JP2653064B2 - 遠隔地計算装置 - Google Patents

遠隔地計算装置

Info

Publication number
JP2653064B2
JP2653064B2 JP62238676A JP23867687A JP2653064B2 JP 2653064 B2 JP2653064 B2 JP 2653064B2 JP 62238676 A JP62238676 A JP 62238676A JP 23867687 A JP23867687 A JP 23867687A JP 2653064 B2 JP2653064 B2 JP 2653064B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mail
english
service
service processing
japanese
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP62238676A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6482726A (en
Inventor
誠 竹岡
良寛 上田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP62238676A priority Critical patent/JP2653064B2/ja
Publication of JPS6482726A publication Critical patent/JPS6482726A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2653064B2 publication Critical patent/JP2653064B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は電子メールに係わり、得に遠隔地にいる利用
者から送られたサービス依頼を含んだメールを受け取り
必要とされるサービスを提供する装置に関する。
「従来の技術」 最近、ファクシミリやコンピュータの機能が高度化す
るにつれてこれらが本来郵便サービスを行う分野にも盛
んに利用され始めた。一般にコンピュータ等を利用して
郵便サービスを行うことを目的に構成したシステムを電
子メールシステムと呼んでいる。コンピュータ等を利用
した電子メールシステムは、送信局側が端末から手紙文
を入力してコンピュータの中に備えられたメールボック
スにその手紙文を入れ受信局側は通信回線を通して送ら
れてきた手紙文を自局のメールボックスから検索して読
むことができる。
またこのような機能を実現する一般的な方法として、
電子メールシステム内に各局に割り当てられたメールボ
ックスを保有しこれらを集中管理する装置(以下、これ
をメールサーバと呼ぶ)を設置しておき、各端末はこの
メールサーバを介してメールボックスを送受信するもの
があった。
「発明が解決しようとする問題点」 上述した従来の方法による電子メールシステムでは次
のような問題点があった。
(1)メールサーバは単に1つの局から受信した手紙文
を他の局に宛てて送信する機能をもつだけであり、受信
した手紙文の内容に応じて中間処理を施すことはなかっ
た。
(2)例えば機械翻訳の為のサーバがサービスを行って
いないときは各局の端末はサービス依頼を発行すること
ができないか、あるいはサービス依頼を発行してもサー
ビスを受けることができなかった。
(3)複数のサーバから複数のサービスを受ける場合
は、各サービス毎に対応するメールボックス依頼を発行
する必要があり利用者側に手間がかかった。
(4)サーバの種類が違えば各サーバとの通信に用いる
通信プロトコルが異なる場合が多く、利用する側でこれ
らのうち必要とされる複数の通信プロトコルを端末にも
たせる必要があった。
そこで本発明の目的は、電子メールシステム上に設置
し掲げた(1)〜(4)の問題点を解消するものとして
以下に示す機能をもった遠隔地計算装置を提供すること
にある。
(イ)受信した手紙文より一度そのサービスの種類を調
べて必要とされる中間処理を施した依頼者もしくは依頼
者が指定したメールボックスに送信する。
(ロ)受信した手紙文よりそのサービスの種類を調べて
複数のメールサービスとメール交換する必要があるか否
かの判断を行うようにする。
(ハ)電子メールシステム上に複数のサービスが稼働す
る場合でも、利用する側は電子メールという単一の通信
プロトコルでサービスを受けられる。
「問題点を解決するための手段」 本発明では、(イ)所定のサービスを加えるサービス
処理を行うための宛先として自分を指定した電子メール
があればこれを受信する受信手段と、(ロ)この受信手
段によって受信された電子メールからサービス処理すべ
きデータ本体を抽出してこれを記憶保持する記憶手段
と、(ハ)電子メールに含まれる最終的な送信先の送信
者名や表題等の付加情報から処理すべきサービスの種類
を判別し、その判別結果に基づき記憶手段内に記憶保持
されたデータ本体に対して要求されるサービス処理を行
うサービス処理手段と、(ニ)記憶手段に記憶されたデ
ータ本体のサービス処理の少なくとも一部が自分のサー
ビス処理手段で処理できないときこれを処理できる他の
送信先に送信してそのサービス処理を依頼するサービス
処理依頼手段と、(ホ)このサービス処理依頼手段によ
って得られたサービス処理の結果を回収するサービス処
理結果回収手段と、(ヘ)サービス処理手段あるいはサ
ービス処理結果回収手段によって得られたサービス処理
結果を用いて送信すべき電子メールを作成し、これを最
終的な送信先に送信する送信手段とを遠隔地計算装置に
具備させる。
「実施例」 以下、実施例および変形例につき本発明を詳細に説明
する。
第1図は本発明の一実施例における遠隔地計算装置の
要部の構成を示すブロック図である。図中の各構成部に
ついて説明する。CPU(CENTRAL PROCESSING UNIT)11は
32ビットの中央情報処理装置であり本装置の全体を制御
する。ROM(READ ONLY MEMORY)12はIPL(INITIAL PROG
RAM LOADER)およびBIOS(BASIC INPUT OUTPUT SYSTE
M)等のプログラムを含みこれらによりシステム立ち上
げ時におけるシステムの初期化処理および外部との入出
力操作を行うものである。RAM(RANDAM ACCESS MEMOR
Y)13は本装置を制御するのに必要なプログラムとデー
タおよび送受信するメールを記憶保持するものである。
HDC(HARD DISK CONTROLER)14はハードディスク15を制
御してこれから必要なプログラムやデータを取り出して
RAM13に格納したり、逆にRAM13からプログラムやデータ
を読み出してこれをハードディスク15に格納するもので
ある。ハードディスク15は本装置に特有のサービスを利
用者に提供するプログラム等を格納する補助記憶装置で
ある。イーサネットインタフェース16は本装置と外部に
あるイーサネットネットワークを結合するもので、受信
回路17と送信回路18を含む。トランシーバ19は本装置と
イーサネットネットワークとを物理的に接合する接合器
である。クロック回路21は本装置内の各部へシステムク
ロックを供給するものである。システムバス22は本装置
内の各部で発生する情報を時分割で伝送する32ビットの
内部バスである。
次に以上の構成の遠隔地計算装置を実際の通信システ
ムに各種適用した例を幾つか挙げて具体的に説明する。
(第1の例) 第2図は遠隔地計算装置を日英機械翻訳装置に適用し
た場合の構成を示すブロック図である。まず図における
各構成部について簡単に説明する。ネットワーク回線31
は日英機械翻訳装置32とサービス依頼装置33およびメー
ルサーバ34を接続してメール伝送を行う回線であり、こ
の第1の例では光ケーブルによるイーサネットを用いて
いる。日英機械翻訳装置32はサービス依頼装置33から送
られた日本語メールを機械翻訳する装置であり、回線イ
ンタフェース35、記憶装置36および日英機械翻訳機構37
から構成される。回線インタフェース35はネットワーク
回線31と日英機械翻訳装置32との電気的接合部であり受
信回路38と送信回路39より構成され、これを通して利用
者側とメールの送受信を行う。受信回路38はネットワー
ク回線31より自分宛のメールがあったときこれを受信す
るものである。送信回路39はネットワーク回線31に対し
送信先を指定してメールを送信するものである。記憶装
置36は受信回路38より受信されたメールからデータ本体
を抽出してこれを記憶保持するものである。日英機械翻
訳機構37は記憶装置36に記憶されたデータ(日本語の文
章)を取り出してこれを英訳するものである。メールサ
ーバ34はネットワーク回線31上を流れるメールの伝送中
継装置である。サービス依頼装置33は利用者側の端末で
ある。
第3図は日英機械翻訳装置32の動作を表わした流れ図
である。次にこの図を基にして動作を説明する。まず利
用者はサービス依頼装置33より日英機械翻訳装置32宛て
に日本語メールを送信する。日英機械翻訳装置32は受信
回路38において自身宛のメールが届いているかをチェッ
クする(ステップ)。その結果自身宛のメールが届い
ている場合はこれを受け取る(ステップ)。記憶装置
36は受け取った日本語メールからデータ本体である日本
語の文章を取り出してこれを記憶する(ステップ)。
続いて日英機械翻訳機構37は記憶装置36に格納された日
本語の文章を取り出してこれを英訳する(ステップ
)。訳された英語の文章に宛先部等の付加情報を加え
て英語メールを作成して送信回路39に送る(ステップ
)。送信回路39はこれを受けて英語メールをサービス
依頼装置33宛てにネットワーク回線31上に出力する(ス
テップ)。これにより利用者はサービス依頼装置33よ
り英訳された文章を受け取ることができる。
(第2の例) 第4図は本発明の遠隔地計算装置をベクトルプロセッ
シング装置に適用した場合の一例を示すブロック図であ
る。まず図における各構成部について簡単に説明する。
ベクトルプロセッシング装置41はワークステーション42
から送られた計算指示メールを受けて、要求される計算
処理を高速で実行するものであり、回線インタフェース
43、記憶装置44およびベクトル計算機構45から構成され
る。このうちベクトル計算機構45は複数の浮動少数点演
算を並列に実行するものである。ワークステーション42
は利用者側のコンピュータであり科学技術計算等のアプ
リケーションを実行する。その他の構成部は第1図の対
応する部分と同じであるのでその説明は省略する。
次にこの装置の動作説明をする。まず利用者はワーク
ステーション42よりベクトルプロセッシング装置41宛て
に計算指示メールを送信する。ベクトルプロセッシング
装置41は受信回路46によりこれを受信すると、受信した
計算指示メールからデータ部分である数式を取り出して
記憶装置44にこれを記憶する。続いてベクトル計算機構
45は記憶装置44に格納された数式を取り出し、これを高
速で計算したあと結果を送信回路47に送る。送信回路47
はこれを受けてワークステーション42宛てにメールを作
成してネットワーク回線48上に出力する。これにより利
用者ワークステーション42より計算結果を受け取ること
ができる。
(第3の例) 第5図は本発明の遠隔地計算装置を機械翻訳装置およ
び辞書引き装置に適用し、これらを組み合わせて文書作
成システムを構成した場合の一例を示すブロック図であ
る。まず図における各構成部について簡単に説明する。
機械翻訳装置51は文書作成装置52から送られた自然言語
による文章メールを受けて、これの文法解析を行い未知
の単語については辞書引き装置53によりその意味を調べ
ながら翻訳を行うものであり、回線インタフェース54、
記憶装置55および自然言語文法解析機構56から構成され
る。辞書引き装置53は機械翻訳装置51からの問い合わせ
に応じて単語の意味を調べるものであり、回線インタフ
ェース57、記憶装置58、辞書引き機構59および辞書デー
タベース60から構成される。文書作成装置52は利用者の
ワードプロセッサであり日本語、英語、中国語、ロシア
語、サンスクリット語の文章作成を行う。その他の構成
部は第2図の対応する部分と同じであるのでその説明は
省略する。
次にこのシステムの動作説明をする。まず利用者は文
書作成装置52より各種自然言語による文章を作成し、こ
れを文書メールとして機械翻訳装置51宛てに送信する。
機械翻訳装置51は受信回路61によりこれを受信すると、
記憶装置55により受信した文書メールからデータ部分で
ある各種自然言語による文書を取り出してこれを記憶す
る。続いて自然言語文法解析機構56は記憶装置55に格納
された各主自然言語による文章を取り出し、これの文法
解析を行いながら翻訳する。その過程で未知の単語に遭
遇したときは辞書引き装置53に問い合わせることにより
その意味を調べながら翻訳を行う。そして翻訳した文章
を送信回路62に送る。送信回路62はこれを受けて文書作
成装置52宛てに翻訳済みメールを作成してネットワーク
回線63上に出力する。一方辞書引き装置53は機械翻訳装
置51からの問い合わせに応じて自身の保有する各種言語
別の辞書データベース60から要求された単語の意味を調
べて機械翻訳装置51に送り返す。利用者は機械翻訳装置
51からネットワーク回線63を通して送られた翻訳済みメ
ールを文書作成装置52により受け取ることができる。
(第4の例) 第6図は本発明の遠隔地計算装置に2種類の通信チャ
ンネルをもたせ、これにより2種類のネットワークと結
合する機械翻訳システムを構成した場合の一例を示すブ
ロック図である。まず図における各構成部について簡単
に説明する。機械翻訳装置71は第1のネットワーク回線
72と結合する第1の通信チャンネル73の第2のネットワ
ーク回線74と結合する第2の通信チャンネル75および機
械翻訳機構76をもつ。このうち機械翻訳機構76は両チャ
ンネルから共通に利用されるものでその機能は第2図に
おける日英機械翻訳機構37に相当するものである。その
他の構成部は第2図の対応する部分と同じであるのでそ
の説明は省略する。またこのシステムの動作は2つのサ
ービス依頼装置を種類の異なる別々のネットワーク回線
により結合した点を除き、その動作が第1図の日英機械
翻訳装置における場合と本質的になんら異なるところは
ないのは明らかであるのでその説明は省略する。
次に2次依頼装置を含む遠隔地計算装置の変形例につ
いていくつかの例をあげて説明する。
(第5の例) 第7図は本発明の遠隔地計算装置を汎用管理装置とし
て用い、これが外部にある日英機械翻訳装置を2次依頼
装置として利用するように構成した日英機械翻訳システ
ムの一例を示すブロック図である。まず図における各構
成部について簡単に説明する。汎用管理装置81はサービ
ス依頼装置82から送られた日本語の文章メールを受け、
これを日英機械翻訳装置83に送って英語に翻訳させ、翻
訳された英文を受け取る装置であり、回線インタフェー
ス84、記憶装置85および2次依頼装置86から構成され
る。日英機械翻訳装置83は汎用管理装置81から送られた
日本語の文章メールを受け取り、これを英訳して再び汎
用管理装置81に送り返す装置で、回線インタフェース9
1、記憶手段92および日英機械翻訳機構93から構成され
る。その他の構成部は第2図の対応する部分と同じであ
るのでその説明は省略する。
第8図は汎用管理装置81の動作を表わした流れ図であ
る。次にこの図を基にして動作を説明する。まず利用者
はサービス依頼装置82より表題が“日英:"で始まる日本
語の文章を作成し、これを文章メールとして汎用管理装
置81宛てに送信する。汎用管理装置81は受信回路94にお
いて自身宛のメールが届いているかをチェックする(ス
テップ)。その結果自身宛のメールが届いている場合
はこれを受け取る(ステップ)。記憶装置85は受け取
った文章メールからデータ本体である日本語の文章を取
り出してこれを記憶する(ステップ)。続いて2次依
頼装置86は受信した文書メールの表題が“日英:"で始ま
っていることを検知すると当メールが英訳すべき文書で
あることを知る(ステップ)。これより2次依頼装置
86は記憶装置85に格納された日本語の文章を取り出して
これを日英機械翻訳装置83に送って英訳を行わせる(ス
テップ)。一方、日英機械翻訳装置83は汎用管理装置
81から送られてきた日本語の文章を受け取るとこれを英
訳して結果を汎用管理装置81は送り返す。汎用管理装置
81は送り返された英文を回収する(ステップ)。訳さ
れた英文に宛先部等の付加情報を加えて英語メールを作
成して送信回路95に送る(ステップ)。送信回路95は
これを受けてサービス依頼装置82宛て英文メールをネッ
トワーク回線96上に出力する(ステップ)。これによ
り利用者は汎用管理装置81からネットワーク回線96を通
して送られた英訳済みメールをサービス依頼装置82によ
り受け取ることができる。
(第6の例) 第9図は本発明の遠隔地計算装置を汎用管理装置とし
て用い、これが外部にある和英辞書引き装置および英和
辞書引き装置を2次依頼装置として利用するように構成
した和英/英和辞書引き装置の一例を示すブロック図で
ある。図における各構成部については2次依頼先の装置
が2つある点を除き、第7図の日英機械翻訳システムに
おける場合と似ているのでその説明は省略する。
次にこのシステムの動作説明をする。まず利用者はサ
ービス依頼装置101より表題が“和英(1行〜9
行)”、“英和(10行〜15行)”で始まる日本語と英語
の両方からなる文書を作成し、これを文書メールとして
汎用管理装置102宛てに送信する。汎用管理装置102は受
信回路103によりこれを受信すると、記憶装置104により
受信した文書メールからデータ部分である日本語と英語
の両方からなる文章を取り出してこれを記憶する。続い
て2次依頼装置105はこの文書メールの表題の“和英
(1行〜9行)”の部分を読んで当メールの1行〜9行
の部分が英訳すべき文書であることを知り、また表題の
“英和(10行〜15行)”の部分を読んで当メールの10行
〜15行の部分が和訳すべき文書であることを知る。そこ
で英訳すべき部分を記憶装置104より読み出してこれを
和英辞書引き装置106に送って英訳を行わせる。また和
訳すべき部分を記憶装置104により読み出してこれを英
和辞書引き装置107に送って和訳を行わせる。一方、和
英辞書引き装置106は汎用管理装置102から送られてきた
日本語の文章を受け取るとこれを英訳して結果を汎用管
理装置102に送り返す。また、英和辞書引き装置107は汎
用管理装置102から送られてきた英語の文章を受け取る
とこれを和訳して結果を汎用管理装置102に送り返す。
汎用管理装置102は送り返された英文および和文を送信
回路108に送る。送信回路108はこれを受けてサービス依
頼装置101宛てに英訳および和訳済みメールを作成して
ネットワーク回線111上に出力する。利用者は汎用管理
装置102からネットワーク回線111を通して送られた英訳
および和訳済みメールをサービス依頼装置101により受
け取ることができる。
(第7の例) UNIXシステムはその柔軟な構造により、ワークステー
ション等において幅広く利用されているが、本発明の遠
隔地計算装置を用いてこれらのシステムのサービスを利
用することができる。
第10図は本発明の遠隔地計算装置を汎用管理装置とし
て用い、これと外部にあるUNIXシステムとを公衆電話回
線によって結合し、このUNIXシステムを2次依頼装置と
して利用するように構成したシステムの一例を示すブロ
ック図である。図における各構成部は汎用管理装置121
が公衆電話回線インタフェース122をもつことを除い
て、第7図の構成と基本的に異なるものではないのでそ
の説明を省略する。
次にこのシステムの動作を説明する。汎用管理装置12
1は受信回路123によりサービス依頼装置124から送られ
たUNIXのコマンド列を受けると、これを2次依頼装置12
5に渡す。2次依頼装置125はこれを受けて公衆電話回線
インタフェース122にUNIXのコマンド列を送る。外部のU
NIXシステム126は公衆電話回線127を通して送られてき
たコマンド列を受け取るとこれを実行して、実行結果を
再び公衆電話回線127を通して送り返す。汎用管理装置1
21は公衆電話回線インタフェース122より結果を受け取
るとこれを送信回路128に渡す。送信回路128はこれを受
けて実行結果のメールを作成してこれをサービス依頼装
置に提供する。
「発明の効果」 以上説明したように本発明によれば、遠隔地計算装置
にサービス処理手段を用意したので、他局との間で単に
メールの受け渡しをすること以外に、このメールに対し
て必要なサービス処理を施して利用者に提供することが
できる。また、次のような効果が期待できる。
1.利用者は物理的場所や利用する計算機の機種やソフト
ウェアによらずサービスを利用できる。
2.利用者は自身の計算機環境を既存のネットワーク環境
に合わせることなくサービスを受けることができる。
3.プロトコルが統一しやすいので、サービスの規格が標
準化され、プロトコルを再構築することなく新しいサー
バの追加登録が容易に行える。
またサービスの2次依頼を行うようにすれば複数のサ
ービスを同時に受けることもできるので、利用者は更に
高度な作業を楽にこなすことができる。
更に、本発明の遠隔地計算装置に電子メールを送ると
共にサービス処理後の電子メールの送信先を指定してお
くだけ、あたかもその遠隔地計算装置がすべて自分自身
でサービス処理を行ったと同様の内容が電子メールで得
られることになる。したがって、サービス処理の依頼者
は、依頼内容を複数の装置に分割して電子メールで送信
する必要がなく、また処理結果を必要とする者がサービ
ス処理の依頼者と異なるような場合には、その者に電子
メールが直接送信されることになるので、負担が大幅に
軽減されることになる。また、サービス処理の結果を電
子メールで受信する者も複数の通信先からバラバラにサ
ービス処理の結果を得る場合と異なり、遠隔地計算装置
からサービス処理結果をまとめて得ることができるの
で、同様に負担の軽減を図ることができるという効果も
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第10図は本発明のいくつかの実施例および変形
例を説明するためのもので、このうち第1図は遠隔地計
算装置の構成を示すブロック図、第2図は遠隔地計算装
置を日英機械翻訳装置に適用した場合の構成を示すブロ
ック図、第3図は日英機械翻訳装置の動作を表わした流
れ図、第4図は遠隔地計算装置をベクトルプロセッシン
グ装置に適用した場合の構成を示すブロック図、第5図
は遠隔地計算装置を機械翻訳装置と辞書引き装置に適用
し、これらを組み合わせて作成した文書作成システムの
構成を示すブロック図、第6図は2つの通信チャンネル
をもつ遠隔地計算装置を機械翻訳装置に適用し、これを
2種類のネットワークと結合して作成した機械翻訳シス
テムの構成を示すブロック図、第7図は遠隔地計算装置
を汎用管理装置に適用し、これを外部の日英機械翻訳装
置と組み合わせて作成した日英機械翻訳システム構成を
示すブロック図、第8図は汎用管理装置の動作を表わし
た流れ図、第9図は遠隔地計算装置を汎用管理装置に適
用し、これを外部の和英辞書引き装置および英和辞書引
き装置と組み合わせて作成した和英/英和辞書引きシス
テムの構成を示すブロック図、第10図は遠隔地計算装置
を汎用管理装置に適用し、これを公衆電話回線により外
部のUNIXシステムと結合して作成したシステムの構成を
示すブロック図である。 35……回線インタフェース、 36……記憶装置、 37……日英機械翻訳機構、 38……受信回路、 39……送信回路、 45……ベクトル計算機構、 56……自然言語文法解析機構、 59……辞書引き機構、 76……機械翻訳機構、 86……2次依頼装置。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定のサービスを加えるサービス処理を行
    うための宛先として自分を指定した電子メールがあれば
    これを受信する受信手段と、 この受信手段によって受信された電子メールからサービ
    ス処理すべきデータ本体を抽出してこれを記憶保持する
    記憶手段と、 前記電子メールに含まれる最終的な送信先の送信者名や
    表題等の付加情報から処理すべきサービスの種類を判別
    し、その判別結果に基づき前記記憶手段内に記憶保持さ
    れたデータ本体に対して要求されるサービス処理を行う
    サービス処理手段と、 前記記憶手段に記憶されたデータ本体のサービス処理の
    少なくとも一部が自分のサービス処理手段で処理できな
    いときこれを処理できる他の送信先に送信してそのサー
    ビス処理を依頼するサービス処理依頼手段と、 このサービス処理依頼手段によって得られたサービス処
    理の結果を回収するサービス処理結果回収手段と、 前記サービス処理手段あるいはサービス処理結果回収手
    段によって得られたサービス処理結果と前記付加情報よ
    り送信すべき電子メールを作成し、これを前記最終的な
    送信先に送信する送信手段 とを具備することを特徴とする遠隔地計算装置。
JP62238676A 1987-09-25 1987-09-25 遠隔地計算装置 Expired - Fee Related JP2653064B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62238676A JP2653064B2 (ja) 1987-09-25 1987-09-25 遠隔地計算装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62238676A JP2653064B2 (ja) 1987-09-25 1987-09-25 遠隔地計算装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6482726A JPS6482726A (en) 1989-03-28
JP2653064B2 true JP2653064B2 (ja) 1997-09-10

Family

ID=17033654

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62238676A Expired - Fee Related JP2653064B2 (ja) 1987-09-25 1987-09-25 遠隔地計算装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2653064B2 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2976376B2 (ja) * 1988-04-21 1999-11-10 覚 田端 通信システム
JPH052541A (ja) * 1991-06-24 1993-01-08 Fujitsu Ltd プリンタ共用方式
JPH0535620A (ja) * 1991-07-26 1993-02-12 Hokuriku Nippon Denki Software Kk フアイル転送装置
JPH0778772B2 (ja) * 1991-11-25 1995-08-23 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレイション 電子メールシステムのメモリ構造およびメール配布タイプ作成方法
JP4520057B2 (ja) 2000-02-16 2010-08-04 株式会社リコー 出力端末
JP2001350696A (ja) * 2001-04-16 2001-12-21 Fuji Xerox Co Ltd 電子メール管理装置及び方法
JP2001350697A (ja) * 2001-04-16 2001-12-21 Fuji Xerox Co Ltd 電子情報管理装置及び方法
US7196236B2 (en) 2004-12-08 2007-03-27 Honeywell International Inc. Direct one-step synthesis of trifluoromethyl iodide
JP2006268304A (ja) * 2005-03-23 2006-10-05 Nomura Research Institute Ltd 投稿データ評価装置

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60146552A (ja) * 1984-01-11 1985-08-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd メ−ルボツクス管理システム
JPS61201539A (ja) * 1985-03-05 1986-09-06 Mitsubishi Electric Corp 電子メ−ル伝票受信処理装置
JPS6262361U (ja) * 1985-10-01 1987-04-17

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6482726A (en) 1989-03-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6901367B1 (en) Front end translation mechanism for received communication
US7174289B2 (en) Translating system and translating apparatus in which translatable documents are associated with permission to translate
US5568383A (en) Natural language translation system and document transmission network with translation loss information and restrictions
US6397253B1 (en) Method and system for providing high performance Web browser and server communications
US6836892B2 (en) Apparatus and method for use in distributed computing environment for converting data format between program language-specific format used in respective computers and stream format used for communication among computers
JP2002542540A (ja) ネットワーク上での遠隔翻訳のためのシステムおよび方法
JP2653064B2 (ja) 遠隔地計算装置
CN110389711B (zh) 帮助端点设备实现sr-iov功能的方法、设备和非瞬态计算机可读介质
US6668319B1 (en) Method and mechanism for correlating and matching mutually supported protocol features of system devices
JP6382475B1 (ja) 多言語コミュニケーションシステムおよび多言語コミュニケーション提供方法
US6993472B2 (en) Method, apparatus, and program for chaining machine translation engines to control error propagation
US7925788B2 (en) Systems and methods for universal protocol for case management systems
US8788257B1 (en) Unified cross platform input method framework
JP3467160B2 (ja) 多言語対応通信システム、サーバー装置及びサーバー装置の文書送信方法
JP2019003666A (ja) 多言語コミュニケーションシステムおよび多言語コミュニケーション提供方法
JPH11175529A (ja) 情報処理装置およびネットワークシステム
JP2653064C (ja)
US7089559B2 (en) Method, apparatus, and program for chaining server applications
CN113157354B (zh) 处理数据的方法、装置、设备和计算机可读介质
JP2003296327A (ja) 翻訳サーバ、ジャンル別オンライン機械翻訳方法、およびそのプログラム
JP3610743B2 (ja) 添付ファイル変換方法とこれを用いた電子メールシステムおよびそのための端末
WO2000005660A1 (en) Modular language translation system
JPH10222516A (ja) 多言語対応通信システム
JPH10162007A (ja) 多言語対応通信システム及びサーバー装置
Kemp et al. The ICL information processing architecture I PA

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees