの各々の上記第1及び第2端部に隣
    接し上記チャネルと交差方向に設けられた第1及び第2
    周辺シール部材を更に具え、 上記第1周辺シール部材を上記複数のチャネルの上記第
    1端部に隣接して配置し、 上記第2周辺シール部材を上記複数のチャネルの上記第
    2端部から離間して配置して、上記複数のチャネル用の
    プレナムを形成し、 上記複数の第1チャネル電極の各々の上記第2端部を上
    記チャネルの上記第2端部から少なくと所定距離だけ引
    き込ませて、上記アドレス装置の動作期間中、上記プレ
    ナム内のプラズマ放電を低減又は消去する ことを特徴と
    するプラズマ・アドレス装置。
  2. 【請求項2】 上記第1チャネル電極の上記第1端部側
    は、上記第1周辺シール部材を越えて延長されている
    とを特徴とする請求項1記載のプラズマ・アドレス装
    置。
  3. 【請求項3】 上記アドレス装置の動作期間中に上記第
    1周辺シール部材の近傍のプラズマ放電を低減又は消去
    するのに充分な距離だけ、上記第2チャネル電極の上記
    第1端部を上記第1周辺シール部材から引き込ませた
    とを特徴とする請求項1記載のプラズマ・アドレス装
    置。
JP5234143A 1992-08-26 1993-08-26 プラズマ・アドレス装置 Expired - Lifetime JP2654745B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US937797 1992-08-26
US07/937,797 US5276384A (en) 1992-08-26 1992-08-26 Electrode configuration for channel confinement of plasma discharge in an electrode structure using an ionizable gaseous medium

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06222347A JPH06222347A (ja) 1994-08-12
JP2654745B2 true JP2654745B2 (ja) 1997-09-17

Family

ID=25470422

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5234143A Expired - Lifetime JP2654745B2 (ja) 1992-08-26 1993-08-26 プラズマ・アドレス装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5276384A (ja)
JP (1) JP2654745B2 (ja)

Families Citing this family (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3185353B2 (ja) * 1992-04-21 2001-07-09 ソニー株式会社 プラズマアドレス電気光学装置
US5954560A (en) * 1993-06-02 1999-09-21 Spectron Corporation Of America, L.L.C. Method for making a gas discharge flat-panel display
US5469021A (en) * 1993-06-02 1995-11-21 Btl Fellows Company, Llc Gas discharge flat-panel display and method for making the same
US5907311A (en) * 1994-06-24 1999-05-25 Sony Corporation Electrode structure for plasma chamber of plasma addressed display device
AU698245B2 (en) * 1994-06-30 1998-10-29 Sony Corporation Plasma addressed liquid crystal display apparatus
US5805122A (en) * 1994-12-16 1998-09-08 Philips Electronics North America Corporation Voltage driving waveforms for plasma addressed liquid crystal displays
US5696569A (en) * 1994-12-21 1997-12-09 Philips Electronics North America Channel configuration for plasma addressed liquid crystal display
US5835167A (en) * 1994-12-21 1998-11-10 Philips Electronics North America Plasma addressed liquid crystal display with reduced column voltages
US5705886A (en) * 1994-12-21 1998-01-06 Philips Electronics North America Corp. Cathode for plasma addressed liquid crystal display
US5914562A (en) * 1995-02-06 1999-06-22 Philips Electronics North America Corporation Anodic bonded plasma addressed liquid crystal displays
US5626772A (en) * 1995-03-20 1997-05-06 Philips Electronics North America Corporation Plasma addressed liquid crystal display with etched plasma channels
US5596431A (en) * 1995-03-29 1997-01-21 Philips Electronics North America Corp. Plasma addressed liquid crystal display with etched electrodes
US5528109A (en) * 1995-04-19 1996-06-18 Tektronix, Inc. Addressing structure using ionizable gaseous mixture having decreased decay time
JPH09147735A (ja) * 1995-09-21 1997-06-06 Matsushita Electron Corp 陰極線管用エミッタ材料及びその製造方法
US6057895A (en) * 1995-09-28 2000-05-02 Philips Electronics North America Corporation Plasmas addressed liquid crystal display with deposited plasma channels with tapered edges
TW494433B (en) * 1995-12-21 2002-07-11 Tektronix Inc Addressing structure using ionizable gaseous mixtures having multiple ionizable components
US6433471B1 (en) * 1996-01-19 2002-08-13 Philips Electronics North America Corporation Plasma addressed liquid crystal display with glass spacers
US5804920A (en) * 1996-01-19 1998-09-08 Philips Electronics North America Corporation Plasma addressed liquid crystal display with etched glass spacers
KR100484553B1 (ko) * 1996-07-01 2005-08-29 코닌클리케 필립스 일렉트로닉스 엔.브이. 이온화가스로채워진복수의채널을갖는장치
JP4123599B2 (ja) * 1998-10-09 2008-07-23 ソニー株式会社 平面型プラズマ放電表示装置と駆動方法
JP2012032433A (ja) * 2010-07-28 2012-02-16 Sony Corp 液体デバイス、および表示装置
CN103728804B (zh) * 2013-12-27 2016-02-24 京东方科技集团股份有限公司 一种母板、阵列基板及制备方法、显示装置

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3810686A (en) * 1972-07-07 1974-05-14 Ncr Method of fabricating a plasma charge transfer device
US3792301A (en) * 1972-08-28 1974-02-12 Ncr Two directional plasma charge transfer device
US4395244A (en) * 1979-06-22 1983-07-26 David Glaser Method of making a display panel
US4322659A (en) * 1979-10-10 1982-03-30 Lucitron, Inc. Gas-discharge devices and display panels
US4352101A (en) * 1980-06-20 1982-09-28 Lucitron, Inc. Flat panel display system
US4550039A (en) * 1984-03-01 1985-10-29 Lucitron, Inc. Method and apparatus for making electric connections into a compliant sealed package
US4728864A (en) * 1986-03-03 1988-03-01 American Telephone And Telegraph Company, At&T Bell Laboratories AC plasma display
US4896149A (en) * 1988-01-19 1990-01-23 Tektronix, Inc. Addressing structure using ionizable gaseous medium

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06222347A (ja) 1994-08-12
US5276384A (en) 1994-01-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2654745B2 (ja) プラズマ・アドレス装置
KR100260580B1 (ko) 교류에너지원에 의해 여기되는 이온화가능한 가스에 의한 데이터 기억소자의 어드레스지정장치
CA2104193C (en) Bi-channel electrode configuration for an addressing structure using an ionizable gaseous medium and method of operating it
KR100340972B1 (ko) 플라즈마어드레스표시장치
US5548421A (en) Plasma addressing electro-optical device having electrodes on a planar surface
JP2782412B2 (ja) プラズマ・アドレス表示装置
KR100482393B1 (ko) 플라즈마함유디스플레이장치및그제조방법
US6579462B2 (en) Plasma addressed liquid crystal display with glass spacers
US5495142A (en) Electro-optical device
KR100238695B1 (ko) 플라즈마어드레스표시장치
JPH1010560A (ja) アドレス構体及び電極構体製造方法
JP3271084B2 (ja) プラズマアドレス電気光学装置
JP2805584B2 (ja) プラズマ・アドレス表示装置
KR100910896B1 (ko) 플라즈마 디스플레이
JP3358396B2 (ja) プラズマアドレス表示装置
US5896008A (en) Electro-optical device
JP3163691B2 (ja) プラズマアドレス電気光学装置
JP3378193B2 (ja) プラズマアドレス表示装置
JPH10171414A (ja) 画像表示装置の初期エージング方法
JPH1010561A (ja) 電気光学装置並びにアドレス構体及び方法
JPH06289808A (ja) プラズマアドレス表示素子の駆動方法
JPH05134241A (ja) 液晶表示装置
JP2003140608A (ja) 放電セル装置及びプラズマアドレス表示装置
JPH05303350A (ja) プラズマアドレス電気光学装置
JPH10221678A (ja) 半ac型放電スイッチを有する液晶表示装置