JP2653222B2 - 高周波加熱装置 - Google Patents

高周波加熱装置

Info

Publication number
JP2653222B2
JP2653222B2 JP2149403A JP14940390A JP2653222B2 JP 2653222 B2 JP2653222 B2 JP 2653222B2 JP 2149403 A JP2149403 A JP 2149403A JP 14940390 A JP14940390 A JP 14940390A JP 2653222 B2 JP2653222 B2 JP 2653222B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inverter
signal generator
relay
control circuit
turned
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2149403A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0443592A (ja
Inventor
孝仁 奥津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2149403A priority Critical patent/JP2653222B2/ja
Publication of JPH0443592A publication Critical patent/JPH0443592A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2653222B2 publication Critical patent/JP2653222B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of High-Frequency Heating Circuits (AREA)
  • Direct Current Feeding And Distribution (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は高周波発振器をインバータ電源で駆動する高
周波加熱装置に関する。
従来の技術 従来、高周波発振器の駆動には、高圧トランスを用い
ていたが、高周波加熱装置の軽量化および、高周波発振
器のリニア出力化を実現するために、インバータ電源が
開発され、高周波加熱装置の調理レパートリーの拡大お
よび出来具合が向上してきた。さらに、市場では調理の
高速化も要望されており、高出力高周波加熱装置を目指
している。このような中で、この高出力高周波加熱装置
を実現するために、周辺部品の開発および制御方法も考
えて行かなくてはならない。その中でも、高周波加熱装
置の電源の供給を断続するリレーの開発、制御方法の確
立は重要な課題である。
従来、この種の高周波加熱装置は第3図に示すように
構成されていた。以下、その構成について説明する。
図に示すように、インバータ電源回路1はインバータ
制御回路2により付勢され、このインバータ制御回路2
は制御回路3により制御されている。
食品を加熱する高周波発振器4は、高周波でスイッチ
ングするトランジスタ5により高電圧を発生する高圧ト
ランス6を介して駆動される。トランジスタ5はインバ
ータ制御回路2により所定の周波数でスイッチングす
る。制御回路3は使用者の操作に基づき一連の動作をす
るようになっており、この中枢は制御部7であり、ここ
ではマイクロコンピュータで構成している。
上記構成において動作を説明すると、使用者があるメ
ニューを設定すると、制御部7のリレー信号発生部8よ
り第4図(a)のようなオン信号が出力され、リレー9
がオンし、インバータ電源回路1に電源を供給し、同時
にインバータ制御回路2へ第4図(b),(c)のよう
なインバータオン信号とパワー信号が出力される。イン
バータ制御回路2はオンするとともに所定の周波数でト
ランジスタ5を駆動し、高圧トランス6により高電圧を
発生し、高周波発振器4を駆動する。したがって、リレ
ー信号発生部8より信号を出力すると、同時にリレー19
に第4図(d)のような電流が流れる。また、オフ信号
を出力すと、リレー9およびインバータ制御回路2に信
号が伝達され、リレー9の電流が流れなくなる。
発明が解決しようとする課題 このような従来の高周波加熱装置では、リレー信号発
生部8よりオン信号が出力されると、リレー9には第4
図(d)のように、高圧トランス6へ突入電流が流れ、
その後定常電流が流れ始める。リレー9がオンすると
き、リレー9の固定接点と可動接点が機械的に接触する
ことにより電流が流れるが、この動作時間は数ミリ秒か
かり、接点の接触状態、すなわち接点圧力も第4図
(e)のように変化する。接点が点接触の状態で接触し
ている所に大電流が流れると、接触点の温度が上昇し、
溶着現象が発生するという問題がある。また、同様に、
リレー9のオフ時にも接点圧力が減少している状態にお
いて、電流が流れることになり、溶着するという問題が
ある。
本発明は上記課題を解決するもので、リレーの接点圧
力が不安定な状態で接点に電流が流れないようにしてリ
レーの耐久性、信頼性を向上することを目的としてい
る。
課題を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するために、加熱室を加熱す
る高周波発振器と、前記高周波発振器を駆動するインバ
ータ電源回路と、前記インバータ電源回路を付勢するイ
ンバータ制御回路と、インバータ電源回路およびインバ
ータ制御回路へ電源を断続するリレーと、前記リレーを
オン・オフするリレー信号発生部と前記インバータ制御
回路をオン・オフするインバータオン・オフ信号発生部
とインバータの電力情報を伝えるパワー信号発生部とを
有する制御回路とを備え、前記制御回路は前記高周波発
振器をオンさせる場合には、前記リレー信号発生部をオ
ンさせた後、インバータオン・オフ信号発生部をオンさ
せ、最後にパワー信号発生部をオンさせ、また高周波発
振器をオフさせる場合には、パワー信号発生部をオフさ
せた後、インバータオン・オフ信号発生部をオフさせ、
最後にリレー信号発生部をオフさせるようにした。
作用 本発明は上記した課題解決手段により、高周波発振器
のオンまたはオフ時におけるリレー信号発生部からオン
信号またはオフ信号を出した直後のリレーの接点圧力が
不安定な状態で接点に電流が流れないようにでき、リレ
ーの耐久性を著しく向上することができる。
実 施 例 以下、本発明の一実施例を第1図を参照しながら説明
する。なお、従来例と同じ構成のものは同一符号を付し
て説明を省略する。
図に示すように、制御回路10はインバータ制御回路2
を制御するもので、使用者の操作に基づいて一連の動作
をするようにしており、その中枢は制御部11である。本
実施例では、制御部11はマイクロコンピュータを使用
し、リレー信号発生部8、インバータオン・オフ信号発
生部12およびパワー信号発生部13を有している。インバ
ータオン・オフ信号発生部12はトランジスタ5をオン・
オフ制御するためにインバータ制御回路2を制御するも
のであり、パワー信号発生部13はトランジスタ5のスイ
ッチング動作を制御して高周波発振器4の出力を制御す
るためにインバータ制御回路2を制御するものである。
使用者があるメニューを設定すると、制御部11により、
リレー信号発生部8がオンし、その後、インバータオン
・オフ信号発生部12がオンし、最後にパワー信号発生部
13がオンするようにしている。インバータ制御回路2
は、制御回路10の信号により所定の周波数でトランジス
タ5をスイッチングさせ、高圧トランス6の2次側に高
電圧を発することにより高周波発振器4を動作させる。
また、高周波発振器4をオフさせるときは、パワー信号
発生部13、インバータオン・オフ信号発生部12、リレー
信号発生部8の順にオフさせるようにしている。
上記構成において第2図(a)〜(e)を参照しなが
ら動作を説明すると、リレー9のオン時にはリレー信号
発生部8よりオン信号を出力した後、インバータオン・
オフ信号発生部12をオンさせ、最後にパワー信号発生部
13をオンさせる。このとき、リレー9に流れる電流は、
接点圧力が安定したA点より時間T1だけ遅れて流れるこ
とになる。また、リレー9のオフ時には、パワー信号発
生部13よりオフ信号を出力した後、インバータオン・オ
フ信号発生部12よりオフ信号を出力し、最後にリレー信
号発生部8よりオフ信号を出力する。このとき、リレー
9は、パワー信号発生部13よりオフ信号を出力した後、
時間T2だけ遅れたB点よりオフさせている。このとき、
リレー9は電流が完全に流れていない状態である。ま
た、インバータオン・オフ信号発生部12はインバータ制
御回路2に流れる電流を断続する機能を有しており、リ
レー9の接点が安定になった状態でオン・オフする必要
があるが、この点についても満足している。
このように本発明の実施例の高周波加熱装置によれ
ば、高周波発振器4のオン・オフ時、いいかえれば、リ
レー9のオン・オフ時にリレー9の接点圧力が不安定な
状態で接点に電流が流れないようにでき、リレー9の耐
久性、信頼性を著しく向上させることができ、また突入
電流が流れないため接点形状を小さくできコストダウン
を図れる。
なお、リレー信号発生部8をオンした後、インバータ
オン・オフ信号発生部12とパワー信号発生部13を同時に
オンしてもよく、また、インバータオン・オフ信号発生
部12とパワー信号発生部13を同時にオフした後、リレー
信号発生部8をオフするようにしてもよい。
発明の効果 以上の実施例から明らかなように本発明によれば、制
御回路は高周波発振器をオンさせる場合には、リレー信
号発生部、インバータオン・オフ信号発生部、パワー信
号発生部の順にオンさせ、高周波発振器をオフさせる場
合には、パワー信号発生部、インバータオン・オフ信号
発生部、リレー信号発生部の順にオフさせるようにした
から、リレー接点圧力が不安定な状態でリレー接点に電
流が流れることがなく、リレーの耐久性、信頼性を著し
く向上することができる。また、高圧トランスを流れる
突入電流による接点の溶着がないため、接点形状を小さ
くすることができコストダウンが図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明一実施例の高周波加熱装置の回路図、第
2図(a)〜(e)は同高周波加熱装置の動作タイミン
グチャート、第3図は従来の高周波加熱装置の回路図、
第4図(a)〜(e)は同高周波加熱装置の動作タイミ
ングチャートである。 1……インバータ電源回路、2……インバータ制御回
路、4……高周波発振器、8……リレー信号発生部、9
……リレー、10……制御回路、12……インバータオン・
オフ信号発生部、13……パワー信号発生部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】加熱室を加熱する高周波発振器と、前記高
    周波発振器を駆動するインバータ電源回路と、前記イン
    バータ電源回路を付勢するインバータ制御回路と、前記
    インバータ電源回路およびインバータ制御回路への電源
    を断続するリレーと、前記リレーをオン・オフするリレ
    ー信号発生部と前記インバータ制御回路をオン・オフす
    るインバータオン・オフ信号発生部と電力情報を伝える
    パワー信号発生部とを有する制御回路とを備え、前記制
    御回路は前記高周波発振器をオンさせる場合には、前記
    リレー信号発生部,インバータオン・オフ信号発生部、
    パワー信号発生部の順にオンさせ、前記高周波発振器を
    オフさせる場合には、パワー信号発生部,インバータオ
    ン・オフ信号発生部,リレー信号発生部の順にオフさせ
    るようにしてなる高周波加熱装置。
JP2149403A 1990-06-07 1990-06-07 高周波加熱装置 Expired - Fee Related JP2653222B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2149403A JP2653222B2 (ja) 1990-06-07 1990-06-07 高周波加熱装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2149403A JP2653222B2 (ja) 1990-06-07 1990-06-07 高周波加熱装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0443592A JPH0443592A (ja) 1992-02-13
JP2653222B2 true JP2653222B2 (ja) 1997-09-17

Family

ID=15474372

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2149403A Expired - Fee Related JP2653222B2 (ja) 1990-06-07 1990-06-07 高周波加熱装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2653222B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0443592A (ja) 1992-02-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2653222B2 (ja) 高周波加熱装置
JP3283082B2 (ja) マイクロ波オーブン
JPH06208814A (ja) ゼロクロスac電圧源をac負荷線に対し接続および非接続とするためのスイッチ装置
JP2001357970A (ja) 高周波加熱装置
JPH0574297A (ja) リレー駆動装置
JPH0636872A (ja) 電子レンジ
JPH0732069B2 (ja) 誘導加熱調理器
JPS63281389A (ja) 高周波加熱装置
JP2002190378A (ja) 高周波加熱装置
KR970032287A (ko) 전자렌지의 돌입전류 제어장치 및 방법
JPH07235416A (ja) 電磁石駆動装置
KR0153625B1 (ko) 전자 렌지의 돌입전류 방지 장치
JPH07295666A (ja) 安定化電源装置
KR20050033374A (ko) 전자레인지의 릴레이제어방법
JP2537860B2 (ja) 高周波加熱装置
JPS6347022Y2 (ja)
JPH06276123A (ja) 照明制御装置
JPH0321992U (ja)
JPH0754737B2 (ja) 電気加熱器のヒ−タ−駆動装置
JPH0414353B2 (ja)
JPH02247931A (ja) コンタクタ駆動回路
JPH04104497A (ja) マグネトロン電力供給装置
JPH02308307A (ja) 接点入力回路
JPS6344279B2 (ja)
JPH07320856A (ja) 高周波加熱調理器

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090523

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100523

Year of fee payment: 13

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees